JPH10137651A - 走行中の冶金製品に有機被覆剤を連続的に塗布する方法および装置 - Google Patents
走行中の冶金製品に有機被覆剤を連続的に塗布する方法および装置Info
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- JPH10137651A JPH10137651A JP9327065A JP32706597A JPH10137651A JP H10137651 A JPH10137651 A JP H10137651A JP 9327065 A JP9327065 A JP 9327065A JP 32706597 A JP32706597 A JP 32706597A JP H10137651 A JPH10137651 A JP H10137651A
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- Coating Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器に収容された気泡を巻き込む可能性のあ
る液体有機材料の浴から有機被覆剤を走行中の冶金製品
へ連続的に塗布し、液体有機材料の冶金製品への移動は
被覆区域で行う方法および装置。 【解決方法】気泡の巻き込みを無くすために、浴の被覆
区域の上流側に位置した少なくとも1つの区域内で液体
有機材料中に上昇流を発生させて浴中の気泡を表面近く
へ送り、破裂させるようにする。
る液体有機材料の浴から有機被覆剤を走行中の冶金製品
へ連続的に塗布し、液体有機材料の冶金製品への移動は
被覆区域で行う方法および装置。 【解決方法】気泡の巻き込みを無くすために、浴の被覆
区域の上流側に位置した少なくとも1つの区域内で液体
有機材料中に上昇流を発生させて浴中の気泡を表面近く
へ送り、破裂させるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走行中の冶金製品に
有機被覆剤を連続的に塗布する方法、特に鋼ストリップ
に樹脂を連続的に被覆する方法に関するものである。
有機被覆剤を連続的に塗布する方法、特に鋼ストリップ
に樹脂を連続的に被覆する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧延後の鋼ストリップは各種の冶金処
理、例えば、連続焼成や電気メッキを受けた後に樹脂か
ら成る有機被覆剤を塗布する仕上げの表面処理を受け
る。液体有機材料、例えば樹脂や塗料は一般にローラ塗
装によっての連続的に行われる。それに必要な設備は、
液体有機材料が供給トラフを介して連続的に供給される
容器を有し、この容器の中には回転ローラ群の少なくと
もその下部が浸漬され、液体有機材料は走行中のストリ
ップに均一に塗布される。容器には、液体有機材料の浴
中に浸された供給トラフから液体有機材料が連続的に供
給される。この供給によって浴表面に気泡が発生し、こ
の気泡は液体有機材料と一緒に回転中のローラへ送ら
れ、次いで走行中のストリップへ送られる。そのため表
面外観に欠点が生じる。
理、例えば、連続焼成や電気メッキを受けた後に樹脂か
ら成る有機被覆剤を塗布する仕上げの表面処理を受け
る。液体有機材料、例えば樹脂や塗料は一般にローラ塗
装によっての連続的に行われる。それに必要な設備は、
液体有機材料が供給トラフを介して連続的に供給される
容器を有し、この容器の中には回転ローラ群の少なくと
もその下部が浸漬され、液体有機材料は走行中のストリ
ップに均一に塗布される。容器には、液体有機材料の浴
中に浸された供給トラフから液体有機材料が連続的に供
給される。この供給によって浴表面に気泡が発生し、こ
の気泡は液体有機材料と一緒に回転中のローラへ送ら
れ、次いで走行中のストリップへ送られる。そのため表
面外観に欠点が生じる。
【0003】この欠点を無くすための公知の手段は、供
給勾配と回転ローラとの間に仕切りを配置して、両者を
遮断する方法であった。すなわち、浴表面上によどんで
いる気泡は仕切りによって保持され、気泡が取り除かれ
た液体有機材料は容器の下側部分に設けられた通路を通
って自由に流れることができ、優れた表面外観を有する
ストリップを得ることができる。しかし、消泡遮断板と
して用いられるこの仕切りは、走行中のストリップに気
泡が送られることで生じる問題の一部しか解決しない。
すなわち、下側部分が液体有機材料の浴中に浸漬された
1つまたは複数のローラの回転によって浴表面に気泡が
発生し、この気泡は他のローラによって走行中のストリ
ップへ送られてしまう。さらに、液体有機材料の浴の表
面より上に配置されたローラは、ローラに付着しなかっ
た過剰な量の液体有機材料が浴表面上に落下した時に浴
の表面に気泡を生じさせる。
給勾配と回転ローラとの間に仕切りを配置して、両者を
遮断する方法であった。すなわち、浴表面上によどんで
いる気泡は仕切りによって保持され、気泡が取り除かれ
た液体有機材料は容器の下側部分に設けられた通路を通
って自由に流れることができ、優れた表面外観を有する
ストリップを得ることができる。しかし、消泡遮断板と
して用いられるこの仕切りは、走行中のストリップに気
泡が送られることで生じる問題の一部しか解決しない。
すなわち、下側部分が液体有機材料の浴中に浸漬された
1つまたは複数のローラの回転によって浴表面に気泡が
発生し、この気泡は他のローラによって走行中のストリ
ップへ送られてしまう。さらに、液体有機材料の浴の表
面より上に配置されたローラは、ローラに付着しなかっ
た過剰な量の液体有機材料が浴表面上に落下した時に浴
の表面に気泡を生じさせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、回転
ローラおよび供給路によって発生され、液体有機材料と
一緒に走行中のストリップへ送られて表面外観に欠点を
生じさせる気泡を防ぐ手段を提供することにある。
ローラおよび供給路によって発生され、液体有機材料と
一緒に走行中のストリップへ送られて表面外観に欠点を
生じさせる気泡を防ぐ手段を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器に収容さ
れた気泡を巻き込む可能性のある液体有機材料の浴から
有機被覆剤を走行中の冶金製品へ連続的に塗布し、液体
有機材料の冶金製品への移動は被覆区域で行う方法にお
いて、気泡の巻き込みを無くすために、浴の被覆区域の
上流側に位置した少なくとも1つの区域内で液体有機材
料中に上昇流を発生させて浴中の気泡を表面近くへ送
り、破裂させるようにしたことを特徴とする方法を提供
する。
れた気泡を巻き込む可能性のある液体有機材料の浴から
有機被覆剤を走行中の冶金製品へ連続的に塗布し、液体
有機材料の冶金製品への移動は被覆区域で行う方法にお
いて、気泡の巻き込みを無くすために、浴の被覆区域の
上流側に位置した少なくとも1つの区域内で液体有機材
料中に上昇流を発生させて浴中の気泡を表面近くへ送
り、破裂させるようにしたことを特徴とする方法を提供
する。
【0006】本発明はさらに、下記a)〜d) a) 液体有機材料を収容した容器と、 b) この容器中に液体有機材料を連続的に供給する、液
体有機材料の浴中に浸漬された供給路と、 c) 支持ローラを含む冶金製品の移送手段と、 d) 下部が液体有機材料を収容した容器中に浸漬された
ピックアップローラとを有し、ピックアップローラは液
体有機材料を塗布ローラに写し、塗布ローラは液体有機
材料を走行中の冶金製品へ送る、有機被覆剤を走行中の
冶金製品へ連続的に塗布する上記の方法を実施するため
の装置において供給路とピックアップローラとの間に配
置された容器の少なくとも1つの区域内で上昇流を発生
させる手段と、供給路によって生じた気泡を保持し、ピ
ックアップローラおよび塗布ローラとピックアップロー
ラとの接触点で付着しなかった液体有機材料が容器中へ
落下することによって生じた気泡を引込む手段をさらに
有することを特徴とする装置を提供する。以下、縦断面
図を示す添付図面を用いて本発明の被覆設備の消泡装置
の実施例を説明する。
体有機材料の浴中に浸漬された供給路と、 c) 支持ローラを含む冶金製品の移送手段と、 d) 下部が液体有機材料を収容した容器中に浸漬された
ピックアップローラとを有し、ピックアップローラは液
体有機材料を塗布ローラに写し、塗布ローラは液体有機
材料を走行中の冶金製品へ送る、有機被覆剤を走行中の
冶金製品へ連続的に塗布する上記の方法を実施するため
の装置において供給路とピックアップローラとの間に配
置された容器の少なくとも1つの区域内で上昇流を発生
させる手段と、供給路によって生じた気泡を保持し、ピ
ックアップローラおよび塗布ローラとピックアップロー
ラとの接触点で付着しなかった液体有機材料が容器中へ
落下することによって生じた気泡を引込む手段をさらに
有することを特徴とする装置を提供する。以下、縦断面
図を示す添付図面を用いて本発明の被覆設備の消泡装置
の実施例を説明する。
【0007】
【実施例】供給路1は液体有機材料3の容器2中に浸さ
れ液体有機材料を連続的に上記容器に供給している。液
有機材料は樹脂液体で、供給路1の流量は使用する樹脂
の種類に合わせて50〜60l/mnにする。液体有機材料3を
容器2へ供給することによって浴の表面に気泡が発生す
る。ピックアップローラ4の下端部は液体有機材料3を
入れた容器2中に浸漬されている。ピックアップローラ
4は液体有機材料3を塗布ローラ5へ送る。塗布ローラ
5は液体有機材料を支持ローラ6によって支持された走
行中の冶金製品7へ送る。冶金製品7の走行速度は例え
ば60〜80m/分である。ピツクアツプローラ4が回転して
浴表面と衝突する時に気泡が生じる。その気泡の一部は
ピックアップローラ4の回転によって液体有機材料3と
一緒に塗布ローラ5へ運ばれ、次いで、冶金製品7へ送
られる。
れ液体有機材料を連続的に上記容器に供給している。液
有機材料は樹脂液体で、供給路1の流量は使用する樹脂
の種類に合わせて50〜60l/mnにする。液体有機材料3を
容器2へ供給することによって浴の表面に気泡が発生す
る。ピックアップローラ4の下端部は液体有機材料3を
入れた容器2中に浸漬されている。ピックアップローラ
4は液体有機材料3を塗布ローラ5へ送る。塗布ローラ
5は液体有機材料を支持ローラ6によって支持された走
行中の冶金製品7へ送る。冶金製品7の走行速度は例え
ば60〜80m/分である。ピツクアツプローラ4が回転して
浴表面と衝突する時に気泡が生じる。その気泡の一部は
ピックアップローラ4の回転によって液体有機材料3と
一緒に塗布ローラ5へ運ばれ、次いで、冶金製品7へ送
られる。
【0008】ピックアップローラ4と塗布ローラ5との
接触点で付着しなかった過剰な有機材料は浴中へ落下
し、液体有機材料3の浴表面での気泡生成の原因とな
る。本発明では、供給路1とピックアップローラ4との
間に1つのローラすなわち可動ローラ8が置かれる。可
動ローラ8の下端部は液体有機材料3の浴中に表面から
約2cmだけ浸漬されている。可動ローラ8はピックアッ
プローラ4の方向とは逆方向へ回転して、液体有機材料
3の浴中の被覆区域の前で上昇流を発生させて、浴中に
含ませる気泡を表面近くへ送る。回転によって浴中に新
しい気泡が生じないようにするために、可動ローラ8の
回転速度は遅くするのが好ましい。
接触点で付着しなかった過剰な有機材料は浴中へ落下
し、液体有機材料3の浴表面での気泡生成の原因とな
る。本発明では、供給路1とピックアップローラ4との
間に1つのローラすなわち可動ローラ8が置かれる。可
動ローラ8の下端部は液体有機材料3の浴中に表面から
約2cmだけ浸漬されている。可動ローラ8はピックアッ
プローラ4の方向とは逆方向へ回転して、液体有機材料
3の浴中の被覆区域の前で上昇流を発生させて、浴中に
含ませる気泡を表面近くへ送る。回転によって浴中に新
しい気泡が生じないようにするために、可動ローラ8の
回転速度は遅くするのが好ましい。
【0009】可動ローラ8はその表面に付着した気泡を
運び、それが最後に破裂するまでは液体有機材料3と接
触しなくなるという利点も有している。ピックアップロ
ーラ4の近くの液体有機材料の浴は気泡を含まないの
で、極めて優れた表面外観を有する有機材料で被覆され
たストリップが得られる。本発明の一つの実施例では添
付の断面図に示す垂直壁すなわち上流側の直線状の壁x
と、下流側の斜めの壁yとを有する容器2が使用され
る。容器2の長さは2.30m で、上側部分の幅は95cm、下
側部分の幅は75cm、深さは13cmである。下流壁yは液体
有機材料3の浴中の乱れを制限するために傾斜してい
る。容器2の垂直壁xの近くに配置された供給路1は長
さ1.55m 、直径3〜4cmの水平管から成り、この水平管
には長さ16cm、直径3〜4cmの斜めまたは垂直な4つの
管が連結されている。これら4つの管は互いの間隔が40
cmで、その直径3〜4mmの先端部は液体有機材料3の浴
中に浸されている。
運び、それが最後に破裂するまでは液体有機材料3と接
触しなくなるという利点も有している。ピックアップロ
ーラ4の近くの液体有機材料の浴は気泡を含まないの
で、極めて優れた表面外観を有する有機材料で被覆され
たストリップが得られる。本発明の一つの実施例では添
付の断面図に示す垂直壁すなわち上流側の直線状の壁x
と、下流側の斜めの壁yとを有する容器2が使用され
る。容器2の長さは2.30m で、上側部分の幅は95cm、下
側部分の幅は75cm、深さは13cmである。下流壁yは液体
有機材料3の浴中の乱れを制限するために傾斜してい
る。容器2の垂直壁xの近くに配置された供給路1は長
さ1.55m 、直径3〜4cmの水平管から成り、この水平管
には長さ16cm、直径3〜4cmの斜めまたは垂直な4つの
管が連結されている。これら4つの管は互いの間隔が40
cmで、その直径3〜4mmの先端部は液体有機材料3の浴
中に浸されている。
【0010】可動ローラ8は厚さが3〜4cm、直径が25
cm、長さが2m の鋼芯から成り、ゴム層で被覆され、そ
の下側部分は液体有機材料3の浴中に2cmの深さで浸漬
されている。ピックアップローラ4は直径25cm、長さ約
2mのクロムで被覆された鋼芯から成り、可動ローラ8
との間の距離は5cmである。塗布ローラ5は直径30cm、
長さ約2m のゴム層で被覆された鋼芯から成り、ゴムの
磨耗があるレベルすなわちローラの直径が25.5cmに達す
るまで使用可能である。冶金製品7の走行速度は60〜80
m/分である。この速度を100 とした場合、塗布ローラ5
の速度はこの走行速度の130 〜160 %で、ピックアップ
ローラ4の速度はこの走行速度の40〜60%で変えること
ができる。可動ローラ8の速度は上記走行速度の5〜15
%(一般的には10%)である。
cm、長さが2m の鋼芯から成り、ゴム層で被覆され、そ
の下側部分は液体有機材料3の浴中に2cmの深さで浸漬
されている。ピックアップローラ4は直径25cm、長さ約
2mのクロムで被覆された鋼芯から成り、可動ローラ8
との間の距離は5cmである。塗布ローラ5は直径30cm、
長さ約2m のゴム層で被覆された鋼芯から成り、ゴムの
磨耗があるレベルすなわちローラの直径が25.5cmに達す
るまで使用可能である。冶金製品7の走行速度は60〜80
m/分である。この速度を100 とした場合、塗布ローラ5
の速度はこの走行速度の130 〜160 %で、ピックアップ
ローラ4の速度はこの走行速度の40〜60%で変えること
ができる。可動ローラ8の速度は上記走行速度の5〜15
%(一般的には10%)である。
【0011】この設備によって金属ストリップ7に塗布
される液体有機材料3は、例えば、極めて流動性が高
く、動粘度が約10cPである樹脂である。用いる樹脂の例
としては、自動車産業で一般に使用されるシリカを主成
分とし、被覆の厚さが湿潤層で約7μmであるSOLPLEX
樹脂を挙げることができる。供給路のポンプ流量は樹脂
の粘度に応じて50〜60l/分に変えることができる。本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、可
動ローラ8を可動表面の移動で有機材料の浴中に上昇流
を発生させる他の任意の手段に代えることができる。
される液体有機材料3は、例えば、極めて流動性が高
く、動粘度が約10cPである樹脂である。用いる樹脂の例
としては、自動車産業で一般に使用されるシリカを主成
分とし、被覆の厚さが湿潤層で約7μmであるSOLPLEX
樹脂を挙げることができる。供給路のポンプ流量は樹脂
の粘度に応じて50〜60l/分に変えることができる。本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、可
動ローラ8を可動表面の移動で有機材料の浴中に上昇流
を発生させる他の任意の手段に代えることができる。
【図1】 本発明装置の1実施例の概念図。
1 供給路 2 容器 3 液体有機材料 4 ピックア
ップローラ 5 塗布ローラ 6 支持ロー
ラ 7 冶金製品 8 可動ロー
ラ
ップローラ 5 塗布ローラ 6 支持ロー
ラ 7 冶金製品 8 可動ロー
ラ
Claims (7)
- 【請求項1】 容器に収容された気泡を巻き込む可能性
のある液体有機材料の浴から有機被覆剤を走行中の冶金
製品へ連続的に塗布し、液体有機材料の冶金製品への移
動は被覆区域で行う方法において、 気泡の巻き込みを無くすために、浴の被覆区域の上流側
に位置した少なくとも1つの区域内で液体有機材料中に
上昇流を発生させて浴中の気泡を表面近くへ送り、破裂
させるようにしたことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 気泡が付着する表面を有する要素を移動
させることで発生させた上昇流によって気泡を移動させ
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 下記a)〜d) a) 液体有機材料3を収容した容器2と、 b) この容器2中に液体有機材料3を連続的に供給す
る、液体有機材料3の浴中に浸漬された供給路1と、 c) 支持ローラ6を含む冶金製品の移送手段と、 d) 下部が液体有機材料3を収容した容器2中に浸漬さ
れたピックアップローラ4とを有し、ピックアップロー
ラ4は液体有機材料3を塗布ローラに写し、塗布ローラ
5は液体有機材料3を走行中の冶金製品7へ送る、有機
被覆剤を走行中の冶金製品6へ連続的に塗布する、請求
項1または2に記載の方法を実施するための装置におい
て供給路1とピックアップローラ4との間に配置された
容器の少なくとも1つの区域内で上昇流を発生させる手
段と、供給路1によって生じた気泡を保持し、ピックア
ップローラ4および塗布ローラ5とピックアップローラ
4との接触点で付着しなかった液体有機材料が容器中へ
落下することによって生じた気泡を引込む手段をさらに
有することを特徴とする装置。 - 【請求項4】 上記の保持・引込み手段が容器2中に一
部が浸漬された可動表面を有する要素から成る請求項3
に記載の装置。 - 【請求項5】 上記要素が回転する可動ローラ8から成
る請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】 可動要素がピックアップローラ4と同じ
方向に回転する請求項4または5に記載の装置。 - 【請求項7】 可動要素の移動速度が金属ストリップ7
の走行速度の5〜15%である請求項4〜6のいずれか一
項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9613772A FR2755702B1 (fr) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | Procede d'application en continu d'un revetement organique sur un produit metallurgique en defilement et dispositif pour sa mise en oeuvre |
FR9613772 | 1996-11-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10137651A true JPH10137651A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=9497539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9327065A Withdrawn JPH10137651A (ja) | 1996-11-13 | 1997-11-12 | 走行中の冶金製品に有機被覆剤を連続的に塗布する方法および装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5935658A (ja) |
EP (1) | EP0842709B1 (ja) |
JP (1) | JPH10137651A (ja) |
AT (1) | ATE214973T1 (ja) |
CA (1) | CA2221124A1 (ja) |
DE (1) | DE69711328T2 (ja) |
ES (1) | ES2171861T3 (ja) |
FR (1) | FR2755702B1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1169628C (zh) * | 1999-12-03 | 2004-10-06 | Bhp钢铁有限公司 | 涂敷移动衬底表面的方法和装置 |
WO2012019777A1 (en) * | 2010-08-12 | 2012-02-16 | Tata Steel Uk Limited | Method for applying a paint system on a moving steel strip to form a coating, and steel strip thus produced |
CN108993821A (zh) * | 2018-09-29 | 2018-12-14 | 宁波瑞成包装材料有限公司 | 多功能薄膜生产线预涂装置 |
CN111889297A (zh) * | 2020-07-13 | 2020-11-06 | 张家港骏马无纺布有限公司 | 一种无纺布涂布机 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2221780A (en) * | 1939-03-10 | 1940-11-19 | Collins & Aikman Corp | Vat dyeing and apparatus therefor |
GB1404616A (en) * | 1972-11-27 | 1975-09-03 | Wiggins Teape Research Dev Ltd | Apparatus for applying a coating to a web of material |
FR2341199A1 (fr) * | 1976-02-11 | 1977-09-09 | Commissariat Energie Atomique | Procede et dispositif de formation et de depot sur un substrat de couches monomoleculaires de molecules amphiphiles |
US4158333A (en) * | 1978-05-01 | 1979-06-19 | Anpa Research Institute | Inking baffle for rotary newspaper presses |
FR2477900A1 (fr) * | 1980-03-14 | 1981-09-18 | Heurtey Metallurgie | Procede et dispositif de separation des atmospheres gazeuses dans des installations de traitement thermique sous atmosphere |
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