JPS589804B2 - 磁場中圧縮成形法 - Google Patents
磁場中圧縮成形法Info
- Publication number
- JPS589804B2 JPS589804B2 JP50084368A JP8436875A JPS589804B2 JP S589804 B2 JPS589804 B2 JP S589804B2 JP 50084368 A JP50084368 A JP 50084368A JP 8436875 A JP8436875 A JP 8436875A JP S589804 B2 JPS589804 B2 JP S589804B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- compression molding
- applying
- molding method
- alloy powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Powder Metallurgy (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁場中圧縮成形法に関するものであり、さらに
詳しく述べるならば磁石用合金粉末、例えばアルニコ粉
末、希土類コバルト系合金粉末、に磁場を印加しなから
押型中で圧縮成形して一軸異方性をもった磁石を製造す
る方法に関する。
詳しく述べるならば磁石用合金粉末、例えばアルニコ粉
末、希土類コバルト系合金粉末、に磁場を印加しなから
押型中で圧縮成形して一軸異方性をもった磁石を製造す
る方法に関する。
従来の磁場中圧縮成形法によると、圧縮方向と直交する
高磁場を印加した後成形体が型抜きされていた。
高磁場を印加した後成形体が型抜きされていた。
この方法では圧縮力を高め成形粉末の充てん率を高めよ
うとすると図面に示すように成形体1にしばしば割れ2
が生じた。
うとすると図面に示すように成形体1にしばしば割れ2
が生じた。
割れが発生する原因は圧縮力及び磁場に関係する一方向
磁化の程度と関連しており、成形体が一方向のみに着磁
されて両端面にN,Sの磁極が作られ、成形体は静磁エ
ネルギーが高い状態になると磁極を分割して静磁エネル
ギーを下げようとする力が成形体に内在し、そこへ成形
体を型抜きしようとする時外部から何らかのショックが
加わるとこの力が静磁エネルギーを下げようとする力と
相まって割れを生じるのである。
磁化の程度と関連しており、成形体が一方向のみに着磁
されて両端面にN,Sの磁極が作られ、成形体は静磁エ
ネルギーが高い状態になると磁極を分割して静磁エネル
ギーを下げようとする力が成形体に内在し、そこへ成形
体を型抜きしようとする時外部から何らかのショックが
加わるとこの力が静磁エネルギーを下げようとする力と
相まって割れを生じるのである。
一般に、合金粉末の圧縮成形において、圧縮力が高いは
ど圧粉体の密度乃至充てん率が高くなり、また所定充て
ん率を得るための圧縮力は比重が犬な合金ほど高くなる
ことは良く知られている。
ど圧粉体の密度乃至充てん率が高くなり、また所定充て
ん率を得るための圧縮力は比重が犬な合金ほど高くなる
ことは良く知られている。
永久磁石合金粉末の場合は、合金の比重が大であり、5
ton/i程度以上の圧縮力で充てん率はほぼ飽和する
。
ton/i程度以上の圧縮力で充てん率はほぼ飽和する
。
特に希土類コバルト系合金粉末の場合は、5tOn/(
111程度以上の圧縮力を用いる磁場中圧縮成形方法と
、充てん率が50%程度の低い圧縮力で磁場中圧縮し次
に静水圧圧縮する方法と、が従来行われていた。
111程度以上の圧縮力を用いる磁場中圧縮成形方法と
、充てん率が50%程度の低い圧縮力で磁場中圧縮し次
に静水圧圧縮する方法と、が従来行われていた。
ただし、前者には上述のような割れの問題があるので、
後者が主に行われていた。
後者が主に行われていた。
本発明は磁石合金、特に希土類コバルト系合金粉末、に
ついて高圧縮力磁場中圧縮成形中の割れを防止すること
を目的とする。
ついて高圧縮力磁場中圧縮成形中の割れを防止すること
を目的とする。
本発明に係る方法は、5トン/一以上の圧縮力で合金粉
末を押型中にて圧縮し、合金粉末に圧縮方向と直交する
高磁場を印加して一軸異方性を与えた後に、加圧状態の
まま又は加圧力を取去った状態で減磁場、望ましくは成
形体の固有保磁力より少し大きい磁場、を印加して、成
形体を押型から取除くことを特徴とする。
末を押型中にて圧縮し、合金粉末に圧縮方向と直交する
高磁場を印加して一軸異方性を与えた後に、加圧状態の
まま又は加圧力を取去った状態で減磁場、望ましくは成
形体の固有保磁力より少し大きい磁場、を印加して、成
形体を押型から取除くことを特徴とする。
本方法は磁石に一軸異方性を与えた後に減磁し、望まし
くは残留磁化をほぼゼロにして、静磁エネルギーを少な
くすることを意図している。
くは残留磁化をほぼゼロにして、静磁エネルギーを少な
くすることを意図している。
減磁場を印加した後減磁場を取除き又はそのままにして
型抜きを行う。
型抜きを行う。
本方法によると型抜の際の静磁エネルギーが小さくなっ
ているため割れが防止され歩留りが大巾に向上する。
ているため割れが防止され歩留りが大巾に向上する。
実施例
寸法が10×5×5mmの希土類コバルト系焼結磁石の
製造において5トン/dの圧力下で約10,0000e
の磁場を印加して一軸異方性を与えた後に、約3,00
00eの減磁場を加えた。
製造において5トン/dの圧力下で約10,0000e
の磁場を印加して一軸異方性を与えた後に、約3,00
00eの減磁場を加えた。
減磁場を除いた後に成型品を型抜きした。
型抜き品の充てん率は75%であった。
割れ発生率は5%であった。
なお減磁場を印加しない場合の割れ発生率は50%にも
達していた。
達していた。
図面は一方向の磁場のみを印加して圧縮成形した成形体
を示す図面である。
を示す図面である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 永久磁石用合金粉末に磁場を印加しながら押型の中
で5トン/一以上の圧力で圧縮して加圧成形体を得る方
法において、 前記永久磁石用合金粉末に磁場を印加した後に、加圧状
態のまま又は加圧力を取去った状態で前記合金粉末に成
形体の固有保磁力よりもわずかに大きい減磁場を印加し
、次に成形された前記永久磁石用合金粉末を前記押型か
ら取除くことを特徴とする磁場中圧縮成形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50084368A JPS589804B2 (ja) | 1975-07-11 | 1975-07-11 | 磁場中圧縮成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50084368A JPS589804B2 (ja) | 1975-07-11 | 1975-07-11 | 磁場中圧縮成形法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS528910A JPS528910A (en) | 1977-01-24 |
JPS589804B2 true JPS589804B2 (ja) | 1983-02-23 |
Family
ID=13828574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50084368A Expired JPS589804B2 (ja) | 1975-07-11 | 1975-07-11 | 磁場中圧縮成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589804B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61169705U (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-21 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48101594A (ja) * | 1972-04-08 | 1973-12-20 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS476275Y1 (ja) * | 1969-09-29 | 1972-03-04 |
-
1975
- 1975-07-11 JP JP50084368A patent/JPS589804B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48101594A (ja) * | 1972-04-08 | 1973-12-20 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61169705U (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS528910A (en) | 1977-01-24 |
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