JPS5897573A - 自動二輪車用サドルおよびその製造方法 - Google Patents

自動二輪車用サドルおよびその製造方法

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JPS5897573A
JPS5897573A JP56193070A JP19307081A JPS5897573A JP S5897573 A JPS5897573 A JP S5897573A JP 56193070 A JP56193070 A JP 56193070A JP 19307081 A JP19307081 A JP 19307081A JP S5897573 A JPS5897573 A JP S5897573A
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JP
Japan
Prior art keywords
saddle
core plate
mold
motorcycle
resin material
Prior art date
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Pending
Application number
JP56193070A
Other languages
English (en)
Inventor
掛谷 巍
幹夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication of JPS5897573A publication Critical patent/JPS5897573A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動二輪車用サドルおよびその製造方法に関す
るものである。
自動二輪車に用いられているサドルは、一般に鋼板のプ
レス加工品を芯板として、この上部にウレタンフオーム
を積層するとともに、このウレタンフオームの外周を塩
化ビニールシートからなるカバーで被覆することによっ
て組み上げられるようにしていた。このようにして作ら
れるサドルはその中に充填されるウレタンフオームを押
付けつつ塩化ビニールシートカバーを引っ張りながら上
記芯板の裏面側に縫製またはビードモール等で取付ける
ようにされているが、このような組立工程により組立て
た場合には組付は能率が悪く、しかも塩化ビニールシー
トカバーの縁部に縫製により装填されたワイヤ等の跳返
りにより手を痛めることがある等の欠点があり、しかも
組立てた状態ではそのシートカバーに皺等が生じ易く、
商品価値が著しく低減する等の欠点が指摘されていた。
本発明は上述の如き従来のサドルの欠点を除去し、しか
もその形状においても自由な形状が得られる自動二輪車
用サドルおよびその報道方法を提供するものである。
以下本発明の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図はこの発明に係る自動二輪車用のサドルを示すも
のである。このものは車体の座面上に装着される断面略
台形状に形成された複合樹脂材料からなる芯板1と、こ
の芯板1上を包囲し、かつサドル外形状に形成されたエ
ラストマスキン層2と、該エラストマスキン層2と上記
芯板1問、に形成された空隙に充填されて上記スキン層
2および芯板を一体化する発泡層3とから構成されてい
る。
そして、上記エラストマスキン層2の上面すなわち座乗
面には溝模様2aが形成され、その座乗面に凹凸を形成
しであるとともに、その座乗面の外周囲には装飾用の線
状溝模様2bが形成され、これらによって上記サドルの
外表面に所定の意匠的な模様形状を付与するようにしで
ある。
なお、上記芯板1は、図面においてはその横断面形状が
示されているのみであるが、車体の座面の形状に対鉄し
た曲面にプレスによって成形されている。
次に上述の如く構成されたサドルの成形順序について説
明する。
この成形順序としては (1)ウレタン硬化性樹脂液を成形型の一方の型面上に
塗布し、硬化せしめて高分子ウレタンエラストマ表皮を
形成する工程、 (2)他方の型面に複合樹脂材料からなる芯板を装着す
る工程、 (3)発泡性ウレタン樹脂液を型内に注型し、しかる後
雌雄両金型を型締めして樹脂液を発泡硬化せしめて三者
一体化する工程、 の各工程順序で製造される。
第2図はこの成形に用いられる成形金型を示すもので、
このものは下型、すなわち雌型10と、この下型の一側
部にヒンジ11を介して接合離間可能に連結された上型
すなわち雄型12と、上記両金型10.12の開閉端に
あって型締め時において両者間をクランプするクランプ
具13.13とから概略構成されている。そして上記下
型10にはその断面が略台形状をなす凹状の型面10a
が形成されているとともに、上型12には上記型面10
aに対応して凸状の型面12aが形成され、両金型10
.12間を型締めした状態で両型面間には所要の空隙(
キャビティ)が形成されているようになっている。
そして上記下型10の型面10aの内面には更にこれと
相似形状をなすシリコン型14が着脱自在に嵌合されて
いる。
このシリコン型14は後述する成形過程において成形品
の外表面にシボ付は加工を行なうこと、および型抜き上
でアンダーカット部分がある場合にはそのアンダーカッ
トの無理抜きを可能にすること、および更に成形品の離
型性を良好ならしめる目的で設けられたものである。
以上の如き構成された成形型を用いた成形順序について
説明すると、 まず上記゛シリコン型14の内面にスプレー装置15等
によってウレタン硬化性樹脂液が塗布され、この塗布さ
れた樹脂液は硬化して高分子ウレタンエラストマ表皮を
形成する。
このウレタン硬化性樹脂液の材質としては分子量500
〜4000のアジペート系ポリエステルと、ジイソシア
ネートとのプレポリマーおよび硬化剤を混合したもので
あり、このようなプレポリマーは更に詳しくは、上記ポ
リオールは末端に水酸基を持つものが最初の成分であり
、ポリオールはアジペートのポリエステルが良く、更に
その分子量500〜4000のものが最適である。また
そのプレポリマーを付与するためのジイソシアネートに
は脂肪属炭素原子に結合したイソシアネ−ト基を有する
ものが良く、これらの配合においては耐候性および耐光
性に優れたものが得られる。
次にこのプレポリマーに対して硬化剤としてはアミンを
使用するものであるが、このアミンは脂肪属1級ジアミ
ンをケトン系溶剤で希釈し、使用することによって咳ア
ミンはシッフ基を形成し、優れた物性を有する表皮を作
ることが可能であり、上記プレポリマーを溶剤で希釈し
シッフ塩基を一添加してスプレー塗布すると、溶剤が散
逸し、シッフ塩基の平行はジアミンを形成する方向にシ
フトされ、高分子ウレタンエラストマを得るために急速
にプレポリマーと反応開始し、該反応メカニズムのため
にポットライフすなわち硬化剤とプレポリマーとの混合
後の貯蔵性が悪いが、優れた物性が得られる。
次に第2.第3図に示すようにスプレー塗布後玉型12
の型面12a上に上述の芯板1をセットしておく。この
芯板1は上述の如くリグニン多糖類を含有する木屑、例
えばハードボード廃材を粉砕した木粉とポリプロピレン
を加え、この混合物を170〜190℃で加熱押出する
と、ポリプロピレンは木粉に含有されている夾雑物、リ
グニン多糖類とともに、可塑化されて木粉の成分である
木質繊緒の周囲を均一被覆密着して木材と合成樹脂双方
の持つ長所を兼備し、短所を補い合った省資源材料とな
り、このものは上述の如く車体の座面形状に合せた形状
にプレス成形されたものである。このようにセツティン
グ作業が終わったならば第3図に示すように上記シリコ
ン型14の内面にウレタン注入器16によって発泡性ウ
レタン樹脂液を所定量注入し、次いで第4図に示す如く
上型12を下型に係合しクランプ13.13を係合して
型締めすれば、上記発泡性樹脂液は芯板1と上述の工程
により形成されたエラストマスキン層2の間で発泡し、
該発泡W3によって上記ウレタンエラストマからなるス
キン層2と芯板1間を相互に接着する。
しかして、発泡硬化後に上型12を下型より離間せしめ
、次いでシリコン型14とともに成形品を下型10の型
面上から脱型し、次いでシリコン型14を引き剥がせば
第1図に示す如き各部一体化された自動二輪車用のサド
ルが形成される床とになる。なお、上記シリコン型14
はその型面を洗浄後再度下型上にセットされることにな
る。
次に第5図(a)、(b)に示すものはこの発明の他の
実施例を示すもので、上記芯板1の内部には鉄板あるい
は鉄パイプ等の金具20あるいは21がインサートして
形成されている。このものは上記芯板1のプレス成形時
において所要形状にそのプレス成形型の型面に上記金具
類を設置しておきこの状態で半溶融状態の芯板形成材料
をプレス成形すれば図に示す如き金具類がインサートさ
れることになる。
この場合においては更に芯板1の強度が大となり、しか
も部分的に金具をインサートしているために従来の一枚
の鉄板で構成された芯板に比してその重量が軽減される
という利点を有する。
なお、上記エラストマスキン層についてその特徴を述べ
るならば上記エラストマスキン層には従来の塩化ビニー
ルシート等に比べ、光沢および感触性に優れ、低温特性
が良好であり、しがも耐摩耗性が優れるとともに、耐候
性および熱ショックによる変形が小であり、耐薬品性、
耐衝撃性に優れしかも塩化ビニールシートに比して可塑
剤等の揮発分がないために曇化がなく、更にはその成形
上の特徴からデザイン上の自由度が大であり、シ′かも
着色が自由である等の特徴を有している。
また上記複合樹脂材料からなる芯板についてその特徴を
述べるならば、熱可塑性樹脂と同様な成形性が有り、し
かもこれをポリプロピレン複合樹脂として構成した場合
にはポリプロピレン樹脂単体より高い剛性を有し、寸法
安定性、耐熱性が優れしかも本粉を含有することによっ
て他の複合樹脂に比べて軽■化できる等の数多くの特徴
を有したものである。
以上実施例により詳細に説明したように、この発明に係
る自動二輪車用サドルおよびその製造方法にあっては上
述の如く成形型内で芯板および発泡層およびエラストマ
スキン層を一体に成形できるためにその製造は極めて簡
単であるとともに、しかもサドルを構成する各部材の優
れた特徴によって、耐久力が大でしかもその表皮部分等
の皺よりがなく形状等においても成形の自由度が大であ
る等の外観上の特徴を有し、しかも軽量であってその強
度等においても充分なものとすることができる等の優れ
た特徴を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る自動二輪車用サドルの一部を切
替えて示す斜視図、第2図ないし第4図はこの発明方法
の一実施例を示す工程説明図、第5図(a)、(b)は
芯板の他の実施例を示す部分拡大断面図である。 1・・・・・・・・・芯板 2・・・・・・・・・エラストマスキン層3・・・・・
・・・・発泡層 10・・・・・・下型(雌型) 12・・・・・・上型(雄型) 特許出願人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サドルの面形状にプレス成形された複合樹脂材料
    からなる芯板とこの芯板上を包囲し、かつサドル外形状
    に形成されたエラストマスキン層と、該エラストマスキ
    ン層と芯板間に形成された空隙内に充填されて上記スキ
    ン層および芯板を一体化する発泡層とからなる自動二輪
    車用サドル。
  2. (2)上記芯板は、ポリプロピレンに木粉を混合してな
    る複合樹脂材料のプレス成形体であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の自動°′二輪車用サドル。
  3. (3)上記芯板はポリプロピレンに木粉を混合してなる
    複合樹脂材料に補強用鋼材をインサートして成形したプ
    レス成形体であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の自動二輪車用サドル。
  4. (4)サドル形状の型面を形成した雌雄両型のサドル外
    形側型面上にウレタン硬化性樹脂液を塗布し、硬化せし
    めて高分子ウレタンエラストマ表皮を形成するとともに
    、サドル底面側型面状に複合樹脂材料からなる芯板を装
    着し、次いで発泡性ウレタン樹脂液を型内に注型し、し
    かる後雌雄両金型を型締めして上記樹脂液を発泡硬化せ
    しめて一体化するようにした。ことを特徴とする自動二
    輪車用サドルの製造方法。
JP56193070A 1981-12-01 1981-12-01 自動二輪車用サドルおよびその製造方法 Pending JPS5897573A (ja)

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