JPS5896050A - メタクリルアミドの製造法 - Google Patents
メタクリルアミドの製造法Info
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- JPS5896050A JPS5896050A JP56192626A JP19262681A JPS5896050A JP S5896050 A JPS5896050 A JP S5896050A JP 56192626 A JP56192626 A JP 56192626A JP 19262681 A JP19262681 A JP 19262681A JP S5896050 A JPS5896050 A JP S5896050A
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- methacrylamide
- ferrous sulfate
- sulfuric acid
- sulfate
- polymerization
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はメタクリルアミドの重合の抑制に関するもので
ある。更に詳しくはアセトンシアンヒドリンと硫酸との
反応でメタクリルアミド硫酸塩を合成し、ついでこれを
水あるいは有機溶媒中でアンモニア、アルカリ金属の炭
酸塩もしくは水酸化物あるいはアルカリ土類金属の炭酸
塩もしくは水酸化物で中和する事から成るメタクリルア
ミド製造法におけるメタクリルアミドの重合の抑制に関
する。
ある。更に詳しくはアセトンシアンヒドリンと硫酸との
反応でメタクリルアミド硫酸塩を合成し、ついでこれを
水あるいは有機溶媒中でアンモニア、アルカリ金属の炭
酸塩もしくは水酸化物あるいはアルカリ土類金属の炭酸
塩もしくは水酸化物で中和する事から成るメタクリルア
ミド製造法におけるメタクリルアミドの重合の抑制に関
する。
令名にも、上記の工程でのメタクリルアミドの重合抑制
の目的で、種々の化合物を添加する方法が提案されてい
た。しかし、いずれも問題点を有しており、改良が望ま
れていた。
の目的で、種々の化合物を添加する方法が提案されてい
た。しかし、いずれも問題点を有しており、改良が望ま
れていた。
例えば、特公昭38−8964のフェノチアジン、フェ
ノキサジン又はフェナジン系の化合物は添加により重合
の抑制効果は充分認められるが、反応系での着色が著し
く、通常濃褐色ないし黒褐色を呈しており、その為メタ
クリルアミドの硫酸塩を中和後、晶析したメタクリルア
ミドは着色が著しく、溶剤を用いて数回再結晶を繰り返
しても着色は若干減少する程度に過ぎず、精製に特別の
工夫をしなければ、実用化は困難である。
ノキサジン又はフェナジン系の化合物は添加により重合
の抑制効果は充分認められるが、反応系での着色が著し
く、通常濃褐色ないし黒褐色を呈しており、その為メタ
クリルアミドの硫酸塩を中和後、晶析したメタクリルア
ミドは着色が著しく、溶剤を用いて数回再結晶を繰り返
しても着色は若干減少する程度に過ぎず、精製に特別の
工夫をしなければ、実用化は困難である。
また、例えば8−ヒドロキシキノリン(特公昭39−2
3548)、 フエロン(特公昭4O−7171)、
フリルジオキシム(%公昭40−7172)、
jfルオ*シ/(I¥j公11840−23004)等
の提案もあるが、重合抑止能が顕著でなく、しかもいず
れも反応工程での着色が激しい事、又特殊な化合物の使
用の為に経済性に問題がある。
3548)、 フエロン(特公昭4O−7171)、
フリルジオキシム(%公昭40−7172)、
jfルオ*シ/(I¥j公11840−23004)等
の提案もあるが、重合抑止能が顕著でなく、しかもいず
れも反応工程での着色が激しい事、又特殊な化合物の使
用の為に経済性に問題がある。
本発明者らは上述のような欠点を有しない工業−ヒ有利
なメタクリルアミドの重合抑制法について鋭意検討した
結果、アセトンシアンヒドリンと硫酸との反応あるいは
メタフリロニトリルと水、硫酸との反応でメタクリルア
ミドを合成する反応工程に硫酸第一鉄を共存せしめるこ
とによりこれらの問題が一挙に解決されることを見出し
、本発明を完成させたものである。
なメタクリルアミドの重合抑制法について鋭意検討した
結果、アセトンシアンヒドリンと硫酸との反応あるいは
メタフリロニトリルと水、硫酸との反応でメタクリルア
ミドを合成する反応工程に硫酸第一鉄を共存せしめるこ
とによりこれらの問題が一挙に解決されることを見出し
、本発明を完成させたものである。
スナわち、本発明はアセトンシアンヒドリンもしくはメ
タフリロニトリルと硫酸との反応でメタクリルアばドを
合成する際、硫酸第一鉄の存在下で行うことを特徴とす
る方法であり、具体的には硫酸第一鉄を添加した硫酸を
使用することによって高収率で着色の少ないメタクリル
アミド硫酸塩を生成させることができる。
タフリロニトリルと硫酸との反応でメタクリルアばドを
合成する際、硫酸第一鉄の存在下で行うことを特徴とす
る方法であり、具体的には硫酸第一鉄を添加した硫酸を
使用することによって高収率で着色の少ないメタクリル
アミド硫酸塩を生成させることができる。
更にこのメタクリルアミド硫酸塩を水あるいは有機溶媒
中で、アンモニア、アルカリ金属もしくはアルカリ土類
金属の炭酸塩もしくは水酸化物で中和してメタクリルア
ミドを遊Mgせる際も、反応で生成したメタクリルアミ
ドの減少は殆んど生じないことも判明した。
中で、アンモニア、アルカリ金属もしくはアルカリ土類
金属の炭酸塩もしくは水酸化物で中和してメタクリルア
ミドを遊Mgせる際も、反応で生成したメタクリルアミ
ドの減少は殆んど生じないことも判明した。
更にまたこの反応液および中和液の着色は前述の公知の
重合抑制剤を使用した場合と異なり非常に少ないことが
特徴であり、従って中和した液から採取されるメタクリ
ルアミドの結晶は粗結晶でも白色に近(、洗浄あるいは
再結晶等により、簡単に精製、白色化されうろことが判
った。
重合抑制剤を使用した場合と異なり非常に少ないことが
特徴であり、従って中和した液から採取されるメタクリ
ルアミドの結晶は粗結晶でも白色に近(、洗浄あるいは
再結晶等により、簡単に精製、白色化されうろことが判
った。
本発明に用いる硫酸第一鉄としては、無水物。
水和物のいずれも使用可能である。
本発明に従って用いられる硫酸第一鉄の量は無水物の形
で、メタクリルアミドに対し0.001〜1%、好まし
くは0.005〜0.2%である。
で、メタクリルアミドに対し0.001〜1%、好まし
くは0.005〜0.2%である。
以下に実施例によって本発明を更に詳しく説明する。
実施例1
攪拌装置、温度計、凝縮器、アセI・ンシアンヒドリン
導入部付きのガラス製反応器に、濃硫酸6664部、硫
酸第一鉄(7水塩)1部を入れ、アセトンシアンヒドリ
ン3404部を90℃を越さないように滴下する。滴下
終了後]35℃に昇温し30分後に冷却する。水652
8部に冷却下に混合希釈し、25%安水で中和する。
導入部付きのガラス製反応器に、濃硫酸6664部、硫
酸第一鉄(7水塩)1部を入れ、アセトンシアンヒドリ
ン3404部を90℃を越さないように滴下する。滴下
終了後]35℃に昇温し30分後に冷却する。水652
8部に冷却下に混合希釈し、25%安水で中和する。
析出する固形物を遠心脱水すると水分4.5%1白色の
粗メタクリルアミド3330部を得た。
粗メタクリルアミド3330部を得た。
粗メタクリルアミド10%水溶液は透明であり不溶解の
ものはなく、メタクリルアミドの重合がおきてないこと
がわかる。
ものはなく、メタクリルアミドの重合がおきてないこと
がわかる。
比較例1
硫酸第一鉄を添加しない車重外実施例1と同じ操作で粗
メタクリルアミドを得た。色相は実施例と同じ白色であ
ったが、重合が認められl。
メタクリルアミドを得た。色相は実施例と同じ白色であ
ったが、重合が認められl。
多水溶液は不溶解外があり、白濁し、メタクリルアミド
の重合が一部進行していることが判明した。
の重合が一部進行していることが判明した。
(5)
比較例2
[2第一鉄(7水塩)1部のかわりに、フェッチアジア
1部を添加すること以外実施例1と同様な操作で粗メタ
クリルアミドを得たが、暗褐色であった。粗メタクリル
アミド100部に水115部を加え、加熱溶解し、冷却
し、再結晶品を得たが、暗褐色であった。再結晶品を更
に水で再結晶したが着色が強く、白色にならなかった。
1部を添加すること以外実施例1と同様な操作で粗メタ
クリルアミドを得たが、暗褐色であった。粗メタクリル
アミド100部に水115部を加え、加熱溶解し、冷却
し、再結晶品を得たが、暗褐色であった。再結晶品を更
に水で再結晶したが着色が強く、白色にならなかった。
比較例3
硫酸第一鉄(7水塩)1部のかわりに、フェロン1部を
添加すること以外実施例1と同様な操作で粗メタクリル
アミドを得たが、暗褐色であった。比較例2と同様に再
結晶を繰り返したが、着色が強く、白色にならなかった
。
添加すること以外実施例1と同様な操作で粗メタクリル
アミドを得たが、暗褐色であった。比較例2と同様に再
結晶を繰り返したが、着色が強く、白色にならなかった
。
実施例2
硫酸第一鉄(7水塩)を硫酸第一鉄(4水塩)にする以
外は実施例1と同様にすると白色の粗メタクリルアミド
を得た。粗メタクリルアミド10%水溶液は透明であり
不溶解のものは5なく、/GX メタクリルアミドの重合はおきてないことがわかる。
外は実施例1と同様にすると白色の粗メタクリルアミド
を得た。粗メタクリルアミド10%水溶液は透明であり
不溶解のものは5なく、/GX メタクリルアミドの重合はおきてないことがわかる。
比較例4
硫酸第一鉄(4水塩)1部のかわりに、硫酸第二鉄にす
る以外は実施例2と同様な操作で粗メタクリルアミドを
得たが、淡い茶色であり、粗メタクリルアミド10%水
溶液は不溶解外があり、白濁し、メタクリルアミドの重
合物があることがわかる。
る以外は実施例2と同様な操作で粗メタクリルアミドを
得たが、淡い茶色であり、粗メタクリルアミド10%水
溶液は不溶解外があり、白濁し、メタクリルアミドの重
合物があることがわかる。
(7)
401−
Claims (2)
- (1) アセトンシアンヒドリンもしくはメタフリル
ニトリルと硫酸との反応でメタクリルアミドを合成する
にあたり、硫酸第一鉄の存在下で行う事を特徴とするメ
タクリルアミドの製造法。 - (2)硫酸第一鉄の量がメタクリルアミドに対し0、
OO1〜1%であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56192626A JPS5896050A (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | メタクリルアミドの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56192626A JPS5896050A (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | メタクリルアミドの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5896050A true JPS5896050A (ja) | 1983-06-07 |
Family
ID=16294373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56192626A Pending JPS5896050A (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | メタクリルアミドの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5896050A (ja) |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP56192626A patent/JPS5896050A/ja active Pending
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