JPS5895103A - 圧力噴霧式多孔型減温器 - Google Patents

圧力噴霧式多孔型減温器

Info

Publication number
JPS5895103A
JPS5895103A JP56190532A JP19053281A JPS5895103A JP S5895103 A JPS5895103 A JP S5895103A JP 56190532 A JP56190532 A JP 56190532A JP 19053281 A JP19053281 A JP 19053281A JP S5895103 A JPS5895103 A JP S5895103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
spray
flow rate
pressure
steam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP56190532A
Other languages
English (en)
Inventor
赤崎 貴志
ヤン フリツツ
優 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gadelius KK
Original Assignee
Gadelius KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gadelius KK filed Critical Gadelius KK
Priority to JP56190532A priority Critical patent/JPS5895103A/ja
Publication of JPS5895103A publication Critical patent/JPS5895103A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、減塩器に於いて、冷却水供給圧のみにより、
広範囲な蒸気流量変化及び低過熱蒸気の場合においても
確実に温度制御を行うことを可能とする方法に関する。
減塩器には従来蒸気霧化式、可変オリフィス式等が広く
利用されているが、蒸気霧化式には、補助蒸気を使用す
る必要性があり、又、可変オリフィス式には主蒸気の圧
力損失等の問題が有り昨今の燃費、高昇に伴い、それら
の使用の経済性が憂慮される。したがって省エネルギー
型として、補助蒸気の必要もなく、圧力損失も起こらな
い圧力噴霧式の利用が望まれる。
圧力噴霧式の場合、供給水圧力によりノズルから噴射す
る事により霧化を行なうが、この霧化された水滴をより
効率よく蒸発させるには、水滴径の微細化を計らねばな
らず、この為に給水圧を高くするか、ノズル孔径を小さ
くする必要がある。又、ノズル孔径が固定された場合に
は、冷却水流量の調節には、その増加割合の2乗に比例
して、供水圧力を上昇せねばなら逐い。以上の理由から
従来負荷変動の激しい場合には、適用不可能となる場合
があった。
今回発明された減塩器は、この圧力噴喝式に於いて、従
来の欠点を無くす為に、各ノズル孔径の最適化を計松、
又、適用範囲を拡大する為にノズル個数を複数個とし、
供水流量により噴射ノズルの個数を変化させる様にした
ものである。
以下に実施例により、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明にょる減温器に於けるノズルエレメン
ト部の詳細図である。図に於いて、冷却水は、圧力が上
昇する事により、スプリング3により開孔部に押え付け
られている 仕切弁2を押しさげノズル本体1に流入す
る。又、このスプリング強度は、ノズルチップ板5を移
動させる事により調節され、これにより、同一ノズルエ
レメント11によって各ノズルの冷却水噴霧開始時の給
水圧力を設定清適りに制御出来る。ノズル出口1oより
噴霧される冷却水は、より効率よく蒸発し、冷却能力を
上げる為に、冷却水に旋回力を与え、噴霧流の微粒化を
計るが、これはノズル孔6に対して接線方向に切られた
溝を通る事によって行う。
第2図は、組立図で、゛冷却水供給ヘッダー8に複数の
ノズルエレメント11が設置されたもので、本図は、1
つの減温器に6個のノズルエレメント11が設置された
例を示す。各ノズルの噴霧開始、時期はスプリングの強
度により任意に設定でき、又、ノズルの噴霧順序も任意
に設定できる。したがって、減温器の仕様に合せて最適
な設定が可能となる。
第5図に本発明に基づく実験よ抄得られた給水圧力と冷
却水綿量の関係を示す。図に於いて、点線のは、ノズル
1個当りの給水圧と噴霧流量を示す。又、実−〇は、給
水圧上昇に伴なって順次噴霧ノズルの個数が増加されて
いく現象を示す。本実験に適用された減温器の仕様は、
以下に示す通りである。
0給水圧制御範囲・・・3〜5 h/1lG(蒸気・給
水差圧) 0給水流量・・・・・・0−25〜6 ty/ /、 
h0蒸発管長さ・・・・・・・7m (減温器設置場所から後方直管部長さ)・最小設定蒸気
過熱度・・・+5℃ 0最小蒸気流速・・・・・・6 m / sec実験仕
様を満足する性能を発起する為には、ノズルより噴霧さ
れる水滴径が、100μ以下である事が望まれる。ノズ
ル噴霧式に於いて水滴径を小さくするには、旋回流を速
くし、ノズル孔径を小さくすれば得られるが、旋回流を
速くすれば圧力損失が大きくなり、ノズル孔径を小さく
すると、冷却水量か減少し、仕様冷却水量を満足するに
は、ノズル設置例、数が増加する事になる。
本発明による、圧力噴霧式減塩器において。
は、装置簡素化による信頼性を上げる為にノズル設置個
数を最小とすべく、ノズルの設計を試みた。
1個当りのノズル流量は、ノズルエレメント各部の流量
係数、流路面積及び圧力落差にレメント11に於いては
、仕切弁部2、旋回流用溝及びノズル孔部6の面積及び
流量係数の組合せにより、給水圧力と噴霧流量との関係
が求められる。ノズルエレメント各部寸法の決定に当っ
ては、噴霧水滴径と噴霧流量との関係を種々の寸法を組
合せる事により求め、減温器性能を満足する水滴径を維
持し、噴霧流量か最大となる様、ノズル1個当りの流量
が決定された。
実験より求められたノズル仕様は、給水差圧S〜5kg
/crIIGで流量係数が0.25〜43で流量は、5
h/cdG噴帽時で1m”/hが、本実験仕様に対して
最適である事が得られた。
又、各ノズル噴霧の重なり部では、互いの水滴が衝突す
る事によりさらに微細化される事も確認された。以上の
実験の結果から本発明による、圧力噴霧式多孔型減温器
は、従来の圧力噴霧式′flC瀉器より、さらに広竣な
制御範囲及び最小設定蒸気過熱度もより低下される事が
確認された。加えて、“本発明によるノズルエレメント
は、各エレメントが独立して給水圧力により作動される
為、ノズルエレメントの配置が自由に行なえる。第6図
にその応用例を示す。第6図に於けるノズルエレメント
の配置例は、大口径蒸気配管等に本発明の減温器を設置
する場合、蒸気配管円周上に各ノズルエレメントを設置
したものであるが、これにより、蒸気と冷却水の混合が
容易に行なわれ安定した均一な温度の蒸気が得られる。
この様に本発明によれば、各配管及び使用に最適となる
ノズルエレメントの設置も可能となる。
本発明によるノズルエレメントの冷却水噴霧開始時の設
定は、仕切弁を押えているスプリンーグの強さによって
決定されるが、この噴霧開始時の仕切弁移、動寸法が微
小な時は、冷却水流量が微少となり、ノズル出口10噴
霧流が円錐rIlt箒形とならず、ノズル出口10より
水滴として落下してしまう。、この水ml下状態から円
錐噴霧形へ移行する為の給水圧力差は約0・6〜0・5
 kg / i Gで水滴落下状態でのノズル1個当り
の最大流量は3t〜51 / hである。水滴落下状態
での冷却水噴出では、減温効果はあまり望めず、この様
な水滴は、蒸気(管上に落下しここで蒸発するか、ドレ
ンとして排出される。
しかしながら、水滴落下状態での冷却水流量は、多孔弐
′ノズルとして複数個ノズルエレメントを組込んだとし
ても最大1ot/hであった。これは、本実験仕様に於
いては、温度制御性能の冷却水量の0.5〜0.1%’
にすぎず、温度制御性能及び蒸気配管等に何ら損傷を与
えるものではなかった。
しかし、昨今の蒸気条件の傾向として、最小設定蒸気過
熱度及び入口蒸気温度の低下等が見られるが、この場合
、冷却水量の少ない所マも、より微細な噴霧が要求され
るが、この際には、熾少落下水滴量も多少問題となる事
も予憩される。
しかるに木端2、発明、すなわち)′ズルからの初期噴
霧時の水滴落下を防止する為に複数個のノズル配置に当
り、最下部に最小流量にて噴霧幕を形成するノズルを配
置し、以降順次上方に設置されたノズルを噴霧させる事
を特徴とする圧力噴霧式多孔型減温器においては、垂直
に配列されたノズルエレメントの最下部に少量にて円錐
噴霧形を成すノズルを設置する事により、上方ノズルよ
り落下する水滴は、最下部のノズルより噴霧されている
噴流により微細化及び同伴され、配管上に落下4゜する
事なく、又、蒸発されやすい水滴径となって蒸気流に乗
せられる。この最下部に、水滴落下防止用に設置するノ
ズルの流量は、100z/hとした場合、上方より落下
する水量が50t/h以上でも尚、水滴の微細化及び伴
送の効果を有していた。これにより更に低い設定蒸気過
熱度でも、安定した確実な温度制御が可能となる減温器
が得られる。又、この最下部に設けられるノズルの流量
は、上部より落下する水量が少ない場合は当然減・少出
来る又、ノズル出口からの噴霧の形は、円錐状でなく扇
状の平面噴流でも同様の効果は得られる0又、この小容
量の噴霧による水滴落下防止効果は、従来の圧力噴霧式
に於いてもこのノズルを追加する事により有効に作用す
る。
この様に本発明による圧力噴彎式減濡器は、小容量から
大容量まで、又、設定蒸気過熱度の低減化、減温器設置
後方直管部の減少、及び温度制御精度の向上等が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に使用されるノズルエレメントの断面
図である。第2図は、第1図でもって示されるノズルエ
レメントより構成される多孔式減温器の実施例である。 第6図は、第2−図の1−1線に沿、う断面図。第4図
は第6図のI−l線K faう断面図である。第5図は
、実施例にもとづいて行なわれた噴霧実験により得られ
た給水差圧と噴霧流量との関係図である。第6図は、応
用例を示すものである。第7図は、応用例断面図である
。第8図は、第7図の■−m線に涜う断面図である。 尚、図中の主要部の符号は次の通りである。 1・・・02.ノズル本体 2・・・・・・仕切弁 3・・・91.仕切弁押え用スプリング4・・・、・・
旋回流用溝付円板 5・・・・・・ノズルチップ板 6・・・・・・ノズル孔 711.11.ノズルチップ板位置決め用溶接8・・・
1.、ノズルへラダー 9・・・・・・冷却水流入口 10・・・・・・冷却水噴出口 11・・・・・・ノズルエレメント 12・・・・・・蒸気流れ方向 13・・・・・・蒸気配管 A・・・・・・ノズル1個当りの噴−流量B・・・・・
・総合ノズル噴繕流量 14間昭58−95103(4) 馬1図 q 浄即水噴霧流量(m3/h) 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)減温用冷却水噴霧の為のノズルを複数個有し、肢ノ
    ズルは噴霧開始時期を冷却水供給圧により、それぞれ個
    々に調節出来る事を特徴とする圧力噴霧式多孔型減塩器
    。 2)ノズルからの初期噴霧時の水滴落下を防止する為に
    複数個のノズル配置に当り、最下部に最小流量にて噴霧
    幕を形成するノズルを配置し、以降順次上、方に設置さ
    れたノズルを噴霧させる事を特徴とする圧カ噴霧式多孔
    型滅淵器。
JP56190532A 1981-11-30 1981-11-30 圧力噴霧式多孔型減温器 Pending JPS5895103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56190532A JPS5895103A (ja) 1981-11-30 1981-11-30 圧力噴霧式多孔型減温器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56190532A JPS5895103A (ja) 1981-11-30 1981-11-30 圧力噴霧式多孔型減温器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5895103A true JPS5895103A (ja) 1983-06-06

Family

ID=16259648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56190532A Pending JPS5895103A (ja) 1981-11-30 1981-11-30 圧力噴霧式多孔型減温器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5895103A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003518433A (ja) * 1999-12-23 2003-06-10 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 蒸気状芳香族炭化水素及び酸素含有ガスからなる均質混合物を製造するための方法及び装置
JP3872818B2 (ja) * 1996-08-22 2007-01-24 エスピーエックス コーポレイション スプリング補助付き多ノズル式過熱低減器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3872818B2 (ja) * 1996-08-22 2007-01-24 エスピーエックス コーポレイション スプリング補助付き多ノズル式過熱低減器
JP2003518433A (ja) * 1999-12-23 2003-06-10 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 蒸気状芳香族炭化水素及び酸素含有ガスからなる均質混合物を製造するための方法及び装置
JP4669184B2 (ja) * 1999-12-23 2011-04-13 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 蒸気状芳香族炭化水素及び酸素含有ガスからなる均質混合物を製造するための方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6276823B1 (en) Method for desuperheating steam
US4565324A (en) Nozzle structure for sootblower
US2550456A (en) Spray nozzle
HU9502156D0 (en) Improved steam desuperheater
US5041246A (en) Two stage variable annulus spray attemperator method and apparatus
JPS5895103A (ja) 圧力噴霧式多孔型減温器
PL176814B1 (pl) Wieża zraszająca do chłodzenia, nawilżania i/lub oczyszczania gazu oraz sposób chłodzenia, nawilżania i/lub oczyszczania gazu w wieży zraszającej
US6691929B1 (en) Closed-vortex-assisted desuperheater
JP5140712B2 (ja) 液体霧化装置および液体霧化方法
CN111111983A (zh) 一种超声波振动防堵喷嘴及雾化器
DE1533823A1 (de) Verfahren zum Betrieb von Konditioniertuermen fuer staubhaltige Hochofenabgase
US3635407A (en) Sprinkler head
JPH0689860B2 (ja) 蒸気変換弁
JPS5950013B2 (ja) バ−ナ−.ユニツトを組合せた二流体極大容量バ−ナ−
CN209940920U (zh) 一种催化裂化装置中的压缩富气水洗装置
JP2003207102A (ja) 減温装置
US2645559A (en) Ammonium sulfate production
JPH064170Y2 (ja) 減温器
JPS6227058A (ja) 溶融金属霧化装置
CN216281337U (zh) 一种锅炉再热器减温装置
CN202915344U (zh) 蒸汽减温器
JPH08577Y2 (ja) 過熱低減器
JP3355980B2 (ja) 減温塔の水噴霧方法
JPH01260203A (ja) 蒸気タービンプラント
JP2585247B2 (ja) 給水加熱器のドレンタンク