JPS589469B2 - 文字読取方式 - Google Patents
文字読取方式Info
- Publication number
- JPS589469B2 JPS589469B2 JP53153745A JP15374578A JPS589469B2 JP S589469 B2 JPS589469 B2 JP S589469B2 JP 53153745 A JP53153745 A JP 53153745A JP 15374578 A JP15374578 A JP 15374578A JP S589469 B2 JPS589469 B2 JP S589469B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- character
- scanning
- circuit
- point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Character Input (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は文字読取装置に関するものであって、特に色
の違う伺種類かの筆記用具で書かれた文字から、各色を
識別しつつそれぞれの文字を読み取ることを可能にする
文字読取装置に関するもので,ある。
の違う伺種類かの筆記用具で書かれた文字から、各色を
識別しつつそれぞれの文字を読み取ることを可能にする
文字読取装置に関するもので,ある。
従来の文字読取装置においては、通常、筆記用具は黒鉛
筆や黒ボールペン等、黒色一色に限られており、色彩情
報は、これを積極的に読み取るよりもむしろ、ド田ンプ
アウトカラーとして装置には入力されないような形で利
用されているのが通常であった。
筆や黒ボールペン等、黒色一色に限られており、色彩情
報は、これを積極的に読み取るよりもむしろ、ド田ンプ
アウトカラーとして装置には入力されないような形で利
用されているのが通常であった。
しかしながら、我々が日常取り扱う文書では、各項目ご
とに色をかえて書きあらわしたり、あるいは訂正した文
字を違う色で記述したりすることはごく一般に行われて
いることである。
とに色をかえて書きあらわしたり、あるいは訂正した文
字を違う色で記述したりすることはごく一般に行われて
いることである。
そこで本発明の目的は、各文字の色を識別しつつ、それ
ぞれの文字を読み取ることを可能にする文字読取装置を
提供することにある。
ぞれの文字を読み取ることを可能にする文字読取装置を
提供することにある。
以下簡単に色彩理論について述べ、ついて具体的な実施
例にもとづき本発明の詳細を述べる。
例にもとづき本発明の詳細を述べる。
一般に画像の各点の色彩をあらわすには、その色を等色
するのに必要な赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色
の光の量(R,G,B)で表わすことができる。
するのに必要な赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色
の光の量(R,G,B)で表わすことができる。
そこでそれを3次元ベクトルを考え、第1図のように(
1,0.0),(0.1.0),(0,0.1)の3方
向ベクトルで張る空間を考えれば、各色は原点からのベ
クトルであらわすことができる。
1,0.0),(0.1.0),(0,0.1)の3方
向ベクトルで張る空間を考えれば、各色は原点からのベ
クトルであらわすことができる。
そしてさらに、このベクトルとR+G+B=1であらわ
される平面との交点の座標を(r,g,b)とすれば、
それらには次の関係がある。
される平面との交点の座標を(r,g,b)とすれば、
それらには次の関係がある。
r+g+b=1
この(r,g,b)を各色の色度座標といい、第2図の
ように(r,g)平面座標上に各色を位置づけることが
できることになる。
ように(r,g)平面座標上に各色を位置づけることが
できることになる。
図2において赤に近い色は点Aの近傍に、緑に近い色は
点Bの近傍に、そして青に近い色は原点■の近傍にそれ
ぞれ位置することになる。
点Bの近傍に、そして青に近い色は原点■の近傍にそれ
ぞれ位置することになる。
以上の結果から明らかなように、ある点の色がどのよう
な色なのかを識別しようとする時、その点の反射光の3
色分解信号から、上記の(r,g,b)を算出し、(r
,g)平面上において、どの色の座標にもっとも近いか
で判定することが可能である。
な色なのかを識別しようとする時、その点の反射光の3
色分解信号から、上記の(r,g,b)を算出し、(r
,g)平面上において、どの色の座標にもっとも近いか
で判定することが可能である。
従来の色彩情報処理技術では、このような方法で各色の
識別が行われていた。
識別が行われていた。
しかし実際の文字では、かすれていたり、薄くなったり
している場合が多いため、上記のような方法では文字が
切れぎれになってしまうおそれがある。
している場合が多いため、上記のような方法では文字が
切れぎれになってしまうおそれがある。
また、それをのがれるために、各色ごとの、その色と判
定する範囲を広げれば、本来赤のはずの点を緑と判定し
たり、あるいは白のはずのバックグラウンドの点を文字
成分として拾ってきたりする恐れがある。
定する範囲を広げれば、本来赤のはずの点を緑と判定し
たり、あるいは白のはずのバックグラウンドの点を文字
成分として拾ってきたりする恐れがある。
本発明は上記のような従来技術の問題点を解決するため
になされたもので、各色を識別しつつ、それぞれの文字
を確実に量子化することのできるものである。
になされたもので、各色を識別しつつ、それぞれの文字
を確実に量子化することのできるものである。
その方式について以下に説明する。
通常文字パターンは、1文字が1色でかかれており、何
色かの筆記用具で1つの文字が描き分けられていること
はほとんどない。
色かの筆記用具で1つの文字が描き分けられていること
はほとんどない。
この発明はこのことに着目したものであって、二値化は
、明度信号を用いて、従来白黒一色の文字パターンに適
用されていたのと同様の方式で行ない、一方、文字成分
と判定された各点において、その点がどの色に属してい
るかの判定を行ない、各色のカウント値からあらかじめ
きめられた論理にしたがって、もつとも妥当であると考
えられる色に、その文字全体を判定するというものであ
る。
、明度信号を用いて、従来白黒一色の文字パターンに適
用されていたのと同様の方式で行ない、一方、文字成分
と判定された各点において、その点がどの色に属してい
るかの判定を行ない、各色のカウント値からあらかじめ
きめられた論理にしたがって、もつとも妥当であると考
えられる色に、その文字全体を判定するというものであ
る。
以下、実施例にもとづいて、この発明を詳細に説明する
。
。
第3図は、この発明の一実施例を示すブロック図であっ
て、A,B,Cと三色の筆記用具が混在する場合の例で
ある。
て、A,B,Cと三色の筆記用具が混在する場合の例で
ある。
記録担体紙1上の文字2を、光学系3を介してカラー走
査装置4で走査し、文字パターンを縦横に細分した格子
点上の色分解信号R,G,Bを得る。
査装置4で走査し、文字パターンを縦横に細分した格子
点上の色分解信号R,G,Bを得る。
そしてこの色分解信号から、色度座標算出回路5によっ
て、前記格子点上の色度座標(r,g)を算出し、さら
に色判別回路6−1,6−2,6−3を通じて、それぞ
れの点がどの色に属するかを判別し、属する場合には1
を、属さない場合には0となるような出力信号CA,C
B,Ccを得る。
て、前記格子点上の色度座標(r,g)を算出し、さら
に色判別回路6−1,6−2,6−3を通じて、それぞ
れの点がどの色に属するかを判別し、属する場合には1
を、属さない場合には0となるような出力信号CA,C
B,Ccを得る。
一方、前記カラー走査装置4の出力信号のうちのG成分
を明度信号とし、これを量子化回路7に通して、二値化
パターンPを得る。
を明度信号とし、これを量子化回路7に通して、二値化
パターンPを得る。
そしてANDゲート8−1,8−2,8−3によって、
前記CA,CB,CCにパターンPでマスクをかけ、C
′A,C′B,C′Cを得る。
前記CA,CB,CCにパターンPでマスクをかけ、C
′A,C′B,C′Cを得る。
そしてカウンター9−1,9−2,9−3によって、前
記二値信号C′A,C′B,C′cの値を、各格子点ご
とに、1文字全部にわたってカウントし、NA,NB,
Ncを得る。
記二値信号C′A,C′B,C′cの値を、各格子点ご
とに、1文字全部にわたってカウントし、NA,NB,
Ncを得る。
そして最後に、1文字分の走査終了後色判定回路10に
よって、NA,NB,NCの値を比較し、最も大きな値
をとった色成分をその文字の色と判定し、その色をあら
わす出力信号Sを得る。
よって、NA,NB,NCの値を比較し、最も大きな値
をとった色成分をその文字の色と判定し、その色をあら
わす出力信号Sを得る。
制御回路11は、1つの文字の走査に先立ってカウンタ
ー9−1,12.9−3をリセットし、走査中はカウン
ターを動作させ、1文字分の走査終了後色判定回路を作
動させるコントロール部である。
ー9−1,12.9−3をリセットし、走査中はカウン
ターを動作させ、1文字分の走査終了後色判定回路を作
動させるコントロール部である。
第3図において、カラー走査装置4は、通常のカラーテ
レビカメラで実現し、色度座標算出回路5は、アナログ
加算器と、アナログ割算器で実現している。
レビカメラで実現し、色度座標算出回路5は、アナログ
加算器と、アナログ割算器で実現している。
また色判別回路6−1,6−2,6−3は、(r,g)
があらかじめきめられた範囲にはいっているかどうかを
判定する回路であり、実施例においては数個の比較器の
組み合わせで実現している。
があらかじめきめられた範囲にはいっているかどうかを
判定する回路であり、実施例においては数個の比較器の
組み合わせで実現している。
また量子化回路7は、通常の二値化回路により実現して
いる。
いる。
第4図にカウンター9−1,9−2.9−3,色判定回
路10及び制御回路11の詳細図を示す。
路10及び制御回路11の詳細図を示す。
文字走査の開始を示すSTARTパルスでカウンターを
クリアーし、次いで、各絵素において、C′A,C′B
,C′Cが1のときのみ、カウンターの値を1ずつアッ
プするようにする。
クリアーし、次いで、各絵素において、C′A,C′B
,C′Cが1のときのみ、カウンターの値を1ずつアッ
プするようにする。
そして各カウンターの出力NA,NB,NCのうち最大
値をとる色の符号を最大値判定回路15で出力し、走査
の終了を示TENDパルスでその値をラツチ16に貯え
る。
値をとる色の符号を最大値判定回路15で出力し、走査
の終了を示TENDパルスでその値をラツチ16に貯え
る。
もしNAが最大値となれば(SA,SB,SC)=(1
,0,0)となって、その文字が色Aであったことをあ
らわすことになる。
,0,0)となって、その文字が色Aであったことをあ
らわすことになる。
この結果、本来1色であるべきはずの文字が、何種類か
の色に間違ってぬりわけられるという従来技術の問題点
を解決し、各文字の色を確実に識別しつつ、それぞれの
文字を読みとることが可能となった。
の色に間違ってぬりわけられるという従来技術の問題点
を解決し、各文字の色を確実に識別しつつ、それぞれの
文字を読みとることが可能となった。
なお、第3図における色判定回路10を、実施例では単
純に最大値を判定することによって実現しているが、各
種の重みづけや、線形結合による比較等によって実現す
ることも可能である。
純に最大値を判定することによって実現しているが、各
種の重みづけや、線形結合による比較等によって実現す
ることも可能である。
また、色判別回路6−1.6−2.6−3においても実
施例では、r,gそれぞれ独立に、ある範囲にはいるか
どうかを比較しているかどうかを比較しているだけであ
るが、より精度をあげるため、r,gの値をA/D変換
し、それぞれの値にしたがって、あらかじめきめられた
判定エリアを格納してあるROMを参照することも可納
である。
施例では、r,gそれぞれ独立に、ある範囲にはいるか
どうかを比較しているかどうかを比較しているだけであ
るが、より精度をあげるため、r,gの値をA/D変換
し、それぞれの値にしたがって、あらかじめきめられた
判定エリアを格納してあるROMを参照することも可納
である。
また、判定エリアをある程度オーバーラップさせること
も可能である。
も可能である。
第1図及び第2図は本発明の原理を説明するための図、
第3図は本発明の一実施例を示す図、第4図は第3図中
の一部を詳細に示す図である。 4・・・・・・カラー走査装置、5・・・・・・色度座
標算出回路、6−1〜6−3・・・・・・色判別回路、
7・・・・・・量子化回路、8−1〜8−3・・・・・
・ANDゲート、9−1〜9−3・・・・・・カウンタ
ー、10・・・・・・色判定回路、11・・・・・・制
御回路。
第3図は本発明の一実施例を示す図、第4図は第3図中
の一部を詳細に示す図である。 4・・・・・・カラー走査装置、5・・・・・・色度座
標算出回路、6−1〜6−3・・・・・・色判別回路、
7・・・・・・量子化回路、8−1〜8−3・・・・・
・ANDゲート、9−1〜9−3・・・・・・カウンタ
ー、10・・・・・・色判定回路、11・・・・・・制
御回路。
Claims (1)
- 1記録担体上の文字パターンを走査して文字パターンの
色分解成分に応じた色分解信号及び濃淡に応じた電気信
号を得る手段と、この手段によつて得られた濃淡信号か
ら文字パターンを二値化する手段と、この手段によって
文字成分であると判定された各点において前記色分解信
号から各点の色があらかじめ決められたどの色に属する
かを判定する手段と、この手段によって得られた各色ご
との出力を1文字全体にわたって各絵素ごとにカウント
する手段と、この手段で得られる各色ごとのカウント値
から1文字の走査終了後その文字がどの色で書かれてい
るかを判定する手段とを具備することを特徴とする文字
読取方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53153745A JPS589469B2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 | 文字読取方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53153745A JPS589469B2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 | 文字読取方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5580185A JPS5580185A (en) | 1980-06-17 |
JPS589469B2 true JPS589469B2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=15569177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53153745A Expired JPS589469B2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 | 文字読取方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589469B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5953980A (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-28 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | カラ−パタ−ン認識方法 |
JPS5953979A (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-28 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | カラ−パタ−ン認識方法 |
JP2649367B2 (ja) * | 1987-02-13 | 1997-09-03 | オリンパス光学工業株式会社 | 多次元画像相関演算装置 |
JP4720633B2 (ja) * | 2006-06-09 | 2011-07-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理システムおよび画像処理プログラム |
US10981262B2 (en) | 2017-05-11 | 2021-04-20 | Snap-On Incorporated | Wrench with threaded end bits |
GB2563729B (en) * | 2017-05-11 | 2019-12-25 | Snap On Tools Corp | Wrench with threaded end bits |
-
1978
- 1978-12-14 JP JP53153745A patent/JPS589469B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5580185A (en) | 1980-06-17 |
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