JPS5894368A - 調味料組成物 - Google Patents

調味料組成物

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JPS5894368A
JPS5894368A JP56189814A JP18981481A JPS5894368A JP S5894368 A JPS5894368 A JP S5894368A JP 56189814 A JP56189814 A JP 56189814A JP 18981481 A JP18981481 A JP 18981481A JP S5894368 A JPS5894368 A JP S5894368A
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JP
Japan
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taste
seasoning
sodium
salt
potassium chloride
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JP56189814A
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English (en)
Inventor
Takeo Wada
和田 武夫
Kanji Kawamura
河村 貫二
Hiroshi Ando
寛 安藤
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルタミン酸
塩および核酸系呈味物質を特定の割合で配合することか
らなる調味料組成物に関する。
近年食塩の過剰摂取が高血圧を招きやすいということが
知られるようになや、一般の消費者の食塩のとりすぎに
ついての関心が高まっている。このことに対応して食塩
のと9すぎの予防を目的とし、食塩t−20〜30%低
減したいわゆる“うす塩”、′あさ塩”といったみそ、
しょうゆなどの低塩分食品が市場にみられるようKなっ
た。一方食卓で調味料として用いる食卓塩にりいては、
塩化カリウムを主体とした代替塩がみられるが、これら
はナトリウムの摂取制限を必要とする疾患者に対する治
療用(ナトリウムが50%以上低減されている)を主目
的としたものであり、いずれも塩化カリウムに起因する
刺激味、不快味がつよく、普通の錐康な人が従来使用し
ている食卓塩と同様に使用することは困難である。
塩化カリウムが塩化ナトリウムの代替塩として多く用い
られる理由には、塩味(塩辛さ)を有する以外に、tに
はNa”排泄促進作用が認められており、また慢性食塩
中毒に対するに+の保護作用(G、 R,Meneel
y、 C,O,T、 Ba1l; Aa X、 Mad
−。
25、713.(1958) :) 、高食塩食による
血圧上昇の抑制KK+が有効(1,McQuarrie
、 W、 H。
Thompson、J、 A、ムnderaon ; 
J、 Nutr+、 11 、77 m(1936)、
 L、 K、 Dahl、 G、 LeitL、 M、
 He1ne; J。
EXP Med、、 136.318. (1972)
 )であることが知られており、生理的見地からもtの
摂取が推奨されるためである。ところが塩化カリウムの
摂取において最大の欠点となっていることは、塩化カリ
ウムの味には刺激味、後に残る苦味、不快味があること
であり、塩化ナトリウムの一部を塩化カリウムで代替し
た場合においても、塩化カリウムの配合割合が高くなる
とその味は一般の人には許容されなくなる。とくに食卓
塩のようにそのまま料理にかけ九り、つけたシするもの
では−!I1.塩化カリウムの刺激味、不快味が目立つ
ことになる。
本発明者はこれらの欠点を改良すべく、塩化ナトリウム
、塩化カリウムに旨味物質として知られているグルタミ
ン酸塩、核酸系呈味物質を配合し、これらの配合割合を
詳細に検討した結果、塩化ナトリウムと塩化カリウムの
みを配合したものとくらべ味が著しく改善され、食塩と
同程度以上の嗜好度を有し、普通の人が従来の食卓塩と
まったく同様に使用することが出来る配合範囲を見出し
、さらに検討した結果本発明を完成させた。
すなわち、本発明は塩化す) IJウム40〜84゜5
重量%、塩化カリウム15〜40重量%、およびグルタ
ミン酸塩と核酸系呈味物質との重量比1:1〜1:0.
005の混合物0.5〜40重量%を含有してなる調味
料組成物、である。
なお、以下の記載において%(パーセント)ハ全て重量
%を示すものとする。
本発明の調味料組成物を製造するに際し使用される塩化
ナトリウム、塩化カリウムおよびグルタミン酸塩はいず
れも通常、食料用として用いられるものを原料とするこ
とができる。
たとえば、塩化ナトリウムとしては、国内塩、輸入塩、
特例塩、特殊用塩、局方塩などが、塩化カリウムとして
は、天然に生産される塩化カリウムを含む岩塩(5yl
vinite、 Carnallite、iたはKai
nite  など)から分離、精製したものが挙げられ
る。またグルタミン酸塩としては、L−グルタミン酸ナ
トリウム、L−グルタミン酸カリウム、L−グルタミン
酸カルシウムなどが、核酸系呈味物質としては5′−イ
ノシン酸ナトリウム、5′−グアニル酸ナトリウムある
いはこれらの混合物〔例、5′−リボメクレオタイドナ
トリウム(素置薬品工業製)〕などが挙げられる。
本発明の調味料組成物は、前記のように、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、グルタミン酸塩およびv1m系呈味
物質を特定の割合で含有せしめることに特徴があり、こ
の点につき食卓塩を例に挙げて以下に説明する。
塩化ナトリウム、塩化カリウム、L−グルタミン酸(以
下MSG−Rbと略記する)を表−1に示す配合割合で
混合し調製した36種類の試料を用いて、パネル20名
を対象として、生野菜(きゆうシ)につけて食べたとき
の食卓塩としての好みについて官能検査を行なうと表−
1右欄の結果が得られる。
このときの評価方法は、塩化す)+Jウム100%の試
料(試料41)を基準試料とし、塩化ナトリウムに塩化
カリウムおよびMSG−Rbを混合した他の試料(試料
ム2〜36)を比較試料として、比較試料の好みを基準
試料のそれとくらべ、7点法(−3;非常に嫌い、−2
逼かなり嫌い、−1;やや嫌い、0;好きでも嫌いでも
ない、+1;やや好き、+2;かなプ好き、+3昼非常
に好き)で評価したものである。
表−1 注)・MSG・Rb1M5Gとりボタイドの配合比98
:2の混合物 ・試料厖1の基準試料に比較して; ※:5%有意で基準より好まれる 肘:1%有意で基準より好まれる Δ:5%有意で基準よシ嫌われる 一二1%有意で基準より嫌われる 表−1の結果から、次の諸点が明らかである。
I化す) IJウムと塩化カリウムのみの配合物におい
ては、塩化カリウムを10%配合した試料(塩化ナトリ
ウム90%)の嗜好度は、塩化ナトリウム100Xの基
準試料の嗜好度とほとんど変らないが、塩化カリウムを
15%配合し九試料(樵化す) IJウム85%)の嗜
好度は、基準試料とくらべ統計的に有意に低くなる。さ
らに塩化カリウムの配合割合が増し、30%以上となる
と明らかに刺激味、不快味がつよくなシ、嗜好度は低下
する。
このように塩化カリウムを15%以上配合すると食塩に
くらぺ嗜好度は明らかに低下し、調味料としては不適当
である。ところが、この塩化す) IJウムと塩化カリ
ウムの配合物にMUG−Rbを25〜10%配合すると
、塩化カリウムに由来する不快味が改善され、嗜好度が
高まり、その結果塩化カリウムの配合割合は15〜40
%の範囲においても食塩と同程度もしくはそれ以上に好
まれるものが得られる。
同様に、MSG−Rbを20%配合し友ものについては
、塩化カリウムの配合割合は30%まで、MSG−Rb
を30%配合したものでは、同じく205Xまで、それ
ぞれ食塩と同程度X線それ以上の嗜好度を有しており、
塩化カリウムの配合割合の高い調味料組成物が得られる
すなわち、上記の結果から塩化す) IJウム50〜8
2.5%、塩化カリウム15〜40%、MSG−Rb2
.5〜30%(L−グルタミン酸ナトリウ五2.45〜
29.4%、5′−リボヌクレオタイドナトリウム0.
05〜0.6%)の配合割合とするとき、塩化ナトリウ
ムと同程度もしくはよシ以上に好ましい呈味性を有する
調味料組成物が得られる。
次に、5′−グアニル酸ナトリウふを用いて、L−グル
タミン酸ナトリウムと等量混合した混合物(MSG・5
’−GMPと略す)を使用して、表−2に示す配合物を
調製し、前記と同様の方法により官能検査を行うと、表
−2右欄の結果が得られ(注)  Δ:5%有意で基準
より嫌われる品:1%有意で基準より嫌われる 表−2の結果から、塩化ナトリウム59.5%、*化カ
リウム40%、L−グルタミン酸ナトリウム0.25%
 5/−グアニル酸ナトリウム0゜25%の組成物でも
明らかな呈味改善の効果が認められ、その嗜好度は食塩
と同程度となる。
すなわち、本発明の調味料組成物におけるグルタミン酸
塩および核酸系呈味物質の配合量の好ましい範囲は、こ
れらの配合比によって異なるものであるが、通常、この
配合比はグルタミン酸塩と核酸系呈味物質の量比を1:
1〜1 :0.005とするのがよい。そして、このグ
ルタミン酸塩と核酸系呈味物質の混合物は本調味料組成
物中に0.5〜40X含有せしめると呈味改蕾効来が顕
著書ミン酸塩と核酸系呈味物質との混合物の配合量が、
塩化カリウム、およびグルタミン酸ナトリウムと核酸系
呈味物質との混合物の配合割合は塩化ナトリウム40〜
84.5%、塩化カリウム15〜40%、およびグルタ
ミン酸塩と核酸系呈味物質(重量比1:1〜1:o、o
os)の混合物0゜5〜40重量%の配合割合とするこ
とKより、環化カリウふの配合割合が多く、かつ呈味性
も権化ナトリウムと同程度もしくはより以上に好まれる
調味料組成物が得られる。
本発明の調味料組成物の製造法は、塩化す) IJウム
、塩化カリウム、グルタミン酸塩および核酸系呈味物質
を上記のような特定割合で含有せしめる方法であれば特
に限定されない。その形状としては、粉末状、顆粒状1
粒状等のものが挙げられ、たとえば、塩化ナトリウムと
塩化カリウムを予じ混合溶液を噴霧する方法、通常のパ
ンコーティングによる被覆法などにより好ましいものが
製造できる。
以外に、九とえば有機酸If(例、クエン−1酒石酸、
コハク酸、アスコルビン酸など)およびその樵、糖Ji
l[(例、乳糖、ショ糖、デキストリンなど)などを通
常、本調味料中に約20%以内の範囲で適宜混合し、好
みの呈味性を付与することもできる。
本調味料組成物は、塩化カリウムに由来する刺激味、不
快味が極めて少なく、旨味、こく、まるみのある味覚的
特徴を有し、その用途としては権化ナトリウムを主体と
した従来の調味料と同様に使用できる。九とえば、食卓
塩として好適であり、さらに煮もの・炊きもの・焼きも
の等の調理食品、みそ汁・すまし汁などの汁もの1各櫨
つけもの頬等の調味料としても使用でき、食塩の過鯛摂
寧を制限すると共に優れた呈味効果を発揮する。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明す
る。
実施例1 塩化ナトリワム63部と塩化カリウム27部を混合し、
この混合物を熱気流中に浮遊させ、これにL−グルタミ
ン酸ナトリウム98部に対してダーリボヌクレオタイド
ナトリウム〔武田薬品工業■製〕2部を配合し九混合物
溶液を、全体に対して10部(固形物重量)となるよう
に噴霧し、軌燥して粒状の調味料組成物を得た。一方、
塩化カリウムを除き、塩化ナトリウム90部を用いて上
記と同様の製法で調味料組成物を製造し、対照とした。
これら両調味料組成物を用いて、生野菜:ゆで卵、目玉
やき、野菜いため、お茶づけ、おにぎシを調味し、味を
比較したが、両者の味の差はほとんど認められなかった
実施例λ 塩化ナトリウム50部、塩化カリウム40部を2部をコ
ーテングして粒状の調味料組成物を製造した。ここで得
られた調味料組成物を用い′、生野菜、ゆで卵、目玉や
き、野菜いため、お茶づけ。
おにぎシを調味し、食卓塩(日本専売公社、塩化ナトリ
ウム99X以上)を用いたときの嗜好とを比較し九が、
その嗜好度は食卓塩と同程度ま九はそれ以上であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塩化ナトリウム40〜84.5重量%、塩化カリウム1
    5〜40重量%、およびグルタミン酸塩と核酸系呈味物
    質との重量比l:1〜1:0.005の混合物0.5〜
    40重量%を含有してなる調味料組成物。
JP56189814A 1981-11-25 1981-11-25 調味料組成物 Pending JPS5894368A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222117A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Kao Corp 容器詰液体調味料
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US8999425B2 (en) 2012-01-04 2015-04-07 Jcr Technologies Llc Low sodium salt substitute compositions

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