JPS589387Y2 - パルス信号の周期識別回路 - Google Patents

パルス信号の周期識別回路

Info

Publication number
JPS589387Y2
JPS589387Y2 JP1981134116U JP13411681U JPS589387Y2 JP S589387 Y2 JPS589387 Y2 JP S589387Y2 JP 1981134116 U JP1981134116 U JP 1981134116U JP 13411681 U JP13411681 U JP 13411681U JP S589387 Y2 JPS589387 Y2 JP S589387Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
circuit
input
signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981134116U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5782737U (ja
Inventor
木森憲司
Original Assignee
富士通株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP1981134116U priority Critical patent/JPS589387Y2/ja
Publication of JPS5782737U publication Critical patent/JPS5782737U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS589387Y2 publication Critical patent/JPS589387Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数種類のパルス列が混在する入力パルス列か
ら特定の繰返し周期を有するパルス列を選択して取り出
す機能を有する周期識別回路に関するものである。
レーダ受信機のアンテナに、それぞれ繰返し周波数を異
にする複数種類のパルス電波が入力した場合に、その繰
返し周期を判別することが困難となる。
例えば最も簡単な計数法によれば、繰返し周波数が異な
り且つほぼ同程度の振幅を有する複数のパルス列に対し
ては、両者を区別することなく計数するため誤1つた結
果を生ずる。
またディジタル相関法によって周期の識別を行なう場合
には、レーダ信号の性質に基づき、シフトレジスタの所
要段数が極めて多くなる不利がある。
即ちシフト時間はパルス幅より短いことが必要であるの
で、レーダ信号の場合には1000段〜5000段程度
の段数が必要となり、回路が複雑高価となる。
本考案は前述の点に鑑みなされたもので、2種の計数回
路によって特定周期を有する入力パルス列の周期を計数
的に測定し、且つ計数回路の片方はプリセットしてお(
ことにより、該入力パルス列と同期し且つそのパルス幅
内に上記入力パルスを含む如きパルスを発生させ、この
パルスと上記入力パルスとの論理積をとることにより異
なる周期の入力パルスを排除して上記特定周期のパルス
のみを選択する新規なるパルス列の周期識別回路を提供
せんとするものである。
以下図面を用いて、本考案の一実施例につき詳細に説明
する。
第1図は本考案に係る周期識別回路の一実施例を系統図
として示したものであって、便宜上入力信号は検波後の
レーダ信号とした。
この入力信号波形は、衝撃比の小さい方形パルス列で、
その衝撃比は通常I/1OOO以下である。
入力端子1に入った信号は2系統に分かれ、その片方は
時間測定回路3に印加されて、ここで相隣る2個のパル
ス間の時間間隔を測定される。
2は入力端子と時間測定回路3との間に挿入された入力
ゲート回路である。
該ゲート回路2の出力はい11つの時量測定回路5にも
同時に入力せしめられるのであるが、該時間測定回路ら
は、最初は述べた時間測定回路3よりも、入力パルス列
の1周期分だけ遅れて動作を開始する。
このために、時間測定回路5の前には遅延ゲート4が付
設されている。
このゲート4は、最初の1個のパルスは通過せしめず、
2個目のパルスから通過せしめる機能を有する。
2つの時間測定回路3及び5を区別するために、以後前
者を第1カウンタ、後者を第2カウンタと呼ぶことにす
る。
「カウンタ」と呼ぶのは、本実施例において後述するよ
うに時間測定を計数方式で行なうからである。
6はクロックパルス発生器で、周期が厳密に一定パルス
列即ちクロックパルスを発生し、第1カウンタ3及び第
カウンタ5は、相隣れる2個の入力パルスの間に入力す
るクロックパルスの数を計数する。
ここで本考案の重要な特徴の一部分をなす事項として、
上起両カウンタ中とくに第2カウンタ5は、上述した如
く第1カウンタ3よりも遅れて動作C計数)を開始する
のみならず、予め若干のカウント数だけプリセットされ
ているのである。
即ち第2カウンタの内容は、その計数開始直前において
零ではなく、成る数△nに予め設定されている。
従って入力パルスの第3個目の到来時点よりも僅かに前
に、第2カウンタ5の計数値は第1カウンタ3のそれと
一致するに至る。
上記両カウンタ3及び5の出力を受ける回路7は両カウ
ンタの計数値を比較する作用をなすもので、両計数値が
等しくなった瞬間に出力を生ずる。
該回路7を以後一致回路と呼ぶことにするが、この回路
は時間的異なる2つの入力を比較する点以外は通常の一
致回路と同様の動作を行なう。
上記一致回路7の出力は第2カウンタ5をリセットする
とともに、単安定マルチバイブレータ8をトリガして、
所定時間幅を有するパルスを発生させる。
このパルスの時間幅は云う1でもなく単安定マルチバイ
ブレータ8の内部構成のみによって定する。
該マルチバイブレータ8の出力はアンドゲート9の片側
入力となる。
アンドゲート9の他側の入力には、入力端子1に印加さ
れる信号即ちレーダ信号を用いる。
そこで出力端子10には、単安定マルチバイブレータ8
の出力パルス幅内ニレーダ信号パルスの入力があったと
きにのみ出力が現われる。
以上の動作は入力レーダ信号中のパルスの1個ごとに繰
返されるア゛;ら、出力端子10に□は入力パルスがそ
の捷1現われてくることになる。
、しかしながら、アンドゲート9の機能により、単安定
マルチバイブレータ8の出力パルス幅中にない信号はア
ンドゲート9を通過し得す、従って出力端子10に現わ
れない。
このために、第1図の回路は特定の繰返し周期をも、つ
たパルス列のみを通過させ、これと異なる繰返し周期を
もったものを阻止する機能を有するのである。
第1図の回路の動作を、その各部の出力電圧波形と関連
して以下にさらに、詳しく説明する。
第2図は上記電圧波形を、時間軸を揃えて図示したもの
で、図に釦いて1は入力レーダ信号をパルス列として簡
略化して示しており、その繰返し周期をT1とする。
■は第1カウンタ3へ入力するクロックパルスを示し、
パルス列Iの2個目のパルスによって計数を停止する。
この時点をtlとすると、tlから第2カウンタが計数
を開始するのであって、波形■は第2カウンタの入力ク
ロックパルスを示し、便宜上リセット時点で線を若干太
くした。
以前に説明したように、第2カウンタ5は予め成る値が
プリセットされているので入力パルスの3個目の入力時
点t2よりも若干早く所定値に達するのであって、その
時刻をt′ としこ。
■は一致回路7の出力を示弘その発生時刻はt/ 、
tII 、 tIII・・・・・・であるが、周期はT
I である。
■は単安定マルチバイブレーク8の出力信号すなわちゲ
ート信号であって、各パルスの前縁は波形■中の各パル
スの位置と一致し、その幅は当初の設計によって定まる
この波形V中の各パルスの幅をγとし、またt′−t’
=δとすると、γ〉δとする必要がある。
■はアンドゲート9を通過した人力パルス〔波形■〕で
あって波形Iと、同じく■との論理積に相当する。
これから明らかなように波形■のパルス幅7以内に入力
した信号以外はすべて阻止されて出力端子に現われない
から、第1図の回路はTI との差が1以内の周期のパ
ルス列を選択して通過させることが明らかである。
なお、伺らかの理由で入力信号が中断した場合には、第
1カウンタ3をリセットする必要がある。
第1図において、点線枠Aはこのリセット信号発生回路
を示し、時間T1以上に亘って入力端子1に入力がない
ときには第1カウンタ3をリセットするための信号を発
生する。
次にリセット信号回路の動作を説明する。
出力端子10vc現われる出力パルスは、単安定マルチ
バイブレータ11をトリガするとともに、アンドゲート
12の片側入力となる。
単安定マルチバイブレータ11(以下第2マルチバイフ
レータと云う)の出力パルスの幅は、入力レータ信号の
周期TIよりも若干広くしておく。
こうすると、第2マルチバイブレータ11の出力パルス
の周期は2T1となる。
該出力パルスは、遅延回路13を通って遅延せしめられ
てアンドゲート12(以下第2アンドゲートと云う)の
片側入力となる。
遅延時間はT1に等しくとっておく。
第2アンドゲート12の出力はもう1つの単安定マルチ
バイフレータ14(以下第3マルチバイブレータと云う
)をトリガするが、第3マルチバイブレータの出力パル
ス幅は第2マルチバイブレータのそれとほぼ同一として
おく。
このようにすると、両マルチバイブレークの出力波形は
ほぼ同一であるが、第3マルチバイブレータ14の出力
の方が時間T1だけ遅れたものとなる。
この両マルチバイフレータの出力は、双方ともオアゲー
ト15に入れられる。
ここ1での説明につき、第3図を参照すると、第3図中
■は第2マルチバイブレータの、また■は第3マルチバ
イブレータのそれぞれ出力波形である。
■は第2図中の波形■を再掲したものである。
図の如く入力信号の中断に基づき出力パルス列■が中断
すれば、最後のパルスから時間T2だけ経過したとき、
両マルチバイブレータとも出力電圧は零となる。
但しT2は両マルチバイブレータの出力パルス幅でT2
〉TIである。
ゆえに波形■に示すように、オアゲート15から出力を
生じて第1カウンタ3をリセットする。
入力レーダ信号が再び開始するに至れば、以上の動作も
また再開される。
以上説明した実施例にかいて、時間測定にカウンタを用
いず、アナログ法によってもよい。
また要所でA−D変換及びD−A変換を行なってもよい
渣た第1及び第2カウンタの前に、それぞれ1回路ずつ
の入力ゲートを置いてもよく、また時間測定をバーニア
方式で行なってもよい。
本考案の周期識別回路は、種々の周期を有するパルス列
が混合して入力したとき、特定の周期を有するものを選
択して、波形を変えることなく出力端子に取り出すこと
ができる優れた利点があり、回路構成上も多段のシフト
レジスタ等を必要としない。
また識別に要する時間も短かい。ゆえにレーダ受信機に
適用して、入来するレーダ信号の識別にきわめて有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る繰返し周期識別回路の一実施例構
成を示す回路系統図、第2図は前図中の要部に現われる
電圧波形を示す図、第3図は第1図中のリセット信号発
生回路中の要部の電圧波形図である。 1:入力端子、2:入力ゲート、3:第1カウンタ、4
:遅延ゲート、5:第2カウンタ、6:クロックパルス
発生器、7:一致回路、8:第1単安定マルチバイブレ
ータ、9:第1アンドゲート、1.0:出力端子、A:
リセット信号発生回路、11:第2単安定マルチバイブ
レータ、12:第2アンドゲート、13:遅延回路、1
4:第3単安定マルチバイブレータ、15:オア回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (n−1)番目のパルスとn番目のパルスとの時間間隔
    を測定し、該測定値にもとづいて(n+1)番目のパル
    スに相当するゲート信号を得、この信号と入力パルスと
    の論理積をとることにより複数種類のパルス列が混在す
    る入力パルス列から特定の繰返し周期を有するパルス列
    を抽出する周期識別回路において、前記(n−1)番目
    のパルスとn番目のパルスとの時間間隔を測定する第1
    の時間測定回路と、あらかじめ成る値がプリセットされ
    、前記n番目のパルス入力時点より計数を開始する第2
    番目の時間測定回路と、上記両時間測定回路の測定結果
    が一致したとき→致信号を出力する一致回路と、該−数
    回路によってトリガーされて所定幅のゲート信号を発生
    するパルス発生回路とを具備することを特徴とするパル
    ス信号の周期識別回路。
JP1981134116U 1981-09-08 1981-09-08 パルス信号の周期識別回路 Expired JPS589387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981134116U JPS589387Y2 (ja) 1981-09-08 1981-09-08 パルス信号の周期識別回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981134116U JPS589387Y2 (ja) 1981-09-08 1981-09-08 パルス信号の周期識別回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5782737U JPS5782737U (ja) 1982-05-21
JPS589387Y2 true JPS589387Y2 (ja) 1983-02-21

Family

ID=29494331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981134116U Expired JPS589387Y2 (ja) 1981-09-08 1981-09-08 パルス信号の周期識別回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS589387Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60106174U (ja) * 1983-12-23 1985-07-19 日本無線株式会社 レ−ダトリガ再生装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651665A (en) * 1979-09-24 1981-05-09 Radiochemical Centre Ltd Method of analysing isolated part of matter in biological fluid

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651665A (en) * 1979-09-24 1981-05-09 Radiochemical Centre Ltd Method of analysing isolated part of matter in biological fluid

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5782737U (ja) 1982-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3940764A (en) Pulse pair recognition and relative time of arrival circuit
US4168467A (en) Measurement of pulse duration
EP0484975A2 (en) Continuous overlapping frequency measurement
US4068180A (en) Methods and apparatus for enhancing resolution in pulse analysis
JPS589387Y2 (ja) パルス信号の周期識別回路
IE43734L (en) Transition indicator for two-level signal
US4330746A (en) Method and apparatus for measuring received Doppler cycles for a specified period of time
SU1495774A1 (ru) Устройство дл формировани временных интервалов
RU1487661C (ru) Измеритель средней частоты импульсов
SU602881A1 (ru) Цифровой фазовый дискриминатор
SU1188696A1 (ru) Цифровой измеритель отношени временных интервалов
SU377698A1 (ru) Цифровой частотомер
RU2047865C1 (ru) Цифровой измеритель параметров радиосигналов в реальном масштабе времени
SU1012271A1 (ru) Устройство дл определени вариации сигналов
SU877547A1 (ru) Устройство дл диагностического контрол
SU834848A1 (ru) Генератор серии импульсов
SU1367016A1 (ru) Сигнатурный анализатор
SU1196908A1 (ru) Устройство дл определени среднего значени
SU1444776A1 (ru) Сигнатурный анализатор
SU970304A1 (ru) Устройство дл измерени временного интервала между симметричными импульсами
SU1487020A1 (ru) Устройство для синхронизации вычислительной системы
SU729528A1 (ru) Цифровой фазометр
JPS597819Y2 (ja) バ−スト信号処理回路
SU1093925A1 (ru) Измеритель мощности
RU1815661C (ru) Устройство дл выделени признаков при распознавании образцов