JPS5893542A - 金属あるいは合金の水平連続鋳造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主要構成部分として冷却される固定鋳型、場
合によってはこれに続く再冷却器、および鋳片の縦軸線
め方向に移動可能な鋳片引出し装置をもつ、金属あるい
は合金特に鋼の水平連続鋳造装置に関する。

金属の水平連続鋳造にお−いて、鋳型内で形成されてま
だ完全には凝固していない鋳片は、鋳片引出し装置によ
り鋳型から引出される。例えば鋼のように融点の高い合
金では、鋳片の引出しを段階的に行なうのが有利１ある
。個−々の段階の間に休止を入れるか鋳片を戻すことに
よって、−冷却の除虫ずる収縮が補償され、加熱′割れ
が回避され・鋳型内にそれぞれ形成される個々の鋳片表
皮部分のしっ、かりした溶着が行なわれる。

鋳片引出し装置ｆは、原理的に２つの異なる装置が公知
である。現、在あまり使用されない装置はつかみ爪をも
ち、これらのつかみ爪が鋳片をつかんｆそれぞれ所望の
ように動かす、この駆動方式は完全には轡確でない。な
ぜならば、比較的大きい質量のつかみ爪を動かさねばな
らないので・それに応じて寸法を定められる比較的大き
い遊びをもつ伝動装置を使用せねばならない。ざらに鋳
片の表面を損傷する危険がある口精確な鋳片引出しは、
現在フは主として鋳片に直接作用するビンチロールによ
って行なわれる。ビンチロールは鋳片とす１出し装置と
が常に麺触するようにし、それにより精確な鋳片ジＩＩ
ｆＩしか保証される。

水平連続鋳造装置を記載した多数の刊行物および鋳片引
出し装置１関する多数の刊行物があるが・その代表とし
てドイツ連邦共和国特−許第１５８３６１１号および第
２３４０６°３６号明細３書をあげる。

連続鋳造過程では、鋳造すべき金属が溶湯容器を出た後
鋳型内で成形さｎ、場合によっては再冷却器内で冷却さ
れる間に、鋳片の冷却が進行し、鋳片表皮の厚さが増大
する。

鋳片が鋳型寧たはゝ再冷却器を出た後、鋳片引出し装置
の鋳片引出し機構特にビンチロールにより捕捉されろ前
に、引続き冷却が行なわれる。

金属または合金の収縮状態または膨弘状態に応じて、こ
の区間１も寸法変化が生じて・特に鋳片の縦方向にこの
寸法変化が認められろ。この縦方向寸法変化のほかに、
鋳片の冷却および進行する凝固中に・同様に金属ごとに
または合金ごとに相違して、既に凝固した鋳片表皮内に
相変化がおこる可能性があり、その間に、通常おこる鋳
片の短縮を別としても、場合によっては冷却にもかかわ
らず寸法が不変であるということもおこる。　　、・ 既に上述ルたトイ□ツ連邦共和国特許第１５８３６１１
号明細書に記載されている鋳片引出し装置では、ビンチ
ロールをもつスタンドが鋳片引出し過程中鋳片の軸線方
向に往復移動せしめられる。同様に鋳片の軸線方向に振
動するように移動可能で締付は爪を備えた鋳片引出しス
タンドも、オーストリア特許第２７７４８９号明細書に
記載された装置に設けられている。これらの両装置ｆは
１スタンドまたは鋳片σＩｔＨＬ機構の振動運動の反転
点が一定に規定されておりＮしたがって往復連動ごと九
それぞれ持続して同じ個所で、鋳片引出し機構により鋳
片の最初の捕捉が行なわれる・それにより、引出し装置
が動き得るように構成されていても、また引出し中に動
かされても、ちょうど鋳造される金属または合金と冷、
却過程におけるその特性とに個々に合わされた鋳片引出
しが、鋳片表皮が鋳片の破断等を防止するのに充分な強
さ２既にもっている個所１行なわれないことがある◎ この個所は金属ごとに相違し、また同じ金属〒は引出さ
れる鋳片の断面寸法に応じて相違しているので・安全上
の理由から、鋳片の損傷あるいは運転過程を乱す破断等
を回避するために、鋳片に作用するｉ／ｌ初の鋳片り１
出し機構と鋳型韮たは再冷却器の端部との間の前述した
間隔を、そのつどの冶金長のため容器深さ等が必要とす
るよりも大きくすることが必要受ある。したがって従来
技術による振動するスタンド装置でも、鋳片引出しが行
なわれろ場所の個々の設定は行なわれていない〇 本発明の目的は、鋳片引出し機構の作用場所をちょうど
鋳造されろ金属または合金へ精確に゛合わせて、また場
合によっては鋳片の断面寸法へも合わせて設定し、こう
してその個々の状態および性質を、再冷却器における監
視された冷却中特に鋳型および再冷却器を出た後の途中
における冷却の際にも精確に考慮することを可能にする
水平連続鋳造装置を提供することである。

本発明の対象は、主要構成部分として冷却される同定鋳
型、場合によってはこれに続く再冷却器、および鋳片の
縦軸線の方向に移動可能な鋳片引出し装置をもつ、金属
あるいは合金特に鋼の水平連続鋳造装置！あり、次のよ
うな特徴をもっている。すなわち鋳片引出しスタンドが
、鋳型または再冷却器か−ら鋳片が出る場所と鋳片を捕
捉する鋳片引出し機構特にピンチロールとの間に所望の
一定な間隔を設定するために・適当な位置へ移動してそ
こへ固定できるように構成され、場合によっては鋳片引
出し機構特にピンチロールの駆動されるピンチロールが
、縦方向に移動できるように構成されて水平に案内され
る鋳片を載せる引出しスタンドの所で、引出し装置に対
して直−角に高さを変化！きるように構成されている。

本発明により引出しスタンドを両方向へ縦方向移動ｆき
かつ固定１きるようにすることによって、そのつど引出
される鋳片の冶金長、したがって鋳型または再冷却器を
出た後鋳片がスタンドにある鋳片引出し機構によって危
険なしに捕捉される前に通過せねばならない行程の冶金
長に装置を設定することが可能となる０縦方向移動可能
な鋳片引出しスタンドの配置の実際の実施態様には何の
制限もない。すなわちこの装置は車輪あるいはローラを
介してレール上に支〜持される。本発明の特別な利点は
、使用されている既存の引出し装置に補足しさえずれば
よく、わずかな費用しか要しない手段で鋳片製造におい
て前述した改善を行なうことができる・ 引出しスタンドの位置を再冷却器の端部からあらかじめ
規定された位置に設定することは、例えばなるべく段階
的に動作する直流電動機により有利に駆動されるウオー
ム歯車装置によって行なうことが１きる。このような電
動機すなわちステップモータは、中央制御装置例えばマ
イクロプロセッサを介して、所定のプログラムに従って
容易に制御され、それにより操作者にわずかな要求しか
課さずに鋳造される金属および鋳片寸法にそれぞれ合わ
された鋳片の冶金長さのきわめて精確な設宥が行なわれ
、したがって鋳片引出し装置またはその鋳片引出し機構
力Ｉ損傷−を生ずることなく鋳片に作用する場所と鋳片
が鋳型あるいは再冷却器を出る場所との間隔の精確な設
定が行なわれる。

本発明により行なわれる鋳片引出し機構のこの高さ変化
は、スタンドの縦方向移動と同様に、たとえばウオーム
歯車装置によって行なうことが！きる。このための駆動
は、なるべく段階的に動作する直流電動機で有利に同様
に行なうことができる。

鋳片が載る鋳片引出し機構の高さを変化できろようにす
ることによって、凝固する鋳片の縦方向における金属ま
たは合金の状態に合わせて鋳片引出しの場所の精確な設
定を行なうことができるのみならず、それにより引出さ
れる鋳片の太さしたがって鋳片軸Ｉ！に対して直角な方
向の寸法変化を生ずる過程を考慮することが！きろＯ 同じ装置ｆ異なる断面寸法の鋳片を製造する場合、縦方
向移動可能に構成された引出しスタンドの引出し機構の
高さを変化！きることはさらに重要で、異なる断面寸法
の鋳型および再冷却器の使用によって、鋳片の下面はそ
の高さ位置を変化する。

鋳片引出し機構の高さを変化できろことによって、ちょ
うど鋳造中の鋳片の断面寸法に最適に高さを精確に合わ
された引出しが行なわれるの１、鋳片が引出し機構特に
ピンチロールへ入る際、撓みなく鋳片の最適の支持が行
なわれ、それにより引出し機構特にピンチロールの力を
引出すべき鋳片へ伝達する際の不変性も引続き維持され
る。

鋳片引出し過程の精度を高める装置の有利な構成は・鋳
片の振動引出しに特に適しており、少なくとも１つのピ
ンチルールが段階的に動作する直流電動機により駆動さ
れ、電動機とピンチロールが共通な軸をもつかあるいは
それらの軸が直接互いに結合されているという特徴をも
っている。

こうして鋳片の凝固の際ちょうど処理される金属のその
つどの状態に合わせて鋳片引出し機構の作用点と再冷却
器端部との間隔を設定ｆきるのみならず、鋳片引出し過
程自体のすべりのない精確な制御も行なうことが１きる
０ざらにこの装置は機械的に簡単な構造という点１もす
ぐれている。電動機の回転角と鋳片の参勤行程とが直接
関係しているため、調整がきわめて精確にかつ常に再現
可能に行なわれ、それにより微細な過程においても困難
な段階的動作を精確本発明を図面について以下に説明す
る。

第１図および第２図による連続鋳造装置は、分配車上に
ある溶湯分配器１をもち、図１はこの溶湯分配器ｌの上
方に、この分配器１への溶湯供給を行なうとりべ２をも
つとりべ車があ舎Ｏ鋳造すべき金属は分配器１から同様
に車上に取付けられた水平鋳型３へ達し、この鋳型３内
１鋳共の成形と冷却が行なわれる。凝固子る鋳片表皮と
流動的な心とをもつ鋳片は、同様に車上に取付けられて
、流動的な鋳片心の誘導循環を行−なう攪拌コイル４Ｔ
ｔ通して導ぶれ、それからローラ上に支持さｉて鋳片の
縦方向に移動可能に構成されかつちょうど鋳造すべき金
属に個々に合わせて鋳型３の端部からの間隔を設定でき
しかも適当な位置に固定可能な鋳片引出しスタンド５の
引出し機構（より捕捉される。第１図の鎖線で、移動可
能に構成された引出しスタンド５の別の位置が示さｎ、
例えば鋳造ずべき金属の鋳片表皮形成が遅すぎる傾向を
もち、鋳型３に近い位置では鋳片の損傷が完全には回避
ｆきない場合、引出しスタンド５が鎖線の位置へもたら
される。

鋳片の移動方向において、移動可能に構成されて鋳片引
出し機構としてのビンチロール５ａをもつ引出しスタン
ド５の後に、鋳片切断装置、図１は液圧せん断機６が続
き、このせん断Ｉａ６も同様に縦方向移動可能に構成さ
れているので、段階的に動作する直流電動機に引出し機
構５ａな例えば直結されている鋳片引出しスタンド５の
そのつどの位置に関係して、このスタンド５から所望の
間隔だけ離してせん断４１６′ｆ：配置することができ
る。最後に一連の支持ロール８およびビンチロール７が
続いており、切断された鋳片な冷却床９および集合トラ
フ１０を経て搬Ｖする。例えば経過プログラム用の複数
の記憶）置オよび中央マイクロプロセッサを収容ｆき２
第２図の制御室１１から、連続鋳造装置の個々４部分の
個別制御例えば鋳型人口弁の開度・鋳４３の冷却、攪拌
フィル４の位置および電流、１片引出しスタンド５の羊
のつどの位置、この；タンド５におけ本ピンチロール５
ａの高さ１．ビニ千ロールの駆動装置の制御、せん断機
６の位１および動作の制御、所定長さにされた鋳片を１
−ル７および８を経て搬出する位置および動１の制御、
が、分配器１内における溶湯の高さに１係して行なわれ
る０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による連続鋳造装置の側面む第２図はそ
の平面図１ある。 １・・・溶湯分配器、３・・・鋳型７．５・・・鋳引出
しスタンド、５＆・・・ピンチロール暖 コ ） 澗 寿 ペ ン 冴 口 乍 開 く１ 片

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　主要構成部分として冷ＭＪされる固定鋳型、場合
   によってはこれに続く再冷却器、および鋳片の縦軸線の
   方向に移動可能な鋳片引出し装置をもつ連続鋳造装置に
   おいて、鋳片引出しスタンド（５）が、鋳型（３）゛ま
   たは再冷却器から鋳片が出る場所と鋳片を捕捉する鋳片
   引出し機構特にピンチロール（５ａ）との間に所望の一
   定な開−を設定するために、適当な位置へ移動してそこ
   へ固定できるように構成され、場合によっては鋳片引出
   し機構特にピンチロール（５ａ）の駆動されるピンチロ
   ールが、縦方向に°移動できるように構成されて水平に
   案内されろ鋳片を載せる引出しスタンド（５）の務１、
   引出し装置に対して直角に高さを変化ｔきるように構成
   されていることを特徴とする１金属あるいは合金特に鋼
   の末子“連続鋳造装置・２、　少なくとも１つのピンチ
   ロール（５ａ）が段階的に動作する直流電動機により駆
   動され、電動機とピンチロールが共通な軸゛をもつかあ
   るいはそれらの軸が直接互いに結合されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載の装置。