JPS5893001A - 赤外光用フアイバ−製造方法 - Google Patents

赤外光用フアイバ−製造方法

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JPS5893001A
JPS5893001A JP56190707A JP19070781A JPS5893001A JP S5893001 A JPS5893001 A JP S5893001A JP 56190707 A JP56190707 A JP 56190707A JP 19070781 A JP19070781 A JP 19070781A JP S5893001 A JPS5893001 A JP S5893001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
core
crystal
extrusion
cladding
Prior art date
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Pending
Application number
JP56190707A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Murakami
村上 一仁
Kenichi Takahashi
謙一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は性能の高く、安定した赤外光用ファイバーの製
造方法に関する。
光学結晶を加工し赤外光用ファイバーを作製することは
種々検討されており(日経エレクトロニクス、1980
年、12月8日号1、P、140〜参、照)、例えば次
のようなファイバー構造が挙げられている。
(1)特開昭53−145645号公報で−は、押出し
加工したフデイバーをパイプの中に緩く挿入し、結2品
質ファイバーをコア、空気をクラッドとしたルースクラ
、ラド型のものが、(2)特開昭54−143242号
公報では溶融状態のコア結晶材料の周囲を粘性の大きい
ガラス質料で被覆し、紡糸によりファイバーを作製し、
ガラス質材料をクラッドとしたステップイン・デツクス
型のファイバー構造が、(3)米国特許第425373
1号明細書ではコア結晶とクラッド結晶を同時に押出し
加工し、コア結晶にクラッド結晶を被覆したステップイ
ンデックス型のファイバ、−構造。力;挙げられている
しかしながら、(1)の構造は、コア・ファイバ−の雰
囲気(例えば空気中の水分)の侵食による光学的および
機械的性質の劣化を起こすおそれがあり、また保護層と
してのパイプへの衝撃あ°るいは繰返し曲げにより内部
のコアファイバが破損し易い欠点がある。また(2)の
構造は結晶質コア材料とガラス質クラッド材料の熱膨張
率差からファイバー内部に歪が残り易く、機械的に弱い
ものしか得られない。そしてガラス質材料の多くは長波
長の赤外光の透過に適しておらず、赤外光用ファイバー
のクラッド層でのロスが大きくなるため、クラッド材料
の組合騒に大きな制約がある。また(3)のようにコア
結晶とクラッド結晶を同時に押出し加工し、コア結晶に
クラッド結晶を被覆する方法は、細径のファイバーに加
工しようとするとコアの加工度が大きくなり、真円状に
加工することが困難で、コアとクラッドの界面が乱れ易
い欠点がある。
本発明は押出し加工により、コアファイバーにクラッド
結晶を被覆する(3)の方法の改良法に関し、最初にコ
ア結晶ファイバーを押出し作製した後、クラッド結晶を
押出し被覆する製造方法により、コア・クラッドの界面
の乱れを少なくし、低伝送損失の赤外光用ファイバを提
供するものである。
コア結晶ファイバはOpt 、 Lett、、  5.
3 (1980)85、にあるように単結晶ファイバを
成長させる方法で作成、あるいは特開昭53−1456
45号公報記載°のように押出し加工により作成する。
押出し加工の場合、コア用結晶が直接、押出しコンテナ
に接触し、特開昭53−145645号公報記載の押出
し加工で用いられている直接押出し法の場合、外部から
汚染されたコア結晶表面層がコア結晶ファイバの表面と
なり光学特性を劣化させるおそれがある。
このため本発明者等は押出し条件を検討し、第1図およ
び第2図の構成に到達したものである。
第1図のコンテナ4の内部にコア用結晶1を挿入し、ダ
イス5、ビレット支持具7を設定する。ビレットおよび
コンテナがヒータ9により所定の温度に達したらラム6
を油圧ナレス等で加圧し、ダイス5を移動させる。ダイ
ス5はコア用結晶1の外径より少し小さくすることによ
り、ダイスのエツジで汚染されたコア用結晶表面層を削
り取ることができる。このような間接押出し法により、
高純度なコア用結晶部分からコア結晶ファイバー1′を
得ることができ、コアファイバ巻取機3で巻き取る。
第2図で、コア結晶ファイバにクラッド結晶を押出し被
覆し、ステップインデックス型ファイバを作製する手順
を示す。第1図の方法で作製したコア結晶ファイバ1′
をコアファイバーサプライ3′より中空のマンドレル8
およびクラッド被覆用結晶2に通し、第1図と同様に所
定の温度まで加熱した後、ラム6を油圧プレス等で加圧
し、ダイス5を移動させ、ダイス穴からコア結晶ファイ
バの周囲にクラッド層2Iを押出し被覆し1.ステップ
インデックス型ファイバを得ることができる。
クラッド層の押出し被覆の場合、直接押出し法および間
接押出法のいずれも可能であるが、第2図の間接押出し
法は第1図の場合と同様、”−L 汚染されたクラッド被覆用結晶の表面を削り取れる利点
があり、また削り取られたクラッド被覆用結晶の外皮が
コンテナ4内壁とダイス5の間に入り、潤滑剤の働きを
し、ダイスの移動を滑らかメし、表゛面の平滑な押出し
ファイバが得られる利点がある。
押出したファイバは巻取り機10で巻き取るが、この前
に樹脂焼付けあるいけ金属蒸着など保護層を被覆しても
よい。また巻き取った後さらに金属および樹脂などの保
護層を多層に被覆し、補−を強化してもよい。
第3図はクラッド層を押出し被覆した後のファイバの断
面でアシ、コア結晶ファイバ1′およびクラッド層2′
が形成される。
本発明で用いられるコア結晶、クラッド結晶の材料は、
通常の赤外光用ファイバに用いられる塩化銀、臭化銀等
の銀ハライド、沃化タリウム、臭化タリウム等のタリウ
ムハライド、沃化セシウム、臭化セシウム等のアルカリ
ハライド等が挙げられる。コアとクラッドの組合せとし
ては、同種の材料、例えば臭化銀と塩化銀の銀ハライド
同志の組合せを用いてもよいし、屈折率の高いタリウム
ハライドをコアとしそれよりも屈折率の低い銀ハライド
をクラッドとするような異種の材料の組合せも実施可能
であり、ことに、柔軟性に欠けるタリウムハライドをコ
アとする場合、屈曲の場合に最も大きな歪を受けるクラ
ッド層として柔軟性のある銀ハライドを用いることは効
果的である。
本発明ではコア結晶ファイバを作製する工程とは別にク
ラッド結晶層を押出し被覆する工程を採用するため、コ
ア結晶の加工条件およびクラッド結晶の加工条件を別々
に変えることができ、コアとクラッドの界面を平#にで
きる。このためコアとクラッド界面の散乱の少ない、低
伝送損失の赤外光用ファイバを“作製できる。
またコア結晶ファイバの周囲にクラッド結晶層を被覆す
ることにより、結晶質ファイバ内だけで赤外光を案内で
きるため、この結晶質ファイバの周囲に耐環境性を高め
るため、あるいけ機械的な補強を行なうための保護層を
密着して被覆できるので、性能の安定し次赤外光用ファ
イバを提供することができる。
本発明方法で得られる赤外光用ファイバは、レーザメス
、し゛−サコアギュレータ(凝固器)等のレーザ治療器
のCO2レーザ、 C○レーザ光導光路や、遠隔の警報
器等の赤外検出器に接続するための赤外光導光路等とし
て用いることができる。
実施例1  銀ハライドの場合 高純度の臭化銀の円柱状結晶を押出しビレッ( トとし、外部ヒータでビレットおよび押出し金型を加熱
し、押出し温度、100〜380℃の範囲でラムを移動
させ)、ダイス穴から05〜2mmφ径のファイバを押
出し、コアファイバとした。
これとは別にクラッド用の塩化銀の円柱状結晶を準備し
、コアファイバと中空マンドレルが入る穴を結晶の中心
にあける。この塩化銀のクラッド結晶を押出し金型に入
れ、結晶の中心の穴に中空マンドレルを入れる。更に中
空マンドレルの中にコアファイバーを通しダイスおよび
ラムを組合わせる。クラッド層押出し被覆のためのダイ
ス穴径およびダイスと中空マンドレル間の隙間を調整し
、コアファイバの周囲にクラッド結晶を押出すことによ
りクラッド層の厚さを調整することができ、ステップイ
ンデックス型のファイバとなる。
このようにして直径1 mmのコアファイバに対し[1
1〜1.0mm厚さのクラッド層の押出し被覆を行ない
、断面組織を光学顕微鏡で観察すると、コアとクラッド
の界面は平滑であった。
実施例2  タリクみハライドの場合 高純度の沃化臭化タリウム混晶(KRB−5)をコア用
結晶とし、温度250〜380℃の範囲で押出し加工し
、α5〜2mmm径のコアファイバを作製した。更にこ
のコアファイバを中空のマンドレルに通し、その周囲か
ら、クラッド結晶として臭化タリウム結晶を押出す工程
によりクラッド層を被覆した。
実施例3  アルカリハライドの場合 高純度の沃化セシウ・結Jul、 fr ====’ア
゛鈷晶とし、温度350〜550℃の範囲で押出し加工
し、0.5〜2mmφ径のコアファイバを作製した。更
にこのコアファイバを中空のマンドレルにML、その周
囲からり°ラッド結晶として臭化セシウム結晶を押出す
工程によりクラッド層を被覆した。
上記のようにして実施例1〜3で得られた、コア径1 
mmφ、外径2mmφの各赤外光用ファイバを2mの長
さに切断し、その一端から出力10Wの炭酸ガスレーザ
光(波長10.6μm )を入射し、他端からレーザ光
を出射して、これをセレン化亜鉛などの赤外用年来レン
ズで光を絞り、アクリル板などのプラスチック板あるい
は木材に穴をあけたり、またはとれらを切断することが
できた。
実施例4 実施例1の臭化銀に代えてKH2−5(沃化タリラムと
臭化タリウムの混晶)を用い、押出温度200〜350
℃の範囲で同様のファイハーヲ押出し、コアファイバー
′とした。これに、クラッド用とし、塩化銀および臭化
銀のそれぞれを用いて実施例1と同様に被覆し、実施例
1と同様の良好な結果を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図はコア結晶ファイバを押出し製造する際の1例を
示す断面図であり、第2図はコア結晶ファイバにクラッ
ド結晶を押出し被覆しステップインデックス型ファイバ
を作成する手順を示す断面図であり、第3図は本発明方
法で得られる赤外光用ファイバの構造を示す断面図であ
る。 代理人  内 田1   明 代理人  萩 原 亮 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 コア結晶ファイバーを作製する工程の後に、コア
    ファイバーの周囲にクラッド結晶を押出し被覆する工程
    を設けることを特徴とする赤外光用ファイバーの製造方
    法。 2、 コア結晶ファイバーを押出し加工により作製する
    、特許請求の範囲1記載の赤外光用ファイバーの製造方
    法。 五 コア結晶ファイバを間接押出し法により作 :製す
    る、特許請求の範囲2記載の赤−外光用ファイバーの製
    造方法。 4、 クラッド結晶を間接押出し法によりコアファイバ
    の周囲に押出し被覆する、特許請求の範囲1.2または
    3記載の赤外光用ファイバーの製造方法。
JP56190707A 1981-11-30 1981-11-30 赤外光用フアイバ−製造方法 Pending JPS5893001A (ja)

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