JPS5892718A - 有機性汚泥の処理方法 - Google Patents

有機性汚泥の処理方法

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JPS5892718A
JPS5892718A JP56188563A JP18856381A JPS5892718A JP S5892718 A JPS5892718 A JP S5892718A JP 56188563 A JP56188563 A JP 56188563A JP 18856381 A JP18856381 A JP 18856381A JP S5892718 A JPS5892718 A JP S5892718A
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JP
Japan
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sludge
cement
dried sludge
oil
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JP56188563A
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JPH036409B2 (ja
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Yukinori Yamazaki
之典 山崎
Junichiro Ishii
石井 準一郎
Kazuo Okada
和男 岡田
Yoshifumi Takahashi
良文 高橋
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Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Nihon Cement Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G7/00Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals
    • F23G7/001Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals for sludges or waste products from water treatment installations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有機性汚泥の処理方法の改ILK関するもので
ある。
有機性汚泥は産業廃棄物あるいは生活廃棄物として多量
に発生しており、この処理については多くの方法が提案
され、実施されている。自機性汚泥は高含水のため、そ
の脱水乾燥に多くの燃料を必要とするが、その効率の良
い方法として、有機性汚泥に油を混入して流動性を保ち
ながら加熱して、汚泥中の水分を蒸発除去する方法(以
下油混入加熱方法という。たとえば、%会昭45−21
677 >は開示されている。
油混入加熱方法で処理して得られる乾燥汚泥(以下乾燥
汚泥という)は、油分を含んでいるため、このままでは
、埋立て処分ができないので、汚泥処理場の蒸気発生用
ボイラーの燃料として燃やし、灰化したのち、埋立て処
分されている。しかしながら乾燥汚泥を上記のような燃
焼処理をすると、乾燥汚泥中に持ちこまれてきた油に、
有機性汚泥中に含まれている有臭成分の一部が溶解して
いるため、ボイラーの操作によっては、排ガス中から悪
臭を発生し、環境を害する欠点がある。さらに乾燥汚泥
を燃料として使用すると、多量の焼却灰が二次廃棄物と
して発生し、その埋立て処分をする会費がある。
近年この埋立てにも、その場所の確保が困難となり、社
会問題化している状況である。特に下水汚泥のような有
機性汚泥の処理においてその焼却灰中に溶出有害成分が
含まれることもあるので、その固定化処理をしなければ
ならない。
本発明は、有機性汚泥の処理において、上記欠点を解消
し、理想的な処理方法を提供することを目的とするもの
で、その%徴は、有機汚泥に油を混入して流動性を保ち
ながら加熱して、汚泥中の水分を蒸発除去して得られた
乾燥汚泥をセメント製造工程に投入し、その有臭成分を
完全に燃焼させるとともに、その灰分をセメント原料と
反応させて有害成□分を固定化し、溶出成分をも抑制す
ることにある。
乾燥汚泥は一般に、有機性汚泥を濃縮し、脱水助剤とし
て消石灰と塩化鉄を併用添加するか、水分約(資)重M
l以下単に嘔は重量部であることを示す)の脱水ケーキ
に油を混入して、流動性を保ちながら多重効用蒸発缶な
どを用いて水分を蒸発させるかさらに遠心分離機、スク
リュープレスなどの機械的脱油機によって油分を分離す
ると得られる。
使用する油は不活性の比較的不揮発性の鉱物油又は動植
物油で、各種廃液中に含まれる油を用いることもできる
。油は上記水分約80鳴の脱水ケーキ100重量部に対
して100〜200重量部用いられる。
このようKして得られる乾燥汚泥の性状は処理される有
機性汚泥によっても異なるが、たとえば、通常の下水汚
泥の場合、水分3〜15 m! 。
残油分5〜15憾、灰分10−3516を含有している
さらに灰分には、有害成分としてリン分をPtOs換算
で1〜15優、塩素外をC1として0.1〜B憾。
クロムをCrとしてo、ooa〜0.2憾、亜鉛をZn
として0.1〜2憾含有している。
乾燥汚泥をセメント製造工程で処理するKFi、焼成工
程の熱気流中で燃焼するように乾燥汚泥を投入する。好
ましい熱気流の温度は800℃以上である。800℃を
下まわると乾燥汚泥中の有臭成分が、多い場合には十分
圧燃焼せず、またセメント原料に十分圧吸着されないた
め、排ガスに悪臭を発生することもあるので好ましくな
い。
乾燥汚泥を焼成工程に投入する位置としてはたとえば仮
焼炉、サスペンションプレヒーター。
ダクト、ロータリーキルンのバーナおよび取り付備(通
称癩前)、原料投入側(窯尻)等が好適である。
乾燥汚泥の投入後のセメント製造工程の操業条件は従前
のとおりでよい。
乾燥汚泥の投入量は、乾燥汚泥の成分によって異なるが
、上記乾燥汚泥の場合、焼き出されるセメントクリンカ
100重量部轟り40重量部が限度となる。梱重量部を
上まわると、乾燥汚泥O燃焼が悪化し、排ガス中に未燃
カーボンが生成し、排ガスの集塵効率を悪化するので好
ましくない。さらには得られるセメントクリンカの品質
を維持して有害成分を固定化するために、クリンカ中の
成分で、リン分(plow)が15鳴以下、塩素外<c
rt>が0.24以下、クロム(Cr)が0.02憾以
下、亜鉛(Zn)が0.1係以下にするのが好ま9.シ
い。これらを上まわるとセメントの品質において強度が
低下したり、異常凝結を起したり、有害成分の溶出量が
増大するので好ましくない。
本発明によれば次の効果がある。
(1)  排ガス中に有臭成分を含有することなく乾燥
汚泥を処理できる。
(2)乾燥汚泥に含まれる灰分をセメントクリンカ中に
取りこむために従来のようなやっかいな焼却灰の後処理
工程が省略できる。
(3)有機性汚泥に含有されている有害成分を固定化し
、有害成分の溶出を抑制できるので二次公害の発生をさ
せることなく、汚泥を容易に処理Fきる。
実施例1 下水処理場で発生した水分83嘔の濃縮汚泥100重量
部蟲りA重油を170重量部混合し、スラリー状圧し、
循環ポンプを経由して蒸気による加熱蒸発缶へ送って真
空蒸発させたものをスクリュウプレスにかけて脱油し、
乾燥汚泥を得た。
得られた乾燥汚泥は、水分8憾、油分12s、固形分8
0’lであつ九。また、この乾燥汚泥の灰分け25憾で
あり、その化学成分は表−IK示すものであった。
表−1乾燥汚泥の灰分の分析値(憾) 湿分  0,2  P   4.49 Sin、    88.8    Zn    127
AI!、0.   22,8    Cu    O,
27Ferns    16.I    Pb    
O,014CaO10,I    Cr    O,1
7迦0    2.6    C10,2Na、0  
  1.8 に、o      2.1 この乾燥汚泥を普通ボルトランドーメントクリンカを焼
成中の仮焼炉付サスペン−ジョンプレヒーター付ロータ
リーキルンの窯尻へ投入した。この時の窯尻の熱気流の
温度は950℃〜1080℃であった。
ロータリーキルンは内径1000ssのテストキルンで
あシ、クリンカの焼き出し量は約1000’&7.間で
あった。乾燥汚泥の投入量はクリンカ1を当り200へ
であった。この時の他の原料の使用量はケーキ中の灰分
を考慮してクリンカ1を当り、石灰石を1190〜、粘
土を28611P、珪石を7塾の配合であった。
原料の配合に当っては、乾燥汚泥に含まれるリン分を効
率よくクリンカ中に固定し、クリンカの品質低下を低減
する目的で、石灰石の使用量を普通ポルトランドセメン
トの場合よりやや多くした。
クリンカの焼成は通常の1450〜1500℃で実施さ
れ、排ガスに★臭成分も認められず、運転上支障はなか
った。
得られたクリンカ100部に排煙脱硫して得られる二本
せつこうを5部混、合して、ボールミルで粉砕し、セメ
ントを得た。
このセメントの化学分析値、有害成分の溶出試験結果、
セメントの物理試験結果を各々表−2゜表−81表−4
に示す。いずれの試験も日本工業規格に準じてヤニった
表−2セメントの化学分析gk(%) St(%   21,6     PtOs   O,
4AIltOs   4.9     Zn    O
、04Fetus   s、o     Cu    
O,01CaO64,8Pb    O,008MFO
O06Cr    00006 So、    2,2     Cρ   o、oos
lP−Qoss  1.0 表−8有害物質の溶出量(■/n) (注1)実施例1で使用した下水汚泥の乾燥汚泥を50
0℃の電気炉でI分間加熱して得られた焼却灰(注2)
産業廃棄物処理法によって無処理で埋立処分できる産廃
物の規制値 表−4セメントの物理試験結果 以上の結果から、有機性汚泥である下水汚泥を油混入加
熱方法で処理して得られた乾燥汚泥をセメント製造工程
へ投入することによって、乾燥汚泥の燃焼にともなう排
ガスからの悪臭の発生を防止し、なおかつ乾燥汚泥の焼
却灰の発生をなくしその上、有害成分の溶出をも抑制で
きることが認められた。
また、得られたセメントもポルトランドセメントとして
十分使用できる品質を示していることも認められた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有機性汚泥に油を混入して流動性を保ちな、がら加
    熱して汚泥中の水分を蒸発除去して得られる乾燥汚泥を
    セメントクリンカの焼成工程に投入処理することを特徴
    とする有機性汚泥の処理方法。 2 セメントクリンカの焼成工程の800℃以上の熱気
    流中へ乾燥汚泥を投入することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の有機性汚泥の処理方法。 3 焼き出されるセメントクリンカ100重量部当り初
    重量部以下の乾燥汚泥を上起工11に投入することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項1+は第2項記載の有機
    性汚泥の処理方法。
JP56188563A 1981-11-25 1981-11-25 有機性汚泥の処理方法 Granted JPS5892718A (ja)

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