JPS5892609A - ユビデカレノンの安定製剤およびその製法 - Google Patents

ユビデカレノンの安定製剤およびその製法

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JPS5892609A
JPS5892609A JP19135681A JP19135681A JPS5892609A JP S5892609 A JPS5892609 A JP S5892609A JP 19135681 A JP19135681 A JP 19135681A JP 19135681 A JP19135681 A JP 19135681A JP S5892609 A JPS5892609 A JP S5892609A
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JP
Japan
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ubidecarenone
pharmaceutical composition
solvent
adsorbent
spots
Prior art date
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Pending
Application number
JP19135681A
Other languages
English (en)
Inventor
Dotaro Fujimoto
藤本 導太郎
Masafumi Hase
雅史 長谷
Toshihiro Kinugasa
衣笠 智弘
Fumiya Hamano
浜野 文也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimoto Pharmaceutical Corp
Original Assignee
Fujimoto Pharmaceutical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低融点であるため製剤化が困難であったユビデ
カレノンの安定な組成物およびその製剤化方法に関する
ユビデカレノン、別名コエンザイムQ、は心+ti脈管
剤として用いられている公知の化合物で、黄色ないしだ
いだい色の結晶性粉末であり、クロロホルム、ベンゼン
、四塩化炭素または塩化メチレンに極めて溶けやすく、
アセトンまたはエーテルに溶けやすく、エタノールに極
めて溶けにくく、水またはメタノールにほとんど浴けず
、融点は約48℃を示す。
ユビデカレノンは融点が上記のごとく低い為、通常の製
剤方法では、製剤工程中あるいは製品において、熱によ
りユビデカレノンの溶解、凝固が起こり、製剤表面に黄
色ないしだいだい色の斑点を生じることがあり、取り扱
い上大きな支障をきたすと共に、定量値の低下が認めら
れる。
一般に、低融点物質の安定化法として、従来より吸着化
法が知られている。すなわち、油状物質、エキス類を吸
着剤に加え、混合し、60〜100メツシユの篩を通過
させ、粉末化させる方法である。しかるに、ユビデカレ
ノンは室温では結晶性粉末で、48°C以上で油状を呈
する為、直撥吸着剤と混合して吸着させることができず
、ユビデカレノンを溶媒に溶かした後、吸着させ乾燥さ
せる必要がある。
ところが、クロロホルム、ベンゼン、四塩化炭素、塩化
メチレン、アセトン、エーテル等のユビデカレノンを溶
解させやすい溶媒を用いた場合には、乾燥中にユビデカ
レノンが溶媒と共に表面に移動し、均一に吸着させるこ
とができない。これは、ユビデカレノンが低融点である
こと、また、油性としての性質が強いことによると思わ
れる。
したがって、従来の一般的吸着法をユビデカレノンに応
用することは、困難であることが判った。
本発明者らは、かかる欠点を解消し、熱に安定なユビデ
カレノン製剤を得るべく種々検討した結果、後記するよ
うに溶媒としてはイソプロピルアルコール、そして、吸
着剤としては軽質無水ケイ酸のみが、他の常用のそれら
に比して特異的に安定化に効果があることを知るに至っ
た。すなわち、ユビデカレノンを溶かす溶媒としてユビ
デカレノンの6倍量以上のイソプロピルアルコール(好
ましくは75倍量以上)、吸着剤としてユビデカレノン
の0.5倍量以上の軽質無水ケイ酸(好ましくは2倍以
上)を用いることにより、乾燥工程中にユビデカレノン
が溶媒と共に移動することなく、均一な吸着物が得られ
、しかも、この吸着物は、48°C以上に加熱しても斑
点を生じることはなく、定量値の低下を起こさず安定で
あることを見いだし、本発明に到達した。得られた吸着
物は、そのまま散剤、細粒、顆粒とすることができ、更
に、錠剤、カプセル剤等に加工し、最終製品とすること
もできる。
以下に本発明の実施例の若干をあげ、対照品との比較に
おいて、本発明の製剤的効果を説明する実施例1゜ ユビデカレノン10yを溶媒イソプロピルアルコール7
502に加え、50℃に加温して溶かし、これに吸着剤
として1軽質無水ケイ酸15D2を4゜ 加えて吸着させた後、賦形剤として乳$84Ofを加え
て混合し、08馴のスクリーンを用いて押し出し造粒し
、25°Cで12時間乾燥し、斑点のない黄色の顆粒を
得た。
実施例1.の対照品 実施例1.の製造方法の内、溶媒として塩化メチン/を
用いたものを対照品1−Aとした。だいだい色の斑点の
ある顆粒であった。実施例1.0製造方法の内、吸着剤
として結晶セルロースを用いたものを対照品1−Bとし
た。斑点のない顆粒であった。
実施例2゜ ユビデカレノン10fを溶媒イソプロピルアルコール7
50fに加え、50°Cに加温して溶かし、これに吸着
剤として軽質無水ケイ酸200fを加えて吸着させた後
、賦形剤として乳糖100f、コーンスターチ40f1
アビセル5Qfを加えて混合し、25°Cで12時間乾
燥し、斑点のない黄色の粉末を得た。これを1カプセル
中2[][]IIgでカプセル充填した。
実施例2.の対照品 実施例2.の製造方法の内、溶媒としてアセトンを用い
たものを対照品2−A′とした。内容物は、だいだい色
の斑点のある粉末であった。実施例2゜の製造方法の内
、吸着剤として合成ケイ酸アルミニウムを用いたものを
対照品2−Bとした。内容物は、斑点のない粉末であっ
た。
実施例6 ユビデカレノン1002を溶媒イソプロピルアルコール
7507に加え、50°Cに加温して溶かし、これに吸
着剤として軽質無水ケイ酸200 tを加えて吸着させ
た後、賦形剤として乳糖650Vを加えて混合し、0.
5朋のスクリーンを用いて押し出し造粒し、25°Cで
12時間乾燥した。得られた細粒剤950vに崩壊剤と
してカルボキシメチルセルロース501を加え、直径6
朋、厚さ27闘、1錠重量100ダの錠剤を圧縮成形し
た。斑点のない黄色の錠剤を得た。
実施例5の対照品 実施例6の製造方法の内、溶媒としてクロロホルムを用
いたものを対照品5−Aとした。錠剤の表面は、だいだ
い色の斑点を生じた。実施例6の製造方法の内、吸着剤
としてメタケイ酸アルミ/酸マグネシウムを用いたもの
を対照品3−Bとした。錠剤表面は斑点を生じなかった
実施例4.〜6 実施例6の製造方法に従って、下記の表1の処方で錠剤
を製した。
表1 実施例1.〜6.につき、80°Cで1時間虐待試験を
行なったところ、本発明による。方法では、斑点の発生
及び定量値の低下はみられなかった。これに対し、対照
品では、斑点の発生及び定量値の低下がみられた。
表2 注) 71 :表面に斑点のないもの +2表面に小さな斑点のあるもの ++:表面に大きな斑点のあるもの (特許出願人 藤本製薬株式会社)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ユビデカレノン1重量部に対し軽質無水ケイ酸0.
    5重量部以上を配合してなるユビデカレノンの安定な製
    剤。 2、 ユビデカレノン1重量部をイソプロピルアルコー
    ル5重量部以上に溶解し、この溶液に軽質無水ケイ酸0
    .5重量部以上を加えて吸着させることを特徴とするユ
    ビデカレノンの安定々製剤の製法。
JP19135681A 1981-11-27 1981-11-27 ユビデカレノンの安定製剤およびその製法 Pending JPS5892609A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0981967A4 (en) * 1997-05-14 2000-03-01 Idemitsu Petrochemical Co FEED COMPOSITION FOR POULTRY AND METHOD FOR BREEDING POULTRY
WO2004051259A1 (ja) * 2002-12-03 2004-06-17 Shiseido Company, Ltd. コエンザイムq−10およびその2電子還元体の分析方法ならびに分析システム

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US7374901B2 (en) 2002-12-03 2008-05-20 Shiseido Company Ltd. Method of analyzing coenzyme Q-10 and two-electron reduction product thereof and analysis system

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