JPS589207Y2 - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
- Publication number
- JPS589207Y2 JPS589207Y2 JP7306578U JP7306578U JPS589207Y2 JP S589207 Y2 JPS589207 Y2 JP S589207Y2 JP 7306578 U JP7306578 U JP 7306578U JP 7306578 U JP7306578 U JP 7306578U JP S589207 Y2 JPS589207 Y2 JP S589207Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover lens
- endoscope
- illumination
- center
- fine particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はライトガイド照明方式の内視鏡に関する。
一般に、ライトガイド照明方式の内視鏡では、先端構成
部に、照明用ライトガイド繊維束の射出端前方に位置さ
せてカバーガラスを設けているが、視野角を広くするた
めに、そのカバーガラスに凹レンズを用いたものが多く
利用されている。
部に、照明用ライトガイド繊維束の射出端前方に位置さ
せてカバーガラスを設けているが、視野角を広くするた
めに、そのカバーガラスに凹レンズを用いたものが多く
利用されている。
このカバーガラスに凹レンズを用いたものは、第1図に
示すように周辺部はど凹レンズに入射する光の屈折が大
きく十分に広がるが、中心付近では光の屈折が小さくあ
まり広がらない。
示すように周辺部はど凹レンズに入射する光の屈折が大
きく十分に広がるが、中心付近では光の屈折が小さくあ
まり広がらない。
したがって、観察視野範囲において中心部の明るさに対
し周辺の明るさが不十分であり、全観察範囲において均
一で十分な明るさを得ることができなかった。
し周辺の明るさが不十分であり、全観察範囲において均
一で十分な明るさを得ることができなかった。
本考案は上記事情にもとづきなされたもので、その目的
とするところは、観察視野範囲内において、周辺部まで
十分な明るさが得られるとともに、より均一に照明する
ことができるようにした内視鏡を提供することにある。
とするところは、観察視野範囲内において、周辺部まで
十分な明るさが得られるとともに、より均一に照明する
ことができるようにした内視鏡を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を第2図乃至第6図にもとづい
て説明する。
て説明する。
第2図中1は内視鏡2の先端構成部であり、この先端構
成部には、照明用ライトガイド繊維束3の先端が導かれ
ている。
成部には、照明用ライトガイド繊維束3の先端が導かれ
ている。
照明用ライトガイド繊維束3の射出側前方には、照明窓
4が設けられており、この照明窓4にはたとえばエポキ
シ樹脂などからなる第1のカバーレンズ5が取り付けら
れている。
4が設けられており、この照明窓4にはたとえばエポキ
シ樹脂などからなる第1のカバーレンズ5が取り付けら
れている。
すなわち、上記照明窓4は先端構成部1の側面に形成さ
れている。
れている。
また、先端構成部1の側面には、観察窓6が形成されて
いるとともに、その観察窓6には第2のカバーレンズ8
が取り付けられている。
いるとともに、その観察窓6には第2のカバーレンズ8
が取り付けられている。
さらに、観察窓6に対向して、先端構成部1内には、プ
リズム9が設置されていて、先端構成部1内の対物光学
系10に上記観察窓6から入る光を導くようになってい
る。
リズム9が設置されていて、先端構成部1内の対物光学
系10に上記観察窓6から入る光を導くようになってい
る。
なお、対物光学系10はイメージガイド繊維束11の先
端面に観察窓6から入った光を結像させるものである。
端面に観察窓6から入った光を結像させるものである。
一方、上記照明窓4の第1のカバーレンズ5は、第3図
に示すように凹レンズ部12が形成され、この凹レンズ
部12の中心部にはこの第1のカバーレンズと屈折率の
異なるたとえばガラスなどからなる多数の微粒子13・
・・・・・が埋設されている。
に示すように凹レンズ部12が形成され、この凹レンズ
部12の中心部にはこの第1のカバーレンズと屈折率の
異なるたとえばガラスなどからなる多数の微粒子13・
・・・・・が埋設されている。
なお、第1のカバーレンズ5に微粒子13・・・・・・
を埋設するには、第4図乃至第6図に示すように行なえ
ばよい。
を埋設するには、第4図乃至第6図に示すように行なえ
ばよい。
すなわち、第1の工程として上型14と第1の下型15
とによって形成された第1のカバーレンズ5の中心部に
相当する第1のキャビティ16にガラスからなる多数の
微粒子13・・・・・・を混入したエポキシ樹脂を注入
して第1のカバーレンズ5の中心部5aを成形する。
とによって形成された第1のカバーレンズ5の中心部に
相当する第1のキャビティ16にガラスからなる多数の
微粒子13・・・・・・を混入したエポキシ樹脂を注入
して第1のカバーレンズ5の中心部5aを成形する。
つぎに、第2の工程として上記中心部5aを上型14に
付着させておき、この上型14を第5図に示すようにこ
の上型14とで第1のカバーレンズ5の全体形状に相当
する第2のキャビティ17を形成する第2の下型18に
接合し、この第2のキャビティ17にエポキシ樹脂を注
入すれば、第6図に示すように中心部に多数の微粒子1
3・・・・・・が埋設された第1のカバーレンズ5を得
ることができる。
付着させておき、この上型14を第5図に示すようにこ
の上型14とで第1のカバーレンズ5の全体形状に相当
する第2のキャビティ17を形成する第2の下型18に
接合し、この第2のキャビティ17にエポキシ樹脂を注
入すれば、第6図に示すように中心部に多数の微粒子1
3・・・・・・が埋設された第1のカバーレンズ5を得
ることができる。
しかして、上記構成によれば、第1のカバーレンズ5の
中心付近には、このカバーレンズ5を形成する材料と屈
折率の異なる多数の微粒子13・・・・・・が埋設され
ているので、照明用ライトガイド繊維束3の射出端から
第1のカバーレンズ5の中心付近に入射する光は、第3
図に示すように上記微粒子13・・・・・・によってさ
まざまな方向へ屈折し、周辺部へ十分に広げられる。
中心付近には、このカバーレンズ5を形成する材料と屈
折率の異なる多数の微粒子13・・・・・・が埋設され
ているので、照明用ライトガイド繊維束3の射出端から
第1のカバーレンズ5の中心付近に入射する光は、第3
図に示すように上記微粒子13・・・・・・によってさ
まざまな方向へ屈折し、周辺部へ十分に広げられる。
また、第1のカバーレンズ50周辺付近に入射する光は
、凹レンズ部12の周辺部分によって広げられる。
、凹レンズ部12の周辺部分によって広げられる。
したがって、体腔内を照明したとき、観察視野範囲の中
心の明るさは多少減少するが、周辺の明るさが増し、観
察視野全体の明るさをより均一なものとすることができ
る。
心の明るさは多少減少するが、周辺の明るさが増し、観
察視野全体の明るさをより均一なものとすることができ
る。
つまり、観察しやすい状態とすることができる。
以上述べたように本考案の内視鏡は、照明用ライトガイ
ド繊維束の射出端前方に設置されるカバーレンズの中心
部に、このカバーレンズと異なる屈折率をもつ材料から
なる微粒子を設けたから、カバーレンズの中心部付近に
入射する光を上記微粒子によってさまざまな方向へ屈折
させて周辺部へ十分に広げることができる。
ド繊維束の射出端前方に設置されるカバーレンズの中心
部に、このカバーレンズと異なる屈折率をもつ材料から
なる微粒子を設けたから、カバーレンズの中心部付近に
入射する光を上記微粒子によってさまざまな方向へ屈折
させて周辺部へ十分に広げることができる。
したがって、従来のように中心部が周辺部に比べて極端
に明るく、周辺部が急激に暗くなることがなく、観察視
野全体をほぼ均一の明るさとすることができるから、体
腔内などの観察を行ないやすい照明状態とすることがで
きる。
に明るく、周辺部が急激に暗くなることがなく、観察視
野全体をほぼ均一の明るさとすることができるから、体
腔内などの観察を行ないやすい照明状態とすることがで
きる。
第1図は従来の内、視鏡におけるカバーレンズの部分の
断面図、第2図は本考案の一実施例を示す内視鏡の先端
構成部の断面図、第3図は同じくそのカバーレンズ部分
の断面図、第4図乃至第6図は同じくカバーレンズの製
造手段を順次示した説明図である。 1・・・・・・先端構成部、2・・・・・・内視鏡、3
・・・・・・照明用ライトガイド繊維束、4・・・・・
・照明窓、5・・・・・・カバーレンズ(Mlの)、1
2・回・凹レンズ部、13・・・・・・微粒子。
断面図、第2図は本考案の一実施例を示す内視鏡の先端
構成部の断面図、第3図は同じくそのカバーレンズ部分
の断面図、第4図乃至第6図は同じくカバーレンズの製
造手段を順次示した説明図である。 1・・・・・・先端構成部、2・・・・・・内視鏡、3
・・・・・・照明用ライトガイド繊維束、4・・・・・
・照明窓、5・・・・・・カバーレンズ(Mlの)、1
2・回・凹レンズ部、13・・・・・・微粒子。
Claims (1)
- 先端構成部の照明窓に、照明用ライトガイド繊維束の射
出端前方に位置してカバーレンズを設けた内視鏡におい
て、上記カバーレンズの中心部に、このカバーレンズと
異なる屈折率をもつ材料からなる微粒子を設けたことを
特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7306578U JPS589207Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7306578U JPS589207Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54175191U JPS54175191U (ja) | 1979-12-11 |
JPS589207Y2 true JPS589207Y2 (ja) | 1983-02-19 |
Family
ID=28985351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7306578U Expired JPS589207Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589207Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5958418U (ja) * | 1982-10-13 | 1984-04-16 | 旭光学工業株式会社 | 光学繊維束を用いた照明装置 |
-
1978
- 1978-05-30 JP JP7306578U patent/JPS589207Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54175191U (ja) | 1979-12-11 |
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