JPS5891212A - フイルダムの堤体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はロックフィルダム、アースダム勢のフィルダム
の堤体に係るものである。

従来のロックフィルダムの導水方法には、前面遮水方式
とセンタコア導水方式とがある。

第１図は前面透水方式の機体を示し、堤体（１１の前部
法面にはアスファルトまたはコンクリート等よりなる纏
水層（２：が層着され、ｍ体（１１０底部には漏水等の
検査用の監査廊（３）が配設されている。図中（４）は
カーテングラウトである。

機体の法面勾配は機体の安定解析上から１＝１５あれば
よいが、前面１水方式の堤体におけるように、法面前面
をアスファルトまたはコンクリート勢で１水する場合１
機械の施工性や安全上から法面勾配は１：２以上必！！
になり、ロックの量、堤体底面積、工事量の面で不経済
である。また堤体底部の特定個所忙配設された監査廊（
３）で堤体における漏水等の検査をしているが１機体の
不良個所の調査が困難で、補修は殆んど不可能である。

第２図はセンタコア導水方式の機体を示し、前画麿水方
式の欠点を補うためにアスファルト郷の値水材よりなる
コア（５）が堤体（１）の中央部に配設されており、法
面勾配は１：ｔ５となり合理化されたが、＊水都が堤体
の中央内ｍＫ配設されているため１機体の虻査１点検、
補修等が困難、若しくは不可能である。

本発明はこのような欠点を除去するために提案されたも
のであって、１水用センタコアを、中空部を有するコン
クリート二重壁体より構成してなることを特徴とするフ
ィルダムの堤体に係るものである。

本発明においては前記したように、フィルダム堤体の中
央ＩＳＫ配設される遮水用センタコアを。

中空部を有する二重壁体より構成したので、同中空部Ｋ
ｒａ水感知装置を設けたり、同中空部に入って漏水個所
等の点検、修理を行なうことができる。

このように本発明によれば堤体中央部に、中空部を有す
るコンクリート二重壁体より構成された遮水用センタコ
アを配設することにより、堤体全体の監査、メンテナン
スが可能になり、また前記遮水用センタコアは粘土また
はアスファルトを使用せず従来のコンクリート施工だけ
で構築されるので、天候の影響が少なく、施工管理が容
易であり、耐久性９強度共信頼性の高い層水壁が施工さ
れる。

更にまた本発明の機体はセンタコア遮水方式を採用して
いるので、経済的な法面勾配が得られる等１本発明は多
くの利点を有するものである。

以下本発明を図示の実施例について説明する。

ａυはロックフィルダム堤体で、その中央部に中空部（
１２ｇ）を有するコンクリート二重壁体より構成された
遮水用センタコアａｚが配設されている。

なお同センタコア（１りの中空部（１２ｇ）断面は、第
４図に示すようなアーチ形、或いは雛５図に示すような
円断面等に形成される。なお図中Ｑ３はセンタコアロ底
部にその中空部（１２ｇ）と連通ずるように配設された
監査廊、　Ｑ４はカーテングラウトである。

前記センタコアａ３の底部には漏水による水面検知用レ
ベルセンナを設置して警報を発したり、中９部に配設さ
れたテレビカメラで漏水部分の概況を監察したり、中空
部内圧配設されたエレベータ式等によるカプセルに作業
員が搭乗して漏水個所等の点検、補修を行ない、堤体全
体の監察、メンテナンスを可能ならしめるものである。

またセンタコア遮水方式を採用するととによって、ＩＩ
＆体甑υの法面勾配を１：ｔ５にとることができ、Ｉ１
体底面積、工事量、ａツク量を節減して。

経済的な施工を可能ならしめるものである。

以上本発明を実施例について説明したが１本発明は勿論
このような実施例にのみ局限されるものではなく１本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改装を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は夫々従来のロックフィルダムの機体
を示す縦断ｎｌｌ！１．ａＩ３図は本発明に係るフィル
ダムの機体の一実施例を示す縦断面図１ｗ４４図はその
遮水用センタコアを示し、第３図の■−■線に沿って截
断した横断平面図、第５図は迩水用センタコアの他の実
施例を示す横断平面図である。 ａυ・・・・・・堤体、　餞・・・・・・纏水用アセタ
コア。 （１２ＪＩ）・・・・・・中空部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 遮水用センタコアを、中空部な有するコンクリート二重
   壁体より構成してなることを特徴とするフィルダムの堤
   体。