JPS589054B2 - 光伝送用フアイバ−の製造方法 - Google Patents
光伝送用フアイバ−の製造方法Info
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- JPS589054B2 JPS589054B2 JP53008441A JP844178A JPS589054B2 JP S589054 B2 JPS589054 B2 JP S589054B2 JP 53008441 A JP53008441 A JP 53008441A JP 844178 A JP844178 A JP 844178A JP S589054 B2 JPS589054 B2 JP S589054B2
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- Japan
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- optical transmission
- fiber
- resin composition
- glass
- glass fiber
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/02—Optical fibres with cladding with or without a coating
- G02B6/02395—Glass optical fibre with a protective coating, e.g. two layer polymer coating deposited directly on a silica cladding surface during fibre manufacture
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光通信に用いられる光伝送用ファイバーに関す
るものである。
るものである。
レーザーのような可干渉性の光を用いて通信を行う場合
に光伝送方式としてはビームガイド方式、空間伝播方式
および繊維状光伝送路を使用する方式があるが、本発明
の光伝送用ファイバーは上記三方式の内最後の方式で使
用される。
に光伝送方式としてはビームガイド方式、空間伝播方式
および繊維状光伝送路を使用する方式があるが、本発明
の光伝送用ファイバーは上記三方式の内最後の方式で使
用される。
さて、繊維状光伝送路として現在提案されているものに
は、第1図に示すようにオプテイカルファイバーa,多
重モード用クラツド型b,単一モード用クラツド型C,
Qガイド型d、光集束型eあるいはシングルマテリアル
型f等がある。
は、第1図に示すようにオプテイカルファイバーa,多
重モード用クラツド型b,単一モード用クラツド型C,
Qガイド型d、光集束型eあるいはシングルマテリアル
型f等がある。
第1図にこれらのそれぞれについて断面と屈折率分布を
例示する。
例示する。
これらの繊維状光伝送路の材料は現時点では光学的損失
の点よりガラス特に石英ガラスを主成分とするものが好
ましいとされている。
の点よりガラス特に石英ガラスを主成分とするものが好
ましいとされている。
しかしながら、ガラスよりなる光伝送路一以下光伝送用
ガラス繊維と称する−は下記の如き理由により、このま
までは光伝送用線路としては実用性を有していない。
ガラス繊維と称する−は下記の如き理由により、このま
までは光伝送用線路としては実用性を有していない。
即ち(A)光伝送用ガラス繊維は破断迄の伸びが非常に
少く、破断時の曲げ半径も非常に犬であり、衝撃力に対
しても弱くねじれに対しても非常に弱く、又抗張力も平
均値としてはかなりの高い値を示すがその値もバラツキ
が大きく最低値が非常に低いものであり、全体的に非常
に脆く可撓性に乏しく、わずかな変形で破壊してしまう
という大きな欠点を有している。
少く、破断時の曲げ半径も非常に犬であり、衝撃力に対
しても弱くねじれに対しても非常に弱く、又抗張力も平
均値としてはかなりの高い値を示すがその値もバラツキ
が大きく最低値が非常に低いものであり、全体的に非常
に脆く可撓性に乏しく、わずかな変形で破壊してしまう
という大きな欠点を有している。
しかもこれらの光伝送用ガラス繊維は製造時あるいはそ
の後の取り扱いの過程で容易に表面に微細なクフツク等
の欠陥が生じそのためにここに外力あるいは変形が加わ
った時、この欠陥部に応力が集中し益々簡単に破壊して
しまう。
の後の取り扱いの過程で容易に表面に微細なクフツク等
の欠陥が生じそのためにここに外力あるいは変形が加わ
った時、この欠陥部に応力が集中し益々簡単に破壊して
しまう。
このためにこれらの光伝送用ガラス繊維を単独あるいは
複数本組合わせてケーブル化する時、あるいはケーブル
敷設時に受ける外力や変形にはとても抗し切る事ができ
ない。
複数本組合わせてケーブル化する時、あるいはケーブル
敷設時に受ける外力や変形にはとても抗し切る事ができ
ない。
又(B)光伝送に用いられる光伝送用ガラス繊維は優れ
た透光性を必要とし吸収散乱の原因をできる限り取り除
く必要がある。
た透光性を必要とし吸収散乱の原因をできる限り取り除
く必要がある。
一方光伝送用ガラス繊維の表面にクラツク等の欠陥が生
じると漏洩光の散乱を惹起し光伝送に著しい悪影響を及
ぼす事となる。
じると漏洩光の散乱を惹起し光伝送に著しい悪影響を及
ぼす事となる。
又〔C〕、漏洩光が光伝送用ガラス繊維の外側で全反射
し再び中心部にもどって来ると或は外部より光が侵入す
るとノイズの原因になるので何らかの手段でこの漏洩光
を外部へ導き出し再度内部に戻る奉を出来るだけ阻止し
、或は外部よりの光を出来るだけ内部に入れないように
する事が好ましい。
し再び中心部にもどって来ると或は外部より光が侵入す
るとノイズの原因になるので何らかの手段でこの漏洩光
を外部へ導き出し再度内部に戻る奉を出来るだけ阻止し
、或は外部よりの光を出来るだけ内部に入れないように
する事が好ましい。
又(D)例えば、前述の第1図のクフツド型に於ては、
光エネルギーをコア1に完全に集中させる事は出来ず、
残部はクラツド2に浸透する。
光エネルギーをコア1に完全に集中させる事は出来ず、
残部はクラツド2に浸透する。
又、コア1内が理想的な光に対する透明体であれば問題
はないが、通常不純物の混入や、コア1とクラツド2と
の境界面の凹凸が僅かではあるが存在しそれにより散乱
光を生じる事になる。
はないが、通常不純物の混入や、コア1とクラツド2と
の境界面の凹凸が僅かではあるが存在しそれにより散乱
光を生じる事になる。
このような散乱光は漏光の原因となり、単一光伝送用ガ
ラス繊維の場合は単に空間に放出すればよいが,複数本
の光伝送用ガラス繊維を組み合わせてケーブル化した場
合には隣接光伝送用ガラス繊維に浸透するから、漏洩光
を何らかの型でトラツプする必要がある。
ラス繊維の場合は単に空間に放出すればよいが,複数本
の光伝送用ガラス繊維を組み合わせてケーブル化した場
合には隣接光伝送用ガラス繊維に浸透するから、漏洩光
を何らかの型でトラツプする必要がある。
光伝送用ガラス繊維は非常に優れた伝送特性を持つにも
かかわらず以上(A)(B)(C)(D)に述べた問題
点をもつため光伝送用ガラス繊維単体では実用に供する
ことは不可能である。
かかわらず以上(A)(B)(C)(D)に述べた問題
点をもつため光伝送用ガラス繊維単体では実用に供する
ことは不可能である。
そこで(A)(b)(C)(D)の如き問題点のない光
伝送用ファイバーを得ることが強く望まれている。
伝送用ファイバーを得ることが強く望まれている。
上記の問題点を解決する為、本発明者らは熱可塑性樹脂
組成物を溶融押出被覆する事を検討してみた。
組成物を溶融押出被覆する事を検討してみた。
その結果ポリエチレン、ポリプロピレン、フロリネーデ
ッドエチレンプロピレン共重合体等のガラスとの接着性
に乏しい樹脂の場合には、光伝送用ガラス繊維の基本的
な機械的強度を向上させる効果は非常にちいさく基本的
な問題の解決にはならない事が判明した。
ッドエチレンプロピレン共重合体等のガラスとの接着性
に乏しい樹脂の場合には、光伝送用ガラス繊維の基本的
な機械的強度を向上させる効果は非常にちいさく基本的
な問題の解決にはならない事が判明した。
又、ポリアミド、ポリエステルの如き分子中に極性基を
有し、ガラスとの接着性にすぐれた樹脂を溶融押出被覆
した場合にはなるほど機械的特性例えば引張り強度、曲
げ等の変形に対する耐力可撓性伸び率等が向上し上記の
問題点がある程度は改善される。
有し、ガラスとの接着性にすぐれた樹脂を溶融押出被覆
した場合にはなるほど機械的特性例えば引張り強度、曲
げ等の変形に対する耐力可撓性伸び率等が向上し上記の
問題点がある程度は改善される。
しかしこうして得られた光伝送用ファイバーは特性のバ
ラツキが大きく平均値最低値共光伝送用ガラス繊維より
はかなり向上しているもののまだ低い値に止まっている
。
ラツキが大きく平均値最低値共光伝送用ガラス繊維より
はかなり向上しているもののまだ低い値に止まっている
。
ここで、光伝送用ガラス繊維をケーブル化して使用する
場合を考えること、これらの単繊維は撚り合せ、集合、
巻取りの工程がくり返され、又ケーブル敷設時には取り
扱いおよび輸送時、工事の時にうける外力は非常に大き
なものがある。
場合を考えること、これらの単繊維は撚り合せ、集合、
巻取りの工程がくり返され、又ケーブル敷設時には取り
扱いおよび輸送時、工事の時にうける外力は非常に大き
なものがある。
これらの中でも特に大きいのが一定変形を与える外力で
ある。
ある。
一方ガラスの破断伸びは0.1%のオーダーであり、こ
れらの外力にとても耐えられるものではない。
れらの外力にとても耐えられるものではない。
一方現在通信線に使用されている銅の導体は数拾%の破
断伸びを有しておりとても比較にならないものである。
断伸びを有しておりとても比較にならないものである。
又、光通信に於で1は、ジョイント部での光学的損失を
出来るだけ少くする為、単長が数百mから数千mになる
ものと考えられており、従来以上に長さ方向の特性のば
らつきの少い事が要求され、平均値よりもその長さ範囲
での最低値が出来るだけ高い事が従来以上に要求されて
いる。
出来るだけ少くする為、単長が数百mから数千mになる
ものと考えられており、従来以上に長さ方向の特性のば
らつきの少い事が要求され、平均値よりもその長さ範囲
での最低値が出来るだけ高い事が従来以上に要求されて
いる。
このような観点よりみると熱可塑性樹脂を単に溶融押出
被覆したものでは、光伝送用ケーブルの実用化は非常に
困難であり、可撓性、破断伸び、抗張力の平均値及び最
低値の一層の向上が必要である事が判明した。
被覆したものでは、光伝送用ケーブルの実用化は非常に
困難であり、可撓性、破断伸び、抗張力の平均値及び最
低値の一層の向上が必要である事が判明した。
更に本発明者は、熱可塑性或は熱硬化性樹脂組成物の樹
脂溶液を塗布焼付ける事を検射してみた。
脂溶液を塗布焼付ける事を検射してみた。
その結果1回の塗布焼付で得られる被膜厚は発泡等のト
ラブルを防ぐため、通常数μ程度に限定され必要特性実
用的な被膜厚と考えられる50〜200μ程度にする場
合には数拾回のくり返し塗布、焼付けを行なう必要があ
る。
ラブルを防ぐため、通常数μ程度に限定され必要特性実
用的な被膜厚と考えられる50〜200μ程度にする場
合には数拾回のくり返し塗布、焼付けを行なう必要があ
る。
この場合工程上、非常に複雑になり大きな設備が必要と
なる。
なる。
又数拾回のくり返しを必要とするため大きな張力、ねじ
れ、曲げを受け又、衝撃力を受けやすくそのために光伝
送用ガラス繊維の破断やクラツク等の欠陥の発生する頻
度が大きくまた、これがため光伝送用ガラス繊維の光学
特性が損われ実際に工業的にこの方法で生産するには溶
融押出被覆にくらべ線速を非常に低くして、かつ設備精
度の非常に高いものを必要とし製造価格を著しく高いも
のとしてしまうか或は設備の製作自体不可能となる恐れ
がある。
れ、曲げを受け又、衝撃力を受けやすくそのために光伝
送用ガラス繊維の破断やクラツク等の欠陥の発生する頻
度が大きくまた、これがため光伝送用ガラス繊維の光学
特性が損われ実際に工業的にこの方法で生産するには溶
融押出被覆にくらべ線速を非常に低くして、かつ設備精
度の非常に高いものを必要とし製造価格を著しく高いも
のとしてしまうか或は設備の製作自体不可能となる恐れ
がある。
又、この場合樹脂組成物を溶剤に溶解あるいは分散させ
る必要があり、溶剤に溶解あるいは分散できるもの以外
は適用できない。
る必要があり、溶剤に溶解あるいは分散できるもの以外
は適用できない。
更に塗布焼付法を適用する場合特に熱硬化性樹脂組成物
あるいは結晶性の高い熱可塑性樹脂組成物を用いた場合
えられたファイバー自体の伸び率が小さく可撓性が十分
でなく光伝送用ガラス繊維の伸び率が小さく変形に対す
る耐力が小さいという欠点を補うことができないという
ことが判明し、又塗布焼付方法では、焼付の為の炉が必
要であり、大量の熱工不ルギーを必要とするという欠点
を有している。
あるいは結晶性の高い熱可塑性樹脂組成物を用いた場合
えられたファイバー自体の伸び率が小さく可撓性が十分
でなく光伝送用ガラス繊維の伸び率が小さく変形に対す
る耐力が小さいという欠点を補うことができないという
ことが判明し、又塗布焼付方法では、焼付の為の炉が必
要であり、大量の熱工不ルギーを必要とするという欠点
を有している。
以上より溶融押出被覆法、塗布焼付法共に実用的な価値
の少い事が判名した。
の少い事が判名した。
そこで、本発明者らは、機械的特性が平均値、最低値共
に高く、機械的、光学的に安定性に優れかつ容易に製造
出来る光伝送ファイバーを得ることを目標にその構造及
び製法について各種の検討を重ねた結果、以下に記す構
造及び製法の光伝送ファイバーにより、上記の目標が達
成される事を究明した。
に高く、機械的、光学的に安定性に優れかつ容易に製造
出来る光伝送ファイバーを得ることを目標にその構造及
び製法について各種の検討を重ねた結果、以下に記す構
造及び製法の光伝送ファイバーにより、上記の目標が達
成される事を究明した。
すなわち本発明の如く光伝送用ガラス繊維の上にまず液
状の樹脂組成物あるいは液状あるいは固状の樹脂組成物
を溶剤に溶解あるいは分散させて得られる溶液あるいは
分散液を一層あるいは複数層塗布焼付けを行い次にその
上に熱可塑性樹脂組成物を1層あるいは複数層、溶融押
出被覆する事により、前記(A)(B)で記載の光伝送
用ガラス繊林の欠点を改良し、大巾に機械的特性光学的
特性が向上すると共に各特性の最低値も.向上し、安定
性に優れ、かつ容易に製造出来る光伝送用ファイバーと
なる事が判明した。
状の樹脂組成物あるいは液状あるいは固状の樹脂組成物
を溶剤に溶解あるいは分散させて得られる溶液あるいは
分散液を一層あるいは複数層塗布焼付けを行い次にその
上に熱可塑性樹脂組成物を1層あるいは複数層、溶融押
出被覆する事により、前記(A)(B)で記載の光伝送
用ガラス繊林の欠点を改良し、大巾に機械的特性光学的
特性が向上すると共に各特性の最低値も.向上し、安定
性に優れ、かつ容易に製造出来る光伝送用ファイバーと
なる事が判明した。
さらに本発明によれば溶融押出被覆する熱可塑性樹脂組
成物として、ポリエチレン、ポリプロピレン等の極性基
をもたない、ガラスに対する接着力の悪い樹脂を用いた
場合でも、後述の実施例2にみられる如く強くかつ可撓
性に優れた光伝送用ファイバーが得られるという非常に
大きな利点のあることも判明した。
成物として、ポリエチレン、ポリプロピレン等の極性基
をもたない、ガラスに対する接着力の悪い樹脂を用いた
場合でも、後述の実施例2にみられる如く強くかつ可撓
性に優れた光伝送用ファイバーが得られるという非常に
大きな利点のあることも判明した。
本発明に於で光伝送用ガラス繊維上に樹脂組成物望まし
くはガラスと接着性のよい樹脂組成物の塗布焼付け層を
設け、更にこの上に伸び率が高く可撓性に優れた熱可塑
性樹脂組成物を溶融押出被覆することにより塗布焼付け
一溶融押出被覆という短い工程で所定の膜厚がえられる
と共に強度的に優れており、かつ可撓性・変形に対する
耐力の高い光伝送用ファイバーを得ることができた。
くはガラスと接着性のよい樹脂組成物の塗布焼付け層を
設け、更にこの上に伸び率が高く可撓性に優れた熱可塑
性樹脂組成物を溶融押出被覆することにより塗布焼付け
一溶融押出被覆という短い工程で所定の膜厚がえられる
と共に強度的に優れており、かつ可撓性・変形に対する
耐力の高い光伝送用ファイバーを得ることができた。
本発明の光伝送用ファイバーにおいて大巾な欠点の改善
、特性の向上かえられた理由としては塗布焼付け用に液
状の樹脂組成物あるいは、液状あるいは固状の樹脂組成
物を溶剤に溶解あるいは分散させて得られる溶液あるい
は分散液を使うため粘度を下げることができ更には焼付
時の温度上昇により大巾に粘度が低下し粘度が非常に高
い溶融状態の樹脂組成物を直接被覆する場合より、ガラ
ス表面に対するぬれがはるかに良好で例えばガラス表面
にクラツクや凹凸があった場合でも樹脂組成物がそれら
の中にある程度侵入し、焼付け時に樹脂組成物がガラス
表面に均一にかつ十分に密着することができるというこ
とが挙げられるのではないかと考えられる。
、特性の向上かえられた理由としては塗布焼付け用に液
状の樹脂組成物あるいは、液状あるいは固状の樹脂組成
物を溶剤に溶解あるいは分散させて得られる溶液あるい
は分散液を使うため粘度を下げることができ更には焼付
時の温度上昇により大巾に粘度が低下し粘度が非常に高
い溶融状態の樹脂組成物を直接被覆する場合より、ガラ
ス表面に対するぬれがはるかに良好で例えばガラス表面
にクラツクや凹凸があった場合でも樹脂組成物がそれら
の中にある程度侵入し、焼付け時に樹脂組成物がガラス
表面に均一にかつ十分に密着することができるというこ
とが挙げられるのではないかと考えられる。
又塗布、焼付け用の樹脂組成物として熱硬化性樹脂組成
物を用いた場合には熱硬化性樹脂の分子中の反応基きガ
ラス表面にある水酸基との反応も考えられ、さらに接着
性が増大している事も考えられる。
物を用いた場合には熱硬化性樹脂の分子中の反応基きガ
ラス表面にある水酸基との反応も考えられ、さらに接着
性が増大している事も考えられる。
この様に光伝送用ガラス繊維上に薄い塗布焼付皮膜を一
層あるいは複数層形成させたファイバーはケーブル化に
耐える程の強度、変形能力、可撓性等は十分には持って
いないが、光伝送用ガラス繊維単体に比して脆さがずっ
と少なくなっており又この塗布焼付皮膜が保護膜として
作用するため、ガラス繊維の強度を低下させると言われ
ている大気中の水分、塵埃等の影響が小さくなり、後の
取扱いにおいて表面にクラツク等が生じることを防ぐこ
ともできると考えられる。
層あるいは複数層形成させたファイバーはケーブル化に
耐える程の強度、変形能力、可撓性等は十分には持って
いないが、光伝送用ガラス繊維単体に比して脆さがずっ
と少なくなっており又この塗布焼付皮膜が保護膜として
作用するため、ガラス繊維の強度を低下させると言われ
ている大気中の水分、塵埃等の影響が小さくなり、後の
取扱いにおいて表面にクラツク等が生じることを防ぐこ
ともできると考えられる。
又この塗布、焼付皮膜として接着性の高い樹脂組成物を
用いることにより後の工程で可撓性に優れた熱可塑性樹
脂組成物を溶融押出被覆した時この塗布、焼付皮膜を介
して光伝送用ガラス繊維と、熱可塑性樹脂組成物が強く
結びつけられ光伝送用ガラス繊維に可撓性を付加すると
共に、全体として光伝送用ガラス繊維と樹脂組成物の相
乗的な複合効果が現われ、非常に強くかつしなやかな光
伝送用ファイバーが得られたのだと考えられる。
用いることにより後の工程で可撓性に優れた熱可塑性樹
脂組成物を溶融押出被覆した時この塗布、焼付皮膜を介
して光伝送用ガラス繊維と、熱可塑性樹脂組成物が強く
結びつけられ光伝送用ガラス繊維に可撓性を付加すると
共に、全体として光伝送用ガラス繊維と樹脂組成物の相
乗的な複合効果が現われ、非常に強くかつしなやかな光
伝送用ファイバーが得られたのだと考えられる。
次に本発明において光伝送用ガラス繊維の直上に塗布焼
付けする樹脂組成物およびその外に溶融押出被覆する熱
可塑性樹脂組成物の屈折率を選定することにより、先に
述べた光伝送用ガラス繊維の問題点の中〔C〕の光伝送
用ガラ人繊維とその相互間の漏光の影響と境界面反射の
影響等を除去できる。
付けする樹脂組成物およびその外に溶融押出被覆する熱
可塑性樹脂組成物の屈折率を選定することにより、先に
述べた光伝送用ガラス繊維の問題点の中〔C〕の光伝送
用ガラ人繊維とその相互間の漏光の影響と境界面反射の
影響等を除去できる。
即ちクラツド型を例にとると第2図においてコア1の外
側にクラツド2がありさらにその外側に直接接して塗布
焼付けした樹脂組成物の層6が設けられておりその外側
に熱可塑性樹脂組成物の層7が設けられている。
側にクラツド2がありさらにその外側に直接接して塗布
焼付けした樹脂組成物の層6が設けられておりその外側
に熱可塑性樹脂組成物の層7が設けられている。
樹脂組成物層6および7の削斤率がそれぞれ。
6,n7でありクラツド2の屈折率がn2であるとすれ
ば n6・n7′mn2 となるように樹脂組成物あるいはガラスを選択すればク
ラツド2と樹脂組成物層6の界面でのクラツド2よりの
漏光の反射は零かあるいは僅かの表面反射のみとなり漏
光がコア1に侵入するのを防ぎパルス歪みなどの悪影響
をなくすることができる。
ば n6・n7′mn2 となるように樹脂組成物あるいはガラスを選択すればク
ラツド2と樹脂組成物層6の界面でのクラツド2よりの
漏光の反射は零かあるいは僅かの表面反射のみとなり漏
光がコア1に侵入するのを防ぎパルス歪みなどの悪影響
をなくすることができる。
尚、n7’=n2でありさえすればたとえn6>n7で
あっても樹脂組成物層6さ樹脂組成物層7の界面での樹
脂組成物層6を通してのクラツド2よりの漏光は零かあ
るいは僅かの表面反射のみとなることはスネルの法則に
より容易に証明できる。
あっても樹脂組成物層6さ樹脂組成物層7の界面での樹
脂組成物層6を通してのクラツド2よりの漏光は零かあ
るいは僅かの表面反射のみとなることはスネルの法則に
より容易に証明できる。
又被覆層の一層あるいは多層としてカーボンブラックの
様に全波長にわたり光を吸収するものあるいは光伝送に
用いる波長の光を選択的に吸収しつるもの例えば適当な
顔料、染料等を用いる事により(A)(B)の他(D)
の問題点である光伝送用ガラス繊維よりの漏光の他の隣
接する光伝送用ガラス樹維に侵入するのを防ぎあるいは
外部より侵入した光が内部に侵入するのを阻止すること
ができる。
様に全波長にわたり光を吸収するものあるいは光伝送に
用いる波長の光を選択的に吸収しつるもの例えば適当な
顔料、染料等を用いる事により(A)(B)の他(D)
の問題点である光伝送用ガラス繊維よりの漏光の他の隣
接する光伝送用ガラス樹維に侵入するのを防ぎあるいは
外部より侵入した光が内部に侵入するのを阻止すること
ができる。
又光吸収層を用いかつ上記のn6・n7!n2の条件を
満すものを用いる事により互に関係し合っている(C)
(D)の両者の問題点を合わせて改善するのが最も好ま
しい方法である。
満すものを用いる事により互に関係し合っている(C)
(D)の両者の問題点を合わせて改善するのが最も好ま
しい方法である。
本発明でいう塗布焼付け用の樹脂組成物とは、一種又は
それ以上の樹脂、単独あるいはこれらに1種又はそれ以
上の添加樹脂、硬化剤、硬化促進剤、架橋剤、反応性希
釈剤、フイラー、カーボン、シリコーン系等の接着性向
上処理剤の各々あるいはこれらの混合物を組み合わせた
ものをいう。
それ以上の樹脂、単独あるいはこれらに1種又はそれ以
上の添加樹脂、硬化剤、硬化促進剤、架橋剤、反応性希
釈剤、フイラー、カーボン、シリコーン系等の接着性向
上処理剤の各々あるいはこれらの混合物を組み合わせた
ものをいう。
但し、液状の樹脂組成物とは常温で液体状態を示す樹脂
組成物であり、又常温で液状の一種又はそれ以上の反応
性モノマーに硬化剤、硬化促進剤、添加樹脂、反応性希
釈剤、フイラー、カーボン、接着性向上処理剤の各々あ
るいはこれらの混合物を組み合わせたものも含まれてい
る。
組成物であり、又常温で液状の一種又はそれ以上の反応
性モノマーに硬化剤、硬化促進剤、添加樹脂、反応性希
釈剤、フイラー、カーボン、接着性向上処理剤の各々あ
るいはこれらの混合物を組み合わせたものも含まれてい
る。
これらの樹脂組成物は、液状のものはそのままあるいは
粘度が高い場合には適当な溶剤に溶解あるいは分散させ
て、又固状のものは適当な溶剤に溶解あるいは分散させ
て塗布焼付けに用いる。
粘度が高い場合には適当な溶剤に溶解あるいは分散させ
て、又固状のものは適当な溶剤に溶解あるいは分散させ
て塗布焼付けに用いる。
これらの中でも、塗布焼付層として好ましいのはガラス
との接着性が均一でかつ大きなものであり、更には塗布
焼付層の上層に来る熱可塑性樹脂組成物層との接着性が
均一でかつ大きなものが最も好ましい。
との接着性が均一でかつ大きなものであり、更には塗布
焼付層の上層に来る熱可塑性樹脂組成物層との接着性が
均一でかつ大きなものが最も好ましい。
ここでいう樹脂組成物の主成分となる樹脂は、熱可塑性
、熱硬化性等の如何なるものでもよいが、その中でもガ
ラス繊維との接着性の点で好ましいものとしては例えば
、ポリエステル、ポリアミド、ポリアセタール、ポリビ
ニルアセクール、ポリスルホン、ポリウレタン、ポリエ
ーテル、ポリエステルイミド、ポリアミドイミド、ポリ
イミド、ポリアクリル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、エ
テレン酢酸ビニル共重合物、エチレン、アクリル酸共重
合物、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、レゾルシノール
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ユリア樹脂、フラン樹
脂、シリコーン樹脂、アルキド樹脂、メラミン樹脂、ジ
アリルフタレート樹脂等およびこれらの種々の変成体が
あり、一般には分子中に極性基をもつものが好ましい。
、熱硬化性等の如何なるものでもよいが、その中でもガ
ラス繊維との接着性の点で好ましいものとしては例えば
、ポリエステル、ポリアミド、ポリアセタール、ポリビ
ニルアセクール、ポリスルホン、ポリウレタン、ポリエ
ーテル、ポリエステルイミド、ポリアミドイミド、ポリ
イミド、ポリアクリル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、エ
テレン酢酸ビニル共重合物、エチレン、アクリル酸共重
合物、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、レゾルシノール
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ユリア樹脂、フラン樹
脂、シリコーン樹脂、アルキド樹脂、メラミン樹脂、ジ
アリルフタレート樹脂等およびこれらの種々の変成体が
あり、一般には分子中に極性基をもつものが好ましい。
これらの中でも更に好ましい樹脂としては、例えばエポ
キシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
ジアリルフタレート樹脂、ポリウレタン、6−ナイロン
、6,6−ナイロン、11−ナイロン、6,10−ナイ
ロン、12ナイロン、共重合ナイロン等のポリアミド、
ポリエチレンテレフタレートイソフタレートコポリマー
、1,4−シクロヘキシレンジメナレンテレフタレート
、イソフタレートコポリマー等の主として共重合のポリ
エステル、ポリビニルプチラール、ポリビニルホルマー
ル等のポリビニルアセクール、フェノキシ樹脂等のポリ
エーテルおよびこれらの種々の変成体があげられる。
キシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
ジアリルフタレート樹脂、ポリウレタン、6−ナイロン
、6,6−ナイロン、11−ナイロン、6,10−ナイ
ロン、12ナイロン、共重合ナイロン等のポリアミド、
ポリエチレンテレフタレートイソフタレートコポリマー
、1,4−シクロヘキシレンジメナレンテレフタレート
、イソフタレートコポリマー等の主として共重合のポリ
エステル、ポリビニルプチラール、ポリビニルホルマー
ル等のポリビニルアセクール、フェノキシ樹脂等のポリ
エーテルおよびこれらの種々の変成体があげられる。
これらの中で特に好ましいのはエポキシ樹脂、フエノキ
シ樹脂である。
シ樹脂である。
即ちガラスと接着性が良《均一な塗膜を形成するために
は硬化反応によりガスが発生しないこと塗布が容易でか
つ焼付けまでの間塗布液が安定であること等が好ましい
が、エポキシ樹脂はこの条件を満たし、反応性エポキシ
基分子中の水酸基エーテル結合、分子末端の水酸基など
とガラス表面の一〇H基との相互作用で接着性を高める
ために後の実施例にみられる如く大巾な特性向上に結び
つくのではないかと考えられる。
は硬化反応によりガスが発生しないこと塗布が容易でか
つ焼付けまでの間塗布液が安定であること等が好ましい
が、エポキシ樹脂はこの条件を満たし、反応性エポキシ
基分子中の水酸基エーテル結合、分子末端の水酸基など
とガラス表面の一〇H基との相互作用で接着性を高める
ために後の実施例にみられる如く大巾な特性向上に結び
つくのではないかと考えられる。
フエノキシ樹脂は固体で溶液にした場合、若干粘度は高
くなるがエポキシ樹脂と類似の構造を持ちガラスとの接
着性が高く、又高分子量であるため、塗膜の形成能力が
高くガラス表面の保護という面でも非常に優れている。
くなるがエポキシ樹脂と類似の構造を持ちガラスとの接
着性が高く、又高分子量であるため、塗膜の形成能力が
高くガラス表面の保護という面でも非常に優れている。
上記の塗布焼付層に用いる樹脂は相互にブレンドしても
よく、又r−グリシドオキシプ口ピル、トリメトキシシ
ラン、r−アミノプロピルトリエトキシシラン等のシラ
ンカツプリング剤メタクリレートクロムクロリド(ボラ
ンの商品名で知られる)、テトラアルキノレナタネート
あるいはその誘導体等を添加することによりガラスと樹
脂の接着性を高めることもできる。
よく、又r−グリシドオキシプ口ピル、トリメトキシシ
ラン、r−アミノプロピルトリエトキシシラン等のシラ
ンカツプリング剤メタクリレートクロムクロリド(ボラ
ンの商品名で知られる)、テトラアルキノレナタネート
あるいはその誘導体等を添加することによりガラスと樹
脂の接着性を高めることもできる。
実際に実施例4にみられる如くシランカツプリング剤を
添加した系では添加しない系より特性向上のあることが
判明した。
添加した系では添加しない系より特性向上のあることが
判明した。
尚、樹脂組成物の塗布焼付けに先立って光伝送用ガラス
繊維を弗酸処理あるいは、火炎により表面を溶融させる
処理を行なってガラス表面のクラツクを低減したりある
いはボラン処理、シランカツプリング剤処理を行なって
、接着力を向上させることも可能であり、これらの処理
の行われたものも本発明でいう光伝送用ガラス繊維に含
まれるものである。
繊維を弗酸処理あるいは、火炎により表面を溶融させる
処理を行なってガラス表面のクラツクを低減したりある
いはボラン処理、シランカツプリング剤処理を行なって
、接着力を向上させることも可能であり、これらの処理
の行われたものも本発明でいう光伝送用ガラス繊維に含
まれるものである。
又、光伝送用ガラス繊維の表面の保護という意味で光伝
送用ガラス繊維の紡糸後直に巻取りドラムガイドリール
等に触れる前に塗布焼付け用の樹脂組成物の層を通して
ガラス繊維の表面に樹脂塗膜を作ることはガラス繊維の
表面を空気から遮断し空気中の水分やごみから表面を保
護し、あとの工程において光伝送用ガラス繊維の光学特
性が損われない効果がある。
送用ガラス繊維の紡糸後直に巻取りドラムガイドリール
等に触れる前に塗布焼付け用の樹脂組成物の層を通して
ガラス繊維の表面に樹脂塗膜を作ることはガラス繊維の
表面を空気から遮断し空気中の水分やごみから表面を保
護し、あとの工程において光伝送用ガラス繊維の光学特
性が損われない効果がある。
本発明で第2図に示した被覆層7に用いる熱可塑性樹脂
組成物とは熱可塑性樹脂単独あるいはこれと添加樹脂、
無機フイラー、有機フイラー、架橋剤、顔料、染料等の
全部あるいはいずれかを組合わせたものを含むもので溶
融押出被覆(スクリュ一式の押出機で溶融し充実型ある
いは引き落とし型等ダイスを用いて押出し被覆を行う方
法、樹脂組成物を何らかの形で溶融してこれをギヤーポ
ンプで押出し被覆する方法等)をすることが可能である
ものを言う。
組成物とは熱可塑性樹脂単独あるいはこれと添加樹脂、
無機フイラー、有機フイラー、架橋剤、顔料、染料等の
全部あるいはいずれかを組合わせたものを含むもので溶
融押出被覆(スクリュ一式の押出機で溶融し充実型ある
いは引き落とし型等ダイスを用いて押出し被覆を行う方
法、樹脂組成物を何らかの形で溶融してこれをギヤーポ
ンプで押出し被覆する方法等)をすることが可能である
ものを言う。
これに適する熱可塑性樹脂としてはほとんどすべての熱
可塑性樹脂が含まれるがその中で好ましいものとしては
ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボ不一ト、ポリウ
レタン、ポリ尿素、ポリビタントイン、ポリスルホン、
ポリエーテル、ポリエステルイミド、アイオノマー樹脂
、ポリビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン酢酸ビニル共重合物、アクリルニトリル、ブタジエン
、スチレン三元共重合体、塩素化ポリエチレン、エチレ
ンアクリル酸共重合物、ウレタンゴム、ポリクロロプレ
ン、エチレンプロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエ
チレン等が挙げられる。
可塑性樹脂が含まれるがその中で好ましいものとしては
ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボ不一ト、ポリウ
レタン、ポリ尿素、ポリビタントイン、ポリスルホン、
ポリエーテル、ポリエステルイミド、アイオノマー樹脂
、ポリビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン酢酸ビニル共重合物、アクリルニトリル、ブタジエン
、スチレン三元共重合体、塩素化ポリエチレン、エチレ
ンアクリル酸共重合物、ウレタンゴム、ポリクロロプレ
ン、エチレンプロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエ
チレン等が挙げられる。
これらはいずれも熱硬化性樹脂やガラスに比して伸び率
が非常に大きく本発明の様な構造にした時、ガラスに対
して接着性が良い塗布焼付け樹脂組成物の層を介してガ
ラスと十分に接着し、光伝送用ガラス繊維自体には欠け
ている変形能力、可撓性を付与し、全体としては相乗的
な複合効果が現われ強靭でかつしなやかで光学特性が安
定な光伝送用ファイバーを得ることができるのであると
考えられる。
が非常に大きく本発明の様な構造にした時、ガラスに対
して接着性が良い塗布焼付け樹脂組成物の層を介してガ
ラスと十分に接着し、光伝送用ガラス繊維自体には欠け
ている変形能力、可撓性を付与し、全体としては相乗的
な複合効果が現われ強靭でかつしなやかで光学特性が安
定な光伝送用ファイバーを得ることができるのであると
考えられる。
表1の実施例1は、熱可塑型のフエノキシ樹溶を第2図
の6の層、ナイロン12を7の層にした光伝送用ファイ
バーであるが比較例4の光伝送用ガラス繊維はもとより
、比較例1にみられる如く光伝送用ガラス繊維に直接ナ
イロン12を溶融押出被覆した光伝送用ファイバーより
破断荷重伸び率共上昇しており改善率は30〜40%に
達する。
の6の層、ナイロン12を7の層にした光伝送用ファイ
バーであるが比較例4の光伝送用ガラス繊維はもとより
、比較例1にみられる如く光伝送用ガラス繊維に直接ナ
イロン12を溶融押出被覆した光伝送用ファイバーより
破断荷重伸び率共上昇しており改善率は30〜40%に
達する。
特に最低値が50%以上の改善率でファイバーの特性向
上と共に安定性向上へ6の層が大きな役割を果たしてい
ることがわかる。
上と共に安定性向上へ6の層が大きな役割を果たしてい
ることがわかる。
実施例3は6の層として熱硬化型のフェノール樹脂を用
いたもので、比較例3に示される6の層がない場合より
も破断荷重、伸び率とも平均値、最低値、両方で大巾な
改善の跡がみられる。
いたもので、比較例3に示される6の層がない場合より
も破断荷重、伸び率とも平均値、最低値、両方で大巾な
改善の跡がみられる。
これらはいずれも数倍径までの曲げに耐えることができ
、取扱いやすさは飛躍的に向上している。
、取扱いやすさは飛躍的に向上している。
一方、比較例5にみられる如く、同じフェノール樹脂を
全層にわたって塗布、焼付けした場合には(表2参照)
破断荷重2.54kgで比較例1のナイロン12被覆の
場合と同程度であるのに伸び率が1610%と低く弾性
が高く可撓性に欠けるものであり、高弾性体で脆い光伝
送用ガラス繊維の欠点を改善するには不適当であると考
えられる。
全層にわたって塗布、焼付けした場合には(表2参照)
破断荷重2.54kgで比較例1のナイロン12被覆の
場合と同程度であるのに伸び率が1610%と低く弾性
が高く可撓性に欠けるものであり、高弾性体で脆い光伝
送用ガラス繊維の欠点を改善するには不適当であると考
えられる。
又驚ろくべきことにはガラスに対して接着性に乏しいポ
リエチレンは単なる溶誘押出の被覆層だけでは、比較例
2にみられる如く、平均値、最低値共実用性をもつには
まだ難があるのに対し、実施例2の如くガラスとポリエ
チレンの間に6の層として熱硬化型のエポキシ樹脂を用
いたところ破断荷重、伸び率共最低値平均値両方で飛躍
的に特性が向上し改善率は実に100%を越えている。
リエチレンは単なる溶誘押出の被覆層だけでは、比較例
2にみられる如く、平均値、最低値共実用性をもつには
まだ難があるのに対し、実施例2の如くガラスとポリエ
チレンの間に6の層として熱硬化型のエポキシ樹脂を用
いたところ破断荷重、伸び率共最低値平均値両方で飛躍
的に特性が向上し改善率は実に100%を越えている。
又、実施例4の如く、実施例1のフエノキシ樹脂系にシ
ランカツプリング剤をブレンドして用いたところ、さら
に特性向上がみられた。
ランカツプリング剤をブレンドして用いたところ、さら
に特性向上がみられた。
又、結晶性の樹脂を主成分とする熱可塑性樹脂組成物を
7の層として溶融押出被覆する場合、結晶化を防いでガ
ラス状態を保持する事により被覆した光伝送用ファイバ
ーの伸び率、可撓性を大巾に向上させつる事も判明した
。
7の層として溶融押出被覆する場合、結晶化を防いでガ
ラス状態を保持する事により被覆した光伝送用ファイバ
ーの伸び率、可撓性を大巾に向上させつる事も判明した
。
上述の事は水あるいは適当な液体もしくは低温気体によ
りファイバーを被覆後直に常温以下に急冷する事により
達せられる。
りファイバーを被覆後直に常温以下に急冷する事により
達せられる。
この操作は高結晶性の樹脂でガラス転移点が常温以上の
もの例えば12−ナイロン、6,10ナイロン等のポリ
アミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート等のポリエステル等に対して特に有効であ
る。
もの例えば12−ナイロン、6,10ナイロン等のポリ
アミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート等のポリエステル等に対して特に有効であ
る。
例えば実施例1,3,4の如く12−ナイロンを溶融押
出被覆直後に水槽を通して急冷する事により急冷を施さ
ない場合に比較して透明ではるかに可撓性に優れたファ
イバーが得られた。
出被覆直後に水槽を通して急冷する事により急冷を施さ
ない場合に比較して透明ではるかに可撓性に優れたファ
イバーが得られた。
尚、本発明において得られた光伝送用ファイバーを複数
本組合わせて光伝送用ケーブルが得られるが、このケー
ブルでは各々のファイバーを識別するために光伝送用フ
ァイバーの塗布焼付け層あるいは熱可塑性樹脂組成物の
層の一方あるいは両方の一部あるいは全部に顔料、染料
、着色フイラー等の含まれたものを用いるか、あるいは
本発明において得られた光伝送用ファイバーの表面を染
料にて染めたり、着色インク、着色塗料を塗装すること
もできる。
本組合わせて光伝送用ケーブルが得られるが、このケー
ブルでは各々のファイバーを識別するために光伝送用フ
ァイバーの塗布焼付け層あるいは熱可塑性樹脂組成物の
層の一方あるいは両方の一部あるいは全部に顔料、染料
、着色フイラー等の含まれたものを用いるか、あるいは
本発明において得られた光伝送用ファイバーの表面を染
料にて染めたり、着色インク、着色塗料を塗装すること
もできる。
又この光伝送用ケーブルには必要に応じて光伝送用ファ
イバーの他に給電線監視線、線状補強材、非常用通信線
等を適宜加えておいてもよい。
イバーの他に給電線監視線、線状補強材、非常用通信線
等を適宜加えておいてもよい。
以下の実施例に於て破断荷重、伸び率は引張り試倹機(
米国インストロン社製)を使用して測定した。
米国インストロン社製)を使用して測定した。
チャック間距離40mm、引張速度5mm/minで行
った。
った。
破断荷重、伸び率は光伝送用ガラス繊維あるいはその上
の被覆層が同時あるいはいずれかが先に破壊した始の値
で示した。
の被覆層が同時あるいはいずれかが先に破壊した始の値
で示した。
通常は光伝送用ガラス繊維のみかあるいは両者が同時に
破壊した。
破壊した。
実施例 1
直径200μφの石英ガラス製のクラツド型光伝送用ガ
ラス繊維をプチルカルビトールで洗浄しνた後フエノキ
シ樹脂(米国ユニオンカーバイド社製)PKHH)をプ
チルカルビトールに溶解させ樹脂分20重量%にしたも
のを塗布し焼付けた。
ラス繊維をプチルカルビトールで洗浄しνた後フエノキ
シ樹脂(米国ユニオンカーバイド社製)PKHH)をプ
チルカルビトールに溶解させ樹脂分20重量%にしたも
のを塗布し焼付けた。
塗布は上記溶液の入った液槽およびQ.3mmφのダイ
スを通して行い焼付けのためには長さ27rのパイブ炉
を用いた。
スを通して行い焼付けのためには長さ27rのパイブ炉
を用いた。
温度条件は270〜330℃とした。
線速は60cm7分で1回の塗布焼付けを行った膜厚は
6μであった。
6μであった。
次にこの塗布焼付けしたファイバーを樹脂温235℃の
溶融状態の12−ナイロン(独国ヒュリレス社製)中よ
りダイスを通して引き出し直に水冷して被覆を行い光伝
送用ファイバーを得た。
溶融状態の12−ナイロン(独国ヒュリレス社製)中よ
りダイスを通して引き出し直に水冷して被覆を行い光伝
送用ファイバーを得た。
この光伝送用ファイバーは非常に可撓性に富むと共に数
倍径まで曲げても破断しない強靭さも兼ね備えるもので
あった。
倍径まで曲げても破断しない強靭さも兼ね備えるもので
あった。
この光伝送用ファイバーの引張り特性を表1に示した。
実施例 2
直径200μφの石英ガラス製のクラツド型光伝送用ガ
ラス繊維をブチルセロンルブで洗浄した後エポキシ樹脂
(シェル化学社製エピコート828)ジアミノジフエニ
ルメタン、ブチルセロソルブをそれぞれ37:11:5
2の重量比になる様混合溶解させた液を塗布し、焼付け
た。
ラス繊維をブチルセロンルブで洗浄した後エポキシ樹脂
(シェル化学社製エピコート828)ジアミノジフエニ
ルメタン、ブチルセロソルブをそれぞれ37:11:5
2の重量比になる様混合溶解させた液を塗布し、焼付け
た。
塗布は0.30mmφのダイスを通して行い焼付けには
長さ2mのパイプ炉を用いた。
長さ2mのパイプ炉を用いた。
温度条件は220°〜270°、線速60cr/分で1
回の塗布焼付を行った。
回の塗布焼付を行った。
膜厚は10μであった。
次にこの塗布焼付けしたファイバーを低密度ポリエチレ
ン(住友化学社製スミ力センE209)を用い、引き落
とし減圧下で押出し被覆を行うことにより、光伝送用フ
ァイバーを得た。
ン(住友化学社製スミ力センE209)を用い、引き落
とし減圧下で押出し被覆を行うことにより、光伝送用フ
ァイバーを得た。
このファイバーは非常に可撓性に富みかつファイバーの
数倍径まで曲げても破断しなかった。
数倍径まで曲げても破断しなかった。
この光伝送用ファイバーの引張り特性を表1に示した。
実施例 3
直径700μφの石英ガラス製のクラツド型光伝送用ガ
ラス繊維にフェノール樹脂(住友デュレズ社製、スミラ
イトレジンPR−961A)を塗布し焼付けた。
ラス繊維にフェノール樹脂(住友デュレズ社製、スミラ
イトレジンPR−961A)を塗布し焼付けた。
塗布はダイスを使わず液槽を通して直接浸漬し引き上げ
るという方法をとり焼付けは長さ2mのパイプ炉で温度
条件1400〜190℃線速20cm/分で行った。
るという方法をとり焼付けは長さ2mのパイプ炉で温度
条件1400〜190℃線速20cm/分で行った。
膜厚は5μであった1このファイバーを樹脂温235℃
の溶融状態の12−ナイロン(独国ヒュルス社製)中よ
りダイスを通して引き出し直に水冷して被覆を行い光伝
送用ファイバーを得た。
の溶融状態の12−ナイロン(独国ヒュルス社製)中よ
りダイスを通して引き出し直に水冷して被覆を行い光伝
送用ファイバーを得た。
この光伝送用ファイバーは非常に可撓性に富むと共に、
数倍径まで曲げても破断しない強靭さも兼ね具えたもの
であった。
数倍径まで曲げても破断しない強靭さも兼ね具えたもの
であった。
この光伝送用ファイバーの引張り特性を表1に示した。
実施例 4
実施例1と同時に作製した石英ガラス製のクラツド型光
伝送用ガラス繊維をブチルカルビトールで洗浄した後、
これにフエノキシ樹脂(米国ユニオンカーバイド社製P
KHH)をブチルカルビトールに溶解させ樹脂分20重
量%にしたものにr一グリシドオキシプ口ピルトリメト
キシシランを3重量%になる様にブレンドしたものを塗
布し焼付けを行った。
伝送用ガラス繊維をブチルカルビトールで洗浄した後、
これにフエノキシ樹脂(米国ユニオンカーバイド社製P
KHH)をブチルカルビトールに溶解させ樹脂分20重
量%にしたものにr一グリシドオキシプ口ピルトリメト
キシシランを3重量%になる様にブレンドしたものを塗
布し焼付けを行った。
塗布は液槽内に上記溶液を入れ、液槽および0.3ts
φのダイスを通して光伝送用ガラス繊維を引き出し、長
さ2mのパイプ炉で焼付けた。
φのダイスを通して光伝送用ガラス繊維を引き出し、長
さ2mのパイプ炉で焼付けた。
温度条件は2700〜330℃とし線速は60cr/分
で1回の塗布焼付けを行った。
で1回の塗布焼付けを行った。
膜厚は6μであった。
次にこのファイバーを樹脂温235℃の溶融状態の12
−ナイロン(独国ヒュルス社製)中よりダイスを通して
引き出し直に水冷して被覆を行い光伝送用ファイバーを
得た。
−ナイロン(独国ヒュルス社製)中よりダイスを通して
引き出し直に水冷して被覆を行い光伝送用ファイバーを
得た。
この光伝送用ファイバーは数倍径まで曲げても破断せず
非常に可撓性に富むと共に強靭なものであった。
非常に可撓性に富むと共に強靭なものであった。
この光伝送用ファイバーの引張り特性を表1に示した。
比較例 1
実施例1と同時に作製した、同一ドラム内の石英ガラス
製のクラツド型光伝送用ガラス繊維に12−ナイロン(
独国ヒュルス社製)を溶融しダイスを通し被覆した後、
直に水冷し光伝送用ファイバーを得た。
製のクラツド型光伝送用ガラス繊維に12−ナイロン(
独国ヒュルス社製)を溶融しダイスを通し被覆した後、
直に水冷し光伝送用ファイバーを得た。
この光伝送用ファイバーの引張特性を表2に示した。
比較例 2
実施例2と同時に作製した1ドラム内の石英ガラス製の
クラツド型光伝送用ガラス繊維上に低密度ポリエチレン
を引落とし減圧下で押出し被覆して、光伝送用ファイバ
ーを得た。
クラツド型光伝送用ガラス繊維上に低密度ポリエチレン
を引落とし減圧下で押出し被覆して、光伝送用ファイバ
ーを得た。
この光伝送用ファイバーの引張特性を表2に示した。
比較例 3
実施例3と同時に作製した同一ドラム内の石英ガラス製
のクラツド型光伝送用ガラス繊維上に12−ナイロンを
溶融状態でダイスを通して被覆した後、直に水冷し光伝
送用ファイバーをえた。
のクラツド型光伝送用ガラス繊維上に12−ナイロンを
溶融状態でダイスを通して被覆した後、直に水冷し光伝
送用ファイバーをえた。
この光伝送用ファイバーの引張特性を表2に示した。
比較例 4
実施例1,4および比較例1の芯線として使用した石英
ガラス製の光伝送用ガラス繊維と同一ドラム内の光伝送
用ガラス繊維について引張り特性を測定した結果を表2
に示した。
ガラス製の光伝送用ガラス繊維と同一ドラム内の光伝送
用ガラス繊維について引張り特性を測定した結果を表2
に示した。
比較例 5
直径200μφの石英ガラス製のクラツド型光伝送用ガ
ラス繊維にフェノール樹脂(住友デュレス社製スミライ
トレジンPR−961A)を塗布し焼付けた。
ラス繊維にフェノール樹脂(住友デュレス社製スミライ
トレジンPR−961A)を塗布し焼付けた。
塗布はダイスを使わず液槽を通して直接浸漬し引き上げ
るという方法をとり焼付けは長さ277Lのパイプ炉で
炉温140〜190℃、線速20cm/分で10回の塗
布焼付けを行った。
るという方法をとり焼付けは長さ277Lのパイプ炉で
炉温140〜190℃、線速20cm/分で10回の塗
布焼付けを行った。
得られた光伝送用ファイバーは弾性が強く、可撓性に欠
けるものであり、このファイバーを複数本組み合わせて
ケーブル化する事はその製造面及び実用面での困難さが
予想されるものであった。
けるものであり、このファイバーを複数本組み合わせて
ケーブル化する事はその製造面及び実用面での困難さが
予想されるものであった。
この光伝送用ファイバーの引張特性を表2に示した。
第1図a,b,c,d,e,fは本発明に用い.る光伝
送用グラスファイバーの断面図及び側面図であり、第2
図は本発明による光伝送用ファイバーの断面図である。 第1図において1はコアー、2はクラツド、3,5はク
ラツド型ファイバーのクラツドに相当する部分で、4は
コアに相当する部分である。 第2図において1はコア、2はクラツド、6は塗布焼付
けした樹脂組成物の層、7は熱可塑性樹脂組成物の層で
ある。
送用グラスファイバーの断面図及び側面図であり、第2
図は本発明による光伝送用ファイバーの断面図である。 第1図において1はコアー、2はクラツド、3,5はク
ラツド型ファイバーのクラツドに相当する部分で、4は
コアに相当する部分である。 第2図において1はコア、2はクラツド、6は塗布焼付
けした樹脂組成物の層、7は熱可塑性樹脂組成物の層で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光伝送用ガラス繊維の上に、液状の樹脂組成物ある
いは液状または固状の樹脂組成物を溶剤に溶解あるいは
分散させてえられる溶液あるいは分散液を塗布焼付けす
るに際し、該光伝送用ガラス繊維を溶融紡糸した直後に
かつ該光伝送用ガラス繊維の表面が他の固形物に触れる
前に前記樹脂組成物によって塗膜を形成することを特徴
とする光伝送用ファイバーの製造方法。 2 光伝送用ガラス繊維の上に、液状の樹脂組成物ある
いは液状または固状の樹脂組成物を溶剤に溶解あるいは
分散させてえられる溶液あるいは分散液を塗布焼付けす
るに際し、該光伝送用ガラス繊維を溶融紡糸した直後に
かつ該光伝送用ガラス繊維の表面が他の固形物に触れる
前に前記樹脂組成物によって塗膜を形成し、次いで該塗
布焼付層の上に熱可塑性樹脂組成物を押出被覆すること
を特徴とする光伝送用ファイバーの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53008441A JPS589054B2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | 光伝送用フアイバ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53008441A JPS589054B2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | 光伝送用フアイバ−の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3196174A Division JPS5530201B2 (ja) | 1974-03-20 | 1974-03-20 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58240848A Division JPS59227748A (ja) | 1983-12-22 | 1983-12-22 | 光伝送用フアイバ−の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53105246A JPS53105246A (en) | 1978-09-13 |
| JPS589054B2 true JPS589054B2 (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=11693206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53008441A Expired JPS589054B2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | 光伝送用フアイバ−の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589054B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55151604A (en) * | 1979-05-15 | 1980-11-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Fiber for optical communication and its production |
| JPS564105A (en) * | 1979-06-25 | 1981-01-17 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Production of bundle fiber |
| JPS5979803U (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-30 | 古河電気工業株式会社 | 光フアイバ心線 |
| JP2558044B2 (ja) * | 1992-10-12 | 1996-11-27 | 日本碍子株式会社 | 中空体内部への物体挿入位置の決定方法及びこれに用いられる中空体の内部形状測定装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5619296B2 (ja) * | 1975-02-28 | 1981-05-07 | ||
| JPS5530201B2 (ja) * | 1974-03-20 | 1980-08-09 |
-
1978
- 1978-01-27 JP JP53008441A patent/JPS589054B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53105246A (en) | 1978-09-13 |
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