JP2002221647A - 光ファイバテープ心線及びその製造方法 - Google Patents

光ファイバテープ心線及びその製造方法

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JP2002221647A
JP2002221647A JP2001016196A JP2001016196A JP2002221647A JP 2002221647 A JP2002221647 A JP 2002221647A JP 2001016196 A JP2001016196 A JP 2001016196A JP 2001016196 A JP2001016196 A JP 2001016196A JP 2002221647 A JP2002221647 A JP 2002221647A
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optical fiber
resin composition
curable resin
coating layer
colored
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JP2001016196A
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Kazunori Tanaka
和典 田中
Tomoyuki Hattori
知之 服部
Toshifumi Hosoya
俊史 細谷
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/104Coating to obtain optical fibres
    • C03C25/1065Multiple coatings

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  • Materials Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一括被覆層と着色層との間の剥離防止性と一
括被覆除去性との双方が十分に高く、光ケーブル用ジェ
リー中に長期間浸漬した場合であっても、被覆層を除去
する際に光ファイバへの被覆層の残留を十分に防止する
ことを可能とする光ファイバテープ心線及びその製造方
法を提供すること。 【解決手段】 本発明の光ファイバテープ心線の製造方
法は、光ファイバ素線7の外周面上に着色剤を含有する
第一の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させて光ファイ
バ着色心線1を得るステップと、光ファイバ着色心線1
の複数本を並べて、光ファイバ着色心線1の外周面上に
第二の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させて一括被覆
層7を形成するステップとを含む光ファイバテープ心線
8の製造方法であって、第一の硬化性樹脂組成物と第二
の硬化性樹脂組成物として、それぞれの硬化性樹脂組成
物から得られる硬化物において相互の溶解パラメーター
値の差が3.5以下であるものを用いることを特徴とす
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバテープ
心線及びその製造方法に関するものであり、詳しくは、
光ファイバ着色心線の複数本を一括被覆層で被覆して一
体化してなる光ファイバ着色心線、並びにその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、加入者系光ファイバケーブルの導
入が急速に進められており、このような分野においては
光ファイバテープ心線が実用化されている。
【0003】光ファイバテープ心線とは、光ファイバの
複数本を並べて樹脂からなる一括被覆層で被覆して一体
化したものであり、このような光ファイバテープ心線に
は、敷設、接続、分岐等の際の各光ファイバの識別を目
的として、光ファイバ素線を着色層で被覆した光ファイ
バ着色心線が用いられるのが一般的である。
【0004】上記の構成を有する光ファイバテープ心線
にあっては、例えば水中若しくは多湿環境下で使用した
場合に被覆層の剥離(デラミネーション、delaminatio
n)及びそれに続く水の層間への侵入が起こると、光フ
ァイバがその長手方向にマイクロベントを受けて伝送損
失が増加してしまうので、かかる現象を回避するため
に、通常、被覆層の間には所定の付着力が付与されてい
る。
【0005】またその一方で、光ファイバテープ心線に
は、分岐、接続等の作業時に一括被覆層や着色層等の被
覆層を除去若しくは分断して各光ファイバを容易に分離
できるといった特性(一括被覆除去性)が要求される。
例えば、光ファイバテープ心線の全ての被覆層(一括被
覆層、着色層、1次被覆層、2次被覆層等)を除去若し
くは分断する際にはガラスファイバ上に被覆カスが残留
しないことが重要である。したがって、単に被覆層同士
の付着力を強めたり弱めたりするだけでは、被覆層間の
剥離防止性と一括被覆除去性という相反する2つの特性
を同時に満たすことは非常に困難である。
【0006】そこで、被覆層の剥離防止性と一括被覆除
去性とをバランスよく両立するための方法が検討されて
おり、例えば、特開2000−111767号公報に
は、20℃での平衡弾性率が120〜500psiであ
り、引張り力が1.2lb/cm以下である一次被覆層
を備える光ファイバが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光ファイバを光ファイバテープ心線に用いた場合で
あっても、光ケーブル用ジェリー中に長期間浸漬する
と、一括被覆層が膨潤して一括被覆層と着色層との間が
滑りやすくなり、その結果、加熱リムーバ等を用いて被
覆除去を行う際に、着色層やその内側の被覆層(1次被
覆層、2次被覆層等)の被覆カスがガラスファイバ表面
に残留してしまい、光ファイバテープ心線同士を接続す
ることが非常に困難となる。
【0008】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みてなされたものであり、一括被覆層と着色層との間の
剥離防止性と一括被覆除去性との双方が十分に高く、光
ケーブル用ジェリー中に長期間浸漬した場合であって
も、被覆層を除去する際に光ファイバへの被覆カスの残
留を十分に防止することが可能な光ファイバテープ心線
及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、光ファイバテープ
心線の製造方法において、光ファイバ素線を被覆する着
色層の材料として用いられる硬化性樹脂組成物、並びに
その着色層が形成された光ファイバ着色心線の複数本を
被覆して一体化する一括被覆層の材料として用いられる
硬化性樹脂組成物として、それぞれの硬化性樹脂組成物
から得られる硬化物において相互の溶解パラメーター値
の差が3.5以下であるという条件を満たすものを用い
た場合に上記課題が解決されることを見出し、本発明を
完成するに至った。
【0010】すなわち、本発明の光ファイバテープ心線
の製造方法は、光ファイバ素線の外周面上に着色剤を含
有する第一の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させて光
ファイバ着色心線を得る第一のステップと、前記光ファ
イバ着色心線の複数本を並べて、該光ファイバ着色心線
の外周面上に第二の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化さ
せて一括被覆層を形成する第二のステップと、を含む光
ファイバテープ心線の製造方法であって、前記第一の硬
化性樹脂組成物と前記第二の硬化性樹脂組成物として、
それぞれの硬化性樹脂組成物から得られる硬化物におい
て相互の溶解パラメーター値の差が3.5以下であるも
のを用いることを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の光ファイバテープ心線は、
光ファイバ素線の外周面上に着色剤を含有する第一の硬
化性樹脂組成物を塗布し、硬化させてなる光ファイバ着
色心線の複数本と、前記光ファイバ着色心線の複数本を
被覆して一体化しており、前記光ファイバ着色心線の外
周面上に第二の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させて
なる一括被覆層とを備える光ファイバテープ心線であっ
て、前記第一の硬化性樹脂組成物及び前記第二の硬化性
樹脂組成物は、それぞれの樹脂組成物から得られる硬化
物において相互の溶解パラメーター値の差が2.0以下
のものであることを特徴とするものである。
【0012】本発明によれば、光ファイバテープ心線の
製造方法において、着色層の材料である第一の硬化性樹
脂組成物及び一括被覆層の材料である第二の硬化性樹脂
組成物として、それぞれの樹脂組成物から得られる硬化
物において相互の溶解パラメーター値の差が3.5以下
であるという条件を満たすものを用いることによって、
一括被覆層を形成する際に第二の硬化性樹脂組成物が着
色層の内部に侵入しやすくなると共に、これらの樹脂組
成物を硬化させた場合に、着色層を構成する樹脂の分子
鎖と一括被覆層を構成する樹脂の分子鎖との間にはたら
く分散力、水素結合、双極子相互作用等の分子間力が十
分に高められる。したがって、ジェリー等の有機溶剤に
より一括被覆層や着色層が膨潤しても、一括被覆層と着
色層との間の剥離や滑りが十分に防止された光ファイバ
テープ心線を効率よく且つ確実に得ることができる。さ
らには、このようにして得られる本発明の光ファイバテ
ープ心線は十分に高い剥離防止性と十分に高い一括被覆
除去性とを有しているので、光ケーブル用ジェリー中に
長期間浸漬した場合であっても、被覆層を除去する際に
ガラスファイバへの被覆カスの残留を十分に防止するこ
とが可能となる。
【0013】本発明においては、前記第一の硬化性樹脂
組成物を用いて得られる硬化物上に、前記第二の硬化性
樹脂組成物の液滴を配置したときの接触角が85゜以下
であることが好ましい。第一の硬化性樹脂組成物の硬化
物と第二の硬化性樹脂組成物の液滴との接触角が上記の
条件を満たすと、着色層表面の微小(通常、サブミクロ
ンオーダー)の凹凸に対しても第二の硬化性樹脂組成物
が浸透しやすくなり、第二の硬化性樹脂組成物をより斑
なく均一に塗布し硬化させることができるので、着色層
と一括被覆層との間の密着性がより高められる。したが
って、水中若しくは多湿環境下で使用する場合であって
も、これらの被覆層の間の剥離やその剥離部分への水の
侵入による伝送損失の増加をより高水準で抑制できる傾
向にある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、場合により図面を参照しつ
つ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、図面中、同一又は相当部分には同一符号を付する
こととする。
【0015】本発明の光ファイバテープ心線の製造方法
は、光ファイバ素線の外周面上に着色剤を含有する第一
の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させて光ファイバ着
色心線を得る第一のステップと、前記光ファイバ着色心
線の複数本を並べて、該光ファイバ着色心線の外周面上
に第二の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させて一括被
覆層を形成する第二のステップと、を含む光ファイバテ
ープ心線の製造方法であって、前記第一の硬化性樹脂組
成物と前記第二の硬化性樹脂組成物として、それぞれの
硬化性樹脂組成物から得られる硬化物において相互の溶
解パラメーター値の差が3.5以下のものを用いること
を特徴とするものである。第一の硬化性樹脂組成物の硬
化物と第二の硬化性樹脂組成物の硬化物との溶解パラメ
ーター値の差が前記上限値を超えると、着色層と一括被
覆層との間の密着性が不十分となり、層間の剥離が生じ
て伝送損失が増加する現象や、被覆層を除去する際に着
色層と一括被覆層との間に滑りが生じてガラスファイバ
に着色層等の被覆カスが残留する現象が起こりやすくな
る。また、第一の硬化性樹脂組成物の硬化物と第二の硬
化性樹脂組成物の硬化物との相互の溶解パラメーター値
の差の減少に伴い被覆カスの残留は起こりにくくなる
が、溶解パラメータ値の差が0.5〜2.0であると、
一括被覆層を除去若しくは分断して光ファイバ着色心線
に分離する際に着色層が剥がれる現象(色剥がれ)が起
こりにくくなる傾向にあるので好ましい。
【0016】なお、本発明でいう溶解パラメーター値
(solubility parameter)とは、以下の手順によって測
定される値をいう。すなわち、スピンコーターを用いて
PET(ポリエチレンテレフタレート)シート上に硬化
性樹脂組成物を塗布し、UV光の照射(照射光量100
mJ/cm2)により硬化させて得られる硬化物(縦6
mm×横6mm、厚み20μm)を、予め溶解パラメー
ター値の得られている所定の溶剤に浸漬して1日間放置
した後、硬化物の膨潤度(体積変化率)を測定する。こ
の操作を複数種の溶剤について行い、最大の膨潤度を与
える溶剤の溶解パラメータ値を硬化物の溶解パラメータ
ー値とする。本発明にかかる溶解パラメーター値の測定
において用いられる溶剤としては、例えば下記表1に示
すものが挙げられる。
【0017】
【表1】
【0018】また、本発明において、第一の硬化性樹脂
組成物及び第二の硬化性樹脂組成物は、第一の硬化性樹
脂組成物の硬化物上に第二の硬化性樹脂組成物の液滴を
配置したときの接触角θが85゜以下であるという条件
を満たすことが好ましい。第一の硬化性樹脂組成物と第
二の硬化性樹脂組成物とが上記の条件を満たす場合に
は、着色層表面の微小(通常、サブミクロンオーダー)
の凹凸に対しても第二の硬化性樹脂組成物が浸透しやす
くなり、第二の硬化性樹脂組成物をより斑なく均一に塗
布し硬化させることができるので、着色層と一括被覆層
との間の密着性がより高められる。したがって、水中若
しくは多湿環境下で使用する場合であっても、これらの
被覆層の間の剥離やその剥離部分への水の侵入による伝
送損失の増加をより高水準で抑制することができる傾向
にある。なお、第一の硬化性樹脂組成物の硬化物と第二
の樹脂組成物の液滴とが前記上限値を超える場合、第二
の硬化性樹脂組成物を着色層(第一の硬化性樹脂組成物
の硬化物)上に斑なく塗布し、硬化させることが困難と
なり、このようにして形成される一括被覆層と着色層と
は、巨視的には密着しているように見えても、微視的
(分子レベル)には密着性の不十分な箇所が生じる傾向
にある。また、当該接触角が25〜60゜であると、被
覆層を除去する際に着色層が剥がれにくくなる傾向にあ
るのでより好ましい。
【0019】ここで、本発明にかかる接触角の概念を図
2に基づいて説明する。図2においては、第一の硬化性
樹脂組成物の硬化物9上に第二の硬化性樹脂組成物の液
滴10がを配置されている。図2中、l1は液滴10の
端点aと頂点bとを通る直線を表し、αはl1と硬化物
9の表面とがなす角を表す。また、l2は端点aを通り
且つ硬化物9の表面との間の角θがθ=2αで表される
条件を満たす直線を表す。本発明にかかる接触角とは、
硬化物9上に液滴10を配置して1分経過したときのθ
(=2α)をいう。本発明にかかる接触角の測定は、市
販の接触角計(例えば、共和界面化学社製FACE C
D−A)を用いて行うことができる。
【0020】さらに、本発明においては、第一の硬化性
樹脂組成物の硬化物の弾性率は0.1〜1.5N/mm
2であることが好ましく、第二の硬化性樹脂組成物の硬
化物の弾性率は50〜1500N/mm2であることが
好ましい。上記の硬化物の弾性率がそれぞれ前記下限値
未満であると、得られる光ファイバテープ心線の強度が
不十分となり、少しの外力に対してもガラスファイバの
破損が起こりやすくなる傾向にある。他方、上記の硬化
物の弾性率がそれぞれ前記上限値を超えると、得られる
光ファイバテープ心線が過剰に硬くなり、作業時の取り
扱い性が低下する傾向にある。
【0021】なお、本発明でいう弾性率とは、JIS
K 7127に規定される方法に準拠して行われる引張
試験において測定される、25%伸び時の抗張力をい
い、下記式: (弾性率[N/mm2])=(25%伸び時の応力
[N])/(試料断面積[mm2])/0.025 に基づいて得ることができる。
【0022】本発明にかかる第一の硬化性樹脂組成物及
び第二の硬化性樹脂組成物としては、それぞれの硬化物
の溶解パラメーター値の差が上記の条件を満たすもので
あれば特に制限されないが、例えば熱や光等に対して硬
化性を示すオリゴマー、並びに必要に応じて配合される
希釈性モノマー、光重合開始剤等を含有する樹脂組成物
が挙げられる。また、これらの2つの硬化性樹脂組成物
の硬化物において溶解パラメーター値が上記の条件を満
たすように制御する方法としては、例えば、それぞれの
硬化性樹脂組成物中に含まれるオリゴマーやモノマー等
の成分として分子構造や分子量が同一若しくは類似のも
のを用い、その配合量を調整する方法が挙げられる。
【0023】また、本発明においては、前述の通り、第
一の硬化性樹脂組成物の硬化物と第二の硬化性樹脂組成
物の液滴との接触角が85゜以下であることが好ましい
が、当該接触角が前記の範囲内となるように制御する方
法としては、例えば、それぞれの硬化性樹脂組成物に含
まれるオリゴマーやモノマー等の成分の極性が同一若し
くは近くなるように、その種類や配合量を適宜選択する
方法が挙げられる。より具体的には、第一の硬化性樹脂
組成物中に、ウレタン基やカルボニル基等の極性基を有
する化合物が多く含有される場合には、同様の極性基を
有する化合物(オリゴマー、モノマー等)の所定量を第
二の硬化性樹脂組成物に配合することによって、当該接
触角が上記の条件を満たすように制御することができ
る。
【0024】本発明において用いられるオリゴマーとし
ては、ウレタンアクリレート系オリゴマーを用いること
が好ましく、中でも、下記のオリゴマーA又はB: オリゴマーA:ポリテトラメチレングリコ−ル(PTM
G)、トリレンジイソシアネート(TDI)及びヒドロ
キシエチルアクリレート(HEA)の共重合体 オリゴマーB:ポリプロピレングリコール(PPG)、
トリレンジイソシアネート(TDI)及びヒドロキシエ
チルアクリレート(HEA)の共重合体 を用いることが特に好ましい。これらのオリゴマーを用
いると、得られる硬化物の強度と柔軟性とがより高水準
で両立される傾向にある。本発明においては、これらの
オリゴマーのうちの1種を単独で用いてもよく、2種以
上を組み合わせて用いてもよい。また、本発明にかかる
オリゴマーの重量平均分子量は好ましくは4000〜1
0000であり、その配合量は、硬化性樹脂組成物全量
を基準として好ましくは45〜75重量%である。
【0025】また、本発明にかかる第一の硬化性樹脂組
成物に配合される着色剤としては、第一の硬化性樹脂組
成物の硬化物と第二の硬化性樹脂組成物の硬化物との溶
解パラメーター値の差が上記の条件を満たす限りにおい
て特に制限されないが、具体的には、アゾ系顔料、フタ
ロシアニン顔料等が挙げられる。着色剤の配合量は、第
一の硬化性樹脂組成物全量を基準として好ましくは1〜
5重量%である。
【0026】本発明にかかる第一の硬化性樹脂組成物及
び第二の硬化性樹脂組成物がウレタンアクリレート系オ
リゴマーを含有するものである場合には、必要に応じて
希釈性モノマー、光重合開始剤等が配合される。ここ
で、本発明において用いられる希釈性モノマーとして
は、具体的には、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニ
ルピロリドン等の単官能アクリレートモノマー;エチレ
ンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリレート、プ
ロパンの(メタ)アクリル酸付加物等の2官能アクリレ
ートモノマー及びエポキシアクリレート;トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トール(メタ)アクリレート、トリス(ヒドロキシプロ
ピル)イソシアヌレート等の多官能アクリレートモノマ
ー;シリコンアクリレート、等が挙げられる。これらの
希釈性モノマーは、1種を単独で用いてもよく、2種以
上を組み合わせて用いてもよい。また、希釈性モノマー
の配合量は、硬化性樹脂組成物全量を基準として好まし
くは10〜30重量%である。
【0027】また、本発明において用いられる光重合開
始剤としては、従来より公知のものが使用可能である
が、具体的には、イルガキュア651、イルガキュア3
69、イルガキュア907、イルガキュア184(以
上、チバスペシヤリティケミカル社製)等の市販品や、
ベンゾインエーテル、ベンゾフェノン等が挙げられる。
これらの光重合開始剤は1種を単独で用いてもよく、2
種以上を組み合わせて用いてもよい。光重合開始剤の配
合量は、硬化性樹脂組成物全量を基準として好ましくは
1〜10重量%である。
【0028】さらに、上記第一の硬化性樹脂組成物及び
第二の硬化性樹脂組成物には、フェノール系酸化防止
剤、硫黄系酸化防止剤、アミン系重合禁止剤、シリコー
ンオイル等を配合することもできる。
【0029】本発明の製造方法においては、先ず、上記
の構成を有する第一の硬化性樹脂組成物を光ファイバ素
線の外周面上に塗布し、硬化させることによって、着色
層が形成されて光ファイバ着色心線が得られる。ここ
で、本発明にかかる光ファイバ素線とは、少なくともコ
ア及びクラッドからなるガラスファイバを備えるものを
意味する。すなわち、第一の硬化性樹脂組成物が塗布さ
れる前の光ファイバ素線は、ガラスファイバのみで構成
されるものであってもよく、ガラスファイバの外周面上
に1次被覆層、2次被覆層等の被覆層が設けられたもの
であってもよい。
【0030】本発明にかかる光ファイバ素線のガラスフ
ァイバとしては、従来より公知のものが使用可能である
が、具体的には、石英系の単一モードファイバ、マルチ
モードファイバ等が挙げられる。
【0031】また、本発明にかかる光ファイバ素線にお
いて必要に応じて設けられる1次被覆層、2次被覆層等
の被覆層は、ガラスファイバに機械的な衝撃が加わらな
いための緩衝層としての機能を有するものであり、その
材料としてはウレタンアクリレート系紫外線硬化樹脂等
の従来より公知の樹脂を使用することができる。
【0032】本発明において、光ファイバ素線の外周面
上に第一の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させる方法
としては特に制限されず、用いる第一の硬化性樹脂組成
物の種類に応じて加熱若しくは光(UV光等)照射を行
うことにより、着色層を形成することができる。ここ
で、第一の硬化性樹脂組成物を硬化させる際の雰囲気の
酸素濃度は2容量%以下であることが好ましい。雰囲気
の酸素濃度が増加すると得られる着色層の接着力は向上
する傾向にあるが、前記上限値を超えると、着色層内部
の硬化が不十分であったり、着色層表面の接着力がむし
ろ低下して所望の特性が得られにくくなる傾向にある。
【0033】次に、本発明の製造方法の第二のステップ
において、上記第一のステップで得られた光ファイバ着
色心線の複数本を並べて、該光ファイバ着色心線の外周
面上に第二の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させるこ
とによって、光ファイバ着色心線の複数本が一括被覆層
で被覆されて一体化した本発明の光ファイバテープ心線
が得られる。
【0034】本発明において、光ファイバ着色心線の外
周面上に第二の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させる
方法としては特に制限されず、用いる第二の硬化性樹脂
組成物の種類に応じて加熱若しくは光(UV光等)照射
を行うことにより、着色層を形成することができる。こ
こで、第二の硬化性樹脂組成物を硬化させる際の雰囲気
の酸素濃度は2容量%以下であることが好ましい。雰囲
気の酸素濃度が増加すると得られる一括被覆層の接着力
は向上する傾向にあるが、前記上限値を超えると、一括
被覆層内部の硬化が不十分であったり、一括被覆層表面
の接着力がむしろ低下して所望の特性が得られにくくな
る傾向にある。
【0035】このようにして得られる本発明の光ファイ
バテープ心線の好適な一実施形態を図1に示す。図1に
おいて、光ファイバ着色心線1は、ガラスファイバ2、
1次被覆層3及び2次被覆層4からなる光ファイバ素線
5と着色層6とを備えている。このような構成を有する
光ファイバ着色心線1の4本は相互に並列となるように
配置されており、一括被覆層7で被覆されて一体化して
光ファイバテープ心線8を構成している。そして、着色
層6及び一括被覆層7は、それぞれ硬化物の溶解パラメ
ーター値が上記の条件を満たす第一の硬化性樹脂組成物
及び第二の硬化性樹脂組成物を用いて得られるものであ
り、光ケーブル用ジェリー中に長期間浸漬した場合であ
っても、着色層6又は一括被覆層7の膨潤による着色層
6と一括被覆層7との間の剥離や滑りを十分に防止する
ことができ、したがって、覆層を除去する際にガラスフ
ァイバ2への被覆カスの残留を十分に防止することが可
能となる。
【0036】なお、図1には4本の光ファイバ着色心線
を備える光ファイバテープ心線(4心型テープ心線)を
示したが、本発明の光ファイバテープ心線が有する光フ
ァイバ着色心線の本数は特に制限されず、2心型、6心
型、8心型等としてもよい。
【0037】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を
さらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に何
ら限定されるものではない。
【0038】実施例1 外径125μmのガラスファイバの外周面が弾性率1.
0N/mm2のウレタンアクリレート系樹脂からなる1
次被覆層(膜厚37.5μm)、弾性率800N/mm
2のウレタンアクリレート系樹脂からなる2次被覆層
(膜厚22.5μm)で順次被覆された光ファイバ素線
の外周面上に、以下に示す組成: オリゴマー1:エポキシ系アクリレートを含むウレタン
アクリレート系オリゴマー 55重量部 希釈性モノマー1:2官能アクリレートモノマー 10
重量部 希釈性モノマー2:多官能アクリレートモノマー 15
重量部 光重合開始剤1:イルガキュア651(チバスペシャリ
ティケミカル社製)3重量部 着色剤:有機顔料 5重量部 添加剤1:フェノール系酸化防止剤 0.1重量部 添加剤2:硫黄系酸化防止剤 0.1重量部 添加剤3:アミン系重合禁止剤 0.1重量部 添加剤4:シリコーンオイル 0.2重量部 を有する硬化性樹脂組成物Aを塗布し、UV光の照射
(照射光量:100mJ/mm2)により硬化させて着
色層(膜厚:5μm)を形成して、光ファイバ着色心線
を得た。
【0039】次に、得られた光ファイバ着色心線の4本
を相互に並列となるように配置して、その着色層上に、
以下に示す組成: オリゴマー2:ウレタンアクリレート系オリゴマー 7
0重量部 希釈性モノマー3:単官能アクリレートモノマー 25
重量部 光重合開始剤2:イルガキュア184(チバスペシャリ
ティケミカル社製)5重量部 添加剤1:フェノール系酸化防止剤 0.1重量部 添加剤2:硫黄系酸化防止剤 0.1重量部 添加剤3:アミン系重合禁止剤 0.1重量部 を有する硬化性樹脂組成物Bを塗布し、UV光の照射に
より硬化させて一括被覆層(膜厚:32.5μm)を形
成して、図1に示す構成を有する光ファイバテープ心線
を得た。
【0040】実施例2 実施例1における硬化性樹脂組成物A中の希釈性モノマ
ー1と希釈性モノマー2との合計の配合量を5重量%増
量したこと、硬化性樹脂組成物B中の希釈性モノマー3
の配合量を10重量%増量したこと、並びに硬化性樹脂
組成物B中の光重合開始剤2の配合量を10重量%増量
したこと以外は実施例1と同様にして、図1に示す構成
を有する光ファイバテープ心線を作製した。
【0041】実施例3 実施例1における硬化性樹脂組成物A中の希釈性モノマ
ー1と希釈性モノマー2との合計の配合量を5重量%減
量したこと、硬化性樹脂組成物B中の希釈性モノマー3
の配合量を10重量%減量したこと、並びに硬化性樹脂
組成物B中の光重合開始剤2の配合量を15重量%増加
したこと以外は実施例1と同様にして、図1に示す構成
を有する光ファイバテープ心線を作製した。
【0042】比較例1 実施例1における硬化性樹脂組成物B中の希釈性モノマ
ー3の配合量を10重量%増量したこと、光重合開始剤
2の配合量を15重量%増量したこと、並びに硬化性樹
脂組成物Bにシリコーンオイル0.1重量部を添加した
こと以外は実施例1と同様にして、図1に示す構成を有
する光ファイバテープ心線を作製した。
【0043】上記の実施例1〜3及び比較例1におい
て、着色層及び一括被覆層の形成に用いた硬化性樹脂組
成物の硬化物の相互の溶解パラメーター値の差、並びに
着色層の形成に用いた硬化性樹脂組成物の硬化物と一括
被覆層の形成に用いた硬化性樹脂組成物の液滴との間の
接触角を表2に示す。なお、溶解パラメーター値の測定
には、上記表1に示す溶剤を用いた。また、接触角の測
定には、共和界面化学社製接触角系FACE CA−D
を用いた。
【0044】次に、実施例1〜3及び比較例1の各光フ
ァイバテープ心線を用いて、以下に示す試験を行った。
【0045】(被覆層除去試験)加熱リムーバ(住友電
気工業社製JR−4A)を用いて、光ファイバテープ心
線の全ての被覆層(1次被覆層、2次被覆層、着色層及
び一括被覆層)を除去したときのガラスファイバを目視
により観察し、以下の基準: ○:ガラスファイバ上に被覆カスの残留が認められなか
った ×:ガラスファイバ上に被覆カスの残留が認められた に基づいて被覆層の除去容易性を評価した。得られた結
果を表2に示す。なお、上記の試験においては、リムー
バの温度を90℃とし、被覆層除去長を3cmとした。
【0046】(温水特性試験)光ファイバテープ心線1
000mをコイル状に束ねて60℃温水中に14日間浸
漬した後の伝送損失を測定した。得られた結果を表2に
示す。なお、伝送損失の測定には、光パルス試験機(O
TDR、波長:1.55μm)を用いた。
【0047】
【表2】
【0048】表2に示すように、実施例1〜3の光ファ
イバテープ心線においては、いずれも被覆層を除去する
際に被覆カスの残留が十分に防止されていることが確認
された。さらに、着色層の形成に用いた硬化性樹脂組成
物の硬化物と一括被覆層の形成に用いた硬化性樹脂組成
物の液滴との間の接触角が85゜以下であるという条件
を満たす実施例1、2の光ファイバテープ心線は、温水
中に浸漬した後の伝送損失の増加が非常に高水準で抑制
されていた。
【0049】これに対して、比較例1の光ファイバテー
プ心線においては、被覆層の除去容易性、温水中での伝
送損失増加防止性ともに不十分であった。
【0050】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の光ファイバ
テープ心線の製造方法によって、一括被覆層と着色層と
の間の剥離防止性と一括被覆除去性との双方が十分に高
い光ファイバテープ心線を効率よく且つ確実に得ること
が可能となる。さらには、上記本発明の製造方法によっ
て得られる本発明の光ファイバテープ心線によって、光
ケーブル用ジェリー中に長期間浸漬した場合であって
も、被覆層を除去する際に光ファイバへの被覆カスの残
留を十分に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバテープ心線の好適な一実施
形態を示す模式断面図である。
【図2】本発明にかかる接触角の概念を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…光ファイバ着色心線、2…ガラスファイバ、3…1
次被覆層、4…2次被覆層、5…光ファイバ素線、6…
着色層、7…一括被覆層、8…光ファイバテープ心線、
9…第一の硬化性樹脂組成物の硬化物、10…第二の硬
化性樹脂組成物の液滴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細谷 俊史 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2H001 BB15 DD24 KK02 KK17 KK22 MM01 4G060 AA01 AA03 AA07 AC01 AC12 AC14 AC15 CB09 CB38

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ素線の外周面上に着色剤を含
    有する第一の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させて光
    ファイバ着色心線を得る第一のステップと、前記光ファ
    イバ着色心線の複数本を並べて、該光ファイバ着色心線
    の外周面上に第二の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化さ
    せて一括被覆層を形成する第二のステップと、を含む光
    ファイバテープ心線の製造方法であって、 前記第一の硬化性樹脂組成物と前記第二の硬化性樹脂組
    成物として、それぞれの硬化性樹脂組成物から得られる
    硬化物において相互の溶解パラメーター値の差が3.5
    以下であるものを用いることを特徴とする光ファイバテ
    ープ心線の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第一の硬化性樹脂組成物を用いて得
    られる硬化物上に、前記第二の硬化性樹脂組成物の液滴
    を配置したときの接触角が85゜以下であることを特徴
    とする、請求項1に記載の光ファイバテープ心線の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 光ファイバ素線の外周面上に着色剤を含
    有する第一の硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させてな
    る光ファイバ着色心線の複数本と、前記光ファイバ着色
    心線の複数本を被覆して一体化しており、前記光ファイ
    バ着色心線の外周面上に第二の硬化性樹脂組成物を塗布
    し、硬化させてなる一括被覆層とを備える光ファイバテ
    ープ心線であって、 前記第一の硬化性樹脂組成物及び前記第二の硬化性樹脂
    組成物は、それぞれの樹脂組成物から得られる硬化物に
    おいて相互の溶解パラメーター値の差が2.0以下のも
    のであることを特徴とする光ファイバテープ心線。
  4. 【請求項4】 前記第一の硬化性樹脂組成物を用いて得
    られる硬化物上に前記第二の硬化性樹脂組成物の液滴を
    配置したときの接触角が85゜以下であることを特徴と
    する、請求項3に記載の光ファイバテープ心線。
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