JPS5889610A - 不飽和ポリエステル樹脂成形用着色組成物 - Google Patents

不飽和ポリエステル樹脂成形用着色組成物

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JPS5889610A
JPS5889610A JP18699581A JP18699581A JPS5889610A JP S5889610 A JPS5889610 A JP S5889610A JP 18699581 A JP18699581 A JP 18699581A JP 18699581 A JP18699581 A JP 18699581A JP S5889610 A JPS5889610 A JP S5889610A
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JP
Japan
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polymer
blue
bonded
unsaturated polyester
black
Prior art date
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Pending
Application number
JP18699581A
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English (en)
Inventor
Shojiro Horiguchi
堀口 正二郎
Masanari Okawa
大川 真生
Shinji Musubiya
結家 真二
Masaru Miwa
勝 三輪
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Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Original Assignee
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
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Publication date
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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不飽和ポリエステル樹脂成形用着色組成物に関
するものである。
従来不飽和ポリエステル樹脂の黒色成形物を得る場合、
その着色剤として染料、顔料が使用されており、具体的
には例えばカーボンブラック、アニリンブラック、黒色
酸化鉄、オイルブラック等が挙けられる。そしてこれら
の染顔料の中でも特に耐候性、着色力にすぐれているカ
ーボンブラックが一般に使用されている。
前記のカーボンブラックを使用した黒色不飽和ポリエス
テル成形物は黒色度が充分でなく。
更に漆黒性のある黒色不飽和ポリエステル樹脂成形11
を得るためにはアニリンブラックを使用するのが好まし
い。ところがアニリンブラックによる着色成形物はその
表面が赤味管帯び、特に太陽光線の下ではそれが顯著に
現われるため好ましくない。前記のアニリンブラックを
用いた不飽和ポリエステルの黒色着色成形物に生ずる表
面の赤味を消すために従来、緑色、青色などの麟科をア
ニリンブラックに併用する試みがなされている。−例を
挙けるとアニリンブラックに対して銅フタロシアニング
リーンを10〜20重量−併用すると着色成形物の赤味
はほぼ消えて、やや黄味の強VrM色となる。
銅フタロシアニン等の顔料を併用した場合の効果は色相
を変える効果だけであ−って、漆黒性を増す仁とにはな
らないはかりか、逆効果となる場合が殆んどでありた。
一方、染料をアニリングラツクと併用すると漆黒性の高
い成形物が得られることはメタクリル樹脂の着色成形な
どで明らかであるが、着色する際に染料を多量に使用す
るため、これを不飽和ポリエステル樹脂の着色成形に適
用すると硬化阻害が生じ、所期の成形物が得られない。
そのため一般に染料は使用されないのが現状である。
本発明者等はアニリンブラックに併用しても不飽和ポリ
エステル樹脂の硬化阻害を起さずにかつ漆黒性の高い色
−の着色成形物が得られる色素について檜々研究を進め
た結果アニリンブラックに青色、緑色系重合体結合色素
を併用すると不飽和ポリエステル樹脂の硬化阻害を生ぜ
しめずにしかも漆黒性ある着色成形物が得られることを
知見して本発明に到達したものである。
すなわち本発明は青色、緑色系重合体結合色素を含有す
るアニリンブラックにより着色された不飽和ポリエステ
ル樹脂成形用着色組成吻に関するものである。
本発明で使用する青色、緑色系重合体結合色素とFi青
色、緑色の染料、顔料のジアゾニウム塩を付加1合性単
量体と混合して1合せしめることによって得たもので、
具体的には、銅フタロシアニン糸、アントラキノン糸、
アゾ糸およびチオインジゴ糸等の染顔料のジアゾニウム
塩を付加直置性単量体例えばスチレン、アクリル急、メ
タクリル鹸、イタコン酸、マレイン#t。
メタアクリル酸メチル、メタクリル酸二fJL、、メタ
クリル酸ブチル、アクリル酸エチル、アクリル酸エチル
、アクリル酸ブチル、アクリル酸アミド、アクリロニト
リル等の一柚ないし二種以上と混合して、溶液、乳化、
懸濁、塊状等の一般公知の重合方法により重合させて、
染顔料友 に重合体が化学的に結合せしめたものである。
このジアゾニウム塩による重合は前記のジアゾニウム塩
がpHの変化あるいは熱または光等の作用により分解し
て遊[!i(いわゆるフリー・ラジカル)を生成し、こ
れが前記付加1合性単量体の重合開始剤となってこれを
重合させると同時に染顔料と共有結合すると考えられる
本発明において使用する前記青色、緑色系重合体結合色
素として特に好ましいものは1重合体結合鋼2タロシア
ニン系色素であり、前記1合体結合銅フタロシアニン次
のようにして得られる。
まず銅7タロシアニンあるいは低塩素化銅7タロシアニ
ンのニトロ誘導体を合成し、これを還元して、アミノ銅
フタロシアニンあるいは低塩素化アミノ銅フタロシアニ
ンとし、さらにジアゾ化し、そのジアゾ化合物をビニル
単量体の存在下て分解させることにより生じた銅フタロ
シアニンあるいは低塩素化鋼フタロシアニンラジカルが
ビニル単量体に重合開始剤として作用し、これらの顔料
色原体と結合した重合体結合鋼フタロシアニン糸色素が
得られる。
・本発明において使用する青色、緑色系重合体結合色素
はその電曾体成分となる単量体として例えばアクリル酸
エテル−メタクリル酸−メタクリル酸ブチル等を使用す
ることKよって、不飽和ポリエステル棚側に配合するス
チレンモノマーにi1解しほぼ分子状にまで超微粒子に
分散するそのためアニリンブラックに少量添加するだけ
で漆黒性を増す効果を有する。
また銅フタロシアニン#i科そのもの″をアニリンブラ
ックに添加した場合には前記したように色相を変える効
果だけであって、漆黒性を出す効果鉱ないが、銅フタロ
シアニン糸色素に重合体が化学的に結合した重合体結合
銅フタロシアニン系色Xをアニリンブラックに飾加した
場合には漆黒性が助灸される効J4!:を有するもので
ある。このゆ釆は色素に結合した重合体部分の4つ親媒
性基の作用により染料に近い超微粒子分散能を有するた
めと思われる。
前記の青色、緑色系重合体結合色素をアニリングラツク
と併用する場合その添加量を多くすれはする程漆黒性は
増すが、あまり多量になると青味〜縁味の色画となって
しまうため、アニリンブラックに対する青色、緑色系重
合体結合色素の添加量はアニリンブラック100重量部
に対して0.5〜30重量部であシ、好ましくは1.0
〜10電量部である。
本膚明においては、前記青色、緑色系重合体結合色素と
共に群青のごとく漆黒性に悪影響を及ぼさない無機顔料
をアニリンブラックに添加することもできる。
一群青を使用すると青色、緑色系重合体結合色素のみを
アニリンブラックに併用するときよりも着色成形物の表
面硬度が大きくなり、強度のある塗膜が得られる利点が
ある。前記群青のア二りンブラックに対する添加量は1
0〜50重量%である。
本発明においてはアニリンブラックと共に前記した青色
、緑色系重合体結合色素および場合により群青を使用し
、これKよってアニリンブラックの赤味の色調を除くも
のであるが、その対象となる不飽和ポリエステル樹脂と
はα・β−不飽和二塩基敏およびグリコール類から必要
に応じて芳香族飽和二塩基酸又は脂肪族飽和二塩基酸を
併用して製造される不飽和ポリエステルとラジカル重合
性を有する架橋モノマー、例エバスチレン、ビニルトル
エン、クロロスチレン、ジビニルベンゼン、ジアリルフ
タレート等を重合して得られる樹脂である。
本発明のアニリンブラック等は粉末状で不飽和ポリエス
テル樹脂に添加することもできるが。
分散−を考慮した場合、了ニリンブラックとそれに併用
する前記重合体結合色素又は群青を予め不飽和ポリエス
テル樹脂で練肉してペースト状としてから不飽和ポリエ
ステル樹脂に配合して不飽和ポリエステル樹脂成形用着
色組成物とするのが好ましい。
本発明による不飽和ポリエステル樹脂成形用着色組成物
はゲルコート成形等により漆黒に着色された表面平滑性
圧すぐれた成形物管与えるためピアノ用材料や建材など
に有効である。
以下、実施例によp本発明を具体的に説明する。
参考例 l。
〔青色重合体結合色素の合成〕
テトラ(4)アミノ銅フタロシアニンブルーのペースト
を顔料純分で2.5重量部採り、30チ塩iII!15
重量部と混合しながら水を加えて100重量部とし、こ
れを水浴中て0〜5℃に保ちながら亜硝酸ソーダ1.1
電量部を加えて30分間ジアゾ化し、これを濾過してジ
アゾ化銅フタロシアニンブルー水溶液を得る。
上記ジアゾ化銅フタロシアニンブルー水溶液(2嘔)9
0重量部 メタクリル酸エチルエステル  6重量部アクリル酸ブ
チルエステル   3重量部ス  チ  し  ン  
            1重量部100重量部 上記の組成を常温で10分間、更に50Cで加えて重合
体結合色素を析出させ、メタノールを除去、乾燥して重
合体結合鋼フタロシアニンブルー粉末管得た。
参考例 2 〔緑色重合体結合色素の合成〕 テトラ(4)アミノ銅フタロシアニングリーンのペース
トを顔料純分で2.5重に部採り、30嘔塩[15重量
部と混合しながら水を加えて100重量部とり、これを
水浴中でθ〜5cに保ちながら亜硝酸ソーダ1.1重量
部を加えて30分間ジアゾ化し、これを濾過してジアゾ
化銅フタロシアニングリーン水溶液を得る。
上記ジアゾ化銅フタロシアニングリーン水溶液(29k
)90重量部 メタクリル酸メチルエステル  4重量部アクリル酸ブ
チルエステル   4m[11部メタクリル@2−ヒド
ロキシエチルエステル2重蓋部 10omii部 上記の組成を常温で10分間、更に50℃で加えて重合
体結合色素を析出させ、メタノールを除去、乾燥して重
合体結合銅フタロシアニングリーン粉末を得た。
実施例 1゜ アニリンブラック(商品名:スーパー121212束“
゛京色材工業社製品)95電量部に参考例1で得た重合
体結合銅フタロシアニンプル−粉末5重量部を配合し、
この配合物を更に無水マレイン酸とジ−プロピレングリ
コールを主成分として合成された不飽和ポリエステル樹
脂200重量部に配合し、この配合物を三本ロールミル
によって練肉して粒度50μ以下の黒色ペーストを得九
次いで前記黒色ペースト10重量部をゲルコート用不飽
和ポリエステル樹脂(商品名:玉虫ターRG−22三井
東圧化学社製品)90]i[置部に配合して不飽和ポリ
エステル樹脂成形用着色組成@を得た。この不飽和ポリ
エステル樹脂成形用着色組成物を使用して常法により厚
さ約1−の成形板を装這し、成形板の色調とその表面硬
度t−調べた結果第1表の通りであった。
実施例 2゜ アニリンブーラック(商品名ニス−パーブラックA2東
京色材工業社製品)96菖量部に参考例2で得た重合体
結合銅フタロシアニングリーン4重量部を配合し、この
配合物を更に無水マレイン酸とジプロピレングリコール
を主成分として合成された不飽和ポリエステル樹脂20
0重量部に配合し、この配合物を三本ロールミルにより
て練肉して粒度50#以下の黒色ペーストを得た。
以下、実施例1と同様にして成形板t−製造し、成形板
の色調とその表面硬度を調べた結果第1表の通りであっ
た。
実施例 3゜ アニリンブラック(商品名ニス−パーブラック屋2東京
色材ニー社製品)94直量部に参考例1で得た重合体結
合鋼フタロシアニンブルー4重量部と参考例2で得た重
合体結合銅フタロシアニングリーン2]1量部を配合し
、この配合物1r更に無水マレイン酸とジプロピレング
リコールを主成分として合成あれた不飽和ポリエステル
樹脂200重量部に配合し、この配合物を三本ロールミ
ルによりて練肉して粒度5ojI以下の黒色ペーストを
得た。
以下、実施例1と同様にして成形板を製造し。
成形板の色調とその表面硬度を調べた結果第1表の通り
であった。
実施例 4゜ アニリンブラック(商品名ニス−パーブラックA2東京
色材工業社製品)90x量部に参考例1で得た重合体結
合銅フタロシアニンブルー10重率部および群青(商品
名:8000(N)群實、第−化成社製品)30重量部
を配合し、この配合物を爽に無水マレイン酸とジプロピ
レングリコールを主成分として合成された不飽和ポリエ
ステル樹脂220重量部に配合し、この配合物を三本ロ
ールミルによって練肉してH[50−以下の黒色ペース
トを得た。
以下、実施例1と同様にして成形板を製造し成形板の色
調とその表面硬度を調べた結果第1表の通りであった。
比較例 1゜ アニリンブラック(商品名ニス−パーブラックA2東京
色材工業社製品)100重量部を無水マレイン酸とジプ
ロピレングリコールトt−主成分として合成された不飽
和ポリエステル樹脂200重量部に配合し、この配合物
を三本ロールミルによって練肉して粒度50μ以下の黒
色ペーストを得た。
以下、実施例1と同様にして成形板を製造し。
成形板の色調とその表面硬度を調べた結果第1表の通り
であった。
比較例 2゜ 実施例1に於て使用した重合体結合鋼フタロシアニンブ
ルーの替り4C%カラーインデックスソルベントブルー
94(商品名:ダイヤレジンブルーN1三菱化成工業社
良品)を使用し、他。
は実施例1と同様にして成形板を製造して成形板の色調
とその表面硬度を調べた結果第1表の通りであった。
比較例 3゜ 実施例1において使用した重合体結合銅フタロシアニン
ブルーの替りに、カラーインデックスソルベントブルー
83(商品名:カヤセットブルーA−2R,日本化薬社
製品)を使用し、他は実施例1と同様にして成形板を製
造して成形板の色調とその表面硬度t−aJ4べた結果
第1表の通りであった。
比較例 4゜ 実施例1において使用した重合体結合銅フタロシアニン
ブルーの替りに、カラーインデックスピグメントグリー
ン7(商品名:スミプラストシアシングリーンGP住友
化学工業社製品)を使用し、他は実施例1と同様にして
成形板を製造して成形板の色調とその表面硬度を調べた
結果第1表の通りでありた。
第   1   表 特許出願人 大日精化工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (υ 青色・緑色−系重合体結合色素を含有するアニリ
    ンブラックにより着色された不飽和ポリエステル樹脂成
    形用着色組成物。 (2〕  青色・緑色系重合体結合色素として1重合体
    結合鋼フタロシアニン系色素を使用する特許請求の範囲
    第1項記載の不飽和ポリエステル樹脂成形用着色組成物
JP18699581A 1981-11-24 1981-11-24 不飽和ポリエステル樹脂成形用着色組成物 Pending JPS5889610A (ja)

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