JPS58895Y2 - スライドスイツチキリカエソウチ - Google Patents

スライドスイツチキリカエソウチ

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JPS58895Y2
JPS58895Y2 JP1975120431U JP12043175U JPS58895Y2 JP S58895 Y2 JPS58895 Y2 JP S58895Y2 JP 1975120431 U JP1975120431 U JP 1975120431U JP 12043175 U JP12043175 U JP 12043175U JP S58895 Y2 JPS58895 Y2 JP S58895Y2
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JP
Japan
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slider
slide switch
screw shaft
protrusion
rotary shaft
Prior art date
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Application number
JP1975120431U
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English (en)
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JPS5234079U (ja
Inventor
安之 井浦
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ラジオ受信機等のバンド切換えに用いるのに
好適なスライドスイッチ切換え装置に関するものである
従来此種の装置としては例えば第1図に示す如きものが
ある。
これは、多数のり一部1を有するスライドスイッチ2の
摺動子3に対し、ダイヤル摘み4と一体に設けられた扇
形の回転レバー5を係合させるようにしたものである。
即ち、回転レバー5が回転すれば、これに設けられた2
つの突起6,7の一方が摺動子3に係合し、この結果回
転レバー5の回転力の直線成分を摺動子3に伝えて摺動
子3を直線的にスライドさせるようにしている。
しかしながらこの装置では、せいぜい3つのポジション
しか切換えを行なうことが出来ず、4つのポジション以
上を切換えようとすれば回転レバー5が摺動子3から外
れてしまう。
然も回転レバー5の突起6,7の位置によって摺動子3
の摺動距離が異なるから、均一なピッチにて摺動子3を
駆動させることが不可能である。
また回転レバー5が大きな空間を占めることになって切
換え機構全体が大型化し、コンパクト化の点で不利であ
る。
また別の例として、実公昭48−35980号のように
、回転子に設けた軸孔の内面に設けた螺溝又はねじ状の
凹縁に、スライドスイッチに連結されたスライダの軸に
設けたピン又は凸状体を嵌合させ、回転子の回転力を上
記螺溝又はねじ状凹縁を介してスライダに伝え、これに
よってスライダを往復直線運動させるようにしたものが
ある。
この機構によって上述した諸欠点は幾分回避出来るもの
の、スライドスイッチのスライダに上記軸を設けたり或
いは復動用のバネ手段を取付ける等、市販のスライドス
イッチを直接用いることが出来ず、特殊な別加工を施こ
さねばならない。
本考案は上述の如き欠陥を是正すべく考案されたもので
あって、取付は枠に回転自在に軸支された回転軸と、前
記回転軸に一体的に結合されかつ前記回転軸の外周面と
の間に空間を置いて前記外周面の少なくとも一部を取り
巻くように配設された螺旋状突条部と、前記突条部に係
合して前記回転軸の軸心方向とほぼ平行な方向に摺動す
る摺動部材と、前記回転軸の軸心方向とほぼ平行な状態
にて前記取付は枠に着脱自在に取付けられたスライドス
イッチとを夫々具備し、前記摺動部材と前記スライドス
イッチの摺動子とを互いに係合させるようにしたことを
特徴とするスライドスイッチ切換え装置に係るものであ
る。
このように構成することによって、多ポジションの切換
えを均一ピッチで確実に行なうことが出来、装置全体を
小型化してコンパクトなものにすることが出来、然も市
販のスライドスイッチをそのま・用い得て構造及び組立
ての簡略化が可能となる。
さらに、回転軸と螺旋状突条部との間に設けられた空間
部分に相当する分量だけ構成材料の節約を図ることがで
き、装置のコストダウン及び軽量化が可能となる。
然も、螺旋状突条部の弾性によりこの突条部を摺動部材
にガタッキなく保合させることができるため、回転軸の
回転操作を極めてスムースに行なうことができる。
次に本考案の一実施例を第2図〜第9図に付き述べる。
本実施例によるスライドスイッチ切換え装置10はラジ
オ受信機15のキャビネット16前面にそのダイヤル摘
み14が位置するように取付けられる。
そして摘み14周囲のキャビネット16表面には4種類
のバンド表示部が形成され、これらバンドに対応して摘
み14は4つのポジションに切換え可能に構成されてい
る。
切換え装置10は第3図〜第5図に示す如く、幾分弾性
変形可能な取付は枠17と、この取付は枠に回転自在に
軸支されたスクリュー軸18と、このスクリュー軸に係
合してこれとほぼ平行な方向に取付は枠17の底面上で
摺動するスライダー19と、スクリュー軸18とほぼ平
行な状態にて取付は枠17の下部に着脱自在に取付けら
れた市販のスライドスイッチ12とによって構成されて
いる。
スクリュー軸18の一端は取付は枠17の後方両側板2
0.21間に連設された連結板22の円形孔23に嵌合
固定され、その他端は前壁板24に設けられた円形孔5
7を貫通してキャビネット16側に延び、この部分に円
形の摘み14が挿嵌固定されている。
従ってスクリュー軸18は連結板22と前壁板24とに
よって取付枠17に回転可能に軸支される。
そしてスクリュー軸18にはこの半円周に互って延びる
らせん状の突条部25が一体に形成され、この突条部は
後述するスライダー19の同突起部26.27間に嵌め
込まれている。
また突条部25に隣接したスクリュー軸18周面にはこ
の長さ方向に沿う断面三角形の歯車形の突条部28,2
9,30,31 。
32が順次所定ピッチで連設され、これによってスライ
ドスイッチの4段切換えが可能となるように構成されて
いる。
即ち、第7図に明示する如く、取付は枠17の前方側板
33にはスプリング34を直角方向に収容した箱形の収
容部35が一体に設けられ、この収容部から取付は枠1
7内に通じる貫通(L36内にてスプリング34とスク
リュー軸18との間に鋼球36が密接して嵌め込まれて
いる。
従ってスクリュー軸18を回転させたときに互いに隣接
する突条部28〜32間、図示の例では突条部31゜3
2間にスプリング34で附勢された鋼球36が嵌まり込
んでスクリュー軸18を位置固定し、更にこの状態から
スクリュー軸18を反時計方向に回転させると突条部3
1.30間、30.29間及び29.28間に順次鋼球
36が嵌まり込む。
また突条部28〜32に対応してスクリュー軸18には
、この回転距離を規制するための係止段部37.38が
第8図に明示する如く設けられている。
即ち取付は枠17の側板33と39とには段部40゜4
1が夫々形成されており、係止段部37が段部41に接
当すればスクリュー軸18の時計方向の回転が規制され
、また係止段部38が段部40に接当すればスクリュー
軸18の反時計方向の回転が規制される。
両係止段部37.38の位置は突条部38〜32に対応
しており、第8図の状態にあるときには第7図のように
突条部31.32間に鋼球36が存在し、また係止段部
38が段部40に接当したときには突条部28.29間
に鋼球36が存在することになる。
取付は枠17の側板20,21には、スライダー19を
底壁板42との間に挿入してこれを案内するための2対
のガイド板43.44及び45.46が一体に設けられ
ている。
そしてスライダー19の後端部にはスライドスイッチ1
2の摺動子13を取付は枠17の底壁板42に設けた開
口47から挿入固定するための開口48が設けられてい
る。
取付は枠17の底壁板42にはまたねし孔49.50が
両端に夫々設けられ、これら孔にねじ込まれたねし51
.52によって底壁板42下面にスライドスイッチ12
が固定される。
スライドスイッチ12は市販されているものであって、
長手状のケース53と、このケース内に固定されたやは
り長手状の摺動子13と、この摺動子の下側に固定され
かつ多数のり一部11を取付けた絶縁基板54とによっ
て構成されている。
そして既述のねじ51,52がケース53に設けられた
ねし孔を介してねじ込まれている。
スライドスイッチ12の摺動機構は第6図に明示する如
くになっていて、摺動子13に設けた左右一対の凹部5
5内にスプリング作用を有する接触子56が夫々挿入さ
れ、これら接触子がリード11の上端部を両側から密接
して挾み込んでいる。
なお摺動子13の凹部55はその長手方向において等間
隔で合計5つ設けられ、これら各凹部には上述の接触子
56が夫々挿入されている。
次に以上のように構成された切替え装置10の使用方法
を説明する。
まず第2図〜第8図に示す状態、即ち短波SW2をキャ
ッチし得る状態から短波SW1の状態にするには、摘み
14を反時計方向に回し、これに伴なって第7図に示す
状態からスクリュー軸18の突条部30.31間に鋼球
36が嵌まり込み、これによってスクリュー軸18が位
置固定される。
この際、スクリュー軸18の回転に伴なってこれに設け
たらせん状の突条部25が回動するが、この回動時に突
条部25がスライダー19に設けた一方の突起部27を
前方側に押し、これによってスライダー19が前方側へ
所定距離だけ直線的に移動して停止する。
この移動によって、スライダー19と一体にスライドス
イッチ12の摺動子13も前方側へ所定距離だけ移動し
、接触子56とリード11との接点が夫々変化するため
に、バンドの切換えを達成することが出来る。
更に、MWバンドに切換えを行なおうとすれば、スクリ
ュー軸18を上述と同様に回転させればよい。
また、摘み14を時計方向に回転させると、スクリュー
軸18の突条部25がスライダー19の他方の突起部2
6を後方側に押すから、スライダー19に伴なってスラ
イドスイッチ12の摺動子13を後方側に直線的に運動
させることが出来、従ってスライドスイッチ12の接点
を上述とは逆に変化させてFM−)MW−)SW1→S
W2とバンド切換えをすることが可能となる。
要するに、スクリュー軸18の回転力がその突条部25
によってスライダー19に伝えられる際に、突条部25
がらせん状に形成されているために、スライダー18の
回転運動がらせん運動に変換され、このらせん運動がス
ライダー19の直線往復運動に変換されるわけである。
従って、本実施例においては、スクリュー軸18の突条
部28〜32のピッチを決めることにより、スライダー
19の移動ピッチ、即ち摺動子13の移動ピッチを均一
にすることが出来、これによって多バンドの切換えを均
一ピッチで確実に行なうことが出来る。
また取付は枠17、スライダー19及びスライドスイッ
チ12を互いにほぼ平行な状態で一体化し、スクリュー
軸18の突条部25の占める空間も小さくなるから、小
型でコンバク1−な装置を提供することが出来る。
然も市販のスライドスイッチ12をそのま・使用してい
るがら、これに特殊な加工を施こす必要は全くなく、従
って装置の組立て及び構造が著しく簡略なものとなる。
なお本装置を組立てるに際しては、第9図に示す如く、
取付は枠17の底壁板53上にまずスライダー19を挿
入してから、スクリュー軸18の前方側壁部を取付は枠
17の前壁板24の貫通孔57に挿入する。
取付は枠17は幾分弾性変形可能に構成されているので
、一点鎖線で示す如くに取付は枠17を曲げることが出
来、従ってこの彎曲状態でスクリュー軸18の後方側端
部を連結板22の孔23内に一挙に挿入することが可能
となり、スクリュー軸18の組込みが簡単である。
以上本考案を一実施例に基づいて説明したが、本考案は
この実施例に限定されることなく本考案の技術的思想に
基づいて更に変形が可能であることが理解されよう。
例えば、スクリュー軸18の形状、特に突条部25のサ
イズ、突条部28〜32のピッチ等を変えることにより
摺動子13の移動ピッチを変更出来る。
またスライドスイッチ12の取付は位置も任意に変更出
来る。
また上述の実施例ではらせん状の突条部25とスライダ
ー19の突起部26.27とを組合せたが、スクリュー
軸18側にらせん状の溝を設け、スライダー19側にこ
のらせん状の溝と係合する突起部を形成するようにして
も上述の直線往復運動は可能である。
なお本考案はバンド切換えのみならず、パワー、チャン
ネル等の切換え装置にも勿論適用可能である。
本考案は上述の如く、螺旋状突条部が一体的に結合され
た回転軸(例えば、実施例においてはスクリュー軸18
)の回転によってこれに係合している摺動部材を回転軸
の軸心方向に対してほぼ平行な方向に摺動させ、この摺
動に伴なって摺動部材に係合せしめたスライドスイッチ
の摺動子を移動させるようにしているので、回転軸と摺
動部材との保合状態は螺旋状突条部によって容易に達成
され、然も回転軸の回転も制御し得て、多バンド等のよ
うに多くのポジションの切換えを均一ピッチで確実に行
なうことができる。
また回転軸と摺動部材とスライドスイッチとを一方向に
て一体に組合わすことが出来るから、小型にしてコンパ
クトな装置を提供することが出来る。
また回転軸の直径に対して螺旋状突条部の直径を大きく
した場合であっても、これらの間に空間が設けられてい
るので、前記空間部分に相当する分量だけ構成材料の節
約を図ることができる。
その結果、装置のコストダウンを図ることができると共
に、装置の軽量化が可能である。
また回転軸と螺旋状突条部との間に空間を設けたことに
より、この突条部が適度な弾性を有することになるため
、装置の組立時に摺動部材に対する突条部のガタッキを
この突条部の弾性により充分に吸収することができ、こ
れによって、突条部を摺動部材にガタッキなく保合させ
ることができる。
この結果、回転軸の回転操作を極めてスムースに行なう
ことができる。
然もまた市販のスライドスイッチをそのま・使用するこ
とが出来るので、特殊な別加工を施こす必要がなく、装
置の構造及び組立ての簡略化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すものであって、スライドスイッチ
切換え装置の概略図である。 第2図〜第9図は本考案を多バンド切換え装置に適用し
た一実施例を示すものであって、第2図はこの切換え装
置を組込んだラジオ受信機のキャビネットの部分正面図
、第3図はこの切換え装置の斜視図、第4図は第3図の
平面図、第5図は第4図におけるV−V線一部断面図、
第6図は第4図におけるVI −VI線一部断面図、第
7図は第4図におけるVll−Vll線一部断面図、第
8図は第4図における■−■線一部断面図、第9図はス
クリュー軸を組込む状態の第5図と同様の断面図である
。 なお図面に用いられている符号において、12はスライ
ドスイッチ、13は摺動子、18はスクリュー軸、19
はスライダー、25は螺旋状突条部、34はスプリング
、36は鋼球である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付は粋に回転自在に軸支された回転軸と、前記回転軸
    に一体的に結合されかつ前記回転軸の外周面との間に空
    間を置いて前記外周面の少なくとも一部を取り巻くよう
    に配設された螺旋状突条部と、前記突条部に係合して前
    記回転軸の軸心方向とほぼ平行な方向に摺動する摺動部
    材と、前記回転軸の軸心方向とほぼ平行な状態にて前記
    取付は枠に着脱自在に取付けられたスライドスイッチと
    を夫々具備し、前記摺動部材と前記スライドスイッチの
    摺動子とを互いに係合させるようにしたことを特徴とす
    るスライドスイッチ切換え装置。
JP1975120431U 1975-09-01 1975-09-01 スライドスイツチキリカエソウチ Expired JPS58895Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975120431U JPS58895Y2 (ja) 1975-09-01 1975-09-01 スライドスイツチキリカエソウチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975120431U JPS58895Y2 (ja) 1975-09-01 1975-09-01 スライドスイツチキリカエソウチ

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Publication Number Publication Date
JPS5234079U JPS5234079U (ja) 1977-03-10
JPS58895Y2 true JPS58895Y2 (ja) 1983-01-08

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ID=28601198

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JP1975120431U Expired JPS58895Y2 (ja) 1975-09-01 1975-09-01 スライドスイツチキリカエソウチ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61155583A (ja) * 1984-12-27 1986-07-15 昭和フロント販売株式会社 開閉窓装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4527171Y1 (ja) * 1966-03-25 1970-10-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613722Y2 (ja) * 1974-09-11 1981-03-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4527171Y1 (ja) * 1966-03-25 1970-10-21

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JPS5234079U (ja) 1977-03-10

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