JPS5889591A - 安全装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

この発明は、過剰な速度でのケーブルの繰り出しを阻１
１−ずろ安全装ｆｉｅｆに関する。特にこの発明は、ホ
イスト装置の故障のために持ち上げられた物体が落下ず
ろことを防ぐ安全装置に関ずろものである。従ってこの
発明による装置は、持ち」二げられたおよび吊り下げら
れた物体を保護しかつホイスト装置の故障により生ずる
危険１〈１６の、らろ物体の下にいろ人間の怪我を防ぐ
ように働くものである。 このようＴ

【ことを目的と１−た安全装置は、従来から
知られている。このよう石「安全装置にあっては、ドラ
ムがケーブルの一端を固定してこれを４＝わりに巻（＝
Ｊけ、ケーブルの他端は持し上げられろ物体に固定され
ている。ケーブルは、荷１［＋、に而１えろよって充分
な強度を有していｌ「ければｌ【らず、ケーブルの繰り
出しの急な停止により生ずるショックに面１えねばｔ「
らｔ［い。ドラムに関連してばね刊勢され慣１／１を検
出ずろ爪薄利が設けられ、この爪部材はケーブルの繰り
出しによるドラムの回転速度を検出ずろ。ばねの付勢力
よりも慣性力が強い場合のケーブル速度は、ケーブルの
それ以上の繰り出しを阻止するようにドラムの回転を停
止させろように働（。 ドラムが、過剰の速度で回転を始めると、爪部材は固定
の歯状部材と係合するが、ドラムの回転速度が所定値に
達するまでは、爪部材は、これに付勢力を与えろばねの
力に抗して一定の動作を続けろ。爪部材のばねは、これ
に働（重力と慣性力の組合せによって一定の可撓性を有
し、爪部材の重量は、ドラムの各回転毎に交互にばねを
強めたり弱めたりする。爪部４２に働（半径方向の加速
力がまた、回転方向の速度の一定の変化のためにばねの
可撓性を生じさせろ。従って、従来の装置にあっては、
一定の可撓性による金属の疲労が重要なときに安全装置
に故障を生じさせろ危険が常にある。種々の応力のため
に、安全装置は装置に好ましくかつ予定されたケーブル
繰り出し速度以外の速度を受けて、この一定の可ＩＡｔ
性は、ばねの疲労を招（ことになる。 従来周知の安全装置が動作ずろ動的Ｔ：ｃ状態にあって
は装置の操作者は、さらに障害に遭遇することがわかっ
ている。ケーブルが、繰り出し速度の１意界点に近イ」
（と、爪部旧は、優柔不断に固定部（」と係合し、「が
たがた」ずろ。この部分的な保合は、ドラムの速度を落
とし、ばねの応力は、慣（１１、薄利をその休止位置へ
押しやる。物体が落丁しつつあるので、ケーブルの速度
は再び境界点速度に近付（ように増加し、爪部材による
次の部分的な係合が、ザイクルを始めろ。従って安全装
置は、単ｌ（る最低限のブレーキ装置として働き、落下
する物体を停止せしめる代りにその速度を緩めるだけで
ある。この１子にして生じろ故障のモードは、装置が安
全を保障するものと期待している操作者に対して１ｈ在
的に有害なものであることが明らかである。 従って、この発明は、これらの従来の安全装置の欠点を
克服した安全装置を提供しようとするものである。 この発明による慣性によって作動させられるドラムロッ
ク機構は、ケーブル巻戻しドラムに取付けられた少な（
とも一つの慣性部拐を有する。この慣性部材は、揺動可
能であって、第一の位置においては、この慣性部材は、
巻戻しドラムの自由な回転を許す。しかしながら、ドラ
ムの回転により所定値を越えて回転が行なわれ慣性力に
より作動させられると、慣性部材は第二の位置へ移動し
、固定部１．（と係合してドラムのそれ以上の運動を阻
止する。 固定部月は、ケーブル巻戻しドラムを保持しているハウ
ジングに固定されたクラッチリングであることが好まし
い。また慣性部材は、第二の位置へ移動したときはいつ
でもクラッチリングと係合する歯を一端に備えた爪部材
であることが好ましい。 爪部材は、その一端と接触する可撓性をもって取付けら
れたトグルロッドによって方向力を与えられる位置に保
持さ涯ている。休止位置においては、トグルロッドの方
向力は、爪部イΔの揺動点と揺動板の回転＋Ｉ１１の間
に向けられている。この可屈う性をもって数句けられた
ロッドにより力えらＪシる力の内方向成分は、その力が
ドラノ・の回転による爪ＴｒｌｔＩ　ＡＡの慣性力に打
負ける丁トで爪’Ｆｉｌ（月をその位置に保持する。 従って可撓イア１０ンドの押圧力のグリセット値を下回
るドラムの回転速度では、慣性部材による積極的な運動
は生じ）Ｉい。 ドラムの回転速度に応じて発生する慣性力が、可撓性部
イ４の力の所定値をルνえると、爪部制の外方へ向かう
力ばトグルロッドの内方へ向かう力を越える。爪Ｔ’＋
（１’Ａ’Ａ’　＆：Ｌ、　　トクル動作により外方へ
揺動Ｊ−る。トグルロッドの作動線は、慣性力により爪
薄利がり１方に揺動した際揺動点を通過するので、トグ
ルロッドによりＪｊ工られる力ば、爪薄利と固定部旧と
の保合を推進する。従って迅速かつ積極的な外方への運
動は、ロック装置の保合を完成させる。作動の後、トグ
ルロッドの可撓性の取イ」け手段は、ロック機構が手動
でリセットされるまで、その係合位置に爪薄利を保持ず
ろ。 ロック機構が作動するドラムの回転速度あるいはこれと
等価のケーブル繰り出し速度は、トグルロッドに加えら
れる圧縮力の増減によって変化することが出来る。 適当なカウンターバランス慣性部拐が、爪部材に働く重
力をカウンターバランスするためにピボット板の反対側
に設けられろことが好ましい。このカウンターバランス
慣性部利は正確に同じ形状である必要はないが、カウン
ターバランスを正確に行なうことが出来るものであるこ
とが好ましく、製造上の観点からはほぼ同じ形状である
ことが好都合である。 能動的な慣性部材およびカウンターバランス慣性部材は
、ピボット板の端部付近に枢着される。好ましくは、慣
性部材の一刀のみが、歯を有するリングと係合するため
の爪部旧として働くように取付けられろ。他方の慣性？
？１１拐は、１１′（にカウンターウェイトとじて働（
。 慣性部材の両刀が、回転を市めろ１こめに作用する能動
的ｌ【爪部拐として同じような形状にすることが可能で
あることが明らかである。 しかしながら回転を停止１−するために連携する力は、
両刀の慣性？′？ｌｉ　イＡが境界誤差内に位置しかつ
バランスされているのでなければ、一方の慣性部イ」の
みによって吸収される。 爪部材の揺動点は、ナイフェツジ状にすることが出来ろ
。この装置においては、他の揺動構造を採用してもよい
ことは明らかである。 ナイフェツジ状の開動構造は、他のものに比して摩擦が
非常に少ないという点で好ましい。 このナイフェツジ状の揺動ｔｆ？７造ば、慣性的に定め
られろ駆動点が、摩擦力に打勝つことな（繰り出し速度
に基いて正確に設定されろことを１呆証する。 この発明によるナイフェツジ状の揺動構造はさらに、慣
性部４Ａをそのｌ駆動；Ｘｌ（動時のみに揺動させるよ
うに構成される。この発明によれば、ナイフェツジそれ
自身は、如何なる停止力をも吸収する必要がない。慣性
部側がクラッチリングと係合するように揺動するときは
、慣性部材の他端は、揺動板それ自身の広い領域と接触
するように揺動し、慣性部拐と揺動板との間で広い領域
での力伝達が行なわれるようにする。 好ましい実施例においては、能動的な慣性部材とカウン
ターバランス用の慣性部材とは、共にリンク結合され、
一方の揺動で他力が揺動するようにされる。慣性部材の
各々は、軸がナイフェツジと合致し、揺動板の各端部に
設けたスロット内を回動するディスク部分を有している
。二枚のディスクは、各々の周面に沿ってベルト駆動を
行なう付勢された可撓性ケーブルループによって接続さ
れろ。必要な共通した回動を行なうことに加えて、ベル
ト駆動機構の圧力は、揺動板のナイフェツジの揺動点を
形作るスロットの角とナイフェツジの接触を維持する。 従って積極的ｌ「ロック装置が設けられて所要の速度を
ケーブルに力えろように働き、操作者および（、らろい
は）機械自身の積極的な保１穫が図られろ。 以下、添刊の図面に示す実施例に基いてこの発明を詳細
にＭＲ，明ずろ。 第１図に才、９いて、接ｆｒｙＡｌ棒１２は、側板１４
と１６の間にねじ】８によって固定されている。ケーブ
ル２２を保持するドラム２０は、側板ｉ　ｌＩと１６の
間で、例えばねじ７０により側板Ｊ４に取イ（］けもれ
た側板軸受６８に一端を回転自在に支承されたドラム’
１ｌｌｌ　Ｇ　Ｇに増刊けられていン、）。ドラノ・’
ｌ’ｌｌｌ　Ｇ（ｉの他端は、ばね支承Φ）１１受７２
に回転自在に装着されている。 このばね支承１１１１１受７２番主、適宜、ねじ７６に
よりイ則（反１６に固定されたばね心ｉ１’ｌ１１７４
と１茨合している、。 イ・１勢げ１ａ７８が、ドラム２０のばね固定具８０と
ばね心すｌ１ｌ１７４とに固定され、ばね支持ｉ’％ｌ
（月８２により位１１（を決めされている。伺勢ばね７
８は、従来周知の如く、物体の昇降中にケーブルのゆる
みが生じたときケーブル２２を巻戻す１こめに適宜２５
〜３０ボンド（約１１〜１４．　ｋｇ）の軽いケーブル
巻戻し付勢力を力えるように働く。 ドラム軸６６と同軸であってかつねじ８／Ｉ（第１図に
は示されていない）により側板】４に固定の歯部な備え
たクラッチリング８６が設けられている。クラッチリン
グ８６は、ノ＼ウジングに固定されているので、ドラム
と共に回転することはないであろう。このクラッチリン
グ８６は、鋼により作られているので、ケーブル２２の
負荷を阻市するために生じるによりドラム２０に取付け
られている３゜第２図において、能動的な爪部材９２お
よび非能動的なカウンターバランス爪部材９４が、位置
的に反対の側に揺動板８８に取イ」けられている。これ
らの爪部材を揺動自在にするために例えばドラム２０に
びょうの如きものを揺ＴＩｎｔ　１ｆ（１１として用い
ろことが出来ろ。 爪部拐の各々は、はぼ台形の先端を切断した楔部分を有
していることが好７＋：　ｌ、　＜、この楔部分は、爪
部４Ｎの前後間に配置１°４ｔされたほぼ円形のディス
ク１６２と１６３の軸位置にその端ｉ％５を配置されて
いる。この（楔部分は、円形部分に保１・、テされ、こ
れと一体にｌ［る。各爪部材には、ナイフェツジ１６８
と１６９が設けられ、それぞれ揺動板の角部分１１８と
１２０に接触している。ナイフェツジはもちろん、円形
のディスク１６２と１６３の両端に接続されている。従
ってディスク１６２．１６３の谷々は、ねじ１７０と１
７２の如き適当ＩＩ固定手段により一体的な二つの裁頭
喫部分により１夾ｚ１己れ、ディスクの１１１１１１で
あるナイフェツジでの爪部拐の１出動を可能にしている
。 第２図に示す体市位１ｉツｉにおいて、爪部材９２の台
形（１１〜分の１ｌ１１１方部１７４は、揺Ｉ仙板８８
の中火部の側力＋’ｆｌ＋　Ｉ　０２と接触している。 第３図から明らかな如（、第２の位置（作動位Ｉｉ￥）
へ移動する際には、爪部材９２は、その端部１７６が揺
動板８８の肩部１０６に達するまで揺動することが出来
ろ。爪部材９２は、端部１７６の反対側の上部に歯状部
１７８を備え、この歯状部１７８は第２の位置へ移動し
て歯状部を有するクラッチリング８６の歯の一つと係合
する。 爪部材９２の歯状部１７８が、爪部旧９２の揺動により
クラッチリング８６の歯の一つと係合したとき、ナイフ
ェツジ１６８は角部から持ち上げられて、端部１７６は
肩部１０６と接触するように移動されろ。 この位置において、爪部材９２は、クラッチリング８６
と揺動板８８との間で喫として作用させられ、揺動板８
８の如何なる運動をも阻＋ｈする。揺動板８８の運動を
阻市し、その結果ドラム２０の回転を停止させる力は、
スロットの肩部１０６に爪部材を介して伝達され、ナイ
フェツジ１６８は何んら阻市力を発生ずる必要がな（、
二つの限られた点間での爪部材９２の１洛動のための支
承面としてのみ用いられろ。 爪ＴτＩＩＡＡ”）／Ｉは、図示の如（殆んど爪部材９
２と同様の構成を有する非保合部である。この爪部材９
４の機ｆｉ：：は、能Ｊｕ、＋的″／、「爪ｒ９１ｉ材
９２のカウンターバランスであ？Ｄｏ図示の如（、この
カウンターバランス爪；’？ＮＡ９　／Ｉは、爪部材９
２の山状部１７８に相当する歯を有しない。 従って、爪ｉ’？ｌｌ　、Ｒ９ｓがフラッグ−リング８
６と係合することはγ「い。仮に、全ての部材が非常に
狭い誤差内で製造されかつｆ）’ｆ、置決めされてい４
）のでｌ

【ければ、爪部（］の一方のみが、両刀の爪Ｈ
１〜月が歯をイ■していたとしても阻１１−力を実際に
生じせｌ−めろことに４「ろことは、この神の技術に携
わるものにとっては容易に理解出来ることであろう。従
って、一つの爪？１１へ材（能動陶石「）のみが必要で
／Ｄ）す、他方は、もう一つの能動的な爪部（」として
では４！：（カウンターバランスとして働くように構成
することが妥当である。 ケーブル装置１８０が、それぞれ爪部材９２と９４の円
形ディスク１６２と１６３の周囲に配置されている。こ
のケーブル装置１８０は、一端をケーブル付勢ばね１８
４に取イ」けられ、他端をターンバックルねじ１８６に
取付けられた第１のケーブル部分１８２を有している。 同様に他のケーブル部分が、ケーブル付勢ばね１８４の
他端と他のターンバックルねじ１８８に取付けられてい
る。これらのターンバックルねじは、ターンバックル体
１８９にねじ嵌合しているので、ケーブル装置１８０は
、ターンバックル体１８９の操作により付勢力の増減の
ために引締められる。 爪部材９２と９４は、内方にスロット（破線１９０．１
９１，１９２，１９３）を有しているので、ケーブル装
置はディスク】６２と１６３に自由に接近出来ろ。 ケーブル装置１８０は、ナイフェツジ１６８と１６９の
揺動板８８の角部１１８と１２０に対する緊密な接触な
維持するように働（。 さらにケーブル装置１８０ば、−力の爪部材の全ての運
動を他方の爪部（Ａに伝え、両部旧の揺動が同時に生じ
るようにする。 この発明の好了１′シい実施例によれば、爪トグルロッ
ド１９／Ｉが、爪部Ａ′Ａ９２の端部の凹部１９６と１
ｘ触ずろように配置される。爪トグルロッド１９４は、
ねじ付の接Ｈｊ；具であって、トグルばね２００の一４
ｆに固定されたナラｌ−］　Ｄ　８とねじ係合している
。トグルばね２００の他Ａ１１１は、ねじ穴１３８と係
合するねじによって揺１助板８８に固定されている。ナ
ツト１９８は、亥１１み目をイアしており、これによっ
てトグルばね２００の圧縮力が指で制御可能となり、そ
の結果爪部材を第２の位置へ移動するのに必要′／Ｉ「
慣性力を調節ずろことが出来ろ。 第２図の体１１−１位置において、トグルロッド１９４
の力線方向はナイフェツジの揺動軸の下方である線Ｊ９
５上にあり、従って爪部材９２を休止位置に保持する下
方への力成分が存在する。爪部材９２が係合状態にある
第３図の位置において、トグルロッド１９４Ｉ）力は、
ナイフェツジ揺動軸上の線１９５方向を向いており、こ
れによって外方へ向かう力成分が存在する。 同様にしてトグルロッド２０２が、より積極的なトグル
動作を行なうためにばね２０６により爪部材９４を付勢
するように設けることが出来る。しかしながら、第２の
トグルロッドの使用は動作には必要でないことは、この
種の技術に携わるものにとって自明であろう。 安全装置の動作を以下に説明する。二つの爪部材９２と
９４は、トグルロッド１９４と２０２の力によって揺動
板８８の側方部１０２と１０４に対して通常は保持され
ている。内方へ予め与えられろ負荷は、トグルばね２０
０と２０６の圧縮力により与えられるものである。この
負荷を爪部材の慣性力が越えると、爪部材は外方へ揺動
する。爪部、（」が外方へ揺動すると１、トグルばね２
００と２０６によりトグルロッド１９４ど２０２にｊニ
リ与えられる力の方向は、爪部（Ａのナイフェツジの揺
動点（第３図）を通過し、慣性力にこの力が加わって能
動的な爪部４Ａ’　り　２をクラッチリング８６と係合
さぜろ。 クラッチリング８６は回転に幻しては不動であるので、
能動的ｌ「爪部（Ａ９２がクラッチリング８６ど係合ず
ろと、爪部（Ａに対してクラッチリング８６により力え
られろ力は、爪部３（オ９２を持ら−にげてそのナイフ
ェツジ揺動点をタ１１〜．揺動版８８の肩部１０６の幅
広い面Ｋ　％１して爪部４Ａ９２の端γτ３　Ｉ＋　７
６を押しやる。係合力は、か（して１に較的犬きｌ［支
承部に伝達される。これは、従来の１蔗動ビンの如き構
成に比（〜で太き７：Ｃ利点があり、またこの揺動ビン
において遭；１！！ずろ摩擦の間１１℃を解消するもの
である。 爪部材が作動する回転速度は、トグルばね２００と２０
６によって与えられる力の増減により変化せしめられる
。第２図の実施例においては、この力は、トグルロッド
１９４と２０２に関してそれぞれ刻み目のついたナツト
１９８と２０８を回転し、トグルばね２００と２０６を
圧縮することによって増加させられろ。 安全装置の負型的な応用例は、「ブック」形のゴム圧縮
型の積載時に、型開放ホイストの事故による怪我から労
働者を保護することにみもれる。ケーブル２２０自由端
は、昇降すべき型の上部の適当な個所に取付けられろ。 特に、ホイストは、４０フイ一ト／分の最高速度で約１
０００ボンド（約４．５０　ｋｇ）を持ち上げ、その結
果安全装置のドラム２０は、毎分１９回転する。安全装
置のトグルばね２００と２０６は、毎分６５回転で作動
するように調節され、これは、ホイストに故障が生じた
とき、型のカバーの自由落下が１インチ生じた後のドラ
ム２０の速度に相当する。 安全装置１′Ｔが作動した後、落下を阻市する他の力は
、従来周知の如くショックアブソーバにより吸収出来ろ
。 この発明のＩＪ′ｒましい実施例によれば、安全装置が
作動した後は、装置は手動でリセットされねばならｌ「
い。これは重要′Ｉ′、［特徴である。 手動リセット機構の適切な例が、第１図および第２図に
示されている。 第１図において、ドラム１１１１６６は、大径の穴部２
１０とに１部２１４においてこれと接続する小径の穴部
２１２からなる空間を有している。大径の穴部２１０内
には、これに摺動自在に収容された円ｎ　ｉ’？ｆ（２
１Ｂを含むリセット作動部４Ａ’　２１６が配置されて
いる。この円筒部２１８は、スリーブ２２２に向って小
径とｌ【ろ困窮１？邪２２０を有し、スリーブ２２２は
リセット作動ロッド２２４に固定されている。リセット
作動ばね２２Ｇが、スリーブ２２２の肩７’９にと小径
穴部２１２の肩部２２８との間に配置されている。 リセット作動ロッド２２４は、ドラム１ＩＱＩ＋　６６
の一端の穴２３０を貫通し、リセット作動ばね２２６の
圧縮力に対して前後動する。 リセットレバー２３２が、側板１６の外部に揺動可能に
取付けられている。リセット作動ロッド２２４は、リセ
ットレバー２３２の一端の穴２３４を貫通し、リセット
作動ナツト２３６により保持されている。リセットレバ
ー２３２の揺動手段は、適宜選択出来る。 このリセットレバー２３２は、カバー２３８により保護
されていることが好ましい。 リセットレバー２３′２の作動手段は、種々の仕方で行
なうことが出来るが、第１図のリセットケーブル２４０
によって行なうことが出来る。 第２図において、リセット作動）”　２４２　ハ、揺動
板８８に配置されたリセットロッド軸受２４４に摺動自
在に嵌合している。ナツト２４６が、ロッド２４２の外
端に保持され、揺動板８８に揺動可能に取付けられたベ
ルクランク２４８と接触している。ベルクランク２４８
の一方のアーム２５２に数句けられたばね２５０が、ベ
ルクランクのこのアーム２５２とナツト２４Ｇのｊ妾触
な紐、持ずろために配置され、他方でリセットロッド２
４２とリセット作動部旧２１６との接触を維持している
。 ベルクランク２４８の他方のアーム２５４が、爪部（オ
９２をＩ！ＰＩ＋動自在に受は入れろスロット伺きの部
４Ａ’　２５８の−ψ１１，１に揺動可能に取利けもれ
ている。スロット伺き部材２５８のスロット２６０は、
爪部、ＩＡ’　９２の凹ｊτβのビン２６２を摺動自在
に保１．１川−でいろ。 爪１τ１１月９２がクラッチリング８６と係合した後の
り七ット機１１，１．７のため、ビン２６２は、スロツ
Ｉ□　２　Ｇ　Ｏの」二部にある。第１図に示す如（、
リーレット作動レバー２３２が右方に移動されろと、内
部部２２０は、リセットロッド２４２に対して摺動する
ことに石「ろ。第２図においてリセットロッド２４２が
、リセット作動部材２１Ｇの運動によって左方に移動す
ると、ベルクランク２４８のアーム２５８も左方に移動
する。アーム２５４０揺動によってスロット２６０の上
端はビン２６２を下方に引張る。従って、爪部拐９２は
、クラッチリング８６との係合位置からリセット位置へ
復帰する。 このリセットを行なうためには、爪部材の歯状部７８と
クラッチリング８８との間に僅かな圧力が存在しなけれ
ばならないことが明らかである。従って爪部拐のリセッ
トは、加えられる負荷の存在しないときに行なわれ、こ
れは重要な特徴である。 第４図は、この発明の他の実施例を示すものである。こ
の実施例では、第１図に示す如き回転ドラムの一側部で
ある板３００が、固定の歯付きクラッチリング３０２の
内周を回転自在となるように配置されろ。 前述の実施例と同様、能動的な爪部材３０４とカウンタ
ーバランス爪部材３０６とが、板３００に関して対向し
てＩ済動可能に配置されている。爪部旧３０４と３０６
は、適当にかしめなどによって板３００に固定された軸
３０８と３１０に関して揺動自在である。能動的な爪バ
１３旧：３０４は、揺動端の反対側の端部に歯状部３１
２をイｉｉ！ｉえる。 図示の休止位置において、歯状部３１２は、クラッチリ
ング３０２の内周面の内側に位置している。爪部４Ａ’
　３０４が、第２の位置（鎖線ｆｒｒ置）へ夕１力へ１
洛１１カすると、歯状部３１２はクラッチリング３０２
の歯状部と係合して、板３００のそれ以上の回転を阻１
１−ずろ。 ｌ・ゲルアーム：４１４の一端は、爪部旧３０４の内側
のスロツｌ−３１８内でトグルビン３１６に枢支されて
いる。トグルアーム３１４の他端は、トグルガイド３２
４のスロツＩ−３２２内でガイドビン３２０に枢支され
ている。トグルガイド３２４は、板３００のスロット３
２６に摺動自在に嵌合している。同様に、トグルアーム
３３０が、爪音１５旧３０６のトグルビン３３２とトグ
ルガイド３３６のガイドビン３３４とに枢支されている
ことが好ましい。ばね３３８が、スロツ）３４０に摺動
自在に嵌合しているトグルガイド３３６とスロット３４
０の端部との間に配置されている。 平衡杆３４２と３４４が、両端にロッド３４８と３５０
を備えるブロック３４６に対して揺動自在に装着されて
いる。ロッド３４８と３５０は、その往復動を可能とす
るためにガイド穴３５２と３５４に摺動自在に収容され
ている。 図示の休止位置において、トグルビン３１６は、軸３０
８とガイドビン３２０の中心を通る線３５６の下方にあ
る。トグルばね３２８は、圧縮状態にあるので、トグル
ビン３１６に働（下方耳切成分は、板３００の回転中爪
部材３０４を休止位置に保持する。回転速度が所定値を
越えると、爪部材３０４に働く慣性力は、前記力成分に
打勝ち、爪部材３０４は、外方である第２の位置へ揺動
する。トグル動作のために、このｆｒ’Ｌ　ＩＫｔにお
いてトグルピン３１６は線３５６の外方にあり、ばね３
２８の押圧力は、外方へ向か・う力成分となって爪部旧
３０７１を第２の位ＩＭｆに保持する。 爪部旧３０４と３０６に増刊けられ、ブロック３４６に
取イ（１げられ“た乎衡打３４２と３４４は、動作の平
衡をとり、従って爪部材３０４と３０６とは常に同ｎ、
５に移動する。 装置のリセットは、第４図に、ｔｄいて平衡ブロック３
４６ろで左方へ移動する適当ｔ「手段を設けろことによ
って行ｆ「うことが出来る。 ４図面の簡Ｑ’ｊ　７：Ｃ説、明 第１図は、この発明による装置の中火縦断断面図、 第２図は、側板を取外した状態での側面図、第３図は、
係合ｆ〜Ｚ置にあろ爪部（Ａとこれに関連ずろ構成の説
明図、 第４図は、この発明に４１ころ装置の他の実施例の内）
ηｌ（を示す側面図で、らろ、。 １４、．１６・・・１則　　　　板２０−・・　ド　　
　ラ　　　ム２２・・ケーブル ８６・・・クラッチリング（リング状部材）９２．９４
・・・爪部４′Ａ（慣性部材）　　８８・・・板１６８
．１６９・・・ナイフェツジ　　１９４・・・トグルロ
ッド２００・・・トグルばね　　２０２・・・トグルロ
ツドＦＩＧ、Ｊ ＦＩＧ、４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　ドラムの回転速度が所定値を越えたときドラ
   ムからケーブルの繰り出しを停止せしめる安全装置にお
   いて、 ハウジングと、 ハウジングに回転可能に装着されたドラムと、 ドラムの一方向の回転で巻上げられ、他方向の回転で繰
   り出されるようにドラムに取付けられたケーブルと、 ドラムと一体的に回転する板と、 前記板と同一平面にあってこれを取巻（ように前記ハウ
   ジングに固定されたリング状の部材および 前記板に揺動自在に取付けられた慣性部材を有し、 前記慣性部（Ａは、第１の位置と第２の位置を有し、 前記慣性部材は、前記第１の位置において前記ドラムの
   回転を許容し、 前記旧性部材は、前記第２の位置において前記リング状
   部制と係合して前記ドラムの回転を阻市し、 前記慣性薄利は、前記ドラムの回転により生じた慣性力
   によって前記第１の位置から前記第２の位置へと揺動し
   、さらに 前記ドラムの回転速度が所定値に達するまで前記慣性部
   材を前記第１の位置に保持するトグル薄利を有し、 前記トグル部材は、その後前記慣性＝ｌＳ　ｉｇを第２
   の位置に保持する ようにしたことを特徴とする安全装置。 （２）前記リング状部材が、その内側に多数の歯状部を
   備えたクラッチリングであり、前記慣性部材が、前記リ
   ング状部４．（の歯状部と係合する歯状部を備えた能動
   的な爪部材であることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の安全装ｒｔ’ｔ　。 （３）前記板−にに、前記能動的爪部材と対向した位置
   にカウンターバランス爪部材を取付けたことを特徴とず
   ろ１１４譜「請求の範囲第２項記載の安全装置３、 （４）前記カウンターバランス爪部材が歯状部を除いて
   は前記能動的爪ｒ′ｌ［Ｓ４Ａとほぼ同一であることを
   特徴とする’ｌ”Ｎ　ｕ’ｌ請求の範囲第３項記載の安
   全装置。 （５）前記慣性部利な前記第２のＯｒ置から前記第１の
   位置へ復帰さ・１よ２．）　にめのリセツ）　部４′Ａ
   をさらに設けたことを特徴とする！１、〒許請求の範囲
   第１項記載の安全装置ｌ’１．　ｎ（６）　　前記能動
   的爪部４Ａと前記カウンターバランス爪部材が、各爪部
   （Ａの揺動１１１１を形成するナイフェツジ部分なイｆ
   し、各爪部（］のこれらのナナイフエラは、前記板と揺
   動時に接触するようにし１こことをｊｌ！ｊ徴とする特
   許請求の範囲第３項記載の安全装置。 （７）前記能動的爪部（Ａどリング状部拐の接触の際、
   前記能動的爪部材のナイフェツジ部分は、接触を外され
   、前記爪部材の端部が前記板と接触するようにしたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第６項記載の安全装置。 （８）　　ホイスト用の安全装置において、ハウジング
   と、 ハウジングに回転可能に装着されたドラムおよび 慣性部材を有し、 前記慣性部材は、ドラムと一体的に回 転しかつ揺動可能にドラムに増刊けられ、さらに ハウジングに固定されたクラッチリングを有し、 前記旧性部材は、ドラムの自由回転を許容する第１の位
   置を有し、 前記慣性部利は、クラッチリングと係合してドラムの回
   転を阻止する第２の位置を有し、 前記は性部材は、ドラムの回転により生じる慣性力によ
   って前記第１の位ｈ′ｔから前記第２の位置へと浮動し
   、さらに ドラムの回転速度が所定値に達するまで前記慣性部材を
   前記第１のｆｒｒ　ｌｉ“ｑに保持するトグル 前記トグル都４４は、その後前記慣性部材を前記第２の
   ｆ（ｒ置に保時ずろ ようにしたことを特徴とする安全装置。 （９）　　ハウジングに回転可能に取イ」けられたドラ
   ムの回転，速度が所定値を越えたとき、慣性部）オに働
   （慣性力によって該慣性部材とドラム」二の固定部材ど
   の保合によってドラムの回転を阻市してドラムからのケ
   ーブルの繰り出しを阻市するようにした安全装置におい
   て、前記ドラムの回転−速度が所定値以下のときは前記
   ドラムの１′口り回転を許容する第１の位置に前記慣性
   部旧を保持し、前記ドラムの回転速度が所定値を越えた
   とき前記固定部（オと係合−仕しめろ回転］１１１市位
   置である第２の位置に前記慣性部（オを保持する付勢さ
   れたトグル部材を設けた安全装置。 （１０）前記慣性部材を前記第１の位置にリセットする
   ためのリセット部材をさらに設けたことを特徴とする特
   許請求の範囲第９項記載の安全装置。