JPS5811484A - エレベ−タ用調速機 - Google Patents
エレベ−タ用調速機Info
- Publication number
- JPS5811484A JPS5811484A JP11015081A JP11015081A JPS5811484A JP S5811484 A JPS5811484 A JP S5811484A JP 11015081 A JP11015081 A JP 11015081A JP 11015081 A JP11015081 A JP 11015081A JP S5811484 A JPS5811484 A JP S5811484A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- ratchet
- sheave
- governor
- gripper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/02—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
- B66B5/04—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions for detecting excessive speed
- B66B5/044—Mechanical overspeed governors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はエレベータかごの速度が所定値以上の過速度
に達したとき作動する調速機の改良に関するものである
。
に達したとき作動する調速機の改良に関するものである
。
一般に、エレベータの機械室には安全装置の1つとして
エレベータの速度を監視する調速機が設置される。
エレベータの速度を監視する調速機が設置される。
以下、第1図、第2図及び第3図に従来の調速機を示す
が、図ではこの発明に直接関係のある部分は詳細に示し
、直接関係のない部分は省略する。
が、図ではこの発明に直接関係のある部分は詳細に示し
、直接関係のない部分は省略する。
第1図は従来のエレベータ調速機の全体図、第2図は第
1図の調速機の部分縦断面図、第3図は調速機ローブを
拘束する制動体の動作説明図を示す。
1図の調速機の部分縦断面図、第3図は調速機ローブを
拘束する制動体の動作説明図を示す。
図中、1は調速機30のベース、2はベース1に設けら
れたあご、3は綱車で、綱車3はころがり軸受け3aを
介して軸3bの一端に回動 ゛自在に取付けられ、
軸3bの他端は支持台4を介してベース1に固定されて
いる。5は一側がエレベータかご(図示しない)に係止
され、綱車3に巻き掛けられた調速様用のローブ、6は
支持部6aにおいて回動自在に綱車3に支持されたフラ
イウェイト、7は軸3bの外周を覆うように軸3bに回
動自在に付設されたラチェットで、凸状の外周表面が歯
切り構造をしている。
れたあご、3は綱車で、綱車3はころがり軸受け3aを
介して軸3bの一端に回動 ゛自在に取付けられ、
軸3bの他端は支持台4を介してベース1に固定されて
いる。5は一側がエレベータかご(図示しない)に係止
され、綱車3に巻き掛けられた調速様用のローブ、6は
支持部6aにおいて回動自在に綱車3に支持されたフラ
イウェイト、7は軸3bの外周を覆うように軸3bに回
動自在に付設されたラチェットで、凸状の外周表面が歯
切り構造をしている。
8は溶接等によりラチェット7と一体をなすように結合
されたアームで先端部に後述するヘッドのピンと係合す
る支承部8aが設けられている。10はくわえ金11と
ヘッド12とバネ13とロッド14とピボット15.1
6 とで構成されり制動体である。ピボット15はピボ
ット15を貫通する軸17により、ベース1に固定され
た軸受け19に回動自在に支持されており、ロッド14
はピボット15.軸17を摺動自在に貫通して、その一
端にはナツトが取付けられ抜は止めが施されている。一
方、ロッド14の他端にはピボット16とヘッド12と
が固定されており、ピボツ)15.16間にはバネ13
が介在している。次に、ヘッド12の一端には軸18
によりくわえ金11が回動自在に取付けられ、ヘッド1
2のほぼ中央部には通常アーム8の支承部8aと係合す
る巨°ン12aが設けられている。
されたアームで先端部に後述するヘッドのピンと係合す
る支承部8aが設けられている。10はくわえ金11と
ヘッド12とバネ13とロッド14とピボット15.1
6 とで構成されり制動体である。ピボット15はピボ
ット15を貫通する軸17により、ベース1に固定され
た軸受け19に回動自在に支持されており、ロッド14
はピボット15.軸17を摺動自在に貫通して、その一
端にはナツトが取付けられ抜は止めが施されている。一
方、ロッド14の他端にはピボット16とヘッド12と
が固定されており、ピボツ)15.16間にはバネ13
が介在している。次に、ヘッド12の一端には軸18
によりくわえ金11が回動自在に取付けられ、ヘッド1
2のほぼ中央部には通常アーム8の支承部8aと係合す
る巨°ン12aが設けられている。
尚、この制動体10は通常ロッド14が水平線に対して
所定の角度を維持し、軸17と軸18とが所定の距離を
隔てた状態でアーム8の支承部8aに保持されている。
所定の角度を維持し、軸17と軸18とが所定の距離を
隔てた状態でアーム8の支承部8aに保持されている。
次にこの従来装置の動作について説明する。
今、エレベータがごが下降方向に運転され、ロープ5が
矢印A方向へ運動しているものとする。
矢印A方向へ運動しているものとする。
エレベータかごの速度が、定格速度を越えた所定速度に
達すると、調速機の安全回路(図示しない)が働きエレ
ベータの制御回路を開路して、巻上機をブレーキにより
制動してエレベータがごを停止させる。しかし、なんら
かの原因でエレベータかごがさらに過速すると綱車3は
さらに回転し、綱車3に回動自在に支持されたフライウ
ェイト6も綱車3と同様に軸3bを中心に回転する為、
フライウェイト6は遠心力により第1図の一点鎖線で示
すように軸6aを中心に時計方向に回動する。そしてエ
レベータかごの速度が所定値に達すると、フライウェイ
ト6が歯切り構造のラチェット7の爪7aを蹴る為、ラ
チェット6は時計方向に回転し、ラチェット乙に固定さ
れているアーム8も時計方向に回転する。その結果、制
動体10を保持しているアーム8の支承部8aがピン1
2aから外れる為、制動体10は自重により軸17を中
心として時計方向へ回転し始める。次に制動体10のロ
ッド14が水平線に対しである角度0重になると、第3
図に示すようにくわえ金11はロープ5に接触してそれ
の摩擦力によりさらに下方に押しつけられるとともに、
ロープ5をあご2とによりはさみ込む。このときロッド
14がピボット15内部を図面左方向に摺動移動するた
めバネ13は圧縮され、ピボット16の下縁部がベース
1に支持されてロッド14は水平位置で停止して、バネ
13のたわみによる押圧力がロープ5の矢印A方向への
運動を制動する。そしてこの制動は下降するかごと制動
されたロープオとの間に相対的な動きを発生させ、これ
によってかごに設けられた非常停止装置が作動するので
かごは停止する。
達すると、調速機の安全回路(図示しない)が働きエレ
ベータの制御回路を開路して、巻上機をブレーキにより
制動してエレベータがごを停止させる。しかし、なんら
かの原因でエレベータかごがさらに過速すると綱車3は
さらに回転し、綱車3に回動自在に支持されたフライウ
ェイト6も綱車3と同様に軸3bを中心に回転する為、
フライウェイト6は遠心力により第1図の一点鎖線で示
すように軸6aを中心に時計方向に回動する。そしてエ
レベータかごの速度が所定値に達すると、フライウェイ
ト6が歯切り構造のラチェット7の爪7aを蹴る為、ラ
チェット6は時計方向に回転し、ラチェット乙に固定さ
れているアーム8も時計方向に回転する。その結果、制
動体10を保持しているアーム8の支承部8aがピン1
2aから外れる為、制動体10は自重により軸17を中
心として時計方向へ回転し始める。次に制動体10のロ
ッド14が水平線に対しである角度0重になると、第3
図に示すようにくわえ金11はロープ5に接触してそれ
の摩擦力によりさらに下方に押しつけられるとともに、
ロープ5をあご2とによりはさみ込む。このときロッド
14がピボット15内部を図面左方向に摺動移動するた
めバネ13は圧縮され、ピボット16の下縁部がベース
1に支持されてロッド14は水平位置で停止して、バネ
13のたわみによる押圧力がロープ5の矢印A方向への
運動を制動する。そしてこの制動は下降するかごと制動
されたロープオとの間に相対的な動きを発生させ、これ
によってかごに設けられた非常停止装置が作動するので
かごは停止する。
このような従来装置では、くわえ金11とあご2とによ
るロープ5のはさみ込み作用はくわえ金11とロープ5
との摩擦力によってのみ行なわれる為、くわえ金11と
ロープ5との接触時の初期摩擦力が十分でないと、この
はさみ込み作用が確実になされない。このことは、くわ
え金11がロープ5に接触するときのロッド14の水平
線に対する角度θ1が大きければ大きい程問題となる。
るロープ5のはさみ込み作用はくわえ金11とロープ5
との摩擦力によってのみ行なわれる為、くわえ金11と
ロープ5との接触時の初期摩擦力が十分でないと、この
はさみ込み作用が確実になされない。このことは、くわ
え金11がロープ5に接触するときのロッド14の水平
線に対する角度θ1が大きければ大きい程問題となる。
すなわち、このはさみ込み作用は第3図に示すようにバ
ネ13の復帰力Fによる押上刃F1に打ち勝つだけの摩
擦力F3が発生した場合のみなされる為、角度θ1が大
きければ同じ復帰力Fでの押上刃F1が大きくなると同
時に押圧力F!が小さくなるため摩擦力Fsが小さくな
ることから、はさみ込み作用が困難になる。さらに、エ
レベータが高速になると走行中にロープ5が振動する為
、くわえ金11がロー15に接触すると、ローブ4がく
わえ金11を逆にはね返えす現象を起し、はさみ込み作
用がうまくゆかない。
ネ13の復帰力Fによる押上刃F1に打ち勝つだけの摩
擦力F3が発生した場合のみなされる為、角度θ1が大
きければ同じ復帰力Fでの押上刃F1が大きくなると同
時に押圧力F!が小さくなるため摩擦力Fsが小さくな
ることから、はさみ込み作用が困難になる。さらに、エ
レベータが高速になると走行中にロープ5が振動する為
、くわえ金11がロー15に接触すると、ローブ4がく
わえ金11を逆にはね返えす現象を起し、はさみ込み作
用がうまくゆかない。
この発明は上記の点に鑑みなされたもので・常にはさみ
込み作用の良好な停頓性の高い調速機を提供することを
目的とする。
込み作用の良好な停頓性の高い調速機を提供することを
目的とする。
この発明の要旨は、調速機の作動時綱車の回転力を利用
して制動体を下方へ押下げローブのはさみ込み作用を確
実に行なわせることにある0第4図は本発明の一実施例
を示す調速機の正面図、第5図は第4図の調速機の部分
縦断面図、第6図は第4図の調速機の制動体がロープに
接触したときの状態を示す簡略図、第7図は第6図にお
ける調速機の部分縦断面図であり、図中第1図、第2図
及び第3図と同一符号のものは同一のものを示し、構造
は異なるが従来と同様の働きをもつものには同一符号に
“I“を付して示す。以下、本発明装置について図面を
用いて説明する。3′は本発明による綱車で、裏面側に
摩擦クラッチ31が設けられている。綱車3′及び綱車
3′の軸3’bの取付は方は従来と同様であるが、軸5
’bの支持台4側端には傾斜型車32が固定されている
。33はころがり軸受け3’aから中央部にかけて軸3
’bに設けられたみぞにキー33aが嵌合され、軸3′
bの長さ方向には摺動自在に軸3’bに周設された套管
、套管33ところがり軸受け3’aとの間にはスプリン
グ34が設けられているため套管63は通常ころがり軸
受け51aとは隙間dを隔てた状態で支持されている。
して制動体を下方へ押下げローブのはさみ込み作用を確
実に行なわせることにある0第4図は本発明の一実施例
を示す調速機の正面図、第5図は第4図の調速機の部分
縦断面図、第6図は第4図の調速機の制動体がロープに
接触したときの状態を示す簡略図、第7図は第6図にお
ける調速機の部分縦断面図であり、図中第1図、第2図
及び第3図と同一符号のものは同一のものを示し、構造
は異なるが従来と同様の働きをもつものには同一符号に
“I“を付して示す。以下、本発明装置について図面を
用いて説明する。3′は本発明による綱車で、裏面側に
摩擦クラッチ31が設けられている。綱車3′及び綱車
3′の軸3’bの取付は方は従来と同様であるが、軸5
’bの支持台4側端には傾斜型車32が固定されている
。33はころがり軸受け3’aから中央部にかけて軸3
’bに設けられたみぞにキー33aが嵌合され、軸3′
bの長さ方向には摺動自在に軸3’bに周設された套管
、套管33ところがり軸受け3’aとの間にはスプリン
グ34が設けられているため套管63は通常ころがり軸
受け51aとは隙間dを隔てた状態で支持されている。
7′は套管33の外周を覆うように套管33に回動自在
に付設され、通常套管33の突起部33bにより套管3
3と同様綱車3′とは111iiJJdを隔てた状態で
支持されているラチェット、ラチェット7′は従来と同
様外周表面が歯切り構造をしており、支持台4側端には
傾斜型車32と係合する爪33cを有している。8′は
溶接等によりラチェット7′と一体をなすように結合さ
れたアームで先端部にヘッドのビン12aと係合する支
承部8′aが設けられている。
に付設され、通常套管33の突起部33bにより套管3
3と同様綱車3′とは111iiJJdを隔てた状態で
支持されているラチェット、ラチェット7′は従来と同
様外周表面が歯切り構造をしており、支持台4側端には
傾斜型車32と係合する爪33cを有している。8′は
溶接等によりラチェット7′と一体をなすように結合さ
れたアームで先端部にヘッドのビン12aと係合する支
承部8′aが設けられている。
35は同じく溶接等によりラチェット7′と一体をなす
ように結合されたレバーで先端部が通常ヘッド12の上
面に接するように設けられている。
ように結合されたレバーで先端部が通常ヘッド12の上
面に接するように設けられている。
次に本発明装置の動作について説明する。
従来装置と同様安全回路が働かずにエレベータかごの速
度が所定値に達してフライウェイト6′が歯切り構造の
ラチェット7′の爪7’aを蹴ると、−瞬ラチェット7
′は第4図の一点鎖線で示すように時計方向に回転し、
ラチェット7′に固定されているアーム8′及びレバー
35 も時計方向に回転する。そのときラチェット7′
は傾斜型車32の爪にそって時計方向に回転しようとす
るため摺動自在に設けられた套管33ごとスプリング3
4のバネ圧に抗して第5図の一点鎖線で示すように綱車
3′の方へ押出される。
度が所定値に達してフライウェイト6′が歯切り構造の
ラチェット7′の爪7’aを蹴ると、−瞬ラチェット7
′は第4図の一点鎖線で示すように時計方向に回転し、
ラチェット7′に固定されているアーム8′及びレバー
35 も時計方向に回転する。そのときラチェット7′
は傾斜型車32の爪にそって時計方向に回転しようとす
るため摺動自在に設けられた套管33ごとスプリング3
4のバネ圧に抗して第5図の一点鎖線で示すように綱車
3′の方へ押出される。
次にラチェット7′は前述のフライウェイト6′の衝撃
による慣性でさらに回転すると、傾斜型車32の爪のた
けlたけ第7図に示すように綱車3′の方へ押出され、
ついには摩擦クラッチ31を介して綱車3′に接触する
。 このとき綱車3′は高速゛で回転しているため、ラ
チェット7′は摩擦クラッチ31を介して強い回転力を
受けてさらに時計方向に回転する。このとき第6図に示
すようにくわえ金11がロープ5に触れる位置まで軸1
7を中心として回転している制動体10にはラチェット
7′に設けられたレバー35を介して綱車3′による強
い押下刃F、が与えられるため、バネ13の復帰力Fに
よる押上刃F1に打ち勝って、くわえ金11ハ確実にロ
ープ5をはさみ込む。
による慣性でさらに回転すると、傾斜型車32の爪のた
けlたけ第7図に示すように綱車3′の方へ押出され、
ついには摩擦クラッチ31を介して綱車3′に接触する
。 このとき綱車3′は高速゛で回転しているため、ラ
チェット7′は摩擦クラッチ31を介して強い回転力を
受けてさらに時計方向に回転する。このとき第6図に示
すようにくわえ金11がロープ5に触れる位置まで軸1
7を中心として回転している制動体10にはラチェット
7′に設けられたレバー35を介して綱車3′による強
い押下刃F、が与えられるため、バネ13の復帰力Fに
よる押上刃F1に打ち勝って、くわえ金11ハ確実にロ
ープ5をはさみ込む。
ところで、ラチェット7′が時計方向に傾斜型車32の
爪のピッチ分だけ回転すると、スプリング33のバネ圧
により套管63が傾斜型車32の方へ押し戻されるため
、ラチェット7′も傾斜型車32へ押し戻され元の位置
へ復帰するが、そのときには制動体10のくわえ金11
は十分ロープ5をはさみ込んでいるので押下刃F4が消
失しても摩擦力F、のみで十分はさみ込み作用がなされ
る。
爪のピッチ分だけ回転すると、スプリング33のバネ圧
により套管63が傾斜型車32の方へ押し戻されるため
、ラチェット7′も傾斜型車32へ押し戻され元の位置
へ復帰するが、そのときには制動体10のくわえ金11
は十分ロープ5をはさみ込んでいるので押下刃F4が消
失しても摩擦力F、のみで十分はさみ込み作用がなされ
る。
このように、本発明は従来問題とされていた、くわえ金
11がロープ5に接触するときのロッド14の水平線に
対する角度θ冨が大きい場合1すなわちバネ13の復帰
力Fによる押上刃F1に打ち勝つだけの摩擦力F3が得
られない場合にも、レバー35の押下刃F、によりロー
プ5のはさみ込みを確実になさしめるだけでなく、ロー
プ5の振動によるくわえ金11のはね返り現象を抑える
ものである。
11がロープ5に接触するときのロッド14の水平線に
対する角度θ冨が大きい場合1すなわちバネ13の復帰
力Fによる押上刃F1に打ち勝つだけの摩擦力F3が得
られない場合にも、レバー35の押下刃F、によりロー
プ5のはさみ込みを確実になさしめるだけでなく、ロー
プ5の振動によるくわえ金11のはね返り現象を抑える
ものである。
以上述べたように本発明は、綱車の回転力を摩擦クラッ
チのような動力伝達装置でラチェットに伝え、特に初期
摩擦力が十分で客ないくわえ金とロープとの最初の接触
時に該ラチェットに設けられたレバーにより制動体を押
下げるように構成したので、くわえ金がロープに接触し
た時のロープの張力による反発を吸収するとともに、く
わえ金とロープの表面条件とで決る摩擦係数の不安定に
よる摩擦力の変動の影響も極力抑えることができる。
チのような動力伝達装置でラチェットに伝え、特に初期
摩擦力が十分で客ないくわえ金とロープとの最初の接触
時に該ラチェットに設けられたレバーにより制動体を押
下げるように構成したので、くわえ金がロープに接触し
た時のロープの張力による反発を吸収するとともに、く
わえ金とロープの表面条件とで決る摩擦係数の不安定に
よる摩擦力の変動の影響も極力抑えることができる。
尚、以上の説明では、くわえ金がロープに接触するとき
に綱車の回転をラチェットに伝えてレバーにより制動体
を押下げる場合について述べ゛たが、本発明はレバーに
よりただ単に制動体亭 に弾みをつけるよう構成するだけでも従来の問題点をほ
ぼ解消できる。
に綱車の回転をラチェットに伝えてレバーにより制動体
を押下げる場合について述べ゛たが、本発明はレバーに
よりただ単に制動体亭 に弾みをつけるよう構成するだけでも従来の問題点をほ
ぼ解消できる。
第1図は従来のエレベータ調速機の全体図、第2図は第
1図の調速機の部分縦断面図、第6図は調速機ロープを
拘束する制動体の動作説明図、第4図は本発明の一実施
例を示す調速機の正面図、第5図は第4図の調速機の部
分縦断面図、第6図は第4図の調速機の制動体がロープ
に接触したときの状態を示す簡略図、第7図は第6図に
おける調速機の部分縦断面図である。 3.3’、、、綱 車 5.゛、 、ロープ7.7
’、、、ラチェット 10.、、制動体11、、、(わ
え金 30.0.調速機33、、、套 管
311.、摩擦クラッチ32、、、傾斜型車 34
.、、スプリング35.0.レバー 特許出願人 フジチック株式会社 第 11目 第 3 目 第 Z 日 第 4 口 第 4 必 !¥+ 5 圀
1図の調速機の部分縦断面図、第6図は調速機ロープを
拘束する制動体の動作説明図、第4図は本発明の一実施
例を示す調速機の正面図、第5図は第4図の調速機の部
分縦断面図、第6図は第4図の調速機の制動体がロープ
に接触したときの状態を示す簡略図、第7図は第6図に
おける調速機の部分縦断面図である。 3.3’、、、綱 車 5.゛、 、ロープ7.7
’、、、ラチェット 10.、、制動体11、、、(わ
え金 30.0.調速機33、、、套 管
311.、摩擦クラッチ32、、、傾斜型車 34
.、、スプリング35.0.レバー 特許出願人 フジチック株式会社 第 11目 第 3 目 第 Z 日 第 4 口 第 4 必 !¥+ 5 圀
Claims (1)
- 綱車とくわえ金を備えた制動体とローブとで構成される
調速機において、該調速機の作動時、前記綱車の回転力
により前記制動体を押下げ、前記くわえ金で前記ローブ
をはさみ込むように構成したことを特徴とするエレベー
タ用調速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11015081A JPS5811484A (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | エレベ−タ用調速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11015081A JPS5811484A (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | エレベ−タ用調速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5811484A true JPS5811484A (ja) | 1983-01-22 |
JPS6137189B2 JPS6137189B2 (ja) | 1986-08-22 |
Family
ID=14528312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11015081A Granted JPS5811484A (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | エレベ−タ用調速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811484A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5992882A (ja) * | 1982-11-18 | 1984-05-29 | 株式会社東芝 | エレベ−タ用調速機 |
US5683489A (en) * | 1995-01-20 | 1997-11-04 | Shoji Hayashi | Method of producing iron carbide |
US6004373A (en) * | 1996-06-19 | 1999-12-21 | Shoji Hayashi | Method for producing iron carbide |
EP2490971A4 (en) * | 2009-10-21 | 2015-08-05 | Kone Corp | MOTION CONTROL DEVICE AND ELEVATOR |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5413727U (ja) * | 1977-06-28 | 1979-01-29 |
-
1981
- 1981-07-14 JP JP11015081A patent/JPS5811484A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5413727U (ja) * | 1977-06-28 | 1979-01-29 |
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Publication number | Publication date |
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JPS6137189B2 (ja) | 1986-08-22 |
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