JPS588919Y2 - 内燃機関の自動停止装置 - Google Patents

内燃機関の自動停止装置

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Publication number
JPS588919Y2
JPS588919Y2 JP1977172548U JP17254877U JPS588919Y2 JP S588919 Y2 JPS588919 Y2 JP S588919Y2 JP 1977172548 U JP1977172548 U JP 1977172548U JP 17254877 U JP17254877 U JP 17254877U JP S588919 Y2 JPS588919 Y2 JP S588919Y2
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JP
Japan
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air
engine
air outlet
coil
electromagnetic
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977172548U
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English (en)
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JPS5497531U (ja
Inventor
永谷雅彦
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Publication date
Application filed by ヤンマーディーゼル株式会社 filed Critical ヤンマーディーゼル株式会社
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Publication of JPS5497531U publication Critical patent/JPS5497531U/ja
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内燃機関の自動停止装置に関し、特に、制御
電源の故障時に自動的に機関を停止するようにした内燃
機関の自動停止装置に関する。
機関の異常の検出、表示等のための制御電源が機関の運
転中に何らかの原因で消失あるいは規定電圧以下に降下
すると、それ以後に機関および作業機(例えば発電機)
に、油圧低下、水温上昇、過速度、過電流等の異常が発
生しても警報を発することができず、そのま\運転を続
けると事故につながるおそれがある。
本考案は、このような異常時に、機関の運転を自動的に
停止する装置の提供を目的とし、この目的を達成するた
めに本考案は、電磁空気弁に内蔵される電磁コイルを流
れる電流が異常低下した時はこの電磁空気弁から三方切
換弁を介してエヤピストンに高圧空気を供給し、エヤピ
ストンのピストンロッドにより機関停止ハンドルを移動
させて機関を停止させるようにすると共に、前記ハンド
ルは機関停止位置でマイクロスイッチをオフし、このマ
イクロスイッチに接続する前記電磁空気弁のコイルの電
源への接続を遮断して安全確実に機関を自動停止させる
ようにしたことを要旨としている。
次に、本考案の実施例を図面により説明する。
図において1は電磁空気弁で、コイル2、プランジャ3
、戻りスプリング4を内蔵したケース5から戊り、コイ
ル2に通電中はプランジャ3は図示の上限位置にあって
、このとき、圧力空気(5〜10 kg/1yri )
供給管6に連る空気導入口 は閉鎖され、空気排出口C
と後述の三方切換弁10に連通ずる高圧空気管7の接続
する空気送出口すとは連通状態にあり、制御電源の消失
時にコイル2が無通電になった時や、電源電圧が異常低
下してコイル通電が規定値未満になった時は、プランジ
ャ3は戻りスプリング4の復元力で下限位置に移動して
、前記空気導入口aと空気送出口すとを連通する状態と
なる。
三方切換弁10には管7に連通ずる開口11と後述のエ
ヤピストン20に連る管8に連通ずる開口12と大気に
連通ずる第3図にその位置を示す排気口13とが設けら
れていて、これら2つの開口11.12および排気口1
3に連通ずる三本の通路の交点に弁体14が回動可能に
取付けられ、該弁体14にはハンドル15が取付けられ
ている。
ハンドル15の表面はカム形状をなし、これにより三方
切換弁10上のマイクロスイッチ16を操作し、三方切
換弁10が開口11と12とを連通状態のとき(正常時
)にスイッチ16を「オフ」に、それ以外のときにスイ
ッチ16を「オン」にする。
20はエヤピストンで、その内部にはピストン21と戻
りスプリング22が設けられており、その気室23には
前記三方切換弁10に連通ずる高圧空気管8が接続し、
前記ピストン21に突設したピストンロッド24は機関
停止用のハンドル25にリンク26を介して連係する。
ハンドル25は図示しない機枠にその基端を回動可能に
枢支され、図の実線位置のとき機関を運転状態に保持し
、点線位置に回転した時、機関を停止させると共に、機
関停止位置に設けたマイクロスイッチ27に当接する。
そしてこのとき、マイクロスイッチ27は「オフ」とな
る。
そして、上記両マイクロスイッチ16,27、コイル2
を第2図に示した如く結線する。
なお図中28は運転中の異常(例えば油圧低下、過回転
)時に「オフ」となるスイッチ、29はパイロットラン
プであり、図中の点線はスイッチが連動することを示し
ている。
従って、マイクロスイッチ27がオフ状態のときは前記
電磁空気弁1のコイル2は制御電源から切り離されるこ
とになる。
機関運転中に制御電源が消失したり電圧が異常低下する
と、電磁空気弁1のコイル2がプランジャ3を保持でき
なくなり、プランジャ3は戻りスプリング4の復元力で
下降し、空気排出口Cが閉じられて空気導入口aと空気
送出口すとが連通ずる。
したがって、供給管6からの高圧空気は、管7、三方切
換弁10、管8を介してエヤピストン20の気室23に
供給され、ピストン21を右方向に押動する。
(このとき三方切換弁10は正常位置にあるという前提
である)。
ピストン21の右動により、ハンドル25は時計方向に
回動して機関を停止させるに至り、マイクロスイッチ2
7がオフして電磁空気弁1のコイル2が制御電源から切
り離される。
従って、この後には制御電源異常による過電流がコイル
2に流れる恐れは全くなくなる。
以上の自動操作において、三方切換弁10が正常位置に
あるかどうかは、マイクロスイッチ16が「オフ」であ
るかどうかによって判断される。
そしてマイクロスイッチ16がオフでないとき即ち、三
方切換弁10の弁体14が正常位置(第1図示の状態の
とき)でないときには、パイロットランプ29が点灯し
、本装置が正常に作動しないことを表示する。
制御電源が正常状態に復帰した後に自動停止動作を打ち
切って機関を再始動するには、三方切換弁10の弁体1
4を第3図の状態に回動してエヤピストン20と三方切
換弁10との間の空気を三方切換弁10の排気口13か
ら大気中に放出し、戻りスプリング22の復元力でハン
ドル25を運転位置にまで復帰させる。
それによりマイクロスイッチ27は「オン」となり、電
磁空気弁1のコイル2が制御電源に接続される。
この結果、復帰した制御電源からコイル2に電流が流れ
、プランジャ3が元に戻り、空気導入口aが閉じられて
空気送出口すと空気排出口Cとが連通し、管7およびケ
ース5内の高圧空気が排出される。
その後三方切換弁10の弁体14を正常前置に戻すこと
により、本装置は石状に復することになる。
なお、このときに制御電源が正常に戻っていることが前
提となることは勿論である。
回路中に、スイッチ28を挿入しておくときは、本装置
を異常停止用としても利用することが可能となり、本装
置の有用性を一段と向上することができる。
このように、本考案によれば、機関制御電源に異常が生
じたときに機関を高圧空気の作動により自動的に停止し
、さらにこのとき電磁空気弁のコイルを制御電源から切
り離すことができるので機関の事故を未然に防止するこ
とができるという効果がある。
また、機関の自動停止には高圧空気を利用しているので
、電気系統の故障とは関係なくその作動が確実であり、
安全装置としての信頼性が高く、その実用性は極めて大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の系統図、第2図は同電気結線用、
第3図は三方切換弁の弁体の非正常位置を示す平面図で
ある。 1・・・・・・電磁空気弁、2・・・・・・コイル、3
・・・・・・プランジャ、4・・・・・・戻りスプリン
グ、6・・・・・・圧力空気供給管、10・・・・・・
三方切換弁、20・・・・・・エヤピストン、25・・
・・・・機関停止用のハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧空気供給源に接続する空気導入口と空気送出口と空
    気排出口とを有し、前記空気送出口は電磁コイルとプラ
    ンジャによってコイル電流が規定値以上の時に空気排出
    口に接続され、規定値未満の時に空気導入口に接続され
    るようにした電磁空気弁と、この電磁空気弁の前記空気
    送出口とエヤピストンとを結ぶ高圧空気管の途中に介設
    された排気口を有する三方切換弁とを備え、前記エヤピ
    ストンのピストンロッドはエヤピストン内に高圧空気が
    導入された時に機関停止用のハンドルを機関停止方向に
    回転させるようにし、このハンドルは機関停止位置でマ
    イクロスイッチをオフするようにし、さらに、前記電磁
    空気弁のコイルはこのマイクロスイッチのオフ時に電源
    から切り離されるようにして、停電時あるいは異常低電
    圧時に自動的に機関を停止させるようにしたことを特徴
    とする内燃機関の自動停止装置。
JP1977172548U 1977-12-21 1977-12-21 内燃機関の自動停止装置 Expired JPS588919Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977172548U JPS588919Y2 (ja) 1977-12-21 1977-12-21 内燃機関の自動停止装置

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JP1977172548U JPS588919Y2 (ja) 1977-12-21 1977-12-21 内燃機関の自動停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5497531U JPS5497531U (ja) 1979-07-10
JPS588919Y2 true JPS588919Y2 (ja) 1983-02-17

Family

ID=29177442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977172548U Expired JPS588919Y2 (ja) 1977-12-21 1977-12-21 内燃機関の自動停止装置

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JP (1) JPS588919Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4958226A (ja) * 1972-10-07 1974-06-06
JPS49135028A (ja) * 1973-05-04 1974-12-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4958226A (ja) * 1972-10-07 1974-06-06
JPS49135028A (ja) * 1973-05-04 1974-12-26

Also Published As

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JPS5497531U (ja) 1979-07-10

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