JPS5888693A - 高速増殖炉の炉容器等の容器の熱変形、熱応力緩和機構 - Google Patents

高速増殖炉の炉容器等の容器の熱変形、熱応力緩和機構

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JPS5888693A
JPS5888693A JP56187346A JP18734681A JPS5888693A JP S5888693 A JPS5888693 A JP S5888693A JP 56187346 A JP56187346 A JP 56187346A JP 18734681 A JP18734681 A JP 18734681A JP S5888693 A JPS5888693 A JP S5888693A
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heat insulating
container
thermal
stress relaxation
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功 橋口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 この発明は液体金属冷却形の高速増殖炉の炉容器等の容
器に係り、特に容器の熱応力、熱変形を緩和する容器の
熱変形、熱応力緩和機構に関する。
発明の技術的背唄とその問題点 従来、液体金属冷却形高速増殖炉(以下、高速炉という
0)の炉容器の液面近傍は、例えば第1図に示すような
構造を有し、炉容器1の上部に放射線や熱を遮蔽するた
めのフランジ構造の蓋部、すなわち遮蔽プラグ2が設け
られる。この遮蔽プラグ2と炉容器1の上部上の間に、
炉容器壁の温度勾配を緩やかにするサーマルライナー3
が介装される。サーマルライナー3はパツキン4,4に
よって頂部が気密にシールされる。
また、炉容器1内には容器壁5より分岐され。
上方に延びるライナー6が設けられ、このライナー6に
よって液体金属の液面7の位置が規制され、液量がこれ
以上増えると液はライナー6と容器壁5の間のガス空間
8にオーバーフローし、ドレン配管9より炉容器1外に
流出するように構成される。
一般に、高速炉の炉容器1内に収容される液体金属の温
度は約400°0〜550°C程度で、遮蔽プラグ2の
上面の温度は室温付近の温度であるから、上記液面7と
遮蔽プラグ2の上面との間に400°0〜500°C程
度の温度勾配が生じることとなる。
このことから、炉容器1内にライナー6を設は炉容器1
内上部にカバーガス空間10を設け、このカバーガス空
間10により炉容器l上部の温度勾配を出来るだけ緩和
し、熱応力による炉容器1の変形を防止している。
しかしながら、この高速炉においては、液面7もしくは
ライナー6からの輻射熱かサーマルライナー3に伝わっ
て次第に高温となり、結局その熱が炉容器1にまで伝わ
って、設計通りの温度勾配とならない難点があった。
しかも、液面7と遮蔽プラグ2との間に存在するカバー
ガスは、オーバーフローする高温の液に加熱され、対流
を生じてカバーガスが温度上昇し、遮蔽プラグの下面に
多量の熱を伝達する恐れがあるという問題もある。さら
に、炉容器1と遮蔽プラグ2との間に2箇所のシール箇
所があるため、シール部であるパツキン4,4からカバ
ーガスが外部に流出する危116!があった。
才た、第2図に示すよ・うに、炉容器1の入口配管11
から炉心12を通り出口配管13へ流れる液の一部を、
炉容器1とその内側に設けた筒状ライナー14との間の
環状流路1別こ導ひき、炉容器1の内壁温度を比較的低
温に保つことも行なわれでいる。
しかし、この方法では、炉心12を通る液量ζこ比べて
1埋伏流路15内を流れる流量が少なくないため、全流
計が多量となり、配管の大径化や送液ポンプの大容量化
が必要となる。また、炉心側の高温液がライナー14を
介して環状流路15を通る液を加熱するため、炉容器1
の上方に向うに従って両者の温度差は小さくなり、高い
緩和効果を期待できない。
一方、炉容器1内上部には、炉心12で加熱された高温
の液体金属(液体ナトリウム)と、炉容器1内壁を冷却
した低温の液体金属とが混合し、互いに接触して熱疲労
を起こしたり、また、筒状ライナー14の内外で大きな
温度差があるため、大きな熱応力を生じ、熱変形を起こ
しやすいという問題があった。
発明の目的 この発明は上述した点を考慮し、炉容器等の容器のシー
ル性能や熱的性能を向上させるとともに、容器内の流体
流路を単純化し、炉容器の内壁温度を低く保って、液面
近傍の温度勾配を緩やかにし。
容器の熱応力、熱変形の緩和を確実かつ有効的に図るこ
とができるようにした高速増殖炉の炉容器等の容器の熱
変形、熱応力緩和hA1構を提供することを目的とする
発明の概装 上述した目的を達rR■るため、この発明屹おいては、
萬速J+i殖炉の炉容器等の容器内に自由液面を有する
液体金属を収容し、容器の上方に器部を設けて内部を密
」−1構・告とした容器の熱変形、熱応力緩和機構にお
いて、上記自由液面より下方の容器内壁に第1および第
2のライナーを同心状に装着し、上記両ライナーを藷部
直下まで延長させて終端させ、上記第1う・fナーと容
器内壁との間に断熱空間を、゛上i白1171ライナー
間にガス空聞をそれぞれ画成し、上記断熱望間内に断熱
材を充填させたものである。
発明の実施例 この発明の一実施例について旅+i図面を参照して説明
する。
第3図において、符号加は液体ナトリウム等の液体金属
冷却形の高速増殖炉を示し、この高速増殖炉加は有底筒
状をなす炉容器21を有する。炉容器21は頂部が開口
し、その頂部フランジ2]、a上に蓋部としての遮蔽プ
ラグ乙がシール材としてのパツキン24を介して設置さ
れ、炉容器21内が密封される。
一方、炉容器21内には図示しない炉心部が構成され、
内部に液体金属すl−IJウムあ等の液体金属が貯溜さ
れる。液体金属ナトリウム部は自由液面nを有し、この
液面nの上方がカバーガス空間側として画成され、カバ
ーガスで満される。
また、炉容器21の上部に第1ライナー側および第2ラ
イナー31が同心状に設置され、全体として三重壁構造
をなしている。第1ライナー(9)および第2ライナー
31は筒状をなし、下部が炉容器21の内壁に、液体ナ
トリウム26の液面nより下方で一体成形される。ライ
ナーの他端は下部固着部からほぼ垂直方向上方に延び、
遮蔽プラグ乙のフランジ部23a近傍で終端している。
しかして、炉容器21内壁と第1ライナー加とにより環
状あるいは筒状の断熱空間33が画成され、この断熱空
間33内l乙輻射熱を反射する効果のある断熱材34が
充填される。断熱材あとしては、金属すl−IJウムが
と化学的に反応しない金属網、例えば平織金網や、ヨー
クメツシュと呼ばれるステンレス網等を用い、細かなメ
ツシュのもの程遮熱性が良好である。
また、断熱材34としで金属網に代えて、第4図に示す
ような、金属ナトリウム(液体金属)と化学的に反応し
ない材料からなる環状体、例えばラシヒリングあや中空
球36を多量に充填してもよい。
また、第1ライナー(資)と第2ライナー31とにより
ガス空!1J137が画成され、このガス空間37内に
カバーガスが充填される。
上述したこの発明の装置において、通常の連転時には、
高温の液体金属ナトリウム26の液面は第3図に示した
レベルを有し、この状態では、断熱空間33内(こ充填
された熱の遮敞体(断熱材)34によって径方向の熱が
遮蔽される。したがって、液体金属ナトリウム26の高
温な液面27に最も近い炉容器21の内壁は上記液面2
7の温度より相当低い値に保たれる。しかも、炉容器2
1の分岐部21bより上方においては、2重空間構造を
とり、第2ライナー30から炉容器21に伝達される伝
熱量も小さいので、上記分岐部21bと頂部フランジ2
1aの間の炉容器の壁間は均一かつ緩やかな温度勾配と
なる。
また、カバーガス空間28内のカバーガスと接する高温
部は液面27およびその周側の第2ライナー31のみで
あって、金属す) IJウム拠の液の流動等も緩やかで
あるため、従来のものに比ベカバーガスの対流もなく、
カバーガスが熱せられ畦い。このため、カバーガスの著
しい温度上昇を防止でき、遮蔽プラグ乙の内表面の温度
上昇も効果的に防止できるので、遮蔽プラグに特殊な冷
却構造を必要としない。
さらに、第2ライナー31は炉容器21の頂部フランジ
21a近傍まで延び、遮蔽プラグあのフランジ部23a
直下で終端しているため、蓋部である遮蔽プラグn直下
にわずかな隙間を残しているだけであるから、金属すl
−IJウム加の液面27から蒸発した液体金属の蒸気が
断熱空間33やガス空間37に浸入し難い。したがって
、金属ナトリウム蒸気がガス空間31や断熱空間(9)
に浸入するのを有効的に防止できるので、断熱性能の劣
化を防山できる。
一方、炉容器21と°第1ライナー関とにより画成され
る断熱空間33内には断熱材34がほぼその全空間にわ
たって充填され、頂部フランジ21aの近傍才で充填さ
れているので、遮蔽プラグおからの頂部フランジ21a
に伝達される熱も有効的に遮断でき、頂部フランジ21
aの部分の温度をも充分に低く保′つことができる。し
たがって、頂部フランジ21aを載置することにより、
炉容器21を収容する高速炉のペデスタル部に特殊な耐
熱処理を必要としない。
一般に、ペデスタル部は鉄筋コンクリートで作られるの
で、使用温度限界は例えば約80°Cであるが、この発
明のように構成すれば、使用限界温度以下に充分に納め
ることができる。さらに、この高速炉の炉容器において
は、液体金属の流路は一系統のみであり、オーバフロー
分を戻すような配管を必要としないので、設備コストが
安価である0 また、炉心部を通る流量は人出目配管内を通る流量と等
しいので配管系を必要以上に太くする必要がなく、流動
抵抗も小さいので、小容量のポンプを使用することがで
き、さらに、炉容器上部の温度勾配を緩やかにすること
ができるので、炉容器壁に発生する熱応力が小ざくなり
炉容器の耐久性が向上する。
次に、この発明の第1変形例について第5図を参照して
説明する。
第1変形例に示されたものは、炉容器に一体的に装着さ
れた第1ライナー加と第2ライナー31とにより画成さ
れる断熱空間33およびガス空間37の下部にドレン配
管40 、41を接続し、各ドレン配管40 、41に
は開閉バルブ42 、43をそれぞれ設けたものである
。それ以外の構成は、第1実施例に示したものと同様で
あるので、省略する。
万一、第2ライナー31に熱歪みや熱変形等によりクラ
ックが生じ、ガス空間37内lこ液体金属ナトリウム2
6が流入した場合には、バルブ43を開き、ドレン配管
41により金属ナトリウムを排出除去でき、断熱部の劣
化を防止できる。
さらに、万一、第1ライナー30′jr3よひ第2ライ
ナー31の双方にクランクが生じても、バルブ43を開
くことによりガス空間37内ζこ流入された液体金属ナ
トリウムは随時ドレン配管41から排出されるので、ガ
ス空間37内の液面を光分に低く保つことができるので
断熱空間33へ液fト金属プl−IJウムが直接浸入す
るのを有効的に防止でき、断熱部の劣化を防ぎイnる。
また、第1および第2ライナー30゜31の破損が同時
に生じても、両ライナー30 、31が防護壁となって
充填物質(断熱材)が炉容器21の炉心部に浸入するこ
とを防止できる。したがって、炉心の流路閉塞を生じさ
せることもない。
また、第6図はこの発明の第2変形例を示す。
この第2変形例に示されたものは、炉容器21の頂部フ
ランジ21aと遮蔽プラグz3との間に上部ライナー4
5を介装し、この上部ライナー45と頂部フランジ21
aおよび遮蔽プラグnとの接触部にパツキン46を介装
して炉容器21内を密封構造としたものである。上部ラ
イナー45にはこの本体47から垂下された第1および
第2の環状体48 、49を一体もしくは一体的に有す
る。第1環状体48は第1ライナー加の上端部に外側か
ら緩く嵌合され、第2環状体49は第2ライナー31の
上端部に外側から緩く嵌合され、各間隙が狭くなるよう
に配置される。
また、第2ライナー31の上部内周壁には蒸発した金属
すl−IJウムを貯溜する環状樋関が一体あるいは一体
的に成形される。環状柳刃は遮蔽プラグ乙の下面直下に
位置する一方、上記環状樋50内に入るように遮蔽プラ
グ乙の下面から環状の仕切板51が延びている。
しかして、第2ライナー31の内周壁に環状柳刃を設け
た場合には、樋50に貯溜された蒸着ナトリウムのシー
ル効果によって、柳刃内のナトリウム温度は液体金属ナ
トリウムあの液面温度より低く、その蒸気圧は液面nの
すl−IJウム蒸気圧より充分に低い。このため、蒸発
tたナトリウムがガス空間37や断熱空間33に浸入す
るのをより有効的に防止でき、断熱性能の劣化を確実か
つより効果的に防ぐことができる。
また、上部ライナー45から垂下される第1および第2
環状体48 、49が運転時にも比較的低温に保たれる
ため、熱変形を起さない。一方、第1および第2ライナ
ー30 、31は貯溜された高温液体金属すl−IJウ
ムがからの伝熱により割合高温となり、熱膨張するので
、第1および第2環状体48 、49と第1および第2
ライナー加、31との間隙が狭くなり、これによっても
断熱性能劣化防止を効果的に図ることができる。
高速増殖炉の炉容器21内上部を第7図に示すように構
成してもよい。
この第7図に示したものは、この発明の第3変形例を示
す。この第3変形例に示されたものは、第1ライナー3
0の中間部に水平方向内方に延びる環状の対流防止板5
3を一体あるいは一体的に成形し、第2ライナー(ト)
を上記対流防止板53の直下まで延ばすようにしたもの
である。なお、第1ライナー凹の上部(対流防止板53
より上方)は薄肉壁で形成してもよい。
しかして、対流防止板53と遮蔽プラグ乙下面(底面)
との間隙は例えば0〜8羽程度と小さく構成され、この
間隙を小さくすることにより、カバーガス空間路内のカ
バーガスの対流を有効的に防止でき、遮蔽プラグ器下面
が異常高温となるのを有効的に防止できる。
また、ガス空間37や断熱空間33内の蒸気圧を低くす
る効果は、対流防止板53上に付着したナトリウムが、
O〜8myn程度の間隙の場合、遮蔽プラグ乙下面との
間でブリッジ現象が生じ、このブリッジによりシール性
が発揮されることをこよっても得られる。
さらに、第1ライナー30の熱応力は、上部薄板構造の
熱変形効果により、軽減することができる。
また、第2ライナー31の上端を第7図に示すように、
遮蔽プラグるの下面直下に位置させるようにすれば、第
2ライナー31の内周面全体が高温状態となり、熱応力
が小さくなるので、破損の起りlこくいライナー構造と
することができる。
また、第8図はこの発明の第4変形例を示す。
この第4変形例は炉容器21と第1ライナー加とにより
画成される断熱空間33内に、一体的に構成された断熱
体55を介装するようにしたものである。
断熱体55は断熱空間33に対応する形状を■し、包囲
体56内にセラミックス等の耐熱物質からなる充填材5
7を充填させたものである。包囲体56には金属ナトリ
ウムと共存性の良いステンレス等による環状の金属製網
で構成される。
断熱材55を金属製網等の包囲体56で覆い、一体的に
成形したものを断熱空間33内に設置することにより、
第1および第2ライナー韻、31が万一破損しでも、充
填物である断熱材が炉心部に落下するのを完全かつ確実
に防止することができる。
なお、この発明の各実施例の説明番こおいては、高速増
殖炉の炉容器について説明したが、他の自由液面を有す
る機器の中間熱交換器、蒸気発生器、膨張タンク、ダン
プタンク、機械ポンプ等にも適(17) 用可能であり、また高速増殖炉以外にも自由液面を有す
る高温の流体を使用する容器に対して使用することもで
きる。
発明の効果 この発明においては、液体金属の自由液面より下方の容
器内壁に第1および第2のライナーを同心状tこ装看し
、上記両ライナーを蓋部直下まで延長させて終端させ、
上記第1ライナーき容器内壁との間に断熱空間を、上記
両ライナー間にガス空間をそれぞれ画成し、断熱空間内
に断熱材を充填させたので、炉容器等の容器のンール性
能や熱的性能を向上させることができ、容器内壁温度を
低く保つことができるので液面近傍の容器の温度勾配を
緩やかにでき、容器の熱応力、熱変形の緩和を確実かつ
有効的に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の高速増殖炉の炉容器の熱変
形、熱応力緩和機構を示す図、第3図はこの発明に係る
高速増殖炉の炉容器等の容器の熱変形、熱応力緩和機構
を示す部分断面図、第4図(Nおよび+B)は上記緩和
機構の断熱空間内に充填される断熱材のピースをそれぞ
れ示す図、第5図はこの発明の第1電形例を示す部分断
面図、第6図はこの発明の第2変形例を示す部分断面図
、第7図はこの発明の第3変形例を示す部分断面図、第
8図はこの発明に係る緩和機構の断熱空間内に介装され
る断熱体を示す部分断面図である。 加・・・高速増殖炉、21・・炉容器、23・・・遮蔽
プラグ。 26・・・液体金網ナトリウム、鴎・・・カバーガス空
間。 (資)・・・第1ライナー、31・・・第2ライナー、
33・・・断熱空間、34・・・断熱材、37・・・ガ
ス空間、40 、41・・・ドレン配管、45・・・上
部ライナー、 48 、49・環状体、シ)・・・環状
樋、51・・・仕切板、53・・・対流防止板、55・
・断熱体(断熱材)、56・・・包囲体、57・・・充
埴材。 出願人代理人   猪  股     清(19) 躬1−目 躬7図 23 515− 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高速増殖炉の炉容器等の容器内に自由液面を有する
    液体金属を収容し、容器の上方に蓋部を設けて内部を密
    封構造とした容器の熱変形、熱応力緩和機構において、
    上記自由液面より下方の容器内壁に第1および第2のラ
    イナーを同心状に装着し、上記両ライナーを蓋部直下ま
    で延長させて終端させ、上記第1ライナーと容器内壁と
    の間tこ断熱空間を、上記両ライナー間にガス空間をそ
    れぞれ画成し、上記断熱空間内に断熱材を充填したこと
    を特徴とする高速増殖炉の炉容器等の容器の熱変形、熱
    応力緩和機構。 2、断熱材は多数の中空球または環状体からなる特許請
    求の範囲第1項に記載の容器の熱変形、熱応力緩和機構
    。 3、断熱空間およびガス空間の底部にドレン配管を接続
    した特許請求の範囲第1項または第2項に記載の容器の
    熱変形、熱応力緩和機構。 4容器の頂部フランジと蓋部との間にサーマルライナー
    を設置し、このサーマルライナーに、第1ライナーおよ
    び第2ライナーの頂部に緩く嵌合する第1および第2の
    環状体をそれぞれ設けて両者間のギャップを小さくし、
    液体金属の高温蒸気の没入を防止するようにした特許請
    求の範囲第1項に記載の容器の熱変形、熱応力緩和機構
    。 5、蓋部は遮蔽プラグで構成され、この遮蔽プラグ下方
    の第2ライナーの内周壁に環状樋を設け、この環状樋内
    に延びる環状の仕切板を遮蔽プラグの下部に装着した特
    許請求の範囲第1項に記載の容器の熱変形、熱応力緩和
    機構。 6、断熱空間内に充填される断熱材は、断熱空間に対応
    する金網等の包囲体内に金属メツシュ。 中空球等の充填材を詰めて一体的に構成された特許請求
    の範囲第1項に記載の容器の熱変形、熱応力緩和機構。 7.第1ライナーは、炉容器内に貯溜された液体金属を
    覆う高温部を厚板で、この高温部より上8蓋部を遮蔽プ
    ラグで構成するとともに、第1ライナーの中間部から第
    2ライナーの頂部を越えて水平方向内方に延びる対流防
    止板を設け。 上記対流防止板と遮幣プラグとのギャップを約0〜8朋
    程度とした特許請求の範囲第1項に記載の容器の熱変形
    、熱応力緩和機構。
JP56187346A 1981-11-21 1981-11-21 高速増殖炉の炉容器等の容器の熱変形、熱応力緩和機構 Pending JPS5888693A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS594499U (ja) * 1982-07-02 1984-01-12 株式会社日立製作所 勾配型オ−バ−フロ−配管
JPS6199594U (ja) * 1984-12-07 1986-06-25

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