JPS588838B2 - コウソホウニヨルコウセイブツシツノセイゾウホウ - Google Patents
コウソホウニヨルコウセイブツシツノセイゾウホウInfo
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- JPS588838B2 JPS588838B2 JP49024219A JP2421974A JPS588838B2 JP S588838 B2 JPS588838 B2 JP S588838B2 JP 49024219 A JP49024219 A JP 49024219A JP 2421974 A JP2421974 A JP 2421974A JP S588838 B2 JPS588838 B2 JP S588838B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、本発明者らが新たに分離したアゾトバクター
(Azotobacter)属またはチオノバチルス(
Thiobacillus)属に属する細菌体、菌体処
理生成物またはその分離酵素の存在下において、一般式 上式中,Aは式 又は のアミンと 一般式 で示されるアシル化剤と縮合させ 一般式で表わされる
抗生物質の広汎なアシを誘導体を製造する方法に関する
。
(Azotobacter)属またはチオノバチルス(
Thiobacillus)属に属する細菌体、菌体処
理生成物またはその分離酵素の存在下において、一般式 上式中,Aは式 又は のアミンと 一般式 で示されるアシル化剤と縮合させ 一般式で表わされる
抗生物質の広汎なアシを誘導体を製造する方法に関する
。
従来、微生物またはそれらが産生ずる酵素を用い種々な
半合成ペニシリン、半合成セファレキシン等を得る所謂
酵素法が幾つか知られているが、反応に関与する基質に
対応しいつれの場合も使用菌株と分離採取法を異にして
いる。
半合成ペニシリン、半合成セファレキシン等を得る所謂
酵素法が幾つか知られているが、反応に関与する基質に
対応しいつれの場合も使用菌株と分離採取法を異にして
いる。
本発明者らに、酵素合成に由来するアシル誘導体として
の抗生物質を、工業的に容易に製造する方法について検
討を重ねた結果、一種類の反応基質の組み合わせだけで
なく前述のように広範囲の基質に作用する縮合酵素を土
壌細菌中より検索することに成功した。
の抗生物質を、工業的に容易に製造する方法について検
討を重ねた結果、一種類の反応基質の組み合わせだけで
なく前述のように広範囲の基質に作用する縮合酵素を土
壌細菌中より検索することに成功した。
即ち、α位にアミン基を有するアシル化剤ならば一般式
にみられる広範なアミンと縮合して夫々のアシル誘導体
を生成するという工業的に好都合な基質特異性酵素を見
出したことは、驚くべきことで前例がない。
にみられる広範なアミンと縮合して夫々のアシル誘導体
を生成するという工業的に好都合な基質特異性酵素を見
出したことは、驚くべきことで前例がない。
本発明者らが新しく得た土壌細菌No.5686及びN
o.5886が生産する酵素は、β−ラクタマーゼなど
の副作用がなく収率の高いことが特徴である。
o.5886が生産する酵素は、β−ラクタマーゼなど
の副作用がなく収率の高いことが特徴である。
また両菌株とも、ペニシリンGに対して全くアミダーゼ
作用がなく,6−APAとフエニル醋酸の存在下でペニ
シリンGを逆合成することもできないため、別の菌株が
産生するアミダーゼによるペニシリンG分解液(フエニ
ル醋酸を含む)をそのまゝ6−APA基質として採用で
きる工業的利点を有する。
作用がなく,6−APAとフエニル醋酸の存在下でペニ
シリンGを逆合成することもできないため、別の菌株が
産生するアミダーゼによるペニシリンG分解液(フエニ
ル醋酸を含む)をそのまゝ6−APA基質として採用で
きる工業的利点を有する。
このように広範な基質に効率よく適応する新規な分離細
菌による酵素合成法の確立は高く評価されるべきものと
考えられる。
菌による酵素合成法の確立は高く評価されるべきものと
考えられる。
本発明に使用される菌株について、その形態学的および
生理学的性状を略記すれば次の通りである。
生理学的性状を略記すれば次の通りである。
以上のような菌学的性状をもとに、バージ一の細菌同定
書(Bergey’s Manual of Dete
rminat−ive Bacteriology),
スカーマンの細菌同定書(Skcrman’s The
Genera of Bacteria),国際細菌
分類学雑誌(International Journ
al of S−ystematic Bacteri
ology)に照合した結果、本菌株らは次のように分
類学上の属が決定される。
書(Bergey’s Manual of Dete
rminat−ive Bacteriology),
スカーマンの細菌同定書(Skcrman’s The
Genera of Bacteria),国際細菌
分類学雑誌(International Journ
al of S−ystematic Bacteri
ology)に照合した結果、本菌株らは次のように分
類学上の属が決定される。
菌株45686
若い細胞(15〜20時間)ぱ桿状を呈し鞭毛を有する
が、古い細胞(25〜40時間)は卵形状となり鞭毛は
脱落し易く多形性を示す。
が、古い細胞(25〜40時間)は卵形状となり鞭毛は
脱落し易く多形性を示す。
窒素を含有しない基礎培地として燐酸水素ニカリウム0
.05%、硫酸マグネシウム0.03%、塩化ナトリウ
ム0.02%、塩化カルシウム0.01%、硫酸第一鉄
0.001%、モリブデン酸ソーダ10ppm,グルコ
ース2%に生育した。
.05%、硫酸マグネシウム0.03%、塩化ナトリウ
ム0.02%、塩化カルシウム0.01%、硫酸第一鉄
0.001%、モリブデン酸ソーダ10ppm,グルコ
ース2%に生育した。
この無窒素培地にアンモニア態窒素もしくは硝酸態窒素
を添加して培養すると、窒素を添加しない無窒素培地に
比し急速に生育した。
を添加して培養すると、窒素を添加しない無窒素培地に
比し急速に生育した。
これらの結合態窒素を消費してからもエネルギー源さえ
残存すれば、空中窒素固定作用を行って増強することか
らアゾトバクター(Azotobacter)属と同定
。
残存すれば、空中窒素固定作用を行って増強することか
らアゾトバクター(Azotobacter)属と同定
。
工業技術院微生物工業技術研究所に微工研閑寄第166
1号として寄託された。
1号として寄託された。
菌株A5886
チオ硫酸塩を酸化、二酸化炭素を資化できる。
チオ硫酸平板寒天上のコロニーに、析出した硫黄に影響
されて黄色ないし褐色に変化する。
されて黄色ないし褐色に変化する。
液体培地硫酸アンモニウム0.01%,硫酸マグネシウ
ム0.01%、塩化カルシウム0.01%、燐酸カリウ
ム0.8%、塩化第一鉄0.002%、硫酸マンガン0
.002%(pH 6.6)を基本培地とし、エネルギ
ー源としてチオ硫酸などを加えた培地で生育したことか
ら、チオバチルス(Thiobacillus)属と同
定。
ム0.01%、塩化カルシウム0.01%、燐酸カリウ
ム0.8%、塩化第一鉄0.002%、硫酸マンガン0
.002%(pH 6.6)を基本培地とし、エネルギ
ー源としてチオ硫酸などを加えた培地で生育したことか
ら、チオバチルス(Thiobacillus)属と同
定。
工業技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第166
5号として寄託された。
5号として寄託された。
強力なアシル化酵素生産菌として、空気中の窒素利用可
能なアゾトバクター属、硫黄酸化によるエネルギー利用
可能なチオバチルス属など、化学合成的な無機栄養菌群
が偶然こ\に登場したことは興味深い。
能なアゾトバクター属、硫黄酸化によるエネルギー利用
可能なチオバチルス属など、化学合成的な無機栄養菌群
が偶然こ\に登場したことは興味深い。
尚、アゾトバクター属、チオバチルス属に属するアシル
化酵素生産菌であれば、自然株でも変異株でもすべて本
発明方法において使用することができる。
化酵素生産菌であれば、自然株でも変異株でもすべて本
発明方法において使用することができる。
これらの菌株を培養するに当っては夫々の属に適応した
無機成分培地でもよいが、発育を促進するため、ペプト
ン、酵母エキス、コーンスチープリカー、硝酸塩、アン
モニウム塩などの窒素源、グルコースなどの炭素源、お
よび燐酸塩などの無機塩などを適当に含む栄養培地を用
い、25〜30℃、24〜4.8時間にわたり好気的に
行われる。
無機成分培地でもよいが、発育を促進するため、ペプト
ン、酵母エキス、コーンスチープリカー、硝酸塩、アン
モニウム塩などの窒素源、グルコースなどの炭素源、お
よび燐酸塩などの無機塩などを適当に含む栄養培地を用
い、25〜30℃、24〜4.8時間にわたり好気的に
行われる。
本酵素は菌体内酵素であるので、培養後集菌して得た生
菌体そのまゝか又は物理的あるいは化学的方法による菌
体処理生成物など目的とする酵素活性を保持する限り如
何なる形態においても本発明に使用し得る。
菌体そのまゝか又は物理的あるいは化学的方法による菌
体処理生成物など目的とする酵素活性を保持する限り如
何なる形態においても本発明に使用し得る。
酵素反応は通常、一般式で示したアシル基供与体と6−
アミノペニシラン酸または3−セフエム核の3位に置換
基を有する7−アミノセファロスポラン酸を、水または
緩衝液に溶解し、アシル化酵生産菌体または酵素担体を
加えることにより行われる。
アミノペニシラン酸または3−セフエム核の3位に置換
基を有する7−アミノセファロスポラン酸を、水または
緩衝液に溶解し、アシル化酵生産菌体または酵素担体を
加えることにより行われる。
基質濃度としては、6−アミノペニシラン酸45μM/
mlに対しアシル基供与体1.2〜1.5倍モル、3−
セフエム核の3位に置換基を有する7−アミノセファロ
スポラン酸3.5〜93.5μM/mlに対しアシル基
供与体1.2〜10倍モル程度である。
mlに対しアシル基供与体1.2〜1.5倍モル、3−
セフエム核の3位に置換基を有する7−アミノセファロ
スポラン酸3.5〜93.5μM/mlに対しアシル基
供与体1.2〜10倍モル程度である。
機能的アシル基供与体としては夫々のメチルエステル塩
酸塩が賞用される。
酸塩が賞用される。
反応温度は30〜37℃、攪拌しながら0.5〜3時間
攪拌しながら酵素反応を行った。
攪拌しながら酵素反応を行った。
反応液中に生成した抗生物質は、バチルス・ズブチリス
ATCC6633を用いカップ法により算定する。
ATCC6633を用いカップ法により算定する。
確認法としては,バイオオートグラフイーと同時に薄層
クロマトグラフイー(n°プタノール■:醋酸■:水■
)を行い、夫々の相当する標品と比較する。
クロマトグラフイー(n°プタノール■:醋酸■:水■
)を行い、夫々の相当する標品と比較する。
反応液から夫々の目的とする抗生物質を採取するには,
従来、アニオン交換樹脂に通し酸性水で溶出し震縮して
等電点沈澱させたり、強酸性下でメチルイソプチルケト
ン等の非親水溶媒で抽出したりすることが知られている
。
従来、アニオン交換樹脂に通し酸性水で溶出し震縮して
等電点沈澱させたり、強酸性下でメチルイソプチルケト
ン等の非親水溶媒で抽出したりすることが知られている
。
また工業的には水に難溶性の塩を形成させる方法が一般
に採用され、ペニシリン誘導体ではβ−ナフタレンスル
ホン酸、セファロスポリン誘導体ではキノリン類、芳香
族アミン類などの例があるが、構造類似物の分別法とし
ての普遍性は認められない。
に採用され、ペニシリン誘導体ではβ−ナフタレンスル
ホン酸、セファロスポリン誘導体ではキノリン類、芳香
族アミン類などの例があるが、構造類似物の分別法とし
ての普遍性は認められない。
一般式に相当するアンピシリン,セファログリシン、セ
ファレキシンのように、側鎖アシル基にはアミン基、3
位または4位にはカルボキシル基をも有する両性物質で
、且、甚だ安定性の悪いβーラクタム項を有する物質の
場合、目的物のみを収率よく単離精製することは、非常
に困難と考えられている。
ファレキシンのように、側鎖アシル基にはアミン基、3
位または4位にはカルボキシル基をも有する両性物質で
、且、甚だ安定性の悪いβーラクタム項を有する物質の
場合、目的物のみを収率よく単離精製することは、非常
に困難と考えられている。
新規に有用な抗生物質が合成されても、純粋にこれを反
応液から分離する手段が渇望される所以である。
応液から分離する手段が渇望される所以である。
殊に酵素反応液では本来の性質上、基質濃度が薄く、化
学合成法の比ではない。
学合成法の比ではない。
その上、生成物、副生物および未反応物は、いづれもア
ミン基およびカルボキシル基の両方を有する両性物質ま
たはそれに類するものであり、更に安定性の悪いβ−ラ
クタム環を有する物質または光学活性体であるために、
それらの何れをも回収することは至難である。
ミン基およびカルボキシル基の両方を有する両性物質ま
たはそれに類するものであり、更に安定性の悪いβ−ラ
クタム環を有する物質または光学活性体であるために、
それらの何れをも回収することは至難である。
本発明者らは、これらの点に鑑み種々検討の結果、酵素
反応中に存在する目的生成物、未反応物、副生物などを
、非イオン性ポリスチレン重合体とイオン交換樹脂を手
順よく組み合わせることにより、それらの何れをも相互
に収率上く分別回収できる知見を得た。
反応中に存在する目的生成物、未反応物、副生物などを
、非イオン性ポリスチレン重合体とイオン交換樹脂を手
順よく組み合わせることにより、それらの何れをも相互
に収率上く分別回収できる知見を得た。
しかも一般式にみられる構造のものは、6−アミノペニ
シラン酸、セフエム核の如何を問わず基本的に一定の分
離手段が適用できiるという点で、極めて有利な方法で
ある。
シラン酸、セフエム核の如何を問わず基本的に一定の分
離手段が適用できiるという点で、極めて有利な方法で
ある。
但し、セフエム核の3位置換基に比較的大きい分子量の
置換基を有する場合のみ、極く一部の修正が望ましい。
置換基を有する場合のみ、極く一部の修正が望ましい。
実際の採取法は、次のような系統的手順による。
(1)反応液を酸性にし、非イオン型合成吸着樹脂力ラ
ムに通すと、酵素合成された抗生物質のみが吸着される
。
ムに通すと、酵素合成された抗生物質のみが吸着される
。
溶離にぱ含水メタノールを用いる。
(2)通過液を陰イオン交換樹脂カラムに通して、6−
APA又は7−ADCAなどを吸着させる,溶離には酸
または、その塩溶液を用いる。
APA又は7−ADCAなどを吸着させる,溶離には酸
または、その塩溶液を用いる。
(3)その通過液を中和し、改めて非イオン型合成吸着
樹詣に通すとアシル供与体の低級アルキルエステルが吸
着される。
樹詣に通すとアシル供与体の低級アルキルエステルが吸
着される。
溶離にぱ含水メタノールを用いる。
(4)通過液を強酸性イオン交換樹脂力ラムに通して、
アシル供与体の遊離酸を吸着させる。
アシル供与体の遊離酸を吸着させる。
溶離には塩基またはその塩を用いる。
但し、セフエム核の3位置挾基に大きい分子量の置換基
を有する場合には上記の手順の中、(1)では、酵素合
成物と同時に未反応のセフエム核部分が吸着されるので
、先づ含水メタノールにより目的の抗生物質を単離溶出
した後、酸性の含水メタノールでセフエム核部分を溶離
分別する点のみが修正される。
を有する場合には上記の手順の中、(1)では、酵素合
成物と同時に未反応のセフエム核部分が吸着されるので
、先づ含水メタノールにより目的の抗生物質を単離溶出
した後、酸性の含水メタノールでセフエム核部分を溶離
分別する点のみが修正される。
次に実施例を挙げて本発明方法を具体的に説明するが、
これにより使用菌株、酵素反応条件および、結果として
系統的分別がなされるならば吸着樹脂とイオン交換樹脂
の組み合ハせの変更などは限定されるものでなく、本発
明方法の範囲において適宜変更され得るものである。
これにより使用菌株、酵素反応条件および、結果として
系統的分別がなされるならば吸着樹脂とイオン交換樹脂
の組み合ハせの変更などは限定されるものでなく、本発
明方法の範囲において適宜変更され得るものである。
実施例1
グルコース0.5%、ペプトン5.0%,硫酸マグネシ
ウム0.02%、塩化ナトリウム0.02%、燐酸一加
里0.01%、硫酸石灰0.01%を含むシード培地(
pH7.0)にアゾトバクター属菌洗5686の斜面培
養1白金耳を接種し、28℃、24時間の振盪培養をす
る。
ウム0.02%、塩化ナトリウム0.02%、燐酸一加
里0.01%、硫酸石灰0.01%を含むシード培地(
pH7.0)にアゾトバクター属菌洗5686の斜面培
養1白金耳を接種し、28℃、24時間の振盪培養をす
る。
その成育シード8mtを採り,グルコース6.0%、酵
母エキス1.0,チ、燐酸−アンモン0.2%、燐酸二
加里0.1%を含む酵素生産液体培地(pH6.5)2
00mlに移液し,更に48時間の振盪培養を行う。
母エキス1.0,チ、燐酸−アンモン0.2%、燐酸二
加里0.1%を含む酵素生産液体培地(pH6.5)2
00mlに移液し,更に48時間の振盪培養を行う。
培養後の液に遠心分離して菌体を集め,0.0511#
酸緩衝液50mlで洗滌後、6−アミノペニシラン酸と
D(−)フエニルグリシン・メチルエステル塩酸塩を、
夫々9.7mg/mlおよび13.7mg/ml濃度で
含有する0.1M燐酸緩衝液(pH6.0)100蔵に
添加し、37℃、3時間攪拌しながら酵素反応を行った
。
酸緩衝液50mlで洗滌後、6−アミノペニシラン酸と
D(−)フエニルグリシン・メチルエステル塩酸塩を、
夫々9.7mg/mlおよび13.7mg/ml濃度で
含有する0.1M燐酸緩衝液(pH6.0)100蔵に
添加し、37℃、3時間攪拌しながら酵素反応を行った
。
反応濾液中のD(−)Ct−アミノベンジルペニシリン
(アンピシリン)生成量は、バイオオートグラフイーで
同定した上、微生物検定した所9.6mg/mlであっ
た。
(アンピシリン)生成量は、バイオオートグラフイーで
同定した上、微生物検定した所9.6mg/mlであっ
た。
酵素反応中の基質と生成物の経時的変化を検べるため薄
層クロマトグラフィを利用する。
層クロマトグラフィを利用する。
展開溶媒BuOH:AcOH:H20=3:1:1その
ときのRfは、 アンピシリン:0.50 D(−)フエニル D(−)フエニルグリシン:0、46 6−APA:0.37 但し、スポットの発色はニンヒドリンによる。
ときのRfは、 アンピシリン:0.50 D(−)フエニル D(−)フエニルグリシン:0、46 6−APA:0.37 但し、スポットの発色はニンヒドリンによる。
酵素反応終了後の液100mlをpH3.0以下の酸性
、好ましくはpH2.0〜2.5とし遠心分離、上澄液
を非イオン型吸着樹脂ダイヤイオンHP−20の30m
lカラムに通す。
、好ましくはpH2.0〜2.5とし遠心分離、上澄液
を非イオン型吸着樹脂ダイヤイオンHP−20の30m
lカラムに通す。
続いて0.5%食塩液70彪および水40mlで洗滌後
、酸性メタノール(70%MeOH)で溶出する。
、酸性メタノール(70%MeOH)で溶出する。
活性出液量20ml。
(41.7mg/ml、推定収率86.8%)この活性
溶出液を約pH4.0とし濃縮後に析出する針状結晶を
戸取し、アンピシリンー水塩を得た。
溶出液を約pH4.0とし濃縮後に析出する針状結晶を
戸取し、アンピシリンー水塩を得た。
(848mg、力価911mcg/mg、純度95%、
収率83.9%) HPからの通過液をpH6.0に修正後に陰イオン交換
樹脂SA−10AS(醋酸型)40mlに通過させ、水
洗後(0.1N塩酸:0.2N塩化アンモン=1:1)
で溶出する。
収率83.9%) HPからの通過液をpH6.0に修正後に陰イオン交換
樹脂SA−10AS(醋酸型)40mlに通過させ、水
洗後(0.1N塩酸:0.2N塩化アンモン=1:1)
で溶出する。
溶出液はpH4.2に修正後濃縮。
(6−APA273mg、収率71.9%)SA−10
ASの通過液をpH6.0〜7.0に修正し、HP−2
0に再度吸着させ50%メタノールで溶出する。
ASの通過液をpH6.0〜7.0に修正し、HP−2
0に再度吸着させ50%メタノールで溶出する。
この溶出液を濃縮してD(−)フエルグリシンメチルエ
ステル380mgを得た。
ステル380mgを得た。
HP−20の通過液を陽イオン交換樹脂PR−120(
遊離型)の40mlカラムに吸着させ、水洗後2Nアン
モニアで溶離した液を濃縮して、D(−)フエニルグリ
シン433mgを得た。
遊離型)の40mlカラムに吸着させ、水洗後2Nアン
モニアで溶離した液を濃縮して、D(−)フエニルグリ
シン433mgを得た。
実施例2
実施例1と全く同様に培養して得られたアゾトバクター
属菌No.5686の洗滌菌体を、6−アミノペニシラ
ン酸とD(一)バラヒドロキシ・フエニルグリシン・メ
チルエステル塩酸塩の各々9.7mg/mlおよび14
.6mg/ml濃度で含有する0.1M燐酸緩衝液(p
H6.0)200mlに添加し、37℃で2〜3時間攪
拌しながら酵素反応を行った。
属菌No.5686の洗滌菌体を、6−アミノペニシラ
ン酸とD(一)バラヒドロキシ・フエニルグリシン・メ
チルエステル塩酸塩の各々9.7mg/mlおよび14
.6mg/ml濃度で含有する0.1M燐酸緩衝液(p
H6.0)200mlに添加し、37℃で2〜3時間攪
拌しながら酵素反応を行った。
この反応P液中のD(−)α−アミノバラヒドロキシO
ベンジルペニシリン(アモキシシリン)の生成量は、バ
イオオートグラフィーで同定し、微生物検定した所4.
8mg/mlであった。
ベンジルペニシリン(アモキシシリン)の生成量は、バ
イオオートグラフィーで同定し、微生物検定した所4.
8mg/mlであった。
酵素反応中の基質と生成物の経時的変化を検べるため薄
層クロマトグラフィを利用する。
層クロマトグラフィを利用する。
展開溶媒BuOH:AcOH:H2O=3:1:1その
ときのRfは、 アモキシシリン :0.476−APA
:0.37但し、スポットの発色
はニンヒドリンによる。
ときのRfは、 アモキシシリン :0.476−APA
:0.37但し、スポットの発色
はニンヒドリンによる。
目的物を採取するには、先づ酵素反応終了後の液200
mlをpH 2.0〜2.5とし遠心分離、上澄液を非
イオン型吸着樹脂アンバーライトXAD−2の30dカ
ラムに通す。
mlをpH 2.0〜2.5とし遠心分離、上澄液を非
イオン型吸着樹脂アンバーライトXAD−2の30dカ
ラムに通す。
続いて0.5係食塩水70mlおよび水40mlで洗滌
後、酸性メタノール(70%MeOH−0.06NOH
el)で溶出する。
後、酸性メタノール(70%MeOH−0.06NOH
el)で溶出する。
活性溶出液量25ml。(33.7mg/ml、推定収
率88%)この活性溶出液を約pH 4.0とし、濃縮
後に析出する結晶を戸取し、アモキシシリンを得た。
率88%)この活性溶出液を約pH 4.0とし、濃縮
後に析出する結晶を戸取し、アモキシシリンを得た。
(777.6mg、収率81%)XAD−2からの通過
液をpH 6.0に修正後に陰イオン交換樹脂アンバー
ライトIRA−400(醋酸型)の40mlカラムに通
過させ、水洗後(0.1N塩酸:0.2N塩化アンモン
=1:1)で溶出する。
液をpH 6.0に修正後に陰イオン交換樹脂アンバー
ライトIRA−400(醋酸型)の40mlカラムに通
過させ、水洗後(0.1N塩酸:0.2N塩化アンモン
=1:1)で溶出する。
溶出液UpH4.2に修正後濃縮。(6−APA934
.3mg,収率68.2%)IRA−400の通過液を
pH 6.0〜7.0に修正し、XAD−2に再度吸着
させ50%メタノールで溶出する。
.3mg,収率68.2%)IRA−400の通過液を
pH 6.0〜7.0に修正し、XAD−2に再度吸着
させ50%メタノールで溶出する。
この溶出液を濃縮してD(−)バラヒドロキシフエニル
グリシンメチルエステル820〜を得た。
グリシンメチルエステル820〜を得た。
XAD−2の通過液をIR−120(遊離型)の40m
lカラムに吸着させ、水洗後2Nアンモニアで溶離した
液を濃縮して、D(−)パラヒドロキシフエニルグリシ
ン884mgを得た。
lカラムに吸着させ、水洗後2Nアンモニアで溶離した
液を濃縮して、D(−)パラヒドロキシフエニルグリシ
ン884mgを得た。
実施例 3
実施例1と同様に培養して得られたアゾトバクター属菌
No.5686の洗滌菌体を、7−アミノ−3−(1,
2,3−トリアゾール−4−イルチオメチル)−3−セ
フエム−4−カルボン酸とD(−)パラヒドロキシフエ
ニルグリシンメチルエステル塩酸塩の各々5.5mg/
mlおよび15.2mg/ml濃度で含有する0.1M
燐酸緩衝液(pH6.0)200mlに添加し、37℃
,1時間攪拌しながら酵素反応を行った。
No.5686の洗滌菌体を、7−アミノ−3−(1,
2,3−トリアゾール−4−イルチオメチル)−3−セ
フエム−4−カルボン酸とD(−)パラヒドロキシフエ
ニルグリシンメチルエステル塩酸塩の各々5.5mg/
mlおよび15.2mg/ml濃度で含有する0.1M
燐酸緩衝液(pH6.0)200mlに添加し、37℃
,1時間攪拌しながら酵素反応を行った。
この反応沖液中の7−(α−アミノ−p−ヒドロキシフ
エニルアセトアミド)−3−(1,2,3−トリアゾー
ルー4−イルチオメチル)−3−セフエム−4−カルボ
ン酸生成量は、バイオオートグラフイーで同定し、微生
物検定したところ8.08mg/mlであった。
エニルアセトアミド)−3−(1,2,3−トリアゾー
ルー4−イルチオメチル)−3−セフエム−4−カルボ
ン酸生成量は、バイオオートグラフイーで同定し、微生
物検定したところ8.08mg/mlであった。
酵素反応中の基質と生成物の経時的変化を検べるために
は薄層クロマトグラフイを利用する。
は薄層クロマトグラフイを利用する。
展開溶媒BuOH:AcOH:H20=3:1:そのと
きのRfは、 目的とするセファロスポリン 誘導体 :0.417−アミノ
ー3−セフエムー 3位誘導体 :0.33但し、スポ
ットの発色はニンヒドリンによる。
きのRfは、 目的とするセファロスポリン 誘導体 :0.417−アミノ
ー3−セフエムー 3位誘導体 :0.33但し、スポ
ットの発色はニンヒドリンによる。
酵素反応終了後の液200mlをpH1.8に修正し遠
心分離した上澄液をHP−20の50mlカラムに通す
。
心分離した上澄液をHP−20の50mlカラムに通す
。
水150mで洗滌後、50%メタノールで溶出する。
活性溶出液量50ml。(16.07mg/ml、推定
収率88.3%)この活性溶出液をpH4.3とし濃縮
して得られる結晶を濾取し,目的とする抗生物質を得た
。
収率88.3%)この活性溶出液をpH4.3とし濃縮
して得られる結晶を濾取し,目的とする抗生物質を得た
。
(700mg、収率78.1%)
このHp力ラムには、未反応の7−アミノー3−(1,
2,3−トリアゾール−4−イルチオメチル)−3−セ
フエム−4−カルボン酸が吸着されたまゝになっている
ので、0.2N・Hc1−50%MeOHで溶出させる
。
2,3−トリアゾール−4−イルチオメチル)−3−セ
フエム−4−カルボン酸が吸着されたまゝになっている
ので、0.2N・Hc1−50%MeOHで溶出させる
。
溶出赦をpH4.5に修正して濃縮。
(377mg、収率78.3%)Hpに対する最初の通
過液を中和してpH6.5とし、改めてHp−20の8
0mlカラムに通す。
過液を中和してpH6.5とし、改めてHp−20の8
0mlカラムに通す。
水洗後50%メタノールで溶出し濃縮してD(−)パラ
ヒドロキシフエニルグリシンメチルエステル1.556
mgを得た。
ヒドロキシフエニルグリシンメチルエステル1.556
mgを得た。
とのHP−20の通過液をIR−120の80dカラム
に通液させ、水洗後2Nアンモニアで溶離した液を濃縮
して、D(−)パラヒドロキシフェニルグリシン904
mgを得た。
に通液させ、水洗後2Nアンモニアで溶離した液を濃縮
して、D(−)パラヒドロキシフェニルグリシン904
mgを得た。
実施例 4
実施例1と同様に培養して得られたアゾトバクター属菌
No.5686の洗滌菌体を、7−ACAとD(−)フ
エニルグリシンメチルエステル塩酸塩の各々24.9m
g/mlおよび27.3mg/ml濃度で含有する0.
1M燐酸緩衝液(pH6.0)100mlに添加し、3
7℃で1時間攪拌しながら酵素反応を行った。
No.5686の洗滌菌体を、7−ACAとD(−)フ
エニルグリシンメチルエステル塩酸塩の各々24.9m
g/mlおよび27.3mg/ml濃度で含有する0.
1M燐酸緩衝液(pH6.0)100mlに添加し、3
7℃で1時間攪拌しながら酵素反応を行った。
この反応液中の7(D−α−アミノーフエニルアセトア
ミド)−セファロスポラン酸(セファログリシン)生成
量は、バイオオートグラフィーで同定し、微生物検定し
たところ29.5mgに達した酵素反応中の基質と生成
物の経時的変化を検ぺるため薄層クロマトグラフィを行
う。
ミド)−セファロスポラン酸(セファログリシン)生成
量は、バイオオートグラフィーで同定し、微生物検定し
たところ29.5mgに達した酵素反応中の基質と生成
物の経時的変化を検ぺるため薄層クロマトグラフィを行
う。
展開溶媒BuOH:AcOH:H20=3:1:1セフ
ァログリシン Rf:0.33 7−ACA Rf:0.24 但し、スポットの検出はニンヒドリンによる。
ァログリシン Rf:0.33 7−ACA Rf:0.24 但し、スポットの検出はニンヒドリンによる。
酵素反応終了後の液100mlをpH1.8に修正して
遠心分離した上澄液をXAD−2の100mlカムラに
通す。
遠心分離した上澄液をXAD−2の100mlカムラに
通す。
水300Hで洗滌後、50%メタノールで溶出する。
活性溶出液量100m。(24.42mg/ml、推定
収率86,2%)この活性溶出液をpH4.3とし濃縮
して得られる結晶を戸取し、セファログリシンを得た。
収率86,2%)この活性溶出液をpH4.3とし濃縮
して得られる結晶を戸取し、セファログリシンを得た。
(2,301g、収率78%)
XAD−2からの通過液をpH6.0に修正後に陰イオ
ン交換樹脂アンバーライトIRA−400(醋酸型)5
0Hに通過させ、水洗後(0.1N塩酸:0.2N塩化
アンモン=1:1)で溶離する。
ン交換樹脂アンバーライトIRA−400(醋酸型)5
0Hに通過させ、水洗後(0.1N塩酸:0.2N塩化
アンモン=1:1)で溶離する。
溶離液をpH3.7に修正後濃縮。
(7−ACA313.7mg、収率63%)
IRA−400の通過液をpH6.0に修正し、XAD
−2に再度吸着させ50%メタノールで溶出する。
−2に再度吸着させ50%メタノールで溶出する。
この溶出液を濃縮してD(−)フエニルグリシンメチル
エステル425mgを得た。
エステル425mgを得た。
XAD−2の通過液をIR−120の50mlカラムに
通液させ,水洗後2Nアンモニアで溶離しだ液を濃縮し
て、D(−)フエニルグリシン271mgを得た。
通液させ,水洗後2Nアンモニアで溶離しだ液を濃縮し
て、D(−)フエニルグリシン271mgを得た。
実施例 7
グルコース2%、コンスチープリカ−5%、の組成の培
養液(pH6.8)1lにチオバチルス属菌No.58
86を接種し29℃48時間振盪培養を行う。
養液(pH6.8)1lにチオバチルス属菌No.58
86を接種し29℃48時間振盪培養を行う。
培養後の液は遠心分離して菌体を集め、0.05M燐酸
緩衝液50mlで洗滌後、6−アミノベニシラン酸とD
(−)フェニルグリシンメチルエステル塩酸塩を夫々9
.7mg/mlおよび13.7mg/ml濃度で含有す
る0.1M燐酸緩衝液(pH6.0)100mlに添加
し、37℃3時間攪拌しながら酵素反応を行った。
緩衝液50mlで洗滌後、6−アミノベニシラン酸とD
(−)フェニルグリシンメチルエステル塩酸塩を夫々9
.7mg/mlおよび13.7mg/ml濃度で含有す
る0.1M燐酸緩衝液(pH6.0)100mlに添加
し、37℃3時間攪拌しながら酵素反応を行った。
反応濾液中のアンピシリン生成量に、バイオオートグラ
フイーで同定した上,微生物検定したところ10.6m
g/mlであった。
フイーで同定した上,微生物検定したところ10.6m
g/mlであった。
実施例 8
実施例7と同様に培養して得られたチオバチルス属菌N
o.5886の洗滌菌体を、6−アミノペニシラン酸と
D(−)パラヒドロキシフェニルグリシンメチルエステ
ル塩酸塩の各々9.7mg/mlおよび14.6mg/
ml濃度で含有する0.1M燐酸緩衝液(pH6)30
0mlに添加し、37℃で3時間攪拌しながら酵素反応
を行った。
o.5886の洗滌菌体を、6−アミノペニシラン酸と
D(−)パラヒドロキシフェニルグリシンメチルエステ
ル塩酸塩の各々9.7mg/mlおよび14.6mg/
ml濃度で含有する0.1M燐酸緩衝液(pH6)30
0mlに添加し、37℃で3時間攪拌しながら酵素反応
を行った。
この反応戸液中のアモキシシリンの生産量は、バイオオ
ートグラフイーで同定し,微生物検定したところ5.2
mg/mlであった。
ートグラフイーで同定し,微生物検定したところ5.2
mg/mlであった。
実施例 9
実施例7と同様に培養して得られたチクバチルス属菌N
o.5886の洗滌菌体を、7−アミノ−3−(1,2
.3−トリアゾール−4−イルチオメチル−3−セフエ
ム−4−カルボン酸とD(−)パラヒドロキシフエニル
グリシンメチルエステル塩酸塩の各々5.5mg/ml
および15.2mg/ml禮度で含有する0.1M燐酸
緩衝液(pH6.0)200mlに添加し、37℃で1
時間攪拌しながら酵素反応を行なった。
o.5886の洗滌菌体を、7−アミノ−3−(1,2
.3−トリアゾール−4−イルチオメチル−3−セフエ
ム−4−カルボン酸とD(−)パラヒドロキシフエニル
グリシンメチルエステル塩酸塩の各々5.5mg/ml
および15.2mg/ml禮度で含有する0.1M燐酸
緩衝液(pH6.0)200mlに添加し、37℃で1
時間攪拌しながら酵素反応を行なった。
この反応F液中のセファは、パイオオートグラフイーで
同定し微生物検定したところ9.3mg/mlであった
。
同定し微生物検定したところ9.3mg/mlであった
。
実施例 10
実施例7と同様に培養して得られたチオバチルス属菌N
o.5886の洗滌菌体を,7−ACAとD(−)フエ
ニルグリシンメチルエステル塩酸塩の各各24.9mg
/mlおよび27.3mg/ml濃度で含有する0.1
M燐酸緩衝液(pH6.0)100mlに添加し、37
℃で1時間攪拌しながら酵素反応を行った。
o.5886の洗滌菌体を,7−ACAとD(−)フエ
ニルグリシンメチルエステル塩酸塩の各各24.9mg
/mlおよび27.3mg/ml濃度で含有する0.1
M燐酸緩衝液(pH6.0)100mlに添加し、37
℃で1時間攪拌しながら酵素反応を行った。
この反応液中のセファログリシン生成量は,バイオオー
トグラフイーで同定し、微生物検定したところ26.8
mg/mlであった。
トグラフイーで同定し、微生物検定したところ26.8
mg/mlであった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中、Aは 又は (式中R は−CH2OCOCH,または を 示す)を示す〕のアミンと、一般式 (式中、R′は または を示 し、R″は低級アルキル基を示す)のアシル基供与体と
を、アゾトバクター属またはチオバチルス属に属する細
菌の生産酵素の存在下でカップリング反応させることを
特徴とする一般式 (式中、AおよびR′は前記と同義)で表わされる抗生
物質の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49024219A JPS588838B2 (ja) | 1974-03-04 | 1974-03-04 | コウソホウニヨルコウセイブツシツノセイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49024219A JPS588838B2 (ja) | 1974-03-04 | 1974-03-04 | コウソホウニヨルコウセイブツシツノセイゾウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50117990A JPS50117990A (ja) | 1975-09-16 |
JPS588838B2 true JPS588838B2 (ja) | 1983-02-17 |
Family
ID=12132162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49024219A Expired JPS588838B2 (ja) | 1974-03-04 | 1974-03-04 | コウソホウニヨルコウセイブツシツノセイゾウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588838B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5437238A (en) * | 1977-08-31 | 1979-03-19 | Toyota Motor Co Ltd | Circuit breaker |
-
1974
- 1974-03-04 JP JP49024219A patent/JPS588838B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5437238A (en) * | 1977-08-31 | 1979-03-19 | Toyota Motor Co Ltd | Circuit breaker |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50117990A (ja) | 1975-09-16 |
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