JPS58879A - 食品等の真空保存装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、米飯、弁当、仕出し食品等を保存するための
真空保存装置に胸する。

たとえば駅弁や学校給食等を調理する場合において、予
め夜のうちに１理しておき、その調理した駅弁等を一時
的に保管し、翌日出荷し、または再調理をおζなうこと
があるが、かかる駅弁等を一時的に保管する手段として
冷蔵庫がある。ところが仁の冷蔵庫であると、冷凍サイ
クルを必要とすることから、設備投資額が大きくなシ、
また煮焚きしてできた調Ｍｉ−′を一時的に保存する場
合、暖かいものをいきな゛り冷蔵庫内に入れることＦｉ
まれであり、通常は、冷えきった状態で冷蔵庫内に入れ
保存している。し九がって暖かい亀のが冷える過程にお
いて、ａｌｉｉがはびこり、仮にそれを冷蔵庫内に入れ
ても殺菌作用がないので、菌がはびこった状態のままそ
の調理物を冷蔵庫から取り出し、出荷したり、再調理す
るととＫなる。したがって冷蔵庫から取り出した調理物
は長持ちせず、腐敗しやすいものである。

そこで本発明はかかる問題点を解消した食品吟の真空保
存装置を提供するものである。

以下本発明の一実施例を図に基づいて説明する。

（１）は基台（２）上に配設された食品等の収納タンク
、（３）は該タンク（１）の開口部にヒンジ部（４）を
介して配設され九開閉ドア、（５）はタンク（１）内の
下部に配設された受棚であって、この受棚（５）上に保
存すべき食品等を載置するものである。（６）はタンク
（１）内の上記受５（５）よシ下に配設された水受皿、
（７）はタン（２）上に配設された水封式真空ポンプ（
８）ρ吸引口に接続された第１パイプ（９）と、一端が
該第１パイプ（９）Ｋ接続されると共に他端がタンク（
１）の上部に接続された第２パイプ叫と、上記第１パイ
プ（９）の遊端に接続され喪エジェクタＱυと、一端が
該エジェクタαＭに接続されると共に他端が第２パイプ
ＱＯの途中に接続された第３パイプ（２）と、第２パイ
プＱＯの！３パイプ接続部より下流側に介在された第１
真空パルプ−と、第３パイプ（ロ）のエジェクタ近傍に
介在された第２真空パルプａ４と、エジェクタａυの遊
端に配設された電磁弁（ト）と、＠２パイプθ０の第３
パイプ接続部より上流側に介在された一対の真空スイッ
＋Ｏ＊ａ″ｈとからなる。上記一方の真空スイッチ鱒が
オン状急になると、該スイッチに）の出力信号に基づい
てｇＩ１１１真空パルプ斡が閉鎖され、第２真空パルプ
α◆と電磁弁（ト）とが開放されるものである。また他
方の真空スイッチ（ロ）がオン状急になると、上記＠２
真空パルプＯ→と電磁弁（至）とが閉鎖されるものであ
る。（至）は水封式真空ポンプ（８）の冷却水を注入す
るためのパルプ（２）付き注入口、（７）は冷却済水を
排出するための排出口、（ロ）は連通パイプ翰を介して
タンク（１）内に連通ずるドライブ−であって、ドライ
アイスを収納するものである。

＠は上記連通パイプ（財）に介在させられた開閉パルプ
、ｇ４汀タンク（１）の外周面に配設されたＳ（イ）上
に配置された自動操作盤、（ホ）は手動の真空はかり弁
、翰は真空計、（ハ）は照明饅、＠はドア（３）をタン
ク（１）に固定するハンドル付きねじ棒、ＯＩは祝意、
Ｃ１１１は把手である。

上記構成の作用を説明する。煮焚きした食品等を保存す
る場合には、まずハンドル付きねじ棒四を回わしてゆる
め、次に把手＠Ｄをつかんでドア（３）を矢印囚方向へ
開動させ、タンク（１）の開口部を開放する。次に水受
皿（６）内に水を入れ、受棚（５）上に煮焚きした食品
等を冷える前に入れる。次にドア（３）を矢印（６）方
向へ回動させ、ハンドル付きねじ棒翰をねじ込んでタン
ク（１）を密閉する。ま九ドライサーＱ］）内にドライ
アイスを入れる。次に自動操作盤（財）の準備ボタンを
押す。すると第１真空バルブ（至）が開放され、第２真
空パルプＱ４、開閉パルプ翰および電磁弁（ト）が閉鎖
される。次に連゛転ボタンを押すと、水封式真空ポンプ
（８）が作動し、タンク（１）内め空気が第２パイプα
１および第１パイプ（９）を介して排出される。タンク
（１）内の真空度が５０Ｔｏｒｒになると、真空スイッ
チ叫がオン状急となり、第１パルプ（至）が閉鎖され、
第２真空バルブＱ４および電磁弁（至）が開放される。

するとタンク（１）内の空気が第３パイプ（ロ）、エジ
ェクタＯυおよび第１パイプ（９）を介して排出される
。タンク（１）内の真空度が・７〜１０Ｔｏ　ｒ　ｒに
なると、真空スイッチＱηがオン状急となり、＠２真空
゛パルグＱ４および電磁弁（２）が閉Ｉｉｉされ、タン
ク（１）内は真空状態のまま保持される。一方、タンク
（１）内が真空状ｍになると、水受皿（６）内の水の沸
点が下がり、その水が洲騰［２て蒸発し、その蒸発の潜
熱によってタンク（１）内が冷却され、受棚（５）上の
暖かい食品等が冷凍される。また上記第２真空パルプα
◆および電磁弁（ト）が閉鎖されると同時に、または少
し遅れて開閉パルプ（イ）が開放され、ドライブ−（２
）内のドライアイスから発生する炭酸ガスがタンク（１
）内に入る。したがってタンク（１）内の食品等は炭酸
ガスにおおわれ、菌の繁殖を許さず、無菌状態を維持す
る。ところでタンク（１）内の食品等を冷凍すると、そ
の水分がうばわれ、乾燥す゛るが、縦酸ガスの流入によ
ってタンク（１ン内の圧力が幾分上昇し、炭酸ガスの飽
和によってタンク（１）内の“圧力が安定するので、こ
の時点において上記食品等の異常な乾燥が阻止される。

縦酸ガスのタンク（１）への流入量はタンク（１）内の
食品等の菫に応じて決めればよく、真空計翰によってタ
ンク（１）内の真空度をチェックし、タンク（１）内の
真空度が所定値にたつすると、開閉パルプ脅を閉鎖する
。

なお゛タイマーを用いて開閉パルプ翰を所定時間だけ開
放するようにしてもよい。

以上の操作によりタンク（，１）内の食品等は無菌状態
で冷凍保存される。次にタンク（１）内から食品等を取
り出す場合には、まずハンドル付きねじ棒四をゆるめる
。これによってタンク（１）内に外気が流入して真空状
態が解消される。次にドア（３）を矢印（Ａ）　方向へ
回動させ、タンク（１）内から食品等を取り出せばよい
。

上記夾に例で汀、不活性ガスとして炭酸ガスを用いたが
、これ以外のたとえば食品衛生上無害な−ｊ　ヘての不
活性ガスを用いてもよいのはいうまでもない。またエジ
ェクタ０１）を一つだけ用いた場合を例に上げたが、高
度の真空状急に急速にしたい場合には、エジェクタＱ刀
を多段にすればよい。さらに真空ポンプ（８）を水、封
弐にしたのけ、水封用として冷却水を用いて循環させ、
冷却によってポンプ（８）の真空効果を助長するためで
ある。

以上述べたごとく本発明の食品等の真空保存装置によれ
ば、タンク内を真空状急にする真空Ｖｉ、ｉ１を設けで
あるから、該真空装置によりタンク内を真空にすると、
水受皿内の水が１！＃騰して蒸発し、その蒸発の潜熱に
よってタンク内が冷却され、タンク内の食品等が冷凍さ
れるものである。したがって冷蔵庫に用いられている高
価な冷凍サイクルをまったく必要としないものである。

またタンク内に連通部を介して連通ずる不活性ガス収納
部と、Ｅ記連通部に介在させられた開閉パルプとを有す
るから、タンク内が真空状急になったところで上記開閉
パルプを開放す？ｌ［、不活性ガスがタンク内に入り、
タンク内の食品等は不活性ガスにおおわれ、菌の繁殖を
許さず、無菌状匙を維持し、乾燥、変色が生じず、しか
も日持ちがよく、食中毒の生ずるおそれがないものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示し、第１図は平面図、第２図
は正面図、＠３図は側面図である。 （１）・・・収納タンク、（３）・・・開閉ドア、（６
）・・・水受皿、（７）・・・真空装置、シυ・・−ド
ライブ−（不活性ガス収納部）、（２）・・一連通バイ
ブ（連通部）、翰・・・開閉パルプ 代理人　　　森　　本　　義　　弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、食品幡の収納タンクと、該タンクの開口部に配設さ
   れた開閉ドアと、タンク内の下部に配設され九本受皿と
   、タンク内を真空状ＩＩＫする真空装置と、タンク内に
   連通部を介して連通ずる不活性ガス収納部と、上記連通
   部に介在させられ九開閉パルプとを有することを特徴と
   する食品等の真空保存装置。