JPS588755B2 - 原子炉 - Google Patents
原子炉Info
- Publication number
- JPS588755B2 JPS588755B2 JP53119189A JP11918978A JPS588755B2 JP S588755 B2 JPS588755 B2 JP S588755B2 JP 53119189 A JP53119189 A JP 53119189A JP 11918978 A JP11918978 A JP 11918978A JP S588755 B2 JPS588755 B2 JP S588755B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- core
- reactor
- coolant
- nuclear reactor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は原子炉に係り、特に配管破断等により一次冷却
材流量が減少した場合、自動的に原子炉を停止する技術
に関する。
材流量が減少した場合、自動的に原子炉を停止する技術
に関する。
従来の高速増殖炉は炉心燃料集合体および制御棒を炉容
器中央部に規則正しく配列し、その周囲にブランケット
燃料集合体、中性子遮蔽体を配し、炉容器には冷却材を
満たして構成する。
器中央部に規則正しく配列し、その周囲にブランケット
燃料集合体、中性子遮蔽体を配し、炉容器には冷却材を
満たして構成する。
この様な従来の原子炉における炉心燃料集合体の代表的
な断面は第1図に示すように、核燃料物質を装荷された
燃料要素11を数本束ねて、冷却材チャンネルを形成す
るラッパ管10の中に核燃料物質の位置が等位置になる
様固定されている。
な断面は第1図に示すように、核燃料物質を装荷された
燃料要素11を数本束ねて、冷却材チャンネルを形成す
るラッパ管10の中に核燃料物質の位置が等位置になる
様固定されている。
炉心はこれらの炉心燃料集合体を複数本同レベルになる
様に炉容器の中に配して臨界になる様構成されている。
様に炉容器の中に配して臨界になる様構成されている。
上記の原子炉は、中性子吸収材を含む制御棒を炉心に挿
入・引抜くことにより原子炉の出力を制御し、かつ異常
時の炉停止あるいは、計画的な炉停止を行っている。
入・引抜くことにより原子炉の出力を制御し、かつ異常
時の炉停止あるいは、計画的な炉停止を行っている。
原子炉の異常時の炉停止は、原子炉の異常信号を外部に
取り出し、その信号により制御棒の挿入命令信号を発し
、制御棒を挿入せしめている。
取り出し、その信号により制御棒の挿入命令信号を発し
、制御棒を挿入せしめている。
又これらの炉停止装置は、安全上の要求により多重に設
けている。
けている。
本発明は、原子炉の異常信号を外部に取り出し、その信
号により、炉停止の命令信号を発する過程を踏ずに、原
子炉の異常事態が直に、炉停止の引き金となる原子炉を
得ることを目的としている。
号により、炉停止の命令信号を発する過程を踏ずに、原
子炉の異常事態が直に、炉停止の引き金となる原子炉を
得ることを目的としている。
以下図面を参照して、本発明の一実施例を説明する。
本発明の原子炉は炉心燃料集合体および制御棒を炉容器
中央部に規則正しく配列し、その周囲にブランケット燃
料集合体、中性子遮蔽体を配置し、炉容器内には冷却材
を満たして構成する。
中央部に規則正しく配列し、その周囲にブランケット燃
料集合体、中性子遮蔽体を配置し、炉容器内には冷却材
を満たして構成する。
炉心燃料集合体は第2図、第3図に示すように、燃料要
素21を複数本束ねて成る燃料束22をラッパ管10の
中に装荷して構成する。
素21を複数本束ねて成る燃料束22をラッパ管10の
中に装荷して構成する。
燃料要素21は第4図に示すように被覆管24、端栓2
3で密封された燃料スタック25が上下に分割され、そ
の間は有孔円管スペーサ26により中間プレナム27を
形成し、さらに燃料スタック25は多孔質プラグ29に
より位置決めされ、下部に下部プレナム28を形成して
いる。
3で密封された燃料スタック25が上下に分割され、そ
の間は有孔円管スペーサ26により中間プレナム27を
形成し、さらに燃料スタック25は多孔質プラグ29に
より位置決めされ、下部に下部プレナム28を形成して
いる。
炉心燃料集合体には燃料束22がラッパ管の中を軸方向
に移動可能なように装荷された炉心燃料集合体(可動燃
料束炉心燃料集合体と称する。
に移動可能なように装荷された炉心燃料集合体(可動燃
料束炉心燃料集合体と称する。
)と、燃料束22が第2図に示す炉心領域Hの位置にラ
ッパ管10の中で固定されている炉心燃料集合体(固定
燃料束炉心燃料集合体と称する)の二種類がある。
ッパ管10の中で固定されている炉心燃料集合体(固定
燃料束炉心燃料集合体と称する)の二種類がある。
炉心を占める可動燃料束炉心燃料集合体と固定燃料束炉
心燃料集合体の割合は可動燃料束炉心燃料集合体の燃料
束22が第2図に示すように炉心領域Hに在るとき臨界
で、第3図に示すように炉心領域Hの外に在るとき未臨
界になるように決定する。
心燃料集合体の割合は可動燃料束炉心燃料集合体の燃料
束22が第2図に示すように炉心領域Hに在るとき臨界
で、第3図に示すように炉心領域Hの外に在るとき未臨
界になるように決定する。
上述の本発明の原子炉では、炉停止時は冷却材流量は定
格流量の30%以下であるため、可動燃料束炉心燃料集
合体の燃料束22は自重により第3図に示すようにラッ
パ管10内下限に位置し、原子炉は未臨界になっている
。
格流量の30%以下であるため、可動燃料束炉心燃料集
合体の燃料束22は自重により第3図に示すようにラッ
パ管10内下限に位置し、原子炉は未臨界になっている
。
この状態から運転開始は冷却材を定格流量にすると冷却
材圧力により可動燃料束炉心燃料集合体の燃料束22は
浮上して、第2図に示すようにラッパ管10内の上限に
位置し、炉心領域H内に在ることになる。
材圧力により可動燃料束炉心燃料集合体の燃料束22は
浮上して、第2図に示すようにラッパ管10内の上限に
位置し、炉心領域H内に在ることになる。
この状態ではまだ制御棒が炉心に装荷されており未臨界
になっている。
になっている。
その後、制御棒を引き抜くことにより原子炉が起動する
。
。
通常運転の制御は上記制御棒の駆動により行う。
尚、この状態での臨界は、炉心領域に、第4図に示す中
間プレナム27を有しているためこの体積分のボイドを
有した形で成っている。
間プレナム27を有しているためこの体積分のボイドを
有した形で成っている。
この様な原子炉で配管破断等により冷却材流量が減少し
た場合は、除熱能力が減じ冷却材が加熱し沸騰し、ボイ
ドが生じる。
た場合は、除熱能力が減じ冷却材が加熱し沸騰し、ボイ
ドが生じる。
以上の事故過程において、本発明による原子炉は、冷却
材流量がある流量以下になると、可動燃料束炉心燃料集
合体の燃料束22が落下をはじめ、未臨界状態になるこ
とと、炉心領域に配された可動燃料束炉心燃料集合体の
中間プレナム27も、炉心領域より外れ沸騰により生じ
たボイドを含めて、炉心領域のボイドの実効的な増加は
ないため、ボイド反応度は投入されず安全に原子炉が停
止できる。
材流量がある流量以下になると、可動燃料束炉心燃料集
合体の燃料束22が落下をはじめ、未臨界状態になるこ
とと、炉心領域に配された可動燃料束炉心燃料集合体の
中間プレナム27も、炉心領域より外れ沸騰により生じ
たボイドを含めて、炉心領域のボイドの実効的な増加は
ないため、ボイド反応度は投入されず安全に原子炉が停
止できる。
以上の説明の様な炉心燃料集合体を用いることにより、
直接原子炉の冷却材減少事故が炉停止の引き金となるた
め信頼性が高くかつ、従来の炉停止機構と並用すること
により炉停止機構にさらに多重性をもたせ炉停止の信頼
性を向上させることができる。
直接原子炉の冷却材減少事故が炉停止の引き金となるた
め信頼性が高くかつ、従来の炉停止機構と並用すること
により炉停止機構にさらに多重性をもたせ炉停止の信頼
性を向上させることができる。
第1図は従来の原子炉に用いられている炉心燃料集合体
を示す縦断面図、第2図、第3図は本発明の原子炉に用
いる炉心燃料集合体の一実施例を示す縦断面図、第4図
は本発明の原子炉に用いる燃料要素を示す縦断面図であ
る。 10……ラッパ管、11……燃料要素、21……燃料要
素、22……燃料束、23……端栓、24……被覆管、
25……燃料スタック、26……有孔円管スペーサ、2
7……中間プレナム、28……下部プレナム、29……
多孔質プラグ、30……スプリング。
を示す縦断面図、第2図、第3図は本発明の原子炉に用
いる炉心燃料集合体の一実施例を示す縦断面図、第4図
は本発明の原子炉に用いる燃料要素を示す縦断面図であ
る。 10……ラッパ管、11……燃料要素、21……燃料要
素、22……燃料束、23……端栓、24……被覆管、
25……燃料スタック、26……有孔円管スペーサ、2
7……中間プレナム、28……下部プレナム、29……
多孔質プラグ、30……スプリング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炉心燃料集合体および制御棒を規則正しく配列して
炉心を構成する原子炉において、前記炉心燃料集合体は
ラッパ管内に多数の燃料要素を収納してなり、この燃料
要素はラッパ管に固定された固定燃料要素と、冷却材の
流量に依存して炉心の軸方向に移動する可動燃料要素と
から構成され、この可動燃料要素は冷却材の流量が犬な
る時には炉心部に、冷却材の流量が小なる時には炉心部
外に移動するように構成したことを特徴とする高速増殖
型の原子炉。 2 可動燃料要素は垂直方向に複数に分割された燃料ス
タックからなり、燃料スタック間には中間プレナムが形
成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の原子炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53119189A JPS588755B2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 原子炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53119189A JPS588755B2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 原子炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5546111A JPS5546111A (en) | 1980-03-31 |
JPS588755B2 true JPS588755B2 (ja) | 1983-02-17 |
Family
ID=14755109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53119189A Expired JPS588755B2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 原子炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588755B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0335881Y2 (ja) * | 1984-07-18 | 1991-07-30 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4977093A (ja) * | 1972-12-01 | 1974-07-25 | ||
JPS51137090A (en) * | 1975-05-23 | 1976-11-26 | Hitachi Ltd | A reactor rapid stopping apparatus |
-
1978
- 1978-09-29 JP JP53119189A patent/JPS588755B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4977093A (ja) * | 1972-12-01 | 1974-07-25 | ||
JPS51137090A (en) * | 1975-05-23 | 1976-11-26 | Hitachi Ltd | A reactor rapid stopping apparatus |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0335881Y2 (ja) * | 1984-07-18 | 1991-07-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5546111A (en) | 1980-03-31 |
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