JPS588747Y2 - コンクリ−ト供試体養生用容器 - Google Patents

コンクリ−ト供試体養生用容器

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Publication number
JPS588747Y2
JPS588747Y2 JP6345876U JP6345876U JPS588747Y2 JP S588747 Y2 JPS588747 Y2 JP S588747Y2 JP 6345876 U JP6345876 U JP 6345876U JP 6345876 U JP6345876 U JP 6345876U JP S588747 Y2 JPS588747 Y2 JP S588747Y2
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JP
Japan
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specimen
container
curing
partition plate
lid body
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Expired
Application number
JP6345876U
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English (en)
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JPS52153759U (ja
Inventor
賢聖 村上
Original Assignee
札幌小野田レミコン株式会社
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Publication date
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、新規な構成を有するコンクリート供試体養生用
容器を提供しようとするものである。
打ち込まれたコンクリート構造体(以下、単に構造体と
いう)の強度発現状況を推定するための強度試験用テス
トピース(以下、供試体という)を一定期間保存(以下
、養生という)する場合、その供試体の養生条件は、実
際の構造体が受ける温度条件並びに湿度条件(以下、合
わせて養生条件という)に出来るだけ近いものであるこ
とが望まれる。
しかるに、従来、供試体を保存するための適当な容器が
無いために工事現場の片すみに放置されている場合が多
く、その場所によっては日当り通風による過度の乾燥な
どのため構造体の養生条件とはほど遠いものとなり、ま
た場合によっては供試体の一部が破損したり紛失するこ
とさえあった。
また、場合によっては、構造体の近くに水を入れたドラ
ム罐等の容器に入れたり、湿った砂の中で養生する方法
もとられているが、これらの方法は、供試体の取扱いが
不便であったり、供試体が一様な条件におかれ難く、し
かも構造体が受ける条件とは必ずしも近い養生条件には
なり難い欠点があった。
本案は、かかる問題を充分解決しようとするもので、以
下、図面を参照しながら、その1実施例の詳細を説明す
る。
1は、本案のコンクリート供試体養生用容器で、その構
成は開閉自在の蓋体2と吊り下げ用把手3を有すると共
に、内部を縦横の仕切板4で供試体を収納すべき小室5
が形成されている容器本体6において、上記仕切板の高
さは、上記供試体γの高さより低く構成され、かつ、上
記蓋体の内面に添着されたスポンジなどの保水性シート
8の厚さは、上記仕切板の上縁を押圧する寸法に構成さ
れている。
4Aは、上記仕切板の下辺に穿設せしめた流水孔で、こ
れにより供試体を水中養生の条件で保存することができ
る。
また、容器の底面や側面などを断熱材処理することによ
り供試体の凍結を防止することができる。
3Bl、!、施錠可能な金具、3Cは蝶番である。
本案のものは、上述のように構成されているから、容器
が軽量で持ち運びが容易なので、供試体を構造体の代表
的な所望の位置に養生しておくことができる。
そのため、供試体を構造体のおかれた条件に近い条件で
養生できる。
供試体は気密状態で保存されるので、そのままでは気乾
養生の条件となり、また、スポンジに水を含ませると湿
潤養生の条件となるなど、構造体に近い所望の条件とな
るよう管理養生することができる。
従来のやり方にみられたような、供試体の過度の乾燥に
よる不合理な構造体強度の推定、供試体の一部破損、紛
失などの危険性が全くない。
また、容器内は一様な養生条件になっているため供試体
間の強度のバラツキが小さく、構造物のおかれた条件に
近い条件にて養生されるので、供試体から得られたデー
タの信頼性が高く、したがって構造体強度の推定精度が
きわめて高い。
このほか、その構造を比較的簡単に構成したから、故障
の発生が少なくかつ安価な量産に好適と云う効果をもあ
わせ有する有用な考案と云うべきものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案のl実施例を示すもので、第1図は全体の
斜視図、第2図は同上A−A線拡線断大断面図3図は第
1図のB−B線拡大断面図である。 1・・・容器、2・・・蓋体、3・・・把手、4・・・
仕切板、5・・・小室、7・・・供試体、8・・・保水
性シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉自在の蓋体と吊り下げ用把手を有すると共に、内部
    を縦横の仕切板で供試体を収納すべき小室が形成されて
    いる容器本体において、上記仕切板の高さは、上記供試
    体の高さより低く構成され、かつ、上記蓋体の内面に添
    着されたスポンジなどの保水性シートの厚さは、上記仕
    切板の上縁を押圧する寸法に構成されていることを特徴
    とするコンクリート供試体養生用容器。
JP6345876U 1976-05-18 1976-05-18 コンクリ−ト供試体養生用容器 Expired JPS588747Y2 (ja)

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JPS52153759U JPS52153759U (ja) 1977-11-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2577702Y2 (ja) * 1992-02-12 1998-07-30 株式会社複合材料研究所 コンクリート供試体の封かん養生用容器

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JPS52153759U (ja) 1977-11-21

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