JPS588719Y2 - 給液タンク付機器 - Google Patents
給液タンク付機器Info
- Publication number
- JPS588719Y2 JPS588719Y2 JP5781177U JP5781177U JPS588719Y2 JP S588719 Y2 JPS588719 Y2 JP S588719Y2 JP 5781177 U JP5781177 U JP 5781177U JP 5781177 U JP5781177 U JP 5781177U JP S588719 Y2 JPS588719 Y2 JP S588719Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- water
- liquid supply
- liquid
- supply port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
- Central Air Conditioning (AREA)
- Air Humidification (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、給液タンクをこれの下部に設けた給液口を除
いて密閉になし該給液口を閉塞する液位まで液槽に逐次
給液する所謂マリオツドの原理を利用しで液槽内の液位
を常時一定に維持するようにした給液タンク付機器に係
り、特に持運びによっで液槽内の液位が上昇しないよう
に敗良した給液タンク付機器に関する。
いて密閉になし該給液口を閉塞する液位まで液槽に逐次
給液する所謂マリオツドの原理を利用しで液槽内の液位
を常時一定に維持するようにした給液タンク付機器に係
り、特に持運びによっで液槽内の液位が上昇しないよう
に敗良した給液タンク付機器に関する。
従来よりこの種給液タンク付機器としでは例えば水槽を
備えた超音波加湿器等が供されでおり、該超音波加湿器
は水槽内の水に水槽の底部から超音波を照射して霧を発
生させ、以って室内の加湿を行なうものである。
備えた超音波加湿器等が供されでおり、該超音波加湿器
は水槽内の水に水槽の底部から超音波を照射して霧を発
生させ、以って室内の加湿を行なうものである。
ところで、前記超音波加湿器における加湿量換言すれば
水の霧化量は水槽内の水位とある相関関係を示すもので
あり、特に高水位になると霧化量が減少して霧化効率が
低下する現象を呈すものである。
水の霧化量は水槽内の水位とある相関関係を示すもので
あり、特に高水位になると霧化量が減少して霧化効率が
低下する現象を呈すものである。
そこで従来では、前述したマリオツドの原理を利用して
水槽内の水位を一定にならしめる給水タンクを本体箱に
着脱可能に載置しで設け、水槽内の水位を、機器に要求
された最良の特定水位この場合霧化効率の最も高い特定
水位に維持するようにしでいる。
水槽内の水位を一定にならしめる給水タンクを本体箱に
着脱可能に載置しで設け、水槽内の水位を、機器に要求
された最良の特定水位この場合霧化効率の最も高い特定
水位に維持するようにしでいる。
而して、前記給水タンクの載置状態においで、水槽内の
水位が下降すると給水タンクの給水口が開放されて給水
タンク内の水を放出し、また特定水位に達すると給水口
が閉塞されて給水を停止するが、持運びの際等に水槽内
の水が揺れて給水口付近の水位が下降すると、水槽内に
特定水位即ち所定水量の水を貯えでいるにもかかわらず
給水口が開放されて余分に給水し、この結果水槽内の水
位が特定水位よりも上昇して霧化効率が低下する欠点が
あった。
水位が下降すると給水タンクの給水口が開放されて給水
タンク内の水を放出し、また特定水位に達すると給水口
が閉塞されて給水を停止するが、持運びの際等に水槽内
の水が揺れて給水口付近の水位が下降すると、水槽内に
特定水位即ち所定水量の水を貯えでいるにもかかわらず
給水口が開放されて余分に給水し、この結果水槽内の水
位が特定水位よりも上昇して霧化効率が低下する欠点が
あった。
またこの場合、水が水槽外に溢出する虞れもあった。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、本体箱の所定部位に手掛部を該け、給液タンクの給
液口を開閉する弁体を常時給液口を閉塞する方向に付勢
し、且つ給液タンクが載置状態にあるときは弁体を押し
上げ手段にで押し上げて給液口を開放するようになし、
給液タンクを少なくとも弁体に対する押上げ作用が解除
される位置にまで持上げ得るように持上げ手段を前記手
掛部の下方に設ける構成とすることにより、持運びによ
っで液槽内の液位を機器に要求された最良の特定液位に
常時維持できると共に、液が液槽外に溢出する虞れのな
い給液タンク付機器を提供するにある。
は、本体箱の所定部位に手掛部を該け、給液タンクの給
液口を開閉する弁体を常時給液口を閉塞する方向に付勢
し、且つ給液タンクが載置状態にあるときは弁体を押し
上げ手段にで押し上げて給液口を開放するようになし、
給液タンクを少なくとも弁体に対する押上げ作用が解除
される位置にまで持上げ得るように持上げ手段を前記手
掛部の下方に設ける構成とすることにより、持運びによ
っで液槽内の液位を機器に要求された最良の特定液位に
常時維持できると共に、液が液槽外に溢出する虞れのな
い給液タンク付機器を提供するにある。
以下本考案を超音波加湿器に適用した実施例につき第1
図及び第2図を参照しながら説明する。
図及び第2図を参照しながら説明する。
1は組立でた状態で示す本体箱で、内部に液槽たる水槽
2及びこれに連通ずる補助水槽3を形成し、これら水槽
2及び補助水槽3より一段高くしでタンク載置台4を形
成しでいる。
2及びこれに連通ずる補助水槽3を形成し、これら水槽
2及び補助水槽3より一段高くしでタンク載置台4を形
成しでいる。
5は前記タンク載置台4の外底部に配設した発振器、6
は前記水槽2の底部に形成した照射孔7に配設した振動
子で、これが前記発振器5の発振出力を受けで振動し、
水槽2の水に超音波を照射して該水槽2の上方に霧を発
生させる。
は前記水槽2の底部に形成した照射孔7に配設した振動
子で、これが前記発振器5の発振出力を受けで振動し、
水槽2の水に超音波を照射して該水槽2の上方に霧を発
生させる。
8は前記タンク載置台4の下方に配設したファン装置で
、該ファン装置8の風によって前述の霧を前記本体箱1
の上部に形成した噴霧口9から器外に噴出させるもので
あり、斯くして所要の加湿作用を果たす。
、該ファン装置8の風によって前述の霧を前記本体箱1
の上部に形成した噴霧口9から器外に噴出させるもので
あり、斯くして所要の加湿作用を果たす。
さて、10は前記タンク載置台4に着脱可能に載置配設
した給液タンクたる例えばカートリッジ式の給水タンク
で、これの下部に形成した給液口たる給水口11を除い
て密閉となすと共に該給水口11に目体12を取付け、
該目体12に前記給水口11を開閉する弁体13を圧縮
コイルばね14と共に取付具15を介して設けでいる。
した給液タンクたる例えばカートリッジ式の給水タンク
で、これの下部に形成した給液口たる給水口11を除い
て密閉となすと共に該給水口11に目体12を取付け、
該目体12に前記給水口11を開閉する弁体13を圧縮
コイルばね14と共に取付具15を介して設けでいる。
前記弁体13は、圧縮コイルばね14によって前記給水
口11を閉塞する方向即ち下向きに常時付勢されでおり
、前記給水タンク10の載置状態においで、前記補助水
槽3内底部に立設した押上棒(押上げ手段)16によっ
て前記圧縮コイルばね14のばね力に抗しで押上げられ
て前記給水口11を開放している。
口11を閉塞する方向即ち下向きに常時付勢されでおり
、前記給水タンク10の載置状態においで、前記補助水
槽3内底部に立設した押上棒(押上げ手段)16によっ
て前記圧縮コイルばね14のばね力に抗しで押上げられ
て前記給水口11を開放している。
この状態で、給水口11を介してこれを閉塞する水位に
まで給水タンク10内の水を逐次水槽2内に供給し、以
って水槽2内の水位を例えば霧化効率の最も高い特定水
位に維持する。
まで給水タンク10内の水を逐次水槽2内に供給し、以
って水槽2内の水位を例えば霧化効率の最も高い特定水
位に維持する。
17.18は前記本体箱1の対向する側板下部に夫々形
成した手掛部、19は持上げ手段たる持上げ部材で、下
端部に略逆り字状に折曲形成した持上げ部20を前記手
掛部17,1Bのうち例えば前記給水口11側に位置す
る手掛部17の下方に所定距離間しで位置させると共に
、上部位を前記タンク載置台4下面に形成したボス部2
1に上下動可能に挿通し、また該ボス部21より突出す
る上端部に形成した鍔部22を前記給水タンク10外底
面に当接させでいる。
成した手掛部、19は持上げ手段たる持上げ部材で、下
端部に略逆り字状に折曲形成した持上げ部20を前記手
掛部17,1Bのうち例えば前記給水口11側に位置す
る手掛部17の下方に所定距離間しで位置させると共に
、上部位を前記タンク載置台4下面に形成したボス部2
1に上下動可能に挿通し、また該ボス部21より突出す
る上端部に形成した鍔部22を前記給水タンク10外底
面に当接させでいる。
次に以上のように構成した本実施例の作用を超音波加湿
器の持運び時につき説明する。
器の持運び時につき説明する。
超音波加湿器を持運ぶべく手掛部17,18に手指を掛
けで持上げる際に、持上げ部材19の持上げ部20を持
上げるようにしてこれを行なうと、該持上げ部材19を
介して給水タンク10が持上げられ、この結果、弁体1
3に対する押上棒16の押上げ作用が解除されて圧縮コ
イルばね14のばね力により給水口11を閉塞する。
けで持上げる際に、持上げ部材19の持上げ部20を持
上げるようにしてこれを行なうと、該持上げ部材19を
介して給水タンク10が持上げられ、この結果、弁体1
3に対する押上棒16の押上げ作用が解除されて圧縮コ
イルばね14のばね力により給水口11を閉塞する。
而して、持運び時には給水タンク10から水槽2への給
水は完全に停止され、従って水槽2内の水位が上昇する
ことはない。
水は完全に停止され、従って水槽2内の水位が上昇する
ことはない。
また持運びを終えて手指を手掛部17及び18から離す
と、給水タンク10が元の載置状態となり、弁体13が
押上げ棒16によって押上げられて給水口11を開放し
、再び水槽2への給水を逐次行ない、水槽2内の水位を
前述の特定水位に維持する。
と、給水タンク10が元の載置状態となり、弁体13が
押上げ棒16によって押上げられて給水口11を開放し
、再び水槽2への給水を逐次行ない、水槽2内の水位を
前述の特定水位に維持する。
以上のように本実施例によれば、給水タンク10を持上
げることにより弁体13に対する押上げ作用を解除して
給水口11を弁体13により強制的に閉塞させる持上げ
部材19を手掛部17の下方に設けで、超音波加湿器を
持運ぶ際に給水タンク10から水槽2への給水を停止で
きるようにしたから、持運びにより水槽2内の水位が上
昇することを防止でき、水槽2内の水位を機器に要求さ
れた最良の特定水位、本実施例の場合霧化効率の最も高
い特定水位に常時維持できる。
げることにより弁体13に対する押上げ作用を解除して
給水口11を弁体13により強制的に閉塞させる持上げ
部材19を手掛部17の下方に設けで、超音波加湿器を
持運ぶ際に給水タンク10から水槽2への給水を停止で
きるようにしたから、持運びにより水槽2内の水位が上
昇することを防止でき、水槽2内の水位を機器に要求さ
れた最良の特定水位、本実施例の場合霧化効率の最も高
い特定水位に常時維持できる。
従って霧化効率が低下する虞れは全くない。
また、持運び時に水槽2内の水位即ち水量が増加するこ
とがないから、水が水槽2外に浴出する虞れはない。
とがないから、水が水槽2外に浴出する虞れはない。
次に本考案の他の実施例を第2図と同一部分に同一符号
を付しで示す第3図に基づき説明するに、本体箱1の対
向する側板上部に手指挿入孔23゜23を形成し、これ
の上縁部を手掛部17.18としている。
を付しで示す第3図に基づき説明するに、本体箱1の対
向する側板上部に手指挿入孔23゜23を形成し、これ
の上縁部を手掛部17.18としている。
また、給水タンク10の側壁に前記手掛部17,18の
下方に夫々位置するようにして持上げ段部(持上げ手段
)24.24を形成している。
下方に夫々位置するようにして持上げ段部(持上げ手段
)24.24を形成している。
ここで、給水タンク10を手指挿入孔23.23を介し
て持上げたとき弁体13に対する押上棒16の押上げ作
用が解除されるように手掛部1γ、18と持上げ段部2
4.24との離間距離を設定しである。
て持上げたとき弁体13に対する押上棒16の押上げ作
用が解除されるように手掛部1γ、18と持上げ段部2
4.24との離間距離を設定しである。
このようにしでも上記実施例と同様の効果を得ることか
できる。
できる。
その他車考案は上記し且つ図面に示す実施例のみに限定
されるものではなく、例えば、超音波加湿器ばかりでな
く給油タンクを備えた石油ストーブ等、給液タンクを備
えた機器全般に広く適用できる等、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更しで実施することができる。
されるものではなく、例えば、超音波加湿器ばかりでな
く給油タンクを備えた石油ストーブ等、給液タンクを備
えた機器全般に広く適用できる等、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更しで実施することができる。
本考案は以上説明したように、持運びによって液槽内の
液位が上昇することを防止し得、液槽内の液位を機器に
要求された最良の特定液位に常時維持できると共に、液
が液槽外に濡出する虞れのない給液タンク付機器を提供
できる。
液位が上昇することを防止し得、液槽内の液位を機器に
要求された最良の特定液位に常時維持できると共に、液
が液槽外に濡出する虞れのない給液タンク付機器を提供
できる。
第1図及び第2図は本考案を超音波加湿器に適用した一
実施例を示し、第1図は全体縦断面図、第2図は第1図
中用−■線に沿う縦断面図であり、第3図は本考案の他
の実施例を示す第2図相当図である。 図面中、1は本体箱、2は水槽(液槽)、4はタンク載
置台、10は給水タンク(給液タンク)、11は給水口
(給液口)、13は弁体、14は圧縮コイルばね、16
は押上棒(押上げ手段)、17.18は手掛部、19は
持上げ部材(持上げ手段、24は持上げ段部(持上げ手
段)である。
実施例を示し、第1図は全体縦断面図、第2図は第1図
中用−■線に沿う縦断面図であり、第3図は本考案の他
の実施例を示す第2図相当図である。 図面中、1は本体箱、2は水槽(液槽)、4はタンク載
置台、10は給水タンク(給液タンク)、11は給水口
(給液口)、13は弁体、14は圧縮コイルばね、16
は押上棒(押上げ手段)、17.18は手掛部、19は
持上げ部材(持上げ手段、24は持上げ段部(持上げ手
段)である。
Claims (1)
- 液槽を有すると共に所定部位に手掛部を設けた本体箱と
、この本体箱に着脱可能に載置配設され下部に設けた給
液口を除いて密閉になし該給液口を開閉すると共に常時
該給液口を閉塞する方向に付勢される弁体を有し且つ開
放された前記給液口からこれを閉塞する液位まで前記液
槽内に給液する給液タンクと、この給液タンクの載置状
態で前記弁体を上方に押上げて前記給液口を開放させる
押上げ手段と、前記給液タンクを少なくとも前記弁体に
対する押上げ作用が解除される位置にまで持上げ得るよ
うに前記手掛部の下方に設けた持上げ手段とを具備して
成る給液タンク付機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5781177U JPS588719Y2 (ja) | 1977-05-06 | 1977-05-06 | 給液タンク付機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5781177U JPS588719Y2 (ja) | 1977-05-06 | 1977-05-06 | 給液タンク付機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53151653U JPS53151653U (ja) | 1978-11-29 |
JPS588719Y2 true JPS588719Y2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=28956046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5781177U Expired JPS588719Y2 (ja) | 1977-05-06 | 1977-05-06 | 給液タンク付機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588719Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-06 JP JP5781177U patent/JPS588719Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53151653U (ja) | 1978-11-29 |
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