JPS5887095A - 記録体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスチック暴利に多孔構造の溶液浸透層な
設け、該溶液浸透層に熱現像ジアゾ型記録イオ料を浸透
させて記録層Ｙ　’ＩＩ−Ｊ成した記録体において、ザ
ーマルヘノドによる高速画像形成能の改良に関するもの
で・ある。

近年記録、印字、マーキング等Ｖｃｌ”／、、Ｉ　１．
−て、以下に亦べる産業分野が非常に多くなってぎてい
る。

記録体の対象として単に紙への印刷ではなくて、長期間
苛酷な使用条件に１１１１えなければな「賢「い例とし
て、例えば各種有価証券、カート、ｄ（１明Ｊ４、自動
改札相定Ｊｔｌｆ券、ラベル、ネームブレー１・、表示
板、標識等への記録、表示、または各種の商品の表面へ
の直接記号などをマーギングオろことなどの分野がある
。この神の記録に対才ろ要求特性としては、ます言［シ
録画像が１１１Ｉ摩耗性、而・１候性、耐７に４１、改
ざん防市ＩＩｌに優れていることが必要であり、また一
方で・は管己録／ス１ムの゛片ｊｉ１１でｋ）す、つま
りコンピューター等に記１意されたＴｉ’ｉ報ケ出カケ
出力く、かつ機構も簡Ｑｊｔ　ｉ（記録方式により記録
出来るンスアムであることでル）る この４求な１」的の記録方式どしてＧ土′市ｒ写貞力式
や、静電記録方式が従来より使用されているが、一般に
装置が複雑でかつ大型θ）ものとなり、価格的にも高価
となる欠点があり、また粉体もしくは液体現像剤／、「
どの消耗品が必方であり、それに伴う保守管理が繁雑で
あるという欠点もル）る。（−たがって前記の記録対象
例の様に多棟多様の用途に適用出来ろ記録システムどし
ては、サーマルヘッドを用いた転写型感熱記録方式や発
色型感熱記録方式が最適である。これらは印字音の発生
かなく、装置が小型であり、保守が容易でランニングコ
ストも安いという利点かル）る。しか１２、前者は使用
済みのインク・フィルムという不′〃物か残り、その処
理が煩られしい。後者は未印字部分が熱に」：って発色
してしまったり、Ｍｉ′ｉ１１で発色・変色してしまう
という欠点をもっており、どセ）らも−長−短かある。

その為、定着可能な感熱記録材料と１〜で、ドライイメ
ージングノスｆムでル）る熱現像ジアゾ型記＠拐科が感
熱記録材料とｌ−て注目され、実用化に向けて開発がす
すめられている。この熱現像ジアゾ型配録旧刺ケ１月い
た１己録イ本は、／アゾニウム化合物、ツノノブリング
剤、熱題色削ケ王たる拐料と１−るもので、熱エネルギ
ーにより）、３）（ｊ、７０色斤１の分ｊ！ｕｆｌル）
ろ（・は溶融等σ）変化？起こすことにより、ＨＩ２録
体ケアルカリ雰囲気下にしてＹシカノブリング反応によ
る発色画像形成ケ行なったイ外、光エネルギー１で、よ
り非画像部のジアゾニラ１１体合物ケ分１１ＩＩＩ′シ
発色能を消去して定着１−ろ配録体でＡＩ）イ）。この
記録体に要求される特イノ１書’、ｔ　、　、／ｉＷ低
次Ｖ）諸（Ｉｔ、′１性ケ満足１−でいなければならな
い。才なわ１；）、配録媒体とＬ　−Ｃ要求サレ７．）
　Ｍ　件テ＄）６　＋６ｉ・Ｉ’　Ｉ’Ｗ　Ａ１１’ｌ
、：１１１１１１）−件、１制水性および改ざん防１．
１’ｌに１・Ｖれて（・ろ、二と、および、発色感視（
記録方式どして［）ｊｊ求されろ！１２１″性である剛
度、引張り強度、八［法安定（’ｌ舌の基１ｊｊ　、７
）優れていること、機械に適合した全色感１０″に有す
ること、サーマルヘッドへのカス伺沼−か少１．【いこ
と、スティッキングがないこと、保存安定ｆ１かあるこ
と等について優れていなければなら／「い。このため、
発明者ば９−、！「願昭５６−０９９４１７に記載され
ている記録体ケ発明（〜だ。−４”　’／：ｃわち、プ
ラスチック基月十に無機またはイ１機顔利の微粒子と該
微粒子ケ均一に分散、結涜才ろＡＩ７１脂およびこの樹
脂ケ溶解する有機溶媒から成る塗板ケ塗工し、多孔構造
ン有する溶液浸透層を形成し、該浴液浸透層に熱現像ジ
アゾ型記録材料？適当／ｆ溶媒もｉ〜くけ分散せしめた
溶液ケ塗布、浸透させ乾燥し、記録層ケ形成してなる記
録体でｋ〕る。

ところで、サーマルヘッドの印字もより高速化への方向
に進んでおり、短時間の加熱により発色も記録体に必鮫
な熱エネルギーＹ　ｊｊ、えろように、サーマルヘッド
の１に４　ＪＪ開発も行なわれているか、発熱体重ケ冒
温加熱と急冷却とに繰り返して使用」することは、サー
マルヘッドの寿命を麹かくするので、実ｊ旧十の限界が
あり、ル）まり高温度にはできない。又、一方、」Ａ、
在までにｆｉｔ！発されている熱現像ジアゾ型記録材刺
は、およそ１００〜１５０Ｃで発色し、１５０〜２００
　’Ｃ以」、−では該記録材料に含まれるジアゾニウム
化合物やカップリング剤が分解し７て、カップリング反
応はか女って減１少してしまう。こθ）ように熟思ｆ８
’ジ了ゾノ）す記録体の１１［１熱温度にも限界がル）
ろ。１イって、短時間印字１で適した記録体として熱現
イＷ／了ゾノ１□１」記録（Ａ制令・利用するためには
、サーマルヘッドでＩｊ、えらＡまた熱工矛ルギーケ記
録体の発色Ｒ１度１或での１１１１熱に有効に１乍用さ
ぜろ記＠利刺の開発が９Ｉ土Ｊｉていた。

本発明者は、十制の熱現像ンアゾノ入り記録体の欠点ケ
なくすため、発色温度以上θ）熱ケ吸収して記録体内部
の熱伝導作用ケイ−「才ろ、低融点の熱流動性物質を記
録体の記録層に含牛−１」゛て才・）き、かつ、該熱流
動性物質が浸透（多動し易い多孔ｌ’ｆ／（浩の記録体
構成ケ持った記録体について、−リーーーマルヘノトで
〕印字性ケ検パ・（した。この結Ｖ、サーマルヘッドの
発熱体から発生ｌ〜た熱のＨ？　Ｌ”４体への拡散が容
易となり、発色性が回上才ろことｉ＝　ｋ＋！、い出し
、短時間印字に有効な熱現像ジ了ゾノ（す記録体ケ開発
した。以下、本発明をさらに詳しくｄ（ａｌ！Ｉｌする
。

本発明による熱現像ジアゾノ１１２記録体の記録層馨グ
ラスチック基１上に形成させる方法（：Ｉ゛、グラスチ
ック基材上に無機又は有機顔料の微粒子を均一に分散結
着する樹脂およびこのイエγ、１脂を溶解する有機溶媒
からｈｓろ塗液ケ塗工し、多什構造の溶液浸透層を設け
て成る該支持体の浸透層＋ＶＣ１下記の記鍔利利乞含む
塗液乞塗下、浸透させることによって達成される。ハｒ
２録拐別は一般に使用１されている熱現像ジアゾ型記録
制利の仙、熱流動性物ノｍから成っている。

本発明において剛度、引張り強度、寸法安定性の巾りｆ
なプラスチック基２＋ｇ＋に多孔構造ケ有する溶液浸透
層ケ形成する方法は詳しくは、塗１１ｉ’；７強度（ザ
ーマルヘノドへのノノズ（＝ｔ　ｆ４’、ステイキング
に関連）、暴利どθ）接着性、耐摩耗性および浴液浸透
性（記録特性に関連）に対［〜で顕著／、「効果ケ示す
為には、無機の微粒子と樹脂θ）組成比および微粒子の
材刺棟、粒径、形状が大きな要因になっている。最適な
溶液浸透層ケ形成させる為には、無機又は有機顔料のｉ
ａ粒子と樹脂θ）組成比は重量比で１／口〜４／１　の
範囲であり、該微粒子の粒径および粒度分布は、粒径０
５〜５１Ｌ０″）絶囲でヰ糞隨血中千手幸＃弁使う方が
良い。これらの基本構成によって得られた浸透層の塗膜
の厚さＧ＋１０〜６０７１程度が適当で／１５）る。

熱流動性物質は、記＠４」１塗液中に混合して塗工して
も、又記録層のオーバー　コ−１・層として塗工（〜て
も向い。さらには必′皮に応じて１記両方の手法火併用
しても［〕い。しかし、該熱流動性物質の借が多いとそ
れ自身への熱吸収１召か多くなり、記録体発色に必要な
温度十昇を低下させてしまうので、混合材料の場合２０
％以下、オーバーコート層の場合５　ｌｔ以下か適当で
ある。

本発明である熱現像ジアゾ型記録体の記録方法は、熱源
としてサーマルプリンターがＩｌｌいうｔＬ、定着（再
加熱により印字ｆｆＨ分以外か発色しない処理）に使用
する光エネルギーを発生する光源としテハ水銀灯、タン
グステン月、ギセノンフラノシェ、ケミカルランプ等が
月１いられる。不発明の記録体は多孔構造の溶液浸透層
ケ月１いているため、サーマルヘッドの加熱により軟化
１−だ熱流動性物質は、該多孔構造の中を流動する。イ
ｌＹっで、サーーマルヘノドに対し、スティッキングや
カスＵ着の影響はない。

以下、本発明に使用する溶液浸透層、熱現像ジアゾ型記
録材料および熱流動性物質のＨ料についてそれぞれ詳述
する。本発明に使用する剛度、引張り強度、寸法安定性
の１〕好なプラスチック、例えば、ボυエステル、ポリ
塩化ビニル等の基材上に設ける多孔構造の溶液浸透層の
材利け、例えば酸化チタン、炭酸鉛、酸化ケイ素、硫酸
バリウム、酸化亜鉛、アルミナ、クレー等である。一方
、それを結着する高分子結着却１としては、例えばポリ
ニスナル系、フェニル系、アルギノド系、アクリル系、
エポキシ系、ポリウレタン系、変性セルロース系の樹脂
およびそれらの混合系樹脂、又、繭（摩耗性ケさらに増
すたぬに、ポリオール系ケ有するポリニスナル系棹１脂
又はポリ１クレタン系）ｆｉｌ　）ＩＷ　ト架橋剤とし
てイノシアネート基ン含む化合物からなる熱硬化性樹脂
等も用いられる。

本発明に用いられる熱現像ジアゾ型記録材利はジアゾニ
ウム化合物、ツノノブリング剤、熱顕色ハ１１、酸安定
剤、酸化時１１−６剤および必要に応じて高分子結清剤
からなる公知の材料ケ用いることができる。

ジアゾニウム化合シ吻は各種公知のイ、のを使用するこ
とができる。例えば、バラフェニ１／ンジアミンＮ−Ｎ
−置換化合′吻（４−ジアゾ−Ｎ−Ｎ−ジエ千ル了ニリ
ンｅｔｃ）、アミノハイＩ・ロギノンエーテル系（４−
ジアゾ−２−５−ジブトオキシーＮ−Ｎ−ノエチルアニ
１ｊン、４−／アゾー２−クロロー５メトキシーＮ−ベ
ンゾイル了ニリンｅｔｃ）、アミノジフェニル、アミン
／フェニルアミン及び類似化合物（４−ジ了シー２−５
−４’−１−リエトキンジフェニルアミン（う１．（・
）、ヘテロザイクリノクアミンの誘導体（４−一／アゾ
−２−５−ジブトキシ−Ｎ−フェニルモルフォ１１ン（
う１、（：）　０３　テアル。

１扶１ユ述べた／アゾ化合物に１゛、硫酸ｌ古Ａ　：Ｆ
、たは、塩酸基として比較的安定なジアゾニウムＪ’１
ｌｌｉとして用いるか、更に」原体亜鉛及び−Ｅフッ化
ボウ素等による複塩とｉ−で、又は各ジアゾ化合物のジ
アゾニウム塩乞１＋１ｉ硫酸塩で処理１−て泊Ｉられる
／アゾニウムスルフメン酸塩として用いられる。

カンプリング剤は、１１ｎ常乾式ヅアゾに使用されてい
るもので・ル）ね、ば、いずれをもｆ［Ｊ７　＋１１−
することかテキろ。（＋ｌｌ　エバ、レゾルミン、フロ
ロダルシン、２．３〜ジヒドロキシナフタレン−６−ス
ルホン酸すトリウム、２−ヒドロキシナフタレン−３゜
６−ジスルホン酸すトリウム、１−（３−アミノベンズ
アミド）−４−ナフトール、１−（ろ−アミノベンズア
ミド）−７−→−フト−ル、２，３−ジヒドロキ／ナフ
タレン、２．ろ−ジヒドロギ／−６−スルフアニルリ−
フタレン −２，ろ一ンヒドロギンナフタ１／ン、１　、４−ジク
ロル−　２　、　３−ジヒドロキ／ナフタレン、２。

６−シヒドロギノベンヅイノク了７１・、アセトアセト
アニリド、２−ヒト′ロギ７ナフトエ酸等で゛ルンる。

酸安定削は各イΦ公知の不揮光性の酸ヲ用いることがで
きる。例えば、クエン酸、グルコン酸、９１石酸、蓚酸
、スルファミノ酸、溺ｆｔ　ｌ＃、リン酸等である。ま
た酸化防止／４１＋と］−でチオ尿素等ケ用（・ること
かできる。

高分子結着剤は、記録（′Ａ刺と杏’．　上！Ｉ体−の
は着性、塗布均一性、あるいはｉＩｉｉ・１水イメ１舌
のーＫｆｌ・１１のたＩ）に用いられるものであり、Ｉ
’１１途に応じて１１°１゛１分ーｒ結漸１１１ケ添加
しなくても何等本発明でル）ろｊｊ−ｊ　Ｑ体の特性ケ
そこなうこｙはない。高分子結フ，“ｊｉ′ｉｌｌどし
ては、ポリビニル了ルコール、ヒト四へ−ン°［チルセ
ルロース リ酢酸ビニルエマルジョン、メチル１こルｒＪ−ス、エ
チルセルロース、ポリにニルブチフ−　ル、ポリビニル
アセチー４、ボｌｌスチレン、−トロセルロース、セル
ロース了にチー　トブチレ　１・市合体等ヶあけろこと
ができろ。

熱顕色Δ１１は、例えばド戸シル了ンモニウム］・リク
ロロ了セテ−１・、ヘギ１太テンルーγ７モニウムトリ
クロロ了セテート、オフタテシルアンモニウムトリクロ
ロアセテ−ｔ−、／（オクタアシルアンモニウム）オギ
ザレ−１・、／（オクタアシルアンモニウム）タータレ
−１、／（オクタ−戸ノル了ンモニウム）マレイエ−１
，　、等のノ（１．（ヤ又グアニンン、フェニルグアニ
ジン、１３／フエニルグ了ニンン、ベンゾイルグアニジ
ン等のグアニジンとあるいはドテシルアミン、ヘギザデ
シルアミン、オフタテシルアミン、ジオクチルアミン、
７オクタデシルアミン、アイコンル了ミン等θ）アミン
とクエン７１、酒石酸、グルコン的、リンゴ酸、マレイ
ン唆、蓚酸、マロン酸、トリクロロｅｌｌ′Ｉ酸　ｍｌ
ノ・りｒ′ｌＩ９専の壱機酸との塩を用いろことができ
ろ。

本発明に用いられろ熱流ｊｌｉ！ｒ　ｆＬ　！物質ば、
熱現像ンアゾ型配録体の発色福用域、約１　０　０〜１
５［］Ｃにおいて、熱流動性が優れた物質で、ロウ状物
質と知られている融点４５〜９０゛Ｃの高級アルコール
、脂肪酸エステル、イ１油ワックス、火熱ワックス等で
ある。秒１１えば〔０内に副（点アポ１−〕ペンタデシ
ルアルコール（　４　６　’Ｃ　）　、セチルアルコー
ル（４ｑｃ）、ステアリルアルコール（６ＤＣ）、エイ
コンルチルコール（　６　５．　５υ）、セリルアルコ
ール（７９Ｃ）、ラウ１１ン（４４〜６６Ｃ）、ステア
１ノン（５５〜７ｏＣ）、バランインワックス（３５〜
６５Ｃ）、カルナバワックス（７８〜８４Ｃ）、ギンテ
リラワノクス（６８〜７２Ｃ）、ライスワックス（７０
〜７　７Ｃ）　＜１テＩｌｌいろことがて゛きろ。

１２Ｊ、丁、本発明の実Ｊｘｌｉ例ケ示才１、〈実ｌＫ
ｌｉ例１〉 １　８　８　ｔｔボリエスナルフィルノ．　−１．　ｖ
ｒ　、　下記塗ネ・１を≠６６ワイヤーバーで゛塗イ１
１、Ｉ；ｔシ１；・％Ｈさ．１Ｊ′て、多（１。

構造の溶液浸透層ケ形成（２だ。

さ　ら　に　、　　ｒ−　＊己　の　１　イ少　、　　
１１　　液１，ｊ　　よ　で）’　　ｉＩｌ　　７１少
　４１　豐　２　４、＋２４お」：テ下＋８ワイヤ　バ
ーで胴次塗イ１１乾燥して熱現像ジアゾ型記録体を作製
した。

この記録体ケ、６本／關（発熱体１１Ｊ１３０７ｚ　）
で０．５６　Ｗ　／　Ｍ　ノｌθ）−り−−−マルへｙ
　ｌ’−Ｃ２ｍ　５Ｌ＝ｒ：の短パルス印字ケ行なった
結宋、副青色の画像か州られた。さらに４０　ｉ］　ｎ
ｔＪ　／（・１ｉの螢光燈の露光により、未印字部の定
着ｋ　Ｍｌｊこ１−だ後、発色ドツトの画像巾ケ調べ乙
と１１５μｍｃ−’ｓ．．った。本実ノイ）１例のＩｌ
ｌｌｌ液面塗布いで作製したｒ：己録体について、同様
の印字、定宥ヲ行／、ｒったイ，のの画像１ｉｔ　＆＊
−ｔ　’ａ　ｓμであったので゛、１１１液のオーハー
コ−　１・層を設けたことにより、画像発色（”ｌ　５
ｆｆ　４割向上さぜることか出来プ、二。

〈実施例２〉 実ノイ１１例１に記載の溶液２ジ透層Ｖこ１・記の塗旧
な、＃２０ワイヤーバーて塗イＩＩ，乾り・■して熱現
像ジアゾ型記録体ケ作製した。

実Ｍ＋ｉ例１と同様θ）印字、＞、ｉ４　沼”ｔ＋′？
’ｉなったところ、発色性が２割も同士ｌ−、画像Ｉ＋
］　１　２　０　ｔｈの青色画像が得られ、短時間印字
にも充分／．（′発色画像な得イ）ことが出来た。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）プラスチック基拐十に力（１機微粒子と該微粒子を
   分散結着する樹脂よりなる多孔構造ケ有する溶液浸透層
   を形成１〜、該溶液浸透層に熱現像ジアゾ型紀録材料を
   塗布、浸透させて記録層を形成してなる配録体に於いて
   、記録層に４５〜９０Ｃ前後の融点ケ有する熱流動性物
   質が含まれたことを特徴とする記録体。 ２）熱流動性物質が熱現像ジアゾ型記録材料に混入され
   ることにより、記録層に含まれたことを特徴とする請求
   の範囲第１項記載の記録体。 ３）熱流動性物質か記録層に形成されたオーバーコート
   層として、記録層に含まれたことケ特徴とする請求の範
   囲第１項記載の記録体。