JPS5886088A - α,γ−ハロヒドリンを製造する方法 - Google Patents

α,γ−ハロヒドリンを製造する方法

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JPS5886088A
JPS5886088A JP18053682A JP18053682A JPS5886088A JP S5886088 A JPS5886088 A JP S5886088A JP 18053682 A JP18053682 A JP 18053682A JP 18053682 A JP18053682 A JP 18053682A JP S5886088 A JPS5886088 A JP S5886088A
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JP18053682A
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ジヨン・ゲイガ−ト
ソ−ル・ルイス・ネイドルマン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シクロプロパン類から「!、r−ノ・ロヒド
リン類を製造する方法、特に、シクロプロパンから酵素
反応によりα、r−ノ・ロヒドリンを製造する改良方法
に関する。
α、r−一・ロヒドリツは除草剤、洗浄剤および重合体
の製造における商業上の中間体として有用である。たと
えば、3−ブロム−1−プロパツール(1)を抗微生・
物剤、凝集剤、紙塗料中の導電剤および胆汁酸結合剤と
して使用される重合体の製造に使用される。(Wagn
er等、米国特許第4.206,295号)。この化合
物は置換スルホネート除草剤の製造にも使用される。(
Arneklkr。
米国特許第8,980,886号)。8−ブロム−1−
フロパノール(1)および8−クロル−1−7”ロバノ
ール(II)は火災防止ポリウレタン重合性組成物の製
造に使用される。CAlbright、米国特許第4.
054,544号)。α、γ−ハロヒドリンはオキセタ
ンの合成のための重要な前駆体でもある。
(Bartoelc at al、  Acta Ch
im (Budapast)70 :18B−142(
1970)。
(1)         (I) ゛  α、γ−ハロヒドリンはシクロプロパンカラ化学
的に製造されている。(La Londe at al
、J。
Org、Chgm、8 ? ; 2502−2505 
(1972);Sxryawanahi at al、
 Tetrahedr、 Lettrs、 40 ;8
595−8596(19??)) しかし、今日までシクロプロパンをハロゲン化合物に転
化する典型的方法は、遊離のハロゲンを使用し、高価な
制御方法と装置および/ま゛たは高価な試薬を必要とし
た。そのような方法はしばしば望ましくない副生成物た
とえばα、r−ジオールを生成する。
本発明の酵素によるハロゲン化方法は、−元素状ハロゲ
ンより低価格のしかも危険の少い無機ハロゲン化物、た
とえば臭素ではなく臭化物イオンを使用し、一般に室温
および気圧で反応を行う点で、いまま1でのシクロプロ
パンからα、r−ハロヒドリンを製造する方法よシ有利
である。
したがって、酵素反応によってシクロプロパンからα、
r−ハロ、ヒドリンを製造する方法を提供することが本
発明の目的である。
遊離のハロゲンよジハロゲン化物を使用する反応でこれ
らの化合物を製造するのが本発明のもう1つの目的であ
る。
シクロプロパンからα、r−ハロヒドリンを製造するた
めの低価格の方法を提供するのがさらにもう1つの本発
明の目的である。
下記の記載により他の目的も当業者には明らかとなろう
。一般に、本発明の方法は反応容器中にハロゲン化酵素
、酸化剤およびハロゲン化物イオン源の混合物を入れる
ことによってシクロプロパンからα、r−ハロヒドリン
を製造する。次いでシクロプロパンを該反応容器に導入
し、シクロプロバイを所望のα、r−ハロヒドリンに転
化させるに充分な時間反応混合物を接触させ続ける。
本発明は、ハロイルオキシダーゼ類として分類される酵
素群がシクロプロパンに作用してα、r−ハロヒドリン
を生成するという発見にもとづく。
これらの生成物は構造式: (式中Xは塩素、臭素またはヨウ素からなる群から選択
される。)によって表わされる。従来技術において、ハ
ロイルオキシダーゼ類が活性メチンンまたはメチン基に
作用すること(Theiler 1ta1.5citt
xca、202; l 096〜l 097(1978
));flaggr at al、Ann、N、Y、A
cad、Sci、244 ;80〜98(1975,)
)、ハロイルオキシダーゼ類が炭素−炭素二重結合に作
用することQVe i d −Igtnan −at 
al、米国特許第424’ 7.641号)およびハロ
ペルオキシダーゼ類が炭素−炭素三重結合に作用するこ
と(Naidgltnan at al、米国特許出願
第229,554号(1981年1月29日出ハロペル
オキシダーゼ       ハrコケン化物ミニロイル
オキシダーゼ          C1−、Br−、I
−クロルペルオキシダーゼ          C1−
、Br−1I−ラクト(ルオキシダーゼ       
       Br 、I−ブロム(ルオキシダーゼ 
             Br−、I−甲状腺(ルオ
キシダーゼ                 I−ホ
ースラディッシュ(ルオキシダーゼ         
   I−便宜のため、本発明の種々の態様を好適過酸
化酵素であるカルダリオマイセス・7’?ゴ(Cald
α−riom/ces furrLago)から得られ
たりCI A/ ”’e ルオキシダーゼの使用に関連
して詳細に、しかし排他的ではなく述べる。像生物力ル
ダリオマイセス・フマゴはツアペック−ドックス培地中
室温で8〜lO日間従来方法で静置または攪拌深部培養
により生育させることができる。このハロゲン化酵素、
すなわちクロル(ルオキシダーゼは、静置条件下に生育
させた微生物の菌糸の塊を水性ホモジネートにしたもの
あるいは静置または攪拌深部培養か件下に生育させた該
微生物のp液から製造される。
このハロゲン化酵素は固定された形でも使用できる。#
本固定化方法は当業者にとって周知であり、酵素の溶液
または酸素含有細胞のS濁液を広範囲の有機および無機
支持体の1つと反応させることからなる。これらの支持
体はポリアクリルアミド、エチレン−マレイン酸共電合
体、メタクリル酸を基本とする重合体、ポリペプチド、
スチレンをJ、H本とする重合体、アガロース、セルロ
ース、デキストラン、多孔性ガラスピーズおよび水酸化
アルミニウムまたは水酸化チタンである。この形の酵素
は安定性が増大し、寿命および有用性が拡大し、回収性
を有する。固定化酵素を使用する反応はカラムまたは反
応タンクの中で行なえる。
ハロゲン化酵素の他に、無機ハロゲン化物源および酸化
剤が反応混合物に必要である。好適酸化剤は過酸化水素
であり、これは上記混合物に直接に一度にあるいは連続
的にゆっくり添加できる。
別法として、これを過酸化水素生産酵素システムを使用
して反応の場でゆつ〈シ生成させることもできる。その
ような酵素系は当分野で周知であって、D−グルコース
存在下のグルコース−1−オキンターゼ、D−グルコー
ス存在下のピラノース−2−オキシダーゼまたはグルコ
ース−12−オキシダーゼ、D−、b−よびL−メチオ
ニン存在下のD−およびL−アミノ酸オキシダーゼ、メ
タノール存在下のメタ、ノールオキシグーゼ、およびヒ
スタミン存在下のジアミンオキシダーゼである。過酸化
水素生成系は固定化されない状態または固定化された状
態で・・ロゲン化酵素と共存できる。過酸化水素はアン
トラキノンまたはインプロピルアルコール酸化工程のよ
うな化学反応によっても発生させられる。
上記過酸化水素はシクロプロパンに対して好ましくは約
0.5 : 10モル比、もつと好ましくは約l:1あ
るいはそれ未満の比で存在する。この好適モル比は反応
の間の過酸化水素の平均的存装置に関係している。実際
のモル比は通常反応0間に変1ヒし、特定の時間でのモ
ル比は上記範囲以上でも以丁でもよい。他の適当な酸化
剤は過酸化メチル、過酸化エチル、過酸化エチルまたは
過酸化ブチルのような有機過酸化物である。
ハロゲン源は、水溶性ハロゲン化物塩のいずれでもよい
。好適ハロゲン源はアルカリ金員、ナトリウムおよびカ
リウムの塩化物、臭化物およびヨウ化物である。これら
の塩は、反LbVC要する化学u論的綾に比べてわずか
に過剰の・・aゲン化物イオンを与えるに充分な量で反
応混合物中に存在する。
この反応は約2.2〜約8.0のpH範囲で行なわれる
。この反応のpHは緩衝剤の使用によって所望め範囲内
に維持される。適当な緩衝剤はす) +)ラムまたはカ
リウムのリン酸塩を主体とする系である。緩衝化以外の
他の適当な技術もpHの制御と調節に使用できる。この
反応は水性媒体で行うのが好ましい。本発明の方法によ
って転化できるシクロプロパンのいくつかは実質的に水
性媒体に不溶性であるが、反応のため基質を充分に溶解
せしめる混合条件あるいは分散方法によシ反応は充分進
行する。
基質の溶解度を増大せしめるために低レベルの有機溶媒
を存在させて反応を行うことも考えられる。この反応は
好気条件下15℃〜約50℃、好ましくは約り0℃〜約
80℃6温度範囲で行うのが好ましい。
上述D9U<、上記反応混合物の成分、すなわちシクロ
プロパン、ノ・ロゲン化酵素、酸化剤、ノ・ロゲン化酵
累、酸化剤、ハロゲン化物イオン源および緩衝剤を水中
であるいは水性媒体または有機媒体の混合物中で単に混
合し、約80秒〜約1時間攪拌してハロゲン化生成物を
得る。シクロプロパンおよびメチルシクロプロパンのよ
うなシクロプロパンは気体状であり、反応混合物に気体
シクロプロパンを通過させるだけで反応させられる。。
ハロゲン生成物の分析は質量分析による検出を1史用し
てガスクロマトグラ゛フィーによって行なわれる。ts
Om(6フイー ト)のガラスカラムにテナックX (
1ltnaz −GC) 80 / lυOメツシュ(
ペイシル式ニア州立大学応用科学部実験室)を充填し、
100℃から分当、910℃ずつ250℃まで上昇させ
て操作したものをフイニガン(j’jsns−gan)
 4021 GCMSCカルフォルニア州サニーバす、
フイニガンコープ社製)にとりつけた。検出、定量およ
び構造決定はマススペクトロメーターを10aVV&子
衝撃イオン化で操作することによって可能となる。この
水性反応混合物lOμeを直接注入し、エチルエーテル
による抽出、濃縮、次いで注入によって分析される。
下るに例は本発明を説明するが本発明を限定するもので
はない。
例  1 臭化カリウム(50■)とリン酸カリウム緩衝欣(81
L1g、0.1M% pH8,0>を1001のパイレ
ックスフラスコ中で室温で気圧下に混合した。
ガス状メチルシクロプロパン(カリフォルニア州。
アービン、 1.C,N、/にエンドに製)を混合物に
連続的に通気する。ハロパーオキシダーゼ酵素であるク
ロルベ空オキシダーゼ(01WLt)を加え、希過酸化
水素液(8チ、0.41Lt)を加えた。反応は最後に
加えた試薬の80分後に完了した。
クロル(ルオキシダーゼは下記のように調製した: カルダリオマイセス・フマゴ(Caldariomyc
gafwmartn)CAi”CC16878)の菌糸
塊をポテト寒天斜面培養した。うす切りしたボテ)(2
00r)を蒸留水(5U QaJ)中で40分間煮て、
漉した。
蒸留水(5(J Qd)中グルコース(21r)K寒天
(20t)の溶液を上記漉した溶液に加えた0pliを
6.8に調節し、容量を蒸留水で16にした。
培地を121 ”Cで15分間滅菌した。
このポテト寒天斜面に微刃物力ルダリオマイセス・フマ
ゴCATCC1687B)を接種し、約1週間室温で生
育させた。次いで微生物を大豆−グルコース培地(5Q
m)に接種した。この大豆−グルコース培地は蒸留水I
Eに抽出工程の大豆粉(80F)、グルコース(aot
)およびCaC05(aor)を加えることによって調
製した。この培地を121 ’Cで80分間滅菌し、次
いで冷却した後上記倣生物を接種した。
この微生物を4〜5日間日間ロータリーシーニーカー上
25生育させた。その5dを使用して、leの蒸留水に
下記成分を添加することによって調製した変性ツアペッ
ク−ドックス((:zapek −1)ox)培地10
01を含有する5001jのエルレンマイヤーフラスコ
に接椙した: NaN0.(8t )、KHz 7’ 04(t )、
KCtC(159)、AIgS(k ・’1Hto  
(0,5t  ) 、 Fe SO4・7Hz O(1
0■)およびグルコース(40F)。この培地を121
”Cで20分間滅菌してからこの微生物を接種した。
この微生物を静置条件1に室温で5〜7日間生育させた
。形成した黒い菌糸を集め、蒸留水ですすぎ、次の使用
にそなえて一10℃の冷凍庫にプラスチックの袋に入れ
て貯蔵した。
ハロゲン化酵素は上記方法によシ調製した6つ17)菌
糸塊を6Ofの酸洗浄砂と60−の蒸留水とともに2分
間パーチス45ホモジナイ8.ザー中で砕くことによっ
て調製した。このホモジネートを冷却しながら遠心分離
し、上清をハロゲン化酵素、−すなわちクロルペルオキ
シダーゼ源として使用した。
上記最終的な〉ロルペルオキシダーゼ上清をワットマン
41F紙で室温でp遇した。このP紙をロータリニフィ
ルムエバボレーターで減圧下に低1((85℃)で約1
0倍に濃縮した。この濃縮物を0℃で水浴中で冷却し、
エタノールの量が容、駿で45チとなるまであらかじめ
0℃に冷却しておいたエタノールを加えた。ごぬ混合物
を15分間激しく攪拌し、次いで一1θ℃(15000
?)で55−840−ターを使用してソーパル(Sor
val )RC−5−スーパースピード(Swpers
peed)中セ゛−15分間遠心分離した。0℃に冷却
された遠心分1離物に、あらかじめ冷却しておいたエタ
ノールをさらに加えて容量でエタノールが65チとなる
ようにした。この混合物をゆっくりと80分間θ℃で攪
拌し、前述の如く遠心分離した。この遠心分艙物を捨て
、クロル4ルオキシダーゼ活性を有する沈殿物を1mA
のt)、05 M 13ン酸カリウム緩衝液(pH7)
中に溶解した。この酵素溶液を一20℃で貯蔵した。
これらの生成物を検定し、ガスクロマトグラフィーマス
スイクトロメトリ−CGCMS)Kよって同定した。反
応混合物をエチルエーテルで51ずつ8回抽出した。こ
のエチルエーテル層を分離し、次いで窒素を40℃で吹
込んで11の容量にした。
この濃縮抽出物IOμgをテナツクス−GC(80〜1
00メツシユ)を充填した6、2111(%インチ)力
ビソチでコイルを巻いた180cm(6フイート)のガ
ラスカラムを備えたフイニ〃ン402 lGCMSに注
入した。このカラムを通過する流速は8011t/分に
セットした。カラム温度は100℃から250℃までl
θ℃/分の速度でト昇せしめ、マスス(クトロメーター
は? OeV 電子衝撃イオン化にセットした。生成物
を次のように検出した。
主生成物は110分のGC保持時間を有し、■−ブロム
ー8−プタノールヲ示スマススヘクトルを示した: 分子質量イオン:質量152および154(1:lの強
さ)、分子上に1つの臭素原子を示し;主断片實箪:質
量18?および189(強さl:l、分子イオンからC
H,が失なわれたもの)、質量98および95(強さ1
 : l、CHtBr+イオン)、實破78(分子イオ
ンからBT が失なわれたもの)、[172(分子イオ
ンからHBrが失なわれたもの)および實445 (C
HsCH=OH+イオン)。
−j生成物は115分のGC保持時間を有し、8−ブロ
ム−1−ブタノールを示す質量スペクトルを示した: 分子質量イオン:’i[1ii152および154(強
度1 :1)、分子上に臭素原子1個を示し;主断片質
量イオン:質量10?および109(強度l:1 、 
CHhCH=Br+イオン)、質1122および124
(分子イオンからCH2Oが失なわれたもの)、實11
80および82(強度1 : l 、 HBr” 、イ
オン)。
α、r−ブロムヒドリン生成物の総収i115M9であ
った。
例   2 ラクトペルオキシダーゼ(ミズーリ州セントルイスのシ
グマ・ケミカル・カイパニー;カタログ4Z、−712
9)をクロルペルオキシダーゼの代りに使用し緩衝液の
pHが8.Qではなくて6.0である以外は例1の方法
を行なった。
α、r−ブロムヒドリン生成物f)VF−収量は例1に
おけるとおりであった。
例   8 美化カリウムの代りに塩化カリウムを使用した以外は例
1の方法を繰返した。
生成物が得られた。主生成物はGC保持時間9.1分で
あって、■−クロルー8−ブタノールを示すマススペク
トルを示した:分子質量イオンから水素原子1個失なっ
たもの:質量107および109(強さ8 : 1 )
、分子上に1個の塩素原子を示し:主断片質量イオンは
、質量98および95(強さ8:1、分子イオンからC
B、を失なったもの)、質1i72(分子イオンからH
CIを失なったもの)および質量45 (CHs CH
=α汁イオン)。
副生成物はGC保持時間9.4分であシ、8−クロル−
1−ブタノールを示す質量スペクトyvヲ示した二分子
質量イオンから水素原子1個失なったもの、質量10?
および109(強さ8:l)、分子上に塩素原子1個の
存在を示し;主断片質疑イオンは質量68および65(
強さ8:15+ CH,CH=C1イオン)。
総収t81JIiのα、γ−クロルヒト°I】ン2!l
;得られた。
例   4 メチルシクロプロパンの代りにフェニルシクロプロパン
を使用した以外は例1の方法を使用した。
フェニルシクロプロ、(ンは液体シクロプロノマンであ
るので通気せず、反応開始時からフラスコにカロえた(
o、05d)。
1つの生成物が得られた。この生成物は15分のGC保
持時間を有し、8−ブロム−1−フェニル−1−プロパ
ツールについての質量スペクトルを示した:分子質量イ
オン、質1i214および216 (%さl:1)、分
子上の臭素原子1個を示し;主断片質”駿イオン、質1
i185(分子イオンがBrをとったもの)および質量
10?(φCH=の汁イオン)。
m収量113 mgのα、r−ブロムヒドリンが得られ
た。
例   5 クロル4ルオキシダーゼの代りにiトースラディッシュ
イルオキシダーゼ(シグマ・ケミカル・カンハニーより
市販xoa9;カタログ/16M−5180)を使用し
、緩衝液のpHを3.0の代りに6.0とした以外は例
4を繰返した。
1つの生成物が得られ、これはGC保持時間力S16.
6分であり、8−ヨード−1−フェニル−1−プロパツ
ールについての質量ス及りトルを示シた:簀蹟260に
分子質量イオンは観察されず;主断片質量イオンは質量
185(分子イオン力・らIをとったもの)および質−
[10?(φCH=αtイオン)であった。
したがって、本発明はシクロプロ、fンからα。
r−/・ロヒドリンを製造する改良方決を提供するもの
であシ、その反応は酵素によシ進行するので遊離のノ・
ロゲンを必要としない。
本明細書に記載のものの他に本発明の種々の変形が当業
者に明らかであり、そのような変形も本発明の範囲に含
まれよう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  シクロプロパンカラα、γ−ノ\ロヒドリン
    を製造する方法であって、反応容器中にノ・ロゲン化酵
    素、酸化剤および・・ロゲン化物イオン源の反応混合物
    を入れ、選択されたシクロプロパンを該反応容器中便導
    入し、該選択されたシクロプロパンを該反応混合物と該
    シクロプロパンをα、γ−ノ・ロヒドリンに転化させる
    に充分な時間接触させることからなる方法。 伏線、白血球および1.ホースラディツシュ(西洋わさ
    び) (horseradish)からなる群から選択
    されるペルオキシダーゼである特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 (8)該酸化剤が過酸化水素である特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 (4)過酸化水素が上記反応混合物中に上記シクロプロ
    パンに対して約0,5 : lないし約50:10モル
    比で存在する特許請求の範囲第8項記載の方法。 (5)該過酸化水素が反応の場で生成される特許請求の
    範囲第8項または第4項記載の方法。 (6)  −・ロゲン化物イオン源が水溶性・・ロゲン
    化物である特許請求の範囲第1項または第2項記載の方
    法。 (7)反応が約2.2ないし約8.0のpH範囲で行な
    われる特許請求の範囲第1項記載の方法。 (8)上記ハロゲン化酵素が微生物力ルダリオマイセス
    フマゴ(Caldariom/CF!s furrux
    go)、ラクトイルオキシダーゼおよび海藻からなる群
    から選択されたものから得られ、酸化剤は過酸化水素で
    あり、ハロゲン化物イオン源はナトリウムおよびカリウ
    ムの塩化物、臭化物およびヨウ化物からなる群から選択
    され、該反応は水性環境中で周囲温度および気圧条件下
    に行なわれる特許請求の範囲第1項記載の方法。 (9)・上記シクロプロパンがシクロプロパン、メチル
    シクロプロパンおよびフェニルシクロプロパンからなる
    群より選択される特許請求の範囲第1項筐たは第8項記
    載の、方法。
JP18053682A 1981-10-15 1982-10-14 α,γ−ハロヒドリンを製造する方法 Pending JPS5886088A (ja)

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