JPS588583B2 - トランジスタ用同軸形パッケ−ジ - Google Patents

トランジスタ用同軸形パッケ−ジ

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JPS588583B2
JPS588583B2 JP8543877A JP8543877A JPS588583B2 JP S588583 B2 JPS588583 B2 JP S588583B2 JP 8543877 A JP8543877 A JP 8543877A JP 8543877 A JP8543877 A JP 8543877A JP S588583 B2 JPS588583 B2 JP S588583B2
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JP
Japan
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metal
coaxial
transistor
conductor
divided
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JP8543877A
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JPS5420669A (en
Inventor
相賀正夫
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、高周波高出力トランジスタの同軸形パッケ
ージに関するものである。
高周波トランジスタのパッケージとしては、マイクロス
トリップライン形のものと、同軸形の2種類が一般的に
用いられている。
これらのうち前者はマイクロストリップラインで構成さ
れるマイクロ波集積回路(MIC)等に用いられるのに
最適であるが、マイクロストリップラインは同軸線路に
くらべて放射損失が大きく、不要放射を避ける目的には
同軸線路が好んで用いられる。
同軸線路で構成される回路においては、同軸形パッケー
ジに収容されたトランジスタが最適である。
しかるに従来の同軸形パッケージは回路に実装される際
、有効な放熱手段をもたず、また多数のトランジスタチ
ップを収容することが困難であり、高出力用のトランジ
スタには適さない。
第1図a,bは従来の同軸形パッケージの一例を示すも
ので、1は銅等の良好な電気伝導度を有する金属ででき
たコレクタ電極で、トランジスタチツプ2はコレクタ電
極1に直接はんだ等によって接着される。
このためコレクタの寄生素子は極めて小さなものとなり
、トランジスタチツプ2内で発生した熱も、大部分がコ
レクタ電極1に伝わるが、コレクタ電極1は通常、同軸
線路の内側導体に接続されるため、コレクタ電極1に放
熱装置を取りつけることができない。
外側導体に接続されて接地端子となるエミツタ電極3は
、パッケージ内部で金属細線等によるボンデイングワイ
ヤ4によりトランジスタチツプ2のエミツタ端子に接続
されており、そのためトランジスタチツプ2で発生した
熱を有効に外側導体に伝えることはできない。
キャップを兼ねるベース電極5も同様に放熱路として期
待できない。
また、トランジスタチツプ2を接着する面は、大きくと
も同軸線路の内側導体の断面積程度までであり、大きな
、あるいは複数個のトランジスタチップを塔載すること
はできない等の欠点があり、従って、このような同軸形
パッケージは高出力トランジスタ用には不適当である。
なお、6はアルミナ、7は前記アルミナ6上に被着され
た金属膜、8はベースボンデイングワイヤ、9はアルミ
ナ円筒である。
この発明は、上記欠点を除去するためになされたもので
、有効な放熱手段を有し、かつ複数個のトランジスタチ
ップを収容することができ、高周波・高出力トランジス
タに用いるのに好適なトランジスタ用同軸形パッケージ
を提供するものである。
以下この発明について説明する。第2図a,b,cはこ
の発明の一実施例を示すもので、第2図aは全体の分解
斜視図、第2図bは第2図aの下方の外側導体の平面図
、第2図cは第2図bのA−A線による断面図である。
この実施例はコレクタ接地方式で用いるのに好適な場合
である。
これらの図において、11,11′は電気的・熱的に良
好な伝導率を有する銅等の金属で形成された同軸線路を
、軸を含む平面によって2分割したコレクタ電極で、同
軸線路の外側導体と放熱器を兼ねている。
なお、2分割された外側導体11,11′には同様の加
工が施されるが、ここでは一方の外側導体11のみにつ
いて説明することにする。
12はトランジスタチップであり、外側導体11には軸
方向に内側導体(ベース電極、エミツタ電極)13,1
4が嵌合する半円状の凹部15,16が形成される。
さらに、この凹部15,16の軸方向中央部には軸と平
行に平面部分17が形成され、この平面部分17にトラ
ンジスタチツプ12が直接ダイボンドされる。
このため、トランジスタチツプ12に発生した熱は、短
かくて広い、しかも熱抵抗の低い放熱路18を経て、放
熱装置19より放散される。
凹部15,16にはアルミナ等の絶縁体20,21によ
って絶縁が施され、内側導体13,14となっているベ
ース電極、エミツタ電極を外側導体11から絶縁してい
る。
また、凹部15,16の絶縁体20,21表面は、金等
によるメタライズ部22,23が施されていて、これは
、絶縁体20,21と一体に構成されたパッケージ側ボ
ンデイングパツドの平面部分24,25のメタライズ部
26,27と連結している。
そしてボンディングワイヤ28,29を経て、トランジ
スタチツプ12のベース、エミツタ端子と各々接続され
る。
このように構成された外側導体11の凹部15,16に
内側導体13,14を嵌合せしめた後、外側導体11′
を接合せしめることにより、2つのトランジスタチップ
を収容した、かつ有効な放熱路を有する高周波・高出力
トランジスタに好適な同軸形パッケージが構成される。
分割された外側導体11,11′の接合に際しては金属
部分に施したはんだ材などで、全体を炉中に入れてはん
だリフロー等により溶接するか、あるいは各外側導体1
1,11′にフランジを設けるなどして、ビス止めする
ことも可能である。
また、内側導体13,14と、絶縁体20,21表面上
のメタライズ部22,23とは、はんだリフローにより
溶接するも、単に圧着により電気的接続を得るも可能で
ある。
また、この構成によってパッケージ内の気密性が不十分
である場合には、トランジスタチツプ12を樹脂等でお
おうことにより耐湿性を高めることもできる。
また、バイポーラトランジスタのコレクク接地方式以外
に、電界効果トランジスタ(FET)のドレイン接地用
のパッケージとしても用いることができることは言うま
でもない。
第3図はこの発明の他の実施例を示すもので、コレクタ
接地(ドレイン接地)以外の方式で用いるのに好適なパ
ッケージである。
なお、この図では第2図と同一符号は同一構成部分を示
す。
この実施例はエミツタ接地の場合であるが、ベリリア等
の熱伝導率の高い絶縁板30を、トランジスタチツプ1
2がダイボンドされるべき個所において外側導体11の
中央部の平面部分17に接着し、絶縁板30上に設けた
メタライズ部31にトランジスタチツプ12をダイボン
ドし、メタライズ部31から一方のボンデイングパツド
の平面部分25にボンデイングワイヤ32が接続されて
コレクタ電極とし、他方の平面部分24には、トランジ
スタチップ12のベース端子からボンデイングワイヤ3
3が接続される。
トランジスタチツプ12のエミツタ端子は、ボンデイン
グワイヤ34およびエミツタブリッジ35により外側導
体11に接続され、エミツタ電極が形成される。
なお、ベース接地の場合も、上記のベースとエミッタを
入れかえることにより同様に実施することができFET
のソース接地、ゲート接地についても同様である。
また、トランジスタチツプ12をマウントする平面部分
17を広くとることにより、この部分に整合回路を組み
こむことも可能となる。
また、上記実施例では、同軸内側導体と外側導体とを絶
縁するのに用いたアルミナ等の半円筒を分割して、単に
内側導体を保持するのみとしている。
これにより生じたスペースSに調整用スタブ端子を設け
たり、バイアスネットワーク、あるいはその両方を設け
ることも可能である。
なお、上記各実施例は分割された外側導体11,11′
に各1個のトランジスタチツプ12を塔載し、全体で2
個のトランジスタチップ12を収容しているが、全体を
4分割等、多数のブロックに分割して、さらに多くのト
ランジスタチツプ12を収容できるパッケージとするこ
ともできる,また、この実施例はコレクタ電極となる外
側導体11と放熱装置19を一体としているが、放熱装
置19を設けずに、コレクタ電極をなしている外側導体
11を他の放熱手段に接続するようにフランジ等を設け
てもよい。
以上説明したようにこの発明は、同軸線路の外側導体を
構成する金属ブロックを複数個に分割してその分割され
た各金属ブロックにその軸方向中央部にトランジスタチ
ップが接続される平面部分を軸方向と平行に設け、かつ
金属ブロックの内側導体が嵌合される両端の凹部にスペ
ーサを取り付け、その内面に金属膜を施して2電極とし
たので、トランジスタチップは分割された外側導体にそ
れぞれ収容することができる。
また、金属ブロックに放熱装置を具備せしめることが可
能となりトランジスタチップからの熱は容易に外部に放
熱することができる。
さらに、トランジスタチップを接着する平面部分を広く
とることにより、調整用スタブ端子等の周辺回路をパッ
ケージ内に収容することができるなど半導体装置の設計
上多くの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来の同軸形パッケージのキャップをは
ずした状態の平面図および同じくキャップをつけた縦断
面図、第2図a,b,cはこの発明の一実施例を示すも
ので、第2図aは同軸形パッケージの分解斜視図、第2
図bは第2図aの下方の外側導体の平面図、第2図cは
第2図bのA−A線による断面図、第3図a, b、は
この発明の他の実施例を示す平面図およびB−B線によ
る断面図である。 図中、11,11′は外側導体、12はトランジスタチ
ップ、13,14は内側導体、15,16は凹部、17
は平面部分、18は放熱路、19は放熱装置、20,2
1は絶縁体、22,23,26,27はメタライズ部、
24,25はボンデイングパツドの平面部分、28,2
9はボンデイングワイヤ、30は絶縁板、31はメタラ
イズ部、32,33,34はボンデイングワイヤ、35
はエミツタブリッジである。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同軸線路の外側導体を構成するとともに前記同軸線
    路の軸を含む平面によって複数個に分割され、かつ前記
    軸に平行な面を有し、この軸に平行な面に直接または絶
    縁板を介してトランジスタチップが接着されている上記
    分割と同数個の金属ブロックと、この金属ブロックを分
    割しているのと同じ面により分割され内側導体と外側導
    体を絶縁するとともに前記金属ブロックの凹部に取り付
    けられ、かつ前記内側導体が接する面に金属膜を施した
    スペーサとからなり、前記金属ブロックと前記金属膜を
    それぞれ電極とするとともに、前記内側導体をとりまい
    て前記金属ブロックおよびスペーサの分割された面を互
    に接着したことを特徴とするトランジスタ用同軸形パッ
    ケージ。 2 分割された金属ブロックは放熱装置を備えたもので
    ある特許請求の範囲第1項記載のトランジスタ用同軸形
    パッケージ。
JP8543877A 1977-07-15 1977-07-15 トランジスタ用同軸形パッケ−ジ Expired JPS588583B2 (ja)

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JP8543877A JPS588583B2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 トランジスタ用同軸形パッケ−ジ

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Publication Number Publication Date
JPS5420669A JPS5420669A (en) 1979-02-16
JPS588583B2 true JPS588583B2 (ja) 1983-02-16

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JP8543877A Expired JPS588583B2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 トランジスタ用同軸形パッケ−ジ

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JPS5420669A (en) 1979-02-16

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