JPS5883256A - 超音波非破壊検査装置 - Google Patents

超音波非破壊検査装置

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JPS5883256A
JPS5883256A JP56182709A JP18270981A JPS5883256A JP S5883256 A JPS5883256 A JP S5883256A JP 56182709 A JP56182709 A JP 56182709A JP 18270981 A JP18270981 A JP 18270981A JP S5883256 A JPS5883256 A JP S5883256A
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ultrasonic
cathode ray
ray tube
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exciter
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    • G01H3/10Amplitude; Power
    • G01H3/12Amplitude; Power by electric means
    • G01H3/125Amplitude; Power by electric means for representing acoustic field distribution
    • GPHYSICS
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の変化を干渉法により検出する超音波非破壊検査装置に
関するものである。
従来、液体や気体の音速を精密に測定する方法として、
干渉の原理を利用する超音波検査法がよく用いられてい
る。この干渉を生じさせる方法としては、超音波の周波
数を変化させる方法と、超音波の伝搬路長を変化させる
方法がある。
第1図は、超音波の伝搬路長を変化させる超音波非破壊
検査装置(著者、菊池喜充、奥山犬太部、日本音響学会
講演論文集、昭和42年2月、第181頁参照)のブロ
ック図を示したもので、■は高周波発振器、2はパルス
変調器、8は送受波器、4は減衰器、5は混合器、6は
検波器(整流器)、7は陰極線管であり、送受波器8は
試料液体8を入れた容器9の底部に装着され、また容器
9の底部に排出口IOが設けられ、容器9の側面に試料
液体8の高さを測定する読取顕微鏡11が設けられてい
る。
このように構成した従来の超音波非破壊検査装置におい
て、発振周波数fの高周波発振器■から発生する連続電
気信号をパルス変調器2で高尚波パルス信号に変調し、
これを超音波トランスジューサである送受波器8に印加
することにより、被測定物である試料液体8の中にパル
ス超音波を発生させる。このパルス超音波は送受波器8
に対向して平行に設けられた反射面、即ち試料液体8の
液面8′によって反射され、再び送受波器3に戻り、電
気的パルス信号に変換され、高量波発振器1から発生す
る連続電気信号の一部が減衰器4で適当な信号に調整さ
れた参照信号と混合器5で混合され、検波器6で検波さ
れ、陰極線管7に表示される。この時、高周波発振器1
の発振川波数fを一定に保った′!!マで、超音波の伝
搬路長、即ち2Lを変化させると、この伝搬路長が半波
長質わるごとに、陰極線管7上に表示される反射パルス
信号の振幅が極大値と極小値が交互に繰り返し表示され
る。この従来例では、伝搬路長を変化させるために、液
体試料8を入れた容器9の底に設けた排出口10から試
料液体8を徐々に排出して、試料液面8′を次第に低く
する。この変化量を読取顕微*11で読みながら、前述
の反射パルス波の振幅に極大あるいは極小を与える伝搬
路長の変化を精密に測定すれば、周波数fが既知である
ので、試料液体中の音速が求められる。
第2図は、他の従来例の超音波非破壊検査装置のブロッ
ク図を示したもので、第1図と同一符号の部分は同一の
ものを示しているが、この従来例では、パルス変調器2
に送波器12が接続され、混合器5に受波器13が接続
され、送波器12と受波器13の間の距離りで与えられ
る伝搬路長を変化させ、移動させた受波器18の下面の
位置を読み取り顕微鋼10で読み取ることにより、前述
の従来例と同じ原理で、液体中を伝搬する超音波の音速
を測定することができる。なお、この従来例では、液体
中に放射する超音波は連続波でもよく、必ずしもパルス
超音波である必要はない。
以上説明した従来例では、送受波器3と試料液体面8′
の間または送波器12と受波器13の間の距離し、即ち
音波の伝搬路長の変化は僅かであり、それを精密に変化
させて読み取ることは極めて熟練を要する技術があり、
かなりの測定時間を要していた。また超音波トランスジ
ューサは平面波用の送受波器を使用しているので、被測
定物の2次元的な音速分布の計測ができないという欠点
があつだ。
本発明は、上記従来例の欠点を解消するために、観察す
べき対象物に集束型超音波発生素子から集束超音波を照
射し、対象物内部で受けた超音波エネルギーの変化を超
音波集音素子で、対象物の微小部分において検出し、集
束型超音波発生素子または超音波集音素子のいずれかを
加振器によって微小に振動させ、超音波集音素子の出力
を陰極線管で表示し、加振器を振動させる低周波発振器
の出力信号によって、陰極線管の水平軸掃引を行なわせ
ることを特徴とし、その目的は音速を正確に、かつ迅速
に測定することができる超音波非破壊検査装置を提供す
るものである。以下、図面により実施例を詳細に説明す
る。
第3図は、本発−明の一実施例の超音波非破壊検査装置
のブロック図を示したもので、14は高周波発振器、1
5はパルス変調器、16は容器17内の被測定液体18
の上部に装着された送波器、19は減衰器、zOは混合
器、21は容器17の底部に設けられた受波器、22は
陰極線管、28は低川波発振器、24は送波器16を加
振する加振器、25は陰極線管22に入力する低同波信
号を所定のレベルに減衰する減衰器であり、送波器16
と受波器21は焦点深度の深い集束型超音波トランスジ
ューサであり、送波器16及び受波器21は共焦点にな
るように配置され、また送受波器16.21間の距離を
精度良く、微小に変化させるために、送波器16に加振
器24が連結されている。
次に、本実施例の動作を説明する。今、送波器16は加
振器24によりZ方向に変位し、その変位量ΔZは時間
tに対して正弦波的に振動している。即ち、ΔZ = 
A gin  ωtである。ここで、Aは基準位置より
の最大振幅であり、ωは角周波数である。この送波器1
6の変位量ΔZに同期させて、Bs1nωt で陰極線
管22の水平軸掃引をさせる。一方、高周波発振器14
から発生する連続電気信号をパルス変調器15で高周波
パルス信号に変調し、送波器16に印加すると、試料液
体17中にパルス超音波が発生し、受波器21に伝搬さ
れる。また高周波発振器14からの参照信号は減衰器1
9で受波器21で受信した透過信号と同レベルにされ、
混合器20で受波器21からの電気へ号と混合され、こ
の混合波出力は陰極線管22の垂直軸に入力される。
このようにすると、陰極線管22の表示面には、第4図
に示したような極大と極小が周期的に生じる波形が描か
れる。ここで、この陰極線管の水平軸走査の振幅はBで
あるので、伝搬路長の周期的な変化は陰極線管22では
、B/A倍に拡大される。
従って、第4図に示した陰極線管22の面上で、相隣る
極小間の距離ΔBを測定すれば、試料液体中の波長は、
ΔBx (A/B)として計測されることになる。一般
に、比B/AにおけるAは、従来性なわれているように
予め光学的手法により測定し、所定の値に設定しておく
か、あるいに比B/A を音速が既知の媒体、例えば水
などによって予め較正しておくことにより、比B/Aを
100程度に設定することは容易である。このようにす
ることにより、超音波の周波数をFとすると、試料液体
v=Fx ΔBx(A/B) として求められる。
次に、具体例を説明する。
〔具体例〕
試料液体として水を使用し、超音波の周波数Fを2 M
H2、加振器の振幅Aを1mm、加振器の振動の角内波
数ωを、ω=2π・50H2、送受波器の性愛が1閣以
上の凹面トランスジューサを対向させ、共焦点に配置す
ると、陰極線管の表示面上の水平11!!11穫幅Bが
5αとなるので、比B/Aは50となる。第4図に示し
たような波形からΔBを測定すると、ΔBは87.7m
mであった。従って、音速Vは、 v−F×ΔBx (A/B)=2xlOx8?、7xl
Ox (115)−1508(m/5ec) となる。     ′1 次に、第3図に示した本実施例の超音波非破壊検査装置
において、試料液体17中に、この試料液体と音速が異
なり、厚さが一様な物質26を第5図に示したように挿
入すると、陰極線管22で表示された混合波の出力に極
大または極小を与える送波器16と受波器2■の間の距
離は、試料液体のみの場合より僅かにシフトする。従っ
て、この挿入する物質26の厚さを11音速をυ、とし
、前述の方法で測定した既知の試料液体17の音速をυ
。とすると、シフト量ΔLは、 ΔI・−l(1−vo/、、、) となる。ここで、物質26の厚さが分かつていれば、そ
の音速V工は、 v1= vo /(11e/l) として計算することができるが、このΔBを精密に計算
することは容易ではない。
従って、本発明では、物質26を挿入する前と、挿入し
たときの干渉波形のシフト量を同じ陰極線管22の表示
面上で比較することにより、このΔBを簡単に測定する
ことができるものである。即ち、第6図において、送波
器16及び受波器21としては、集束超音波トランスジ
ューサを用い、参照媒体となる音速が既知の試料液体か
らなる超音波の伝搬経路を超音波ビームが透過するよう
に送受波器1.6.21を設定しく第6図(A)参照)
、前述の実殉例のように陰極線管22の表示面上に波形
をかかせ、この波形をメモリスコープなどに記録してお
き、次に、第6図(B)に示したように送受波器16.
21を被測定物26を介在させた伝搬経路に移動させ、
同様に同じ陰極線管22の表示面上に波形を描かせると
、第7図(A)に示したように被゛測定物質を介在させ
ない伝搬経路における波形において、混合波出力が最小
となるΔZ=ΔZ1の値を示すX□の点では、第7図(
B)に示したように被測定物質を介在させた波形は最小
にならず、x2の点において最小になる。ここで、送波
器16を受波器21に近ずけると、陰極線管22のX(
水平)軸上で出力の極大または極小が第7図の左方に移
動するように設定すれば、第7図(B)の極小点x2は
、被測定物体26を通過する超音波の音速が速い場合は
、第7図(A)の波形の極小点X工の呑気にずれ、遅い
場合は、左側にずれる。この差Δx == xl−χ2
を測定することによって、ΔBが求められる。
なお、上記実施例の説明では、加振器24を送波器■6
に接続したが、受波器21に接続してもよいことは云う
までもない。
以上説明したように、本発明によれば、送波器または受
波器を加振器で振動させ、また加振器を駆動する像間波
数の信号で、被測定伝搬経路を通過した超音波ビームを
陰極線管のX(水平)軸方向に走査することにより、陰
極線管の表示面上で被測定物体の音速の違いを容易に知
ることができ、測定が非常に簡単になるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、従来の超音波非破壊検査装置のブロ
ック図、第8図は、本発明の一実施例の超音波非破壊検
を装置のブロック図、第4図は、第3図の陰極線管に表
示した超音波の波形図、第5図は、第3図の送受波器の
間に被測定物体を介在させて測定する状態を示した図、
第6図は、本発明の他の測定方法を示した図、績7図は
、第6図の測定方法により陰極線管に表示した波形を示
した図である。 ■4・・・高周波発振器、15・・・ノ(ルス変調器、
16・・・送波器、17・・・試料液体、18・・・容
器、19・・・減衰器、20・・・混合器、21・・・
受波器、22・・・陰極線管、23・・・低周波発振器
、24・・・加振器、25・・・減衰器、26・・・被
測定物体。 特許出願人  中  鉢  憲  賢 本   多   敬   介 第4図 第  5 図 8 第  6  図 二二二==コー25 第  7 図 1、事件の表示 昭和56年特許願第182709号 2発明の名称  超音波非破壊検査装置3補正をする者 事件との関係  特許出願人 センタイ ゾカタヒラ 住 所 宮城県仙台市片平1丁目4番6−203号チュ
ク /サ  ノリ  ヨシ 氏名 中鉢憲賢(外1名) 4代理人 〒272 住 所 千葉県市用市国分4丁目13番1o号6、補正
により増加する発明の数  07、補正の対象 明細書 全文補正 明   細   書 1、発明の名称  超音波非破壊検査装置2、特許請求
の範囲 観察すべき対象物に集束超音波を照射するだめの集束型
超音波発生素子と、前記対象物内部で変化を受けた超音
波エネルギーを、前記対象物内の微小部分において検出
する超音波集音素子と、前記集束型超音波発生素子また
は前記超音波集音素子のいずれかを微小に振動させる加
振器と、前記超音波集音素子の出力を表示する陰極線管
とからなり、前記加振器を振動させる低周波発振器の出
力信号によって、前記陰極線管の水平軸掃引を行なわせ
ることを特徴とする超音波非破壊検査装置。 3、発明の詳細な説明 本発明は、観察すべき対象物を通過する超音波の変化を
干渉法により検出する超音波非破壊検査装置に関するも
のである。 従来、液体や気体の音速を精密に測定する方法として、
干渉の原理を利用する超音波検査法がよく用いられてい
る。この干渉を生じさせる方法としては、超音波の周波
数を変化させる方法と、超音波の伝搬路長を変化させる
方法がある。 第1図は、超音波の伝搬路長を変化させる超音波非破壊
検査装置(著者、菊池喜充、奥山大太部、日本音響学会
講演論文集、昭和42年2月、第181頁参照 )のブ
ロック図を示したもので、1は高周波発振器、2はパル
ス変調器、3は送受波器、4は減衰器、5は混合器、6
は検波器(整流器)、7は陰極線管であシ、送受波器3
は試料液体8を入れた容器9の底部に装着され、また容
器9の底部に排出口10が設けられ、容器9の側面に試
料液体8の高さを測定する読取顕微鏡11が設けられて
いる。 このように構成した従来の超音波非破壊検査装置におい
て、発振周波数fの高周波発振器1から発生する連続電
気信号をパルス変調器2で高周波パルス信号に変調し、
これを超音波トランスジューサである送受波器3に印加
することに、より、被測定物である試料液体8の中にパ
ルス超音波を発生させる。こ、のパルス超音波は送受波
器3に対向して平行に設けられた反射面、即ち試料液体
8の液面8′によって反射され、再び送受波器8に戻り
、電気的パルス信号に変換され、高周波発振器1から発
生する連続電気信号の一部が減衰器4等で適当な信号強
度に調整された参照信号と混合器5で混合され、検波器
6で検波され、陰極線管7に表示される。この時、高周
波発振器1の発振周波数fを一定に保ったままで、超音
波の伝搬路長、即ち2Lを変化させると、この伝搬路長
が半波長変わるごとに、陰極線管7上に表示される反射
パルス信号の振幅が極大値と極小値が交互に繰り返し表
示される。この従来例では、伝搬路長を変化させるだめ
に:液体試料8を入れた容器9の底に設けた排出口10
から試料液体8を徐々に排出して、試料液面8′を次第
に低くする。この変化量を読取顕微鏡11で読みながら
、前述の反射パルス波の振幅に極大あるいは極小を与え
る伝搬路長の変化を精密に測定すれば、周波数fが既知
であるので、試料液体中の音速が求められる。 第2図は、他の従来例の超音波非破壊検査装置のブロッ
ク図を示したもので、第1図と同一符号の部分は同一の
ものを示しているが、この従来例では、パルス変調器2
に送波器12が接続され、混合器5に受波器18が接続
され、送波器12と受波器13の間の距離りで与えられ
る伝搬路長を変化させ、移動させた受波器1Bの下面の
位置を読み取り顕微鏡10で読み取ることにより、前述
の従来例と同じ原理で、液体中を伝搬する超音波の音速
を測定することができる。なお、この従来例では、液体
中に放射する超音波は連続波でもよく、必ずしもパルス
超音波である必要はない。 以上説明した従来例では、送受波器3と試料液体面8′
の間または送波器12と受波器13の間の距離L1即ち
音波の伝搬路長の変化は僅かであり、それを精密に変化
″させて読み取ることは極めて熟練を要する技術であり
、かなりの測定時間を要していた。また超音波トランス
ジューサは平面波用の送受波器を使用しているので、被
測定物の2次元的々音速分布の計測ができない吉いう欠
点があった。 本発明は、上記従来例の欠点を解消するために、観算す
べき対象物に集束型超音波発生素子から集束超音波を照
射し、対象物内部で受けた超音波エネルギーの変化を超
音波集音素子で、対象物の微小部分において検出し、集
束型超音波発生素子または超音波集音素子のいずれかを
加振器によって微小に振動させ、超音波集音素子の出力
を陰極線管で表示し、加振器を振動させる低周波発振器
の出力信号によって、陰極線管の水平軸掃引を行なわせ
ることを特徴とし、その目的は音速を正確に、かつ迅速
に測定することができる超音波非破壊検査装置を提供す
るものである。以下、図面により実施例を詳細に説明す
る。 第3図は、本発明の一実施例の超音波非破壊検査装置の
ブロック図を示したもので、14は高周波発振器、15
はパルス変調器、16は容器17内の被測定液体18の
上部に装着された送波器、19は減衰器、20は混合器
、21は容器17の底部に設けられだ受波器、22は陰
極線管、23は低周波発振器、24は送波器16を加振
する加振器、25は陰極線管22に入力する低周波信号
を所定のレベルに減衰する減衰器であり、送波器16と
受波器21は焦点深度の深い集束型超音波トランスジュ
ーサであり、送波器16及び受波器21は共焦点になる
ように配置され、また送受波器16.21間の距離を精
度良く、微小に変化させるために、送波器16に加振器
24が連結されている。 次に、本実施例の動作を説明する。今、送波器16は加
振器24により2方向に変位し、その変位量Δ2は時間
tに対して正弦波的に振動している。即ち、Δ2−λs
inωtである。ここで、Aは基準位置よりの最大振幅
であシ、ωは角周波数である。この送波器16の変位置
Δ2に同期させて、B sinωtで陰極線管22の水
平軸掃引をさせる。 一方、高周波発振器14から発生する連続電気信号をパ
ルス変調器15で高周波パルス信号に変調し、送波器1
6に印加すると、試料液体17中にパルス超音波が発生
し、受波器21に伝搬される。 また高周波発振器14からの参照信号は減衰器19で受
波器21で受信した透過信号と同レベルにされ、混合器
20で受波器21からの電気信号と混合され、この混合
波出力は陰極線管22の垂直軸に入力される。 このようにすると、陰極線管22の表示面には、第4図
に示しだような極大と極小が周期的に生じる波形が描か
れる。ここで、この陰極線管の水平軸走査の振幅はBで
あるので、伝搬路長の周期的な変化は陰極線管22では
、B/A倍に拡大される。従って、第4図に示しだ陰極
線管22の面上で、相隣る極小間の距離ΔBを測定すれ
ば、試料液体中の波長は、ΔBx(A/B3 として計
測されることになる。一般に、比B/AにおけるAは、
従来性々われているように予め光学的手法により測定し
、所定の値に設定しておくか、あるいは比B/Aを音速
が既知の媒体、例えば水などによって予め較正しておく
ことにより、比B/Aを100程度に設定することは容
易である。このようにすることにより、超音波の周波数
をFとすると、試料液体17中の超音波の速度υは、 υ−F×ΔBX (A/B) として求められる。 次に、具体例を説明する。 〔具体例〕 試料液体として水を使用し、超音波の周波数Fを2 M
 Hz、加振器の振幅Aを1朋、加振器の振動の角周波
数ωを、ω=2π・50 Hz、送受波器の深度が1朋
以上の凹面トランスジューサを対向させ、共焦点に配置
すると、陰極線管の表示面上の水平軸振幅Bが5cII
Lとなるので、比B/Aは50となる。第4図に示した
ような波形からΔBを測定すると、ΔBは37.7 m
であった。従って、音速υは、 υ=FXΔB X (A/B) =2 X 10”X 
37.7x 10−”x (1150) =1508 
 (m/5ec)となる。 次に、第3図に示した本実施例の超音波非破壊検査装置
において、試料液体17中に、この試料液体と音速が異
なり、厚さが一様な物質26を第5図に示したように挿
入すると、陰極線管22で表示された混合波の出力に極
大または極小を与える送波器16と受波器21の間の距
離は、試料液体のみの場合より僅かにシフトする。従っ
て、この挿入する物質26の厚さを11音速をυ1とし
、前述の方法で測定した既知の試料液体17の音速をυ
。とすると、シフト量ΔLは、 ΔL=l  (1−’/、) となる。ここで、物質26の厚さが分がっていれば、そ
の音速υ1は、 υ、=u。/(1−ΔL/、 ) として計算することができるが、とのΔBを精密に計算
することは容易ではない。 従って、本発明では、物質26を挿入する前と、挿入し
たときの干渉波形のシフト量を同じ陰極線管22の表示
面一4=で比較することにより、とのΔBを簡単に測定
することができるものである。即ち、第6図において、
送波器16及び受波器21としては、集束超音波トラン
スジューサを用い、参照媒体となる音速が既知の試料液
体からなる超音波の伝搬経路を超音波ビームが透過する
ように送受波器16.21を設定しく第6図(A)参照
)、前述の実施例のように陰極線管22の表示面上に波
形をかかせ、この波形をメモリスコープなどに記録して
おき、次に、第6図(B)に示しだように送受波器16
.21を被測定物26を介在させた伝搬経路に移動させ
、同様に同じ陰極線管22の表示面上に波形を描かせる
と、第7図(A)に示したように被測定物質を介在させ
ない伝搬経路における波形において、混合波出力が最小
となるΔZ−Δz1の値を示すX、の点では、第7図(
B)に示したように被測定物質を介在させた波形は最小
にならず、X、の点において最小になる。ここで、送波
器16を受波器21に近ずけると、陰極線管22のX(
水乎)軸上で出力の極大または極小が第7図の左方に移
動するように設定すれば、第7図(B)の極小点X、は
、被測定物体26を通過する超音波の音速が速い場合は
、第7図(A)の波形の極小点X1の左側にずれ、遅い
場合は、右側にずれる。この差ΔX = X、 −X、
を測定することによって、ΔLが求められる。 なお、上記実施例の説明では、加振器24を送波器16
に接続したが、受波器21に接続してもよいことは云う
までもない。 以上説明したように、本発明によれば、送波器または受
波器を加振器で振動させ、また加振器を駆動する低周波
数の信号で、被測定伝搬経路を通過した超音波ビームを
陰極線管のX(水平)軸方向に走査することにより、陰
極線管の表示面上で被測定物体の音速の違いを容易に知
ることができ、測定が非常に簡単になるという利点があ
る。 4、図面の簡単な説明 第1図、第2図は、従来の超音波非破壊検査装置のブロ
ック図、第3図は、本発明の一実施例の超音波非破壊検
査装置のブロック図、第4図は、第3図の陰極線管に表
示した超音波の波形図、第5図は、第3図の送受波器の
間に被測定物体を介在させて測定する状態を示した図、
第6図は、本発明の他の測定方法を示した図、第7図は
、第6図の測定方法により陰極線管に表示した波形を示
した図である。 14・・・高周波発振器、15・・・ノ(ルス変調器、
16・・・送波器、17・・・試料液体、18・・・容
器、19・・・減衰器、20・・・混合器、21・・・
受波器、22・・・陰極線管、23・・・低周波発振器
、24・・・加振器、25・・・減衰器、26・・・被
測定物体。 特許出願人  中 鉢 憲 賢

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 観察すべき対象物に集束超音波を照射するための集束型
    超音波発生素子と、前記対象物内部で変化を受けた超音
    波エネルギーを、前記対象物内の微小部分において検出
    する超音波集音素子と、前記集束型超音波発生素子また
    は前記超音波集音素子のいずれかを微小に振動させる加
    振器と、前記超音波集音素子の出力を表示する陰極線管
    とがらなり、前記加振器を振動させる低周波発振器の出
    力信号によって、前記陰極線管の水平軸掃引を行なわせ
    ることを特徴とする超音波非破壊検査装置。
JP56182709A 1981-11-13 1981-11-13 超音波非破壊検査装置 Granted JPS5883256A (ja)

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JP56182709A JPS5883256A (ja) 1981-11-13 1981-11-13 超音波非破壊検査装置
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DE3241815A DE3241815C2 (de) 1981-11-13 1982-11-11 Ultraschall-Prüfvorrichtung

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US4492117A (en) 1985-01-08
JPH0211866B2 (ja) 1990-03-16
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