JP4378507B2 - 非接触型の粘度計測法 - Google Patents
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Description
ところで、従来、各種原理に基づいた粘度測定の方法により、様々な粘度計が開発されてきた。 例えば、ねじり変形可能な棒体の一部を測定対象の液体に浸漬し、当該棒体をモータで回転できるようにし、かつ、棒体に一定間隔を隔てて円盤を設け、当該円盤の外周に反射板を設け、これら円盤の反射板にレーザ光を照射し、それら反射レーザ光によって粘性を測定する粘度計が提案されている(特許文献1)。
しかしながら、従来の粘度計は、上述したように基本的には接触型のため、粘度測定の簡便性に欠け、製造現場などの生産ラインにおいては不向きである。
本発明は、上述した従来技術の不都合な点を解消し、被測定対象液体には全く接触することなく、かつ、静止状態または流れのある状態にある被測定対象液体の粘性を確実に測定できる非接触型粘度計を提供することを目的とする。
流れのある状態におかれた前記被測定対象液体に5[Hz]〜20[Hz]の周波数の超低周波音波を供給する一方、前記被測定対象液体にレーザ光を照射し、当該被測定対象液体からの反射レーザ光を受信し、前記照射レーザ光と前記反射レーザ光の情報から変位を求め、前記の変位を基に、変位Yと粘度Xの関数Y=A+B×ln(X)から(ただし、A、Bは定数、Corr.Coeff.=0.9925)、前記被測定対象液体が流れている状態にあるときの粘度を、非接触で測定可能としたことを特徴とする。
<第1の実施形態>
図1ないし図5は本発明の第1の実施形態に係る非接触型粘度計を説明するための図である。本発明の第1の実施形態に係る非接触型粘度計は、静止状態あるいは被測定対象液体を測定対象にしたものである。
ここに、図1は、本発明の第1の実施形態に係る非接触型粘度計を示す原理的構成図である。
この図1において、本発明の第1の実施形態に係る非接触型粘度計1は、所定の容器2に収容した被測定対象液体4に所定の周波数の低周波音波を供給する低周波供給手段3と、前記容器2に収容した被測定対象液体4にレーザ光を照射し、当該被測定対象液体からの反射レーザ光を受信し、前記照射レーザ光と前記反射レーザ光の情報から変位を求めるレーザ変位手段5とを備え、前記レーザ変位手段5からの変位を基に所定の容器2に収容した静止状態にある被測定対象液体4の粘性を非接触状態で測定することができる装置である。
また、前記低周波供給手段3の発振器31は、例えば9〔Hz〕〜15〔Hz〕の低周波を発振させるようにすると被測定対象液体4の粘度測定には好適である。また、音波導波器34としての導波用パイプの内径は17[mm]、長さは100[mm]として構成したものである。音波導波器34としてのパイプの音波放射口は被測定対象液体4の液面より2[cm]くらい離した位置に固定している。なお、本第1の実施形態では、被測定対象液体4は静止状態に置かれている。ここに、被測定対象液体4の静止状態とは、被測定対象液体4に対流や振動等の動きがなく、当該流体4に動きがない状態のことをいうものとする。
ここで、前記レーザ変位手段5のレーザ送受信ヘッド51は、例えば670〔nm〕のレーザ光を例えば10[μS]毎にパルス状に照射できる送信部と、前記照射されたレーザ光が被測定対象液体4から反射された反射レーザ光を受信して光電信号にする受信部とから構成されている。なお、レーザ光の周波数は、上記説明では670〔nm〕としたが、これに限定されるものではなく、粘度測定ができる周波数帯であれば他の周波数であってもよい。また、前記送信部は、例えば10[μS]毎にパルス状にレーザ光を照射しているが、これに限定されるものではなく、粘度測定に支障のないパルス間隔であれば、測定に利用することができる。
なお、低周波供給手段3の発振器31から低周波周波数の音波信号がオシロスコープ11に入力されるようにしてあり、また、レーザ変位計52からも変位信号がオシロスコープ11に入力されるようにしてある。このように前記発振器31から低周波周波数の音波信号がオシロスコープ11に入力されることにより、レーザ変位計52からの変位信号と同期がとられるようにしてある。なお、オシロスコープでは、測定値の加算平均を取るようにしたことにより、ノイズの低減を図っている。
ここに、図2は、本発明の第1の実施形態に係る非接触型粘度計によって被測定対象液体である粘度1[cSt]のシリコンオイルを測定した際にオシロスコープに得られた波形を示す波形図であり、横軸に時間を、縦軸にレーザ変位手段から出力された変位をとったものである。
まず、低周波供給手段3の発振器31を発振させて例えば11[Hz]の低周波正弦波信号を発生させる。この発振器31からの正弦波信号は、増幅器32で十分に増幅されてスピーカ33に供給される。スピーカ33では、正弦波信号を音波に変換して、当該音波をパイプからなる音波導波器34によって被測定対象液体4の近傍に導く。前記音波導波器34の先端から容器2内の被測定対象液体4に音波を放射し、被測定対象液体4の液面を振動させる。
本発明の第1の実施形態に係る非接触型粘度計1の測定原理は、被測定対象液体4の液面が低周波供給手段3から加わる音圧で変化する点と、当該被測定対象液体4の液面の振幅変化量が液体の粘度、密度及び表面張力などの関数となる点とに着目し、密度や表面張力などが分かれば粘度計測が可能であるという考え方に基づいている。
まず、除振台7の微動台9の上に載置された容器2に収容した粘度1[cSt]のシリコーンオイルに、低周波供給手段3の音波導波器34から11[Hz]の音波を加え、かつ、レーザ変位手段5のレーザ送受信ヘッド51によりシリコーンオイルの液面にレーザ光を照射して、その反射レーザ光をレーザ送受信ヘッド51で受光し、前記レーザ送受信ヘッド51で得られた受光反射レーザ光の電気信号をレーザ変位計52に取り込んで変位を測定し、その測定結果をオシロスコープ11に入力した。その測定結果は、図2に示すような波形を得ることができた。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る非接触型粘度計によって、被測定対象液体である粘度1,2,30,300[cSt]のシリコンオイルと、水とを測定した際にオシロスコープに得られた波形を示す波形図であり、横軸に周波数を、縦軸にレーザ変位手段から出力された変位をとったものである。
この図4からは、何らかの共振現象が伴っているように見られ、平坦な特性ではないが、各周波数においてシリコーンオイルの粘度の違いをはっきり区別できるような出力を得ることができている。動粘度が同じ1[cSt]の水と、動粘度が同じ1[cSt]のシリコーンオイルでは特性が大きく異なる結果が得られたが、この原因は水とシリコーンオイルの密度や表面張力の違いによるものと考えられる。
各粘度1〜1000[cSt]のシリコンオイルに対して11[Hz]の音波を加えたときの、粘度変化に対する振幅特性を調べた結果が図5に示す特性図である。この結果から、粘度の増加と共に振幅が減少することが明確に判別でき、また、低粘度においてはその変化量は大きいが、粘度が高くなるにつれ変化分が少なくなることが分かる。これらの結果から、本測定法において粘度の測定が可能であることが分かる。
以上説明したように上述した測定結果から、低周波数を用いることによりシリコーンオイルの粘度の測定を感度良く検出でき、非接触で粘度を測定できることが確認できた。また、低周波を用いることにより高粘度まで測定範囲を広げることができることも確認できた。
したがって、本発明に係る非接触型粘度計1は上述したように構成することにより、静止状態にある被測定対象液体の粘性を非接触により確実に測定できるものとすることができる。
図6ないし図10は本発明の第2の実施形態に係る非接触型粘度計を説明するための図である。本発明の第2の実施形態に係る非接触型粘度計は、流れのある状態の被測定対象液体を測定対象にしたものである。
ここに、図6は、本発明の第2の実施形態に係る非接触型粘度計を示す原理的構成図である。この図6における第2の実施形態において、第1の実施形態と同一構成要素には同一の符号を付して説明することにする。
この図6において、本発明の第2の実施形態に係る非接触型粘度計1aは、所定の容器2に収容した被測定対象液体4に所定の周波数の低周波音波を供給する低周波供給手段3と、前記容器2に収容した被測定対象液体4にレーザ光を照射し、当該被測定対象液体からの反射レーザ光を受信し、前記照射レーザ光と前記反射レーザ光の情報から変位を求めるレーザ変位手段5とを備え、前記レーザ変位手段5からの変位を基に所定の容器2に収容した、流れのある状態におかれた被測定対象液体4の粘性を非接触状態で測定することができる装置である。
第1の実施形態と同様に、前記低周波供給手段3の発振器31は、例えば9〔Hz〕〜15〔Hz〕の低周波を発振させるようにすると被測定対象液体4の粘度測定には好適である。特に、ここでは、発振器31は、例えば10〔Hz〕の低周波を供給している。また、音波導波器34としての導波用パイプの材質はなんでもよいが、ここでは加工がし易いビニールパイプを用いている。また、音波導波器34は、導波用パイプの内径を16[mm]、同長さを70[cm]、同肉厚を1[mm]のものを使用して構成したものであるが、これに限定されるものではない。音波導波器34としてのパイプの音波放射口は被測定対象液体4の液面より2[cm]くらい離した位置に固定している。なお、本第2の実施形態では、被測定対象液体4は流れのある状態に置かれている。ここに、被測定対象液体4の流れのある状態とは、被測定対象液体4に何らかの流動状態にあることをいうものとする。
ここで、前記レーザ変位手段5のレーザ送受信ヘッド51は、第1の実施形態と同様に、例えば670〔nm〕のレーザ光を例えば10[μS]毎にパルス状に照射できる送信部と、前記照射されたレーザ光が被測定対象液体4から反射された反射レーザ光を受信して光電信号にする受信部とから構成されている。
また、振動絶縁テーブル7aは、第1の実施形態における除振台7・微動台9に相当するものであり、前記容器2に収容された被測定対象液体4に、攪拌機15以外の他の振動源からの振動の影響を受けないようにしたものである。
また、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、低周波供給手段3の発振器31から低周波周波数の音波信号がオシロスコープ11に入力されるようにしてあり、また、レーザ変位計52からも変位信号がオシロスコープ11に入力されるようにしてある。このように前記発振器31から低周波周波数の音波信号がオシロスコープ11に入力されることにより、レーザ変位計52からの変位信号と同期がとられるようにしてある。なお、オシロスコープでは、測定値の加算平均を取るようにしたことにより、ノイズの低減を図っている。
この測定原理は、被測定対象液体4の液面に加わる音圧で振動する当該液面表面の変位の大きさは、被測定対象液体4の粘度や、密度及び表面張力などの関数となるので、密度や表面張力などが分かれば粘度計測が可能であるという考え方に基づいている点についても第1の実施形態と同じである。被測定対象液体4を直径7.8 [cm]の円筒容器2に深さ4 [cm]ほど入れ、便宜上、攪拌機15を用いて被測定対象液体4を攪拌することで流れを発生させている。このときに、容器2の中央部では、被測定対象液体4に流れが発生しないため、粘度の測定位置は容器2の中心から2 [cm]離れた位置で測定を行うようにした。
また、測定の際には振動絶縁テーブル7aを使用して外部からの振動を除去し、オシロスコープ11により測定波形の加算平均を取ることにより、外部からの振動ノイズの低減を図っている。
また、ここで用いた被測定対象液体4は、動粘度100〜1000 [cSt](25 ℃)のシリコーンオイルである。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る非接触型粘度計1aによって、例えば10 [Hz]の低周波の音波を、静止状態の100〜1000 [cSt]の粘度を有するシリコーンオイルに放射したときのオイル表面をレーザ変位計52で測定した結果をオシロスコープ11の画面上で得られた波形図であって、横軸に時間(Time)〔sec〕を、縦軸に変位(Displcement)〔μm〕を、それぞれとったものである。
この図7において、100 [cSt]の粘度を有するシリコーンオイル(実線で示す)の場合は、大きな振幅の正弦波を示している。また、図7において、300 [cSt]の粘度を有するシリコーンオイル(一点鎖線で示す)の場合は、100 [cSt]の粘度を有するシリコーンオイルの振幅より小さな振幅であるが、その波形は前述同様に正弦波を示している。さらに、図7において、500 [cSt]の粘度を有するシリコーンオイル(二点鎖線で示す)の場合は、300 [cSt]の粘度を有するシリコーンオイルの振幅よりさらに小さい振幅を示すが、その波形は前述同様に正弦波を示している。加えて、図7において、1000 [cSt]の粘度を有するシリコーンオイル(点線で示す)の場合は、500 [cSt]の粘度を有するシリコーンオイルの振幅よりさらにまた小さい振幅であるが、その波形は前述同様に正弦波を示している。
各粘度におけるオイル表面の波形ともに多少の歪みはあるが、それぞれ正弦波に近い波形となっている。また、前記オイル表面の波形の周波数は、照射した音波と同じ値となっていることから、音波によって液面が振動していることが分かる。前記オイル表面の変位の大きさを比較すると、粘度の低いものほど変位は大きく、粘度が高くなるにつれて、変位が小さくなっていくことが分かる。
この図8からもわかるように、この図は、横軸が自然対数のlnからなるセミログのグラフで書いてあるので、オイル表面(液体表面)の変位の大きさによって関係式Y=A+B×ln(X)(ただし、A=84.6457、B=−11.5469,Corr.Coeff.=0.9925)で表すことができ、その式に基づいて変化することがはっきりと分かり、流れのある状態でも静止液体の場合と同様に測定できることから、非接触で流れのある状態の被測定対象液体の動粘度の測定が可能であることが分かる。
この図9において、被測定対象液体4であるシリコーンオイルの流速を、攪拌機15の回転子の速度を変えることによって変化させ、かつ、前記容器2の中心から2 [cm]付近に小さな粒子を浮かべて、その粒子の流れる速さを測定することにより、被測定対象液体4であるシリコーンオイルの変位を求めた。
この図9において、実線は0.0〔cm/s〕の流速における被測定対象液体4であるシリコーンオイルの変位であり、一点鎖線は0.9〔cm/s〕の流速における被測定対象液体4であるシリコーンオイルの変位であり、二点鎖線は1.7〔cm/s〕の流速における被測定対象液体4であるシリコーンオイルの変位であり、また、点線は4.0〔cm/s〕の流速における被測定対象液体4であるシリコーンオイルの変位である。
この図9に示されるように、各流速をもった被測定対象液体4の流れのある状態における波形は、流れの速さにもかかわらず、図7に示す被測定対象液体4が静止した状態の波形とほぼ同じ波形が得られることがわかり、被測定対象液体4に流れがある状態であっても静止状態と同様に、音波による液体表面の変位を測定できることが充分に分かる。
この図10では、100 [cSt]のシリコーンオイル(実線で示す「100[cSt]」の被測定対象液体4)、300 [cSt]のシリコーンオイル(一点鎖線で示す「300[cSt]」の被測定対象液体4)、500 [cSt]のシリコーンオイル(二点鎖線で示す「500[cSt]」の被測定対象液体4)、1000 [cSt]のシリコーンオイル(点線で示す「1000[cSt]」の被測定対象液体4)のそれぞれについて、流速に対する液面変位が示されている。
この図10において、各粘度(100 [cSt](実線で示されている),300 [cSt](一点鎖線で示されている),500 [cSt](二点鎖線で示されている),1000 [cSt](点線でしめされている))ともに、各被測定対象液体4の流れが速くなると(「流速」が大きな数値を示せば示すほど) 、わずかに各被測定対象液体4の表面の変位が大きくなるが、その差は小さく、音波による各被測定対象液体4の表面の変位の大きさは各被測定対象液体4に流れがあってもほとんど影響を受けないことが分かる。このことから、本発明の第2の実施形態に係る非接触型粘度計1aは、被測定対象液体4に流れがある状態でも、粘度を測定することが可能であると結論づけることができる。
本発明の第2の実施形態に係る非接触型粘度計1aを用いることにより、被測定対象液体4に流れのある状態であっても、被測定対象液体4の粘度を測定できるかを調べてみた結果、被測定対象液体4が流れていることによる影響は小さく、静止状態と同様に粘度の測定が可能であることが理解できる。
すなわち、本発明の第2の実施形態に係る非接触型粘度計1aによれば、被測定対象液体4に流れのある状態であっても、被測定対象液体4に接触することなく、確実に、被測定対象液体4の粘性を測定することができる利点がある。
2 容器
3 低周波供給手段
4 被測定対象液体
5 レーザ変位手段
7 除振台
7a 振動絶縁テーブル
9 微動台
11 オシロスコープ
15 攪拌機
31 発振器
32 増幅器
33 スピーカ
34 音波導波器(パイプ)
51 レーザ送受信ヘッド
52 レーザ変位計
Claims (1)
- 所定の超低周波信号を発振する発振器と、前記発信器からの低周波信号を増幅する増幅器と、前記増幅器から与えられる超低周波信号を音波に変換するスピーカと、前記スピーカからの低周波数の音波を被測定対象液体に有効に導く音波導波器とからなる超低周波供給手段と、
レーザ光を前記被測定対象液体に向けて照射するレーザー送信部と、前記測定対象液体から反射された反射レーザ光を受信して光電信号にする受信部とから構成されたレーザ送受信ヘッドと、
前記レーザ送受信ヘッドからの反射光電信号を取込み、前記反射光電信号を基に変位を求めるレーザ変位計とを備えた被測定対象液体の粘性を測定する粘度計を用いて、
流れのある状態におかれた前記被測定対象液体に5[Hz]〜20[Hz]の周波数の超低周波音波を供給する一方、
前記被測定対象液体にレーザ光を照射し、当該被測定対象液体からの反射レーザ光を受信し、前記照射レーザ光と前記反射レーザ光の情報から変位を求め、
前記の変位を基に、変位Yと粘度Xの関数Y=A+B×ln(X)から(ただし、A、Bは定数、Corr.Coeff.=0.9925)、前記被測定対象液体が流れている状態にあるときの粘度を、非接触で測定可能としたことを特徴とする非接触型の粘度計測法。
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