JPS5882795A - シヤ−プペンシル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は筆記状態において鉛芯が麿耗あるいは折損した
場合、如何なる鉛拵突出状態にあっても、筆圧をかける
だけで常に一定突出量を得べくなされたものであり、そ
の目的とする所は使用の簡便さと共に、過大突出量によ
る無だな芯折れ防止にある。

以下その一実施例について詳細に設明すれば、（１）は
軸胴であり、上端は消ゴム（２）によってふたをされ、
下端面がチャックのストッパー（５）となるガイド（３
）との間に鉛芯収容部（４）を形成し、下端内面のネジ
（６）によって口金（７）と固着されている。口金（７
）は内部の円筒面（８）　、（９）により斜面（１０）
と溝（１１）をなし、上端より垂直に割溝（１２）を有
す。（１３）は筆記筒であって、ＩＩＩ（１１）の内部
で滑動する従動子（１４）を持ち、上端部にのこぎり状
斜面（１５）と、チャック強制開放テーパー（１６）　
、鉛芯保護穴（１７）を備え、内面（１８）にはチャッ
クｆＩ（１９）が滑合する。チャック筒（１９）の上部
には１対の斜面（２０）と口金の円筒面（８）に滑合す
る円筒面（２１）及び、割溝（１２）の内部を滑動する
１対のキー（２２）を有し、下端部にチャックテーパー
（２３）、上部にバネ穴（２４）を設ける。（２５）は
２つ割又は３つ割チャックであり、上部のつば（２６）
と、チャックａ　（１９）　Ｑ間のチャックバネ（２７
）によって常に上向の力が与えられている。（２８）は
筆圧バネであり、チャック筒（１９）の斜面（２０）を
介して筆記筒（１３）を常に押下げている。

（２９）は鉛芯、（３０）は紙面である。

次に本実施例の使用時の動作について設明する。初期状
態においては鉛芯（２９）は収容部（４）の中にあるが
、軸胴（１）を垂直に立てれば重力によって鉛Ｋ　（２
９）はガイド（３）を通ってチャック（２５）の中に落
下する。

軸胴（１）を強く紙面（３ｏ）に押しつければ、口金（
７）の溝（１１）が下降し、従動子（１４）によって筆
記ｆ！（１３）が回転しのこぎり状斜面（１５）も回転
するが、これに係合している斜面（２０）はキー（２２
）が割溝（１２）によって回転を止められているため上
昇する。従ってチャック筒（１９）も又のこぎり状斜面
（１５）の山の高さだけ上昇する。更に軸胴を押し下げ
ればストッパー（５）も共に下降して、チャック　（２
５）の上端面を押し下げ、チャック（２５）が開放され
る。従って鉛Ｘ（２９）の下端は紙面（３０）まで落下
し第３図の状態となる。ここで軸胴（１）を押し下げて
いる力を抜いて行けば、筆圧バネ（２８）の反力によっ
て軸胴（１）は押し上げられるが鉛７Ｇ　（２９）は紙
面（３ｏ）に接したままである。更に力を抜けば軸胴（
１）と共にストッパー（５）が上昇し、チャックバネ（
２７）の力によってチャック（２５）も上昇し、鉛芯（
２９）をは握する。この時は握力が鉛芯自重と同一にな
って完全には握するまでは鉛芯（２９）もチャック（２
５）と共に上昇し第２図の状態となる。

なおりを抜けば、従動子（１４）が口金（７）の溝（１
１）に係合し、筆記筒（１３）は戻り回転を始める。従
ってチャックａ（１，９１の斜面（２０）はのこぎり状
斜面（１５）に落ち込み、チャック（２５）及び鉛芯（
２９）は下降する。鉛芯（２９）の下端が紙面（３０）
に達すると、筆圧バネ（２８）の力は鉛’６（２９）の
下端と紙面（３０）の圧接で止まり、以後軸胴（１）が
押し上げられ、筆記筒（１３）も又戻り回転を続けなが
ら上昇し第１図の状態となる。この状態で筆記するので
あるが、筆圧バネ（２８）の力以下で筆記を行い、もし
筆圧が過大になった場合には鉛芯（２９）が鉛芯保護穴
（１７）に逃げ込み、筆圧が下がれば復旧するので酋折
れを防止できる。

筆記を続は放が磨耗した場合には、筆圧を過大にすれば
筆記ｆｉ（１３）は回転しつつ降下し、紙面（３ｏ）に
接して後は前述と同一動作を行って第３図の状態となる
。以後筆圧を減じて行けば前述と全く同一動作で第２図
、第１図の状態と移行する。袢書筆圧を過大にする前の
鉛芯突出量が如何なる状態であっても、第３図の状態に
は無関係であるため、第１図の状態における鉛め突出量
は常に一定となり所期の目的を達することができる。

なおチャック（２５）は常に開放する方向に応力を与え
であるけれども、応力緩和等により完全に開放しなくな
った場合には、第３図より更に軸胴（１）を押し下げれ
ばストッパー（５）が下がり、チャック（２５）も下降
して、強制開放テーパー（１６）に突当り完全に開放す
ることになる。

又鉛め突出量は各人好みがあるので本実施例では、突出
量を決定するのこぎり状斜面（１５）の山の高さを複数
組変えておき、予め筆記筒（１３）を回転し、組合せを
選んで突出量を選択する様にしである。同等の効果を生
むためのこぎり状斜面（１５）の山の高さは同一にし、
口金（７）の斜面（１０）の角度を複数組変えてもよい
が、この場合には従動子（１４）を一対とし、だ円面を
用いねばならない。

本発明においてはチャック開放時諒を自然落下させるた
め、鉛祐保護穴（１７）の上部にゴムパツキン等の障害
物がなく、残得は紙面から筆記筒を離すだけで自然落下
する。

本実施例は筆記筒より常に一定量の鉛芯が突出したまま
であるが、軸胴の上端部消ゴムの替りに２段ノック機構
又は回転出入機構を設け、外筒を被せて本実施例全体を
移動させ、筆記筒便利になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例を示す縦断面図であり第２図、第３図
は動作を示す縦断面図、第４図は口金の内面を示す断面
図、第５図は筆記筒とチャック筒の関係を示す部分組′
ｉ図である。 図中 （１）　　軸胴 （２）　消ゴム （３）　ガイド （４）　鉛芯収容部 （５）　　ストッパー （６）　ネジ （７）　口金 （８）　円筒面（上） （９）　円筒面 （１０）　　斜面（口金内部） （１１）溝 （１２）　　！溝 （］３）　　筆記筒 （１４）　　従動子 （１５）　　のこぎり状斜面 （１６）　　強制開放テーパー （１７）　　鉛椹保護穴 （１８）　　内面 （１９）　　チャック筒 （２０）　　斜亡（１対） （２１）　　円筒面（８とかん合） （２２）　　キー（１対） （２３）　　チャックテーパー （２４）　　バネ穴 （２５）　　チャック （２６）　　つば （２７）　　チャックバネ （２８）　　筆圧バネ （２９）　　鉛芯 （３０）　　紙面

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　紙面あるいは机上面に筆記筒先端を押しつける場合
   、口金の下降に伴って筆記端が回転し、その回転によっ
   てチャック部が上昇、ストッパーの下降と相まってチャ
   ックを開放し、鉛部を筆記筒先端まで自由落下させ、軸
   胴を上昇することによって鉛芯をは握し、筆記筒の戻り
   回転によってチャック部が下降、常に一定量の鉛芯突出
   量を得、更に残霜が自然に落下することを特徴とするシ
   ャープペンシル。 ２　筆記筒の回転によるチャック上昇量を変えるべく、
   筆記筒とチャック部との間に複数組の斜面を設け、予め
   筆記筒を回転することによって斜面の組合せを選び、鉛
   袴突出量の選択を可能にした第１項記載のシャープペン
   シル。 ３　筆記筒の回転角度を変えることによってチャック上
   昇量を変えるべ°く、口金と筆記筒の間に複数組の斜面
   を設け、予め筆記筒を回転することによって斜面の組合
   せを選び、鉛芯突出量の選択を可能にした第１項記載の
   シャープペンシル。 ４　チャック開放を完全にする為にチャック下端面を凹
   状テーパーとし、筆記筒内面下端に凸状テーパーを設け
   た第１項記載のシャープペンシル。 ５　軸胴の上部にいわゆる２段ノック機構を設け、外筒
   を被せてシャープペンシル全体を外筒の中に収容し、筆
   記時に口金、筆記筒等筆記部を露出させるようにした第
   １項記載のシャープペンシル。