JPS5882260A - 複数枚複写電子写真法およびこれに用いる電子写真感光体 - Google Patents
複数枚複写電子写真法およびこれに用いる電子写真感光体Info
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- JPS5882260A JPS5882260A JP18029681A JP18029681A JPS5882260A JP S5882260 A JPS5882260 A JP S5882260A JP 18029681 A JP18029681 A JP 18029681A JP 18029681 A JP18029681 A JP 18029681A JP S5882260 A JPS5882260 A JP S5882260A
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- photoconductive
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G13/00—Electrographic processes using a charge pattern
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複数枚複写電子写真法およびこれに一用いる電
子写真感光体に関するものである。
子写真感光体に関するものである。
複数枚複写電子写真法は従来種々公知であり、例えば感
光ドラム上に一度形成した静電潜像に対してトナー現像
および転写工程を繰返し行なって複数枚の受像紙に同一
の複写画像を得るものがある◎このような複数枚複写電
子写真法において、複数枚に亘って画質の良好な複写画
像を得るためには、感光体上に一度形成した静電潜像を
複数枚の複写工程に亘って安定に維持する必要があるが
、従来提案されている大部分の複数枚複写電子写真法に
おいては、静電潜像を形成する潜像電荷が、感光体の最
上層の表面に存在しているため、現像時に現像剤を通し
て潜像電位が減衰したり、転写時に受像紙を通して電荷
が注入されて潜像が劣化し、複数枚の複写工程に亘って
潜像を安定に維持することができず、このため複数枚に
亘って画質の良好な複写画像を得ることができなかった
。
光ドラム上に一度形成した静電潜像に対してトナー現像
および転写工程を繰返し行なって複数枚の受像紙に同一
の複写画像を得るものがある◎このような複数枚複写電
子写真法において、複数枚に亘って画質の良好な複写画
像を得るためには、感光体上に一度形成した静電潜像を
複数枚の複写工程に亘って安定に維持する必要があるが
、従来提案されている大部分の複数枚複写電子写真法に
おいては、静電潜像を形成する潜像電荷が、感光体の最
上層の表面に存在しているため、現像時に現像剤を通し
て潜像電位が減衰したり、転写時に受像紙を通して電荷
が注入されて潜像が劣化し、複数枚の複写工程に亘って
潜像を安定に維持することができず、このため複数枚に
亘って画質の良好な複写画像を得ることができなかった
。
このような不具合を解決するため、第1図A〜0に示す
ように電子写真感光体lとして、導電体λ上に誘電体か
ら成る電荷保持層3と光導電体層ダとを順次に積層した
ものを用い、先ず第1図ムに示すようにコロナ帯電器j
による第1次帯電量時または逐次全面露光工程を行なっ
て電荷保持層3の表裏面に電荷をトラップし、次に第1
FIJBに示すようにコロナ帯電器乙による第1次帯電
と逆極性のlid次帯電同時像露光工程を行なって光像
明部りにおいては電荷保持層3の両面に、光像暗部りに
おいては光導電体層ダの表面と電荷保持層3および導電
体−の界面とにそれぞれ電荷をトラップした後、第1図
Cに示すように全面露光工程を行なうことにより、光像
明部りにおいてのみ電荷保持層3の両面に電荷をトラッ
プして静電潜像を形成するようにした電子写真法が提案
された。
ように電子写真感光体lとして、導電体λ上に誘電体か
ら成る電荷保持層3と光導電体層ダとを順次に積層した
ものを用い、先ず第1図ムに示すようにコロナ帯電器j
による第1次帯電量時または逐次全面露光工程を行なっ
て電荷保持層3の表裏面に電荷をトラップし、次に第1
FIJBに示すようにコロナ帯電器乙による第1次帯電
と逆極性のlid次帯電同時像露光工程を行なって光像
明部りにおいては電荷保持層3の両面に、光像暗部りに
おいては光導電体層ダの表面と電荷保持層3および導電
体−の界面とにそれぞれ電荷をトラップした後、第1図
Cに示すように全面露光工程を行なうことにより、光像
明部りにおいてのみ電荷保持層3の両面に電荷をトラッ
プして静電潜像を形成するようにした電子写真法が提案
された。
か\る方法によれば静電潜像が感光体/の内部にある電
荷保持層3の両面にのみ電荷をトラップして形成されて
いるから、現像および転写を繰返し行なっても静電潜像
が直接外部の影響を受けることがなく、シたがって潜像
劣化を有効に防止することができる。しかし、この電子
写真法では画像端部においてぼけが発生し易く、十分満
足した静電フントラストおよび解像力を有する静電潜像
が形成できない不具合がある。この画像端部におけるぼ
けの発生は、第1図Bに示す第2次帯電量時像露光工程
後において光導電体層ダの表面にある正電荷と、光導電
体層ダおよび電荷保持層3の界面にある負電荷とを、第
1図Oに示す全面露光工程において光導電体層ダ中に発
生するキャリア対によって相殺する際に、第一図に示す
ように画像端部において発生したキャリア対7が、該端
部における不規則な電界tに沿って分極して保持される
ために、光像明部りにおいて電荷保持層3および光導電
体層lの界面にトラップされている電荷が光像暗部に等
測的に拡ったようになるからである。
荷保持層3の両面にのみ電荷をトラップして形成されて
いるから、現像および転写を繰返し行なっても静電潜像
が直接外部の影響を受けることがなく、シたがって潜像
劣化を有効に防止することができる。しかし、この電子
写真法では画像端部においてぼけが発生し易く、十分満
足した静電フントラストおよび解像力を有する静電潜像
が形成できない不具合がある。この画像端部におけるぼ
けの発生は、第1図Bに示す第2次帯電量時像露光工程
後において光導電体層ダの表面にある正電荷と、光導電
体層ダおよび電荷保持層3の界面にある負電荷とを、第
1図Oに示す全面露光工程において光導電体層ダ中に発
生するキャリア対によって相殺する際に、第一図に示す
ように画像端部において発生したキャリア対7が、該端
部における不規則な電界tに沿って分極して保持される
ために、光像明部りにおいて電荷保持層3および光導電
体層lの界面にトラップされている電荷が光像暗部に等
測的に拡ったようになるからである。
このような画像端部におけるぼけの発生を防止するため
、第3図に示すように電子写真感光体//として導電体
12上に電荷保持層13、絶縁性電荷保持層l#、光導
電体層15を順次に積層したものを用い、第7図五〜0
に示したと同様の工程で絶縁性電荷保持層l−の表裏面
にのみ電荷をトラップして静電潜像を形成するようにし
た電子写真法が提案され“た。この電子写真法において
は、静電潜像を形成する電荷を電荷保持N /Jおよび
絶縁性電荷保持層/lの界面と、絶縁性電荷保持層/4
1および光導電体層tSの界面とにそれぞれトラップす
ることにより、全Ifil!光工程において光導電体層
IJ内に発生したキャリア対が画像端部における不規則
な電界の作用により横方向に移動するのを阻止するよう
にしたものであるが、画像端部における周辺電場は変化
しないと共に、電荷保持層13は導電体12側に誘起さ
れた特定極性の電荷が電荷保持層13中まで注入され保
持されるような材料で必ずしも光感度を持つ必要がなく
、暗中で整流性を有する材料、例えばseに添加物等を
入れて整流性を改良したもので形成され、暗抵抗が比較
的低いために、初期の目的を有効に達成することができ
ず、解像度が悪い不具合がある。
、第3図に示すように電子写真感光体//として導電体
12上に電荷保持層13、絶縁性電荷保持層l#、光導
電体層15を順次に積層したものを用い、第7図五〜0
に示したと同様の工程で絶縁性電荷保持層l−の表裏面
にのみ電荷をトラップして静電潜像を形成するようにし
た電子写真法が提案され“た。この電子写真法において
は、静電潜像を形成する電荷を電荷保持N /Jおよび
絶縁性電荷保持層/lの界面と、絶縁性電荷保持層/4
1および光導電体層tSの界面とにそれぞれトラップす
ることにより、全Ifil!光工程において光導電体層
IJ内に発生したキャリア対が画像端部における不規則
な電界の作用により横方向に移動するのを阻止するよう
にしたものであるが、画像端部における周辺電場は変化
しないと共に、電荷保持層13は導電体12側に誘起さ
れた特定極性の電荷が電荷保持層13中まで注入され保
持されるような材料で必ずしも光感度を持つ必要がなく
、暗中で整流性を有する材料、例えばseに添加物等を
入れて整流性を改良したもので形成され、暗抵抗が比較
的低いために、初期の目的を有効に達成することができ
ず、解像度が悪い不具合がある。
このような不具合を解決するため、本願人は第1I図に
示すように電子写真感光体1を、導電性支持体n上に第
7の光導電層nと、絶縁性電荷保持層瀝と一第一の光導
電層Bとを順次に積層すると共に、第1および第2の光
導電層nおよびBが波長または強度の興なる第2および
第2の光にそれぞれ選択的に感光す名よう構成し、この
感光体Jに対して例えば第j図&NDに示す順次の工程
を行なうことにより絶縁性電荷保持層24Iの両面にの
み電荷をトラップして静電潜像を形成するようにした電
子写真法を既に提案した。
示すように電子写真感光体1を、導電性支持体n上に第
7の光導電層nと、絶縁性電荷保持層瀝と一第一の光導
電層Bとを順次に積層すると共に、第1および第2の光
導電層nおよびBが波長または強度の興なる第2および
第2の光にそれぞれ選択的に感光す名よう構成し、この
感光体Jに対して例えば第j図&NDに示す順次の工程
を行なうことにより絶縁性電荷保持層24Iの両面にの
み電荷をトラップして静電潜像を形成するようにした電
子写真法を既に提案した。
第jvAILは第1次帯電およびとの帯電と同時または
逐次行なう第1の光による均一露光工程を示す。第1次
帯電は直流のコpす帯電器31により例えば負のコロナ
を一様に投射し、また第1の光(実線矢印で示す)とし
ては強度の可視光を用いる@この工程により、第1の光
導電層nは活性化され第2の光導電層Bの表面に負電荷
が、第1の光導電層nと絶縁性電荷保持層2ダとの界面
に対応する正電荷がそれぞれ保持される。
逐次行なう第1の光による均一露光工程を示す。第1次
帯電は直流のコpす帯電器31により例えば負のコロナ
を一様に投射し、また第1の光(実線矢印で示す)とし
ては強度の可視光を用いる@この工程により、第1の光
導電層nは活性化され第2の光導電層Bの表面に負電荷
が、第1の光導電層nと絶縁性電荷保持層2ダとの界面
に対応する正電荷がそれぞれ保持される。
第1FIJBは第2次帯電およびこの帯電と同時に行な
う第1の光による光像照射工程を示す。第2次帯電はコ
田す帯電器32により第1次帯電と逆極□性の直流の正
のコロナまたは交流コロナ、あるいは逆極性にバイアス
された交流コロナ帯電とすることができる。この工程に
より、光像明部りにおいて第1の光導電層nが活性化す
る。すなわち、第2の光導電層Bおよび絶縁性電荷保持
層24tを通ってきた第1の光により、第1の光導電層
nは絶縁性電荷保持層2グとの界面においてキャリア対
を発生し、その正電荷は第一の光導電層Bの表面の正電
荷による電界によって導電性支持体nを通して流出し、
負電荷のみが第1の光導電層nと絶縁性電荷保持層24
1との界面にトラップされる。したがって、絶縁性電荷
保持層2グと第一の光導電層ごとの2層を介して電荷を
保持する。一方、光像暗部りにおいては第1の光導電層
nは絶縁層として作用し、かつ第1の光導電層nと絶縁
性電荷保持層241との界面に存在する正電荷はトラッ
プされたままで移動しない。これは、先の工程において
第2の光導電層Bの表面にあった負の電荷が第2次帯電
による逆電荷を受けて減少し、導電性支持体nと第1の
光導電層nとの界面に負の電荷が誘起されているからで
ある。
う第1の光による光像照射工程を示す。第2次帯電はコ
田す帯電器32により第1次帯電と逆極□性の直流の正
のコロナまたは交流コロナ、あるいは逆極性にバイアス
された交流コロナ帯電とすることができる。この工程に
より、光像明部りにおいて第1の光導電層nが活性化す
る。すなわち、第2の光導電層Bおよび絶縁性電荷保持
層24tを通ってきた第1の光により、第1の光導電層
nは絶縁性電荷保持層2グとの界面においてキャリア対
を発生し、その正電荷は第一の光導電層Bの表面の正電
荷による電界によって導電性支持体nを通して流出し、
負電荷のみが第1の光導電層nと絶縁性電荷保持層24
1との界面にトラップされる。したがって、絶縁性電荷
保持層2グと第一の光導電層ごとの2層を介して電荷を
保持する。一方、光像暗部りにおいては第1の光導電層
nは絶縁層として作用し、かつ第1の光導電層nと絶縁
性電荷保持層241との界面に存在する正電荷はトラッ
プされたままで移動しない。これは、先の工程において
第2の光導電層Bの表面にあった負の電荷が第2次帯電
による逆電荷を受けて減少し、導電性支持体nと第1の
光導電層nとの界面に負の電荷が誘起されているからで
ある。
第j図Cは第1の光による均一露光工程を示す。
この工程では第1の光導電層Bが活性化され、光像暗部
りにおいて第1の光導電層nと絶縁性電荷保持層21と
の界面にトラップされていた正電荷は解放されて、絶縁
性電荷保持層241と第2の光導電層Bとの一層を介し
て静電潜像のフントラストができ、光像明部りにおける
表面電位と光像暗部りにおける表面電位とは互いに逆極
性となる。
りにおいて第1の光導電層nと絶縁性電荷保持層21と
の界面にトラップされていた正電荷は解放されて、絶縁
性電荷保持層241と第2の光導電層Bとの一層を介し
て静電潜像のフントラストができ、光像明部りにおける
表面電位と光像暗部りにおける表面電位とは互いに逆極
性となる。
第5図りは第一の光による均一露光工程を示す。
第一の光(破線矢印で示す)としては第2の光導電層B
が活性化する紫外光または強烈な光を用いる0この工程
では、第一の光導電層Bが活性化するから、その表面に
ある静電潜像に対応する電荷は第一の光導電層〃と絶縁
性電荷保持層2グとの界面に移動し、その結果絶縁性電
荷保持#2グの両面にのみ電荷をトラップして静電潜像
が形成される。
が活性化する紫外光または強烈な光を用いる0この工程
では、第一の光導電層Bが活性化するから、その表面に
ある静電潜像に対応する電荷は第一の光導電層〃と絶縁
性電荷保持層2グとの界面に移動し、その結果絶縁性電
荷保持#2グの両面にのみ電荷をトラップして静電潜像
が形成される。
このようにして形成された静電潜像に対して現像−転写
を繰返し行なえば、複数枚に亘って解像度の優れた複写
画像を得ることができる。
を繰返し行なえば、複数枚に亘って解像度の優れた複写
画像を得ることができる。
しかしながら、第1I図および第5図において、例えば
第1の光導電層nをseより成る電荷輸送層と5e−T
eより戊る電荷発生層との複合層で、絶縁性電荷保持層
2グをポリエチレンテレフタレート(PET )で、第
一の光導電層Bをポリ−N−ビニルカルバゾール(PV
K)でそれぞれ形成した場合には、静電潜像として絶縁
性電荷保持層2グの両面にトラップされた電荷のうち第
1の光導電層nの電荷発生層と絶縁性電荷保持層2グと
の界面に保持される電荷の保持性が、単一の静電潜像か
ら数百枚の複写画像を得ようとする際は必ずしも十分で
ない。
第1の光導電層nをseより成る電荷輸送層と5e−T
eより戊る電荷発生層との複合層で、絶縁性電荷保持層
2グをポリエチレンテレフタレート(PET )で、第
一の光導電層Bをポリ−N−ビニルカルバゾール(PV
K)でそれぞれ形成した場合には、静電潜像として絶縁
性電荷保持層2グの両面にトラップされた電荷のうち第
1の光導電層nの電荷発生層と絶縁性電荷保持層2グと
の界面に保持される電荷の保持性が、単一の静電潜像か
ら数百枚の複写画像を得ようとする際は必ずしも十分で
ない。
その理由は、絶縁性電荷保持層21ITi:構成するP
ETの体積固有抵抗が10 Ω・cm以上とかなり高
絶縁性であるのに対し、電荷発生層を構成する5e−T
eはその体積固有抵抗か10 Ω・備以下とかなり低
いため、複数枚複写時の静電潜像の保持性の安定度に悪
い影響を与えると考えられる。このため、第1図および
第5図の電子写真感光体1においては第1の光導電層n
の光導電材料は、電荷発生能が高くかつ暗抵抗が高いと
いう、本来両立するのが非常に麺かしい特性を持つ必要
があり、一部のごく限られた光導電材料しか使えないと
いう不具合がある。
ETの体積固有抵抗が10 Ω・cm以上とかなり高
絶縁性であるのに対し、電荷発生層を構成する5e−T
eはその体積固有抵抗か10 Ω・備以下とかなり低
いため、複数枚複写時の静電潜像の保持性の安定度に悪
い影響を与えると考えられる。このため、第1図および
第5図の電子写真感光体1においては第1の光導電層n
の光導電材料は、電荷発生能が高くかつ暗抵抗が高いと
いう、本来両立するのが非常に麺かしい特性を持つ必要
があり、一部のごく限られた光導電材料しか使えないと
いう不具合がある。
本発明の目的は上述した種々の不具合を解決し、解像度
、静電コントラストおよび保持性に優れた静電潜像を形
成できる複数枚複写電子写真法およびこれに使用する電
子写真感光体を提供しようとするものである。
、静電コントラストおよび保持性に優れた静電潜像を形
成できる複数枚複写電子写真法およびこれに使用する電
子写真感光体を提供しようとするものである。
本発明は、導電性支持体上に第1の光導電層と、この第
7の光導電層が感度を有する光を通過する第一の光導電
層と、前記第1の光導電層が感度を有する光および前記
第2の光導電層が感度を有する光をそれぞれ透過する絶
縁性電荷保持層と、前記第1および第一の光導電層が感
度を有する光を透過する第3の光導電層とを順次に積層
すると共に、少く共前記第1の光導電層と第2の光導電
層とが波長の異なる光にそれぞれ選択的に感光するよう
構成した電子写真感光体を用い、この電子写真感光体に
一度形成した静電潜像を繰返し用いて複数枚の複写画像
を得るにあたり、前記電子写真感光体に対して、第1次
帯電工程と、前記第1の光導電層が感度を有する光によ
る光像照射工程と、前記第1次帯電の極性とは逆極性の
帯!!または交流帯電または逆極性にバイアスした交流
帯電を行なう第2次帯電工程と、少く共前記第1の光導
′W1′層が感度を有する光および少く共前記第2の光
導′電層が感度を有する光による均一露光工程とを行な
うことにより、前記絶縁性電荷保持層の両面にのみ電荷
をトラップして静電潜像を形成することを特徴とする。
7の光導電層が感度を有する光を通過する第一の光導電
層と、前記第1の光導電層が感度を有する光および前記
第2の光導電層が感度を有する光をそれぞれ透過する絶
縁性電荷保持層と、前記第1および第一の光導電層が感
度を有する光を透過する第3の光導電層とを順次に積層
すると共に、少く共前記第1の光導電層と第2の光導電
層とが波長の異なる光にそれぞれ選択的に感光するよう
構成した電子写真感光体を用い、この電子写真感光体に
一度形成した静電潜像を繰返し用いて複数枚の複写画像
を得るにあたり、前記電子写真感光体に対して、第1次
帯電工程と、前記第1の光導電層が感度を有する光によ
る光像照射工程と、前記第1次帯電の極性とは逆極性の
帯!!または交流帯電または逆極性にバイアスした交流
帯電を行なう第2次帯電工程と、少く共前記第1の光導
′W1′層が感度を有する光および少く共前記第2の光
導′電層が感度を有する光による均一露光工程とを行な
うことにより、前記絶縁性電荷保持層の両面にのみ電荷
をトラップして静電潜像を形成することを特徴とする。
更に本発明の電子写真感光体は、導電性支持体上に第1
の光導電層と、この第1の光導電層が感度を有する光を
透過する第一の光導電層と、前記第1の光導電層が感度
を有する光および前記第一の光導電層が感度を有する光
をそれぞれ透過する1N\絶縁性電荷保持層と、前記第
7および第2の光導電層が感度を有する光を通過する第
3の光導電層とを順次に積層すると共に、少く共前記第
1の光導電層と第一の光導電層とが波長の異なる光にそ
れぞれ選択的に感光するよう構成したことを特徴とする
。
の光導電層と、この第1の光導電層が感度を有する光を
透過する第一の光導電層と、前記第1の光導電層が感度
を有する光および前記第一の光導電層が感度を有する光
をそれぞれ透過する1N\絶縁性電荷保持層と、前記第
7および第2の光導電層が感度を有する光を通過する第
3の光導電層とを順次に積層すると共に、少く共前記第
1の光導電層と第一の光導電層とが波長の異なる光にそ
れぞれ選択的に感光するよう構成したことを特徴とする
。
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第を図は本発明の電子写真感光体の一例の構成を示す断
面図である。この電子写真感光体4I/は導電性支持体
12上に第1の光導電層≠3と、第1の光導電層ダ3が
感度を有する光を透過する第一の光導電層仏ダと、透明
な絶縁性電荷保持層1と、第7.第2の光導電層IIS
、aダが感度を有する光を透過する第3の光導電層4I
6とを順次に積層すると共に、第1.第2および第3の
光導電層4!3.≠ダおよびljが波長の異なるIg
/ を第一および第3の光にそれぞれ選択的に感光する
よう構成したものである。
面図である。この電子写真感光体4I/は導電性支持体
12上に第1の光導電層≠3と、第1の光導電層ダ3が
感度を有する光を透過する第一の光導電層仏ダと、透明
な絶縁性電荷保持層1と、第7.第2の光導電層IIS
、aダが感度を有する光を透過する第3の光導電層4I
6とを順次に積層すると共に、第1.第2および第3の
光導電層4!3.≠ダおよびljが波長の異なるIg
/ を第一および第3の光にそれぞれ選択的に感光する
よう構成したものである。
第1の光導電層り3は、例えば可視光(第1の光)に感
度を有する光導電材料により形成することができる。こ
のような光導電材料としては、従来の電子写真感光材料
に用いられている殆んどのものを使用することができ、
例えば (1) Se 、 Se合金、 OdS、 a−8i等
を中心とする蒸着型のもの (2) cas t ZnO−TiO2等の微粒子を
有機バインター又は無機バインダー中に分散したもの(
8) オキサジアゾール、チアジアゾール、5−アミ
ノチアジアゾール* ’p”y2− )リアゾール。
度を有する光導電材料により形成することができる。こ
のような光導電材料としては、従来の電子写真感光材料
に用いられている殆んどのものを使用することができ、
例えば (1) Se 、 Se合金、 OdS、 a−8i等
を中心とする蒸着型のもの (2) cas t ZnO−TiO2等の微粒子を
有機バインター又は無機バインダー中に分散したもの(
8) オキサジアゾール、チアジアゾール、5−アミ
ノチアジアゾール* ’p”y2− )リアゾール。
イミダシロン、オキサゾール、チアゾール、イミダゾー
ル、ピラゾリン、イミダゾリジン、スチリルピラゾリン
、ピラジン、トリアゾールベンゾチアゾール、ベンズイ
ミダゾール、ベンズオキサゾール、キナゾリン、ベンゾ
7ランアクリジン、カルバゾール、ジフェニレンヒドラ
ゾン、9−ベンジリデンフルオレン、アシルヒドラゾン
、エチレン誘導体、ポリエン、トリフェニルアミンとそ
の誘導体、芳香族ニトリル。
ル、ピラゾリン、イミダゾリジン、スチリルピラゾリン
、ピラジン、トリアゾールベンゾチアゾール、ベンズイ
ミダゾール、ベンズオキサゾール、キナゾリン、ベンゾ
7ランアクリジン、カルバゾール、ジフェニレンヒドラ
ゾン、9−ベンジリデンフルオレン、アシルヒドラゾン
、エチレン誘導体、ポリエン、トリフェニルアミンとそ
の誘導体、芳香族ニトリル。
アミノ化ビフェニル、 PVK 、 N−ビニルカルバ
ソール共重合物、α−アルキルアクリル酸アミド重合物
、ポリアセナフチレン、ロイコマラカイトグリーン、フ
タロシアニン、スクヮリックr1に誘導体、インジゴ誘
導体等の有機光導電材料またはこれを可視増感した材料 (4) 5e−Te、 5e−Te−p、s、 a−
8i、 CdS I!Fの電荷発生層とSe、 PVK
、ピラゾリン等の電荷輸送層との複合層をもって構成す
ることができる。
ソール共重合物、α−アルキルアクリル酸アミド重合物
、ポリアセナフチレン、ロイコマラカイトグリーン、フ
タロシアニン、スクヮリックr1に誘導体、インジゴ誘
導体等の有機光導電材料またはこれを可視増感した材料 (4) 5e−Te、 5e−Te−p、s、 a−
8i、 CdS I!Fの電荷発生層とSe、 PVK
、ピラゾリン等の電荷輸送層との複合層をもって構成す
ることができる。
絶縁性電荷保持層4t7は、フッ素樹脂、ウレタン樹脂
−エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリスチレン樹脂等の高分子フィルム、あるいは
グロー放電重合法で作られるスチレン、バラキシレン等
の高分子フィルム、ダイマの熱分解や気相歇合法で作ら
れるパリレン(商品名;ユニオンカーバイド社製)等、
または5in2゜Ta2O,等の無機物の薄層をもって
形成することができる。
−エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリスチレン樹脂等の高分子フィルム、あるいは
グロー放電重合法で作られるスチレン、バラキシレン等
の高分子フィルム、ダイマの熱分解や気相歇合法で作ら
れるパリレン(商品名;ユニオンカーバイド社製)等、
または5in2゜Ta2O,等の無機物の薄層をもって
形成することができる。
第一、第3の光導電層u、 弘4は、暗中においては体
積固有抵抗が1014Ω・(至)以上で、がっ第2.第
3の光照射下では抵抗が十分低下する必要がある。
積固有抵抗が1014Ω・(至)以上で、がっ第2.第
3の光照射下では抵抗が十分低下する必要がある。
この第2.第3の光導電層ダ3,6の厚みは(、j〜3
μ程度の範囲がよ(、O,jμより薄いと電荷の保持ト
ラップ力が弱くなり、逆に3μを越すと第2.第3の光
導電層りq、≠6が分配する電圧が大きくなり、最終的
に絶縁性電荷保持層耐に残る分配電圧が小さくなり不適
当である。具体的材料としでは、PVK 、オキサジア
ゾール、ピラゾリン。
μ程度の範囲がよ(、O,jμより薄いと電荷の保持ト
ラップ力が弱くなり、逆に3μを越すと第2.第3の光
導電層りq、≠6が分配する電圧が大きくなり、最終的
に絶縁性電荷保持層耐に残る分配電圧が小さくなり不適
当である。具体的材料としでは、PVK 、オキサジア
ゾール、ピラゾリン。
チアジアゾール等の材料をそのまま、あるいはこれらを
ポリエステル、ポリカーボネート、アクリル樹脂等に分
散したものを用いることができる。
ポリエステル、ポリカーボネート、アクリル樹脂等に分
散したものを用いることができる。
次に、第6図に示した電子写真感光体4C/を使用する
本発明め複数枚複写電子写真法について説明する。なお
以下の実施例においては、電子写真感光体ダlとして、
第1の光導電層ダ3を厚さ30μのBe電荷輸送層とそ
の上に積層した波長ダjO〜arOnmに光感度を有す
る厚さlμの3e−Teの電荷発生層との複合層とし、
第一の光導電層44ダを波長StONダ20nmに光感
度を有する厚さ2μのチオジアゾールとし、絶縁性電荷
保持層ダjを厚さノOμのパリレンとし、第3の光導電
層ダ6を波長−〇〇〜JIOnmに光感度を有する厚さ
3μのPVKとしたものを用いた。
本発明め複数枚複写電子写真法について説明する。なお
以下の実施例においては、電子写真感光体ダlとして、
第1の光導電層ダ3を厚さ30μのBe電荷輸送層とそ
の上に積層した波長ダjO〜arOnmに光感度を有す
る厚さlμの3e−Teの電荷発生層との複合層とし、
第一の光導電層44ダを波長StONダ20nmに光感
度を有する厚さ2μのチオジアゾールとし、絶縁性電荷
保持層ダjを厚さノOμのパリレンとし、第3の光導電
層ダ6を波長−〇〇〜JIOnmに光感度を有する厚さ
3μのPVKとしたものを用いた。
第7図A−には本発明の複数枚複写電子写真法の一例の
順次の工程を示すllAr11である。第7図ムは第1
次帯電およびこの帯電と同時または逐次行なう第1の光
による均一露光工程を示す。第1次帯電は本例ではコロ
ナ帯電器17により直流の負のフpすを一様に投射し、
また第1の光(実線矢印で示す)としては本例では20
111X−860程度の強さの可視光を用いる。この工
程により、第1の光導電層4!3は活性化され第3の光
導電層ダ6の表面に負電荷が、第1の光導電層IIlと
第一の光導電層参参との界面に対応する正電荷がそれぞ
れ保持される。このときの表面電位をV工とする。
順次の工程を示すllAr11である。第7図ムは第1
次帯電およびこの帯電と同時または逐次行なう第1の光
による均一露光工程を示す。第1次帯電は本例ではコロ
ナ帯電器17により直流の負のフpすを一様に投射し、
また第1の光(実線矢印で示す)としては本例では20
111X−860程度の強さの可視光を用いる。この工
程により、第1の光導電層4!3は活性化され第3の光
導電層ダ6の表面に負電荷が、第1の光導電層IIlと
第一の光導電層参参との界面に対応する正電荷がそれぞ
れ保持される。このときの表面電位をV工とする。
第7図Bは第一次帯電およびこの帯電と同時に行なう第
1の光による光像照射工程を示す。第一次帯電は第1次
帯電と逆極性の直流の正コロナ又は交流コロナ、あるい
は正極性にバイアスされた交流コpす帯電とすることが
できるが、本例ではコロナ帯電器atにより第1次帯電
と逆極性の直流の正コロナを一様に投射する。また光像
は光像゛明部においてj juX・sea程度の光量で
照射する。
1の光による光像照射工程を示す。第一次帯電は第1次
帯電と逆極性の直流の正コロナ又は交流コロナ、あるい
は正極性にバイアスされた交流コpす帯電とすることが
できるが、本例ではコロナ帯電器atにより第1次帯電
と逆極性の直流の正コロナを一様に投射する。また光像
は光像゛明部においてj juX・sea程度の光量で
照射する。
この工程により、光像明部りにおいて第7の光導電層#
Jが活性化する。即ち、第3の光導電層ダ4、絶縁性電
荷保持層4!!、第1の光導電層弁を透過した第1の光
により、第1の光導電層4IJは、第一の光導IIE層
IIりとの界面においてキャリア対を発生しく即ち、電
荷発生層Se−?eにおいて)、その正電荷は第3の光
導電層参乙の表面の正電荷による電界によって導電性支
持体4I−を通して流出し、負電荷のみが第1の光導電
層ダ3と第2の光導電層弁との界面にトラップされる。
Jが活性化する。即ち、第3の光導電層ダ4、絶縁性電
荷保持層4!!、第1の光導電層弁を透過した第1の光
により、第1の光導電層4IJは、第一の光導IIE層
IIりとの界面においてキャリア対を発生しく即ち、電
荷発生層Se−?eにおいて)、その正電荷は第3の光
導電層参乙の表面の正電荷による電界によって導電性支
持体4I−を通して流出し、負電荷のみが第1の光導電
層ダ3と第2の光導電層弁との界面にトラップされる。
したがって、第2の光導電層lりと絶縁性電荷保持層0
と第3の光導電層ダ6との3層を介して、電荷を保持す
る。このときの光像明部すの表面電位をV、2I。
と第3の光導電層ダ6との3層を介して、電荷を保持す
る。このときの光像明部すの表面電位をV、2I。
とする。一方、光像暗部りにおいては第1の光導゛電層
lI3は、絶縁層として作用し、かつ第1の光導電層ダ
3と第2の光導電層ダダとの界面に存在する正電荷はト
ラップされたままで移動しない。この光像暗部りの表面
電位v2Dはv2Lにほぼ等しし1これは、先の工程に
おいて第3の光導電層l乙の表面にあった負の電荷が第
2次帯電による逆電荷を受けて減少し、導電性支持体I
1.2と第1の光導電層ダ3との界面に負の電荷が誘起
されているからである。
lI3は、絶縁層として作用し、かつ第1の光導電層ダ
3と第2の光導電層ダダとの界面に存在する正電荷はト
ラップされたままで移動しない。この光像暗部りの表面
電位v2Dはv2Lにほぼ等しし1これは、先の工程に
おいて第3の光導電層l乙の表面にあった負の電荷が第
2次帯電による逆電荷を受けて減少し、導電性支持体I
1.2と第1の光導電層ダ3との界面に負の電荷が誘起
されているからである。
第7図Cは第7の光による均一露光工程を示す。
この工程では第1の光導電層ダ3が活性化され、光像暗
部りにおいて、第1の光導電層ダ3と第2の光導電層ダ
ダとの界面にトラ・ツブされていた正電荷は解放されて
、第一の光導電層弁と絶縁性電荷保持層ダjと、第3の
光導電層ダ6との3層を介して静電潜像のコントラスト
ができ、光像明部りにおける表面電位VsI、はv2L
と等しいが、光像暗部りにおける表面電位V3Dは光像
明部りに対して逆極性となる。
部りにおいて、第1の光導電層ダ3と第2の光導電層ダ
ダとの界面にトラ・ツブされていた正電荷は解放されて
、第一の光導電層弁と絶縁性電荷保持層ダjと、第3の
光導電層ダ6との3層を介して静電潜像のコントラスト
ができ、光像明部りにおける表面電位VsI、はv2L
と等しいが、光像暗部りにおける表面電位V3Dは光像
明部りに対して逆極性となる。
第7図りは第2の光による均一露光工程を示す。
第一の光(i!2M矢印で示すンとしては、#!コの光
導電層弁が活性化する340〜ダコo nmに発光分布
を有する紫外光を用いる。この工程では、第2の光導電
層参りが活性化するから、その底面にある静電潜像に対
応する電荷は、第2の光導電層tlと絶縁性電荷保持層
1jとの界面に移動し、その結果筒3の光導電層4Iぶ
と絶縁性電荷保持層4!Sの二層を介して静電潜像が保
持された状態になる。
導電層弁が活性化する340〜ダコo nmに発光分布
を有する紫外光を用いる。この工程では、第2の光導電
層参りが活性化するから、その底面にある静電潜像に対
応する電荷は、第2の光導電層tlと絶縁性電荷保持層
1jとの界面に移動し、その結果筒3の光導電層4Iぶ
と絶縁性電荷保持層4!Sの二層を介して静電潜像が保
持された状態になる。
第7図Xは第一の光による均一露光工程を示す。
第3の光(太矢印で示す)としては、第3の光導・電層
IItが活性化するコ00〜zro nmに発光分布を
有する紫外光を用いる。この工程では、第3の光導電層
ダ4が活性化するから、その表面にある静電潜像に対応
する電荷は第3の光導電層1と絶縁性電荷保持層ダjと
の界面に移動し、その結果この抵抗の高い光導電層41
.4’4に挾まれた絶縁性電荷保持層ダjの両面にのみ
電荷をトラップして静電潜像が形成される。
IItが活性化するコ00〜zro nmに発光分布を
有する紫外光を用いる。この工程では、第3の光導電層
ダ4が活性化するから、その表面にある静電潜像に対応
する電荷は第3の光導電層1と絶縁性電荷保持層ダjと
の界面に移動し、その結果この抵抗の高い光導電層41
.4’4に挾まれた絶縁性電荷保持層ダjの両面にのみ
電荷をトラップして静電潜像が形成される。
第を図A−Eは本発明の複数枚複写電子写真法の他の例
の順次の工程を示す線図である。第1図Aは第1次帯電
およびこの帯電と同時に行なう第1の光による光像照射
工程を示す。第1次帯電は本例ではコロナ帯電器4!9
により直流の正のコロナを一様に投射する。この工程で
は光像明部りにおいてのみ、第1の光導電層ダ3が活性
化されるから、この部分では第一の光導電層ダダ、絶縁
性電荷保持層ダSおよびl@Jの光導電層ダ乙の3層間
に電荷が保持され、また光像暗部りでは第3の光導電層
IItの表面と導電性支持体ダコおよび第1の光導電層
ダ3の界面とに電荷゛が保持され、光像明部もにおける
電荷量の方が光像暗部りにおける電荷量よりも大きくな
る。
の順次の工程を示す線図である。第1図Aは第1次帯電
およびこの帯電と同時に行なう第1の光による光像照射
工程を示す。第1次帯電は本例ではコロナ帯電器4!9
により直流の正のコロナを一様に投射する。この工程で
は光像明部りにおいてのみ、第1の光導電層ダ3が活性
化されるから、この部分では第一の光導電層ダダ、絶縁
性電荷保持層ダSおよびl@Jの光導電層ダ乙の3層間
に電荷が保持され、また光像暗部りでは第3の光導電層
IItの表面と導電性支持体ダコおよび第1の光導電層
ダ3の界面とに電荷゛が保持され、光像明部もにおける
電荷量の方が光像暗部りにおける電荷量よりも大きくな
る。
第7v!jDは暗中で行なう第一次帯電工程を示す。
この第一次帯電は上述したと同様第1次帯電と逆極性の
直流帯電または交流帯電あるいは逆極性の直洸をバイア
スした交流帯電とすることができるが、本例ではコシす
帯電器!Oにより第1次帯電と逆極性の直流帯電を行な
う。この工程では前工程で形成された静電潜像のコント
ラストは変化しないが、光像明部りおよび光像暗部りに
おける表面電位が変化する。
直流帯電または交流帯電あるいは逆極性の直洸をバイア
スした交流帯電とすることができるが、本例ではコシす
帯電器!Oにより第1次帯電と逆極性の直流帯電を行な
う。この工程では前工程で形成された静電潜像のコント
ラストは変化しないが、光像明部りおよび光像暗部りに
おける表面電位が変化する。
第を図0.DおよびEはそれぞれ第1の光、第一の光お
よび第3の光による均一露光工程を示すが、これらの工
程は第7図O,DおよびEに示したものと同様である。
よび第3の光による均一露光工程を示すが、これらの工
程は第7図O,DおよびEに示したものと同様である。
以上第1図ム〜Eに示す順次の工犀を行なうことにより
、絶縁性電荷保持層ljの両面にのみ電荷がトラップさ
れた静電潜像が形成される。
、絶縁性電荷保持層ljの両面にのみ電荷がトラップさ
れた静電潜像が形成される。
なお第7図0および第7v!jDに示す第1の光による
均一露光工程、第7v!jDおよび第rgJDに示す第
一の光による均一露光工程および第7図Eおよび第を図
Eに示す第3の光による均一露光工程は、同時に行なっ
てもよいし、あるいはそのうちの一つを同時に、他の1
つを別個に行なってもよい。また、これらを別個に興な
った順序で行なってもよいが、好ましくは第7の光によ
る均一露光後に、第一、第3の光を同時に行なうのがよ
い。
均一露光工程、第7v!jDおよび第rgJDに示す第
一の光による均一露光工程および第7図Eおよび第を図
Eに示す第3の光による均一露光工程は、同時に行なっ
てもよいし、あるいはそのうちの一つを同時に、他の1
つを別個に行なってもよい。また、これらを別個に興な
った順序で行なってもよいが、好ましくは第7の光によ
る均一露光後に、第一、第3の光を同時に行なうのがよ
い。
第9図A〜0は本発明の複数枚複写電子写真法の更に他
の例の順次の工程を示す線図である。第9図Aは第1次
帯電およびこれと同時または逐次性なう第1.第2およ
び第3の光による均一露光工程を示す。第1次帯電は本
例ではコロナ帯電器slにより負極性の直流コロナを一
様に投射する。
の例の順次の工程を示す線図である。第9図Aは第1次
帯電およびこれと同時または逐次性なう第1.第2およ
び第3の光による均一露光工程を示す。第1次帯電は本
例ではコロナ帯電器slにより負極性の直流コロナを一
様に投射する。
この工程では第7.第2および第3の光導電層432杯
およびt6がそれぞれ活性化されるから、帯電による電
荷は絶縁性電荷保持層ダ!の両面にトラップされる。
およびt6がそれぞれ活性化されるから、帯電による電
荷は絶縁性電荷保持層ダ!の両面にトラップされる。
第9図Bは第2次帯電およびこの帯電と同時に行なう第
1の光による光像照射および第一、第3の光による均−
露光工程1示す。第2次帯電は上述した実施例と同様に
、第1次帯電と逆極性の直流帯電または交流帯電あるい
は逆極性の直流をバイアスした交流帯電とすることがで
きるが、本例ではフpす帯電器jJにより第1次帯電と
は逆極性の正極性の直流コロナを投射する。この工程で
は第2.第3の光導電層II4!、ダtは光像明部りお
よび光像暗部りに拘らず一様に活性化され、また第1の
光導電層ダ3は光像明部りのみが活性化される。したが
って、光像明部りにおいては絶縁性電荷保持層ダSの両
面に前工程とは逆極性の電荷がトラップされ、また光像
暗部りにおいては第1の光導電層ダ3が活性化されない
ために、前の工程において第一の光導電層ll4Aと絶
縁性電荷保持層#jとの界面にトラップされた電荷は移
動せず、絶縁性電荷保持層lISと第3の光導電層ダ6
との界面にあった負の電荷が第一次帯電による逆電荷を
受けて減少し、導電性支持体輻と第1の光導電層−3と
の界面に負の電荷が誘起され、光像明部りおよび光像暗
部りの表面電位がはぼ等しくな4第9図Cは第1および
第一の光による均一露光、工程を示す。この工程により
、第1の光導電層t3および第一の光導電層参≠が活性
化され、光像暗部゛Dにおいて第一の光導電層tIII
と絶縁性電荷保持層りS・、との界面にトラップされて
いた正電荷は解放されて第3の光導電層I16と絶縁性
電荷保持層4’jとの界面に存在する負電荷に対応する
正電荷がトラップされ、絶縁性電荷保持J’iii”l
の両面にのみ正負の電荷パターンより成る静電潜像が形
成される。
1の光による光像照射および第一、第3の光による均−
露光工程1示す。第2次帯電は上述した実施例と同様に
、第1次帯電と逆極性の直流帯電または交流帯電あるい
は逆極性の直流をバイアスした交流帯電とすることがで
きるが、本例ではフpす帯電器jJにより第1次帯電と
は逆極性の正極性の直流コロナを投射する。この工程で
は第2.第3の光導電層II4!、ダtは光像明部りお
よび光像暗部りに拘らず一様に活性化され、また第1の
光導電層ダ3は光像明部りのみが活性化される。したが
って、光像明部りにおいては絶縁性電荷保持層ダSの両
面に前工程とは逆極性の電荷がトラップされ、また光像
暗部りにおいては第1の光導電層ダ3が活性化されない
ために、前の工程において第一の光導電層ll4Aと絶
縁性電荷保持層#jとの界面にトラップされた電荷は移
動せず、絶縁性電荷保持層lISと第3の光導電層ダ6
との界面にあった負の電荷が第一次帯電による逆電荷を
受けて減少し、導電性支持体輻と第1の光導電層−3と
の界面に負の電荷が誘起され、光像明部りおよび光像暗
部りの表面電位がはぼ等しくな4第9図Cは第1および
第一の光による均一露光、工程を示す。この工程により
、第1の光導電層t3および第一の光導電層参≠が活性
化され、光像暗部゛Dにおいて第一の光導電層tIII
と絶縁性電荷保持層りS・、との界面にトラップされて
いた正電荷は解放されて第3の光導電層I16と絶縁性
電荷保持層4’jとの界面に存在する負電荷に対応する
正電荷がトラップされ、絶縁性電荷保持J’iii”l
の両面にのみ正負の電荷パターンより成る静電潜像が形
成される。
第10図71−0は本発明の複数枚複写電子写真法の更
に他の例の順次の工程を示す線図である。
に他の例の順次の工程を示す線図である。
第10図Aは第1次帯電およびこの帯電と同時に行なう
第1の光による光像照射およびこれらと同時または逐次
行なう第一、第3の光による均一露光工程を示す。第1
次帯電は本例ではコロナ帯電器S3により正極性の直流
コロナを一様に投射する。この工程では、第2.′第3
の光による均一露光を行なうから、第2.第3の光導電
層IIII、II4は光像明部りおよび光像暗部りに拘
らず一様に活性化され、また第1の光導電層ダ3は光像
明部りのみが活性化される。したがって光像明部りにお
いては絶縁性電荷保持層ダjの両面に電荷がトラップさ
れ、光像暗部りにおいては第1の光導電層lljが活性
化されないために帯電による電荷は第3の光導電層+4
および絶縁性電荷保持層IIjの界面と第1の光導電層
≠3および導電性支持体ダコの界面とにそれぞれトラッ
プされ、帯電電荷量は光像明部りの方が光像暗部りより
も大きくなる。
第1の光による光像照射およびこれらと同時または逐次
行なう第一、第3の光による均一露光工程を示す。第1
次帯電は本例ではコロナ帯電器S3により正極性の直流
コロナを一様に投射する。この工程では、第2.′第3
の光による均一露光を行なうから、第2.第3の光導電
層IIII、II4は光像明部りおよび光像暗部りに拘
らず一様に活性化され、また第1の光導電層ダ3は光像
明部りのみが活性化される。したがって光像明部りにお
いては絶縁性電荷保持層ダjの両面に電荷がトラップさ
れ、光像暗部りにおいては第1の光導電層lljが活性
化されないために帯電による電荷は第3の光導電層+4
および絶縁性電荷保持層IIjの界面と第1の光導電層
≠3および導電性支持体ダコの界面とにそれぞれトラッ
プされ、帯電電荷量は光像明部りの方が光像暗部りより
も大きくなる。
第10図Bは第2次帯電およびこの帯電と同時または逐
次行なう第一、第3の光による均一露光工程を示す。第
2次帯電は上述した実施例と同様に、第1次帯電と逆極
性の直流帯1!または交流帯電あるいは逆極性の直流を
バイアスした交流帯電とすることができるが、本例では
コロナ帯電器jダにより第1次帯電とは逆極性の負極性
の直流:Iウナを投射する。この工程では第2.第3の
光による均一露光を行なっているから第2.第3の光導
電層$1.1が活性化される。したがって、光像暗部り
においては絶縁性電荷保持層lI3および第3の光導電
層q乙の界面と第1の光導電層’73および導電性支持
体11.2の界面とに前工程とは逆極性の電荷がトラッ
プされ、また光像明部りにおいては第1の光導電層1が
活性化されないために、前記の工程において第一の光導
電層Uと絶縁性電荷保持層ダよとの界面にトラップされ
た負の電荷は移動せず、絶縁性電荷保持層qよと第3の
光導電層ダ6との界面にあった正の電荷が第2次帯電に
よる逆電荷を受けて減少し、導電性支持体Qと第1の光
導電層ダ3との界面に正の電荷が誘起され、光像明部り
および光像暗部りの表面電位がほぼ等しくなる。
次行なう第一、第3の光による均一露光工程を示す。第
2次帯電は上述した実施例と同様に、第1次帯電と逆極
性の直流帯1!または交流帯電あるいは逆極性の直流を
バイアスした交流帯電とすることができるが、本例では
コロナ帯電器jダにより第1次帯電とは逆極性の負極性
の直流:Iウナを投射する。この工程では第2.第3の
光による均一露光を行なっているから第2.第3の光導
電層$1.1が活性化される。したがって、光像暗部り
においては絶縁性電荷保持層lI3および第3の光導電
層q乙の界面と第1の光導電層’73および導電性支持
体11.2の界面とに前工程とは逆極性の電荷がトラッ
プされ、また光像明部りにおいては第1の光導電層1が
活性化されないために、前記の工程において第一の光導
電層Uと絶縁性電荷保持層ダよとの界面にトラップされ
た負の電荷は移動せず、絶縁性電荷保持層qよと第3の
光導電層ダ6との界面にあった正の電荷が第2次帯電に
よる逆電荷を受けて減少し、導電性支持体Qと第1の光
導電層ダ3との界面に正の電荷が誘起され、光像明部り
および光像暗部りの表面電位がほぼ等しくなる。
第1O図0は第1.第2の光による均一露光工程を示す
。この工程により、第7の光導電層≠3および第一の光
導電層41が活性化されるがら、光像明部りにおいては
第2の光導電層ダ≠と絶縁性電荷保持層qよとの界面に
トラップされていた負の電荷は解放されて、第3の光導
電層≠6と絶縁性電荷保持層1との界面に存在する正の
電荷に対応する負の電荷がトラップされ、また光像暗部
りにおいては第1の光導電層グ3と導電性支持体ダコと
の界面に保持されていた正電荷が第2の光導電層IIp
と絶縁性電荷保持層ダjとの界面に移動してトラップさ
れ絶縁性電荷保持層47Sの両面にのみ正負の電荷パタ
ーンより成る静電潜像が形成される。
。この工程により、第7の光導電層≠3および第一の光
導電層41が活性化されるがら、光像明部りにおいては
第2の光導電層ダ≠と絶縁性電荷保持層qよとの界面に
トラップされていた負の電荷は解放されて、第3の光導
電層≠6と絶縁性電荷保持層1との界面に存在する正の
電荷に対応する負の電荷がトラップされ、また光像暗部
りにおいては第1の光導電層グ3と導電性支持体ダコと
の界面に保持されていた正電荷が第2の光導電層IIp
と絶縁性電荷保持層ダjとの界面に移動してトラップさ
れ絶縁性電荷保持層47Sの両面にのみ正負の電荷パタ
ーンより成る静電潜像が形成される。
上述したように電子写真感光体lIlの内部の第2およ
び第3光導電層++およびlに挾まれた絶縁性電荷保持
層tnの両面にのみ電荷をトラップして静電潜像を形成
した後は、この静電潜像に対してトナー現像および転写
を繰り返し行なうことにより複数枚の複写画像を得るこ
とができる。また所望枚数の複写画像を得た後は、電子
写真感光体1/に対して交流コロナ帯電、第1.第2.
第3の光による均一露光を同時に行なうことにより静電
潜像を消去し、次の静電潜像形式に備えることができる
。
び第3光導電層++およびlに挾まれた絶縁性電荷保持
層tnの両面にのみ電荷をトラップして静電潜像を形成
した後は、この静電潜像に対してトナー現像および転写
を繰り返し行なうことにより複数枚の複写画像を得るこ
とができる。また所望枚数の複写画像を得た後は、電子
写真感光体1/に対して交流コロナ帯電、第1.第2.
第3の光による均一露光を同時に行なうことにより静電
潜像を消去し、次の静電潜像形式に備えることができる
。
上述した実施例において、第7図0および第に図0に示
す第1の光による均一露光工程においては〜第1の光導
電層ダ3と第一の光導電層≠ダとの界面に第1の光の照
射によるキャリア対が発生するが、このキャリア対のう
ち第1の光導電層4!3と第2の光導電層Il+との界
面にトラップされている電荷と対向するキャリアとが結
合し、他のキャリアは導電性支持体02に流れ込むもの
と考えられる。したがって、キャリア対が画像端部に保
持されることなく1第1の光導電層ダ3と第2の光導電
層U<<との界面における電荷の横方向の移動は発生し
ない。また第デ図Cおよび第10図Cに示す第1.第2
の光による均一露光工程においては、第2の光導電層4
!ダと絶縁性電荷保持層性との界面に第2の光照射によ
るキャリア対が発生すると共に、第1の光導電層ダ3と
第2の光導電層++との界面に第1の光照射によるキャ
リア対が発生するが、このキャリア対のうち第2の光導
電層グlと絶縁性電荷保持HIIsとの界面にトラップ
されている電荷と対向するキャリアとが結合し、他のキ
ャリアは導電性支持体qλに流れ込むものト考えられる
。したがって、キャリア対が画像端部に保持されること
なく、第2の光導電部4!ダと絶縁性電荷保持Hasと
の界面における電荷の横方向の移動は発生しない。更に
、第7図り、Eおよび第を図り、Eに示す第2.第3の
光による均−霧光工程においては、第3の光導電層6の
表面の電荷と、第1の光導電層413と第2の光導電層
以上のことから、いずれの実施例においてもぼけがすく
静電コントラストおよび解像力にすぐれた静電潜像を形
成することができる。
す第1の光による均一露光工程においては〜第1の光導
電層ダ3と第一の光導電層≠ダとの界面に第1の光の照
射によるキャリア対が発生するが、このキャリア対のう
ち第1の光導電層4!3と第2の光導電層Il+との界
面にトラップされている電荷と対向するキャリアとが結
合し、他のキャリアは導電性支持体02に流れ込むもの
と考えられる。したがって、キャリア対が画像端部に保
持されることなく1第1の光導電層ダ3と第2の光導電
層U<<との界面における電荷の横方向の移動は発生し
ない。また第デ図Cおよび第10図Cに示す第1.第2
の光による均一露光工程においては、第2の光導電層4
!ダと絶縁性電荷保持層性との界面に第2の光照射によ
るキャリア対が発生すると共に、第1の光導電層ダ3と
第2の光導電層++との界面に第1の光照射によるキャ
リア対が発生するが、このキャリア対のうち第2の光導
電層グlと絶縁性電荷保持HIIsとの界面にトラップ
されている電荷と対向するキャリアとが結合し、他のキ
ャリアは導電性支持体qλに流れ込むものト考えられる
。したがって、キャリア対が画像端部に保持されること
なく、第2の光導電部4!ダと絶縁性電荷保持Hasと
の界面における電荷の横方向の移動は発生しない。更に
、第7図り、Eおよび第を図り、Eに示す第2.第3の
光による均−霧光工程においては、第3の光導電層6の
表面の電荷と、第1の光導電層413と第2の光導電層
以上のことから、いずれの実施例においてもぼけがすく
静電コントラストおよび解像力にすぐれた静電潜像を形
成することができる。
なお、本発明は上述した例にのみ限定されるものではな
く幾多の変形または変更が可能である。
く幾多の変形または変更が可能である。
例えば上述した実施例では第1.第2および第3の光導
電層4c3. IIIIおよび匂を異なる波長域に光感
度を有する光導電材料で形成したが、第2および第3の
光導電層ダダおよびq6を第1の光導電層弘3とは異な
る波長域に光感度を有する同一の光導電材料で形成して
もよい。この場合には、第7図に示す電子写真法におい
ては第7図りおよびEのいずれか一方の工程を、第2図
に示す電子写真法においては第1図りおよびEのいずれ
か一方の工程をそれぞれ除くことができ、また第9図に
示す電子写真法においては第り図AおよびBにおいて第
2または第3の光による均一露光を、第10図に示す電
子写真法においては第10図AおよびBにおいて第2ま
たは第3の光による均一露光をそれぞれ除くことができ
る。また、第1および第3の光導電層ダ3およびII6
を第2の光導電層l弘とは異なる波長域に光感度を有す
る同一の光導電材料で形成してもよい。この場合には第
7図においては第7図Eの工程を、第2図にトいては第
1図Eの工程をそれぞれ除くことができ、また第9図に
おいては第9図表およびBにおいて第3の光による均一
露光を、第1O図においては第10図AおよびBにおい
て第3の光による均一露光をそれぞれ除くことができる
。
電層4c3. IIIIおよび匂を異なる波長域に光感
度を有する光導電材料で形成したが、第2および第3の
光導電層ダダおよびq6を第1の光導電層弘3とは異な
る波長域に光感度を有する同一の光導電材料で形成して
もよい。この場合には、第7図に示す電子写真法におい
ては第7図りおよびEのいずれか一方の工程を、第2図
に示す電子写真法においては第1図りおよびEのいずれ
か一方の工程をそれぞれ除くことができ、また第9図に
示す電子写真法においては第り図AおよびBにおいて第
2または第3の光による均一露光を、第10図に示す電
子写真法においては第10図AおよびBにおいて第2ま
たは第3の光による均一露光をそれぞれ除くことができ
る。また、第1および第3の光導電層ダ3およびII6
を第2の光導電層l弘とは異なる波長域に光感度を有す
る同一の光導電材料で形成してもよい。この場合には第
7図においては第7図Eの工程を、第2図にトいては第
1図Eの工程をそれぞれ除くことができ、また第9図に
おいては第9図表およびBにおいて第3の光による均一
露光を、第1O図においては第10図AおよびBにおい
て第3の光による均一露光をそれぞれ除くことができる
。
以上述べたように本発明によれば、解像度およびフント
ラストにすぐれた静電潜像を形成することができるとと
もに、静電潜像が光導電層間に挾まれた電子写真感光体
内部の絶縁性電荷保持層に形成されるから、現像および
転写における外部彰響を直接受けることがなく、シたが
ってこれを数百枚の複写に亘って安定に保持することが
できる0また、静電潜像が電子写真感光体内部に形成さ
れることから、電子写真感光体上で現像したトナー像を
低い転写バイアスで効率的に転写することができると共
に、適切なりリーニング法を適用することにより転写後
の電子写真感光体の残留トナーを毎回クリーニングする
ことができ、これにより現像剤の疲労を軽減することが
できる。
ラストにすぐれた静電潜像を形成することができるとと
もに、静電潜像が光導電層間に挾まれた電子写真感光体
内部の絶縁性電荷保持層に形成されるから、現像および
転写における外部彰響を直接受けることがなく、シたが
ってこれを数百枚の複写に亘って安定に保持することが
できる0また、静電潜像が電子写真感光体内部に形成さ
れることから、電子写真感光体上で現像したトナー像を
低い転写バイアスで効率的に転写することができると共
に、適切なりリーニング法を適用することにより転写後
の電子写真感光体の残留トナーを毎回クリーニングする
ことができ、これにより現像剤の疲労を軽減することが
できる。
第1図&−0は従来の電子写真法の順次の工程を示す線
図、第2図は第1図Oに示す全面露光工程において生じ
る解像力低下の原理を説明するための線図、第3図は従
来の電子写真感光体の構成を示す断面図、第1図は本願
人が先に提案した電子写真感光体の構成を示す断面図、
第j図A〜Dは第1I図に示す電子写真感光体を用いる
複数枚複写電子写真法の一例の順次の工程を示す線図、
第噛図は本発明の電子写真感光体の構成を示す断面図、
第7図ANEは本発明の複数枚複写電子写真性の一例の
順次の工程を示す線図、第を図A〜Eは同じく他の例の
順次の工程を示す鴫図、第9図A〜0および第10−図
A−1は同じく更に他の例の順次の工程をそれぞれ示す
線図である。 ≠l・・・電子写真感光体、弘2・・・導電性支持体、
II3・・・第7の光導電層、タタ・・・第2の光導電
層、q!・・・絶縁性電荷保持層、ダ6・・・第3の光
導電層、+7.ダ#、 4!9. !0. j/、 j
コ・・・コロナ帯電器。 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社第7図 第1θ図
図、第2図は第1図Oに示す全面露光工程において生じ
る解像力低下の原理を説明するための線図、第3図は従
来の電子写真感光体の構成を示す断面図、第1図は本願
人が先に提案した電子写真感光体の構成を示す断面図、
第j図A〜Dは第1I図に示す電子写真感光体を用いる
複数枚複写電子写真法の一例の順次の工程を示す線図、
第噛図は本発明の電子写真感光体の構成を示す断面図、
第7図ANEは本発明の複数枚複写電子写真性の一例の
順次の工程を示す線図、第を図A〜Eは同じく他の例の
順次の工程を示す鴫図、第9図A〜0および第10−図
A−1は同じく更に他の例の順次の工程をそれぞれ示す
線図である。 ≠l・・・電子写真感光体、弘2・・・導電性支持体、
II3・・・第7の光導電層、タタ・・・第2の光導電
層、q!・・・絶縁性電荷保持層、ダ6・・・第3の光
導電層、+7.ダ#、 4!9. !0. j/、 j
コ・・・コロナ帯電器。 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社第7図 第1θ図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L 導電性支持体上に第1の光導電層と、この第1の光
導電層が感度を有する光を透過する第2の光導電層と、
前記#!/の光導電層が感度を有する光および前記第λ
の光導電層が感度を有する光をそれぞれ透過する絶縁性
電荷保持層と、前記第7および第2の光導電層が・・感
度を有する光を透過する第3の光導電層とを順次に積層
すると共に、少く共前記第7の光導電層と第2の光導電
層とが波長の興なる光にそれぞれ選択的に感光するよう
構成した電子写真感光体を用い、この電子写真感光体・
に−皮形成した静電潜像を繰返し用いで複数枚の複写画
像を得るにあたり、 前記電子写真感光体に対して、第1次帯電工程と、前記
第1の光導電層が感度を有する光による光像照射工程と
、前記第1次帯電の□・極性とは逆極性の帯電または交
流帯電または□逆極性にバイアスした交流帯電を行なう
第一次帯電工程と、少く共前記#!/の光導電層が感度
を有する光および少く共前記第−の光導電層が感度を有
する光による均一露光工程とを行なうことにより、 前記絶縁性電荷保持層の両面にのみ電荷をトラップして
静電潜像を形成することを特徴とする複数枚複写電子写
真法。 2 前記電子写真感光体として、前記第1.第2および
第3の光導電層が波長の興なる第1゜第2および第3の
光にそれぞれ選択的に感光するよう構成したものを用い
、この電子写真感光体に対して、 (a)第1帯電およびこれと同時喰たは逐次性なう第1
の光による均、−露光工程と、 Φ)第一次帯電およびこれと同時に行なう第1の光によ
る光像照射工程と、 (0)第1.第1および第3の光による均一露光工程と
・、 を順次に行なうことを特徴とする特許請求の1範囲第1
項記載の複数枚複写電子写真法。 & 前記電子写真感光体として、前記第1.第一および
第3の光導電層が波長の異なる第1゜第一および第3の
光にそれぞれ選択的に感光−するよう構成したものを用
い、この電子写真感光体に対して、 (a)第1次帯電およびこれと同時または逐次行なう第
1.第一および第3の光による均一露光工程と、 中)第一次帯電およびこれと同時に行なう第1の光によ
る光像照射および第2.第3の光による均一露光工程と
、 (0)第7.第一の光による均一露光工程と、を順次に
行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複
数枚複写電子写真法。 本 前記電子写真感光体として、前記第1.第1および
第3の光導電層が波長の異なる第1゜第2および第3の
光にそれぞれ選択的に感光するよう構成したものを用い
、この電子写真゛感光体に対して、 (a)*/次帯電およびこれと同時に行なう第1の光に
よる光像照射工程と、 中)第2次帯電工程と%″ (0)第1.第2および第3の光による均一露光工程と
、を順次に行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の複数枚複写電子写真法。 瓢 前記電子写真感光体として、前記第1.第2および
第3の光導電層が波長の興なる第1゜第2および第3の
光にそれぞれ選択的に感光□するよう構成したものを用
い、この電子写真感光体に対して、 (a)第1次帯電およびこれと同時に行なう第1の光に
よる光像照射およびこれら第1次帯電、光像照射と同時
または逐次行なう第2゜第3の光による均一露光工程と
、 (b)第一次帯電およびこれと同時または逐次行なう第
2.第3の光による均一露光工程と、幹)第1.第2の
光による均一露光工程と、を順次に行なうことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の複数枚複写電子写真法
。 巳 導電性支持体上に第1の光導電層と、この第1の光
導電層が感度を有する光を透過する第2の光導電層と、
前記第1の光導電層が感度を有する光および前記第2の
光導電層が感度を有する光をそれぞれ透過する絶縁性電
荷保持層と、前記第1および第2の光導電層が感度を有
する光を透過する第3の光導電層とを順次に積層すると
共に、少く共前記第1の光導電層と第一の光導電層とが
波長の異なる光にそれぞれ選択的に感光するよう構成し
たことを特徴とする電子写真感光体。 7、 前記第一および第3の光導電層を暗中での体積固
有抵抗がそれぞれ1014Ω・国以上となる光導電材料
をもって構成したことを特徴とする特許請求の範囲第6
項記載の電子写真感光体。 & 前記第2および第3の光導電層を同一の光導電材料
で構成したことを特徴とする特許請求の範囲第6項また
は第7項記載の電子写真感光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18029681A JPS5882260A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | 複数枚複写電子写真法およびこれに用いる電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18029681A JPS5882260A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | 複数枚複写電子写真法およびこれに用いる電子写真感光体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5882260A true JPS5882260A (ja) | 1983-05-17 |
Family
ID=16080722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18029681A Pending JPS5882260A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | 複数枚複写電子写真法およびこれに用いる電子写真感光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5882260A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7192127B2 (en) | 2003-04-25 | 2007-03-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink cartridge |
-
1981
- 1981-11-12 JP JP18029681A patent/JPS5882260A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7192127B2 (en) | 2003-04-25 | 2007-03-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink cartridge |
US7556366B2 (en) | 2003-04-25 | 2009-07-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink cartridge |
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