JPS5882091A - サイフオンブレ−カ−内蔵自吸式遠心ポンプ - Google Patents
サイフオンブレ−カ−内蔵自吸式遠心ポンプInfo
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- JPS5882091A JPS5882091A JP17928881A JP17928881A JPS5882091A JP S5882091 A JPS5882091 A JP S5882091A JP 17928881 A JP17928881 A JP 17928881A JP 17928881 A JP17928881 A JP 17928881A JP S5882091 A JPS5882091 A JP S5882091A
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- priming
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D9/00—Priming; Preventing vapour lock
- F04D9/007—Preventing loss of prime, siphon breakers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自吸式ポンプ、特に詳しくはとのような使用状
況下でも常に、貯水ケーシングに多量の自我用水を貯え
ることを可能にするサイフオンブレーカ−が内蔵された
自吸式遠心ポンプに関するものである。
況下でも常に、貯水ケーシングに多量の自我用水を貯え
ることを可能にするサイフオンブレーカ−が内蔵された
自吸式遠心ポンプに関するものである。
従来の自吸式ポンプは運転停止時にポンプケーシング内
の水がサイフオンによって水源側に降水するのを防ぐた
め、逆止弁や通気弁を使用している。これを改良して貯
水用の補助タンクを設けたものとして、実公昭５１−２
ａ ２ ’ｚ＊に記載されたものが知られている。
の水がサイフオンによって水源側に降水するのを防ぐた
め、逆止弁や通気弁を使用している。これを改良して貯
水用の補助タンクを設けたものとして、実公昭５１−２
ａ ２ ’ｚ＊に記載されたものが知られている。
これはランナーの吐出側と連通ずる主タンクの他に、吸
込側と連通する補助タンクを設け、この補助タンクには
小孔を有する隔壁によって吸込口に直接連通しない部分
を形成し、運転停止時にこの部分に一旦貯った水が運転
停止後小孔から吸込側に流れ出てランナーを水没状態に
維持子るようにしたものである。
込側と連通する補助タンクを設け、この補助タンクには
小孔を有する隔壁によって吸込口に直接連通しない部分
を形成し、運転停止時にこの部分に一旦貯った水が運転
停止後小孔から吸込側に流れ出てランナーを水没状態に
維持子るようにしたものである。
上記の改良型自吸式ポンプでは逆止弁な使用しないので
構造が簡素化され、故障も少なく、また自吸用水量を大
きくすることによって自吸運転時間を短縮させることが
できる等の効果が得られる。
構造が簡素化され、故障も少なく、また自吸用水量を大
きくすることによって自吸運転時間を短縮させることが
できる等の効果が得られる。
しかしながら、逆止弁を使用しない構造ではあるものの
、補助タンクがランナーを挾ん。
、補助タンクがランナーを挾ん。
で主タンクの反対側に設けられていて内部の構造はまだ
複雑であり、したがってゴムライニングが求められる場
合においてはその作業が困難であるという難点がある。
複雑であり、したがってゴムライニングが求められる場
合においてはその作業が困難であるという難点がある。
また、補助タンクのうち吸込側と直接連通する部分が大
きいため運転停止時の降水量が太き（、自吸運転時間を
長くする原因圧なっている。
きいため運転停止時の降水量が太き（、自吸運転時間を
長くする原因圧なっている。
本出願人は既に上記の点に鑑みて、上記改良型の自吸式
ポンプをさらに改良し、構造を一層簡単にしてゴムライ
ニングも容易にできるようにするとともに、貯水ケージ
ングの構造を全面的に改造して自吸運転時間をさらに大
幅に短縮した自吸式遠心ポンプを得、特許出願した（特
開昭５５−７８１９２号）。この特開昭５５−７８１９
２号の自吸式遠心ポンプは、前記従来の改良型のポンプ
における補助タンクと主タンクを上下に隣接させ、この
他に気液分離室を設け、これらを１つの貯水ケーシング
を隔壁によって仕切った構造とし、この貯水ケーシング
を吸込管と連通する渦室と吐出口との間に設けたことを
特徴とするものである。そして、補助タンクに該当する
主貯水室と主タンクに該当する自吸用水供給室とは小さ
〜゛・孔で連通させ、気液分離室と自吸用水供給室とは
比較的大きい孔で連通させるようにしたものである。上
記のような構造の自吸式ポンプにおいては、渦室に連通
ずる自吸用水供給室と主貯水室は小孔で連合され、また
自吸用水供給室と気液分離室は上記小孔よりも大きな孔
によって連通されているので、運転停止時にサイフオン
によってポンプ内の水が水源側に下降する際、気液分離
室内の水は、主貯水室内の水がゆっくりと下降している
間にいち早く渦室の流入口レベルまで下降してサイフオ
ン状態を破壊する。そしてこのサイフオン状態破壊時に
、降水の遅かった主貯水室内にはまだ多量の水が残され
ているので、この主貯水室内の水はサイフオン状態破壊
後、自吸用水供給室、気液分離室内に行き渡り、次回の
運転開始時に自吸用水として用いられる。また、主貯水
室と自吸用水供給室とが上下に隣接された構造となって
いるから構造が簡単でゴムライニングが容易である。
ポンプをさらに改良し、構造を一層簡単にしてゴムライ
ニングも容易にできるようにするとともに、貯水ケージ
ングの構造を全面的に改造して自吸運転時間をさらに大
幅に短縮した自吸式遠心ポンプを得、特許出願した（特
開昭５５−７８１９２号）。この特開昭５５−７８１９
２号の自吸式遠心ポンプは、前記従来の改良型のポンプ
における補助タンクと主タンクを上下に隣接させ、この
他に気液分離室を設け、これらを１つの貯水ケーシング
を隔壁によって仕切った構造とし、この貯水ケーシング
を吸込管と連通する渦室と吐出口との間に設けたことを
特徴とするものである。そして、補助タンクに該当する
主貯水室と主タンクに該当する自吸用水供給室とは小さ
〜゛・孔で連通させ、気液分離室と自吸用水供給室とは
比較的大きい孔で連通させるようにしたものである。上
記のような構造の自吸式ポンプにおいては、渦室に連通
ずる自吸用水供給室と主貯水室は小孔で連合され、また
自吸用水供給室と気液分離室は上記小孔よりも大きな孔
によって連通されているので、運転停止時にサイフオン
によってポンプ内の水が水源側に下降する際、気液分離
室内の水は、主貯水室内の水がゆっくりと下降している
間にいち早く渦室の流入口レベルまで下降してサイフオ
ン状態を破壊する。そしてこのサイフオン状態破壊時に
、降水の遅かった主貯水室内にはまだ多量の水が残され
ているので、この主貯水室内の水はサイフオン状態破壊
後、自吸用水供給室、気液分離室内に行き渡り、次回の
運転開始時に自吸用水として用いられる。また、主貯水
室と自吸用水供給室とが上下に隣接された構造となって
いるから構造が簡単でゴムライニングが容易である。
さらに、主貯水室と自吸用水供給室の他に気液分離室を
設けたので、再スタート時（自吸運転時）に気液分離が
迅速に行なわれ、自吸運転時間をさらに大幅に短縮する
ことができる。
設けたので、再スタート時（自吸運転時）に気液分離が
迅速に行なわれ、自吸運転時間をさらに大幅に短縮する
ことができる。
このように上記特開昭５５−７８１９２号の自吸式遠心
ポンプは数々の特長を有するものであるが、吐出側に逆
止弁が接続された場合には、運転停止時貯水ケージング
内に自吸用水が十分針えられないという事態が発生する
ことが有った。すなわち、ポンプが停止され、吐出側の
逆止弁が作動しても、ポンプのグランド部や吐出配管の
フランジ接続部等の僅かの隙間から空気がポンプ室内、
配管内に引かれ得るので、吸込管内の水は水源側に少し
ずつ下降する。上記のような隙間は勿論極めて小さなも
のであるので、吸込管内の水の下降は非常にゆっくりと
行なわれ、゛主貯水室内の水は、自吸用水供給室に連通
ずる孔の大きさとは無関係に、気液分離室内の水と同じ
速さでゆっくりと下降するようになる。したがってこの
ような水の下降により、ポンプ内水面が渦室の流入口レ
ベルに達してサイフオン状態が破壊したとき、主貯水室
内にも全（水が残され得す、主貯水室はその本来の作用
、すなわちサイフオン状態破壊時にもまだ高いレベルの
水を貯え、その後この水を貯水ケーシング内に供給する
、という作用を果たせなくなる。
ポンプは数々の特長を有するものであるが、吐出側に逆
止弁が接続された場合には、運転停止時貯水ケージング
内に自吸用水が十分針えられないという事態が発生する
ことが有った。すなわち、ポンプが停止され、吐出側の
逆止弁が作動しても、ポンプのグランド部や吐出配管の
フランジ接続部等の僅かの隙間から空気がポンプ室内、
配管内に引かれ得るので、吸込管内の水は水源側に少し
ずつ下降する。上記のような隙間は勿論極めて小さなも
のであるので、吸込管内の水の下降は非常にゆっくりと
行なわれ、゛主貯水室内の水は、自吸用水供給室に連通
ずる孔の大きさとは無関係に、気液分離室内の水と同じ
速さでゆっくりと下降するようになる。したがってこの
ような水の下降により、ポンプ内水面が渦室の流入口レ
ベルに達してサイフオン状態が破壊したとき、主貯水室
内にも全（水が残され得す、主貯水室はその本来の作用
、すなわちサイフオン状態破壊時にもまだ高いレベルの
水を貯え、その後この水を貯水ケーシング内に供給する
、という作用を果たせなくなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、吐出側
に逆止弁が設けられても、自吸用水不足の事態が発生す
ることのない自吸式ポンプを提供することを目的とする
ものである。
に逆止弁が設けられても、自吸用水不足の事態が発生す
ることのない自吸式ポンプを提供することを目的とする
ものである。
本発明の自吸式ポンプは、前述のような貯水ケーシング
を有する自吸式遠心ポンプにおいて、主貯水室と吸込管
と全連絡する連絡部？設け、この連絡部に、前記主貯水
室の水位が所定位置まで下がったときに該主貯水室と前
記吸込管とを連通するサイフオンブレーカ−を設けたこ
と全特徴とするものである。
を有する自吸式遠心ポンプにおいて、主貯水室と吸込管
と全連絡する連絡部？設け、この連絡部に、前記主貯水
室の水位が所定位置まで下がったときに該主貯水室と前
記吸込管とを連通するサイフオンブレーカ−を設けたこ
と全特徴とするものである。
上記のような本発明のサイフオンブレーカ−内蔵自吸式
ポンプにおいては、吸込管の最高レベル近傍に設定され
る所定位置まで主貯水室内の水面レベルが下がると、前
記サイフオンブレーカ−によってサイフオン状態カ破壊
されるようになる。上記のような位置に所定位置を設定
しておけば、サイフオン状態破壊時の水面レベルは渦室
の流入口レベルよシ１ も高くなシ、渦室、貯水ケーシング内には十分な量の自
吸用水が残されるようになる。
ポンプにおいては、吸込管の最高レベル近傍に設定され
る所定位置まで主貯水室内の水面レベルが下がると、前
記サイフオンブレーカ−によってサイフオン状態カ破壊
されるようになる。上記のような位置に所定位置を設定
しておけば、サイフオン状態破壊時の水面レベルは渦室
の流入口レベルよシ１ も高くなシ、渦室、貯水ケーシング内には十分な量の自
吸用水が残されるようになる。
以下、図面によって本発明の実施例を詳細第１図は本発
明の実施例である自吸式遠心ボンダの主要部の縦断面図
で、第２図はその■−■線における断面図である。
明の実施例である自吸式遠心ボンダの主要部の縦断面図
で、第２図はその■−■線における断面図である。
図面において、ランナー１の正面は吸込管２を通して吸
込口３と連通している。ランナー１を収容する渦室４は
上部において吐出口５と、下部において連通孔６ＣＹ通
して貯水ケーシング７の下部の自吸用水供給室７ｃと連
通している。貯水ケーシング７は上部が吐出口５に連通
し、吸込管２と渦室４の間に上下に延びて設けられ、隔
壁８ａ、８ｂ、８ｃによって３つの室、すなわち、主貯
水室７ａ。
込口３と連通している。ランナー１を収容する渦室４は
上部において吐出口５と、下部において連通孔６ＣＹ通
して貯水ケーシング７の下部の自吸用水供給室７ｃと連
通している。貯水ケーシング７は上部が吐出口５に連通
し、吸込管２と渦室４の間に上下に延びて設けられ、隔
壁８ａ、８ｂ、８ｃによって３つの室、すなわち、主貯
水室７ａ。
気液分離室７ｂ、自吸用水供給室７ｃに分割されている
。自吸用水供給室７ｃは最下部に形成され、前記連通孔
６ｃを介して渦室４と連通している。この連通孔６ｃの
位置は、渦室４の最下端から２０’〜６０’の範囲で主
貯水室７ａの方へずれた位置に設けられるのが望ましい
。主貯水室７ａは貯水ケーシング７の上部に、前記自吸
用水供給室７ｃの上に隣接して設けられ、画室間の隔壁
８ａに設けられた小孔６ａを介して該供給室７ｃと連通
している。この小孔６ａの断面積は前記連通孔６ｃの断
面積よりも小さい。気液分離室７ｂは貯水ケーシング７
の上部に、主貯水室７ａと並んで前記自吸用水供給室７
ｃの上に隣接して設けられ、両室間の隔壁８ｂに設けら
れた孔６ｂを介して前記供給室７ｃと連通している。
。自吸用水供給室７ｃは最下部に形成され、前記連通孔
６ｃを介して渦室４と連通している。この連通孔６ｃの
位置は、渦室４の最下端から２０’〜６０’の範囲で主
貯水室７ａの方へずれた位置に設けられるのが望ましい
。主貯水室７ａは貯水ケーシング７の上部に、前記自吸
用水供給室７ｃの上に隣接して設けられ、画室間の隔壁
８ａに設けられた小孔６ａを介して該供給室７ｃと連通
している。この小孔６ａの断面積は前記連通孔６ｃの断
面積よりも小さい。気液分離室７ｂは貯水ケーシング７
の上部に、主貯水室７ａと並んで前記自吸用水供給室７
ｃの上に隣接して設けられ、両室間の隔壁８ｂに設けら
れた孔６ｂを介して前記供給室７ｃと連通している。
この孔６ｂの断面積は前記連通孔６Ｃの断面積よりも大
きい。この孔６ｂは望ましくは複数個設けられて気液分
離室７ｂと自吸用水供給室７ｃとの間の気液の分離が容
易に行なわれるようにする。また、主貯水室７ａと自吸
用水供給室７０間の隔壁８ａは気液分離室７ｂと自吸用
水供給室７ｃ間の隔壁８ｂより高い位置にあって供給室
７ｃ内で気液分離された気体が隔壁８ａの下に一時的に
停滞し、循環気体量が少なくなるようになっている。貯
水ケーシング７全体の容量は、運転停止後にサイフオン
作用で減じた渦室４内を満たすに十分な量の水を貯える
大きさとなっている。
きい。この孔６ｂは望ましくは複数個設けられて気液分
離室７ｂと自吸用水供給室７ｃとの間の気液の分離が容
易に行なわれるようにする。また、主貯水室７ａと自吸
用水供給室７０間の隔壁８ａは気液分離室７ｂと自吸用
水供給室７ｃ間の隔壁８ｂより高い位置にあって供給室
７ｃ内で気液分離された気体が隔壁８ａの下に一時的に
停滞し、循環気体量が少なくなるようになっている。貯
水ケーシング７全体の容量は、運転停止後にサイフオン
作用で減じた渦室４内を満たすに十分な量の水を貯える
大きさとなっている。
一方、吸込管２と主貯水室７ａとを隔てる隔壁９には貫
通孔１０が開設され、この貫通孔１０には主貯水室７ａ
側からサイフオンブレーカ−１１が嵌着されている。こ
のサイフオンブレーカ−１１は第３図に拡大して示すよ
うに、円孔１２を有するシール板１３、このシール板１
３の下側に配されたフロートボール１４、およびい（つ
かの空気抜き穴１５が設けられたボール受け１６からな
り、渦室４よりも高い吸込口３と同程度のレベルに配設
されている。
通孔１０が開設され、この貫通孔１０には主貯水室７ａ
側からサイフオンブレーカ−１１が嵌着されている。こ
のサイフオンブレーカ−１１は第３図に拡大して示すよ
うに、円孔１２を有するシール板１３、このシール板１
３の下側に配されたフロートボール１４、およびい（つ
かの空気抜き穴１５が設けられたボール受け１６からな
り、渦室４よりも高い吸込口３と同程度のレベルに配設
されている。
次に、上記のように構成された本発明の自吸式遠心ポン
プの作動を詳細に説明する。
プの作動を詳細に説明する。
定常運転中はランナー１０回転により吸込口３と連通ず
る水源側から吸込管２、渦室４、貯水ケーシング７の上
部を経て吐出口５と連通ずる供給側まで全部水が満たさ
れて揚水が行なわれる。この状態でランナー１の回転を
停止した場合の水の流れにっ′いて、まず、吐出配管に
逆止弁が設けられない場合について説明する。
る水源側から吸込管２、渦室４、貯水ケーシング７の上
部を経て吐出口５と連通ずる供給側まで全部水が満たさ
れて揚水が行なわれる。この状態でランナー１の回転を
停止した場合の水の流れにっ′いて、まず、吐出配管に
逆止弁が設けられない場合について説明する。
吐出配管に逆止弁が設けられていなければ、ランナー１
の回転が停止されたとき、揚水途中にあった吐出口５よ
り供給側（下流）の水は、サイフオン作用によって貯水
ケーシング７、渦室４、吸込管２を経て吸込口３がら水
源側に自由落下する。このとき貯水ケージ／グア内にお
いては、前述のように孔６ｂが小孔６ａよりも大きく形
成されているので、気液分離室７ｂ内の水は主貯水室７
ａ内の水よりも速く下降し１．まだ主貯水室７ａ内に十
分な量の水が残っているうちにいち早（吸込管２の水平
部レベルまで下降する。気液分離室７ｂ内の水が吸込管
２のレベルまで下降すれば吸込側と吐出側が通気してサ
イフオン状態が破壊され、水の自由落下が停止する。し
かし、このサイフオン状態破壊時にも、主貯水室７ａ内
にはまだ水が残されており、この水はその後小孔６ａか
らの流下金続けて貯水ケーシング７内および渦室４内に
行き渡り、次回の自吸運転全可能にする。
の回転が停止されたとき、揚水途中にあった吐出口５よ
り供給側（下流）の水は、サイフオン作用によって貯水
ケーシング７、渦室４、吸込管２を経て吸込口３がら水
源側に自由落下する。このとき貯水ケージ／グア内にお
いては、前述のように孔６ｂが小孔６ａよりも大きく形
成されているので、気液分離室７ｂ内の水は主貯水室７
ａ内の水よりも速く下降し１．まだ主貯水室７ａ内に十
分な量の水が残っているうちにいち早（吸込管２の水平
部レベルまで下降する。気液分離室７ｂ内の水が吸込管
２のレベルまで下降すれば吸込側と吐出側が通気してサ
イフオン状態が破壊され、水の自由落下が停止する。し
かし、このサイフオン状態破壊時にも、主貯水室７ａ内
にはまだ水が残されており、この水はその後小孔６ａか
らの流下金続けて貯水ケーシング７内および渦室４内に
行き渡り、次回の自吸運転全可能にする。
吐出配管に逆止弁が設けられていると、ランナーｌの回
転が停止されても、揚水途中の水は前述のように自由落
下することはない。
転が停止されても、揚水途中の水は前述のように自由落
下することはない。
しかし、ポンプのグランド部や吐出配管の７ランジ接続
部等の僅かの隙間、あるいは逆止弁の僅かな漏れにより
、配管あるいはポンプ内の水は大気と連通し、したがっ
て極めてゆっくりながら水源側への降水が起きる。この
場合の降水は上記のように極めて遅いものであるので、
貯水ケーシング７の小孔６ａ、孔６ｂの大きさの違いと
は無関係に、主貯水室７ａ、気液分離室７ｂ内の水は等
速で極めてゆっくりと下降する。したがって前述の逆止
弁非設置の場合のように気液分離室７ｂの水がいち早く
下降してサイフオン状態を破壊するということは起こら
ない。しかし主貯水室７ａ内の水が下降を続け、サイフ
オンブレーカー１１のフロートボール１４がシール板１
３０円孔１２から離れると、主貯水室７ａの空気は吸込
口３側の大気と連通し、サイフオン状態が破壊される。
部等の僅かの隙間、あるいは逆止弁の僅かな漏れにより
、配管あるいはポンプ内の水は大気と連通し、したがっ
て極めてゆっくりながら水源側への降水が起きる。この
場合の降水は上記のように極めて遅いものであるので、
貯水ケーシング７の小孔６ａ、孔６ｂの大きさの違いと
は無関係に、主貯水室７ａ、気液分離室７ｂ内の水は等
速で極めてゆっくりと下降する。したがって前述の逆止
弁非設置の場合のように気液分離室７ｂの水がいち早く
下降してサイフオン状態を破壊するということは起こら
ない。しかし主貯水室７ａ内の水が下降を続け、サイフ
オンブレーカー１１のフロートボール１４がシール板１
３０円孔１２から離れると、主貯水室７ａの空気は吸込
口３側の大気と連通し、サイフオン状態が破壊される。
したがってこの時点で貯水ケーシング７内の水の下降は
停止し、この貯水ケーシング７および渦室４内には次回
の自吸運転に必要な自吸用水が多量に残される。
停止し、この貯水ケーシング７および渦室４内には次回
の自吸運転に必要な自吸用水が多量に残される。
勿論、上記のサイフオンブレーカ−１１のフロートボー
ル１４は、ポンプ運転時主貯水室７ａが満水になれば、
浮力によってシール板１３の円孔１２に嵌着して該円孔
１２を閉塞するから、ポンプ運転には何の支障も及ぼさ
ない。また、自吸運転開始時には貯水ケーシング７内は
吸込口３内よりも圧力が高くなるので、フロートボール
１４はシール板１３の円孔１２に押圧されて該円孔１２
を閉塞するから、自吸運転にも何ら悪影響を及ぼさない
。
ル１４は、ポンプ運転時主貯水室７ａが満水になれば、
浮力によってシール板１３の円孔１２に嵌着して該円孔
１２を閉塞するから、ポンプ運転には何の支障も及ぼさ
ない。また、自吸運転開始時には貯水ケーシング７内は
吸込口３内よりも圧力が高くなるので、フロートボール
１４はシール板１３の円孔１２に押圧されて該円孔１２
を閉塞するから、自吸運転にも何ら悪影響を及ぼさない
。
なお、小孔６ａと孔６ｂの大きさの差の設定や、揚程等
の条件によっては、吐出配管に逆止弁が設けられない場
合でも、気液分離室７ｂの水が吸込管２のレベルまで下
降しないうちに、主貯水室７ａの水位がサイフオンブレ
ーカ−１１に達することも起こり得るが、このような場
合にも勿論サイフオンブレーカ−１１は作動し、降水を
そこで停止させ、貯水ケーシング７内に多量の自吸用水
を貯えさせる。
の条件によっては、吐出配管に逆止弁が設けられない場
合でも、気液分離室７ｂの水が吸込管２のレベルまで下
降しないうちに、主貯水室７ａの水位がサイフオンブレ
ーカ−１１に達することも起こり得るが、このような場
合にも勿論サイフオンブレーカ−１１は作動し、降水を
そこで停止させ、貯水ケーシング７内に多量の自吸用水
を貯えさせる。
ランナー１を回転してポンプを再スタートさせると、初
めは気液混相状態で渦室４、貯水ケーシング７を貯液が
循環して、吸込管中の空気が吐出口５へ排出される。こ
のとき、気液混相の循環水は孔の総１１！ｌ？ｍ積が最
も大きい孔ｄ−ｂを通って気液分離室７ｂから自吸用水
供給室７Ｃに流入するが、この孔６ｂを介して気液が分
・離され、比較的気体を含まない水が自吸用水供給室７
Ｃに入る。自吸用水供給室７Ｃ内でも更に気液分・離が
行なわれ、分離された気体は主貯水室７ａの下の隔壁８
ａの下部に停滞するので、より気体の少ない水が渦室４
へ流入することとなる。この隔壁８ａの小孔６ａは断面
積が小さいので主貯水室７ａでは気液分離室７ｂにおけ
るような激しい気液分離はなく、この室７ａは主として
貯水の役目を果たしている。気液分離室７ｂでの気液分
離効果を大きくさせるためには、隔壁８ｂの孔６ｂの数
を多（し、多孔板効果によって有効に気液分離を行なう
ようにするのが望ましい。
めは気液混相状態で渦室４、貯水ケーシング７を貯液が
循環して、吸込管中の空気が吐出口５へ排出される。こ
のとき、気液混相の循環水は孔の総１１！ｌ？ｍ積が最
も大きい孔ｄ−ｂを通って気液分離室７ｂから自吸用水
供給室７Ｃに流入するが、この孔６ｂを介して気液が分
・離され、比較的気体を含まない水が自吸用水供給室７
Ｃに入る。自吸用水供給室７Ｃ内でも更に気液分・離が
行なわれ、分離された気体は主貯水室７ａの下の隔壁８
ａの下部に停滞するので、より気体の少ない水が渦室４
へ流入することとなる。この隔壁８ａの小孔６ａは断面
積が小さいので主貯水室７ａでは気液分離室７ｂにおけ
るような激しい気液分離はなく、この室７ａは主として
貯水の役目を果たしている。気液分離室７ｂでの気液分
離効果を大きくさせるためには、隔壁８ｂの孔６ｂの数
を多（し、多孔板効果によって有効に気液分離を行なう
ようにするのが望ましい。
以上詳細に説明した通り本発明のサイフオンブレーカ−
内蔵自吸式遠心ポンプは、構造が簡単、自吸運転時の気
液分離が有効に行なわれて自吸運転時間が短縮される、
という特開昭５５−７８１９２号の自吸式ポンプの長所
を残したまま、逆止弁設置の場合の自吸用水不足を解消
するものであり、その実用的価値は極めて高い。
内蔵自吸式遠心ポンプは、構造が簡単、自吸運転時の気
液分離が有効に行なわれて自吸運転時間が短縮される、
という特開昭５５−７８１９２号の自吸式ポンプの長所
を残したまま、逆止弁設置の場合の自吸用水不足を解消
するものであり、その実用的価値は極めて高い。
第１図は本発明の１実−例による自吸式ボ第２図は第１
図のｎ−ｎ線断面図、 第３図は第１図の自吸式ポンプめ一部を拡大して示す側
断面図である。 １・・・・・・・・・・・・ランナー ２・・・・・
・・・・・・・・・・吸込管３・・・・・・・・・・・
・吸込 口 ４・・・・・・・・・・・・・・・渦
室５・・・・・・・・・・・・吐 出 口 ６ａ
・・・・・・・・・・・・・・・小 孔６ｂ・・・・
・・・・・・・ 孔 ６ｃｍ・・・・・・・
・・・・・・・連 通 孔７・・・・・・・・・・・・
貯水ケーシング８ａ 、 ８ｂ 、 ８ｃ 、計・・・
・・・・隔 壁１１・・・・・・・・・・・・サイ
フォンブレーカー第２図 ５ 第３図
図のｎ−ｎ線断面図、 第３図は第１図の自吸式ポンプめ一部を拡大して示す側
断面図である。 １・・・・・・・・・・・・ランナー ２・・・・・
・・・・・・・・・・吸込管３・・・・・・・・・・・
・吸込 口 ４・・・・・・・・・・・・・・・渦
室５・・・・・・・・・・・・吐 出 口 ６ａ
・・・・・・・・・・・・・・・小 孔６ｂ・・・・
・・・・・・・ 孔 ６ｃｍ・・・・・・・
・・・・・・・連 通 孔７・・・・・・・・・・・・
貯水ケーシング８ａ 、 ８ｂ 、 ８ｃ 、計・・・
・・・・隔 壁１１・・・・・・・・・・・・サイ
フォンブレーカー第２図 ５ 第３図
Claims (1)
- 吸込管と連通する渦室と、吐出口との間に貯水ケーシン
グを設け、この貯水ケーシングを隔壁によって渦室と連
通孔を介して直接連通する自吸用水供給室、吐出口と直
接連通し自吸用水供給室と小孔を介して連通する主貯水
室、および吐出口と直接連通し自吸用水供給室と前記小
孔より大きい孔を介して連通する主気液分離室に分割し
てなる自吸式遠心ポンプにおいて、前記主貯水室と前記
吸込管とを連絡する連絡部を設け、この連絡部に、前記
主貯水室の水位が所定位置まで下がったときに該主貯水
室と前記吸込管とを連通ずるサイフオンブレーカ−を設
けたことを特徴とするサイフオンブレーカ−内蔵自吸式
遠心ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17928881A JPS5882091A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | サイフオンブレ−カ−内蔵自吸式遠心ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17928881A JPS5882091A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | サイフオンブレ−カ−内蔵自吸式遠心ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5882091A true JPS5882091A (ja) | 1983-05-17 |
| JPH0238800B2 JPH0238800B2 (ja) | 1990-08-31 |
Family
ID=16063203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17928881A Granted JPS5882091A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | サイフオンブレ−カ−内蔵自吸式遠心ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5882091A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6453050B1 (en) | 1998-05-11 | 2002-09-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Piezoelectric speaker, method for producing the same, and speaker system including the same |
| US6739424B2 (en) | 2001-01-22 | 2004-05-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Speaker system |
| CN105240282A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-01-13 | 桂林新艺制冷设备有限责任公司 | 一种具有防回流悬浮球的自吸泵 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS508103A (ja) * | 1973-05-28 | 1975-01-28 | ||
| JPS5058603A (ja) * | 1973-08-13 | 1975-05-21 |
-
1981
- 1981-11-09 JP JP17928881A patent/JPS5882091A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS508103A (ja) * | 1973-05-28 | 1975-01-28 | ||
| JPS5058603A (ja) * | 1973-08-13 | 1975-05-21 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6453050B1 (en) | 1998-05-11 | 2002-09-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Piezoelectric speaker, method for producing the same, and speaker system including the same |
| US6865785B2 (en) | 1998-11-05 | 2005-03-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for producing a piezoelectric speaker |
| US6739424B2 (en) | 2001-01-22 | 2004-05-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Speaker system |
| CN105240282A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-01-13 | 桂林新艺制冷设备有限责任公司 | 一种具有防回流悬浮球的自吸泵 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0238800B2 (ja) | 1990-08-31 |
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