JPS588084Y2 - ジヨギングシユ−ズ - Google Patents
ジヨギングシユ−ズInfo
- Publication number
- JPS588084Y2 JPS588084Y2 JP13225080U JP13225080U JPS588084Y2 JP S588084 Y2 JPS588084 Y2 JP S588084Y2 JP 13225080 U JP13225080 U JP 13225080U JP 13225080 U JP13225080 U JP 13225080U JP S588084 Y2 JPS588084 Y2 JP S588084Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thickness
- toe
- ball
- sole
- heel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はジョギングシューズの靴底に関するもので、
特にランニング時に地面をキックする栂指球部から爪先
にかけての靴底の厚みを爪先がほぼ零（接地層の厚みの
み）となるように漸減させて靴底前部を断面クサビ形の
構造にし、これにより踵部が上るにつれて靴底は自動的
に前傾して身体が正しいランニングフオームすなわち自
然な前傾姿勢がとれるようになし、しかもアスファルト
やコンクリート等で舗装された硬い路面を走る場合の着
地ショックを靴底それ自体が充分吸収できるようにした
ジョギングシューズに係る。
特にランニング時に地面をキックする栂指球部から爪先
にかけての靴底の厚みを爪先がほぼ零（接地層の厚みの
み）となるように漸減させて靴底前部を断面クサビ形の
構造にし、これにより踵部が上るにつれて靴底は自動的
に前傾して身体が正しいランニングフオームすなわち自
然な前傾姿勢がとれるようになし、しかもアスファルト
やコンクリート等で舗装された硬い路面を走る場合の着
地ショックを靴底それ自体が充分吸収できるようにした
ジョギングシューズに係る。
近年、ランニングの一形態であるジョギング（緩走）が
健康、体力の維持増進のため、一般大衆の間で盛んとな
っているが、その一方では下肢に障害を起してジョギン
グをやめる人も少なくない。
健康、体力の維持増進のため、一般大衆の間で盛んとな
っているが、その一方では下肢に障害を起してジョギン
グをやめる人も少なくない。
このような下肢に障害を起した人を調査したところ、は
とんどの人が硬いアスファルト道を走っており、少くと
もそれかもとになって障害が起きていることが判明した
。
とんどの人が硬いアスファルト道を走っており、少くと
もそれかもとになって障害が起きていることが判明した
。
すなわち、芝生などの柔らかい路面を走るのと違い、舗
装道路等の硬い路面上を走る場合は、着地時のショック
も大きいから、そのショックが繰返えされて、ヒザ、ア
キレス猾、足首の関節等に炎症を起したり、踵や土踏ま
ずの筋を痛めることが多い。
装道路等の硬い路面上を走る場合は、着地時のショック
も大きいから、そのショックが繰返えされて、ヒザ、ア
キレス猾、足首の関節等に炎症を起したり、踵や土踏ま
ずの筋を痛めることが多い。
特に、一般大衆ランナーの多くは、着地時のショックを
殺す着地技術が未熟のため、上記のような障害が起り易
かったのである。
殺す着地技術が未熟のため、上記のような障害が起り易
かったのである。
ここに於て本考案は、上述のような障害をまねく着地時
の衝撃を分厚でソフトな靴底が吸収緩和して、ヒザや足
首等にかかる負担を軽減できるようにし、またランニン
グの際に前傾姿勢が容易に早くとれるようにし、そのう
え地面をキックするときそのキック力が効率よく前進方
向に作用するようにし、以って足を傷めにくくまた走り
易く、シかもストライドが容易に伸びるジョギングシュ
ーズを提案するものである。
の衝撃を分厚でソフトな靴底が吸収緩和して、ヒザや足
首等にかかる負担を軽減できるようにし、またランニン
グの際に前傾姿勢が容易に早くとれるようにし、そのう
え地面をキックするときそのキック力が効率よく前進方
向に作用するようにし、以って足を傷めにくくまた走り
易く、シかもストライドが容易に伸びるジョギングシュ
ーズを提案するものである。
次に本考案の一実施例を図面によって具体的に説明する
。
。
第１図に示すように本考案は、弾力性に富み柔軟な合成
樹脂もしくはゴムの如き可撓性材料、例えばショア硬度
６０°以下のスポンジゴムやポリウレタンフォームなど
から戊る下地層１とこの下地層１の下面に接着される耐
摩耗性を有する強靭な可撓性材料、−例としてショア硬
度７０°以上のゴムシートから成る接地層２とで靴底を
構成する。
樹脂もしくはゴムの如き可撓性材料、例えばショア硬度
６０°以下のスポンジゴムやポリウレタンフォームなど
から戊る下地層１とこの下地層１の下面に接着される耐
摩耗性を有する強靭な可撓性材料、−例としてショア硬
度７０°以上のゴムシートから成る接地層２とで靴底を
構成する。
下地層１は前記スポンジゴム等を多段に積層接着して、
−例として３ｃｍ以上の厚さに形成させ、一方接地層２
はシートのように薄肉材料から形成し、その下面側には
縦、横、斜め方向の靴の滑りを防止するため、筋状また
はイボ状若しくはその両方を組合せた突起部３を後記の
土ふまず部４Ｃを除いて形成させる。
−例として３ｃｍ以上の厚さに形成させ、一方接地層２
はシートのように薄肉材料から形成し、その下面側には
縦、横、斜め方向の靴の滑りを防止するため、筋状また
はイボ状若しくはその両方を組合せた突起部３を後記の
土ふまず部４Ｃを除いて形成させる。
本考案の靴底は、第１図にも示すように足に履いたとき
、指のつけ根にある骨指球（第１図に矢印Ａで示した個
所）が当る靴底部分の肉厚Ｔを後記のとおり踵部４ｄと
ほぼ同じ厚さに形成する。
、指のつけ根にある骨指球（第１図に矢印Ａで示した個
所）が当る靴底部分の肉厚Ｔを後記のとおり踵部４ｄと
ほぼ同じ厚さに形成する。
この栂指球が当る靴底部分（以下この部分を栂指球部４
ｂという）の近傍から爪先部にがけての肉厚は、爪先５
が接地層２のみの厚さく一例として５゜５〜６ｍｍ）と
なるように一様に漸減させて、爪先部の縦断面がほぼク
サビ形をなすようにする。
ｂという）の近傍から爪先部にがけての肉厚は、爪先５
が接地層２のみの厚さく一例として５゜５〜６ｍｍ）と
なるように一様に漸減させて、爪先部の縦断面がほぼク
サビ形をなすようにする。
因みに、足をのせる面（下地層１の上面）と前記爪先部
の下面とがなす角度は一例として９〜１Ｆであるが、そ
の角度に限定されるものでなく、それ以上の鋭角にして
もよい。
の下面とがなす角度は一例として９〜１Ｆであるが、そ
の角度に限定されるものでなく、それ以上の鋭角にして
もよい。
また踵部４ｄの前後に丸み、換言すればＲをつけ、かつ
踵部の最厚部の肉厚を前述の通す栂指球部４ｂの最厚部
の肉厚と等しく形成する。
踵部の最厚部の肉厚を前述の通す栂指球部４ｂの最厚部
の肉厚と等しく形成する。
栂指球部４ｂ及び踵部４ｄの最厚部の肉厚は、着地時の
ショックを吸収する関係で厚いほど良いが、あまり厚く
なると重くなってしまうから、瑞用者の足の裏全体の長
さが２５〜２６ｃｍのとき厚さ３ｃｍとなるようにその
肉厚Ｔは下記式を満足する厚さとする。
ショックを吸収する関係で厚いほど良いが、あまり厚く
なると重くなってしまうから、瑞用者の足の裏全体の長
さが２５〜２６ｃｍのとき厚さ３ｃｍとなるようにその
肉厚Ｔは下記式を満足する厚さとする。
なお靴底の長さが前記寸法よりも大きいとき、もしくは
小さいときは、前記の比率で踵部４ｄ等の肉厚を適宜増
減させるものである。
小さいときは、前記の比率で踵部４ｄ等の肉厚を適宜増
減させるものである。
前記踵部４ｄと栂指球部４ｂとの間にはアーチ形の土ふ
まず部４Ｃを形成する。
まず部４Ｃを形成する。
この土ふまず部４Ｃは図示のように下地層１の肉厚を減
少させて形成するものであり、このようにすると靴底の
軽量化ならびに屈曲性が向上する。
少させて形成するものであり、このようにすると靴底の
軽量化ならびに屈曲性が向上する。
なお図中符号９は甲被を示す。
本考案は以上述べたように構成されているものであって
、次のような作用効果を発揮する。
、次のような作用効果を発揮する。
まず本考案の靴底は、踵部の前後にＲをつけ、かつ前記
踵部と栂指球部における靴底の肉厚が同じ厚さになって
いるから、踵部の後側から着地して土ふまず部へ体重を
スムーズに移動させることができ、しかも体重移動時の
足の安定性が高まり、そのうえ前記踵部や栂指球部等の
下地層は、弾力性に富み柔軟で分厚な材料で形成されて
いるがら、硬い路面をランニングした場合であっても着
地時のショックは前記下地層によって吸収緩和され、足
に伝わるショックを最小限に抑えることができる。
踵部と栂指球部における靴底の肉厚が同じ厚さになって
いるから、踵部の後側から着地して土ふまず部へ体重を
スムーズに移動させることができ、しかも体重移動時の
足の安定性が高まり、そのうえ前記踵部や栂指球部等の
下地層は、弾力性に富み柔軟で分厚な材料で形成されて
いるがら、硬い路面をランニングした場合であっても着
地時のショックは前記下地層によって吸収緩和され、足
に伝わるショックを最小限に抑えることができる。
また本考案によれば、栂指球部から爪先にかけての靴底
の肉厚を爪先がほぼ零となるように漸減させて、その傾
斜角度を９°以上にしであるがら、ランニング時に踵が
上るにつれ靴底は自動的に前傾するから、好ましいラン
ニングフオーム（即ち、自然な前傾姿勢）が容易にかつ
早くとれ、しかも足のつけ根の部分（栂指球）で地面を
キックする際、その接地面積が大となってキック効率が
良く、シかもキック力が身体を無駄に上下動させる方向
に使われることなく、前進方向に効率よく作用するから
推進力が強化される。
の肉厚を爪先がほぼ零となるように漸減させて、その傾
斜角度を９°以上にしであるがら、ランニング時に踵が
上るにつれ靴底は自動的に前傾するから、好ましいラン
ニングフオーム（即ち、自然な前傾姿勢）が容易にかつ
早くとれ、しかも足のつけ根の部分（栂指球）で地面を
キックする際、その接地面積が大となってキック効率が
良く、シかもキック力が身体を無駄に上下動させる方向
に使われることなく、前進方向に効率よく作用するから
推進力が強化される。
その結果、ストライドも伸びて走行距離も伸び、ヒザ、
アキレス鍵、フクラハギ、足関節などにかける負担も少
なく、従って疲れも少ない等の効果がある。
アキレス鍵、フクラハギ、足関節などにかける負担も少
なく、従って疲れも少ない等の効果がある。
図面は本考案たるジョギングシューズの一例を示すもの
で、第１図はその一側面図、第２図は正面図、第３図は
背面図である。 １：下地層、２：接地層、３：突起部、４ａ：爪先部、
４ｂ：栂指球部、４Ｃ：土ふまず部、４ｄ：踵部。
で、第１図はその一側面図、第２図は正面図、第３図は
背面図である。 １：下地層、２：接地層、３：突起部、４ａ：爪先部、
４ｂ：栂指球部、４Ｃ：土ふまず部、４ｄ：踵部。
Claims (1)
- 弾力性に富み柔軟な材料からなる分厚な下地層１と、こ
の下地層の下面に接着された耐魔耗性を有する薄肉材料
からなる接地層２とから形成した靴底において、栂指球
が当る靴底部分４ｂの肉厚Ｔを少くとも下記式を満足す
る厚さとなし、かつその栂指球部分４ｂから爪先部４ａ
にがけての肉厚を爪先が接地層２のみの厚さとなるよう
に漸減させて、下地層１の上面と爪先部下面とがなす角
度θを９°以上の鋭角となし、また踵部４ｄの前後にＲ
をつけ、かつ前記踵部４ｄの最厚部と前記栂指球部４ｂ
の最厚部とをほぼ同じ厚みにしたことを特徴とするジョ
ギングシューズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13225080U JPS588084Y2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | ジヨギングシユ−ズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13225080U JPS588084Y2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | ジヨギングシユ−ズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5755307U JPS5755307U (ja) | 1982-03-31 |
| JPS588084Y2 true JPS588084Y2 (ja) | 1983-02-14 |
Family
ID=29492494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13225080U Expired JPS588084Y2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | ジヨギングシユ−ズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588084Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100658191B1 (ko) * | 2006-05-16 | 2006-12-15 | 송삼근 | 삼박자 보행용 신발 |
| KR100731511B1 (ko) | 2006-09-14 | 2007-06-22 | 주식회사 세계산업 | 전후방이 상향 경사진 구두밑창 |
| KR100978290B1 (ko) * | 2008-04-10 | 2010-08-26 | 곽오련 | 기능성 신발 |
| JP5316960B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2013-10-16 | 広島化成株式会社 | 靴底 |
| JP7330237B2 (ja) * | 2020-07-23 | 2023-08-21 | プーマ エス イー | ソール構造、履物具、およびアッセンブリ |
| EP4205591B1 (en) | 2020-09-01 | 2024-05-01 | Kiyoshi Ikura | Footwear |
-
1980
- 1980-09-19 JP JP13225080U patent/JPS588084Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5755307U (ja) | 1982-03-31 |
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