JPS5880418A - ＭｇＯ回収ボイラのクリンカ層除去方法 - Google Patents
ＭｇＯ回収ボイラのクリンカ層除去方法Info
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- JPS5880418A JPS5880418A JP17714481A JP17714481A JPS5880418A JP S5880418 A JPS5880418 A JP S5880418A JP 17714481 A JP17714481 A JP 17714481A JP 17714481 A JP17714481 A JP 17714481A JP S5880418 A JPS5880418 A JP S5880418A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23J—REMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES
- F23J1/00—Removing ash, clinker, or slag from combustion chambers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明はＭｇＯ回収ボイラに付着したタリン力の除去
方法に関する。
方法に関する。
パルプ業界で使用されるパルプ化のための蒸解方法の一
種として亜硫酸法（Ｓｕｌｐｈｉｔｅｐｒｏｃｅｓｓ）
＋があるが、通常亜硫酸法はＣａをベースとした蒸解液
を使用するが、最近Ｃａをベースとしたものより歩留り
が高く、パルプの白色度が高いマグネシウム（Ｍｇ）を
ベースとしり蒸解液を利用する方法が注目されている。
種として亜硫酸法（Ｓｕｌｐｈｉｔｅｐｒｏｃｅｓｓ）
＋があるが、通常亜硫酸法はＣａをベースとした蒸解液
を使用するが、最近Ｃａをベースとしたものより歩留り
が高く、パルプの白色度が高いマグネシウム（Ｍｇ）を
ベースとしり蒸解液を利用する方法が注目されている。
このＭｇベースの蒸解液を使用したパルプ工程において
はレッドリッカーと称する廃液が排出されるが、レッド
リッカーには多量のリグニン等が含有され燃焼可能であ
るため、これを燃焼して必要な熱量を回収し、かつレッ
ドリッカ〒の含有する薬品を回収するボイラが使用され
る。
はレッドリッカーと称する廃液が排出されるが、レッド
リッカーには多量のリグニン等が含有され燃焼可能であ
るため、これを燃焼して必要な熱量を回収し、かつレッ
ドリッカ〒の含有する薬品を回収するボイラが使用され
る。
第１図はレッドリッカーを燃焼させるボイラであり、通
常ＭｇＯ回収ボイラと称されるものである。図示しない
サイクロンエバポレータ等により濃度を高めたレッドリ
ッカーはバーナ１により炉内に噴射し燃焼する。火炉は
木管から成る仕切壁２により一次火炉３と二次火炉４に
分割され、特に−次火炉においてレッドリッカーの燃焼
に必要な温度を保持するよう構成しである。従ってバー
ナ１から噴射されたレッドリッカーは一次火炉３におい
て燃焼を行ないながら一度一次火炉３を下降し、さらに
二次火炉４を上昇することになる。−次および二次火炉
の燃焼により生じた高温の燃焼ガスは、スクリーン管５
を通過して過熱器６．蒸発器７を経て空気予熱器８に至
り燃焼用空気Ａを予熱する。さらに集塵器９に至った排
ガスは灰分を除去された後Ｓ０２回収装置へ送られる。
常ＭｇＯ回収ボイラと称されるものである。図示しない
サイクロンエバポレータ等により濃度を高めたレッドリ
ッカーはバーナ１により炉内に噴射し燃焼する。火炉は
木管から成る仕切壁２により一次火炉３と二次火炉４に
分割され、特に−次火炉においてレッドリッカーの燃焼
に必要な温度を保持するよう構成しである。従ってバー
ナ１から噴射されたレッドリッカーは一次火炉３におい
て燃焼を行ないながら一度一次火炉３を下降し、さらに
二次火炉４を上昇することになる。−次および二次火炉
の燃焼により生じた高温の燃焼ガスは、スクリーン管５
を通過して過熱器６．蒸発器７を経て空気予熱器８に至
り燃焼用空気Ａを予熱する。さらに集塵器９に至った排
ガスは灰分を除去された後Ｓ０２回収装置へ送られる。
一方除去された灰分には通常約８０〜９０％のＭｇＯを
含有しており、この灰分中からＭｇを回収する。
含有しており、この灰分中からＭｇを回収する。
以上の構成のＭｇＯ回収ボイラにおいて、ボイラ火炉が
一次と二次の二基に分割されているため、ガス流の流れ
が下降流から上昇流に変更する部分を中心としてガス流
中の溶融物がボイラ壁面に付着してクリンカ層１０を形
成する。このクリンカ層１０は時間と共に成長し、厚い
層に成長するためボイラ運転停止時にこのクリンカ層１
０の除去作業を行なう必要がある。しかしこのクリンカ
層１０はボイラ運転停止時にはきわめて固く固化し、コ
ンクリートの如くなってしまうため除去作業はきわめて
困難であった。すなわち従来は作業員が炉内に入り、つ
るはし等の道具によりクリンカ層を破砕除去せねばなら
ず大きな労力を必要とし、かつ除去作業も長時間にわた
っていた。
一次と二次の二基に分割されているため、ガス流の流れ
が下降流から上昇流に変更する部分を中心としてガス流
中の溶融物がボイラ壁面に付着してクリンカ層１０を形
成する。このクリンカ層１０は時間と共に成長し、厚い
層に成長するためボイラ運転停止時にこのクリンカ層１
０の除去作業を行なう必要がある。しかしこのクリンカ
層１０はボイラ運転停止時にはきわめて固く固化し、コ
ンクリートの如くなってしまうため除去作業はきわめて
困難であった。すなわち従来は作業員が炉内に入り、つ
るはし等の道具によりクリンカ層を破砕除去せねばなら
ず大きな労力を必要とし、かつ除去作業も長時間にわた
っていた。
この発明の目的は上述した問題点を除去し、炉内に形成
したクリンカ層の除去を効果的かつ短時間に行なう方法
を提供することにある。
したクリンカ層の除去を効果的かつ短時間に行なう方法
を提供することにある。
要するにこの発明は固化したクリンカ層に対してダイナ
マイト等の爆発物を仕掛け、クリンカ層を破砕除去する
方法であり、特に火炉壁面と爆発物を装着する部分との
距離を所定の値とすることにより火炉壁面に損傷を与え
ないよう構成したものである。
マイト等の爆発物を仕掛け、クリンカ層を破砕除去する
方法であり、特に火炉壁面と爆発物を装着する部分との
距離を所定の値とすることにより火炉壁面に損傷を与え
ないよう構成したものである。
以下この発明の実施例を図面を用いて説明する。
第２図はクリンカ層１０の破砕方法の一例を示す。爆発
物１１ ［以下「ダイナマイト」で説明する）は、クリ
ンカ層１０に対してポーリングを行ないダイナマイト装
着孔１２を穿設し、同装着孔１２内に装着される。この
場合装着孔１２の底部と炉壁管１３との距離りは約４０
０〜５００ｍｍとしてダイナマイト１１の爆発により炉
壁管１３に損傷が生じないようにしておく。
物１１ ［以下「ダイナマイト」で説明する）は、クリ
ンカ層１０に対してポーリングを行ないダイナマイト装
着孔１２を穿設し、同装着孔１２内に装着される。この
場合装着孔１２の底部と炉壁管１３との距離りは約４０
０〜５００ｍｍとしてダイナマイト１１の爆発により炉
壁管１３に損傷が生じないようにしておく。
次に使用するダイナマイトについて説明すると、爆発を
行なうのはボイラ火炉という限られた空間であるため、
爆速の高いものはボイラ炉壁の膨出、ボイラ内伝熱管の
損傷等の問題が生じ適当でない。′すなわち、ダイナマ
イトとして最も爆速が遅いクラスに属する硝安ダイナマ
イト（爆速約３０００ ｒｒ＋／ｓｅｃ ） 、梅ダイ
ナマイト（爆速約４０００ ｍ／ ５ｅｃ）等が良好で
ある。これらのダイナマイトは爆速が低い外、海藻粉な
どの減熱消炎剤が含まれているため爆発温度も比較的低
く炭坑用爆薬として使用されるものであり、ボイラ火炉
の限られた空間内で爆破するには最適である。
行なうのはボイラ火炉という限られた空間であるため、
爆速の高いものはボイラ炉壁の膨出、ボイラ内伝熱管の
損傷等の問題が生じ適当でない。′すなわち、ダイナマ
イトとして最も爆速が遅いクラスに属する硝安ダイナマ
イト（爆速約３０００ ｒｒ＋／ｓｅｃ ） 、梅ダイ
ナマイト（爆速約４０００ ｍ／ ５ｅｃ）等が良好で
ある。これらのダイナマイトは爆速が低い外、海藻粉な
どの減熱消炎剤が含まれているため爆発温度も比較的低
く炭坑用爆薬として使用されるものであり、ボイラ火炉
の限られた空間内で爆破するには最適である。
上述の種類のダイナマイトをクリンカ層１０の所定の位
置に設置することによりクリンカ層１０を爆破除去する
。爆破されたタリン力は炉底部に形成した排出口１４か
ら外部に排出する。
置に設置することによりクリンカ層１０を爆破除去する
。爆破されたタリン力は炉底部に形成した排出口１４か
ら外部に排出する。
この発明を実施することにより、従来は人手に依ってい
たクリンカ層の除去を短時間かつ効果的に行なうことが
でき、ボイラの運転停止時間を大幅に短縮することがで
きる。
たクリンカ層の除去を短時間かつ効果的に行なうことが
でき、ボイラの運転停止時間を大幅に短縮することがで
きる。
第１図はＭｇＯ回収ボイラの断面図、第２図はこの発明
に係る方法を示す炉底部の拡大部分図である。
に係る方法を示す炉底部の拡大部分図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 ＭｇＯ回収ボイラに形成されたクリンカ層に対
してダイナマイト装着孔を穿設し、ダイナマイト装着孔
にはダイナマイトを装着してクリンカ層を爆破除去する
ことを特徴とするＭｇＯ回収ボイラのクリンカ層除去方
法。 ２、ダイナマイト装着孔底部と炉壁との距離を約４００
ｍｍから５００ｍｍとしたことを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載のＭｇＯ回収ボイラのクリンカ層除去方
法。 ３、ダイナマイトを硝安ダイナマイトもしくは梅ダイナ
マイトとしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項ま
たは第２項記載のＭｇＯ回収ボイラのクリンカ除去方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17714481A JPS5880418A (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | ＭｇＯ回収ボイラのクリンカ層除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17714481A JPS5880418A (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | ＭｇＯ回収ボイラのクリンカ層除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5880418A true JPS5880418A (ja) | 1983-05-14 |
Family
ID=16025950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17714481A Pending JPS5880418A (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | ＭｇＯ回収ボイラのクリンカ層除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5880418A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6111596A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-18 | Babcock Hitachi Kk | クリンカ層除去方法 |
-
1981
- 1981-11-06 JP JP17714481A patent/JPS5880418A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6111596A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-18 | Babcock Hitachi Kk | クリンカ層除去方法 |
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