JPS5880321A - 熱可塑性ポリエステル樹脂およびその製造方法 - Google Patents

熱可塑性ポリエステル樹脂およびその製造方法

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JPS5880321A
JPS5880321A JP17880881A JP17880881A JPS5880321A JP S5880321 A JPS5880321 A JP S5880321A JP 17880881 A JP17880881 A JP 17880881A JP 17880881 A JP17880881 A JP 17880881A JP S5880321 A JPS5880321 A JP S5880321A
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acid
residue
residues
carbon atoms
linear
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Masaharu Watanabe
正治 渡辺
Michio Nakanishi
中西 道夫
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Daicel Corp
Daicel Chemical Industries Ltd
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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、新規な熱可塑性ポリエステル樹脂及びその
製造方法に関する。さらに詳しくは、種々の成形材料、
ことに外科用ギブス材料として有用な低融点の新規熱可
塑性ポリエステル樹脂及びその製造方法に関する。
従来、骨折部分を固定したり治療のために関節を固定す
るギブスに焼石膏のごときギブス材料が広く用いられて
いる。しかし、かようなギブス材料は重く、またかさば
り易くさらに水に可溶である等患者にとって不利な点が
多い。これらの点を解消すべく、最近熱可塑性樹脂をガ
ーゼや網目構造の編織布に含浸させたギブスが開発され
、この熱可塑性樹脂として高分子量のプリカプロラクト
ン重合体が提案されている(特公I8!!f二679T
号公報参照)。
仁の発明は、かようなギブス材料を始め種々の成形材料
として有用な新規熱可塑性d19エステル樹脂及びその
製造方法を提供するものである。
かくしてこの発明によれば組成式(I):〔ム)1(B
)Im(0)。     −・(1)(式中、ムは炭素
数4〜1g又は86の直鎖又は側鎖を有する脂肪族ジカ
ルボン酸の残基を示す薔Bは炭素数2〜18の直鎖又は
側鎖を有する脂肪族ジオールの残基を示す;0は6−ヒ
ドロキシカプロン酸の残基を示す;ただし、これらの残
基は各々エステル結合で結合して分子全体にランダム及
りはブロック状に分布し、1.va、n”はOよりも大
きい値を有し、6−ヒドロキシカプロン酸残基を60〜
98重量%含む) によって表わされ、かつ数平均分子量約5,060〜2
0 a、000であることを特徴とする熱可塑性ポリエ
ステル樹脂が提供される。さらに他の観点から上記組成
式(1)で表わされる熱可塑性プリエステル樹脂の製造
方法が提供される。
この発明において数平均分子量とは以下の条件によるゲ
ルパーミエーシ目ンクロマトグラフィー(GPO)によ
って求めた数値を意味するものである。
測定条件: 装 置・・・LO−3ム(高滓製作所製)溶 媒・・・
テトラヒドロフラン(流量1 ’15> )温度・・・
室温 検出器−ahodexRI 8B−11(昭和電工製)
力5ム・−H2O−PRE(1本)、H2O−20(1
本)、H2O−16(8本)、H2O−10(1本)(
すべて高滓製作所製) この発明において、ランダム及りはブロック状とは、各
残基が全(ランダムな吠態で結合している場合や一部ブ
ロック単位を含むランダムな状耀をも意味し、さらに全
体がブロック吠態であってもよく、少なくと40成分が
共電体中60〜98m11%含み、数平均分子量が約m
s、00G−400,@@(1であればよい。なお、成
分ムとBはエステル結合で結合するため通常はぼ等モル
の構成からなり、4mIA*’QはOよりも大きい値を
有する。
この発明において、組成式(1)中のA1すなわち炭素
数4〜12又はIB6の直鎖又は側鎖を有する脂肪族ジ
カルボン酸残基に対応する酸性成分としては、コハク酸
、無水マレイン酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン
酸、アゼライン酸、ドデカ一方、組成式(1)中OBに
対応するジオール成分としては、エチレングリコール、
プロピレングリコール、l、4−ブタンジオール、2−
メチルプロパンジオール、1.3−ブチレンゲリコール
、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコ°−M、
1.6−ヘキサングリコール、ネオペンチルグリコール
ヒドロキシピバリン酸エステル、1.4−シクロヘキサ
ンジメタツール、水添ビスフェノ−ルーム、l、2−ド
デカンジオール等が挙げられ、プロピレングリコール、
2−メチルプロパンジオール、1.8−ブチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール等の側鎖を有するジオー
ル類や、ジエチレングリコールの如き酸素原子が間に入
ったジオール一方、組成式(1)中の0、すなわち6−
ヒドロキシカプロン酸残基としては、8−カプロラクト
ンから誘導されたものが好ましいが、6−ヒドロキシカ
プロン酸自身から誘導してもよい。かような6−ヒドロ
キシカプロン酸残基の含有量は60〜98重量%とする
必要かあ一す、70〜96重量%とするのが好ましい。
98、重量%より多い場合にはポリカプロラクトンの改
良ができず、60重量%より少ない場合には樹脂が軟質
となり各種成形材料、仁とにギブス材料としての機械的
強度を有しなくなり不適当である。
この発明の樹脂の数平均分子量は5,000〜2oo、
ooo、好ましくは1G、00G−150,000であ
る。分子量が低すぎる場合は、プラスチックスとしての
物性を有さす強度的に脆い樹脂となり、高すぎる場合に
は、溶融粘度が大きくなりギブス等の各種成形材料の製
造における作業特性を著しく損ない不適当である。
この発明の熱可塑性f9エステル樹脂は、(1)ε−カ
ブロラクトン又はヒドロキシカプロン酸、(誠)炭素数
2〜18の直鎖又は個鎖を有する脂肪族ジオールの1種
又は2種以上からなるヒドロキシ成分及び@尿素数4〜
12又はs6の直鎖又は偶鎖を有する脂肪族ジカルボン
酸又はその無水物もしくは低級アルキルエステルの1種
又は2種以上からなる酸性成分を、所定量配合し、エス
テル化促進触媒の存在下で加熱攪拌し、適宜、生成する
水を除去しつつエステル化反応及び重縮合を行なうこと
により得られる。より具体的には例えば、脂肪族ジオー
ル、脂肪族ジカルボン酸及び電°−カプロラクトンの所
定量を混合し、ξれにエステル化促進触媒を添加し、1
50〜280℃で常圧下さらには減圧下で加熱攪拌し、
エステル化反応によって生成する水を反応系外に#去し
ながらエステル化反応とC−カプロラクトンの開環付加
重合を行なうことによって合成することができる。反応
の後期は減圧下200〜280℃で攪拌することによ抄
本、さらには未反応ジオールや低分子量反応物を反応系
外に除去し縮合反応を進めるのが好ましい。エステル化
促進触媒としては、広範囲なものを用いうるが、テトラ
メトキシチタン、テトラエトキシチタン、テトラn−プ
ロポキシチタン、テトライソプロポキシチタン、テトラ
ブトキシチタン等の有機チタン系化合物、ジ−n−ブチ
ル−錫−ジラウレート、ジ−n−ブチル−錫−オキサイ
ド、ジブチル−錫−ジアセテート等の有機錫系化合物、
マグネシウム、カルシウム、亜鉛などの酢酸塩と酸化ア
ンチモン又は上記チタン化合物との組合わせなどを挙げ
ることができる。これらの触媒は生成する全共重合体に
対しlO〜to、oo。
pp論の範囲で用いることが好ましい。
反応温度は280℃以上にすることは好ましくない。と
いうのはポリカプロラクトンの解菫合温度が約220〜
280℃であるため、これ以上の高温で反応を行なうと
重合物が分解し、分子量が大きくならないからである。
なお、使用する具体的な脂肪族ジカルボン酸又はその無
水物もしくは低級アルキルエステル及び脂肪族ジオール
としては前述で示した酸性成分又はその無水物もしくは
炭素数1〜8のアルキルニス誉ル及び前述で示したジオ
ール成分が種々適用できる。
このように全原料の一括仕込みによって仁の発明の樹脂
は合成することができる。しかし、分子量が5,000
以上の樹脂を合成するには以下に述べる方法がより効率
的である。
すなわち、前記した(1)のヒドロキシ成分と(2)の
酸性成分とを予め混合し、エステル化触媒の存在下でエ
ステル化反応及び重縮合を行なって分子量約6,000
〜200,004)の線状19エステルとし、これに(
1)&−カプロラクトンを混合皆中に所定量混合し、高
重合開環触媒の存在下で加熱して反応させることにより
効率よく仁の発明の熱可塑性Iツエステ慶樹脂を得るこ
とができる。より具体的には、例えば、脂肪族ジオール
と脂肪族ジカルボン酸又はその無水物もしくは低級アル
キルエxtルとエステル化促進触媒を前記したそル比で
混合し、160−180℃で常圧下、さらには10■H
p以下の減圧下でエステル化反応と重縮合反応を行なっ
て分子量約6,000〜ioo、oooの線状ポリエス
テル樹脂を合成した後、C−カプロラクトンを所定の割
合で混合し、C−カブロラクトンノ高重合Ml[触媒を
m加し、100〜2!O℃常圧下で反応を行なうことに
よりこの発明の樹脂が得られる。かような方法によれば
、C−カプロラクトンの高重合体の生成と同時に、反応
系に添加した分子量約5,000〜too、oooの線
状ポリエステルが高重合度ポリカプロラクトンとエステ
ル交換反応を起Cし、この発明の低融点熱可塑性ポリエ
ステルが生成される。そして、高重合度の粘度の大きい
樹脂を減圧下で長時間攪拌する必要がないため、工業的
に非常に有利である。
上記方法番ζ使用するエステル化促進触媒は前述と同様
であ秒、高重合開環触媒としては、塩素、臭素、ヨウ素
等のハロゲン化第1スズを16〜5.000 ppm、
好ましくは60〜600ppm用いるのが適当である。
この場合、反応系に酸素を共存させることにより反応が
著しく促進される。
なお、使用するC−カプロラクトンやヒドロキシカプロ
ン酸中の不純物としての水や活性水素を含む物質は少な
くとも0.05%以下とすることが好ましい。というの
は反応下においてはこれらの活性水素を有する物質が重
合開始剤として働きこれらの量が0.05%より多いと
多量の重合開始剤が存在することとなり低重合度の重合
体しか得られないからである。
このようにして得られたこの発明の熱可塑性Iリエステ
ル樹脂は、分子量約5,000〜200. Oe・であ
る。
なお、この発明において融点とは熱媒体中において、不
透明から透明に変わり溶融する点1意味するものである
。     ′□1 仁の樹脂は、例えば射出、押出等による成形品に好適に
用いられる。ことに、融点40−58℃の熱可塑性ぼり
エステル樹脂をギブス材料として用いた場合、従来のギ
ブス材料の種々の欠点が解消でき有用である。
なお、ギブス材料として用いる場合、必要ならば酸化チ
タンの如き無機化合物を着色剤あるいは充填剤として添
加し、ガーゼや不繊布、網目状繊布等の支持体に含浸又
は融着させることによって製造することができる。この
ギブスは従来の高重合度ポリカプロラクトンを用いたギ
ブスよりも低い温度(60℃以下)で軟化溶融するため
、取り扱いが容易でかつ患者が熱がる等の問題がない。
以下、この発明を例をもって説明する。もちろんこれら
はこの発明を限定するものではない。なお実施例、比較
例中の部数は重量部を表わす。
実施例1〜4、比較例1 窒素導入管、温度針、エステル生成水除去用コンデンサ
ー、及び攪拌装置のついた4ツロフラスコにアジピン酸
5840部、ジエチレングリコール4丁86部、テトラ
ブチルチタネート1部を仕込み窒素を流しながら150
℃から280℃で10時間知熱攪拌しエステル化反応に
よって生成する水を除去しながら反応を行なった。さら
に25℃mH1から6■Hpの減圧下で3時間、55g
1Hyで8時間!sO℃でさらに未反応物、水、6低分
子量物を反応系外に除去し数平均分子量10,500の
室温量溶解し、触媒として塩化第1スズを添加し、14
6℃に昇温した後、空気を反応系に1分間吹き込んだ後
窒素流通下で140℃から220℃8時闘反応を行ない
熱可塑性ポリエステ慶樹鮨を得た。得られた樹脂の性状
を表1に示す。
表     ! 実施例5 窒素導入管、温度計、エステル生成水除去用コンデンサ
ー、及び攪拌装置のついた4ツロフラスコにアジピン酸
292部、2−メチルプロパンジオール20g部、C−
カプロラクトン8980部、テトラブチルチタネート0
.04部を混合し窒素流通下に150℃から2206C
で反応を行なった。
常圧で水の留出がなくなってからは250 [IHyで
1時間、さらに5 mHgで8時間、I MHgで8時
間220℃において減圧下で縮合反応を行ない融点55
℃、数平均分子量28,000のぼりエステル樹脂を得
た。
実施例6 窒素導入管、温度計、ニスカル生成水除去用コンデンサ
ー、及び攪拌装置のついた4ツロフラスコにアジピン酸
292部、ネオペンチルグリコール240部、テトラブ
チルチタネート0.005部を添加し150℃から24
0℃でエステル化反応を行なった。常圧で水の留出がな
くなってから250■Hyから6 mkllまで順次減
圧にし6■H1で5時閾縮合反応を行ない、液状の高粘
性樹脂を得た。仁の樹脂80部を1−カプロラクト22
10部に溶かし触媒塩化第1スズO,OS部を添加し1
40℃に昇温した後空気を反応系に1分間吹込A、り後
、Ils流通下で140℃から220℃で8時間反応を
行なったとCろ、融点66℃、数平均分子激暑t、oo
oの熱可塑性プリエステル樹脂を得た。
応用例1 実施例2の熱可塑性ポリエステル樹脂をトルエンに@解
し80部濃度の溶液を調整した。この溶液をガーゼ包帯
に塗布し乾燥させた。このガーゼを68℃の温水で加温
し、指に巻きつけながら融着させ、室温に冷却したとξ
ろ硬質のギブスを形成した。このものはギ/、、スとし
て十分む強度、剛性、可傭性を有し、使用目的を果した
応用例冨 実施例6で得た熱可塑性ポリエステル樹脂のベレットを
加熱プレス加工し厚さ$−のシートを得た。このシート
を56℃に加温し指金体を押しあて指の外形番ζなるよ
うに成型しそれを室温に冷却した。その結果、その指は
衝突等の外圧、作用から守られ、この成型物は副本とし
ての機能を果した。
実施例7 実施例1と同様の装置にアゼラノン酸564部、ネオペ
ンチルグリコール880部、テトラブチルチタネート0
.09部を仕込み攪拌下、窒素ガスを流しながら160
℃から280℃に徐々に昇温し反応によって生成した水
を反応系外に除きながらエステル化反応を行なった。常
圧反応での水の生成がなくなってから、さらに減圧下2
bO■Hpから10■Hpで8時間、縮合反応を続は分
子量18.600の高粘稠ポリエステル樹脂を得た。こ
の樹脂60部をC−カプロラクトン960部に溶解し、
臭化第1スズ0.8部を添加し、200℃で8時間反応
させ、分子量78,000.融点56℃の熱可塑性ポリ
エステル樹脂を得た。
実施例8 実施例1と同様の装置にドデカンジカルボン酸460部
、ネオペンチルグリコール2801S、g−カプロラク
トン7、000部、テトラブチルチタネート0.4部、
塩化第1スズL、5部を仕込み、160℃から220℃
まで昇温し、エステル化反応を行ない、さらに220℃
で10閣Hpの減圧下lO時間綜合反応を行ない、留出
物を反応系外に除去し、融点56℃、分子量48,00
0の熱可塑性ポリエステル樹脂を得た。
実施例9 実施例1と同様の装置にリノール酸からのダイマー酸2
80部、エチレングリコール70部、ε−カプロラクト
ン4,500部、テトラブチルチタネート0.5部、塩
化#Ilスズ0.5部を仕込み、180°C6時間、2
20″05時間エステル化反応を行ない、さらに220
℃、101Hpの減圧下で10時間縮合反応を行ない、
留出物を反応系外に除去し融点56℃、分子169,0
00の熱可塑性ポリエステル樹脂を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、組成式(I): (A)1 (B)z (0)n     ・−・(1)
    (式中、Aは炭素数4〜12又は86の直鎖又は側鎖を
    有する脂肪族ジカルボン酸の残基を示すIBは炭素数2
    〜18の直鎖又は側鎖を有する脂肪族ジオールの残基を
    示す;0は6−ヒドロキシカプロン酸の残基を示す;た
    だし、これらの残基は各々エステル結合で結合して分子
    全体にランダム反数はブロック状に分布し、j、me 
    nは0よりも大きい値を有し、6−ヒドロキシカプロン
    酸残基を60〜98重量%含む) kよって表わされ、かつ数平均分子量約6.000〜2
    oo、ooeであることを特徴とする熱可塑性ポリエス
    テル樹脂。 1 数平均分子量が約1)、Goo−150,000で
    ある特許請求の範囲第1項記載の樹脂。 8.6−ヒドロ、キシカプロン酸残基を70−96重量
    %含む特許請求の範囲第1項又は第2項のいずれかに記
    載の樹脂。 t 組成式(1)中のムが、コハク酸、マレイン酸、グ
    ルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ド
    デカン−2酸もしくはダイマー酸の残基又はこれら残基
    の2種以上からなる特許請求の範囲第1〜8項のいずれ
    かに記載の樹脂。 5、組成式(I)中のムが、アジピン酸残基である特許
    請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の樹脂。 6、組成式(1)中のBが、エチレングリコール、プロ
    ピレングリコール、1,4−ブタンジオール、2−メチ
    ルプロパンジオール、1.8−ブチレングリコール、ジ
    エチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1.6
    −ヘキサングリコール、ネオペンチルグリコールヒドロ
    キシピパリン酸エステル、1.4−シクロヘキサンジメ
    タツール、水添ビスフェノ−ルームもしくは1.2−ド
    デカンジオールの残基又はこれら残基の2種以上からな
    る特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の樹脂。 7、組成式(1)中のBが、ジエチレングリコール、プ
    ロピレングリコール、2−メチルプロパンジオール、1
    .8−ブチレンゲリコールもしくはネオペンチルグリコ
    ールの残基又はこれら残基の2種以上からなる特許請求
    の範囲第1〜6項のいずれかに記載の樹&。 8、  (1)&−カプロラクトン又はヒドロキシカプ
    ロン酸、 (1)炭素数2〜18の直鎖又は側鎖を有する脂肪族ジ
    オールのIM又は2種以上からなるヒドロキシ成分及び (至)炭素数4〜12又は36の直鎖又は側鎖を有する
    脂肪族ジカルボン酸又はその無水物もしくハ低級アルキ
    ルエステルの1種又は2種以上からなる酸性成分を混合
    し、エステル化促進触媒の存在下でエステル化反応及び
    重縮合反応を行なうこ七により、数平均分子量約5,0
    00〜zoo、oooの組成式(I): (A)1 (B)IB (0)、     =−(1)
    (式中、ムは炭素数4〜12又は86の直鎖又は@鎮を
    有する脂肪族ジカルボン酸の残基を示す;Bは炭素数2
    〜18の直鎖又は側鎖を有する脂肪族ジオールの残基を
    示す;0は6−ヒドロキシカプロン酸の残基を示す;た
    だし、これらの残基は各々エステル結合で結合して分子
    全体督ζランダム及りはブロック状に分布し、j e 
    ia e nはOよりも大きい値を有し、6−ヒドロキ
    シカプロン酸残基を60〜98重量%含む) で表わされる熱可塑性ポリエステル樹脂を得る仁とを特
    徴とする熱可塑性ポリエステル樹脂の製造方法。 9、  (It)炭素数2〜18の直鎖又は―鎖を有す
    る脂肪族ジオールの1種又は!!種以上からなるとドロ
    キシ成分と (2)炭素数4〜12又は86の直鎖又は側鎖を有する
    脂肪族ジカルボン酸又はその無水物もしくは低級アルキ
    ルエステルの1厘又は雪■以上からなる酸性成分とを混
    合し、エステル化促進触媒の存在下でエステ★化反応及
    び重縮合反応を行なって分子量約4OO・〜too、o
    ooの線状ボラエステル樹脂とし、ξれに(1)e−カ
    プロラクトンを混合し高重合開環触媒の存在下で反応さ
    せることにより、数平均分子量約s、e o 。 〜zoo、oooの組成式(I): 〔ム)1(B)@(0)。    −・(1)(式中、
    ムは炭素数4〜12又は36の直鎖又は側鎖を有する脂
    肪族ジカルボン酸の残基を示すsllは炭素数2〜18
    の直鎖又は側鎖を有する脂肪族ジオールの残基を示すI
    Cは6−ヒドロキシカプロン酸の残基を示す;ただし、
    これらの残基は各々エステル結合で結合して分子全体に
    ランダム及りはブロック状に分布し、j e vm m
     nはOよりも大きい値を有し、6−ヒドロキシカプロ
    ン酸残基を60−98重量%含む) で表わされる熱可塑性ポリエステル樹脂を得ることを特
    徴とする熱可塑性ポリエステ*S!1mの製造方法。
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DE19823240933 DE3240933A1 (de) 1981-11-06 1982-11-05 Thermoplastisches polyesterharz
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