JPS5879989A - 2(5h)−フラノン誘導体 - Google Patents

2(5h)−フラノン誘導体

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JPS5879989A
JPS5879989A JP17921181A JP17921181A JPS5879989A JP S5879989 A JPS5879989 A JP S5879989A JP 17921181 A JP17921181 A JP 17921181A JP 17921181 A JP17921181 A JP 17921181A JP S5879989 A JPS5879989 A JP S5879989A
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JP
Japan
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group
furanone
nucleus
carbon atoms
organic
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Pending
Application number
JP17921181A
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English (en)
Inventor
Hiromu Yagihara
八木原 煕
Yoshiyuki Hirako
平子 慶之
Yasuo Morishima
森島 靖雄
Kazuhisa Masamoto
正本 和久
Shoichi Matsunaka
松中 昭一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Corp
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は植物生長抑制剤として有用な新規な2(5H)
−フラノン誘導体に関するものである。
従来2(5I()−フラノン誘導体として、5−フェニ
ルチオ−2(5H)−フラノンが知られており、この化
合物は宇田氏等により合成中間体として1974年に見
出され[Ohem、 Lett、、 19741237
:]、これに関する研究が進められている。例えば天然
物の合成に関連して多種の2(5H)−フラノン誘導体
への合成ルートが示され[宇田他、Bull。
Ohem、Boa、Japan、 50244 (19
77) ]、また前記物質自体の合成法の文献もある(
 Monteir。
他、5ynthesis 、 1975 437 ) 
o更に、4−フェニルチオ−2(5H)−フラノンも合
成された〔渡辺他、Ohem、Lett、、 1975
855 )□ L、かし、これら3−又は4−フェニル
チオ−2(5H)−フラノンはフェニル基の置換基^フ
ェニルチオ基以外のフラノン核の置換基をもっておらず
、またいずれも植物生理活性については全く知られてい
なかった。
フラノン核に有機チオ基と、その他の置換基とを併せも
った誘導体も知られており、特にフラノン核にハロゲン
原子をもつものが多く知られている。この中には5−(
p−クロロフェニルチオ) −4,5−ジクロロ−5−
フェニル−2(5H)フラノンの如く、フラノン核に置
換フェニルチオ基をもつものも、ちるが、そのようなも
のはフラノン核にハロゲン置換基をもち、アルキル置換
基を持つものは知られていない。
又、植物生長抑制剤の分野で2(5H)−フラノン誘導
体が記載された例としては特開昭50−145522号
公報、米国特許第3954807号、同第421409
2号各明細1があるが、これらに記された物質はいずれ
も有機チオ置換基をもっていない。
本発明者らは植物の生長抑制作用を有する新規な2(5
H)−フラノン誘導体を見い出すべく鋭意研究の結果本
発明に到達した。
即ち、本発明は、一般式 〔式中、−8Rはフラノン核の6−94−又は5−位に
ある有機チオ基であり、有機基Rは、一般式−(0H3
)pArYn(ここでArはベンゼン核又はナフタリン
核である芳香族炭化水素残基であり、Yはアルキル基、
アルコキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、アセチ
ル基及びハロゲン原子よりなる群から選ばれた芳香核の
置換基であり、nは0〜3の整数であり、pは0又は1
である)で表わされるアリール基又は飽和炭化水素基で
あって炭素数6〜12のものであり、R′はフラノン核
の3−.4−及び/又は5−位にある炭素数1〜6のア
ルキル基(但し、−8Rが3−又は4−フェニル 5− チオ基の場合m個のR′の炭素数の合計は6)であり、
mは0〜3の数である〕 で表わされる新規な2(5H)−フラノン誘導体及びか
かる2(5H)−フラノン誘導体を有効成分として含有
する植物生長抑制剤を提供するものである。
本発明の一般式(I)で表わされる化合物は2(5H)
−フラノン核のもつ4個の水素原子のうち1個が特定の
有機チオ基−8Rで置換されており、残る5個はアルキ
ル基R′で置換され得るがノ・ロゲンなど他の置換基は
もたない。
有機チオ基は有機基Rがチオ基−8−を介してフラノン
核の6−14−又は5−位についているものであって、
有機基Rは一般式一(c112)pArYnで表わされ
るアリール基又は飽和炭化水素基であって炭素数6〜1
2のものである。
ここでArはアリール基の中心をなすベンゼン核又はナ
フタリン核であり、p=0即ちフェニル、α−ナフチル
又はβ−ナフチルがチオ基に直結したものであっても、
p=1即ちメチレン 6− 基1個を介して結合したものであってもよい。
アリール基にはアルキル基(CニーC6)、アルコキシ
基(a、−C6)、アミノ基、ニトロ基、シアン基、ア
セチル基及びハロゲン原子(07、Br 、■)よりh
る群から選ばれた芳香核の置換基Yが3個以内ついてい
てもよい。
有機基Rは上記のようなアリール基の他に、飽和炭化水
素基であってもよい。いずれの場合も有機基Rは炭素数
6〜12のものである。
フラノン核には有機チオ基−8Rに加え3個以内のアル
キル基(Cニーa6)をもち得る。但し、−8Rが3−
又は4−フェニルチオ基の場合はこれら3個以内のアル
キル置換基の炭素数の合計は6である。
有機チオ基のうち一般式−8(0H2)pArYn で
表わされるアリールチオ基を更に具体的に説明すると、
先ずArで表わされる芳香族炭化水素残基としてベンゼ
ン核をもつものとナフタリン核をもつものとに分かれ、
更にフェニルチオ(24)、α−ナフチルチオ(10)
、β−ナフチルチオ(9)の如(Arがチオ基に直結し
たもの(p=0 )と、ベンジルチオ(13)の如(A
rがメチレン基を介してチオ基に結合しているもの(p
=1)とがある(カッコ内の数字は記述に該当する第1
〜2表の化合物・番号の一例を示す。以下同じ)。
フェニル又はナフチルの置換基Yの種類はアルキル基(
2)、アルコキシ基(3)、アミノ基(36)、ニトロ
基(7)、シアン基(6)、アセチル基(8)及び塩素
(14)、臭素(12)などのハロゲン原子があり、置
換基の数は0個(25)、1個(1)、2個(4)又は
3個(5)である。
有機チオ基にはアリールチオ基の他、Rが飽和炭化水素
基である場合、即ちアルキルチオ基(16)とシクロア
ルキルチオ基(15)とがあり、有機基Rに含まれる炭
素の数は6個(15)、7個(3)、8個(8)、10
個(11)、12個(16)など6〜12個である。
既に記したようにフラノ/核には一8Hの占める場所の
他に5個のHがあり、m個(m=0〜3)のアルギル基
R′で置換され得る。アルキル基R′はメチル(17)
、ブチル(25)、ヘキシル(26)などCよ−06の
ものであり、3個のHの全部を置換(m=3)しても(
27)、一部を置換(m−1又は2)してもよい(17
)。もちろん、R′をもたない(m=0)場合(1)も
あるが、−8Rが3−フェニルチオ基又は4−フェニル
チオ基の場合はR′の炭素数の合計が6個のアルキル基
をもち(m\0〕、との点で公知物質と区別できる。
例えは化合物24においてはヘキシル基1個を、化合物
25においてはメチル基1個とメチル基2個とをもち、
いずれもm個のR′の炭素数の合計は6個である。
本発明の化合物は次の様な方法で合成することができる
。例えば5−有機スルフィニル(R8O−)−γ−ブチ
ロラクトンを無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸などの酸
無水物と反応させれば3−有機チオ(Re−) −2(
5H)−フラノンが得られる(A法)。また、α−ハロ
ーα−有機チオーγ−ブチロラクトンを塩基により、脱
ハロゲン化水素しても同じ化合物が得られる(B法)。
 9− 47’c3−フェニルスルフィニル−2(5H) −7
ラノンに有機チオアニオン(R8−)を反応させ、更に
脱フェニルスルフィン敵する方法により4−有機チオ(
Re −)−2(5H)−フラノンが得られる(C法)
。また5−ブロモ−2(5H)−:フラノンを塩基の存
在下メルカプタン(R8H)と反応させると5−有機チ
オ(Re−)−2(5)1) −フラノンが得られる(
D法)。フラノン核にアルキル基をもつ場合も同様であ
る。
これらを図式的に示すと以下の合成経路となる0 (B法) 10− (D法) 式中、xはハロゲン原子、Phはフェニル基を示し、R
、R’及びmは前記一般式(I)と同じ意味である。A
法、B法は前記宇田氏の文献において、0法は前記渡辺
氏の文献においてそれぞれRがフェニル基、R′が水素
の場合について用いられた合成法であるが、置換基が異
なる場合について本川いることができる。
で表わ傷れる3−有機チオ−2(5H)−フラノで表わ
される4−有機千オー2(5H)−フラノ機チオ−2(
5H)−フラノンの具体例を第2表にそれぞれの物性値
及び合成法とともに示す。
−14− 第1表つづき 次に本発明の2(5H)−フラノン誘導体の合成を実施
例に、又この化合物の植物生長抑制剤としての作用効果
を使用例に示すが、これらによって本発明が限定される
ものではない。
実施例1 6−(p−クロルフェニルチオ)−2(5H)−フラノ
ン(第1表A I )の合成  (A)法0.7611
 (jlo mm01’ )のα−(p−りCIA/フ
ェニルスルフィニル)−γ−ブチロラクトンを塩化メチ
レン30−に溶解し、氷浴上で窒素雰囲気下攪拌する0
 1,15 f (5,40mJnol )の無水トリ
フルオロ酢酸の塩化メチレン溶液(10we )を滴下
し、更に室温にて2時間攪拌を続ける。反応終了後、溶
媒、過剰の無水トリフルオロ酢酸及びドリブルオロ酢酸
を留去し、得られた残渣をエーテルに溶解し、少量の無
水炭酸ナトリワムを加えて室温で1時間攪拌する。反応
溶液をろ過し、ろ液を水; ””飽和食塩水で洗い、硫
酸マグネシウムで乾燥する。乾燥剤をろ別した後、溶媒
を留去し残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(商品名
ワコーゲル 0−100.石油エーテル:エーテル=1
 : 1 )で精製し、0.37r(ss%)の白色結
晶(mp、66〜69℃)を得た。
実施例2 3− (s、a−ジクロルフェニルチオ) −2(5H
)−フラノン(第1表A4)の合成   (B)法0.
5 t (5,8mmo’lL )の臭化リチウムと0
.38f(5,1mmo’l )の炭酸リチウムを無水
テトラヒドロフランに懸濁させ、そこへo、s p (
1,7mmol)のα−クロル−α−(3,4−ジクロ
ルフェニルチオ)γ−ブチロラクトンの無水テトラヒド
ロフラン溶液(12ml)を加える。得られた反応混合
物を油浴上で4時間加熱還流し、更に0.25f (2
,9mmol)の臭化リチウムと0,2 f (2,7
mmo1  )の炭酸リチウムを加え2時間還流する。
反応混合物を室温に冷却し、無機物をろ別し、ろ液は濃
縮する。得られた残漬に塩化メチレンを加え、飽和重曹
水、水、飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥す
る。乾燥剤をろ別した後、溶媒を留去し、褐色の粗生成
物を得る。
更に塩化メチレン中で活性炭処理し、得られた黄色の結
晶をエーテルで洗浄(リンス)することにより0.18
f(41%)の白色結晶(mp 99〜102℃)を得
た。
実施例3 4−(p−メチルフェニルチオ)−2(51−フラノン
(第2表A31 )(ID合成 (0)法0.17 f
 (1,4mmol )のp−メチルチオフェノールを
無水テトラヒドロフラン8 rugに溶がし、水浴上で
窒素雰囲気下、0.9wlのn−ブチルリチウム−n−
ヘキサン溶液(1,55mo・1/!。
1.4 mmol)を加え、10分間攪拌する。反応系
を一50℃に冷却し、0,25 t (1,2mmol
 )の3−フェニルスルフィニル2(5H)−フラノン
の無水テトラヒドロフラン溶液(7m/)を滴下する。
更に40分間攪拌し、5 tugの1層%HOiを加え
反応を停止する。2層に分液した反応混合物の上層を濃
縮し、残漬にクロロホルム−四塩化炭素(1:5)混合
溶媒15WLlを加え油浴18− 上で6時間加熱還流する。室温に冷却後、硫酸マグネシ
ウムを通してろ過し、濃縮して褐色油状物を得る。シリ
カゲルクロマトグラフィー(ワコーゲル 0−100.
石油エーテル:エーテル−3:1)で精製し0.12f
(18チ)の淡黄色油状物を得た。
実施例4 5−フェニルチオ−2(5H)−フラノン(第2表A4
1)の合成  (D)法 0.66 t (4,1mmol )の5−プロモー2
(5H)−フラノンを無水テトラヒドロフラン10g/
に溶かし、水浴上で窒素雰囲気下0,56 t (s、
1mmol)のチオフェノールと0.’52 t (5
,1mmol)のトリエチルアミンの無水テトラヒドロ
フラン溶液(10m/)を20分で滴下し、更に室温で
6時間半攪拌を続ける。反応終了後エーテル20dを加
え、10チ塩酸、水、飽和重曹水、水、更に飽和食塩水
で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥する。乾燥剤をろ別し
た後、溶媒を留去し、残漬をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(商19− 品名ワコーゲル C−100,n−ヘキサン:酢酸エチ
ル=1:1)で精製し、0.17 t (22%)の淡
黄色油状物を得た。
使用例1 タルク50部(重量基準、以下同じ)、ベントナイト2
5部、ソルボ−ルー9047 (東邦化学工業株式会社
製界面活性剤)2部、ソルボ−ルー 5osq (同上
)3部を良く混合し、キャリヤーとした。
本発明に係る化合物通1〜41をそれぞれ50部と前記
キャリヤー200部を混合し20チ水和剤を作った。こ
の水利剤を純水に分散させ、所定濃度とした。別に、イ
ネ、タイヌビエ、二十日ダイコン種子を催芽させたシャ
ーレを用意し上記水和剤分散液に投入し、25℃の照明
付定温庫で7日間育苗して生長程度を観察した。結果を
第3表に示す。
表示法 無影響−1,25%生長抑制=2゜50%生長
抑制=!5,75チ生長抑 制=4,100優生長抑制=5 第  3  表 第3表のつづき 22− 1部3表のつづき 23−− 第5表のりづき −24−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔式中、−EIRはフラノン核の3−94−又は5−位
    にある有機チオ基であり、有機基Rは一般式−(OH2
    )pAr Y n  (ここでArはベンゼン核又はナ
    フタリン核である芳香族炭化水素残基であり、Yはアル
    キル基、アルコキシ基、アミン基、ニトロ基、シアン基
    、アセチル基及びハロゲン原子よりなる群から選ばれた
    芳香核の置換基であり、nは0〜3の整数であり、pは
    0又は1である)で表わされるアリール基又は飽和炭化
    水素基であって炭素数6〜12のものであり、R′はフ
    ラノン核の3−.4−及び/又は5−位にある炭素数1
    〜6のアルキル基(但L、−8Rが3−又は4−フェニ
    ルチオ基の場合m個のR′の炭素数の合計はる)であり
    、mは0〜3の数である〕 で表わされる2(5H)−フラノン誘導体。 〔式中、−8Rはフラノン核の3−94−又は5−位に
    ある有機チオ基であり、有機基Rは一般式一(OH2)
    pArYn (ここでArはベンゼン核又はナフタリン
    核である芳香族炭化水素残基であり、Yはアルキル基、
    アルコキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、アセチ
    ル基及びハロゲン原子よりなる群から選ばれた芳香核の
    置換基であり、nは0〜5の整数であり、pは0又は1
    である)で表わされるアリール基又は飽和炭化水素基で
    あって炭素数6〜12のものであり、R′はフラノン核
    の5−.4−及び/又は5−位にある炭素数1〜6のア
    ルキル基(但し一8Rが5−又は4−フェニルチオ基の
    場合m個のR′の炭素数の合計は6)であり、mは0〜
    5の数である〕 で表わされる2(5H)−フラノン誘導体を有効成分と
    して含有することを特徴とする植物 ゛生長抑制剤。
JP17921181A 1981-11-09 1981-11-09 2(5h)−フラノン誘導体 Pending JPS5879989A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4613613A (en) * 1983-09-13 1986-09-23 Mitsubishi Yuka Pharmaceutical Co., Ltd. γ-butyrolactone derivatives, process for preparing the same and immunomodulating compositions containing the same as active ingredients
US5209672A (en) * 1989-03-18 1993-05-11 Kel Corporation Two-piece connector and method of press-connecting flat cables together

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6361922A (ja) * 1986-09-03 1988-03-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 輝度計測装置

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