JPS587983Y2 - 蓄電池用注液装置 - Google Patents
蓄電池用注液装置Info
- Publication number
- JPS587983Y2 JPS587983Y2 JP6401578U JP6401578U JPS587983Y2 JP S587983 Y2 JPS587983 Y2 JP S587983Y2 JP 6401578 U JP6401578 U JP 6401578U JP 6401578 U JP6401578 U JP 6401578U JP S587983 Y2 JPS587983 Y2 JP S587983Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid injection
- electrolyte
- injection device
- storage battery
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
- Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一括自動注液機構を備えるモノブロック式蓄電
池等の蓄電池の注液に使用する注液装置に関するもので
ある。
池等の蓄電池の注液に使用する注液装置に関するもので
ある。
従来、この種装置としては、第1図に示すように電解液
保持タンク1に注液ノズル2を設けた構造のもの、また
は第2図に示すように注液ノズル2に弁3を設けた構造
のものが用いられている。
保持タンク1に注液ノズル2を設けた構造のもの、また
は第2図に示すように注液ノズル2に弁3を設けた構造
のものが用いられている。
前者ではタンクから流出する電解液が無制限であるため
、注液初期から終期まで手によって調整せねばならない
。
、注液初期から終期まで手によって調整せねばならない
。
しかし注液の中期から終期に至る時点では、蓄電池の一
括自動注液機構の受入れ速度が不規定に減少する(第7
図参照)ため、調整が困難でしばしば浴液することがあ
る。
括自動注液機構の受入れ速度が不規定に減少する(第7
図参照)ため、調整が困難でしばしば浴液することがあ
る。
この欠点を改善したのが後者であるが、これは注液初期
から終了時まで常に1ケ所の穴からタンク内の電解液と
空気を置換させる機構をとっており、また注液初期から
流量を制限できるため溢れることはないが、注液の所要
時間が約5分からそれ以上かかり、実用上は不便さを感
じるものがあった。
から終了時まで常に1ケ所の穴からタンク内の電解液と
空気を置換させる機構をとっており、また注液初期から
流量を制限できるため溢れることはないが、注液の所要
時間が約5分からそれ以上かかり、実用上は不便さを感
じるものがあった。
また流入スピードが遅いため、各セルの液面がバラライ
たまま注液が終了するというようなこともしばしばある
。
たまま注液が終了するというようなこともしばしばある
。
本考案の目的は上述の如き欠点を除去し、注液初期では
流量が多く、終期に近づくと流量を自動的に制限して少
なくする注液機構、すなわち、蓄電池側の電解液受入特
性に合致した注液機構を備える注液装置を得ることにあ
る。
流量が多く、終期に近づくと流量を自動的に制限して少
なくする注液機構、すなわち、蓄電池側の電解液受入特
性に合致した注液機構を備える注液装置を得ることにあ
る。
前記目的を達成するための本考案の要旨とするところは
次のとおりである。
次のとおりである。
電解液保持タンクの口部に設ける注液ノズルをタンク内
部まで位置させ、かつタンク内の注液ノズルの先端から
タンクロ部に至る間に、1個乃至複数個の穴またはスリ
ットを設け、タンクを傾斜または倒立させて注液する際
、初期は全部の穴から電解液の流出が起こり、終期に近
づくと電解液の流出する穴の数が減少して、流量が制限
されるようにした点である。
部まで位置させ、かつタンク内の注液ノズルの先端から
タンクロ部に至る間に、1個乃至複数個の穴またはスリ
ットを設け、タンクを傾斜または倒立させて注液する際
、初期は全部の穴から電解液の流出が起こり、終期に近
づくと電解液の流出する穴の数が減少して、流量が制限
されるようにした点である。
次に図面に示す実施例を用いて本考案蓄電池用注液装置
を具体的に説明する。
を具体的に説明する。
第3図は本考案蓄電池用注液装置の一実施例で、1は電
解液保持タンク(以下タンク1と称す)、2は前記タン
ク1の口部1′に設けられた注液ノズル(以下、ノズル
2と称す)で、該ノズルはタンク1内部まで延びている
。
解液保持タンク(以下タンク1と称す)、2は前記タン
ク1の口部1′に設けられた注液ノズル(以下、ノズル
2と称す)で、該ノズルはタンク1内部まで延びている
。
4はタンク1内部のノズルの先端からタンクロ部1′に
至る間に設けられた穴、5は電解液である。
至る間に設けられた穴、5は電解液である。
第4図は第3図に示す本考案実施例の使用状態を示すも
ので、6は一般的な一括自動注液機構付モノブロック式
即用蓄電池で、7は電ソウ、8はフタ、9は端子である
。
ので、6は一般的な一括自動注液機構付モノブロック式
即用蓄電池で、7は電ソウ、8はフタ、9は端子である
。
上記第3図に示す本考案実施例を用いて第4図に示すよ
うに蓄電池への注液を行なった場合、たアク1内の総電
解液量Hの内のHlに相当する部分の電解液はノズル2
の先端開口Aと穴4の開口Bの両方を通って流出する。
うに蓄電池への注液を行なった場合、たアク1内の総電
解液量Hの内のHlに相当する部分の電解液はノズル2
の先端開口Aと穴4の開口Bの両方を通って流出する。
次にH1部分の電流液が無くなると、H2に相当する部
分の電解液は穴4の開口Bからのみ流出するようになる
。
分の電解液は穴4の開口Bからのみ流出するようになる
。
このように始めはABの開口を通って多量の電解液が流
出し、ある時期(注液終期)になるとBの開口のみを通
ることになり、流量は自動的に減少する。
出し、ある時期(注液終期)になるとBの開口のみを通
ることになり、流量は自動的に減少する。
したがって、従来のこの種装置と比較した場合、ノータ
ルの注液時間を少なくでき、しかも電解液の注液量が多
いために溢れるというようなことはない。
ルの注液時間を少なくでき、しかも電解液の注液量が多
いために溢れるというようなことはない。
第5図a、l)は一括自動注液機構付モノブロック(6
セル)式即用蓄電池の電解液注液中期の各セルの液面状
態の一例を示すもので、図に示すように各セル不規則な
液面状態となっている。
セル)式即用蓄電池の電解液注液中期の各セルの液面状
態の一例を示すもので、図に示すように各セル不規則な
液面状態となっている。
第6図は同じく一括自動注液機構付モノブロック(6セ
ル)式即用蓄電池の注液初期から終期に至るまでの電解
液の流入速度の変化の一例を示すもので、終期に近づく
につれて流入速度は減少していく。
ル)式即用蓄電池の注液初期から終期に至るまでの電解
液の流入速度の変化の一例を示すもので、終期に近づく
につれて流入速度は減少していく。
上記第5図および第6図から分かるように、モノブロッ
ク式蓄電池では注液初期は電解液の流入量が多く、終期
に近づくに従って少なくなっていく。
ク式蓄電池では注液初期は電解液の流入量が多く、終期
に近づくに従って少なくなっていく。
したがって、注液装置の注液機構を上記蓄電池の電解液
の受入特性に合致するようにすれば、短時間にしかも安
定した注液を行なうことができる。
の受入特性に合致するようにすれば、短時間にしかも安
定した注液を行なうことができる。
この注液装置の注液機構を蓄電池の電解液受入特性を合
致させる方法としては、第7図aに示すように、ノズル
2のタンク内に位置する部分に設ける穴4を複数個にし
、その大きさ、位置並びにノズルの先端開口の大きさを
適宜選定するか、または第7図すに示すように、ノズル
2のタンク内に位置する部分の先端開口からタンクロ部
に至る間にスリット10を設け、該スリットの形状、位
置、大きさ並びにノズルの先端開口の大きさを適宜選定
することにより行なえる。
致させる方法としては、第7図aに示すように、ノズル
2のタンク内に位置する部分に設ける穴4を複数個にし
、その大きさ、位置並びにノズルの先端開口の大きさを
適宜選定するか、または第7図すに示すように、ノズル
2のタンク内に位置する部分の先端開口からタンクロ部
に至る間にスリット10を設け、該スリットの形状、位
置、大きさ並びにノズルの先端開口の大きさを適宜選定
することにより行なえる。
このように蓄電池の電解液受入特性に応じて、ノズル2
に設ける穴4を1個乃至複数個にするか、またはノズル
2にスノットを設け、その大きさ、位置、形状等を適宜
選定することにより、蓄電池の電解液受入特性に合致し
た注液機構を備える注液装置を得ることができる。
に設ける穴4を1個乃至複数個にするか、またはノズル
2にスノットを設け、その大きさ、位置、形状等を適宜
選定することにより、蓄電池の電解液受入特性に合致し
た注液機構を備える注液装置を得ることができる。
なお、前述の説明においては、本願考案を一括自動注液
機構付モノブロック式即用蓄電池の電解液の注液装置と
して説明したが、本願考案の注液装置は即用式でない一
括自動注液機構付モノブロック式蓄電池等の蓄電池の精
製水の注液装置としても使用で゛きるもので゛ある。
機構付モノブロック式即用蓄電池の電解液の注液装置と
して説明したが、本願考案の注液装置は即用式でない一
括自動注液機構付モノブロック式蓄電池等の蓄電池の精
製水の注液装置としても使用で゛きるもので゛ある。
以上述べたように本考案によれば蓄電池の電解液受入特
性に合致した注液機構を備える注液装置を得ることがで
き、したがって注液時間を最小限にでき、かつ注液初期
から注液終期まで安定した注液を行なうことができる等
のすぐれた利点を奏することができる。
性に合致した注液機構を備える注液装置を得ることがで
き、したがって注液時間を最小限にでき、かつ注液初期
から注液終期まで安定した注液を行なうことができる等
のすぐれた利点を奏することができる。
第1図および第2図は従来の蓄電池用注液装置の使用状
態図、第3図は本考案蓄電池用注液装置の一実施例を示
す部分断面図、第4図は第3図に示す本考案実施例の使
用状態図、第5図a、bは、蓄電池の電解液注液中期の
液面状態の一例を示す図、第6図は蓄電池の注液初期か
ら終期に至るまでの流入速度の変化の一例を示す特性図
、第7図a、l)は本考案蓄電池用注液装置におけるノ
ズルの他実施例を示す要部正面図である。 1・・・・・・電解液保持タンク、2・・・・・・注液
ノズル、4・・・・・・穴、10・・・・・・スリット
。
態図、第3図は本考案蓄電池用注液装置の一実施例を示
す部分断面図、第4図は第3図に示す本考案実施例の使
用状態図、第5図a、bは、蓄電池の電解液注液中期の
液面状態の一例を示す図、第6図は蓄電池の注液初期か
ら終期に至るまでの流入速度の変化の一例を示す特性図
、第7図a、l)は本考案蓄電池用注液装置におけるノ
ズルの他実施例を示す要部正面図である。 1・・・・・・電解液保持タンク、2・・・・・・注液
ノズル、4・・・・・・穴、10・・・・・・スリット
。
Claims (1)
- 電解液保持タンクに設けた注液ノズルを前記タンク内部
まで位置せしめ、かつタンク内部に位置する注液ノズル
の先端からタンクロ部に至る間に1個乃至複数個の穴ま
たはスリットを設けてなる蓄電池用注液装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6401578U JPS587983Y2 (ja) | 1978-05-12 | 1978-05-12 | 蓄電池用注液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6401578U JPS587983Y2 (ja) | 1978-05-12 | 1978-05-12 | 蓄電池用注液装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54164849U JPS54164849U (ja) | 1979-11-19 |
JPS587983Y2 true JPS587983Y2 (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=28967735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6401578U Expired JPS587983Y2 (ja) | 1978-05-12 | 1978-05-12 | 蓄電池用注液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587983Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-12 JP JP6401578U patent/JPS587983Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54164849U (ja) | 1979-11-19 |
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