JPS587938Y2 - 大電流用超高速度開閉器 - Google Patents

大電流用超高速度開閉器

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JPS587938Y2
JPS587938Y2 JP1977177100U JP17710077U JPS587938Y2 JP S587938 Y2 JPS587938 Y2 JP S587938Y2 JP 1977177100 U JP1977177100 U JP 1977177100U JP 17710077 U JP17710077 U JP 17710077U JP S587938 Y2 JPS587938 Y2 JP S587938Y2
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JP
Japan
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fixed
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high speed
ultra
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JP1977177100U
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JPS54102653U (ja
Inventor
紘紀 奥野
光 小谷
俊夫 島崎
泰雄 鈴木
Original Assignee
日新電機株式会社
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Publication date
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は大電流用超高速度開閉器の接点の改良に関する
近年核融合研究等のためプラズマ発生装置が用いられて
いる。
この装置は一般に負荷コイルに大電流を流して高磁界を
得、ここにプラズマを閉じこめるように構成されている
ところで前記負荷コイルへ大電流を供給する電源回路と
しては種々のものがあるが、何れもコンデンサの蓄積エ
ネルギを急速に負荷コイルに与えるように構成されてい
る。
この電源回路の1例を第1図に示す。
この回路において予めコンデンサ1を充電しておきスタ
ートギャップ2を始動すると前記コンデンサ1の電荷が
負荷コイル3に放出される。
ところが前記負荷コイル3とコンデンサ1とはタンク回
路を構成するため振動する。
従って負荷コイル3から長時間にわたって充分なエネル
ギを取出し難い。
これを改善するため、コンデンサ1と並列にクローバ−
ギャップ4を設はコンデンサ1の放電々流が最初のピー
ク値をむかえた頃を見計らって前記クローバ−ギャップ
4を放電せしめコンデンサ1を側路することが行なわれ
ている。
ところが、クローバ−ギャップ4を通じる電流量は例え
ば1000 KA等となって極めて大であるため前記ギ
ャップの損耗がはなはだしく繰返し使用が困難で゛ある
このためクローバ−ギャップ4に並列に大電流用超高速
度開閉器5を設けておきクローバ−ギャップ4の始動直
後直ちにこれを閉路し前記ギャップの損耗を防止するよ
うに構成されている。
本考案はこの様な大電流を超高速度で閉路するに適した
開閉蓋に係り、その目的は高速度投入動作を可能にして
しかも衝撃力を吸収し且つ接点間のチャタリングをなく
して接点の損耗を軽減したこの種開閉器を得ることにあ
る。
次に第2図に基づ゛き従来のこの種装置の実施例につい
て説明する。
同図において6,6′は絶縁物製の固定基台、7.7’
は前記固定基台上にそれぞれ1部にウレタンゴム等から
成る弾性絶縁材8,8′を介して取り付けられた板状導
体、9,9′は前記導体7゜7′の先端に前記絶縁体8
,8′と反対側に取り付けられた固定接点である。
10は高力アルミその他の軽金属で構成された操作棒で
その先端には必要により可動棒台11が設けられている
そして前記操作棒10には孔12を有する板状可動接点
13が挿通せしめられ操作棒10と可動棒台11との間
はウレタンゴム等より戒る弾性絶縁物14で充分に被覆
されている。
15は前記絶縁材14に設けた可動接点13の抜は止め
用突起である。
16は前記可動台11に設けたガイドピン、17はこの
ピンに対応する第1ガイド、18は前記操作棒が挿通せ
しめられた第2ガイドである。
19は前記操作棒10の下端に取り付けられたプランジ
ャ、20は平常時プランジャ19を上動せしめ可動接点
13と固定接点9,9′を開離せしめておく押圧バネ、
21はプランジャ19の駆動コイル、22は駆動コイル
21用の電源コンデンサ、23は駆動コイル用スタート
ギャップ、24は駆動コイル用のクローバ−ギャップで
ある。
而して、上述の構成において、常時は押圧バネ20によ
り可動接点13と固定接点9,9′とは開路している。
今これを閉路するには電源コンデンサ22を予め充電し
ておきスタートギャップ23を始動すれば良い。
すると駆動コイル21に前記コンデンサ22の蓄積電荷
が与えられ、ここに磁界が生じてプランジャ19は押圧
バネ20に抗して急速に図の下方に吸引される。
そして適当な時期に前記クローバ−ギャップ24を始動
して駆動コイル21と電源コンテ゛ンサ22とによるタ
ンク回路が振動するのを防止する。
さて、前記プランジャ19が急速に下動すると操作棒1
0が下動しこれに取り付けられた可動接点13も同時に
下動し固定接点9,9′間を直ちに橋絡閉路する。
従って板状導体7,7′は固定、可動接点9.13.9
’を介して接続されここに大電流が通過し得るようにな
る。
この板状導体7,7′に通じる回路は必要により例えば
点線で示す如くループ回路を形威し通電中に可動接点1
3が開路されないように構成される。
第1図に示す電源回路の開閉器5に、第2図に示すもの
を適用する場合は、コンテ゛ンサ1の電荷を負荷コイル
3に供給し電流の第1ピーク点をむかえたところでクロ
ーバ−ギャップ4を始動させ殆んど同時に駆動コイル用
スタートギャップ23を始動させる。
すると第2図に示す開閉器は間髪を入れず動作閉路して
クローバ−ギャップ4を側路し、以後大電流はクローバ
−ギャップ4を通過することはない。
このためクローバ−ギャップ4の損耗は防止でき繰返し
使用に耐え得る様になる。
しかし上記実施例では高速度で可動接点13と固定接点
9,9′が衝突した時弾性絶縁物8,8′及び14は衝
撃力を吸収し切れず、接点が変歪したり或いは接点間が
チャタリングしたりして接点の損耗が激しく繰返し使用
に耐え得ない欠点を有する。
本案はこの点を改善したもので、以下第3図〜第9図に
基づいて説明する。
第3図は本考案の1実施例を示す接点部分の縦断面図、
第4図は第3図の片側半分を拡大した図、第5図は接点
間の電磁反発力を説明した図、第6図は固定主接点の詳
細を示した図、第7図は固定補助接点の詳細を示した図
、第8図、第9図は本考案の他の実施例を示した要部断
面図である。
図において、25は銅板などの導電材料で構成された可
動接点で両端に水平線に対し例えば45°に切削された
接触部25−1が設けられている。
26は先端に水平線に対し例えば45°に切削され前記
可動接点25の接触部25−1と接離する接触部26−
1を有する固定主接点である。
27は前記固定主接点の四部26−3に挿設されたウレ
タンゴム等からなる弾性絶縁材料、28は先端部に前記
可動接点と接離する接触部28−1を有する固定補助接
点で導電性の間座29を介して前記固定主接点26に取
付けられている。
30は前記固定主接点が取り付けられる絶縁物製の固定
基台で中央部に可動接点25の操作棒10が挿通する孔
30−1が設けられている。
31は前記固定補助接点28と固定基台30の間に設け
られたウレタンゴム等から戊る弾性絶縁材料である。
而して可動接点25が下動するときは先ず固定補助接点
28と可動接点25が接触して回路を閉路し、その後あ
る時間差を置いて固定主接点26と可動接点25が接触
するように構成される。
次に動作を説明する。
高速で下動してきた可動接点25は先づ固定補助接点2
8と衝突し弾性絶縁材料31により運動エネルギーを吸
収されながら更に下動を続は固定主接点26と接触部2
5−1,261で衝突接触しエネルギーの大半を弾性絶
縁材料27に吸収されて接点間の接触を持続する。
このように固定主接点と固定補助接点を併設し更にはそ
れぞれの接点に弾性絶縁材料を設けることにより接点間
の衝突の際のエネルギーは極めて容易に吸収され接点間
のチャタリングン防止することができ安定した通電性能
を有し繰返し使用に耐え得る接点を得ることができる。
第5図に示すように、可動接点25と固定主接点26と
はそれぞれ水平線に対し例えば45°の傾斜を有する接
触部25−1 、26−1間で接触することにより、こ
の間の通電により発生する電磁反発力Fの垂直成分F1
は となり、可動接点25を下向に駆動する駆動コイルの出
力を傾斜のない場合の70%に低減することが可能とな
る。
また、第6図及び第7図に示すように、固定主接点26
及び固定補助接点28を切り溝26−2.28−2によ
って複数個の接触部に櫛状に分割することにより接点間
の接触点数を増加させかつ電磁反発力を低減させるとい
う実際的な効果を奏する。
第8図は本考案の他の実施例で、固定補助接点32を予
め点線で示す形状に構成し、これを固定主接点26に取
り付ける際δだけ撓ませ固定補助接点に初期の接圧を付
与させたものである。
これによりチャタリング防止効果を更に大ならしめるこ
とか゛できる。
第9図は本考案のもう一つの実施例で、間座33、及び
1クレタンゴム等の弾性絶縁材料34を介して金属製板
バネ35を固定補助接点に取り付は更に前記固定基台3
0との間に弾性絶縁材料36を挿設することにより可動
接点25と固定補助接点28間の接圧を増加させると共
に衝撃エネルギーの吸収を更に大きくしたものである。
以上詳述した如く、本案によるときは、固定主接点の凹
部に、弾性絶縁材料を挿設すると共に固定補助接点と固
定基台間に弾性絶縁材料を配設し、且つ軽金属製の操作
棒で操作される可動接点が前記固定補助接点と固定主接
点に順次接触する様にしたので前記可動接点の運動エネ
ルギーの大半は、前記凹部に挿設された弾性絶縁材料に
吸収される結果、超高速度閉路動作を維持したまま前記
接点間のチャタリングをなくして接点の損耗を軽減し、
安定した通電能力を有する大電流用超高速度開閉器を得
ることができるという格別の効果を奏する。
又、固定主接点に弾性絶縁材料を挿設することによりチ
ャタリングを更に少なくすることができる。
更に、固定主接点と可動接点が水平線に対し45゜の傾
斜面で接離するようにすると接点間の電磁反発力を傾斜
がない場合に比べ、低減することが可能となる。
又、固定補助接点と固定主接点を支持する固定基台との
間に弾性絶縁材料を挿設するとチャタリングを更に少な
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電源回路の1例を示す電気線図、第2図は従来
装置を示す1部縦断面図、第3図は本案の1実施例にし
て、接点部の縦断面図、第4図は第3図に示す縦断面図
の片側半分を拡大した図、第5図は接点間の電磁反発力
を説明するためのもので、aは接点部拡大縦断面図、b
はベクトル図、第6図は固定主接点を拡大した図で、a
は縦断面図、bは平面図、第7図は固定補助接点を拡大
した図で、aは平面図、bは縦断面図、第8図は他の実
施例にして固定接点部の縦断面図、第9図は更に他の実
施例にして接点部の縦断面図である。 25・・・・・・可動接点、25−1・・・・・・接触
部、26・・・・・・固定主接点、26−1・・・・・
・接触部、27・・・・・・弾性絶縁物、28・・・・
・・固定補助接点、28−1・・・・・・接触部、29
・・・・・・間座、30・・・・・・固定基台、32・
・・・・・固定補助接点、33・・・・・・間座、34
・・・・・・弾性絶縁物、35・・・・・・板バネ、3
6・・・・・・弾性絶縁物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサ電荷が与えられる負荷コイルと並設したクロ
    ーバギャップに更に並設された大電流用超高速度開閉器
    であって、凹部に挿設された弾性絶縁材料が圧縮される
    方向に接触部を有しこの接触部が対向配置された対の固
    定主接点、前記固定主接点に接続されると共にその接触
    部が前記固定主接点の接触部近傍に配設された対の固定
    補助接点、前記各固定主接点が取付けられている絶縁物
    製の固定基台と前記各固定補助接点との間に配設された
    弾性絶縁材料、前記対の固定補助接点に先に接触した時
    間差をもって前記対の固定主接点に接触する板状の可動
    接点、前記可動接点に絶縁固着されて超高速度投入操作
    力が与えられる軽金属製の操作棒、より威る事を特徴と
    する大電流用超高速度開閉器。
JP1977177100U 1977-12-29 1977-12-29 大電流用超高速度開閉器 Expired JPS587938Y2 (ja)

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JPS54102653U JPS54102653U (ja) 1979-07-19
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JPS5013234U (ja) * 1973-05-30 1975-02-12

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JPS5013234U (ja) * 1973-05-30 1975-02-12

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