JPS6019309Y2 - パツフア形ガスしや断器 - Google Patents

パツフア形ガスしや断器

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JPS6019309Y2
JPS6019309Y2 JP1976160827U JP16082776U JPS6019309Y2 JP S6019309 Y2 JPS6019309 Y2 JP S6019309Y2 JP 1976160827 U JP1976160827 U JP 1976160827U JP 16082776 U JP16082776 U JP 16082776U JP S6019309 Y2 JPS6019309 Y2 JP S6019309Y2
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JP1976160827U
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JPS5378465U (ja
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浩一 岩田
茂 井沢
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富士電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はバッファ形ガスしゃ断器に関するものであり
、一層詳細には通電容量が増加するとともに通電性能が
向上するバッファ形ガスしゃ断器に関するものである。
従来より、高圧大電流の短絡容量に対応する各種のしゃ
断器が知られているが、これらのうち比較的簡単な構造
であってしゃ断性能が優れたものとしてバッファ形ガス
しゃ断器が多数使用されている。
この種のガスしゃ断器は、一般的には第1図に示すよう
に構成されている。
すなわち、図示しないしゃ断器の一方の外出端子に取付
板を介して接続する内部固定接触子4と、バッファシリ
ンダ10を固着し図示しないしゃ断器の他の一方の外出
端子に通電ロッド8を介して接続する内部可動接触子6
とを備え、前記内部固定接触子4と内部可動接触子6と
を対向配置するとともに前記バッファシリンダ10とそ
の内部に配設されバッファ室を構成する固定ピストン1
2を有するとともに、前記取付板に取付けられ前記内部
固定接触子と並列電路を形威し前記バッファシリンダの
反固定ピストン側端部と対向配置された第1外部固定接
触子と、前記バッファシリンダの反固定ピストン側端部
に設けられた第1外部可動接触子と、前記固定ピストン
に設けられ前記バッファシリンダの該固定ピストン摺動
面およびこの面の延在面を接触面とする第2外部固定接
触子14と、さらに該固定ピストンに設けられ前記通電
ロンドに摺接する内部集電接触子とをそれぞれ備え、前
記第1外部固定接触子と第1外部可動接触子とは前記内
部固定接触子と内部可動接触子とが閉成完了する終端で
接触通電するよう構成されている。
このようにすることにより内部固定接触子と内部可動接
触子とが閉成している時は第1外部固定接触子、第1外
部可動接触子、バッファシリンダを介して、このバッフ
ァシリンダの内周壁に当接配置された第2外部固定接触
子14を通る並列電路によりその通電容量の増大をはか
つていた。
しかしながら、この第2外部固定接触子14はしゃ断器
の投入時からしゃ断器時まで常時バッファシリンダ10
の内周壁に圧接するものであり、内部固定接触子4と内
部可動接触子6とが投入開離する際に、前記シリング1
0内周壁が外部固定接触子14に摺接移動するため、こ
の内周壁および固定接触子14の接触部が保耗損傷した
り、また第2図からも容易に理解されるように第2外部
固定接触子14がコイルスプリング16により常時バッ
ファシリンダの内周壁方向に押圧される結果、弾発力の
劣化により空隙を生じ通電性能を著しく低下させ所望の
通電効果を得ることができない欠点があった。
そこで考案者はバッファ形ガスしゃ断器における上記の
問題点を克服すべく鋭意研究並びに試作を重ねた結果、
前記バッファシリング内周壁への第2外部固定接触子の
接触はしゃ断器が投入状態を維持する場合に限り行われ
、投入しゃ断動作の過程においてはその第2外部固定接
触子は前記内周壁から離間するよう構成すればよいこと
を突き止めた。
したがって、本考案の一般的な目的はバッファ形ガスし
ゃ断器におけるバッファシリング内周壁およびこれに接
触する第2外部固定接触子の摩耗損傷を防止するととも
に通電性能に優れかつ通電電流の大容量化にも好適なバ
ッファ形ガスしゃ断器を提供するにある。
本考案の主たる目的は頭記の構成になるガスしや断器に
おいて、前記バッファシリンダの摺動面の固定ピストン
側端部を内方に膨出させて第2外部可動接触子を形成す
るとともに、この第2外部可動接触子と前記第2外部固
定接触子とは前記内部固定接触子と内部可動接触子とが
閉成完了する終端で接触通電するよう構成するバッファ
形ガスしゃ断器を提供するものである。
なお前記のバッファ形ガスしゃ断器において外部可動接
触子はバッファシリンダに着脱自在に装着するよう構成
すれば耐用年数の増大に有効である。
次に本考案に係るバッファ形ガスしゃ断器の好適な実施
例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第3図において参照符号20は絶縁筒を示し、この絶縁
筒20の内部には内部固定接触子22および内部可動接
触子24が配設されている。
内部固定接触子22は一端部先端がやや丸味を帯びた円
柱状の導電体からなり他端部は絶縁筒20の端部を閉塞
するとともに図示しない一方の外出端子に接続する取付
板26に固定支持されている。
内部可動接触子24は図示しない外部操作器に連結され
た通電ロッド28と一体的に構成され、その先端部にコ
ンタクト30を有する導電体からなり、前記固定接触子
22に対抗配置されるとともに外部操作器により前記コ
ンタクト30は、この固定接触子22に嵌合離脱する。
この内部可動接触子24の外周には、第3図からも容易
に理解されるように、バッファシリンダ32を装着し、
シリング32の内部に配設された固定ピストン34とに
よりバッファ室36を形成する。
なお、参照符号38は可動接触子24に固着された狭口
部を具備する絶縁ノズルであって、固定接触子22から
コンタクト30が開離する除虫ずるアークに対しSF6
ガス等の消弧ガスを前記バッファ室36より高圧下で導
出し消弧するよう構成されている。
このシリーダ32の一端部外周には第1外部可動接触子
40が固着され、この第1外部可動接触子40は取付板
26に係止された円筒状の支持部材42先端部の第1外
部固定接触子44としゃ断器投入時に限り接触してその
通電容量を増大するように構成配置されている。
さらに、このシリング32の他端部外周は、第3図ない
し第5図に示されるように、その端縁部に内方へ膨出部
を設け、この膨出部を第2外部可動接触子46として形
威し、この第2外部可動接触子46に接する第2外部固
定接触子48が固定ピストン34に装着されている。
固定ピストン34は接続導体58を介して図示しないし
ゃ断器の一方の外出端子に接続されている。
この第2外部可動接触子46と第2外部固定接触千48
について第4図および第5図に基づき詳細に説明すれば
、バッファシリンダ32に配設される第2外部可動接触
子46はその形状を内方に短寸の上底部50を有する断
面略台形状に形成すると好適であり、第4図に示すよう
に前記バッファシリンダ32の一体的に構成してもよく
、また、第5図から理解されるように接触子用の部材4
6を前記バッファシリンダ32内壁端縁部にボルトを介
して着脱自在に係止してもよい。
第2外部固定接触子48の構成は、固定ピストン34に
ボルト54により締着された断面コ字状の支持部材とそ
の内部に収納され、かつコイルスプリング56により前
記第2外部可動接触子46に圧接する接触子からなるも
のであって、その圧接状態は第2外部可動接触千46を
構成する前記上底部50に接しシリンダ内壁に接するほ
どに付勢されるものではない。
なお、第3図において参照符号60は内部集電接触子を
示し、固定ピストン34に取付けられているとともに通
電ロッド28に摺接している。
本考案に係るバッファ形ガスしゃ断器は以上のような構
成をとるものであって、次にその作用ならひに効果につ
いて説明すれば、第3図において図示しない外部操作器
により、投入方向(矢印A方向)に通電ロッド28が移
動すると内部可動接触子24のコンタクト30は内部固
定接触子22と嵌合接触し、このバッファ形ガスしゃ断
器は投入状態となる。
この投入状態においては、第1外部固定接触子44は第
1外部可動接触子40と接触して通電容量の増大がはか
れるが、バッファシリンダ32に配設された第2外部可
動接触千46も一体的に投入方向に移動する。
その際、従来のこの種のバッファ形ガスしゃ断器とは異
り、前記バッファシリンダ32の内周壁は第2外部固定
接触子48に摺接することなく移動し、この第2外部固
定接触子48は投入ストロークエンドにおいて、バッフ
ァシリンダ32の端部に配設された略台形状の第2外部
可動接触子46に円滑に接触し、ここでも通電容量の増
大がはかれることになる。
しゃ断に際しては、通電ロッド28はしゃ断方向(矢印
B方向)に移動し、第1外部可動接触子40と第1外部
固定接触子44および経時的に内部固定接触子22と内
部可動接触子24とが開離し、同様に第2外部可動接触
子46と第2外部固定接触千48も開離するが、この開
離においては移動方向に上底部50から第2外部固定接
触子48が離間して行われるものであって、従来技術に
おいて開示されているような第2外部固定接触千48が
、常時バッファシリンダ30の内周壁に摺接移動するも
のではない。
このように本考案のバッファ形ガスしゃ断器においては
、その通電容量の増大をはかるために固定ピストン34
に第2外部固定接触千48を設け、この第2外部固定接
触子48はしゃ断器投入時に限り、すなわち投入ストロ
ークエンドに限りバッファシリンダ32の内周壁に設け
られた第2外部可動接触子46に接触するよう構成配置
することができるため、第2外部固定接触子48が常時
バッファシリンダ32内周壁を摺動して相互に摩耗損傷
することもなく通電性能を劣化させることもない。
さらに、第2外部可動接触子46を第5図のように構成
すれば、その接触子の交換も可能であるためバッファ形
ガスしゃ断器の耐用年数も増大する効果があるとともに
、その製作に際しても簡単に、廉価に生産されるもので
ある。
以上、本考案に係るバッファ形ガスしゃ断器について好
適な実施例を挙げて説明したが、本考案はこの実施例に
限定されるものではなく、本考案の精神を逸脱しない範
囲内において種々改良ならびに設計変更をなしうろこと
はもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバッファ形ガスしゃ断器の1部省略縦断
面図、第2図は第1図のバッファ形ガスしゃ断器のバッ
ファシリンダと外部固定接触子の拡大縦断面図、第3図
は本考案に係るバッファ形ガスしゃ断器の1部省略縦断
面図、第4図は第3図のバッファ形ガスしゃ断器のバッ
ファシリンダと第2外部可動接触子および第2外部固定
接触子の拡大縦断面図、第5図は第4図の他の実施例を
示す拡大縦断面図である。 2・・・・・・絶縁筒、4・・・・・・内部固定接触子
、6・・・・・・内部可動接触子、8・・・・・・通電
ロッド、10・・・・・・バッファシリンダ、12・・
・・・・固定ピストン、14・・・・・・第2外部固定
接触子 16・・・・・・コイルスプリング、20・・
・・・・絶縁筒、22・・・・・・内部固定接触子、2
4・・・・・・内部可動接触子、26・・・・・・取付
板、28・・・通tロッド、30・・・・・・コンタク
ト、32・・・・・・バッファシリンダ、34・・・・
・・固定ピストン、36・・・・・・バッファ室、38
・・・・・・絶縁ノズル、40・・・・・・第1外部可
動接触子、42・・・・・・支持部材、44・・・・・
・第1外部固定接触子、46・・・・・・第2外部可動
接触子、48・・・・・・第2外部固定接触子、50・
・・・・・上底部、52・・・・・・接触子用部材、5
4・・・・・・ボルト、56・・・・・・コイルスプリ
ング、58・・・・・・接続導体、60・・・・・・内
部集電接触子。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)シゃ断器の一方の外出端子に取付板を介して接続
    する内部固定接触子と、バッファシリンダを固着ししゃ
    断器の他の一方の外出端子に通電ロッドを介して接続す
    る内部可動接触子とを備え、前記内部固定接触子と内部
    可動接触子とを対向配置するとともに前記バッファシリ
    ンダとその内部に配設されバッファ室を構成する固定ピ
    ストンを有するとともに、前記取付板に取付けられ前記
    内部固定接触子と並列電路を形威し前記バッファシリン
    ダの反固定ピストン側端部と対向配置された第1外部固
    定接触子と、前記バッファシリンダの反固定ピストン側
    端部に設けられた第1外部可動接触子と、前記固定ピス
    トンに設けられ前記バッファシリンダの該固定ピストン
    摺動面およびこの面の延在面と接触面とする第2外部固
    定接触子と、さらに該固定ピストンに設けられた記通電
    ロンドに摺接する内部集電接触子とをそれぞれ備え、前
    記第1外部固定接触子と第1外部可動接触子とは前記内
    部固定接触子と内部可動接触子とが閉成完了する終端で
    接触通電するよう構成した型のものにおいて、前記バッ
    ファシリンダの摺動面の固定ピストン側端部を内方に膨
    出させて第2外部可動接触子を形成するとともに、この
    第2外部可動接触子と前記第2外部固定接触子とは配向
    部固定接触子と内部可動接触子とが閉成完了する終端で
    接触電通するよう構成したことを特徴とするバッファ形
    ガスしゃ断器。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載のバッファ形
    ガスしゃ断器において、第2外部可動接触子がバッファ
    シリンダに着脱自在に装着されることを特徴とするバッ
    ファ形ガスしゃ断器。
JP1976160827U 1976-11-30 1976-11-30 パツフア形ガスしや断器 Expired JPS6019309Y2 (ja)

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JPS5378465U JPS5378465U (ja) 1978-06-29
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JP1976160827U Expired JPS6019309Y2 (ja) 1976-11-30 1976-11-30 パツフア形ガスしや断器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51150075A (en) * 1975-06-19 1976-12-23 Tokyo Shibaura Electric Co Gas breaker

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51150075A (en) * 1975-06-19 1976-12-23 Tokyo Shibaura Electric Co Gas breaker

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JPS5378465U (ja) 1978-06-29

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