JPS5878974A - 交流エレベ−タの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は交流エレベータを制御する装置の改良Ｋｌｌ
するものである。

従来の交流エレベータの制御装置を第１図〜第Ｓ図に示
す０ 図中、Ｒ，８、Ｔはミ相交流電源、（１）、（２）は交
流電ＩＩＲｅ　’　＊テのＲ相及び８相に挿入された双
方向サイリスタ、（３ａ）、（３ｂ）はそれぞれ双方向
サイリスタ＋１）　、　ｉｌに接続され上昇運転時閉成
する上昇用電ａｍ触器接点、（４ａ）Ｉ　（４ｍ））は
同じく下降時閉酸する下降用電磁接触器接点、（６）は
−次側が交流電源Ｒ，８，Ｔの８相及びＴ相に接続され
二次側の中性点が１相に接続された変圧器、１６１　、
　［７１は変圧器（１）の二次側と交流電源Ｔ相の間に
挿入されたサイリスタ、（８）は三相誘導電動機、（９
１ｔｉ電動機Ｔ８ＨＣより駆動される巻上様の駆動綱車
、（圃は綱車（９）に巻き掛けられ両端にかと（１１）
及びつり合おもりＱ２１が結合された主　、ｏｓｔｉｔ
動機（８）により駆動され電動機（８）の回転速度、す
なわちかご（■）の速度に比例する速度信号ｖｔを発生
する速度計用発電機からなる速度検出器、（Ｉ４は速度
指令信号ｖｐを発生する速度指令発生回路、（ＩＩは速
度指令信号回路０４と速度検出器錦に接続された加算器
、ａＳは時間と共に増加する信号電圧を発生する信号発
生器、（ＩｆＩは加算器０ｆｉ）と信号発星器Ｑ＠に接
続された加算器、Ｈは加算器（ｌηに接続され入力の極
性により双方向サイリスタ（ｔｌ　、　（２１又はサイ
リスタ（６１、＋７）を制御するゲート制御回路である
。

今、信号発生器（ｌ睡は設けられていないものとする。

かご（１１）の起動時はｖｐ＞ｖｔであるから、加算器
０６）の出力である偏差信号は正となり、ゲート制御回
路Ｏ１Ｈ双方向サイリスタ＋１’ｌ　、　ｔｅｌを位相
制御するＯこれで、電動機（８）は接点（３ａ）Ｉ　（
３１））又は接点（４ａ）。

（４ｂ）のいずれかの閉成によって定まる方向へ起動じ
、カ行運転してかと（川は上昇又は下降走行する。以後
、上記偏差信号に応じて双方向サイリスタ（ｔ）　、　
ｔ！１社制御され、電動機（８）の回転速度は精度高く
自動制御されぐ。かご（１１１が減速点に達し、速度指
令信号Ｖが低下し、ｖｐｚｖｔＩＩＣなると、上記偏差
信号ｔｉ　＄Ｊ−ら負とまり、双方向サイリスタ（ｌ）
。

（りの点弧角は絞られ、代わりにサイリスタ１６１　、
　、＋７１！ が制御される。これで、電動機（８）にはサイリスタ（
ｓｌ、（マ）Ｋよって直流電流が通じ、直流制動トルク
が作用する０以後、上記偏差信号によりサイリスタｌｓ
ｌ　＊　（ｙｌは制御され、上記制動トルクが制御され
て、かご（１１）＃ｉ次第に減速して停止する〇一方、
近来省エネルギの畳望は強く叫にれており、これに・応
じるために社、エレベータでは回転部の慣性能率を下げ
る仁とが有効な手段である。

しかし、回転部の慣性能率を下げると、かご（１１）が
重負荷下降又は無負荷上昇運転するとき、加速途中で、
負荷トルク（負荷が回転部に及ぼすトルク）Ｋよる加速
度の方が、速度指令信号Ｖｐによる加速度よりも高くな
してしまう０すなわち、第２図に示すように、速度信号
ｖｔの方が速度指令信号ｖｐよりも大となり、その結果
上述のようにサイリスタ＋６１　、　（７，１が点弧し
、直流制動運転となってしまう。以後、そのまま直流制
動運転によって一定速運転させることは、省エネルギの
観点から好ましいことではなく、ま逐電動機（８）の発
熱も大きくなる。これを避けるために設けられたのが、
信号発生器Ｈで、時間と共に増加する信号を加算器Ｏｆ
Ｉにより上記偏差信号に加え、帰還制御の利点を減殺し
、時間と共に点弧位相を広げて行き、双方向サイ９　ｘ
　／　（ｔｌ　、　（ｔｌ　’に’、点弧う、６、いゎ
ゆ、オニプンループ制御の性格を強めるものである。

しかし、時間と共に点弧角を広げて行く信号を加えて行
くと、第３図に示すような急激な、トルク変化が生じる
。図中、Ｔｏは電動機（３）に全電圧を印加したときの
トルク、Ｔ１は双方向サイリスタ＋１）、　＋２１によ
らて制御されたトルク、Ｔ２は負荷トルクである。すな
わち、速度が増加して行くにつれてトルクＴ１も増加し
て行き、電動機（８）の回転速度が同期速度に相当する
２点に達する以前に双方向サイリスタ（１１、（Ｔ１が
全点弧すると、トルク・。

は９点に達する。その後、トルクＴ、と負荷ドルクチ２
のづり合うＲ点′壕で急激なトルク変化が生じ、かど（
１１）の乗心地は悪くなる。これは、帰還制御によって
乗心地が改善されるべきところを、オーブンループ制御
を加えることで、減殺しているために当然起きる結果で
ある・ この発明は上記不具合を改良するもので、電動機の実速
度が同期速Ｒｉ／ｃなってからサイリスタ全点弧させる
ことにより、慣性能率を小さくして省エネルギを図った
エレベータでも、その乗心地を損わないようＫした交流
エレベータの制御装置を提供することを目的とする。

以下、第４図〜第６図によりこの発明の一実施例を説明
する〇 第１図中、−は電動機（８）の同期速度に相当する同期
速度信号ｖ８を発生する端子、−は端子（Ｉσ１と、速
度検出器０：ｌＫ後接続れた加算器、（２１）は加算器
−Ｋｌｉ絖され入力が零又嬬零に近い値になると十分本
きな値ゐ一信号を１ゲート制御回路ＵＫ与える信号発生
器、＠は加算器０荀に接続されｖｐ　）　ｖｔのときは
入力（偏差信号）に対応する出力を発し、Ｖ／− ■、のと話は出力が零となる制限増幅器である。他は第
１図と同様である。

次に、この実施例の動作を説明する。

ｖｐ＞ｖｔの間は、制限増幅器（財）は偏差信号に対応
する出力を発し、電動機（８）は帰還制御され、電動機
トルクＴ、は＠５図の曲１１ｏ−Ｍ−Ｅｌと表る。

＃！６図の時刻ｔ１でｖｐ４ｖｔになると、増幅器（財
）の出力は零となり、ゲー）　ｆｒｉ制御回路（ｌ樽は
不動作となるので、サイリスタ（釦、（７）は点弧され
まい。したがって、電動機（８）はトルクを発生せず、
第５図に示すように８点からＰ点へ速度が増加する。こ
の速度は負荷トルクＴ２によるものである。第６図の時
刻ｔ２でＶ、　＝　Ｖ６になると、信号発生器体υは双
方向サイリスタｉｌｌ　、　（２ｉを全点弧させるのに
十分な信号をゲート制御回路晴に与える。このため、第
５図のトルクＴ、ｒ、ｉ、双方サイリスタ１ｉ＋　、　
（２１を全点弧させたときの特性に従い、Ｐ点からＲ点
へ移り、負荷トルクＴ２に見合つ九回生制動トルクを発
生し、電力を回生じながら一定速運転を継続する０ このようＫして、電動機（８）が同期速度に達してから
サイリスタ（ｔ）＊　（ｔ）を全点弧させているので、
第３図に示すように急激なトルク変化を生じるものとは
異表り、乗心地良くかと（■）を加速することが可能で
あるＯｌた、第６図のｓ−ｐ間は給電を停止しているの
で、電力節約となる。更に、Ｓ−１間は直流制動してい
ないので、Ｐ点でサイリスタ（ｔ）　、　（！ｌ　を全
点弧したときのトルク変化は少ない。

実施例で拡翼方向サイリスタ＋１）　、　（りを用いた
が、サイリスタの逆並列回路に代えてもよいことは明白
である〇 壕九、保守運転時又は短区間運転時、かど（１１）を電
動機（＄）の同期速嵐相轟速度以下で一定速走行させる
場合には、制限増幅器−〇橡能を殺し、速度指令信号Ｖ
ｐと速度信号ｖｔの偏差信号に応じて、双方向サイリス
タ（ｔ）　、　（！ｌ及びサイリスタｌｅ）　Ｉ　（？
ｊを任意に一択的に制御できるようにして、乗心地の良
い短区間運転を行りことがで龜ること祉明白である。

以上説明したとおりこの発明では、エレベータの電動機
の一次電圧を、速度指令信号と速度信号の偏差信号によ
って制御し、電動機の加速中、速　′度信号が電動機、
の同期速度に達すると、電動機を制御するサイリスタを
全点弧させるようにしたので、省エネルギのため′慣性
能率を小にした場合で４、電動機トルクの急激な変化轢
なく、乗心地よくかごを加速することができる。

また、電動機の加速中、速度信号が速度指令信号を越え
ると、電動機への給電を停止するようにしたので、電力
節約を図る仁とができると共に、いっそう乗心地を良く
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の交流エレベータの制御装置を示す構成図
、第２図は第１図の速度指令信号及び速度信号曲線図、
第Ｓ図は第１図の電動様のトルク特性曲線図、第４図は
仁の発明による交流エレベータの制御装置を示す構成図
、第８図は第４ＷＪの電動機のトルク特性曲線図、第６
ｇは第４図の速度指令信号及び速度信号曲線図である。 １１＋、、　＋！］・・・双方向サイリスタ、（８）・
・・三相誘導電動機、（川−・・・かご、−・・・速度
検出器、Ｑ４・・・速度指令発生回路Ｎ　０５・・・加
算器、（１８１・・・ゲート制御回路、翰・・・同期速
度信号発生端子、−・・・加算器、Ｈ・・・信号発生器
、（財）・・・制限増幅器。 なお、図中向一部分は同一符号により示す。 代理人　　葛　野　信　−（外１名） 第１図 １０ 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＼　　　　　　・ （１）速度指令信号と速度信号との偏差信号によ゛つて
   サイリスタを位相制御し、これＫより誘導電動機の一次
   電圧を制御してかごを駆動するようにしたものにおいて
   、上記電動機の加速中上記速度信号が上記電動機の同期
   速度に違したことを検出する同期速度検出回路、及びこ
   の同期速度検出回路が動作すると上記サイリスタを全点
   弧させる制御回路を備えたことを特徴とする交流エレベ
   ー！の制御装置。 （２）速度指令信号と速度信号との偏差信号によってサ
   イリスタを位相制御し、これにより誘導電動機の一次電
   圧を制御してかご管駆動するようにしたものにおいて、
   上記電動機の加速中上記速度信号が上記速度指令信号を
   越えたこと音検出する超過速度検出回路、この超過速度
   検出回路が動作すると上記電動機への給電を停止する＃
   ！ｌの制御回路、上記電動機の加速中上記速度信号が上
   記電動機の同期速度に違したことを検出する同期速度検
   出回路、及びこの同期速度検出回路が動作すると上記サ
   イリスタを全点弧させる第２の制御回路を備えたことを
   特徴とする交流エレベータの制御装置。