JPS587842B2 - カウンタバランスベン - Google Patents
カウンタバランスベンInfo
- Publication number
- JPS587842B2 JPS587842B2 JP50016446A JP1644675A JPS587842B2 JP S587842 B2 JPS587842 B2 JP S587842B2 JP 50016446 A JP50016446 A JP 50016446A JP 1644675 A JP1644675 A JP 1644675A JP S587842 B2 JPS587842 B2 JP S587842B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- side circuit
- load
- hydraulic actuator
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカウンタバランス弁の改良に関するものである
。
。
負荷を担持しながら駆動される油圧アクチュエータは、
その負荷側回路と非負荷側回路を四方向三位置油圧切換
弁を介して油圧源と油槽に選択的に切換接続可能に接続
されており、四方向三位置油圧切換弁を切換操作するこ
とでこの油圧アクチュエータを負荷に抗して駆動しある
いは負荷に順な方向へ駆動するようになっている。
その負荷側回路と非負荷側回路を四方向三位置油圧切換
弁を介して油圧源と油槽に選択的に切換接続可能に接続
されており、四方向三位置油圧切換弁を切換操作するこ
とでこの油圧アクチュエータを負荷に抗して駆動しある
いは負荷に順な方向へ駆動するようになっている。
そしてこの種の油圧アクチュエータを負荷に順な方向へ
駆動しようとするとき、負荷により油圧アクチュエータ
が自走するのを防止する目的で、油圧アクチュエータの
負荷側回路にカウンタバランス弁が介装され、油圧アク
チュエータから四方向三位置油圧切換弁方向へ負荷側回
路を通って流れる油の流れを制御するようになっている
。
駆動しようとするとき、負荷により油圧アクチュエータ
が自走するのを防止する目的で、油圧アクチュエータの
負荷側回路にカウンタバランス弁が介装され、油圧アク
チュエータから四方向三位置油圧切換弁方向へ負荷側回
路を通って流れる油の流れを制御するようになっている
。
この種のカウンタバランス弁は、四方向三位置油圧切換
弁から油圧アクチュエータへ負荷側回路を通って流れる
油の流れに影響を与えないようにするため、四方向三位
置油圧切換弁から油圧アクチュエータ方向への油の流れ
を許容する逆止弁と並列的に用いられている。
弁から油圧アクチュエータへ負荷側回路を通って流れる
油の流れに影響を与えないようにするため、四方向三位
置油圧切換弁から油圧アクチュエータ方向への油の流れ
を許容する逆止弁と並列的に用いられている。
従来のこの種のカウンタバランス弁は、油圧アクチュエ
ータの負荷側回路へ介装し、スプリングによって閉止方
向に付勢され油圧アクチュエークの非負荷側回路の圧力
によって開き方向に付勢された開閉弁で以って構成され
ているため、該カウンタバランス弁の開度量は、油圧ア
クチュエータの非負荷側回路の油圧のみによって決定さ
れる。
ータの負荷側回路へ介装し、スプリングによって閉止方
向に付勢され油圧アクチュエークの非負荷側回路の圧力
によって開き方向に付勢された開閉弁で以って構成され
ているため、該カウンタバランス弁の開度量は、油圧ア
クチュエータの非負荷側回路の油圧のみによって決定さ
れる。
したがって.従来のカウンタバランス弁は、油圧アクチ
ュエークの非負荷側回路の油圧が一定であっても、油圧
アクチュエータに作用する負荷が大きくカウンタバラン
ス弁前後の差圧が太きいときには大流量を、油圧アクチ
ュエータに作用する負荷が小さくカウンタバランス弁前
後の差圧が小さいときには小流量を流すものであるとこ
ろから、貧荷が大きい程油圧アクチュエータの最高速度
が早いものであった。
ュエークの非負荷側回路の油圧が一定であっても、油圧
アクチュエータに作用する負荷が大きくカウンタバラン
ス弁前後の差圧が太きいときには大流量を、油圧アクチ
ュエータに作用する負荷が小さくカウンタバランス弁前
後の差圧が小さいときには小流量を流すものであるとこ
ろから、貧荷が大きい程油圧アクチュエータの最高速度
が早いものであった。
このような傾向は油圧アクチュエータの速度制御時に、
油圧アクチュエータのみならず油圧アクチュエータが組
み込まれた機器に対して、負荷が大きい時ほど大きな衝
撃力を生せしめるという悪い結果をもたらしていた。
油圧アクチュエータのみならず油圧アクチュエータが組
み込まれた機器に対して、負荷が大きい時ほど大きな衝
撃力を生せしめるという悪い結果をもたらしていた。
本発明は、前記した従来のカウンタバランス弁の欠点す
なわち、負荷が大きい程油圧アクチュエータの最高速度
が早いという欠点を除去するためになしたものである。
なわち、負荷が大きい程油圧アクチュエータの最高速度
が早いという欠点を除去するためになしたものである。
以下本発明の実施例を図に従って詳細に説明する。
図において、1は、油圧アクチュエータ2の負荷側回路
3へ介装した本発明のカウンタバランス弁であって、該
カウンタバランス弁1は負荷側回路3へ設けた絞り4と
、該絞り4と油圧アクチュエータ2間の負荷側回路3に
設けられた開閉弁5を有している。
3へ介装した本発明のカウンタバランス弁であって、該
カウンタバランス弁1は負荷側回路3へ設けた絞り4と
、該絞り4と油圧アクチュエータ2間の負荷側回路3に
設けられた開閉弁5を有している。
開閉弁5はスプリング6によって閉止方向に付勢され、
油圧アクチュエータ2の非負荷側回路7の油圧によって
開き方向に付勢されている。
油圧アクチュエータ2の非負荷側回路7の油圧によって
開き方向に付勢されている。
更に開閉弁5は該開閉弁5と絞り4間の回路に生ずる油
圧が前記スプリング6と共働して当該開閉弁5を閉止方
向へ付勢するように構成している。
圧が前記スプリング6と共働して当該開閉弁5を閉止方
向へ付勢するように構成している。
8は、非負荷側回路7および負荷側回路3を圧油源9お
よび油槽10へ選択的に切換接続する四方向三位置油圧
切換弁である、11は絞り4および開閉弁5の前後間へ
四方向三位置油圧切換弁8から油圧アクチュエータ2方
向への圧油の流れのみを許容する如く設けた逆上弁であ
り油圧アクチュエータ2を負荷に抗して動かす時に圧油
を通過させるためのものである。
よび油槽10へ選択的に切換接続する四方向三位置油圧
切換弁である、11は絞り4および開閉弁5の前後間へ
四方向三位置油圧切換弁8から油圧アクチュエータ2方
向への圧油の流れのみを許容する如く設けた逆上弁であ
り油圧アクチュエータ2を負荷に抗して動かす時に圧油
を通過させるためのものである。
13は、非負荷側回路7と油槽10間へ設けたリリーフ
弁であって、該リリーフ弁13は非負荷側回路7の最高
圧力を規制するものである。
弁であって、該リリーフ弁13は非負荷側回路7の最高
圧力を規制するものである。
次に作用を説明する。
四方向三位置油圧切換弁8を操作して油圧アクチュエー
タ2を負荷に抗して駆動する場合、圧油は負荷側回路3
および逆止弁11を通って油圧アクチュエータ2に供給
され、油圧アクチュエータ2を駆動する。
タ2を負荷に抗して駆動する場合、圧油は負荷側回路3
および逆止弁11を通って油圧アクチュエータ2に供給
され、油圧アクチュエータ2を駆動する。
この時、油圧アクチュエータ2からの排油は非負荷側回
路7を通って油槽10へ排出される。
路7を通って油槽10へ排出される。
次に本発明のカウンタバランス弁1が作用する場合,す
なわち、四方向三位置油圧切換弁8を操作して油圧アク
チュエータ2を負荷に順な方向に駆動する場合、圧油は
非負荷側回路7を通って油圧アクチュエータ2に供給さ
れるものであるが、油圧アクチュエータ2からの排油は
、負荷側回路3に設けられ非負荷側回路7の油圧によっ
て開かれる開閉弁5および絞り4を経て油槽10に排出
される。
なわち、四方向三位置油圧切換弁8を操作して油圧アク
チュエータ2を負荷に順な方向に駆動する場合、圧油は
非負荷側回路7を通って油圧アクチュエータ2に供給さ
れるものであるが、油圧アクチュエータ2からの排油は
、負荷側回路3に設けられ非負荷側回路7の油圧によっ
て開かれる開閉弁5および絞り4を経て油槽10に排出
される。
今、開閉弁5を開き方向に付勢する非負荷側回路7の最
高圧力P1、油圧アクチュエータ2とカウンタバランス
弁1間の負荷側回路3の圧力をP2、絞り4と開閉弁5
間の負荷側回路3の圧力をP3、開閉弁5の開き量をX
、開閉弁5の開き初め時のスプリング6の力をW0、ス
プリング6のばね定数をk、非負荷側回路7の圧力を受
ける開閉弁5の有効受圧面積をS1、絞り4と開閉弁の
負荷側回路3の圧力を受ける開閉弁5の有効受圧面積を
S3とすると、次の等式が成立する。
高圧力P1、油圧アクチュエータ2とカウンタバランス
弁1間の負荷側回路3の圧力をP2、絞り4と開閉弁5
間の負荷側回路3の圧力をP3、開閉弁5の開き量をX
、開閉弁5の開き初め時のスプリング6の力をW0、ス
プリング6のばね定数をk、非負荷側回路7の圧力を受
ける開閉弁5の有効受圧面積をS1、絞り4と開閉弁の
負荷側回路3の圧力を受ける開閉弁5の有効受圧面積を
S3とすると、次の等式が成立する。
P1S1=P3S3+W0+kx
ここで、P1,S1,S3,W0およびkは一定である
ので、開閉弁5の開度量XはP3のみによって変動し、
その傾向はP3が大きくなるとXが小さくなりP3が小
さくなるとXが大きくなる。
ので、開閉弁5の開度量XはP3のみによって変動し、
その傾向はP3が大きくなるとXが小さくなりP3が小
さくなるとXが大きくなる。
更にP3が大きくなると絞り4を通過する流量を増大さ
せ油圧アクチュエータ2の速度が早くなり、P3が小さ
くなると絞り4を通過する流量を減少させ、油圧アクチ
ュエータ2の速度が遅くなる。
せ油圧アクチュエータ2の速度が早くなり、P3が小さ
くなると絞り4を通過する流量を減少させ、油圧アクチ
ュエータ2の速度が遅くなる。
すなわち、開閉弁5はP3の変動を阻止するように作用
するものである。
するものである。
したがって、カウンタバランス弁1を通過する最高油量
は、P3の圧力変動が自動的に阻止されるものであるか
ら、油圧アクチュエータ2の負荷が大きい程その最高速
度が早いという傾向を押えることができるものである。
は、P3の圧力変動が自動的に阻止されるものであるか
ら、油圧アクチュエータ2の負荷が大きい程その最高速
度が早いという傾向を押えることができるものである。
発明は、その負荷側回路と非負荷側回路を四方向三位置
油圧切換弁を介して油圧源と油槽に選択的に切換接続可
能に接続してなる油圧アクチュエータの負荷側回路に設
けられるカウンタバランス弁、特に四方向三位置油圧切
換弁から油圧アクチュエータ方向への油の流れを許容す
る逆止弁と並列的に用いられるカウンタバランス弁であ
って前記負荷側回路に設けられた固定絞りと、前記固定
絞りと油圧アクチュエータ間の負荷側回路へ設けた開閉
弁で以って構成すると共に、前記開閉弁は、当該開呵弁
と前記固定絞り間の負荷側回路の油圧力およびスプリン
グにより閉止方向に付勢すると共に非負荷側回路の油圧
力により開き方向に付勢するよう構成したから、負荷が
大きい程油圧アクチュエータの最高速度が早いという従
来形式のカウンタバランス弁の傾向を制限しうるもので
あり、油圧アクチュエータのみならずその他の機器に対
して負荷が大きい程大きな衝撃力を生ぜしめることがな
いので極めて有効である。
油圧切換弁を介して油圧源と油槽に選択的に切換接続可
能に接続してなる油圧アクチュエータの負荷側回路に設
けられるカウンタバランス弁、特に四方向三位置油圧切
換弁から油圧アクチュエータ方向への油の流れを許容す
る逆止弁と並列的に用いられるカウンタバランス弁であ
って前記負荷側回路に設けられた固定絞りと、前記固定
絞りと油圧アクチュエータ間の負荷側回路へ設けた開閉
弁で以って構成すると共に、前記開閉弁は、当該開呵弁
と前記固定絞り間の負荷側回路の油圧力およびスプリン
グにより閉止方向に付勢すると共に非負荷側回路の油圧
力により開き方向に付勢するよう構成したから、負荷が
大きい程油圧アクチュエータの最高速度が早いという従
来形式のカウンタバランス弁の傾向を制限しうるもので
あり、油圧アクチュエータのみならずその他の機器に対
して負荷が大きい程大きな衝撃力を生ぜしめることがな
いので極めて有効である。
図は、本発明のカウンタバランス弁の説明図である。
2・・・油圧アクチュエータ、3・・・負荷側回路、4
・・・絞り、6・・・スプリング、7・・・非負荷側回
路、5・・・開閉弁。
・・・絞り、6・・・スプリング、7・・・非負荷側回
路、5・・・開閉弁。
Claims (1)
- 1 その負荷側回路と非負荷側回路を四方向三位置油圧
切換弁を介して油圧源と油槽に選択的に切換接続可能に
接続してなる油圧アクチュエータの負荷側回路に設けら
れるカウンクバランス弁、特に四方向三位置油圧切換弁
から油圧アクチュエータ方向への油の流れを許容する逆
止弁と並列的に用いられるカウンタバランス弁であって
、前記負荷側回路に設けられた固定絞りと、前記固定絞
りと油圧アクチュエータ間の負荷側回路へ設けた開閉弁
で以って構成すると共に,前記開閉弁は,当該開閉弁と
前記固定絞り間の負荷側回路の油圧力およびスプリング
により閉止方向に付勢すると共に非負荷側回路の油圧力
により開き方向に付勢するよう構成してあることを特徴
とするカウンタバランス弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50016446A JPS587842B2 (ja) | 1975-02-07 | 1975-02-07 | カウンタバランスベン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50016446A JPS587842B2 (ja) | 1975-02-07 | 1975-02-07 | カウンタバランスベン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5191480A JPS5191480A (ja) | 1976-08-11 |
JPS587842B2 true JPS587842B2 (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=11916454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50016446A Expired JPS587842B2 (ja) | 1975-02-07 | 1975-02-07 | カウンタバランスベン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587842B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2911891C2 (de) * | 1979-03-26 | 1983-10-13 | Mannesmann Rexroth GmbH, 8770 Lohr | Vorrichtung zum Steuern eines Hydromotors |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS427071Y1 (ja) * | 1965-10-14 | 1967-04-03 |
-
1975
- 1975-02-07 JP JP50016446A patent/JPS587842B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS427071Y1 (ja) * | 1965-10-14 | 1967-04-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5191480A (ja) | 1976-08-11 |
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