JPS5877427A - 旋回台を備える工作機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主軸保持旋回台を支持する、例えばすべりラ
ムのような、支持体を特徴的に備えている工作機械に関
する。

本発明においては、この旋回台の回転を自動的に制御し
、例えば、台が１８６度回転した状態に相当する２つの
位置で、高精度にロックし、このうち一方の位置を使用
して、工具を自動的に交換できるようにしている。

この型の回転台は、単軸式または多軸式である。

テーブルの水平加工面に対して、４５度まで傾斜した軸
を中心として、旋回し、またピニオンおよびリングギヤ
による自動回転制御装置、および油圧制御下で旋回台の
台座にある支持体で支持された指部をさし入れ、かつ旋
回台を支持体（キャリジまたはラム）に押し当てること
によって、台が１８０度回転した状態に相当する２つの
位置でロックする手段を備える旋回台を形成することは
、例えば米国特許第３，２３８，６１５号明細書により
公知である。

一方、割出し指部によって支持され、また固定板の穴と
移動板の穴とを、確実に完全な共軸整合状態にある伸縮
自在のスリーブによって、高精度の割出しが行えること
は、よく知られている。

この種の装置は、シャルマンエンドカンパニー（Ｓｃｈ
ａｒｍａｎｎ　＆　Ｃｏ、　）名義の西ドイツ国特許第
２４６０　５６８号明細書に記載されている。

高精度であるとはいえ、これらの装置の精度は、部品刃
ロエ精度によって制限されており、また部品を回転する
場合は、回転角度を限定する精度によって制限されてい
る。しかし、自動制御で新型の機械を製造するためには
、上記の方法で達成されるものより、さらに高レベルの
精度を得るようにしカければならない。

本発明の目的は、簡単で、しかも信頼度が高く、かつこ
のような高レベルの精度を達成できる改良型工作機械を
提供することにある。

本発明における旋回台は、回転軸に対して直角をなす平
面に沿って、支持体の周りを旋回する。

この平面の形状は、旋回台と一体構造の平たい可動円板
であり、支持体と一体構造の平たい固定平板上を滑動す
る。旋回台と一体構造の可動円板は、予定のがたをあけ
て確実に心合せする手段によって、回転駆動される。

支持体と一体構造の固定円板には、２つの穴があけてあ
り、また旋回台と一体構造の可動円板には、これらに相
当する少くとも１対の穴があけである。

これらの１対の穴の直径、および中心から中心までの距
離（以下中心距離とする）は、固定板の穴と同様であり
、また円板の中心からの距離も、設けられた予定のがた
の範囲内で、固定円板と同一である。可動円板の穴の位
置については、予定の角度だけ円板の中心の周りを回転
させることによって、他の１対の穴と関連させることが
できる。

支持体は、広がる時に、少くとも円板穴の直径と等しく
なる直径を有する２個の伸縮自在のリングを同時に２つ
の円板に挿入する手段、およびこれらのリングを伸縮さ
せる手段を備えている。リングが一広がると、固定およ
び可動円板は、可動円板の１対の穴が、固定円板の穴と
高精度に共軸整合する位置に戻る。これらの伸縮リング
は、それらの軸線に沿って移動するように、支持体の穴
の前面に取付けられている。

また、これらのリングを穴に任意に挿入する手段、およ
びこれらのリングを伸縮させる手段が設けられており、
また、割出し後に旋回台を支持体に押し当てるための有
効的な手段が設けられている。

このため、心合せ用のがたを設けて、回転軸に対して直
角をなす平面に沿って円板を回転させ、かつ固定円板の
穴と正確に一致（直径および距離において）する可動円
板の１対またはそれ以上の穴に挿入された伸縮リングを
介して割出すこととによって、１対の穴の直径およびこ
れらを離間する距離を同等′にしておく（固定および可
動円板に同時に穴あけすることによって達成される。）
こと以外は、製造段階で厳密な精度出しを行う必要がな
く、可動円板の対状の穴と同様の予定の角位置において
、数多くの正確表側出しを行うことができる。

本発明によると、次の条件を満たすことが好ましいが、
必ずしもされらすべてを満たす必要はなφ。

固定円板および可動円板のそれぞれの２つの穴は、同一
の直径を有し、かつ可動円板の１対の穴は、他の１対の
穴との共有穴を有している。また可動円板の穴は、その
回転軸を中心とする多角形の頂点の中の夕くとも数個の
頂点上にある。

所望の回転角が１８０度である場合、固定円板の穴が円
板直径上にあり、また可動円板が、同様に１対の同一直
径に沿って対向する穴を備えていることが好ましい。

２枚の円板を重ねて、同時に２つの穴をあけるようにす
れば、簡単に、しかも高精度に穴あけすることができる
。一方の円板を回転させた後で、これらの穴を一致させ
ると、２つの穴の軸の中間にある回転軸を中心として１
８０度回転させた時点で、幾可学上の絶対精度が得られ
る。

予定の充分ながたを設けた心合せ手段によって、円板を
回転させるようにすると、回転軸を正確に決定する必要
がなくなり、また円板の穴を一致させることによって、
最も厳正な１８０°の角度が得られる。

さらに、次のような配置も有益である。

（ａ）　　伸縮リングは、２つの油圧式ラムの棒の端部
に取付けられており、またこれらのラムは、固定円板の
割出し穴と円心的になるように、支持体内に取付けられ
て勝る。

（ｂ）　　伸縮リングの内部形状は、円錐台形であシ、
同様に、円錐台形の部品に装着され、かつラムの棒によ
って支持されている。止め部材は、リングを担持してい
る棒部材のストロークが終わる前に、リングの前進走行
を阻止するために設けられている。

（ｅ）　　リング止め部材は、ラムのピストンを通って
滑動する棒によって支持されて９る。棒の後端は、スト
ローク終了時に、ラムシリンダによって支持されて−る
止め部材と関連して作動するつば部を、支持している。

（ｄ）　　解放状態（広がる前）にある伸縮リングの外
径は、リングを穴に挿入する際に両者間に生じる摩擦を
効果的に防止するように、選択されており、被加工部品
の精度に同様の最大ずれをもたらす、穴の同心性に最大
のずれが垂じる場合に備えてｉる。

（ｅ）　　固定および可動円板の穴には、伸縮リングが
入りうるようｋした焼きもどし鋼製の円筒形スリーブが
設けられている。

（ｆ）　　伸縮リングには、その長さの２分の１を越え
る長さにわたって、各リングの一端および他端から交互
に延びる縦スロットが設けられている。

（ｇ）　　固定および可動円板は、旋回台が１８０度回
転する場合に、可動円板が１８０度よシわずかに大きく
回転できるように配置された、回転終了止め部材を形成
する突起部を、すべり面上に支持しており、円板の止め
部材がある短距離だけ離間された時に、各スイッチが作
動して、旋回台の回転速度をおとすようにしである。

（ｈ）　　円板止め部材がある短距離だけ離間する時に
作動して、装置を停止させることによって、旋回台の回
転を制御する２つの走行終了スイッチは、１８０度回転
した状態にある２つの位置に相当するように、支持体内
に設けられている。

（ｉｌ　　緩動後、旋回台の回転制御装置は再び作動し
、また可動円板は、固定止め部材と接触するまで、再び
回転するようになっている。

′（ｊ）緩動後、回転停止スイッチが作動すると、伸縮
リングは円板の穴に挿入される。

（ｋ）　　ラムの神都が走行終了点に達して、伸縮リン
グが挿入されると、スイッチは起動し、台の回転を停止
させてこれをロックする。一方、伸縮リングは、収縮し
て穴から外れると、電気スイッチに働きかけて、旋回台
をロック解放し、回転できるようにする。

（１）　　環状ラムは、油圧の供給をうけて、刀ロエ応
力によって生じる分力より大きい力で、旋回台を支持体
上に確実にロックする。またラムの供給路上にある逆止
弁は、油圧循環路に故障が生じた場合にはその圧力を確
実に維持する。

−）台の回転は、油圧モータ、および台が支持して−る
リングギヤに作用するビニオンを駆動させる減速ギヤに
よって制御される。

次に、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

この中、第１図乃至６図は、１８０度回転する単軸型旋
回台を備える本発明の好ましい実施例を示している。

第１図乃至第６図に示す実施例は、ヒューア・ユニバー
サル・ヘッド（Ｈｕｒｅ　Ｕｎｉｕｅｒｓａｌ　Ｈｅａ
ｄ）型の単軸（スピンドル）型旋回台に関するものであ
る。この場合スピンドルは、台軸受支持体またはキャリ
ジに対してどのように配向されていようとも、動作位置
にある。

しかしこの設計は、他の型の単軸型旋回台、および例え
ば米国特許第３，２３８，６１５号明細書に記載されて
いるような、多軸型旋回台に適用し得るものであシ、ま
た傾斜角度、すなわち水平面に対する、台の回転軸角度
のいかんにかかわらず、使用することができる。

第１図乃至第６図に示す態様においては、この傾斜角は
４５度であるが、・スピンドルを水平位置から垂直位置
に変えるには、丁度１８０度回転さ　。

せる必要がある。

図中、スピンドル（２）を支持している旋回台（１）は
、軸線（３）に沿って、支持体まだはキャリジ（４）の
周りを旋回する。スピンドル（２）は、周知の要領でピ
ニオン（６）、　（７）、　（８）、　（９）によって
主軸（５）から駆動される。

本発明によると、旋回台（りは、軸線（３）に対して直
角をなす、環状円板形の平面←１に沿って、支持体（４
）の周りを旋回する。この円板は、支持体によって支持
され、かつ軸線（３）に対して直角をなす、同様の環状
円板形の平面ａυ上を滑動する。

製造段階において、これらの円板（ＩＱおよび（１１）
には、同一直径に沿って対向する軸と、同一の直径とを
有する２つの穴αりおよび０が同時にあけられる。円板
ａ０および（１１）の回転心合せ手段が、充分ながたを
残し、また穴を共軸的に一致させることによって、高精
度の割出しか行われるとすると、このように２枚の円板
に同時に穴あけしておけば、可動円板が丁度１８０度旋
回した時点で、穴は厳精に一致するようになる。

可動円板（ト）の回転終了時に穴に挿入されて広がる、
伸縮自在のリングＩによって、このように穴を一致させ
るようにしている。

実施例を示した第１図および第２図において、伸縮リン
グＩは、固定円板の割り出し穴ａカおよびＱ３と同心的
になるように、支持体（４）に取付けた２つの油圧ラム
（ｔｅの棒部材０５１の端部に支持されている。

ラムの端部面は円錐形であり、またリング−〇内部も円
錐形であることが、第２図から判る。穴（１２ａ）　（
固定円板）および（１２ｂ）　（可動円板）・は、ひず
みなく調整されかつ固定され、また内径が共に精密研削
されている、焼なまし鋼製のリング（Ｉ８１および（１
’ｌを備えていることが好ましい。

リングαａが、ラム（１８によって割出し位置に挿入さ
れると、ピストン（２りを通り、かつその後部において
つば部（２４Ｊを支持する棒（２１）によって担持され
ている止め部材−が、リングの進行を阻止する。

つば部Ｑ４は、走行終了時に、止め部材を形成する円筒
ラム（１６１の肩部（ハ）と関連して動作する。ピスト
ン＠が連続的に前進すると、ラムの円錐端αηがリング
Ｉに侵入して、リングが広がるため、穴軸（１２ｍ）お
よび（１２ｂ）を一致させることによって、高精度の割
出しが行える。

しかしこの場合、伸縮リングによって得られた位置に戻
すのに充分ながたを設けた、回転心合せ手段によって、
割出し円板（１０およびへりが、台の回転時に同心位置
に保たれて−るものとする。

予定のがたを設けた周知の型の伝動手段を用いることに
よって、この特徴を実現しうろことは、当業者間に明ら
かである。

図示の実施例では、可動円板αｑによって支持されたリ
ングギヤ翰が、油圧モータ（ハ）で駆動されるピニオン
■によって駆動される型の伝動手段を用いて勝る。

本発明によると、円板αＱおよび（１１）は、リングＩ
によって得られる位置に正確に戻る結果として、接触し
ている止め部材が離間されるように、回転終了止め部を
形成し、かつ可動円板α１が、１８０度よりわずかに大
きく回転できるように配置されている突起部−および（
至）を、すべり面上に支持している。

運動エネルギーおよび受動抵抗は、旋回台の位置と停止
時間とを決定する。約０．１５秒緩動した後で、台の回
転制御装置は再び作動し、また台と一体を成す可動円板
は、固定止め部材と接触まで回転駆動される。

可動円板の動程上における電気スイッチの位置は、低い
受動抵抗の作用下にあっては、機械的に回転を終わらせ
る止め部の接触時における、台の運動エネルギーを無視
できる。一方、最大受動抵抗の作用下にあっては、制御
駆動装置の能力と等しい速度まで、旋回台を加速するの
に要する距離より狭い間隔で、機械的止め部材を離間さ
せることによって、旋回台が停止するように、計算され
ている。

緩動後、回転終了電気スイッチが作動すると、伸縮リン
グは円板穴に挿入される。−力走行終了電気スイッチが
作動して、制御装置に、スピンドルが水平位置にあるか
あるいは垂直位置にあるかを知らせる。

電気スイッチ（３１１は、ラムαｅの走行が終了したこ
とを検出するものであって、以下の作用を司どっている
。

○伸縮リングが穴に挿入された場合。

（ａ）旋回台回転制御装置の停止。

（ｂ）旋回台のロック。

○伸縮リングが穴から外れる場合。

（ａ）旋回台のロック解放。

（ｂ）旋回台回転指令の発布。

旋回台の回転時において、ばねは組合わさって、円板を
押し離す分力より大きく、かつ台および工具の重みで生
じる力によって、割出し円板を接触状態に保つ。

環状ラム６３は、油圧の供給をうけて、リングＩが割出
し作用をする時に、加工応力によって生じる分力より大
きい力で、台を確実に機械の台保持キャリジ上にロック
する。

第４図乃至第６図に示すように、伸縮リングは、これら
の周辺部に配設され、かつリングの２分の１を越える長
さで、リングの端部（ロ）およびＣ３５１の）ら交互に
延びる、縦スロット（ハ）を備えていることが好ましい
。

第７図に示すように、本発明は、所望の割出間隔が、等
間隔に１８０度離した２つの位置の角距離と等しい場合
に限定されるものではない。２つの割出し位置は、どの
ような角距離にもすることができ、また位置の数につい
ては、任意に決定することができる。

本発明の１態様によると、固定円板Ｑｌ）は２つ穴（１
２１および０３を備えており、また可動円板Ｃ１Ｏは、
所望の割出し位置と同数の対状の穴（１２１）および（
１３１）、（１２２）および（１３２）、ならびに（１
２３）および（１３３）を備えている。

これら各対状０２個の穴は、相当する穴αのおよび（１
３と正確に同一の直径（ｄ１２）および（ｄ１５）を有
しており、またこれらを離間する中心距離（Ｄ）は、穴
ａりおよび（１渇の距離と同一である。また、中心点（
Ｃ１Ｑ　）からこれらの穴に至る距離は、設けられたが
たの範囲内で、中心点（Ｃ１１）から穴ＵＪおよび（１
３１に至る距離と等しくなっている。

例えば、穴（１２１）（１３１）のような、対を成す穴
の図形上の位置は、割出位置間の所望の角距離と等価の
角度だけ、回転させることによって、その他の対状の穴
（１２２）（１３２）または（１２′５＞（１３３）か
ら構成される装 可動円板αｑは、上記のがたを設けて、円板０ＱとＩと
を確実に心合せする手段によって、回転駆動される。

各穴（１２１およびａ渇の前面において、旋回台支持体
は、上記および第１図乃至第６図に示すように、伸縮リ
ングを穴に挿入して広げるようにする手段を備えてφる
。

このため、リングを位置決めして広げることによって、
高精度の割出しができる。また円板００の駆動制御手段
には、がたが設けられているため、この円板瞭ｌ、対人
（１２１）（１３１）、（１２２）（１３２）、または
（１２３）（１３５）と、対人（１２１（１３との高精
度共軸整合距離と等しくなる位置に戻る。

第８図は、所望の割出し位置が１２０度離れている場合
における、固定および可動円板の穴の位置関係を示して
いる。

本例におφて、一方の対をなす穴（１２１）（１３１）
および他方の対をなす穴（１２２）（１２５）は、円板
員の各人が、図示のように、２つの対人に属するように
、重なり合って―る。この場合、固定円板（１１の穴α
２）（１３）の直径は、可動円板００の全ての穴の直径
と同一である。

その他の装置を用いることができる。

すなわち、第７図および第８図に示す例の場合、−位置
から他の位置に回転する、旋回台の回転終了を、２個の
電気的位置検出器によって決定できる。すなわち、一方
の検出器で急速回転を停止させ、伸縮リングが始動する
前に、他方の検出器で確実に高精度に停止させるように
する。また、角位置を検出して、旋回台を停止制御する
装置であれば、その他のいずれの装置をも使用すること
ができる。

本発明による装置は、工具交換装置を備えることを特徴
とする工作機械に特に適している。この場合、可動台に
は、加工および工具交換用の高精度な割出し位置を支え
るようにする。

【図面の簡単な説明】

第１図は、台の全体を示す第３図のＢ−Ｂ線に沿った台
およびその支持体の概略を示す部分断面図である。 第２図は、第３図のＣ−Ｃ線に沿った、伸縮リングを備
える割出し手段の詳細断面図である。 第３図は、第１図のＡ−Ａｌｉｌにおける断面図である
。 第４図は、伸縮リングの縦断面である。 第５図及び第６図は、同じく端面図である。 第７図は、本発明の変形態様による、固定および可動円
板を示す図である。 第８図は、１２０度間隔で離間させた３つの割出し位置
を有する実施例における固定および可動円板を示す図で
ある。 （１）　　旋回台　　　　　　（２）スピンドル（３）
軸線　　　　　　（４）支持体またはキャリジ（５）　
　主軸　　　　　　　（６）（７）（８）（９）ピニオ
ンα０　可動円板　　　　ａυ　固定円板（ｌハ騰穴　
　　　　　　Ｉ　伸縮リング（１９ラムの神都　　　α
ｅ　油圧ラムαη　ラム端部　　　　ａｓ　（１９焼も
どし鋼リング翰　止め部材　　　　Ｑυ　神都 ＠　ピストン　　　　　Ｃ４）つば部 （２鵠　肩部　　　　　　（イ）　リングギヤ６７）　
　ピニオン　　　　　（２印　油圧モータ（ハ）（至）
突起部　　　　　０１）電気スイッチ国　環状ラム　　
　　　（ト）縦スロットＣ３１Ｃ３ωリング端部 （１２１）（１３１）（１２２）（１３２）（１２５）
（１３３）　　穴（ｄ１２）（ｄＢ）穴の直径 （Ｄ）　　穴の中心距離 （Ｃ１ｏ）（Ｃ１１）中心部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）回転軸線を中心として、支持体上を回転するスピ
   ンドル支持台を有し、かつ台を高精度で回転配向させる
   聾の工作機械であって、 台上にあって、同一の直径に沿って対向する、少くとも
   １対の舎人を備える平面軸受と、支持体上にあって、対
   をなす各舎人と等しい直径および中心間隔を有し、かつ
   同一の直径に沿って対向する２つの穴を備える平面軸受
   と、回転時にお−て、台の軸受間が支持体軸受面に当接
   して滑動し、かつ予定の軸かた範囲内で支持体軸受面上
   を並進運動できるように、台と支持体とを連接して相対
   的に回転させる手段と、拡張状原および収縮状態を有し
   、また拡張状態にある時は、各穴の内径と少くとも等し
   くなり、一方収縮状態にある時は、穴の内径よシ小さく
   なる外径を有する、支持入用伸縮リングと、各支持穴お
   よびこれと整合する台大内を通って両者間で並進運動す
   るように、各リングを支持しており、リングが並進運動
   する際にこれを縮め、一方整合する支持穴および台大内
   にある時に広げることによって、台を支持体に対して高
   精度に回転配向させるようにした手段とを具備すること
   を特徴とする工作機械。 （２）加工の際に、台が定位置にロックされて動かない
   ように、台を支持体に押当てる手段を具備することを特
   徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載の工作機械。 （３）押当て手段が、油圧供給路によって供給される油
   圧で作動することを特徴とする特許請求の範囲第（２）
   項に記載の工作機械。 （４）前記手段が、供給路内に配設された逆止め弁を有
   することを特徴とする特許請求の範囲第（３）項に記載
   の工作機械。 （５）さらに、台に取付けられたリングギヤ、リングギ
   ヤに結合された伝動装置、および伝動装置に＼、 結合されて、作動の際に支持体を中心として台を旋回さ
   せるモータを具備することを特徴とする特許請求の範囲
   第（１）項に記載の工作機械。 （６）前記モータが、油圧モータであることを特徴とす
   る特許請求の範囲第（５）項に記載の工作機械。 （７）前記リング支持手段が、それぞれ相当する支持穴
   と同心的□に支持体に支持され、かつ相当するそれぞれ
   のリングに取付けられている２個のラムであることを特
   徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載の工作機械。 （８）　　各ラムが、相当する１個のリングに嵌入する
   伸縮素子を取付けた端部を有する棒部を備えていること
   を特徴とする特許請求の範囲第（７）項に記載の工作機
   械。 （９）各リングが、円錐台形の内部形状を有し、各伸縮
   素子が円錐台形の形状を有し′、また止め部材が各リン
   グと連動して、相当する棒部の運動停止前に、意図され
   た含入に入ろうとするリングの運動を阻止することを特
   徴とする特許請求の範囲第（８）項に記載の工作機械。 （ＩＱ　　各伸縮リングが、縦スロットと一体であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第（８）項に記載の工作
   機械。 ａｅ　各縦スロットが、リングの２分の１の長さより長
   く、またそれぞれリングの一端から他端にかけて、交互
   に配設されていることを特徴とする特許請求の範囲第（
   １４項に記載の工作機械。 （Ｊ’Ａ　　ＩＪソング台に触れることなく収縮状態に
   ある時に、含入に嵌入できることを特徴とする特許請求
   の範囲第（１）項に記載の工作機械。 ０９　　焼きもどしスリーブが、各含入に嵌入している
   ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載の工
   作機械。 （１４２対の含入が、少くとも１個の穴を共有している
   ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載の工
   作機械。 α９　各含入が、台の回転軸を中心とする等辺等角の多
   角形の頂点に置かれていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項に記載の工作機械。 ａｅ　台が丁度１対の含入を有し、かつ２つの割出位置
   の間だけで旋回することを特徴とする特許請求の範囲第
   （１）項に記載の工作機械。 ａη　台が、支持体に対して、１８０度よりわずかに大
   きく回転できるように、台および支持体と協働する、回
   転終了止め部材を有することを特徴とする特許請求の範
   囲第ａの項に記載の工作機械。 舖　台が、それぞれ１つの割出し位置に相当し、また割
   出し位置に近づく時に、台を少くとも減速させる２個の
   回転終了スイッチを有することを特徴とする特許請求の
   範囲第住η項に記載の工作機械。 翰　各回転終了スイッチが、割出し位置に近づく時に台
   を減速させ、その割出し位置を通り越して回転終了止め
   部材と軽く接触させ、またリング拡張時に、割出し位置
   に戻すことを特徴とする特許請求の範囲第ａ槌項に記載
   の工作機械。 翰　回転終了スイッチが、予定の緩動経過後に、リング
   を前進かつ拡張させることを特徴とする特許請求の範囲
   第住棒項に記載の工作機械。 Ｑυ　前記工作機械がさらに、リング支持手段と協働す
   る手段、およびリングが前進し、含入に嵌入して広がる
   時に、台の回転を停止させて、これを定位置にロックし
   、一方リングが含入から外れる時に、台をロック解放し
   て、これを始動させる押当て手段を具備することを特徴
   とする特許請求の範囲第（２）項に記載の工作機械。 （２２）回転軸線を中心として支持体上を旋回するスピ
   ンドル担持台を有し、かつこの台を高精度で回転配向さ
   せる型の工作機械であって、 台上にあって、予定のパターンの複数個の含入を有する
   平面軸受と、 支持体上にあって、少くとも２つの異なる金回転位置に
   おいて、少くとも２個の支持体穴がそれぞれの含入と整
   合するように、直径、中心間隔、および回転軸からの距
   離を寸法法めした複数個の支持体穴を有する平面軸受と
   、 台の回転時において、合軸受面が支持体軸受面゛に当接
   して滑動するように、旋回台を支持体に保持し、かつ支
   持体に対して台を予定量だけ並進運動させるように構成
   されている保持手段と、それぞれ拡張状態および収縮状
   態を有し、かつ拡張状態にある時は、各穴の内径と少く
   とも等しくなり、一方、収縮状態にある時は、この穴の
   内径より小さくなる外径を有する、金穴と整合する支持
   体穴専用の少くとも２個の伸縮リングとを具備すること
   を特徴とする工作機械。 （ハ）各支持穴およびこれと整合する金穴を通って、両
   者間で並進運動するように、各リングを支持しており、
   リングが並進運動する際にこれを縮め、一方、整合する
   支持穴および台大内にある時にこれを広げることによっ
   て、台を支持体に対して、高精度に回転配向させるよう
   にした手段を、さらに具備することを特徴とする特許請
   求の範囲第（２３項に記載の工作機械。