JPS587690B2 - 製鋼用転炉の操作をコントロ−ルする方法 - Google Patents

製鋼用転炉の操作をコントロ−ルする方法

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JPS587690B2
JPS587690B2 JP8591073A JP8591073A JPS587690B2 JP S587690 B2 JPS587690 B2 JP S587690B2 JP 8591073 A JP8591073 A JP 8591073A JP 8591073 A JP8591073 A JP 8591073A JP S587690 B2 JPS587690 B2 JP S587690B2
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【発明の詳細な説明】 本発明の背景 本発明は製鋼用転炉の操作をコントロールする方法に係
り、詳しくは、一連のガスを転炉の底部に設けた羽口を
通して溶鋼中に吹き込むタイプの転炉をコントロールす
る方法に関している。
従来の製鋼法においては溶鋼の上部に設けたランスから
酸素を炉内に吹き込んでいる。
この従来方法は多くの目的にかなうものであるが、ある
場合には浴の混合が完全ではなく、鉄損失も比較的高く
、かつランスから放出される酸素の1部分だけしか用い
られない。
溶鋼の浴面下から酸素を吹き込む改善された製鋼法では
、従来の方法よりも混合がよく、効率も高くしかも発生
するばい煙も少ない。
この改善法も酸素導入の補助手段として側面羽口を溶鋼
の上部に設けている。
この改善法を実施するのに使用する転炉は耐火物ライニ
ングを有する傾斜可能な炉からなりその底部には複数の
ノズル又は羽口を有しこれらは底部をつき抜けている。
各羽口は精錬期に酸素を流す中心ジェットと、この中心
ジェットをとりまく環状ジェット(この環状ジェットか
ら燃料ガスが流れてセンタージェットを冷却する)とか
らなる。
この形式の装置は1969年2月20日出願の米国特許
出願第800792号に記載されている。
精錬期に酸素が中心ジェットで使用されるが、パージや
羽口の冷却ならびに製鋼の他の期間例えば装入期、得ら
れた溶鋼のサンプリング、精錬後のタツピングなどの間
、および次の操作を行ないうる様に転炉を回転させてい
る時の転倒期間等では様々なガスを組み合わせる事が必
要である。
転炉が装入、サンプリング並びにタツピング操作にある
間は、圧搾空気を中心ジェットからそして低圧チッ素を
環状ジェットから導入して、羽口が溶融するのを防止す
る。
精錬期で炉が直立している時には、溶鋼が羽口の中に入
らないようにジェットの圧力を高め羽口の穴を詰らせた
り穴に溶鋼が接触して腐食性の高いスラグを作ったりし
ないようにする必要がある。
この精錬期の間、比較的高圧のチッ素を圧搾空気と入れ
替えることができる。
転炉を直立位置にし排出ガス用の炉蓋(フード:の下に
配位した後、中心ジェットのチッ素を酸素に換えかつ環
状ジェットのチッ素を燃料に代えて精錬期を行なう。
精錬期のガス圧はノズルが溶鋼と接触して詰ったり損傷
を受けたりしないように充分高くなければならない。
精錬期が終ると、酸素を高圧チッ素に換え転炉を下方に
傾けサンプルを流すか又は反応が完了した内容物を取り
出す。
このサンプリング又はタツピング工程の間、転炉の口は
炉蓋の下にはないので周囲の環境を汚染しないように中
心ジェットの高圧チッ素を圧搾空気か低圧チッ素に切り
替える。
この底吹き法の上記説明から明らかなように、羽口が溶
鋼で覆われている時はいっでも適当なガス圧とガス流が
維持されておらねばならず、そうでなければノズル中又
は接続ガス管中に溶鋼が入り込むことになる。
もしこの様な事態が生ずると、装置が非常な損傷を受け
る結果となりかつ人命にかかわるような危険な状態が起
こる。
従って、もし適当な圧力が維持されないならば炉が直倒
するのを防止できかつ全ての時間にわたって適当な圧力
とガス流が羽口に維持されているようなコントロールシ
ステムが非常に望まれている。
更に、変換期にはあるガスから他のガスへスムースに切
り換えが出来る必要がある。
かようなコントロールシステムを本発明は提供する。
本発明の概要 本発明の製鋼用転炉の操作をコントロールする方法は、
転炉中の溶融金属の液面の下に位置し、かつ、環状ジェ
ットと、その内側に位置する中心ジェットとを有する羽
口に対する一群のガスの供給を、他の群のガスの供給に
切替えるに際し、前記他の群のガスの供給が開始され、
かつ、その流れが確立された後に、前記一群のガスの供
給を停止することを特徴とするものである。
本発明にあっては、環状ジェットの内部に中心ジェット
が位置することにより、底部に少なくとも1個の羽口を
有する転倒型製鋼用転炉の操作をコントロールする方法
が提供される。
少なくとも第1、第2、および第3流体源に転炉を接続
し、流体コントロール手段を設け、この流体コントロー
ル手段に接続する選別スイソチのスイッチ網によるセッ
トに応答して流体源の第1および第2セットを羽口に選
択的に接続する。
例えば選別スイッチがあるポジションにある時は第1の
流体源は中心ジェットおよび環状ジェットの両者に接続
して流体源の第1の群(set )をなし、選択スイッ
チが別の位置にある時は第2と第3の流体が中心および
環状ジェットに接続し流体源の第2の群(set)を構
成する。
中心又は環状ジェットの圧力が不適当であるかどうか、
又は各々の流体の速度が不適当であるかどうかを検出す
る手段も備える。
流体の第1群が・転炉に供給されており中心又は環状ジ
ェットの圧力が所定の値より低くなった場合には、第2
および第3流体がそれぞれ中心および環状ジェットに置
き換えられる。
もし中心ジェットに流れる第1流体の流速が、圧力は低
下することなしに所定の;値以下になると、流体の第2
群が第1群と一緒になって羽口に供給される。
流体の第2群が羽口に供給されておりその圧力又は流速
が所定の値以下になると、中心ジェットと環状ジェット
において第1群の流体に置き換えられる。
このコントロールを行なうシステムにおいて、第1流体
源は第1の流れのコントロール手段および第1バルブ手
段を経て中心ジェットに接続され、そして第2の流れの
コントロール手段およびバルブ手段を経て環状ジェット
に接続される。
第2流体源は第3の流れのコントロール手段および第3
バルブ手段を経て中心ジェットに接続され、そして第3
流体源は第4の流れのコントロール手段および第4バル
ブ手段を経て環状ジェットに接続される。
代表的には、第1流体はチッ素ガスであり、第2流体は
酸素ガスで、そして第3流体は天然ガス、プロパンおよ
びブタンの群から選ばれるガスである。
更に第5の流れのコントロール手段および第5バルブ手
段を経て中心ジェットに接続される第4流体が設けられ
、この第4流体は圧搾空気、合成空気(チッ素ガスと酸
素ガスの混合物)、チッ素およびアルゴンの群から選ば
れる。
中心ジェットと環状ジェットの圧力が所定の値以下であ
るかどうかを検出する目的で、これら両ジェットに第1
および第2圧力測定手段が接続される。
第1、第2、第3、および第4流体の流速は、それぞれ
第1、第3、第4、および第5の流れコントロール手段
にある流量測定装置によって決まり、対応する流体の流
速が所定の値以下に落ち込むと第1、第3、および第4
流量コントロール手段の流量スイッチが作動する。
溶鋼が羽口の中に入り込むのを防止する目的で圧力並び
に流れの状態が不適当であると検出された場合にはバル
ブ手段を選択的に作動させる手段が備えられる。
この様に第1流体が中心ジェットおよび環状ジェットに
供給され、羽口での圧力が低いと検出されれば、第3お
よび第4コントロールバルブが開き第2および第3流体
を中心ジェットおよび環状ジェットに送り込み、所定の
値に達すると第1および第2バルブは閉まる。
同じ様に、第2および第3流体が羽口に供給されている
時に圧力又は流れが不適当であると検出されれば、第1
および第2バルブを開き第1流体を中心ジェットおよび
環状ジェットに流し込む手段がとられ、ある一定の時間
を第3および第4バルブが閉まり第2および第3流体の
流れを停止させる。
圧力並びに流速測定装置をバルブに接続する手段は好ま
しくは電気的なものであるが、空気的、機械的、水圧的
又はこれらの組み合わせで動くものを使用できる。
製鋼の各段階で羽口に入いる適当なガスの組み合わせを
選ぶには、好ましい態様においては第1、第2、および
第3ポジションの選別スイッチによって行なわれる。
第1ポジションにおいて、選別スイッチは第2および第
5バルブ手段に電気的に接続され、これらバルブ手段は
付勢されると第1および第4流体源をそれぞれ環状ジェ
ットおよび中心ジェットに接続する。
スイッチが第2ポジションにある場合、第1および第2
バルブ手段が作動して第1流体源を中心ジェットおよび
環状ジェットに接続し、第3ポジションにあれば、第3
および第4バルブ手段が作動して第2および第3流体源
をそれぞれ中心ジェットおよび環状ジェットに接続する
選別スイッチが1つのポジションから次のポジションへ
動く時に流体の切り替えをスムースに行なう目的で、第
2番目に選択された第2組の流体の流れになってしまう
まで第1組の流体の流れを保持する手段が備えられる。
従って第1組の流体は、所定時間だけ遅れた後そして中
心ジェットヘ行く選択された流体の適当な流れが測定さ
れた後になって始めて遮断される。
更に、中心又は環状ジェットの圧力が所定の値以下の時
には転炉が動いて直立の位置になるのを防止するための
手段が備えられる。
更に安全かつ適正な転炉の運転を行なうための補足コン
トロール手段が備けられるがこれらについては後述する
本発明の好ましい態様の説明 次に図面を参照しながら本発明を更に説明する。
製鋼プロセス 第1a,第1b,第1c図並びに第2図には銑鉄を鋼に
精錬するプロセスにおいて必要な様々な操作の段階にあ
る転炉10を示している。
第1a図は装入期およびタツピング期にある転炉10を
示し、第1b図は実際の精錬期にある転炉の位置を示し
、第1c図は精錬された鉄のサンプリングおよび試験中
の転炉の位置を示す。
転炉10は鋼製シエル12に耐火レンガの内張り14を
有し、耐火レンガの底部プラグ16が鋼製底板18の上
にある。
底部羽口20(第13から第1C図、第2図)はそれぞ
れ中心ジェット22と、この中心ジェット22を同心円
的に取巻く環状ジェット24とを有し、これらは好まし
くは底部プラグ16の1方の側に置かれかつ第2図のA
−Aの軸に平行である。
底部羽口20の羽口の他に側面羽目28(第2図)を転
炉10の壁に備け、溶鋼面の上部で1酸化炭素を二酸化
炭素に変換するのに用いてもよい。
通常の製鋼操作における一連の工程は第1a図に示す配
置にある転炉10で始められ、選別スイッチ32(第7
図)はAのポジションにある。
このポジションAで、圧搾空気(又は低圧チッ素)が羽
口20の中心ジェット22に供給されかつチッ素は環状
ジェット24に供給される。
中心ジェット22および環状ジェット24のガス圧はそ
れぞれ10〜20ポンド/1n2および60〜90ポン
ド/ in2である。
炉10は適当な熱源(図示しない)で加熱され第1a図
に示す倒炉の位置にある間にスクラップと銑鉄が炉内に
装入される。
次に選別スイッチ32(第7図)が動いて底部の中心ジ
ェット22中の圧搾空気の代りに60〜110ポンド/
in2の圧をもつチッ素を入れ替えるポジションBに作
動し、転炉10はモーター3 0 (第8図)によって
筒耳26のまわりを回転して第1b図に示す直立の位置
になり、炉口は炉蓋34の下にくる。
中心ジェット22にかかる圧力は高いので内容物が底部
羽口20の中に入り込んだり詰まらせたり他の損傷を起
こさせたりはしない。
転炉10が直立位置(第1b図)になるまでは酸素を導
入しない。
なぜなら転炉10が傾斜しており炉蓋34の下にない時
は酸素と溶鋼が反応して生ずるヒュームが周囲にとび出
るからである。
炉口が炉蓋34の下にある時に、選別スイッチ32(第
7図)がポジションCに動き、中心ジェット22のチッ
素が純酸素に置き換り、中心ジェットの周辺の環状ジェ
ット24の中のチッ素は燃料例えばプロパンで置き換え
られる。
精錬期の間この燃料は底部羽口20の溶解を遅らせかつ
炉底16の消耗を遅らせるための保護ガスとし作用する
このポジションで側面羽目28の中心ジェット36と環
状ジェット38に酸素と燃料を供給することもできる。
精錬期が完了すると、スイッチ32(第7図)がポジシ
ョンBに戻り、底部羽口20中のガスをチッ素で置換し
側面羽目28の酸素と燃料の流れを遮断する。
次に転炉10を第1c図に示す位置に傾け、スイッチ3
2(第7図)がポジションAの位置に動き底部中心ジェ
ット22の高圧チッ素を低圧チッ素又は圧搾空気に置換
する。
この位置では底部羽口20は溶鋼で通常覆われていなく
、精錬が完了したかどうかを知るために鋼が採集される
試験結果が満足なものであれば選別スイッチ32(第7
図)がポジションBに動キ、転炉10は第1a図に示す
位置に回転しそこで選別スイッチ32がポジションAに
切り換り、プラグ40(第1aないし第1c図、第2図
)が転炉10の側面から除かれ、プラグを取り除いてで
きた開口を経て炉内10から溶鋼が注ぎ出される。
又溶鋼を容器の縁を越えて注ぐこともできる。
もし試験結果が満足ではないなら、転炉を第1b図の直
立位置に戻して更に精錬を続け再びテスト工程を行なう
転炉のガス供給システム 第2図は様々なガスを転炉10の運転中にどのように使
用するかを示すブロック図であり、転炉10の羽口20
および28に接続し、チッ素源42はチッ素流量測定並
びにコントロールユニット44(第2図、第3図)並び
にソレノイドR46(第2,7図)によって作動するバ
ルブ46(第2図)を経て底部羽口20の中心ジェット
22に接続される。
チッ素源42は又流量コントロール手段として作用する
制限オリフィス48(第2図)、並びにソレノイドR5
0 (第2,7図)によって作動するバルブ50を経て
底部羽口20の環状ジェット24に接続される。
酸素源52(第2図)は・流量測定及びコントロールユ
ニット54(第2.4図)及びソレノイドR56(第2
,7図)によって作動するバルブ56(第2図)を経て
中心ジェット22に接続され、又流量測定ユニット58
(第2,5図)を経て転炉10の側壁にある側面羽目2
8に接続される。
燃料源60(第2図)は燃料の流量測定及びコントロー
ルユニツト62(第2,4図)並びにソレノイドR64
(第2,7図)によって作動するバルブ64(第2図)
を経て底部環状ジェット24に接続され、そして燃料流
量測定及びコントロールユニット66(第2,5図)を
経て側面羽目28に接続される。
更に圧縮空気源68(第2図)は空気流量測定並びにコ
ントロールユニット70(第2,6図)及びソレノイド
R72によって作動するバルブ72(第2図)を経て底
部羽口20の中心ジェット22に接続される。
燃料源60は例えばプロパン、天然ガス又は燃料オイル
の如き冷却するのに適当な任意の流体であることができ
る。
更に、場合によっては低圧チッ素を圧縮空気源と置き換
えてもよい。
電気接点PS−1及びPS−2(第2,7図)を有する
圧力スイッチ74(第2図)がパイプ76(第2図)を
経て側面環状ジェット24に接続され、接点PS−3及
びPsi(第2,7図)をもつ圧力スイッチ78はパイ
プ80を経て底部中心ジェット22に接続される。
接点ps−1及びPS−3は通常の圧力では開いている
が圧力が所定の値以下になると閉じる。
接点PS−2及びPS−4は通常の圧力下では閉じてい
るが圧力が所定の値より低くなると開く。
底部羽口20の中心ジェット22及び環状ジェット24
に供給される一連のガスを次の表に総括する。
チッ素流測定及びコントロールユニット44チッ素流測
定及びコントコールユニツ1・44(第2.3図)につ
いて第3図にその詳細を示すが、第3図において円筒形
のパイプ82はチッ素源42とソレノイドバルブ46を
接続するパイプの1部である。
パイプ82の上流端にオリフイス84(第3図)が設け
られ、オリフイス84を通るチッ素の流速に比例して電
圧を与える通常の流量測定ユニツトへ86がこのオリフ
イス84に接続されている。
このようなユニットは市販されており従ってその詳細は
省く。
流量測定ユニット86のアウトブツトはアンプリファイ
ヤー88(第3図)の一方のインプツトに接続され、ア
ンプリファイヤー88の他のインプツトはリレーR14
(第3a図)の通常は開いている接点R14−1を経て
アースされており又リレR14の通常は閉じている接点
R,4,−2(第3図)を経てポテンショメーター92
の調節可能なアーム90に接続される。
リレーの通常開いた接点とは、リレーが消勢の時に開G
゛ている接点を意味し垂直平行線で示され、一方通常閉
じている接点とは、リレーが消勢の時に閉鎖している接
点を指し、垂直平行線に斜の線を入れて示されている。
各リレーのピックアップコイル並びにリレーそれ自体を
記号Rで示しその右下の数字はそのリレーを表示するも
のである。
リレーの各接点はリレーの記号の後に各接点特有の番号
を付けて示す。
ポテンショメーター92(第3図)は十Eのポテンシャ
ルで表示した電源きアースとの間に接続され、チッ素フ
ロースイッチ94(チッ素流が正常である場合には閉じ
ており所定の量以下になると開く接点FSIを有する)
が流量測定装置86のアウトプットに接続される。
(フロー)スイッチ94(第3図)には接点FS−1
(第3,7図)が閉じているのが望ましい時の流速を固
定する調節ノブ96を備えている。
フローリレー94と接点FS−1の作用については後述
する。
アンプリファイヤー88のアウトプットはモーターで作
動するバルブ98(第3図)に接続され、このバルブ9
8はそのインプットの信号に応答して底部羽口20の中
心ジェット22にパイプ82を経て流れるチッ素の流速
を連続的にコントロールする。
リレーR]4 第3a図はリレーR14の操作用コントロール回路であ
る。
図に示す如くリレーR14は、リレーR1(第7図)の
通常開いている接点R1−1からなる第1パスか、ある
いは直列に、通常閉じている接点R,−1(第3図)、
通常閉じている接点R2−1、又は通常開いている接点
R8−1と、通常開いている接点R1o−1、とからな
る第2のパスのいずれかを経て電源Eに接続する。
この回路の操作を第7図に関して詳細に説明しよう。
本発明の目的にそって、リレーR14(第3a図)が消
勢の時にポテンショメーター92のアーム90(第3図
)での作動電圧が、流量測定ユニット86のアウトプツ
トで指示される流量実測定値と比較される。
ポテンショメーター92のアーム90は底部環状ジェッ
ト92に行くチッ素の望ましい流速の値にセットされ、
その望ましい実際の流速が変らないならば、モーターで
作動するバルブ98(第3図)は所定の位置に固定した
ままになっている。
オペレーターがパイプ82を通るチッ素の流速を変えよ
うとする場合にはポテンショメーター92のアーム90
を調節してアンプリファイヤ−88へのインプツ1へ間
で電圧差を生じさせバルブ98を開けるか又は閉じさせ
、かくしてジェット22へ流れるチッ素の流速を変化さ
せる。
リレーR14(第3a図)が付勢されている時、アンプ
リファイヤー88のインプットは接点R141(第3図
)を経てアースし、アンプリファイヤ−88がモーター
で駆動するバルブ98を閉鎖位置に動かす。
底部羽口20に対して酸素流測定コントロールユニット
54並びに燃料流測定及びコントロールユニット62に
ついて 第4図は酸素流測定及びコントロールユニット54と燃
料流測定及びコントロールユニット62の詳細を示して
いる。
第4図の導管100は酸素源52とソレノイドバルブ5
6とを接続するパイプの一部である。
オリフイス102(第4図)が導管100の上流端にお
かれこのオリフイス102に酸素流測定装置104が接
続されている。
チッ素流測定装置86と同様に、この酸素流測定装置1
04はオリフイス102を通る酸素の流速に比例したア
ウトプットをもつ電圧を生ずる。
同様に、燃料源60(第2図)をソレノイドバルブ64
に接続する導管106(第2,4図)は燃料流測定装置
110に接続するオリフイス108を有している。
チッ素流測定装置86の場合と同様、酸素流測定装置1
04L燃料流測定装置110は常用のものである。
酸素流測定装置104のアウトプットはアンプリファイ
ヤー112(第4図)のインプットと、ポテンショメー
ター113の一端と、並びに調節ノブ116と一対の通
常は開いている接点FS−2及びFS−3(第4,7図
)(ノブ116によって決まる流速になると閉じる)を
有する酸素流スイッチ114とに接続される。
アンプリファイヤー112(第4図)の他のインプット
は、リレRl5(第4a図)の通常は閉じている接点R
15−1を経てアースされ、かつリレーR15の通常開
いている接点R15 2を経てポテンシ旧メーター1
20の調節可能なアーム118(第4図)に接続される
同様に、燃料流測定装置110のアウトプツ1・はアン
プリファイヤー122(第4図)のインプットに接続さ
れ、かつ調節ノブ125及び通常開いている接点FS−
4(第4,7図)(ノブ125によって決まる流速に達
すると閉じる)を有する燃料流スイッチ123に接続す
る。
アンプリファイヤー122の他のインプットは通常閉じ
ている接点R15 − 3 (第4図)を経てアースさ
れかつ通常開いている接点R15 4を経てポテンシ
ョメーター113の調節町能なアームに接続される。
アンプリファイヤー112のアウトプットは導管100
にあるモーター1駆動バルブ1 2 4 (第4図)に
接続されかつアンプリファイヤ−112のアウトプット
は導管106にあるモーター1駆動バルブ126に接続
される。
リレーR15 リレーコイルR15(第4a図)は、直列に接続した通
常閉じている接点R1−1とR1、−1並びにこれに並
列に接続した通常開いている接点R8−2及びR3−1
とからなるネットワーク、そしてこのネットワークに直
列に接続した通常閉じている接点R9−2を経て電源E
に接続する。
これら接点の目的は第7図のコントロール図に関連して
説明するが、酸素及び燃料流測定及びコントロールユニ
ット54と62の操作を説明するには、酸素と燃料が羽
口20に送られるのが望ましい時に、リレー15が付勢
してアンプリファイヤ−112と122(第4図)のイ
ンプットをアースからはずし、そのインプットをそれぞ
れポテンショメーター120と113のアームに接続す
ることを説明すれば充分である。
底部羽目20の中心及び環状ジェット中の酸素対燃料の
比を適当にするには、ポテンショメーター120と11
3(第4図)の調節アーム118,118′をセットし
て所望の流速にする。
例えば、ポテンショメーター120を酸素流速が300
00〜35000立方フィート/分になるようにセット
し、ポテンショメーター113を酸素流速の8%になる
燃料の流れにすることができる。
もしも実際の流速がポテンショメーターで設定したもの
と異なれば、コントロールバルブ124と126(第4
図)を作動してその流速を変える。
このように酸素及び燃料流測定及びコントロールユニッ
ト54と62の操作は、チッ素流測定及びコントロール
ユニット44の操作に関して説明したものと同様である
側面羽口28に対する酸素流測定及びコン1・ロールユ
ニット58と燃料流測定及びコントロールユニット66
について 第5図に見られる如く側面羽目28に酸素と燃料を供給
する酸素流測定及びコントロールユニット58と燃料流
測定及びコントロールユニット66の操作並びにコンポ
ーネントはユニット54と62のものに非常に類似して
いる。
酸素流測定及びコントロールユニット58において、導
管128(第5図)はその上流端にオリフイス130と
そしてその下流端にモーター駆動コントロールバルブ1
32を有しその管128は酸素源52と側面羽口28の
中心ジェット36とを接続するパイプの一部である。
同様に導管134(第5図)はその上流端にオリフイス
136とそしてその下流端にモーター1駆動バルブ13
8を有し燃料源60と側而羽口28の環状ジェットとに
連結されるパイプの一部となっている。
酸素流測定装置140と燃料流測定装置142はオリフ
イス130と136に接続されそれぞれ管128と13
4を通る酸素と燃料の流速に比例する電圧を与える。
酸素流測定装置140(第5図)のアウトプットはアン
プリファイヤー144のインプット並びにポテンショメ
ーター146の一端(他端はアースされている)に接続
される。
アンプリファイヤー144の他のインプットは通常閉じ
ているリレー接点R3−2を経てアースされかつ通常開
いているリレー接点R3−3(第5図)を経てポテンシ
ョメーター148の調節可能なアーム143に接続され
る。
その際ポテンショメーター148は電源十Eに接続され
る。
同様に、燃料流測定装置142のアウトプットはアンプ
リファイヤー150の一方のインプットに接続される。
アンプリファイヤーの他のインプットは通常閉じている
接点R3−4(第5図)を経てアースされそして通常開
いている接点R3−5を経てポテンショメーター146
の調節可能なアーム145に接続している。
アンプリファイヤー144と150(第5図)のアウト
プットはそれぞれバルブ132と138に接続し、これ
らのバルブは第4図のバルブ124と126と同様にし
てコントロールされる。
リレー接点R3−2とR3−5の操作は第7図に関連し
て後で説明するが、第5図の操作を理解される意味で説
明すると、選別スイッチ32(第γ図)がポジションA
又はBにあり、しかも酸素又は燃料が側面羽口28に流
れるのを防止するためにバルブ132と138(第5図
)が閉じている場合にのみ、リレー3(第7図)の接点
は第5図に示すようなポジションにある。
ポジションCにあるスイッチ32(第7図)については
ポテンショメーター146と148のそれぞれのアーム
143と148(第5図)によって決まる速度で、側面
羽口28の中心ジェット36と環状ジェット38に酸素
と燃料が流れる。
空気流測定及びコントロールユニット70について 空気流測定及びコントロールユニット70を第6図に示
すが、導管152はその上流端にオリフィス154とそ
してその下流端にモーター1駆動コントロールバルブ1
56を有し、この導管152は圧縮空気源68とソレノ
イド作動バルブ72とを接続するパイプの一部となって
いる。
測定及びコントロールユニット10(第6図)は空気流
測定装置157とアンプリファイヤー158とからなり
、導管152中の空気流の所望の流速はポテンショメー
ター162のアーム160を調節tることによって決ま
り、ポテンショメーター162は電源十Eに接続してい
る。
アーム160(第6図)はアンプリファイヤー158の
一方のインプットに接続し、アンプリファイヤーの他の
インプットは空気流測定装置157のアウトプットに接
続され、アンプリファイヤ−158のアウトプットはモ
ーター駆動バルブ156に接続されている。
アンプリファイヤー158がポテンショメーター162
に直接連結しているので、バルブ156はポテンショメ
ーター162でセットされるものに相当する導管152
中の空気流をセットできる。
コントロール回路および転炉操作について転炉システム
の詳細な操作は、第7図および第8図ならびにこれらと
関連する他の図の電気的コントロール図解図を説明する
ことによって理解される。
このシステムの詳細な説明を行なう前に、その基本的機
能(ファンクション)を挙げると、1.精錬の各工程で
のガスの正確な組み合わせを選択すること。
2,ガスの切換時に円滑な転換を行なうこと、3.底部
羽口20で適幽な圧力がないときは転炉が直立しないよ
うにすること、 4.底部羽口20にしじゅう適当な圧力を維持させるこ
と、 5.酸素流又は燃料流が不足した場合に羽口20,28
を保護すること、がある。
機能1および2 この最初の2つの機能は、制禦板に物理的に取り付けら
れた選別スイッチ32(第7図)のポジションに従って
、精錬の各工程について適当なソレノイドバルブ46,
50,56.64および72(第2図)とモーター1駆
動バルブ98(第3図)、124および126(第4図
)、132,138(第5図)および156(第6図)
を開閉するこ吉によって遂行される。
ポジションA 選別スイッチ32(第7図)がポジションAにあるとリ
レーコイルR1(第7図)が電源Eに連結する。
リレーRl (第7図)が付勢しているとリレーR4の
コイルをピックアップする接点R1−3を閉じる。
リレーR4(第7図)は遅延することなくピックアップ
するように設計されるが、付勢していないときは限られ
た所定の遅延の後にだけドロップアウトする(第7図に
指標TD−OFFで示す)。
リレーR4が付勢していると接点R4−1が閉じてバル
ブ72(第2図のソレノイドR72(第2. 7図)を
ピックアップさせ、従ってバルブ72が開き、空気流測
定コントロールユニット70(第6図)のポテンショメ
ーター161にあるアーム160(第6図)の設定に従
って、圧縮空気源68から底部羽目20の中心ジェット
22に圧縮空気を流す。
同時に接点R4−2が開き、ソレノイドR50 (第2
,7図)が付勢してバルブ50(第2図)を開き、窒素
源42から窒素が流量制限オリフイス48(第2図)を
経て底部環状ジェット24に流れる。
ソレノイドバルブ50と46(第2図)は消勢で開き(
付勢のときに閉じるソレノイドバルブ72.56および
64とは異る)、電力事故や空気流れの測定器械の故障
の場合に底部羽口20の中心ジエツトおよび環状ジェッ
トに窒素が存在するようにする。
従って、もし精錬中に電力が失なわれたり、底部羽目2
0中の燃料および酸素の流れがソレノイドバルブ56と
64(第2図)の閉鎖によって遮断した場合にはバルブ
46と50が直ちに開き、酸素と燃料の代りに底部羽口
20で窒素圧を保持させる。
窒素流の測定およびコントロール用ユニツ1〜44にあ
るモーター駆動バルブ98(第3,3a図)は選別スイ
ッチ32(第7図)がポジションAにあると閉じる。
なぜならリレーR,4(第3a図)が閉じた接点R1−
1を介してピックアップされるからであり、かくしてア
ンプリファイヤーのインプットは接点R]41(第3図
)を通してアースされるからである。
酸素流および燃料流の測定・コントロール用ユニット5
4および62(第4図)も閉じる。
なぜならアンプリファイヤー112と122のインプッ
トは消勢時のリレーR15(第4a図)のそれぞれの接
点R15−2とR1,−3を経てアースされるからであ
り、そのさいR15は、接点R1−2が開きかつ接点R
8−1又はR3−1のいずれも閉じないので付勢されな
い。
ポジションB 選別スイッチ32(第7図)がポジションBに動くと、
リレーR2 (第7図)が付勢されて接点R2−2を
閉じ、そしてリレーコイルR8の通常閉じている接点R
8−3を経てリレーR5を付勢する。
リレーR5 (第7図)はリレーR4と同様に瞬間的に
ピックアップするが、ある時間の遅れの後消勢されてド
田ンプアウトする。
コイルR5の付勢により接点R5−1とR5−2(第7
図)を開きソレノイドR50とR46(第2,7図)を
それぞれドロップアウトし、かくしてバルブ50と46
(第2ノ図)を開かせそして窒素を底部羽口20の環状
ジェット24と中心ジェット22のそれぞれに流す。
開いている接点R1−3による時間の遅れたリレーR4
の消勢によって、開いている接点R4−1(第7図)に
継がるバルブ72が、時間の遅れの後閉1じ、圧縮空気
源68(第2図)が遮断される。
窒素流測定およびコントロール用ユニットにおいては、
リレーR14(第3a図)のドロップアウトひいては接
点rtt4i(第3図)の開および接点R14−2の閉
じによるポテンショメーター92にあるアーム90のセ
ツトによって定まる量でモーター駆動バルブが開く。
正常運転下でのポジションBでは接点R1−1,R2−
1.およびR8−1は開くのでリレーR14(第3a図
)は付勢される。
ポジションC 選別スイッチ32(第7図)をポジションBからポジシ
ョンCに移すと、接点R2−2(第7図)が開く時間の
遅れとリレーR5の遅れたドロップアウトの後、バルブ
50と46(第2図)が閉じる。
リレーコイルR3 (第7図)が付勢され接点1R3
−6を閉じ、リレーR9の通常閉じている接点R9−3
を通じてリレーR6のコイルをピックアップする。
リレーR4およびR,と同様にドロップアウトに遅れ特
性をもつリレーR6 (第7図)はソレノイドR56
とR64(第2,7図)をピックアップする接点R6−
1を閉じ、従ってバルブ56と64(第2図)を開いて
酸素と燃料を底部羽口20の環状ジェット24と中心ジ
ェット22に流す。
リレーR5の遅れをもつドロップアウトによってガスが
重なり合い、従って窒素流が止まる前に酸素流と燃料流
が入り込むので、窒素から酸素と燃料への切り換えはな
めらかに行なわれる。
正常運転下では、モーター駆動バルブ98(第3,3a
図)はスイッチ32(第7図)がポジションCに動いた
ときに閉じる。
というのはリレーR14(第3a図)が付勢されて接点
R14−1を通してアンプリファイヤ−88(第3図)
へのインプットがアースし、接点R,4−2が開くこと
によってポテンショメーターと遮断するからである。
接点R2−1はスイッチ32のポジションBからAへの
切り換で閉じ、酸素と燃料の充分な流れと圧力があるの
でリレーR14(第3a図)が付勢される(このことは
後述の如く接点R9−1とR1o−1が閉じることによ
る)。
さらに選別スイッチ32(第7図)がポジションCにあ
ると、リレーRl5(第4,4a図)が接点R,−2と
R3−1を通して付勢され、アンプリファイヤー112
と122(第4図)のそれぞれのインプットはアースか
ら接点R,5−2とR1,−4を通してそれぞれポテン
ショメーター120と113のアームに移る。
従って酸素と燃料の流速はポテンショメーター120と
113の設定によって決まる速さとなる。
ガスの選択は、装置を損傷しないような適当な流れの状
態でのみ完了できる。
オペレーターがポジションA又はCからポジションBに
選別スイッチ32(第7図)を切り換え、窒素流が窒素
流スイッチ94(第3図)の接点FS−1(第3,7図
)を開かせる所定の値以下になると、リレーR1、(第
7図)が付勢される。
従ってソレノイドR56 ,R64 (第2,7図)が
接点R1、−2とR1−7(第7図)を通して付勢され
酸素および燃料バルブ56と64(第2図)を開き、こ
れらのガスを底一部羽口20に流す。
R15(第4,4a図)はまた、アンプリファイヤ−1
12と122のインプットをポテンショメーター120
と113に接続することによって、接点R11−1,R
1−2およびR9−2(第4a図)を通して付勢され酸
素と燃料バルブ124と126(第4図)を開く。
オペレーターが選別スイッチ32(第7図)をポジショ
ンBからポジションCに動かし、酸素流がスイッチ11
4の接点FS−3(第4図)を開かせる所定の値以下に
なると、リレーRlO(第7図)が付勢される。
従ってリレーR5が接点R+0−2,R1−6とR8−
3を通してピックアップされるさきに接点R5−1とR
,,−2(第7図)が開くことによってソレノイドR4
6とR50 (第2図)が付勢される。
ポテンショメーター92の設定によって決まる量だけバ
ルブ98(第3図)を開かせる接点R1o−1が開いて
リレーR14が付勢され、窒素がバルブ98(第3図)
と46(第2図)を通して底部中心ジェット22に、そ
してバルブ50を通して底部羽口20の環状ジェット2
4に流れる。
ポジションB 選別スイッチ32(第4図)がポジションBに移動する
ことによってチッ素が呼ばれ、接点FS一1(第3図)
が開くことによって示される様にチッ素の流れが不充分
であると、スイッチ32(第7図)が前のポジションC
にあった場合には酸素バルブ124(第4図)、56(
第2図)及び燃料バルブ126(第4図)、64(第2
図)は開いたままであり、又スイッチ32が前のポジシ
ョンAにあった場合には自動的に閉鎖位置から開く位置
に動く。
同様に、酸素及び燃料がスイッチ32のポジションCへ
の移動によって呼ばれ、接点F S − 3(第4図)
が開くことによって示されるように酸素の流れが不充分
であれば、チッ素バルブ98(第3図)、46(第2図
)及び50は開いたままである。
このように、2組の流体即ちチッ素−チッ素及び酸素一
酸素は充分な圧力をもって底部羽口20に供給され、底
部中心ジェット22において選択されたガスの流速が低
いと検出された場合に溶鋼が底部羽口に入り込むのを防
止する。
適当なガス流が保持されていればガス用バルブは自動的
に閉鎖されることはなく、選択されたバ?ブが開いたま
まにある。
例えば、スイッチ32(第7図)がポジションBにあり
かつチッ素流が接点FS−1(第3図)を閉じるに充分
多くなると、リレーR1(第7図)が付勢され接点R1
、−2を開きソレノイドR56とR64(第2図)を消
勢し、バルブ56と64を閉じさせる。
又リレーR15(第4a図)が接点R1、−1が開くこ
とによって消勢され、アンプリファイヤー112と12
2(第4図)へのインプットが接点R15−1をR15
−3を通じてアースされバルブ124と126を閉ざす
ポジションC 同様に、スイッチ32(第7図)がポジションCにあり
酸素流が接点FS−3(第4,7図)を閉じるに充分多
ければ、リレーR1o(第7図)は付勢し、接点RIO
2を開け、リレーR5を消勢し接点R5−2とR5
−1(第7図)を通してソレノイドR46とR5o(第
2,7図)を付勢し、バルブ46と50(第2図)を閉
じさせる。
リレーR14(第3a図)は接点R1o−1が閉じるこ
とによって付勢されアンプリファイヤ−88(第3図:
へのインプットが接点R14−1を通じてアースしバル
ブ98を閉じる。
機能3について 底部羽口20の圧力が不充分であるならば転炉10が溶
鋼で充填されている状態で直立位置に直倒しないことが
重要である(機能3)。
例えば、転炉10が第1a図及び第1c図に示すような
位置に転倒している場合には、選別スイッチ32(第7
図)はポジションAの位置にあり圧縮空拭が底部中心ジ
ェット22に供給されている。
?倒用モーターのコントロールシステムについて転炉1
0を筒耳26のまわりに回転する転倒用モーター30(
第8図)を操作するコントロールシステムは第7図と第
8図の下部に示されている。
このシステムは自動一手動スイッチ163(第γ図)か
らなり、このスイッチは前進一オフー逆進スイッチ16
4と直列の接点R131(第8図)をもつリレーコイル
R13(第7図)を付勢する。
リレーコイルR16(第8図)は電源の十端と転倒用モ
ーター30きの間に接続された接点.R16−1及び電
源のアース端とモーター30の間にある接点R16−2
を有し、スイッチ164の前進位置に接続されている。
リレーコイルR1(第8図りは?点R16−1とモータ
ー30との接続点とアースとの間に接続された接点R,
7−1、及び接点R16一2とモーター30の接続点と
電源の十側との間に接続された接点R1−2とを有し、
スイッチ164の逆進位置につながれている。
スイッチ163(第7図)が手動位置にあると、リレー
R13が付勢されスイッチ164(第8図)が前進位置
に切り換わることによって転倒用モーター30が前進方
向に作動しリレーL6及び接点R16−1及びR16−
2を付勢する。
転炉の前進方向とは、例えば第1a,Ic図に示す方向
から回転する方向であると定義される。
転炉の転倒方向を逆にするGこはスイッチ164(第8
図)を逆進位置?置き、R1を付勢し接点R17−1及
びR1−2を閉じてスイッチ164の前進位置ζこおい
てかかつている電圧から転倒モーター30を横切って電
圧の極を逆にする。
スイッチ163の手動位置(第7図)は、転炉10が製
錬操作の準備をしている時であって転炉内に溶鋼がない
時にのみ使用される。
従って正常運転中はスイッチ163が自動位置に保たれ
ている。
選別スイッチ32(第7図)がポジションAにあり転炉
10の中には溶鋼がある場合においては、底部羽目20
の中心ジェット22に供給されている圧縮空気は、減圧
状態にあるので、転炉10は直倒してはならない。
従ってスイッチ163が自動位置にある場合リレーR1
の通常閉じている接点R1− 4 (第7図)はコイル
R13と直列につながり、選別スイッチ32(第7図)
がポジションAにある場合転倒用モーター30(第8図
)が作?するのを防止する。
スイッチ32(第T図)がポジションBに移行する場合
転炉10が直立位置に動いてもよいように底部羽口20
の中心ジェット22と環状ジェット24ヘチッ素源42
から充分な圧力が供給されねばならない。
転炉10が倒れる前に充分な圧力がかかるように圧カス
イッチ74と78(第2図)の接点PS−2とPS−4
(第2,7図)がリレーコイルR1(第7図)と直列に
接続する。
第1b図の直立位置で転炉を操作するに必要な圧力が底
部羽口20の環状ジェット24吉中心ジェット22にそ
れぞれ存在する場合にのみ接点PS−2とPsi(第2
,7図)が閉じ、従ってリレーR12(第T図)はこれ
らの条件下でのみ付勢ざれる。
リレーR12(第T図)がピツクア“ノブされると接点
R12−’1は閉じてリレーR2の閉じた接点R2−3
を通じてコイルR]3を付勢する。
底部羽口20での圧力が実質上減少した場合にリレー1
3がドロップアウトするのを防止するためにリレーR1
3の接点R13’ 2(第7図)も又閉じる。
このことは、底部羽口20での圧力が失なわれた場合に
転炉10を横にただちに傾けることが必要であるので特
に重要であり、そしてスイッチ163(第7図)を手動
位置に動かすことなしにこれを実施できることが望まし
い。
又接点R3一7(第7図)は接点R2−3と並列に接続
されスイッチ32(第7図)がポジションCにある場合
転炉10を低下させる。
機能4について 第4番目の機能即ち底部羽口20において充分な圧力を
全ての時間にわたって維持させることを行なう機能は、
燃料及び酸素が使用されておりこれらの一方の圧力が所
定の値以下に落だ時に、チッ素を中心ジェット22及び
環状ジェット24に自動的に接続する回路によって行な
われる。
又この回路は、チッ素が使用されており環状ジェット2
4又は中心ジェット22でのどちらかの圧力が所定の値
以下になった場合、燃料を環状ジェット24に、そして
酸素を中心ジェット22に自動的に接続する。
選別スイッチ32(第7図)がポジションBにあるとリ
レーR2(第7図)を付勢し、チッ素は底部羽目20の
環状ジェット24と中心ジェット22に供給される。
もしも底部羽口20の圧力が所定の値以下に落ち込むと
、圧力スイッチ74及び78(第2図)のそれぞれにあ
る接点ps−1及びPS−3(第2,7図)の一方又は
両者が閉じる。
その結果、リレーR8(第7図)は、リレーR2の閉接
点R2−4及びリレーR9の通常閉じている接点R9−
4を通じてピックアップする。
リレーR8(第7図)の付勢により接点,R8−4を閉
じ接点R,−3を通じてリレーR6が付勢され、酸素及
び燃料ソレノイドR56及R64(第2,7図)が接点
R6−1(第7図)を通じてピックアップされこれらの
ガスを底部羽口20に供給する。
接点R8−3(第7図)も開き前述したようにソレノイ
ドR50とR46(第2,7図)が閉じることによって
ある時間の遅れの後チッ素の供給を遮断する。
このことは圧力の低下がチッ素の供給又は輸送中の漏れ
によっても生ずることがあるので特に有益である。
リレーR8(第7図)は接点R8−5及びR2−5を通
じてシールされ、燃料および酸素源60及び52(第7
図)がチッ素源42に置き換えられて操作圧が保持され
た後、システムがチッ素へ自動的に切り換わって戻るの
を防止する。
選別スイッチ32(第7図)をポジションCに移すこと
によって回路を再度固定でき、底部羽目20に酸素とチ
ッ素の流れが保持されている間はリレーR8(第T図)
をドロップアウトする。
酸素及び燃料流測定及びコントロールユニット54及び
62のバルブ124と126はリレーR15(第4a図
)の付勢によって開かれる。
リレーR1,はアンプリファイヤー112と122(第
4図)のインプットを接点R15 2及びR15
4を通じてポテンショメーター120及び113に接続
する。
リレーR15(第4a図)は接点R9−2とR8−2を
通じて付勢され、スイッチ32(第7図)をポジション
Cに切り換えて接点R3−1(第4図)を通じて回路が
再び固定されるとリレーR15は付勢されたままでいる
チッ素流測定及びコントロールユニット44のバルブ9
8(第3図)は、スイッチ32(第7図)がポジション
Cに移ってしまった後接点R9− 1 , R2− 1
及びR10−1を通じそして接点R9− 1 , R8
− 1及びRtO−11(充分な酸素の流れがあること
を示す)を通じてリレーR14(第3a図)の付勢によ
って閉じられる。
一方、選別スイッチ32(第7図)がポジションCにあ
り、酸素と燃料が底部羽口20に供給されておりかつ接
点ps−i及びPS−3(第2,7図)の一方又は両者
が閉じているならば、リレーR9(第7図)はリレーR
3の接点R3−8及びR8の接点R8−6を通じてピッ
クアップされる。
リレーR,(第7図)が付勢されることにより接点R9
−5は閉じ、リレーR5をピックアップさせソレノイド
R46とR5o(第2,7図)を消勢する結果となり、
従ってチッ素源42(第2図)を底部羽目20に接続す
る。
又ある時間の遅れの後、接点R9 3(第7図,)が開
きリレーR6を付勢し燃料及び酸素バルブ64及び56
を遮断しそして燃料又は酸素システムにおける圧力の低
下を起す漏れを防止する。
リレーR9(第7図)が接点R,=6及びR3−9を通
してシールされ、チッ素源42(第2図)が酸素及び燃
料源60及び52に置換されるこ吉によって操業圧力が
保持された後、このシステムが酸素及び燃料に自動的に
切り換わって戻ることを防止する。
また接点R8−6及びR9−4(第7図)は、他のリレ
がピックアップされた場合QこリレーR8又はR9のど
ちらかが付勢されるのを防止する。
回路を選別スイッチ32(第7図)をポジションBに切
り換えることによって再セットでき、チッ素流が底部羽
口20に保持されている間リレーR9をドロップアウト
する。
チッ素流測定及びコントロールユニット44のバルブ9
8(第3図)は、接点R9−1が開いている時リレーR
14(第3a図)を消勢することによって開かれ、アシ
プリファイヤー88(第3図)のインプットをポテンシ
ョメーター92に接続する。
リレーR14(第3a図)は、接点R2−1が開くこと
によって回路が再セットされた後も消勢されたままであ
る。
前述の如く、接点R9−2が開いた場合リレーR15(
第4a図)の消勢によって酸素及び燃料流測定及びコン
トロールユニット54及び62のバルブ124と126
(第4図)が閉じる。
スイッチ32(第7図)をポジションBに移すことによ
って回路を再セットをした後も、接点R1−2,R8−
2及びR3−1(第4a図)は全て開いているので、リ
レーR1i;(第4a図)は消勢されたままでありかつ
バルブ124と126も閉じたままである。
充分な圧力が保持された後、選別スイッチ32(第7図
)を適当なポジションに切り換えることによってシステ
ムを所望のガスセットに切り換えることができる。
機能5について 酸素及び燃料が導入されており、その圧力が適当であっ
ても酸素又は燃料の流速が低い値に落ち込んで底部環状
ジェット24及び中心ジェット22の燃焼を起こし底部
羽目20に損傷を起こすことがある。
かかる場合に、転炉10が倒炉され正しい状態に戻るま
で底部羽目20にチッ素を自動的にシステムが切り変わ
る(機能5)。
選別スイッチ32(第7図)がポジションCにあるとリ
レーR3 , R6 1 R7 (第7図)及びソレ
ノイドR56及びR64(第2,7図)を付勢させる。
酸素又は燃料のいずれか一方又は両者の流速が所定の値
以下になった場合には酸素流スイッチ114(第4図)
の接点FS−2(第4,7図)及び燃料流スイッチ12
3(第4図)のFS−4(第4,7図)が閉じる。
これによりリレーR9(第1図)をリレーR7の接点R
7− 1 , R3− 8及びR8−6を通してピンク
アップさせ接点R9−5を閉じリレ−R5をピックアッ
プしてしてバルブ50と46(第2図)を開いてチッ素
を底部羽口20の環状ジェット24を中心ジェット22
に流す。
同時に、接点R,−3(第7図)はある時間の遅れの後
開いてリレーR5を付勢し、バルブ56と64(第2図
)を閉じて酸素と燃料の底部羽口20への供給を遮断す
る。
リレーRQ(第7図)は接点R3−9及びR9−6を通
してシールイン( seal in)され、底部羽口
20へのチッ素流に対応するポジションBに選別スイッ
チ32(第7図)が動くまで付勢されたままにある。
リレーR7 (第7図)は時間の遅れ特性をもつので
前以って決められた間隔が過ぎた後にのみ付勢される。
これによりスイッチ32(第7図)がポジションCにま
ず移行し酸素及び燃料流が充分になるには時間が不足し
ていた場合にリレーR9(第7図)の付勢が起らない。
更に、転炉10が第1a及び10図に示される位置の中
間にある場合に閉じるところの転炉10のカムスイッチ
166(第7図)によって保護がなされる。
転炉10が直立(第1b図)の場合にリレーR2を付勢
するリレーR1の接点R1 −5と直列にスイッチ16
6(第7図)が接続される。
かかる場合にはソレノイドR46(第2,7図)が消勢
されバルブ46を開いてポジションAのバルブ72を通
して供給される圧縮空気にチッ素を添加し、底部中心ジ
ェット22に充分な圧力を与え底部羽口20の中に溶融
金属が入り込むのを防止する。
本発明の別の態様について 第9図から見られるように、本発明は、転炉210の底
部の潜没羽目212と側部の潜没羽口214と1酸化炭
素ゾーンに向いている側部羽口216を有する底吹型転
炉に使用できるものである。
この底吹型転炉210は耐火物ライニング220を有す
るシエル218と炉口222を有し、筒耳224のまわ
りに回転できる。
羽口212,214,216はその内1則パイプ213
においては、流体のみ例えば酸素、空気、アルゴン、又
はそれらの混合物か、もしくはその流体中に随伴させる
粉末添加物例えばフラツクス(石灰CaO又はこれに類
するもの)、融剤(ホタル石C aF2又はこれに類す
るもの)もしくはプロツキング剤又は脱酸剤(フエ口マ
ンガン又はこれに類するもの)を随伴するもののいずれ
かを流し、そして外側パイプ215(こおいては、遮蔽
ガス例えばプロパン、天然ガス、軽油又はこれに類する
ものを流すように設計されている。
第10図に示すように、本発明はまた、垂直および傾斜
した底部潜没羽口212aと2 1 2 a’と、側部
潜没羽口214aと、炉210aの1酸化炭素ゾーンに
向っている側部羽口216aとを有するエール式電気製
鋼炉210aにも適するものである。
この電気アーク製鋼炉は耐火物内張り220aを有する
シェル218aと、側面ドア226と、電極用ホール2
30をもつ耐火物天井228と、タツプホール232と
、タツプホール232から突き出したスパウト234と
を有している。
羽口212と2 1 2a’, 2 14a ,216
aはその内側パイプ213においては流体のみ例えば酸
素、空気、アルゴン、又はこれらの混合物かもしくは流
体中に粉末添加剤例えばフラツクス(石灰(CaO)又
はこれに類するもの)、融剤(螢石( CaF2 )又
はこれに類するもの)又はプロツキングもしくは脱酸剤
(フエロマンガン又はこれに類するもの)を随伴したも
ののいずれかを流すために使用され、外側パイプ215
においては遮蔽ガス例えばプロパン、天然ガス、軽油又
はこれに類するものを流すのに使用される。
さらに本発明は、第11図に示すような垂直および傾斜
した底部潜没羽口212bおよび212b’と、側部潜
没羽口214bと、炉210bの1酸化炭素ゾーン(C
Oゾーン)に向けられた側部羽口216bをもつ平炉2
10bにも適用できる。
平炉210bは耐火物内張り炉底236、耐火物内張り
の傾斜した背壁238、耐火物内張り前壁240、前壁
240中の装入ドア242、および耐火物内張り天井2
44を有している。
装入用ドア242の反対側にあるタツプホール232b
はスパウト234bに連らなっている。
羽口212b,21 2b’,21 4b ,21 6
bはそれらの内側パイプ213においては、流体のみ例
えば酸素、空気、アルゴン、又はこれらの混合物か、も
しくは流体中に粉末添加物例えばフラツクス(石灰Ca
O又はこれに類するもの)、融剤(螢石CaF2又はこ
れに類するもの)、プロツキング剤又は脱酸剤(フエ口
マンガン又はこれに類するもの)を随伴するものかのい
ずれかを流し、外側パイプ215においては遮蔽ガス例
えばプロパン、天然ガス、軽油又はこれに類するものを
流す。
本発明はまた第12図に示すような、タツプホール23
2cとスパウト234cを通して精錬後の溶鋼を出鋼す
るために炉210cの縦軸の回りに回転できるような、
円形パスに配置したローラ246上に設置された傾注式
平炉210cにも適用できる。
第12図に示す如く、この傾注式平炉は垂直および傾斜
した底部潜没羽口212cと2 1 2 c’を有し、
これらはプラストボックス248を通して第2図のライ
ン76と80に接続されている。
さらに側部潜没羽口214cと、炉210cの1酸化炭
素ゾーン(COゾーン)に向けられた側面羽目216c
が用いられる。
この傾注式平炉210cは耐火物内張り炉底2 3 6
c1耐火物内張り背壁238c1耐火物内張り前壁2
40c(装入用ドア242cを有している)および耐火
物内張り天井244cを有している。
羽口212c,212c’,214c,216cはその
内側パイプ213においては、流体のみ例えば酸素、空
気、アルゴン、又はそれらの混合物か、もしくは粉末添
加物例えばフラツクス(石灰CaO又はこれに類するも
の)、融剤(螢石C aF 2又はこれに類するもの)
、プロツキング剤又は脱酸剤(フエロマンガン又はこれ
に類するもの)を随伴するものかのいずれかを流し、外
側パイプ215においては遮蔽ガス例えばプロパン、天
然ガス、軽油又はこれに類するものを流す。
第13図に示すように本発明はまた、耐火物内張り22
0dをもつシェル218dと、装入口222dおよびス
パウト234dを有する高温金属ミキサー210dにも
適用できる。
ミキサー210dはローラー246d上で装入位置と取
り出し位置との間を揺動できる。
かかるミキサー210dは垂直および傾斜した潜没羽口
212d,2 1 2 d’と、側部潜没羽口214d
およびミキサー210dの1酸化炭素ゾーン(COゾー
ン)に向けられている側面羽口216dを有している。
羽口212d ,212d’,214d ,21 6d
はそれらの内側パイプ213においては、流体のみ例え
ば酸素、空気、アルゴン、又はこれらの混合物か、もし
くは粉末添加物例えばフラツクス(石灰CaO又はこれ
に類するもの)、融剤(螢石CaF 2又はこれに類す
るもの)、プロツキング剤又は脱酸剤(フエ口マンガン
又はこれに類するもの)を随伴するものかのいずれかを
流し、外側パイプ215においては、遮蔽ガス例えばプ
ロパン、天然ガス、軽油又はこれらに類するものを流す
排出口32l9(第9.10,11,12.13図)は
排出用開口例えばマウス222(第9図)、スパウト2
34(第10図)、234b(第11図)、234c(
第12図)、234d(第13図)の近くに配置され、
出鋼中に排出用開口近辺にスカルが生成するのを、特に
ステンレススチールの製錬中に生ずるようなクロムーニ
ッケルスカルが生ずるのを防止する。
【図面の簡単な説明】
第1a〜第1c図は選別スイッチが様々な位置にある場
合の転炉の向きを示す転炉断面図である。 第2図は製鋼用転炉操作をコントロールするシステムの
ブロック図である。 第3図および第3a図は窒素流をコントロールする装置
の部分を示すブロック図である。 第4図および第4a図は底部羽口への酸素および燃料流
をコントロールする装置部分を示すブロック図である。 第5図は側部羽口への酸素および燃料流をコントロール
する装置のブロック図である。 第6図は底部羽口への空気をコントロールする装置を示
す。 第7図はシステムのオペレーションを示すコントロール
図解図である。 第8図は転炉の転倒用のモーターを駆動するための図解
図である。 第9図は底吹き転炉の垂直断面図であり、1対の底部埋
設羽口と、1対の側部埋設羽口、および炉内の1酸化炭
素ゾーンに向けられた1対の側部羽口を示している。 第10図は製鋼用電気アーク炉の垂直断面図であり、垂
直および傾斜した底部埋設羽口と、1対の側部埋設羽口
、および炉内の1酸化炭素ゾーンに向けられた側部羽口
を示している。 第11図は垂直および傾斜した底部埋設羽口と、側部埋
設羽口、および炉内の1酸化炭素ゾーンに向けられた別
の側部羽口を有する平炉の垂直断面図である。 第12図は垂直および傾斜した底部埋設羽口と、側部埋
設羽口、および炉内の1酸化炭素ゾーンに向けられた側
部羽口を有する傾注式平炉の垂直断面図である。 第13図は垂直および傾斜した底部埋設羽口と、1対の
側部埋設羽口、およびミキサーの1酸化炭素ゾーンに向
けられた側部羽口を有する揺動可能な高温金属ミキサー
の垂直断面図である。 図中の参照数字は次のもをを示す、10:転炉、12:
鋼製シェル、14:内張り、16,40:底部プラグ、
18:底板、20:底部羽口、22,36:中氾・ジェ
ット、24.38:環状ジェット、26:筒耳、28:
側面羽口、30:モーター、32:選別スイッチ、34
:炉蓋、R4[3 , R5o,R56 、 R64
:ソレノイド、46,50,56,64 , 72 :
バルブ、PS−1 ,PS−2 ,PS−3,PS−4
:電気接点、76,80:パイプ、82:パイプ、84
:オリフイス、88:アンプリファイヤー、R14:リ
レー、90:アーム、92:ポテンショメーター、96
:調節ノブ、98:バルブ、100,106:導管、1
02,108:オリフイス、112,122:アンプリ
ファイヤー、113,120:ポテンショメーター、1
16,125:調節ノブ、118:アーム、126:バ
ルブ、R15:リレー、128,134:導管、130
.136:オリフイス、132,138:バルブ、14
3,145:アーム、144,150=アンプリファイ
ヤー、146.148:ポテンショメーター、152:
導管、154:オリフイス、156:バルブ、158:
アンプリファイヤー、160:アーム、162:ポテン
ショメーター、163:自動一手動スイッチ、164:
スイッチ、210,210a ,210b,210c:
転炉、金属ミキザー、212,214,212a,21
2a’,214a,212b,212b’,214b
,212c ,212c’,214c,212d,21
2d’, 21 4d :潜没羽口、213:内側パ
イプ、215:外側パイプ、216,216a,216
b,216c,216d:側部羽口、218,218d
:シエル、220 ,220d :内張り、222 ,
222d :炉口、224:筒耳、226:側面ドア、
228:天井、230:電極用ホール、232 ,23
2b ,232c :タツプホール、234 ,234
b ,234c ,234d:スパラト、236:炉底
、238:背壁、240:前壁、242:装入ドア、2
44:天井、246:ローラー、248:プラストボッ
クス、3219:排出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 転炉中の溶融金属の液面の下に位置し、かつ環状ジ
    ェットと、その内側に位置する中心ジェットとを有する
    羽口に対する一群のガスの供給を、他の群のガスの供給
    に切替えるに際し、前記他の群のガスの供給が開始され
    かつその流れが確立された後に、前記一群のガスの供給
    を停止することを特徴とする製鋼用転炉の操作をコント
    ロールする方法。
JP8591073A 1972-08-01 1973-08-01 製鋼用転炉の操作をコントロ−ルする方法 Expired JPS587690B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US27701772A 1972-08-01 1972-08-01
US277017 1972-08-01
US31217872A 1972-12-04 1972-12-04
US312178 1999-05-14

Publications (2)

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JPS4966518A JPS4966518A (ja) 1974-06-27
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SE396226B (sv) * 1974-09-20 1977-09-12 Asea Ab Sett och anordning for behandling av en metallsmelta
JPS51121407A (en) * 1975-04-17 1976-10-23 Nippon Steel Corp Method of cooling tuyeres in bottom-blowing refining furnace
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JPS60177122A (ja) * 1984-02-23 1985-09-11 Nippon Steel Corp 溶鋼内吹込ガスの切換方法及び装置

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