JPS587613B2 - アルキルテトラリン ノ セイゾウホウホウ - Google Patents

アルキルテトラリン ノ セイゾウホウホウ

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JPS587613B2
JPS587613B2 JP48104502A JP10450273A JPS587613B2 JP S587613 B2 JPS587613 B2 JP S587613B2 JP 48104502 A JP48104502 A JP 48104502A JP 10450273 A JP10450273 A JP 10450273A JP S587613 B2 JPS587613 B2 JP S587613B2
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JP
Japan
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silica
present
tube
alumina
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JP48104502A
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浦崎隆徳
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルキルテトラリンの製造方法に関する。
更に詳しくは、アルキルテトラリンを高収率で、しかも
副生物を殆んど生ずることなく製造する、新規な方法を
提供しようとするものである。
ポリエステルの原料メして有用なナフタリン−2,6−
ジカルボン酸またはナフタリン−2,7−ジカルボン酸
を得る方法として、例えば1,5−ジメチルナフタリン
または1,7−ジメチルナフタリンを異性化し酸化する
方法がある。
この1,5−ジメチルナフタリンまたは1.7−ジメチ
ルナフタリンはそれぞれ1,5−ジメチルテトラリンま
たは1.7ージメナルテトラリンを脱水素することによ
って得ることができる。
アルキルテトラリンを製造する方法として5一(o一ト
リル)一ペンテン−{2)や5−(p−}リル)一ペン
テン−(2)等をシリカーアルミナ、シリカーマグネシ
ア等の酸性触媒を用いて項化させる方法が知られている
この方法では反応は0℃より300℃まで実施し得るが
、好ましいとされる室温では副反応は抑えられるが反応
速度が遅く効率が悪いという欠点があり、一方反応速度
を犬ならしめるために反応温度を高めると、原料自体の
重合による高沸点生成物、二重結合の移動やメチル基の
転位による生成物等が多量に副生じ、アルキルテトラリ
ンの収率が低下するという欠点がある。
本発明者は、このような欠点のないアルキルテトラリン
の製造方法について鋭意研究の結果、該反応を管型反応
器を用いて液相で行ない。
その際、原料の管空間速度を0.01〜10cm/se
cとし、0℃の温度下に粒径12〜100メ ッシュのシリカ・アルミナ触媒と接触させて反応させる
ならば副臀応が抑制されることを見出し、本発明に到達
した。
即ち、本発明は、 または 〔但し、式中R1は水素原子、メチル基またはエチル基
R2は水素原子、またはメチル基。両者は同一でも相異
ってもよい。
〕で表わされる化合物を、管型反応器を用いて液体状態
で環化させるに際し、該化合物の管空間速度を0.01
〜10cm/secとし、100〜180℃の温度下に
粒径12〜100メッシュのシリカ・アルミナ触媒と接
触反応させることを特徴とするアルキルテトラリンの製
造方法である。
本発明方法では、原料として前記式1または式2で表わ
される化合物であれば何でも用い得る。
原料として用いられる化合物として、5−フエニルペン
テンー(2),5−フエニルペンテンー(1),5一(
o−}リル)ペンテン−(2),5−(Q一トリル)ペ
ンテン−(1),5−(o一トリル)ペンテン−(2)
,5−(p一トリル)ペンテン−(1),5−(m−ト
リル)ペンテン−(2),5−(m−}リル)ペンテン
−(1),5−フエニルヘキセンー(2),5−フエニ
ルヘキセンー(1)等が例示される。
本発明方法では環化反応触媒としてシリカ・アルミナを
用いる。
該シリカ・アルミナはアルミナ含有率5〜95重量%の
ものが用いられるが、好ましくは8〜80重量%、特に
奸才しくけ10〜50重量%である。
該シリカ・アルミナは公知方法で製造されたものを用い
得る。
シリカ・アルミナ触媒の粒径は12〜100メッシュで
ある。
触媒粒径をこの範囲にコントロールすると、反応速度が
大になるばかりでなく、反応の選択性も改善される。
本発明方法において、環化反応は、本発明の目的である
高収率を達成するためには、100〜180℃の温度で
反応を行う必要がある。
180℃よりも高温で反応させると、原料自体の重合に
よる高沸点副生物、二重結合の移動による副生物、生成
したアルキルテトラリンのアルキル基の移動等による副
反応生成物等が多くなり、アルキルテトラリンの収率が
低下するので好ましくない。
本発明方法では液相で反応させる。
従って反応温度が高く、反応系を常圧では液相に保持で
きないときは加圧して液相に保つことは言う才でもない
本発明方法に用いる管型反応器は、管径にくらべ管長の
方が長い反応管型のものであればどれでもよく、管の形
状については特に制限はない。
本発明力法にいう管空間速度とは、反応管に触媒を充填
しないで、所定反応温度下に原料液体を流したときの液
体の流速を意味する。
本発明方法では、原料の管空間速度を0.01〜10c
m/secにして反応させる。
それは、管空間速度と高沸点副生物生成量との間には密
接な関係があることが見出されたからでやる。
管空間速度が0.Oicm/3eCよりも小であると高
沸点副生物の生成量が著しく増大するので好ましくない
本発明において液空間速度(触媒の単位重量当り1時間
に供輪する原料の重量)は0.01〜5.0特に0.1
〜1.0が好ましい。
この範囲内であると高転化率で目的とするアルキルテト
ラリンを得ることができる。
本発明方法では、必要に応じて稀釈剤を用いることもで
きる。
好ましい稀釈剤として、ヘキサン、シクロヘキサン、オ
クタン、ジメチルオクタン、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、テトラリン、ジメナルテトラリン等が例示される
本発明方法では、原料中に、水分を含有させてもよい。
以下、実施例を挙げて、本発明について詳述する。
実施例中において、「部」はダラム数を、また「%」は
重量%を意味する。
実施例1 予熱部を持つ、管径5 mm管長800mmのステンレ
ス製カラムに16〜20メッシュのシリカ・アルミナ触
媒(シリカ:アルミナ=87:13)15部を充填し、
この触媒層を180℃に予熱した。
この触媒層に5−(0−トリル)一ベンテンー(2)を
毎時5部の割合で導入して反応を行った。
この時の管空間速度は0.096m/SeCであった。
反応生成物をガスクロマトグラフによって分析すると、
次の結果が得られた。
1,5−ジメチルテトラリン 90.2%未反
応原料 2.4%高沸点副生
物 4.6%その他の副生物
2.8%比較例1 実施例1と同様な反応を、実施例1と同じ触媒を用い、
反応温度を220℃に高めて実施した。
生成物のガスクロマトグラフによる分析結果は、次のよ
うなものである。
1,5−ジメチルテトラリン 79.4%未反応
原料 0,1%高沸点副生物
15.3%その他の副生物
5.2%比較例2 本例は管空間速度を低くすると、どのようになるかを示
す例である。
予熱部を持つ、管径15mm,管長1000mmのステ
ンレス製力ラムに4〜5メッシュのシリカ・アルミナ触
媒(シリカ:アルミナ=87:13)25部を充填し、
この触媒層を180℃に予熱した。
この触媒層に5−(o−トリル)一ペンテン−(2)を
毎時2.5部の割合で導入して反応を行ったゎこの時の
管空間速度は0.0005Cm/Secであった。
生成物の分析結果は、以下のようなものであつた。
1.5−ジメチルテトラリン 81.4%未反応
原料 2.5%高沸点副生物
12.6%その他の副生物
3.5%比較例3 管径20mm,管長1000mmのステンレス製反応力
ラムに粒径4〜5メッシュのシリカーアルミナ触媒(シ
リカ:アルミナ=50:50)100部を充填し、この
触媒層を180℃に予熱した。
この触媒層に5−(o−}リル)ペンテンー(2)を3
0部/時の速度で反応管上部より導入し、反応物を下部
より取出した。
この時の管空間速度は0.03cm/secであった。
生成物の分析結果は、以下のようなものであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1式 〔但し、式中Rlは水素原子,メチル基,またはエチル
    基。 R2は水素原子,,またはメチル基。両者は同一工も相
    異ってもよい。 〕で表わされる化合物を、管型反応器を用いて液体状態
    で環化させるに際し、該化合物の管空間速度を0.01
    〜10Cm/secとし、100〜180℃ノ温度下に
    粒径12〜100メッシュのシリカ・アルミナ触媒と接
    触反応させることを特徴とするアルキルテトラリンの製
    造方法。
JP48104502A 1973-09-18 1973-09-18 アルキルテトラリン ノ セイゾウホウホウ Expired JPS587613B2 (ja)

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