JPS5875552A - 排液装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はシールし九排液装置に使用される通気装置に
関する。さらに詳しくは集尿装置等に使用される排液装
置に取シ付ける通９ＩＣ装置に関する。

このような排液装置は、尿等の液体を一時的に貯留する
九めの携帯用で使い捨てのシールした容器を有する。こ
の場合、カテーテルが使用されるが、その一端は尿道を
介して膀胱に押入され、他端は容器内に４人される。排
液操作開始時には、容器内には空気が入１ている。排液
操作が進んだ場合、容器内への夜気の導入を防ぎ、圧力
の上昇を防ぐ友めに、容器に通気性をもたせるための装
置がこれまでにいろいろ提案された。

閉止された＃器に備えられた通気装置は容器内に補集さ
れたガスを十分に排気することができるが、従来の装置
社つｔ如やすく、しかも通気装置を介してＮｉ菌が浸入
しやすく、細菌の感染を効果的に防ぐことができなかっ
た。通気装置からｓｔｇもとになる。

従来の通気装置としては、米国特許第５．９９８．２５
５号および第３，５２３．４０８　’ｌ！−に開示され
たものがある。

第３，９９８，２５５ｆの通気装置は、ポリ権化ビニ／
Ｉ／尋の共重合体で被覆したナイロン等の合成繊維の織
布で形成され九シール容器に取シ付けて使用するもので
ある。ローゼンベ〃グの第３．５２３，４０８　ｍは親
水性および疎水性のフィルタ膜で形成したフイ〜りが示
されていえ、しかし、ローゼンベルグの特許の場合、同
じ大きさの対向する一対のフィルタ膜の間に液体が導入
される。このとき、一方のフィルタ族は親水性であるた
め、液体でｍ九されるとガスを透過せず、他方のフィル
タ膜は防水性である丸め、ガスをｙ１１遇させ得る。従
って親水性のフイ〃り膜は液体のみを透過させ防水性フ
ィルタ膜はガスのみを透過させ得るのである。

この発明はシールした排液容器および排液管と組み合せ
て使用する通気装置であって、容器の外（２）と通気が
十分にできると共に、仁の通気装置を通１て尿等の液体
がこぼれたシ容器内に細菌が侵入したりすることがない
ような通気装置を提供するものである。この通気装置は
内外壁すなわち内外のフイμり膜で形成され、そのフィ
〃り膜の間には空間が形成されている。ここで、外Ｍｌ
のフィルタ膜紘マイクロポーラス材で形成され細菌障壁
機能を有する。一方、内側のフィルタ膜は適当な防水性
材で形成され、容器の外側に液体を通さない機能を有オ
ると共に、外側のフィル／膜＜ｍ菌フィルタ）に１＆体
が浸潤することを防止する。この場合Ｊ［要なことは測
厘フィルタには極めて敵側な孔が形成されている丸めに
、この＃−フィルタは親水性すなわち湿潤性を有すると
いうことであル、このＭ！菌フィルタに液体が浸潤する
と細菌障　壁としての効果を損うことになる。

好ましい実施例において、この通気装置は容器の上部に
設けられているので、容器の下部が液体で満たされるに
つれて、容器内のガスはこの通気部を経て容器上方へ排
完される。また、この通気装置は排液管の途中に取シ付
けることもできるし、通常排液管と容器の保合部に設け
られる滴下室内に取シ付けることもできる。

次にこの発明の一実施例を図面に従って説明する。第１
図ないし第３図を参照すると、密封された排液装置１０
は入口すなわち排液管１２と柔軟な液密性のバッグ（排
液容器）１４とから成夛、２ 前記排液管稀は排液容器に連結され、前記バッグ１４に
はそのバッグから排液するための排出管１６．１・１１
′ を取シ付けである。このバッグ１４はポリビニル等の柔
軟性を有すると共に水を浸透させないデツスチック製の
一対のシートで形成することがｉｌ！しい、前記一対の
シートの周縁部にそって加熱シールすると、前壁２０お
よび後Ｍ２２の間に膨張可能な空間を有する密封容器か
形成される。バッグ１４の上方左隅に、この発明の一実
施例に上る通気装置２４を示す。

第２図および第３図に示すように、この通気装置２４は
内側の防水性（疎水性）フ４）ｖ夕２６と、外側の湿潤
性の細菌フィルタ２８とから成り、この両者は相互にほ
ぼ平行に配設されると共に横方向に電量して配設さ＾る
。前記両フィルタの適正な端間距離は０．５ないし２．
０ＪＥｌｌであるが、この距離は必要に応じて変化させ
得る。

さらに、通−気装置２４は環状の取シ付は用のフジ ラろ２に突設した管状ハウシング６０を有する。

前１ｉｌｌ！昔状ハウジング３０の軸方向には、通路６
６が形成しである０通路５５の外側端部は径が大きくな
っておシ、フイ〃り着座用の＄／ｗＡ／ダ６４が形成さ
れる。この＄／、Ａ／ダ６４上に防水性フィルタ２６を
配設し、以下スペーサーリング３６、細脳フィルタ２８
、環状支−持リングすなわちキャップ６８の順序で配設
される。このスペーサーリング３６によって防水性フィ
ルタ２６と細菌フィルタ２８との間に前記の空間３９が
形成される。

このようにして形成された通気装置２４の作用について
説明すると、バッグ１４内の空気その他のガスは、防水
性フィルタ２６を通過して、両フィルタ間に形成された
空間３９（＠２図に示す）に入〕、次いで細菌フイμり
２８およびキャップ３８を過多大気中に放出される。内
側に防水性フイμり２６が配設しであるので、外側のＮ
ｉ１フイルタ２８に水分が浸入することはない、外側の
細菌フィルタ２８に液体が浸潤すると、液体の通路が形
成されてＮｉ菌が通るおそれが生ずる。従って外側の細
−フイ〃り２８によって、バッグ１４内の通気性は十分
与えられるとともに、細菌障壁とで しての効果も十分に保たれ、細ｇ−風謀汚染物がバッグ
１４内に浸入することはないので、これらの細−ヤ汚染
物が患者に感染して、膀胱、胃酸その他の器官に想影譬
を与えることはない、防水性フイμり２６とｌ［Ｉフィ
μり２８の間に形成される空間６９は＃１繭フイμり２
８の水分に対する二重の防水壁を形成するという点で直
焚である。これは空間３９によって、フィルタ間でのウ
ィッキングアクシＷンが起こらなくなるためである。

通気装置２４を構成する材料は公知のものを使持ゲ 用できる０例えばローゼンーμデの米国特許第３゜５２
３．４０８号に開示されている材料はこの発明において
使用されている。

防水性フィルタ２６は「テフロン」として知られている
ポリテトツフルオロエチレンで形成・され、一方、細菌
フィルタ２８はアクリロニトリル−塩化ビニルの共直会
体をナイロン織布支持体上に成型して形成される。ＮＪ
菌フィルタ２８の孔は、通気装置２４または排液装置１
１０の入口からの細菌の侵入を防ぎ得る大きさであるこ
とが必要である。

「湿潤性」および「防水性」という特性に関連して、通
気装置２４を構成するフィルタを表現する丸めの隋水性
」および「親水性」という用語を使用する場合、その対
線となる「液体」は尿等の生堀学上の液体である。

この装置き便用する場合、液体は排液ｆ１２を１１１−
）てバッグ１４内にはいる。排液管１２を通って液畔の
排出が始まると、伸縮性を有するバッグ１４の壁はまず
外側に膨張し、ｉｌ！１ｇ１Ｃ装置２４を介して空気が
バッグ１４内にはい〕、次いでこの空気は液体で置換さ
れることによってバッグ１４の外に排出される０通気装
置２４はバッグ１′４内部と大気との間の通気を可能に
するが、バクテリア等の汚染物をバッグ内に通すことは
ない。

＠４図および第５図に示す別の実施例においては、滴下
室４０内に、この発明による通気装置を有する。滴下室
４０はバッグ１４の頂部ま九は上部に設けられ、第１図
に示すように排液管１２が連結しである。第４図および
＠５図に詳しく図示したように、滴下室４０はキャップ
４２を有する。

このキャップ４２は中央部に管状延出部４４を有し、こ
の賞状延出部４４には通路４６ｔ−形成して、排液管１
２０端部を接続できるようにしである。

キャップ４２の上面には、その外周にそ１て複数の通気
孔４７ｔｔｓＩ３設しである。

通気装置はキャップ４２内に設けられるが、仁の通９Ｉ
Ｃ装置は管状延出部４４の回シに配設されると共にキャ
ップの周壁すなわちフランジ４５内に閉じ込められた状
態で取シ付けられる。これらの部材は、第１すなわち外
側に設けた環状でガス透過性のｍ−フィルタ５０と、１
個または複数個のスペーサーリング５１と、内側に設け
た環状でガス透過性の防水性フィルタ５２と、複数の通
気孔を有する環状スパイダすなわ７ちくもの巣状の支持
部材５４とから成る０滴下室４０の壁面上部に形成され
た上部リム６０はシールダを形成し、このシ冒ルダが環
状でくもの巣状の支持部材５４を支持する。この支持部
材５４上には通気装置の構成゛要素が嵐ねられる。従っ
て、キャップ４２、キャップ４２に形成された禰状延出
部４４、支持部材５４およびフランジ４５とによってハ
ウジングが形成され、これが調下室４０に設けられたｉ
ｌ！ｌ気装置となる。

第４図およ−び第５図から明らかなように、キャップ４
２とＳ気部′ｆｒ傳成する谷贅索とで形成される形状は
一１徘＆ｆ１２を通すことができると共に通気装置を介
して通＃Ｘ可能で、同時に液体が外側にはねかえらない
ようになっている。

前記実施例のように防水性フ４）ｖ夕５２は疎水性であ
るので、外側に設けた親水性の細菌フィルタ５０まで液
体が到達することはなく、細菌障壁として作用する細菌
フィルタ５００砿能を損うことはない。さらにスペーサ
リング５１を設けることによって空間が形成されるため
、細菌フィルタ５０は液体汚染されることはない。内側
の防水性フィルタ５２は、排液装置内の液体と細菌フィ
ルタ５０との連通を妨げるので、細菌フィルタ５０の細
ｔ！Ｉｉ障壁機能を減じることはない。

次の実施例においても、第１図およびｗｆ１６図ないし
第８図に示すように、この発明の１１ｊ１ｇＩＣ装置が
設けである。この通気装置は廃液管１２に取ル付けられ
るが、その位置はこの排液管１２−とバッグ１４が連結
される側の末端に取如付けるのがよｉ。

図のように、この通気装置は排液管１２の末端に位置さ
せることが可能であるが、この排液管１２は尿カテーテ
ｆｉ／６２に連結され、尿道すなわち胃酸から排尿が行
なわれる。

第６図および第８図に詳しく図示されているように、通
気装置６４は一対の環状の取シ付はカラー６６の間に取
シ付けられる。各取シ付はカフ−６６は円形ベース６７
を有する。この円形ベース６７の第１−面には第１管状
突部６８が軸方向に形成しであるので、排液管または尿
カテーテ／Ｌ／６２の係合端部内に係合させることがで
きる０円形ベース６７の第２面には＠２管状突部７０が
軸方向に形成しであるが、この第２管状突部７０は第１
管状突部６８と一直線上にある０通路７２は各管状突部
６８．７０の内部に形成される０通路７２の直径は一定
であるが、第２管状突部７０の外径は第１管状突部６８
の外径より小さい、環状［７４は円形ベース６７から延
出し、第２環状突部７０の外周面に対して平行に離間し
た配置をと如、通気装置６４取ｐ付は用の環状四部を形
成する。

この実施例において、通気装置６４はその内部にスリー
ブ状の防水性フィルタ７６を有し、この防水性フイ〃り
７６の両端はｗＩ、２ｉＩ！Ｐ伏突部７０に嵌合して固
定される。防水性フィル７７６をこの方法で取シ付ける
と取〕付はカラー６６の間に耐水性でガス透過性の通路
が形成され、液体を流すことができる。

防水性フィルタ７６の端部すなわち［２管状突ｓ７０に
嵌合し九部分のＭｌ囲にはスペーサーダングア８が設け
られる。スベーナーリング７８の外側にはスリーブ状の
細菌フィルタ８ｏが設けである。従うてこの細菌フィル
タ８ｏは防水性フィルタ７６に対して外側に平行に離間
して位置する。

取如付はカフ−６６の環状壁７４は、装置フィルタ８０
の端部に外嵌される。この状態は第６図に詳しく図示さ
れている。

このような構成にすると、前記実施例で示し九通気装置
において、外側のｍｔｉフィル７８０Ｆｉ内側の防水性
フィルタ７６によって保護され、さらにフィルタ間に空
間を形成したため、アイμり関にウィッキングアクシー
ンが起こらない。

１６１図に示した徘１＆装置に鉱、３植紬の３１１１気
装置１を実施例としてそれぞれ別々の位置に取−如付け
て示しであるが、この通気装置は通常１つあれば足シる
。

前記実施例は新規なフィルタすなわち通気装置を開示す
るものであるが、ここで細菌フィルタは排液装置の内容
物によってぬれた）汚染された如しないように晃全に保
護されているので、通気装置の細菌障壁としての効果は
保鉦されている。この通気装置は、基本的には細菌フィ
ルタと防水性フイ／Ｌ’夕を離間して設けたものであシ
、これによ　・つて細菌障壁としての効果が保赴される
６両フィルタは共にガス透過性の材料を使用し、本来の
通気機能を持たせであることはいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のｄ９ｃ装置を各場所に配設した排液
゛装置の斜−図、＠２図は第１図のバッグに取シ付けた
通気装置の２−２拡大線断面図、第６図は＄２図の通気
装置の構成ｌｌｌ−素を示す分解図、第４図はｉｇ１図
の脚下室に取シ付けたこの発明の１ｊ１４ＩＣ装置の４
−４線断面図、第５図は第４図の通気装置の構成要素を
示す分解図、第６図は第１図の排液管に取シ付は九通気
装瞳の６−６線断面図、第７図はＷＩＪ６図の通気装置
の斜視図、第８図は第６図の通気装置の構成要素をその
片方の取り付はカラーを省略して示した分解図である。 １０・・・排液装置　　　１２・・・排゛°液　管１４
・・・バ　　、　　グ　　　　２４，６４−・・通気装
　置２６．５２，７６・・・防水性フィルタ　　　２８
，５０．８０−・・細菌フィルタ間・・・環状へウジン
グ　　　３３，４６．７２・・・通　　　　　路３４・
・・シ　曹　、ル・　ダ　　　３６，５＄　７８・・・
スベー貨すング詔、４２・・・キャ　ッ　プ　　　　　
４ｏ・・・滴　下　両射・・・管状延出部　　　　荀・
・・７フ　ンＶヌ・・・支持部材　　　６０・・・上部
リム６６　・・蛾わ付り゛カラー 出　　Ｍ　　　人　　　Ｖ−・アーＡ／−バードーイン
ニーボレーテッド代　理　　人　　　−ｊＰ埋士　　　
Ｍ　　１）　英　　彦／ｂ Ｆ／６．２

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　排液貯留用のバッグを有する密閉された排液
   装置であって、前記バッグには人体に係合可畦な排液管
   と通気装置が取シ付けられ、前記通気装置には徘液装蓋
   の内外通気用の通路が設けられる灸 と共に、前記通蕎装置は第１のフィルタと、第２のフィ
   ルタと、前記両フィルタを前記通路にそって離間して保
   持して両フィルタ間に空間を形成するためのスペーサ部
   材とから成シ、前記１１１のフイμりは前記第２のフィ
   ルタに対して内側に配設されると共に、液体の徘ｆｆＲ
   装置外への開田を防止し得る通気性のある防水性材料で
   形成され、前記第２のフィルタは通ｑｌＣ−性のある細
   菌を透過しない材料で形成され、前［ｔｓｌのフィμり
   によ１て前記ｗ！、２のフィルタが保護される丸め、前
   記通路から液体が漏出して第２のフィルタに浸透するこ
   とがなく、細菌障壁としての機能が損われないことを特
   徴とする排液装置。
2. （２）　　前記通気装置が前記両うイルタ装着用のハウ
   ジングを有し、前記ハウジングの内部には通路が形成さ
   れ、前記５フイルタは前記通路内に相互に離間して配設
   されることを特徴とする特許請求の範囲＠１’ＪＩ記戦
   の排液装置。
3. （３）　　前記ハウジングの通路内にはフィルタ着座用
   のシ、Ａ／ダが形成されると共に、フィルタ支持用のキ
   ャップが配設されることを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項記載の排液装置。
4. （４）　　前記キャップが排液管受は入れ用の管状延出
   部およびフランジを有すると共に、前記フィルタが環状
   に形成され、このフィルタが前′Ｅ３場状延出部の回シ
   に配設されると共に前記フランジ内に閉じ込められた状
   態で取シ付けられることを特徴とする特許請求の範囲第
   ３項記載の排液装置。
5. （５）　　前記排液管の末端には取如付はカフ−が設け
   られ、前記取シ付はカラーは縦方向に延出した砿伏凹Ｓ
   ｔ−有し、前！１１１！通気装置の第１のフィルタおよ
   びｖｇ２のフィルタがスリーブ状に形成され、前記第１
   のフィルタを前記第２のフィルタの内軸に同心状に配設
   することによって両フィルタ関の長手方向に環状の空間
   が形成され、前記フィルタの端部が前記環状凹部内に挿
   着されることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   排液装置。
6. （６）　　排液貯留用のバッグを有する密閉された排液
   装置であって、前記バッグには大洋に係合可能な排液管
   と、滴下室と、前記滴下室用のキャップとが取ル付けら
   れると共に、前記キャップ内には通気装ｒｉｔが設けら
   れ、前記滴下室の欄状壁は上部リムを有し、前記キャッ
   プは孔を形成し九土壁を有し、前記上壁には前記滴下室
   中央に向けられた環状延出部と、前記上部リムの回シに
   係合するフフンジとが形成され、前記通気装置はキャッ
   プ内の曾伏延出部とフフンジの闇に設けられ、前記通気
   装置は前記リム上にｌＩ［！設された通気性ならびに防
   水性を有する環状の第１のフィルタと、前記第１のフィ
   ルタ上に設けられた禰伏のスベー！部材と、前記スペー
   サ郡材上に設けられた通気性があると共に細菌本通さな
   い環状の第２のフィルタをを有し、前記第１のフイ〜り
   ）が前記滴下室から漏出する液体のｗＳ２のフィルタへ
   の浸潤を防ぐことによって、前記ｄ気装置の通気性を保
   つと同時に、第２のフイμりが細１１ｒ障壁として機能
   できることを特徴とする排液装置。
7. （７）　　前記通気装置が前記滴下室のリムと前記第１
   のフィルタとの間に配設されたくもの巣状の環状支持部
   材を有することを特徴とする特Ｗ！ｆＭ求の範囲第６項
   記載の排液装置。