JPS5874402A - コンテナへの塵芥押込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンテナの蓋体をコンパクタの押込板に着脱
自在に装着し、その往復運動により塵芥をコンパクタか
らコンテナに押込み、塵芥押込み終了後自動的にコンテ
ナの塵芥挿入口を蓋体で止着するコンテナへの塵芥押込
み装置に関する。

塵芥等の集積場に設置されたコンパクタの押出口に、コ
ンテナの塵芥挿入口を密接連通させ、コンパクタの端部
上方のホッパから投入された塵芥を、コンパクタ内の押
込板を往復動させて押込む作業において、塵芥が充填さ
れたコンテナをコンパクタから引放しする際、その塵芥
挿入口からしばしば塵芥が漏出する。

これを解消するために、コンテナの蓋体を塵芥挿入口に
対し着脱自在とし、この蓋体をコンパクタの押込板前面
に装着して、この蓋体の裏面でも（２） って塵芥をコンテナに押込み、塵芥の充填後蓋体を押込
板と共に、塵芥挿入口に位置させ、コンテナ側部外方か
らピンでもって蓋体のみを塵芥挿入口に嵌着固定し、こ
の蓋体を押込板に装着しているフックの保合を、前記ピ
ンの差込み先端部でもって解脱させる構造の塵芥押込み
装置がある。

本発明は、上記装置に代わるものとして、また、上記装
置におけるコンテナ外側部からのピンの出提供すること
を目的とする。

その特徴とするところは、凹陥部を形成した保合体とこ
れに枢支されたフック、とを、シリンダの動きでもって
作動させ、コンテナの蓋体全コンパクタの押込板または
コンテナの塵芥挿入口に自動的に着脱させることを可能
としたことである。

以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する。

第１図は、塵芥集積所に設置されたコンパクタ（１）の
押出口（２）と、塵芥を運搬するコンテナ（３）の塵（
３） 芥挿入口（４）を密接連通させ、ホッパ（５）から投入
された塵芥（６）を、コンパクタ（１）内の押込板（７
）でもって矢符（８）の方向に押込む状態を示す塵芥押
込み装置の全体断面図である。

上記の押込板（７）の前面（７ａ）には、第２図に示す
ようなコンテナ（３）の塵芥挿入口（４）に着脱自在の
蓋体（９）が装着され、その裏面（９ａ）で塵芥（６）
をコンテナ（３）に押込むものである。

この蓋体（９）を押込板（７）および塵芥挿入口（４）
にそれぞれ着脱させる機構を、押込板（７）が蓋体（９
）と共にコンテナ（３）の塵芥挿入口（４）に位置した
状態の、左右のうちの一方の側の水平断面図である第３
図に基づいて説明する。

コンパクタ（１）の本体（１ａ）内をシリンダ（１０）
でもって往復動する押込板（７）の前面（７ａ）には、
矢符（１１）方向に伸縮するシリンダ（１２）が設けら
れ、そのシリンダロッド（１２ａ）端にはｙ「コ」の字
状の凹陥部（１’ｌａ）をｉ体（９）の方向に開口した
係合体（１３）が装着され、前記凹陥部（１８ａ）の開
口部を先端部（１４ａ）で閉止するフック（１４）が、
前記係合体（４） （１３）にピン（１５）でもって枢支されている。この
フック（１４）の基部（１４ｂ）とシリンダロッド（１
２＆）端とには、スプリング（１６）が張設されていて
、前記基部（１４ｂ）が矢符（１７）の方向に付勢され
ている。

加えて、シリンダロッド（１２＆）の伸縮によシ、フッ
ク（１４）の基部（１４ｂ）を当接させてピン（１５）
を支点にフック（１４）を左右方向に回動させるストッ
パ（１９）および（２０）が設けられている。なお、上
記のストッパ（２０）は、無くてもよく、前記スプリン
グ（１６）のみでもっても同一機能を発揮させることが
できる。

なお、前記フック（１４）の基部（１４ｂ）にローラ（
２１）を枢支しておくと、上記の回動をより一層円滑に
することができる。

一方、コンテナ（３）の塵芥挿入口（４）に嵌着される
蓋体（９）の前面（９ｂ）には、左右において矢符（２
３）方向に移動できるよう支持部材（２４）に支承され
た上下一対の閉止ロンド（２５）　（２５）が第２図の
ように設けられ、この上下の閉止ロッド（２５）（２５
）の間には、前記係合体（１３）の凹陥部（１３＆）に
嵌入する係（５） 止杆（２６）が固着されている。

また、蓋体（９）の側部および塵芥挿入口（４）の側部
には、前記閉止ロンド（２５）　（２５）の各先端部（
２５＆　）が突入する穴（２７）および（２８）が、そ
れぞれ穿設されている。加えて、閉止ロンド（２５）の
一部にフィン（２９）が突設され、前記支持部材（２４
）との間に圧縮スプリング（８０）が介装され、閉止ロ
ッド（２５）を常時前記穴（２８）に向けて付勢してい
る。

本実施例では、塵芥挿入口（４）を、運搬後コンテナ（
３）から塵芥を排出する片開きの排出扉（８１）　（第
２図参照）に設けているが、コンテナ（３）の他の側面
にこの塵芥挿入口（４）を設けてもよいことは勿論であ
る。

以上述べた構成によれば、本装置は次のように作動する
。

先ず、第４図に示すようにシリンダ（１２）のシリンダ
ロッド（１２＆）を縮小し、フック（１４）の基部（１
４ｂ）のローラ（２１）をストッパ（１９）に当接させ
、スプリング（１６）に抗してピン（１５）を中心にフ
ック（１４）を回動させ、係合体（１３）の凹陥部（ｔ
ａａ）を開（６） 口しておく。

次Ｋ、コンパクタ（１）の押出口（２）に押込板（７）
をシリンダ（１０）でもって位置させ、この状態で蓋体
（９）の止着された空のコンテナ（３）を、その塵芥挿
入口（４）とコンパクタ（１）の押込口（２）が一致す
るよう密接させる。

このとき、開口している係合体（１３）の凹陥部（１８
ａ）に、蓋体（９）に装着されている閉止ロッド（２５
）の係止杆（２６）が嵌入される。

ナオ、コンテナ（３）とコンパクタ（１）は、その外側
部に設けられた図示しない固縛装置でもって一体固定さ
れ、塵芥（６）を押込む際、コンテナ（３）が後退す。

るのを防止している。

上述のごとく、コンパクタ（１）がコンテナ＋３１　ニ
密接し、図示しないリミットスイッチによりシリンダ（
１０）が停止すると、シリンダ（１２）のシリンダロッ
）　（１２＆）が、第３図の実線で、示すように伸長さ
れる。このとき、フック（１４）の基部（１４ｂ）がス
トッパ（１９）から離隔し、スプリング（１６）により
フック（１４）がピン（１５）を中心に回動する。

（７） したがって、係止杆（２６）が、保合体（１３）の凹陥
部（１３ａ）とフック（１４）の先端部（１４ａ’）に
より囲続されるごとく把持され、シリンダ（１２）が最
も伸長したとき、フック（１４）の基部（１４ｂ）がス
トッパ（２０）に当接し、フック（１４）の回動が確実
に阻止される。同時に、圧縮スプリング（３０）に抗し
て係合体（１３）と一体の係止杆（２６）が、閉止ロッ
ド（２５）と共にシリンダロッド（１２ａ）の伸長方向
に移動される。その結果ζ閉止ロッド（２５）の先端部
（２Ｆｌ）が穴（２８）より穴（２７）へ後退し、蓋体
（９）がコンテナ（３）から離脱される。

このようにして、押込板（７）に蓋体（９）が装着され
ると、第１図に示すように投入された塵芥（６）が、□
蓋体（９）の裏面（９ａ）でもってコンテナ（３）内に
押込まれる。塵芥（６）の充填が完了すると、シリンダ
（ｌＯ）がリミットスイッチで停止されるまで蓋体（９
）が押込板（７）と共に・移動し、蓋体（９）が塵芥挿
入口（４）Ｋ＊Ｎ−；Ｅ＞ｏ　ｕＩ”ＧＫ、　Ｓ／　！
Ｊ　ｙｐ”。２１，１゜８）９８縮小され、これに伴っ
て閉止ロッド（２５）が移動し、その先端部（２５＆　
）が穴（２７）よシ穴（２８）に嵌入され（８） る。同時に、ストッパ（１９）によりフック（１４）が
回動されて、係止杆（２６）の把持が解除される。

この状態で押込板（７）が後退すると、塵芥（６）がコ
ンパクタ（１）内に残存することなく、また充填された
塵芥（６）がコンテナ（３）から漏出することもない。

最後に固縛装置の固定を解けば、運搬のために移動させ
たり、他の空のコンテナ（３）と入替えることができる
。なお、コンテナ（３）と蓋体（９）は、圧縮スプリン
グ（３０）でもって付勢された閉止ロッド（２５）によ
シ一体結合されているので、コンテナ（３）の輸送中に
蓋体ｊ９）が開いたシす・ることはない。

なお、上述の構成において、前記係合体（１３）を移動
させる場合に生ずる振らつきを防止するために、適宜案
内部材を設けて・おくとよい。また、１つの係合体（１
３）に対してシリンダ（１２）は１個に限定されること
なく、図示しないが、例えば保合体（１３）を中心に対
称的に対向配置してもよい。

以上詳細に述べたように、本発明は、コンパクタ内の押
込板を蓋体と共に往復動させ、また、蓋体を押込板およ
びコンテナの塵芥挿入口に、押込（９） 板の前面に装着されたシリンダでもって着脱できるよう
にしたので、塵芥挿入口への止着時塵芥をコンテナよシ
漏出させることなく、また人手作業を伴うことなく自動
的に一連の操作が可能となる。

上記シリンダで行うことができるため、構造が簡単にな
一す、またその禦御も□極めて容易となる。

“’＊７”＠”Ｂ’：”？ＦＺ３１ｓ　＊＊ｆｔ。９４
．。６１．２゜は蓋体を塵芥挿入口に嵌着させたコンテ
ナの斜視図１．第８図は蓋体の着脱機構を示す水平断面
図、第′４．図は蓋体が′押込板より離隔□している状
態を示す水平断面図である。

８・・・コンテナ、４・・・塵芥挿入口、６・・・塵芥
、７・・・押込板、９・・・蓋体、１２・・・シリンダ
、１８・・・保合体、１ｇ＆・・・凹陥部、１４・・・
フック、１９・・・ストツバ、２５・・・閉止ロッド、
２５ａ・・・先端部、２６・・・係止杆、２８・・・穴
代理人　弁理士　吉村勝俊（ほか１名）（ｌＯ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　前面に蓋体を装着した押込板の往復動によシ
   塵芥をコンテナ内へ押込み、押込み終了後前記蓋体をコ
   ンテナの塵芥挿入口に止着できるようにした塵芥押込み
   装置に誉いて、 前記コンテナの塵芥挿入口の側部に穿設した穴に、先端
   部を嵌脱させることができる閉止ロンドと、この閉止ロ
   ッドに固着した係止杆とを前記蓋体の前面に設け、 前記係止杆を受は入れる凹陥部を形成した係合体と、こ
   の係合体に回動自在に枢支されたフックと、前記係合体
   を左右方向に移動させるシリンダと、係合体の移動時に
   前記フックの一部に当接してフックを少くとも一方向に
   強制的に回動させることができるストッパとを前記押込
   板の前面に設け、 前記係合体の移動により前記閉止ロンドを作動（１） させることができ、かつ、係合体とフックとの協働によ
   り前記係止杆を把持して、押込板と蓋体とを一体にする
   ことができるようにしたことを特徴とするコンテナへの
   塵芥押込み装置。