JPS587419B2 - 自動ピン插入装置 - Google Patents

自動ピン插入装置

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JPS587419B2
JPS587419B2 JP53137592A JP13759278A JPS587419B2 JP S587419 B2 JPS587419 B2 JP S587419B2 JP 53137592 A JP53137592 A JP 53137592A JP 13759278 A JP13759278 A JP 13759278A JP S587419 B2 JPS587419 B2 JP S587419B2
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JP
Japan
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pin
separator
pins
chute
pallet
Prior art date
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JP53137592A
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江口義幸
黒田重喜
山田忠雄
木村直明
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP53137592A priority Critical patent/JPS587419B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被挿入体へ2種類の異なるピンを互いに逆方向
より挿入するとき、その挿入を自動的に行うとともに、
位置決めを要する一方のピンに対してはその位置決めを
も自動的に行うことを目的とする自動ピン挿入装置に関
する。
以下本発明の実施例を説明するが、本実施例ではビデオ
テープレコーダにおいて磁気テープを引出すための係止
ピンを固定するためのピンであり、かつ位置決めを必要
とするピンであるロックポストおよび前記係止ピンを引
出すときのガイドとなるつば付ピンを被挿入体であるシ
ャフトホルダにおのおの互いに逆方向より圧入する場合
について述べる。
以下本発明の実施例を添付図面を用いて説明する。
第1図はシャフトホルダ1、ロックポスト2およびつば
付ピン3の関係を示すもので、前記シャフトホルダ1の
第1の孔1aに矢印方向よりロックポスト2を圧入し、
シャフトホルダ1の第2の孔1bに前記ロックポスト2
の挿入方向と逆方向よりつば付ピン3を圧入するもので
ある。
ここで、ロックポスト2には上端にタップ穴であり、か
つ位置決め用である孔2aを軸方向に対して垂直方向に
設けている。
第2図〜第19図に前記シャフトホルダ1にロックポス
ト2、つば付ピン3を圧入する装置を示す。
本装置はシャフトホルダ供給部、ピン供給部、搬送部、
金型部および本体部より構成され、第1のパーツフイー
グより方向規制されたシャフトホルダを供給する手段と
、第2,第3のパーツフイーダよりロックポストおよび
つば付ピンをロックポストは位置決めして送り出す手段
と、前記シャフトホルダにロックポストを一方向より挿
入する第1の挿入手段と、このロックポスト挿入済のシ
ャフトホルダを180度回転して前記ロックポスト挿入
方向と逆方向からつば付ピンをシャフトホルダに挿入す
る第2の挿入手段と、両ピン挿入済のシャフトホルダを
完成品収納容器にに送り出す手段と、前記シャフトホル
ダに対し上記挿入工程で挿入する2種類のピンの供給を
順次挿入方向を規制して供給する手段を備えている。
以下各部に分けて説明する。
第2図に全体の構成を、第3図,第4図にシャフトホル
ダ供給部の構成を示す。
シャフトホルダ1はパーツフイーダ4より整列されて送
り出される。
この場合、シャフトホルダ1は2個が同時に送り出され
る。
5は略コ字状をなすシュートで、前記パーツフイーダ4
より送り出されたシャフトホルダ1は第3図に示すよう
な状態でこのシュート5に送り込まれる。
シュート5を滑って下降したシャフトホルダ1はセパレ
ータ6に連動するストツパ7に当って下降が停止し、シ
ャフトホルダ1はシュート5内にストツクされる。
第4図aはこの状態を示す。
8,9はセパレータ6内へのシャフトホルダ1の有無を
検出するための発光素子,受光素子で、第4図Aのよう
に発光素子8からの光を受光素子9で受けてセパレータ
6内にシャフトホルダ1の無いことを検出すると、シリ
ンダ10により軸11を支点にしてセパレータ6は反時
計方向に45度回転する。
これにより第4図Bに示すように、シャフトホルダ1は
セパレータ6内に滑り込み固定ストツパ12に当ってセ
パレータ6内に停止する。
この結果、発光素子8からの光がシャフトホルダ1によ
り遮断されるため、セパレータ6はシリンダ10により
時計方向に回転して元の水平位置に戻る。
したがってセパレータ6内にはシャフトホルダ1が1個
入った状態となり、次のシャフトホルダ1はストツパ7
に当ってシュート5内にストツクされている。
この状態を第4図Cに示す。
そして、シャフトホルダ1を受け渡すべく金型部が定位
置にあることを検出した後、シリンダ13,14により
シャフトホルダ1をセパレータ6より押し出して後述す
る金型部へ移す。
前記シリンダ13,14がセパレータ6より抜き出て発
光素子8の光が受光素子9に入る様な第4図Aの状態に
なると再びセパレータ6は反時計方向に回動する。
以上の動作を繰り返し行いシャフトホルダ1のシュート
5からセパレータ6、金型部への供給を行う。
第5図,第6図にピン供給部の構成を示す。
このピン供給部は特に第7図〜第9図に示すロックポス
ト供給部と、第10図〜第12図に示すつば付きピン供
給部よりなる。
まずロックポスト供給部について説明する。
第5図〜第9図において17は多数のロックポスト2を
整列して収納するパーツフイーダ、18はロックポスト
2を送るためのシュート、19はシユート18により送
られてきたロックポスト2を2列に分離するためのセパ
レータで、第8図に示すように2つの貫通孔19a、1
9bを有し、シリンダ20により矢印方向に往復運動す
る。
21は前記セパレータ19により2列に分離されたロッ
クポスト2を収納する保持筒で、下端に開閉自在なシャ
ッター22を有し、分離された前記ロックポスト2はこ
のシャッター22上に保持され、ここで位置決めが行な
われる。
23,23′は前記保持筒21に収納されたロックポス
ト2を回転させるための駆動ローラで、おのおのモータ
24で駆動される歯車25により中間歯車26と遊星歯
車27,27′を介して回転駆動される。
また駆動ローラ23,23’はおのおのレバー28,2
8′を介してシリンダ29、29′に結合される。
このとき、28,28′は駆動ローラ23,23′の中
心軸および中間ローラ26の中心軸におのおの結合され
てその一端がシリンダ29,29′の先端に結合されて
いる。
したがって駆動ローラ23、23′はシリンダ29,2
9’により左右独自に作動する。
30,30′は位置決めピンで、スプリング31,31
’により常に外部へ突出するように付勢されてブロツク
32内に収納されている。
33は前記位置決めピン30,30′のストッパーであ
り、シリンダ34により左右に往復運動する。
35,35′は位置決めピン30,30’の後端に付設
された当板、36,36′はブロック32に固定され、
前記当板35,35′によりオン・オフ制御されるリミ
ットスイッチである。
ここで、前記ブロック32、ストッパー33はシリンダ
37により上下方向に往復運動する。
上記構成において、パーツフイーダ17により整送され
たロックポスト2はシュート18を通り、第8図に示す
ように、たとえばセパレータ19の一方の孔19aに入
り込んだ状態でストツクされる。
このとき他方の孔19bは保持筒21の孔と連通するベ
ース38の一方の孔と合致している。
いま、セパレータ19が図面左方向に移動すると孔19
aがベース38の他方の孔と合致し、ロックポスト2は
保持筒21内に京下し、シャッター22上に位置する。
もちろん保持筒21の他方の孔内には先に落下したロッ
クポスト2が位置している。
この状態を第7図Aに示す。この状態で第7図Bに示す
ようにシリンダ34によりストツパ33が矢印方向に移
動し、これに伴って位置決めピン30、30′もスプリ
ング31,31′の付勢力により同方向に移動し、位置
決めピン30、30′の先端がロツクポスト2の外周面
に当接する。
これと同時にシリンダ29,29’によりレバー28,
28′を介して駆動ローラ23,23′も逆方向からロ
ックポスト2に押しあてられ、ロックポスト2は回転を
始める。
回転するロックポスト2の孔2aが位置決めピン30,
30′と一致すると、位置決めピン30、30′が孔2
aに入り込み、当板35,35′によりリミットスイッ
チ36,36′がオンする。
この状態を第7図Bに示す。
リミットスイッチ36,36′がオンするとシリンダ2
9,29’によりレバー28、28′を介して駆動ロー
ラ23、23′がロックポスト2から離され、ロックポ
スト2の位置決めが完了する。
前記ロックポスト2の位置決めが完了し、金型部へロッ
クポスト2を搬送するためのパレット39が定位置に位
置決めされると、シャツタ22が開き、ブロック32,
ストッパー33が位置決めピン30、30′によりロッ
クポスト2を保持した状態でシリンダ37により下降せ
しめられ、パレット39に供給される。
この状態を第7図Cに示す。
この後、シリンダ34によりストッパー33を後退せし
めて位置決めピン30、30′をロックポスト2の孔2
aより引き抜く一方、シリンダ37によりブロック32
,ストッパー33を上昇させ第7図Aに示す定位置に戻
すとシャツタ22も閉じる。
以後は前述した動作を繰り返す。なお、第7図において
40はロックポスト2が何らかの理由により位置決めピ
ン30に保持された状態で第7図Cから同図Aに戻ると
き、このロックポスト2を位置決めピン30より外すた
めの固定ピンであり、第8図において41はストツパー
である。
次につば付ピン3の供給部について説明する。
このつば付ピン供給部は第6図に示すように前記ロック
ポスト供給部に隣接して設置している。
第5図,第6図,第10図〜第12図において、44は
つば付ピン3を整列して収納するパーツフイーダ、45
はシュートで、前記つば付ピン3に対応して略プラス状
の案内孔(第11図参照)を有する。
46はつば付ピン3を2列に分離するためのセパレータ
で、第12図に示すようにベース47上に位置して左右
往復運動する。
このセパレーク46は2つの平行な孔46a,46bを
有する。
もちろんこの孔46a、46bは略プラス形状をしてい
る。
48は前記ベース47の孔47a,47bにおのおの連
続して設置された第2のシュートで、4枚の板体を、そ
の間をつば付ピン3が移動するように互いに間隔をおい
て平行に配置している。
もちろん、このシュート48としてはコ字状体を間隔を
おいて相対向するように配置しても良い。
49はシュート48の終端に配置された送り込み腕で中
央につば付ピン3の一部が嵌入する切欠きを有する。
この送り込み腕49の面上には前記切欠きに連続するよ
うに挟持用突部50を一体に構成しており、シリンダ5
1により往復運動する。
52は前記第2のシュート48より送り込み腕49に滑
り落ちてくるつば付ピン3を送り込み49上に停止させ
るためのストツパで、常時はスプリング53の付勢力に
より送り込み腕49の先端に当接している。
54は挿入子ガイドで、ベース47に挿通しており、内
部にスプリング55により常に外部全突出する方向に付
勢された挿入子56を有する。
また挿入子ガイド54は先端側面にカム57を一体に有
し、シリング58により上下往復運動する。
上記構成において次にその動作を説明する。
パーツフイーダ44により整送されたつば付ピン3は第
12図に示すように、最初の一個がセパレータ46の一
方の孔、たとえば孔46aに入った状態でシュート45
に連続してストツクされる。
ここでセパレータ46がシリンダ20と連動するシリン
ダ59により図面右方向に移動して孔46aが孔47a
と合致するとつば付ピン3は孔47aに落チ、ベース4
7を通ってシュート48に滑り落ちる。
このとき他方の孔46bに次のつば付ピン3が入り、セ
パレータ46は図面左方向に移動し、つば付ピン3は孔
46bから孔47bに落ちる。
すなわち、この動作はロックポスト2の分離動作と同様
である。
分離されたつば付ピン3はシュート48を滑って送り込
み腕49の先端上に、ストッパー52に当ることにより
停止する。
この状態を第10図Aに示す。
ここで、シリンダ51により送り込み腕49を第10図
Bに示す矢印方向に前進させると、突部50がストッパ
ー52との間につば付ピン3をはさみこむ形となり、さ
らに送り込み腕49を前進させるとストッパー52を付
勢しているスプリング53がたわみつば付ピン3は所定
の位置に位置決めされる。
この状態(第10図B)になると、シリンダ58により
挿入子ガイド54が下降しはじめ挿入子56の先端につ
ば付ピン3の一部が嵌入する。
さらに挿入子ガイド54が下降するとスプリング55が
たわみ挿入子56の先端につば付ピン3が挿入保持され
る状態となり、一方このときカム57がストツパ52に
当接してストツパ52をスプリンク53の付勢力に抗し
て後退せしめつば付ピン3への圧接状態を解く。
そして、後述する金型部へつば付ピン3を搬送するパレ
ット39が挿入子56の下方の定位置に位置決めされる
と、送り込み腕49がシリンダ51により後退し、スプ
リング55の付勢力によりつば付ピン3がパレット39
に供給される。
この状態を10図Dに示す。この後、シリンダ58によ
り挿入子ガイド54は上昇し、挿入子56とストツパ5
2はおのおの元の位置に戻る以後は以上の動作を繰り返
し行う。
次に搬送部について説明する。
この搬送部はピン搬送部とホルダ搬送部より構成され、
おのおのピン供給部、ホルダ供給部より送られてきたピ
ン(ロックポストおよびつば付ピン)、シャフトホルダ
を後述する金型部へ供給し、さらに完成した部品を装置
外に送り出すものである。
まずピン搬送部について第1,3図を用いて説明する。
図中61は第7図,第10図のパレット39に相当する
ピン搬送用パレットで、一端にロックポスト受台62を
固定し、他端につば付ピン受台63を固定しており、か
つ位置決めのためのパイロットブッシュ64を備える。
前記ロックポスト受台62、つば付ピン受台63にはお
のおの一対のロックポスト2,つば付ピン3を受け入れ
る一対の62a,63aを設けている。
上記構成において、ピン搬送用パレット61はモータ6
5によりチェーン駆動され、ガイド棒66,66′に沿
って往復運動する。
ここで、ピン搬送用パレット61が図示するようにピン
供給部側に位置すると、リミットスイッチ67によりこ
れを検出してブレーキパック(図示せず)によりモータ
65を停止する。
一方このとき、ピン搬送用パレット61に固定されたパ
イロットブッシュ64に下方よりシリンダ68で位置決
めピン(図示せず)が挿入され、ピン搬送用パレット6
1の位置決めを行なう。
この状態で詳しくはおのおの第7図,第10図に述べた
ようにしてロックポスト受台62、つば付ピン受台63
にそれぞれ一対のロックポスト2、一対のつば付ピン3
が供給される。
ここでロックポスト受台62には図示していないが、ロ
ックポスト2のタップ穴2aの方向ずれを防止するため
のホールドピンを設けており、スプリング(図示せず)
の作用によりロックポスト2を定められた状態に固定す
る。
前記ロックポスト2およびつば付ピン3の供給が完了す
るとパイロットブッシュ64より位置決めピンが抜け、
ピン搬送用パレット61は図示していない金型部側(図
面右方向)へ移動し、パレット61が金製部側に位置す
るとリミットスイッチ69によりこれを検出してパレッ
ト61の移動を停止する。
この状態になると図示していないダイセット上台がシリ
ンダ(図示せず)により下降しパイロットプッシュ64
に、ダイセット上台に固定されたガイドピン(図示せず
)が挿入されてピン搬送片パレット61の位置決めを行
うとともに、ピン搬送用パレット61上のロックボスト
2およびつば付ピン3がダイセット上台上の上金型に受
け渡される。
この後、ダイセット上台が上昇するとピン搬送用パレッ
ト61はピン供給部側へ戻る。
このとき発光素子70,受光素子71によりロックポス
ト2およびつば付ピン3の受け渡し不良を検出する。
以下、上述の動作が繰り返される。次にホルダ搬送部に
ついて第13図〜第15図を用いて説明する。
図において、74はシリング75によりガイドシャフト
76,76′に沿って往復運動するベース、77はこの
ベース74に連動する駆動軸、78はガイドシャフト、
79,79′、79″は前記駆動軸77に間接的に固定
された三本の送り腕で、三つの各ステーションに位置す
るシャフトホルダ1をおのおの次のステーションに送る
ものである。
80はベース74に設けられたラック、81はこのラツ
ク80と噛合する歯車、82は一方向クラッチ83によ
り一方向のみに回転する回転軸、84は摩擦板、85は
反転テーブル、86は回転軸82の回転を反転テーブル
85の軸87に伝達するチェーンである。
上記構成において、その動作を説明する。
詳しくは後述するが、金型部においてシャフトホルダ1
へのロックポスト2およびつば付ピン3の圧入が完了し
て金型部が前進してピン供給位置にくると、シリンダ7
5により駆動軸77が第13図,第14図において図面
左方向へ移動し、三本の送り腕79,79’,79″に
より各シャフトホルダ1は次のステーションに送られる
たとえば、第14図において右端に位置しロックポスト
2のみ保持したシャフトホルダ1は反転テーブル85内
へ移され、反転テーブル85内に位置するシャフトホル
ダ1は次につば付ピン3が圧入される位置に移動し、ロ
ックポスト2およびつば付ピン3ともに圧入保持し完成
したシャフトホルダ1はシュート88上にはき出される
このときラック80により歯車81に回転が伝えられる
が、一方向クラッチ83により回転軸82には駆動がか
からない。
また摩擦板84によって回転軸82に回転力が伝わるが
反転ストツパ89により反転テーブル85の反転は防止
され、反転テーブル85は第14図に示す定位置に固定
される。
送り腕79,79′、79″による各シャフトホルダ1
の送り完了後、図示していないが金型部は圧入位置へ後
退し、一方ピン搬送パレット61はピン供給部側へ戻る
また送り腕79,79′、79″がシリンダ75により
図面右方向に戻る。
これと同時に一方向クラッチ83により回転軸82に回
転が伝えられ、チェーン86を介して反転テーブル85
が第14図の状態より時計方向に180度回転し、シャ
フトホルダ1が反転する。
このときのシャフトホルダ1の脱落を防止するために板
ばね90を設置している。
また91,92は反転したシャフトホルダ1の定位置検
出用の発光素子,受光素子である。
次に第16図〜第18図を用いて金型部について説明す
る。
金型部は三本の軸により一体化されたダイセツト上台、
ダイセット下台よりなり、ピン搬送用パレットよりロッ
クポスト,つば付ピンを抜き出して保持するとともに、
このロックポストおよびつば付ピンをホルダ供給部より
供給されたホルダに圧入する作用を果たす。
図において、95はダイヤット上台で、下面に第1の上
金型96、第2の上金型97を一体化している。
98はダイセット下台で、前記ダイセット上台95と三
本の軸(一本は図示していない)99,100により一
体化されている。
このときダイセット上台95はダイセット下台98に対
して上下動自在で、かつダイセット上台95は常時スプ
リング101によりダイセット下台98より離れる方向
に付勢されている。
102は第1の上金型96に設けられたψツクポスト保
持用の孔、103はロックポスト保持用のストツパシャ
フトで、その先端は孔102内に望み、シリンダ104
により軸方向に往復運動せられる。
105はこのストツパシャフト103を、その先端が孔
102内に突出するように付勢するスプリング、106
はシャフトホルダ押え用のシャフトで、スプリング10
7により下方向に付勢され、上下動可能である。
108はガイドピンで、第1の上金型96に固定されて
いる。
一方、109は第2の上金型97に設けられたつば付ピ
ン保持用の孔、110は先端がこの孔109内に突出す
るようにスプリング111により付勢されたピン押え、
112はホルダ押えシャフトで、スプリング113によ
り下方向に付勢され上下動可能である。
なお第16図において、114はこのスプリング113
を収納するためのボックスを示す。
また115はダイセット上台95の上昇を検出するため
のリミットスイッチで、軸99のストツパ116上に固
定されている。
また、ダイセット下台98において、117は第1の下
金型で、シャフトホルダ1を案内するためのガイド溝1
18,118′を有し、かつこのガイド溝118,11
8′に対して垂直方向に移動可能なガイド119を備え
る。
このガイド119は第18図に示すように傾斜した溝1
20を有し、シリンダ121により矢印で示す方向に往
復運動する。
122,122’は位置決めピン、123はこの位置決
めピン122,122′を支持する台で、前記ガイド1
19の溝120に嵌合するローラ124を有する。
したがって位置決めピン122,122′は前記ガイド
119の往復運動によって上下動する。
125は前記第1の下金型117との間に反転テーブル
85が位置しうるだけの間隔をおいて設けた第2の下金
型で、第1の下金型と同様に第18図に示す位置決めピ
ン122,ガイド119,シリンダ121等よりなる位
置決め手段を有する。
ここで、126はホルダ供給部よりシャフトホルダ1が
供給されてきたことを検出するリミットスイッチ、12
7はロックポスト2の有無検出用リミットスイッチ、1
28はシャフトホルダ1の有無検出用リミットスイッチ
、129はつば付ピンの有無検出用リミットスイッチで
ある。
上記構成において、パレット61上のピン抜取り時、ダ
イセット上,下台95,98は前進してピン供給位置に
停止する。
このときロックポスト2のストツパシャフト103はシ
リンダ104により保持孔102より抜かれている。
もちろん、このときピン搬送用パレット61は第13図
において右端に位置している。
ここで、ピン供給用シリンダ(第19図参照)によりグ
イセット上台95が下降し、パレット面上に位置する。
このときガイドピン108がパレット61のパイロット
プッシュ64に挿入されてパレット61を位置決めする
一方、このときロックポスト2およびつば付ピン3はお
のおの保持孔102,109に挿入され、ロックポスト
2はシリンダ104の働きによりストツパシャフト10
3の先端がロックポスト2の孔2aに挿入され、その後
はスプリング105の付勢力のみによりストツパシャフ
ト103は挿入が保持され、ロックポスト2は第1の上
金型96に保持される。
つば付ピン3はスプリング111の付勢力によってピン
押え110により保持される。
このようにロックポスト2およびつば付ピン3の保持が
完了するとピン供給用シリンダが上昇し、スプリング1
01の付勢力によりダイセット上台95も上昇する。
ダイセット上台95の上昇はリミットスイッチ115に
より検出される。
一方、このときピン搬送用パレット61はピン供給部側
へ戻る。
以上の動作によりパレット61からロックポスト2とつ
ば付ピン3が第1、第2の上金型96,97に供給され
る。
一方、上記した動作と並行してピン供給位置で停止して
いるダイセット下台98の第1の下金型117にピン供
給部よりシリンダ13,14によってシャフトホルダ1
が供給され、これがリミットスイッチ126により検出
される。
このとき、第1の下金型117と第2の下金型125と
の間には反転テーブル85が第14図に示すごとく位置
し、上記ホルダ供給と同時に搬送部の三本の送り腕79
、79′、79″により各ステーションのシャフトホル
ダ1をおのおの次のステーションに送る。
すなわち、ロツクポスト圧入位置へ位置するシャフトホ
ルダ1は反転テーブル85内へ、反転テーブル85内の
シャフトホルダ1はつば付ピン圧入位置へ、またつば付
ピン圧入位置へ位置するシャフトホルダ1はシュート8
8におのおの供給する。
このとき各リミットスイッチ127,128,129に
よりロックポスト2の有無、ホルダ1の位置,つば付ピ
ン3の有無をおのおの確認する。
またシュート88を滑り落ちた完成シャフトホルダ1は
完成品収納容器130内に収納される。
上記のように第1の下金型117のガイド溝118上に
ピンの全く挿入されていないシャフトホルダ1が位置し
、第2の下金型125上のつば付ピン圧入位置へロック
ポスト2を圧大したシャフトホルダ1が位置すると、お
のおのシリンダ121によりガイド119が移動して位
置決めピン122,122’を上昇せしめ、おのおのそ
の先端をロックポスト圧入孔1a、つば付ピン圧入孔1
bに挿入してシャフトホルダ1の位置決めを行う。
そしてシリンダ13,14が完全に元の位置に戻りピン
の供給、シャフトホルダの供給およびシャフトホルダの
位置決めが完了したことを確認するとダイセット上、下
台95,98は圧入位置まで後退して停止し、シリンダ
121を解放する。
この位置で、圧入シリンダ(第19図参照)によりダイ
セット上台95を下降せしめ、各シャフトホルダ1ヘロ
ックポスト2、つば付ピン3を圧入する。
圧入完了後、シリンダ104によりストツパシャフト1
03を孔102より完全に引き抜き、また圧入シリンダ
を上昇せしめダイセット上台95を元の位置に戻すとと
もに、シリンダ121により位置決めピン122を定位
置まで引きおろす。
そして、搬送部の送り腕79,79′,79″が定位置
に戻っていることを検出後、ダイセット上、下台95,
98は再びピン供給位置まで前進してくる。
以後、以上の動作を繰り返し行なう。第19図に本体部
の構成を示す。
図中、131はベースプレート、132はこのベースプ
レート131上に4本の柱133で支持された上板で、
この上板132にパレット61からピンをダイセット上
台95に移すとき動作するピン供給用シリンダ134、
各ピンをシャフトホルダ1に圧入するとき動作する圧入
用シリンダ135を取付けている。
また136はダイセット上、下台95,98を固定する
ためのテーブルで、2本のガイドレール137の上に四
個の軸受(図示せず)によって支持されており、ベース
プレート131の裏面に取付けられたシリンダによりガ
イドレール137に沿って移動する。
また、前記ベースプレ−ト131には前記したホルダ供
給部、ピン供給部、搬送部が各ブロックごとに取付けら
れるようになっており、また操作ボックス138もベー
スプレート131に固定されている。
そして、ベースプレート131を支えるフレーム部内に
は電気ボックス139,シーケンサ140および電磁弁
等が納められている。
以上説明したように本発明によれは、被挿入体への2種
類のピンの互いに異なる方向からの挿入およびこのとき
のピンの位置決めを全て自動的にしかも連続的に行うこ
とができ、生産性の向上に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用される被挿入体であるシャフトホ
ルダと2種類のピンを示す図、第2図は本発明の一実施
例における自動ピン挿入装置の全体斜視図、第3図はホ
ルダ搬送部の斜視図、第4図A,B,Cは同ホルダ搬送
部の動作を説明するための図、第5図はピン搬送部の斜
視図、第6図はピン搬送部の一部断面図、第7図A,B
,Cはピン搬送部のうちのロックポスト搬送部の動作を
説明するための図、第8図、第9図はロックポスト搬送
部の要部断面図、第10図A,B,C,Dはピン搬送部
のうちのつば付ピン搬送部の動作説明のための図、第1
1図は同ピン搬送部の要部平面図、第12図は同つば付
ピン搬送部の要部断面図、第13図は搬送部の斜視図、
第14図は搬送部の動作を説明するための図、第15図
は搬送部の要部側面図、第16図は金型部の斜視図、第
17図は金型部の断面図、第18図は金型部の要部斜視
図、第19図は本体部の斜視図である。 1・・・・・・シャフトホルダ、2・・・・・・ロック
ポスト、3・・・・・・つば付ピン、4,17,44・
・・・・・パーツフイーダ、5,18,45,48,8
8・・・・・・シュート、6,19,46・・・・・・
セパレータ、10,1314,20,29,29’,3
4,37,51,58,68,69,75,104,1
21,134、135・・・・・・シリンダ、12・・
・・・・固定ストツパ、19a,19b・・・・・・貫
通孔、21・・・・・・保持筒、22・・・・・・シャ
ッター、23、23′・・・・・・駆動ローラ、24,
65・・・・・・モータ、25,81・・・・・・歯車
、26・・・・・・中間歯車、27、27′・・・・・
・遊星歯車28、28′・・・・・・レバー、30,3
0’,122・・・・・・位置決めピン、31,31’
,53,55,101,105,107,111,11
3・・・・・・スプリング、32・・・・・・ブロック
、33,52・・・・・・ストッパー、35,35’・
・・・・・当板、36,36’,67,115,126
,127,128,129・・・・・・リミットスイッ
チ、38,47,74・・・・・・ベース、40・・・
・・・固定ピン、41・・・・・・ストッパー、49・
・・・・・送り込み腕、50・・・・・・挟持用突部、
54・・・・・・挿入子ガイド、56・・・・・・挿入
子、57・・・・・・カム、61・・・・・・ピン搬送
用パレット、62・・・・・・ロックポスト受台、63
・・・・・・つば付ピン受台、64・・・・・・パイロ
ツトブッシュ、66、66′・・・・・・ガイド棒、7
6、76′・・・・・・ガイドシャフト、77・・・・
・・駆動軸、78・・・・・・ガイドシセフト、79・
・・・・・送り腕、80・・・・・・ラック、82・・
・・・・回転軸、83・・・・・・一方向クラッチ、8
4・・・・・・摩擦板、85・・・・・・反転テーブル
、86・・・・・・チェーン、90・・・・・・板ばね
、95・・・・・・ダイセット上台、96・・・・・・
第1の上金型、97・・・・・・第2の上金型、98・
・・・・・ダイセット下台、99,100・・・・・・
軸、102・・・・・・ロックポスト保持用子し103
・・・・・・ストツパシャフト、106,112・・・
・・・ホルダ押え用シャフト、108・・・・・・ガイ
ドピン、109・・・・・・つば付ピン保持用孔、11
0・・・・・・ピン押え、114・・・・・・ボックス
、117・・・・・・第1の下金型、118・・・・・
・ガイド溝、119・・・・・・ガイド、120・・・
・・・溝、123・・・・・・台、124・・・・・・
ローラ、125・・・・・・第2の下金型、130・・
・・・・完成品収納容器、131・・・・・・ベースプ
レート、132・・・・・・上板、133・・・・・・
柱、136・・・・・・ダイセット台固定テーブル、1
37・・・・・・ガイドレール、138・・・・・・操
作ボックス、139・・・・・・電気ボックス、140
・・・・・・シーケンサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の部品収納部より被挿入体を送り出す手段と、
    第2,第3の部品収納部よりおのおの異る第1,第2の
    挿入ピンを送り出す手段と、前記被挿入体に第1の挿入
    ピンを一方向より挿入する第1の挿入手段と、前記第1
    のピン挿入済の被挿入体を180度回転して前記第1の
    ピンの挿入方向と逆方向から第2のピンを挿入する第2
    の挿入手段と、両ピン挿入済の被挿入体を完成品収納容
    器に送り出す手段と、前記被挿入体に対して上記各挿入
    工程で挿入する第1,第2のピンを順次挿入方向を規制
    して供給する手段を備える自動ピン挿入装置。 2 第1の部品収納部より連続して送出された多数の被
    挿入体を収納するシュートと、前記シュートの出口側に
    連続して設置された回転可能なセパレータと、このセパ
    レータに連動しセパレータが水平に位置するとき前記被
    挿入体の出口を閉じて被挿入体をシュート内にストツク
    する可動ストツパと、前記セパレータ内に突出可能なご
    とく設置された固定ストツパとを設け、前記セパレータ
    を回動せしめて可動ストツパの作用を解除し、シュート
    内の被挿入体を1個セパレータに被挿入体自体の重力に
    て移送してセパレータ内に突出した前記固定ストツパに
    て被挿入体をセパレータ内にストツクするとともに、前
    記被挿入体をストツクしたセパレータが水平位置に戻っ
    たとき前記セパレータ内の被挿入体をピン挿入位置へ送
    り出す手段を設けてなる特許請求の範囲第1項記載の自
    動ピン挿入装置。 3 第2の部品収納部より送出される第1のピンは軸方
    向に対して垂直方向に孔を有し、この第1のピンが供給
    され先端に開閉可能なシャツタを有する保持筒と、前記
    第1のピンがシャツタ上の定位置に位置することを検出
    する手段と、この検出手段の出力により前進して前記第
    1のピンに接して第1のピンを回動せしめる駆動ローラ
    と、前記検出手段の出力により前進して位置決めピンを
    前記第1のピンの外周面に圧接する手段と、前記位置決
    めピンの先端が第1のピンの孔に挿入したことを検出す
    る第2の検出手段と、この第2の検出手段の出力により
    前記駆動ローラを後退せしめ、かつ前記シャツタを開く
    とともに、前記第1のピンを位置決めピンが挿入した状
    態で下降せしめパレット移載する手段を有する特許請求
    の範囲第1項記載の自動ピン挿入装置。 4 第3の部品収納部より送出される第2のピンはつば
    付ピンであり、このつば付ピンをガイドするシュートと
    、このシュートの先端に弾性体を介して設置された位置
    規制用ストツパと、前記つば付ピンがシュート先端に供
    給されると前進して前記つば付ピンを位置規制用ストツ
    パとの間に挟持する手段と、内部に弾性体を介して挿入
    子を有し前記つば付ピンが挟持されると下降して前記挿
    入子の先端につば付ピンを挿入させる挿入子ガイドと、
    前記弾性体がたわむ状態まで挿入子が下降したとき前記
    ストツパを後退せしめつば付ピンへの圧接を解くととも
    に前記挟持手段を後退せしめる手段とを設け、前記スト
    ツパおよび挟持手段が後退することにより前記挿入子の
    弾性体に蓄わえられた力で挿入子を下降せしめてつば付
    ピンをパレットに移載してなる特許請求の範囲第1項記
    載の自動ピン挿入装置。 5 第2,第3の部品収納部より送出された第1第2の
    ピンを第1位置で挿入保時する移動可能な搬送パレット
    と、前記搬送パレットが移動して第2位置へ位置すると
    前進したピン供給位置において下降して搬送パレット上
    の第1,第2のピンを抜き取って保持するダイセット上
    台と、このダイセット上台の動作と連動して第1の部品
    収納部より送出された被挿入体を受けるダイセット下台
    と、このダイセット下台上の被挿入体および被挿入体を
    180度反転せしめるテーブル上の被挿入体を各々次の
    ステーションに送る手段と、前記各動作の完了とともに
    前記パレットを第1位置へ移動せしめ、かつダイセット
    上,下台を挿入位置へ後退させる手段と、挿入位置にお
    いてグイセット上台を下降せしめてダイセット下台上の
    被挿入体へダイセット上台の第1,第2のピンを挿入す
    る手段と、第1,第2のピンの挿入が完了するとダイセ
    ット上,下台をピン供給位置へ前進せしめる手段とを備
    える特許請求の範囲第1項記載の自動ピン挿入装置。
JP53137592A 1978-11-07 1978-11-07 自動ピン插入装置 Expired JPS587419B2 (ja)

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JP53137592A JPS587419B2 (ja) 1978-11-07 1978-11-07 自動ピン插入装置

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JPH02139136A (ja) * 1988-11-18 1990-05-29 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd ノックピンの自動圧入装置
JPH02139133A (ja) * 1988-11-18 1990-05-29 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd ノックピンの自動供給装置

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